JPH0280592A - 噴射メッキ用のマスク体 - Google Patents

噴射メッキ用のマスク体

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JPH0280592A
JPH0280592A JP23008688A JP23008688A JPH0280592A JP H0280592 A JPH0280592 A JP H0280592A JP 23008688 A JP23008688 A JP 23008688A JP 23008688 A JP23008688 A JP 23008688A JP H0280592 A JPH0280592 A JP H0280592A
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JP
Japan
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area
plating
plated
mask
mask body
Prior art date
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Pending
Application number
JP23008688A
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English (en)
Inventor
Yasuhiko Sakaki
榊 泰彦
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EEJA Ltd
Original Assignee
Electroplating Engineers of Japan Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この発明は、I CIノードフレームに代表されるよう
な、平面領域と、そこに形成した空所の側面となる側面
領域を有する全体略平坦状のメッキ対象物を噴射メッキ
する際に用いられるマスク体に関するものである。
〈従来の技術〉 従来の一般的な噴射メッキ方法としては、弾性部材によ
り形成されたマスク体の表面上にまずメッキ対象物を配
し、そのメッキエリアを他の裏当てマスク体付き押仮に
よりマスク体側へ押付け、そしてマスク体に予め形成さ
れているメッキ液噴射用のマスク開口内に露出されるメ
ッキエリアに対して、ノズルよりメッキ液を噴射し、所
望するメッキを施すようになっている(特開昭58−1
5244号公報参照)。
〈発明が解決しようとする課題〉 しかしながら、メッキ対象物が打残された平面領域と側
面領域とを有する全体略平坦状のものの場合、そのメッ
キ対象物の形状的要因により、メッキエリアだけに厳密
なメッキ付与を行うことが困難な場合がある。即ち、メ
ッキ対象物の空所がメッキエリアと非メッキエリアとの
境界線を横切って存在する場合、メッキ対象物の厚さサ
イズによっては、メッキ液がその空所を「通路」にして
非メッキエリア部分にまで達し、非メッキエリア部分に
おける側面領域にまで付着してしまうおそれがある。
近年、例えば銀メッキと半田メッキのように互いに異な
る種類のメッキをメッキ対象物の近接位置へ交互に施す
「多種メッキ」と呼ばれるメ・ンキ方法が普及している
が、このようなメッキ方法の場合は、前記の如き現象は
互いに異なるメッキ同士の干渉を招(ことにもなるので
より深刻である。
この発明はこのような従来の技術に着目して為されたも
のであり、噴射メッキに用いられるマスク体を改良する
ことにより、前述の如き技術的課題を解決せんとするも
のである。
く課題を解決するための手段〉 この発明に係る噴射メッキ用のマスク体は、上記の目的
を達成するために、平面領域とそこに形成された空所及
び空所の側面となる側面領域とを有する全体略平坦状の
メッキ対象物が押付は配置されるものであり、該メッキ
対象物のメッキエリア部分を露出させるためのマスク開
口と、非メッキエリア部分をマスキングするための表面
とを備え、全体が厚みのある弾性部材により形成されて
いる噴射メッキ用のマスク体であって、表面側を形成す
る軟質弾性部と裏面側を形成する硬質弾性部とを組合わ
せて備え、前記硬質弾性部は、前記マスク開口のエツジ
を有し且つマスク開口の形状を保形するに十分な硬さを
有し、前記軟質弾性部は、前記マスク開口のエツジに限
り無く近接するエツジ相当部位を有し且つ平面領域と共
に空所に入り込んで空所ごと側面領域をもマスキングす
る軟らかさを有しているものである。
〈作  用〉 二の発明に係るマスク体は、表面側を軟質弾性部により
形成しているので、メッキ対象物の押付は時にその軟質
弾性部の軟らかさを利用して表面を非メッキエリア部分
における空所にまで入り込ませ(はみ出させ)、平面領
域と共に空所ごと側面領域をもマスキングすることがで
きる。非メッキエリア部分にはメッキ液が付着せず、メ
ッキ対象物のメッキエリアにだけにメッキ液を施すこと
ができる。
尚、マスク体の表面全部を軟質弾性部にて形成してしま
うと、メッキ対象物の押付は時に、メッキエリアと非メ
ッキエリアとの境界線、すなわちマスク開口のエツジが
不安定化し、予定しているメッキエリアと実際にマスク
開口から露出される部分との間に誤差が生じるおそれが
あるので、マスク開口の形状を変形させないために、マ
スク開口のエツジを含む裏面側を硬質弾性部により形成
した。
〈実 施 例〉 以下この発明の好適な一実施例を第1図〜第3図に基づ
いて説明する。
1は「メッキ対象物」としてのICリードフレームで、
この実施例の場合は短冊状金属プレートを所望のパター
ンに打抜いて形成されたものである。従って、このIC
リードフレーム1はパターンに応じた形状の打残された
平面領域Hをその表裏両面に各々有し、且つICリード
フレーム1の厚さに相応する空所20及びその側面領域
Sを有する。そして、このICリードフレーム1には、
内装メッキとしての銀メッキ2を施すための第1メッキ
エリア3と、外装メッキとしての半田メッキを施すため
の第2メッキエリア4があり(第2図参照)、第1メッ
キエリア3に施された銀メッキ2はメッキの後工程で樹
脂モールドされるようになっている。以下、第1メッキ
エリア3部分に施される銀メッキ2を代表して説明する
5はメッキ液噴射用スパージャの上蓋で、前記ICリー
ドフレームlの第1メッキエリア3に応じた噴射開口6
が形成されていると共に、その上面部には前記噴射開口
6の周辺にわたって溝部7が形成されている。そして、
この上M5の噴射開口6部分には、噴射開口6(即ち、
第1メッキエリア3)に合致する形状のマスク開口8と
、非メッキエリア部分をマスキングするための表面9(
マスク体10の上面に相当)とを備えた一定厚さサイズ
のマスク体10が配置されている。また、このマスク体
10は、その裏面に前記溝部7に嵌合する凸部11を備
えており、上蓋5に対して位置ズレしないような状態で
配置されている。このマスク体10の表面9は、上側へ
向かって盛り上がった状態(第1図の想像線部分参照)
となっていると共に、マスク開口8のエツジ12に限り
無く近接するエツジ相当部位12aから外側(マスク開
口8を中心とした放射方向)へ向かっていったん漸次厚
さサイズが増加してから漸次減少する「軟質弾性部」と
しての軟質ゴム13により形成されているものである。
この軟質ゴム13は、後述する如き軟らかさ(柔軟性)
を具備したものであり、具体的にはゴム硬度JISIO
°〜30@のものが好適である。そして、前記軟質ゴム
13以外の部分、即ちマスク体10の裏面側部分は、前
記マスク開口8のエツジ12を含めて「硬質弾性部」と
しての硬質ゴム14により形成されている。この硬質ゴ
ム14は後述する硬さを備えており、例えばゴム硬度J
IS40”〜80’のものが好適である。
次に動作を説明する。まず、ICリードフレームlを、
第1メッキエリア3とマスク開口8とを合致させた状態
で、前記マスク体10の表面9上に配置する。そして、
他の裏当てマスク体15をベース板16に取付けた押板
17より、ICリードフレームlの裏面をマスク体10
側に向けて押付ける。すると、マスク体10の盛り上が
った状態の表面9がICリードフレーム1の非メッキエ
リア部分により押さえ込まれることとなるので、この非
メッキエリア部分における平面領域Hが表面9によりマ
スキングされるのは勿論のこと、表面9の殆どを形成す
る軟質ゴム13がその軟らかさを利用してICリードフ
レーム1の打ち抜かれた空所20にまで入り込む(はみ
出す)ので、非メッキエリア部分の側面領域Sをもマス
キングするようになる(第3図参照)。従って、上蓋5
の下方に配されたノズル18より噴射されたメッキ液1
9は、マスク開口8内に露出しているICリードフレー
ムlの第1メッキエリア3部分にだけ接触し、非メッキ
エリア部分には接触しない。つまり、ICリードフレー
ム1の空所20が入り込んだ軟質ゴム13にて塞がれる
こととなるので、メッキ液19がその空所20を通路に
して非メッキエリア部分にまで達することがない。
また、マスク開口8のエツジ12を含む軟質ゴム13以
外の部分は硬質ゴム14により形成されてし)るので、
ICリードフレーム1をマスク体10へ押付けた際に、
第1メッキエリア3と非メッキエリアとの境界線、すな
わちこのエッジ12自体が不安定化することがなく、予
定している第1メッキエリア3と実際にマスク開口8か
ら露出される部分とが合致することとなり、予定してい
る第1メッキエリア3だけに厳密な銀メッキ2付与を行
なうことができる。
尚、以上第1メッキエリア3だけの説明をしたが第2メ
ッキエリア4に半田メッキを施す場合も、第2メッキエ
リア4に対応するマスク体を使用することにより同様な
噴射メッキ処理を行うことができる。
更に、マスク体100表面9と共に、前記説明したIC
リードフレーム1押付は用の裏当てマスク体15も軟質
ゴムで形成すれば、ICリードフレームlの打抜かれた
空所は上下の軟質ゴムにより更に確実に塞がれることと
なり好適である。
〈発明の効果〉 この発明にかかる噴射メッキ用のマスク体は、以上説明
してきた如き内容のものであって、メッキ対象物の押付
は時にその軟質弾性部の軟らかさを利用して表面をメッ
キ対象物の空所にまで入り込ませ(はみ出させ)、平面
領域と共に空所ごとその側面領域をもマスキングするよ
うにしたので、非メッキエリア部分にはメッキ液が付着
せず、メッキ対象物のメッキエリアにだけにメッキ液を
施すことができる。
また、マスク開口のエツジを含むその他を部分を硬質弾
性部により形成したので、メッキ対象物をマスク体へ押
付けた際に、エツジがマスク開口形状をしっかりと保形
することとなり、予定しているメッキエリアと実際にマ
スク開口から露出される部分とを正確に合致させること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す噴射メッキ装置の要
部拡大断面図で、第2図中の矢示I−r線に沿った断面
相当のものであり、 第2図はマスク体とメッキ対象物とを示す斜視図、そし
て 第3図は第1図中矢示I[1−III線に沿う断面図で
ある。 1 −  ICリードフレーム (メッキ対象物) 2  − 1艮メッキ 3− 第1メッキエリア 4− 第2メッキエリア 8− マスク開口 表面 マスク体 エツジ エツジ相当部位 軟質ゴム(軟質弾性部) 硬質ゴム(硬質弾性部) 空所 平面領域 側面領域

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  平面領域とそこに形成された空所及び空所の側面とな
    る側面領域とを有する全体略平坦状のメッキ対象物が押
    付け配置されるものであり、該メッキ対象物のメッキエ
    リア部分を露出させるためのマスク開口と、非メッキエ
    リア部分をマスキングするための表面とを備え、全体が
    厚みのある弾性部材により形成されている噴射メッキ用
    のマスク体であって、表面側を形成する軟質弾性部と裏
    面側を形成する硬質弾性部とを組合わせて備え、 前記硬質弾性部は、前記マスク開口のエッジを有し且つ
    マスク開口の形状を保形するに十分な硬さを有し、 前記軟質弾性部は、前記マスク開口のエッジに限り無く
    近接するエッジ相当部位を有し且つ平面領域と共に空所
    に入り込んで空所ごと側面領域をもマスキングする軟ら
    かさを有していることを特徴とする噴射メッキ用のマス
    ク体。
JP23008688A 1988-09-16 1988-09-16 噴射メッキ用のマスク体 Pending JPH0280592A (ja)

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JPH0280592A true JPH0280592A (ja) 1990-03-20

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