JPH0280124A - 電縫管のブレークダウン成形方法およびロール - Google Patents

電縫管のブレークダウン成形方法およびロール

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JPH0280124A
JPH0280124A JP23169188A JP23169188A JPH0280124A JP H0280124 A JPH0280124 A JP H0280124A JP 23169188 A JP23169188 A JP 23169188A JP 23169188 A JP23169188 A JP 23169188A JP H0280124 A JPH0280124 A JP H0280124A
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JP
Japan
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roll
breakdown
thickness
resistance welded
rolls
Prior art date
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Pending
Application number
JP23169188A
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English (en)
Inventor
Takeshi Sawada
沢田 猛司
Tsuneo Hidaka
日高 恒夫
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Proterial Ltd
Original Assignee
Hitachi Metals Ltd
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Publication date
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  • Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は電縫管のブレークダウン成形方法およびブレー
クダウンロールに関するものである。
〔従来の技術〕
最近、従来継目無し鋼管が使用されていた高張力、厚肉
管等の分野を電縫管で置換しようとする要求が強い。
高張力、厚肉電縫管製造上の最大の技術的問題点は、溶
接部の形状不正およびこれに伴なう溶接継手効率の低下
である。
通常のパイプ成形において、被成形材縁部の幅方向の曲
げ成形は、ブレークダウンロールと呼ばれる帯板を表裏
面から挟んで曲げ成形する一対の上下ロールにより行な
われるが、被成形材の両縁面より板厚×(2〜2)程度
の範囲は曲げ成形が行なわれていないことが、各種実験
レポートにより知られている。したがって被成形材板厚
(1)とパイプ外径(D)の比(T/D値)が10%以
上の厚肉管の場合、溶接時、第3図に示すように洋梨形
断面となり破線にて示す理想形状となりにくいのが現状
である。また、厚肉を成形するため、無理な強圧下によ
り被成形材両縁部に圧潰が生じ(第4図、なおこの図は
後述のWベンド法について描いである)、被成形材縁部
の板厚減少となり、継手効率の低下となっている。
これらの帯板の縁部の形状不良を軽減する成形方法とし
てWベンド法が公知である。これは被成形材中央部を、
目的とする円管の曲げ成形方向と逆の方向に曲げること
により、両縁部を成形ロールの圧下方向と直角に近く保
持して曲げ成形するものである。しかし、その効果は十
分ではない。
上述のように被成形材の縁部の曲げ成形量不足、圧潰に
よる減肉を防止する目的に対し、特開昭6310891
1号による提案がある。この提案は第4図に示すように
、被成形材24を表裏から、上下ロールIla、15a
で挟圧するとともに、縁面を上ロールllaに設けた皿
状壁面10で押圧するものであり、ある程度の効果があ
る。しかし、この方法では、皿状壁面10の摩耗および
これに対する切削修正化がほとんどなく、また圧下量の
調整がほとんどできないこと、皿状壁面IOの押圧効果
が十分でなく、前記目的を十分に達成できない場合があ
ることが判った。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明は、帯板の両縁部の曲げ成形量の不足、およびま
たは圧潰による減肉を十分に防止し、より正しい溶接部
形状と高い継手効率を達成する電縫管ブレークダウン成
形方法およびブレークダウンロールを岡供することを目
的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、帯板素材をその厚み方向から圧縮して幅方向
に曲げ成形する電縫管のブレークダウン成形方法におい
て、被成形材の縁部を前記厚みの両方向から対向する一
対のロールおよび縁面と外径面で接する小径のサイドロ
ールで押圧して曲げ成形することを特徴とする電縫管の
ブレークダウン成形方法、ならびに 帯板素材をその厚み方向から圧縮して幅方向に曲げ成形
する電縫管成形用ブレークダウンロールにおいで、被成
形材の製品で外周となる側の面と接する穴型面および該
穴型面に隣接して該穴型に連なる大型延長面を有するロ
ールならびに端面を前記延長面に対向し外周面を前記被
成形材の縁面と接するサイドロールを有することを特徴
とする電縫管成形用ブレークダウンロールである。
〔作 用〕
本発明は、小径のサイドロールで縁面を押圧することを
主旨とする。このサイドロールを圧下調整可能に装着す
ることは容易で、これにより該ロールの摩耗の補償、圧
下調整が可能となる。また、このサイドロールは小径で
あることにより、縁面への押圧効果が大きく、これによ
る、十分な肉の盛り上り効果により減肉の防止および減
肉の一形態とみなし得る曲げ成形量を防止できる。さら
にブレークダウンを複数段有する場合、後段での減肉を
見越して前段で増肉することも可能となる。
すなわち、小径ロールにより小圧下刃でかつ縁部に重点
的に塑性流動を生じせしめて、減肉、曲げ成形量不足が
防止可能となる。
本発明で小径とは、ロールの作業面の曲率半径の大小関
係をいい、サイドロールの曲率半径が前記提案の皿状壁
面のそれ、つまり第5図のRe(=R/sinθ)に比
して小さいことを意味する。
次に、本発明のブレークダウンロールは、製品の外周と
なる側の面と接するロール(つまり下ロール)を、その
穴型面を延長して大型延長面を設ける構造として、被成
形材の幅寸法変化に対応可能、かつ作業面(穴型面)近
傍に鋭利なコーナーの生ずることを避は欠は等の発生の
危険を防止するものである。その代り小径で安価であり
、また上下ロール等に比し着脱が容易で修正が容易であ
るサイドロールに鋭利なコーナーを有せしめたものであ
る。
なお、上ロールの穴型面の最側部は被成形材の塑性流れ
により肉の盛り゛上りがあって、はじめて被成形材と接
するものであるから、下ロールに比し鋭利なコーナーが
生ずることによる不利益は小さい。
〔実施例〕
本発明をWベンド成形ブレークダウンロールに適用した
実施例の図面に基づいて、詳述する。
第1図は本発明の実施例の断面図である。被成形材24
0両縁部が板厚に対し増肉できるよう逃し部を有する上
ロール(B図参照)Itは、上軸12にキー13スペー
サー14.14を併用して固定されている。下ロール1
5は、下軸16にキー17、スペーサー18.18を併
用し固定されている。被成形材縁部を圧縮変形させる小
径のサイドロール19,19は、そのつば部の下側端面
を、下ロール15、つまり被成形材24の製品で外周と
なる側の面と接する穴型面および該穴型面に隣接した穴
型延長面15Sを有するコールI5、の穴型延長面15
Sに対向するごとく、軸受2020を介しカラー21.
21とピン22に組込まれ、これらはロールホルダー2
3を介して図示しないスタンドに圧下摺動可能に装着さ
れている。
ロールホルダー23を左右上下に移動することにより、
被成形材縁部の圧縮変形量を調整することができる。
被成形材24は、その幅方向中央部を従来のブレークダ
ウンパスと同様に上下から保持され、または圧縮により
核部を逆方向に曲げ成形されるとともに両縁部を、小径
のサイドロール19で押圧されつつ順方向に曲げ成形さ
れている。従来の(前記提案のものを除く)上下ロール
では被成形材縁面が開放のため、この面が前進するごと
く塑性流れが生じ減肉し、または肉の盛り上り不足、つ
まり曲げ成形量不足となったが、本発明では、被成形材
の縁面を小径のサイドロール19で押圧することにより
、上下ロール11.15の加圧力との複合作用で上下ロ
ール間のギャップに合致した所望の湾曲に成形出来、ま
た増肉化することもでき溶接継手効率の向上が計れる。
本実施例は、サイドロール19をつば状とし、このつば
状部分を下ロール15の大型延長面との間で挟むごとく
上ロール11に大型延長面を有せしめたので、被成形材
の幅寸法変更に対する適応性を増しており、また、上ロ
ールに逃げを与えて被成形材を増肉し、この直後段のブ
レークダウンロールは従来の型式とし、これによる減肉
に対して予め増肉するものである。同様に、ブレークダ
ウンロールを複数段とするとき、本発明の特徴である小
径のサイドロールによる効果的増肉作用により、サイド
ロールを設置する段数を最小化することが可能である。
さらに本発明によると従来ブレークダウンロール内に生
じていた帯板の蛇行を防止することも可能であり、2次
工程のフィンパスロールのフィン面の負担を軽減しその
摩耗、割れ等の損傷を低下する効果もある。
本実施例は帯板の縁面に強い圧力を加えることが可能で
縁面に十分な圧延効果を与え、また、縁面の増肉を調整
出来ること等の特徴を有する。
次に第2図は本発明のブレークダウンロールの他の実施
例を示すものである。上ロール11′の最側部は被成形
材24の縁部の肉の盛り上りがあってはじめて被成形材
と接触するものであるから、接触圧力も小さい。このた
めやや鋭利なコーナーがあっても欠は等の発生につなが
る危険は少い。
このためサイドロール19’との強度バランスを勘案し
て角度αを適当に選定したものである。
以上の説明は上下ロールとサイドロールで述べたが、こ
れらは相対位置関係を表する名称であって、その絶対位
置を限定するものではないことは理解できよう、またW
ベンド法について主に述べたが、本発明はWベンドしな
い通常のブレークダウンにも同様に適用可能である。
〔発明の効果〕
以上述べたように本発明は、油井管、ボイラチューブ等
用の高張力、厚肉電縫管の製造において、溶接部の形状
不正およびこれに基づく継手効率の低下を防止するのに
特に有効であり、これにより、これらの用途への電縫管
での代替をさらに推進するので産業上の効果が大きいも
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本発明の実施例のブレークダウン
ロールの断面図、第3図は溶接部の形状不正図、第4図
はロールによる圧潰を説明する図。 第5図は従来のブレークダウンロールの例を説明する図
である。 10;皿状壁面、11.11’、Ila;ブレークダウ
ン上ロール、15.15’、15a;ブレークダウン下
ロール、15S;穴型延長面、19 ;サイドロール、
24;被成形材、R;穴型部半径、Re;等偏曲率半径
、α、θ;角度第 図 e 由良 1 所産 第 図 +1a 第 図 11 ’?L−71ウシto−ル 12  j:D−ル軸 13.17  キー 2177う 22 ヒ1 シ 23  o−ILホル7゛ 24初〕!彬ダ 第 図 第 図 11b   フ゛L−7:7−ウλ辷ローlし15b 
 ブ゛L−フワ・クシ下ロール24  ネ9.猷に子シ
イλ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、帯板素材をその厚み方向から圧縮して幅方向に曲げ
    成形する電縫管のブレークダウン成形方法において、被
    成形材の縁部を前記厚みの両方向から対向する一対のロ
    ールおよび縁面と外径面で接する小径のサイドロールで
    押圧して曲げ成形することを特徴とする電縫管のブレー
    クダウン成形方法。 2、帯板素材をその厚み方向から圧縮して幅方向に曲げ
    成形する電縫管成形用ブレークダウンロールにおいて、
    被成形材の製品で外周となる側の面と接する穴型面およ
    び該穴型面に隣接して該穴型に連らなる穴型延長面を有
    するロールならびに端面を前記延長面に対向し外周面を
    前記被成形材の縁面と接するサイドロールを有すること
    を特徴とする電縫管成形用ブレークダウンロール。
JP23169188A 1988-09-16 1988-09-16 電縫管のブレークダウン成形方法およびロール Pending JPH0280124A (ja)

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