JPH0279950A - 夕顔粉末食品 - Google Patents

夕顔粉末食品

Info

Publication number
JPH0279950A
JPH0279950A JP63229741A JP22974188A JPH0279950A JP H0279950 A JPH0279950 A JP H0279950A JP 63229741 A JP63229741 A JP 63229741A JP 22974188 A JP22974188 A JP 22974188A JP H0279950 A JPH0279950 A JP H0279950A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
yugao
food
ascorbic acid
powder
bottle gourd
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP63229741A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0367662B2 (ja
Inventor
Shinzo Nakazawa
中澤 進三
Taro Tsukada
太郎 塚田
Eiichi Suzuki
栄一 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Tanabe Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Tanabe Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Tanabe Co Ltd filed Critical Tokyo Tanabe Co Ltd
Priority to JP63229741A priority Critical patent/JPH0279950A/ja
Priority to AU39920/89A priority patent/AU619332B2/en
Priority to US07/395,334 priority patent/US5013576A/en
Priority to CA000608665A priority patent/CA1340159C/en
Priority to DE68928846T priority patent/DE68928846T2/de
Priority to KR1019890011796A priority patent/KR0151138B1/ko
Priority to EP89308425A priority patent/EP0356175B1/en
Priority to EP93202964A priority patent/EP0583852B1/en
Priority to DE68922801T priority patent/DE68922801T2/de
Publication of JPH0279950A publication Critical patent/JPH0279950A/ja
Publication of JPH0367662B2 publication Critical patent/JPH0367662B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Preparation Of Fruits And Vegetables (AREA)
  • Coloring Foods And Improving Nutritive Qualities (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 童!上、1里分! 本発明は夕顔粉末およびアスコルビン酸を含有する夕顔
粉末食品に関する。本発明の夕顔粉末食品は、夕顔粉末
とアスコルビン酸とを共存させることにより、夕顔特有
の青臭さがマスクされ、食べた時、歯および歯茎へ粘り
着かないので、非常に食感が良いものである。本発明の
夕顔粉末食品では、アスコルビン酸の強烈な酸味もマス
クされ、また、アスコルビン酸は水分に対して安定化さ
れている。
1米り弦l 夕顔食品は日本古来からの食品で、糖分、繊維質、蛋白
質、ビタミン、カルシウム、ペクチンなどをバランス良
く含んだ栄養価の高い食品である。
また、これを帯状にスライスして乾燥したものが干瓢で
あり、寿司の具などとして賞味されてきた。
干瓢はそれ自体15〜40%もの水分を含んでおり、ま
た、上述のように非常に栄養価の高い食品であるため、
雑菌、かびなどが発生し易く、製造後3〜4力月で色、
臭い、味などの性状、品質が劣化しやすいため、保存に
充分な注意が払われてきた。
そのため、品質を保つ目的で夕顔果肉を帯状にスライス
し、乾燥した干瓢を硫黄燻蒸して漂白殺菌する方法がと
られている(特公昭57−21292号、食品工業、3
、下、52.1983年)。しかしながら、この方法で
は硫黄の残留が避けられず、食品衛生法で規制(1kC
l当り二酸化硫黄として5q以下)されている通り、硫
黄は人体にとって極めて有害であるためその残留は好ま
しくない。従って、食べる前に水洗いが必須であり、そ
のため干瓢中の水溶性栄養分(糖分、ペクチン、ビタミ
ンなど)、水溶性植物繊維はほとんど洗い流されること
になり(本発明者らの実験によるとほとんどの水溶性栄
養分、!維が流出した)、また、この干瓢を粉状にした
夕顔食品も水溶性栄養分、繊維がほとんどないものとな
る。
上記の欠点をなくすため、硫黄燻蒸処理による漂白をせ
ずに製造した夕顔食品(無漂白夕顔乾燥物)が提案され
た。これは食品衛生上極めて安全であり、栄養に富み、
かつ保存性に優れている。
(特開昭63−32458号)。
また、無漂白夕顔乾燥物は、食物繊維を多量含んでいる
ことが知られており(特開昭63−32458号)、ま
た、最近、夕顔乾燥物には、ビフィドバクテリウム菌を
選択的に、かつ顕著に増殖する作用があることが見出さ
れた(特願昭62−123761号)。
食物繊維は腸の運動を活発にし宿便を解消する効果のあ
ること、これを多く摂取する民族に直腸ガンが少ないこ
とが知られてきたため、ここ数年、特に注目を浴びてい
る。中でも、夕顔乾燥物は、腸内腐敗生成物の抑制、下
痢、便秘症の改善などの生理的効果が立証されているビ
フィズス菌増殖作用を兼ね備えているため一般の食物繊
維に比べて、より重要な食品と言える。
が 決しようとする・ しかしながら、無漂白夕顔乾燥物としては帯状のままの
もの、粉末状のもの、顆粒状に加工したものなどの固形
の形で食べる栄養食品が知られているが、それ自体に夕
顔特有の青臭さがあることと上述のように多口の糖分と
蛋白質を含むため、そのままでは、食べた時、歯および
歯茎に粘り着くなどの問題があり、非常に食べづらい食
品であった。そのため、固形状のものはそのままでは食
べられず、帯状のものは料理して、粉末状のものおよび
顆粒状のものはみそ汁に加えたり、サラダにふりかけた
りして食べられていた。
本発明者らは、夕顔特有の青臭さのマスクおよび歯と歯
茎への粘着性を解消する目的で、一般に知られている香
料、クエン酸、リンゴ酸、酒石酸などの酸味料、白糖、
乳糖、マンニトール、ソルビトール、還元麦芽糖などの
糖類、結晶セルロース、カルボキシメチルセルロース、
カルボキシメチルセルロースカルシウムなどの粘着防止
剤などを添加して試験したが、青臭さのマスクおよび粘
着性の解消を同時に解決することはできなかった。
課題を解決するための手 本発明者らは、無漂白夕顔乾燥物について鋭意研究した
結果、無漂白夕顔乾燥物を粉末化した夕@粉末とアスコ
ルビン酸を共存させた夕顔粉末食品は、夕顔特有の青臭
さがマスクされ、食べた時の歯および歯茎への粘着も抑
えられて食感が良くなり、そのままの形で食べられるこ
とおよび本発明の夕顔粉末食品では、アスコルビン酸の
強烈な酸味もマスクされ、ざらに、アスコルビン酸は水
分に対して安定化されていることを見出し本発明を完成
した。
本発明に用いる夕顔粉末は無漂白夕顔乾燥物を粉末化し
たものであり、望ましくは、一般生菌数が5X103個
/g以下、大腸菌群およびサルモネラが陰性の食品衛生
上安全なものがよい。また、アスコルビン酸としては食
品添加物に指定されているものおよび日本薬局方に収載
されているものなど食品衛生上安全なものであればよい
夕顔粉末食品中のアスコルビン酸の添加量は夕顔粉末1
重量部に対して0,8重量部以上で、かつ、全体重量の
30%以下であれば青臭さのマスク、粘着性の解消に効
果がある。
本発明の夕顔粉末食品は、夕顔粉末とアスコルビン酸と
を必須成分とするものであるが、アスコルビン酸の添加
量を全体重量の30%以下にするため、重量調節剤を添
加する必要がある。重量調節剤としては、例えば果糖、
ソルビトール、マンニトール、グルコース、パラチノー
ス、白糖、乳糖、還元麦芽糖などの糖類、フラクトオリ
ゴ糖、ガラクトオリゴ糖、イソマルトオリゴ糖、コンニ
ャクマンナン、シクロデキストリン、豆乳などのビフィ
ズスファクター、ポリエチレングリコール、ステアリン
酸、グリセリン脂肪酸エステルなどの分散剤、ステアリ
ン酸ポリオキシル40、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ
油60.プロピレングリコール、ショ糖脂肪酸エステル
などの界面活性剤、二酸化ケイ素、ステアリン酸マグネ
シウム、ステアリン酸カルシウム、タルク、合成ケイ酸
アルミニウム、デンプン、シリコン樹脂などの滑沢剤、
アラビアゴム末、ポリビニルピロリドン、ヒドロキシプ
ロピルセルロースなどの結合剤、D−アラニン、し−ア
ラニン、グリシン、ステビオシト、グリチルリチン酸二
カリウム、グリチルリチン酸、サッカリン、サッカリン
ナトリウム、L−アスパルチル−L−フェニルアラニン
メチルエステルなどの甘味剤および香料、着色剤、保存
剤等が挙げられる。
重量調節剤の種類および添加量は夕顔粉末食品の製造方
法および使用目的に応じて選択すればよい。
更に、本発明の夕顔粉末食品に栄養の補給を目的として
、酵母エキスなどのうまみ成分、ビタミンA、ビタミン
B1、ビタミンB2、ビタミンDなどのビタミン剤、カ
リウム、カルシウム、マグネシウム、鉄分などのミネラ
ル、肝氷解物、ニンジン、タウリン、ローヤルゼリーな
どの強壮剤、脱脂粉乳、濃縮ヨーグルト、ヨーグルト粉
末などの乳製品を含めることができる。また、好みに応
じてコーヒー、ココア、茶粉末などを加えることができ
る。
本発明の夕顔粉末食品は、夕顔粉末とアスコルビン酸と
を適当な割合で秤量し、その製造方法および使用目的に
応じて糖類、香料、甘味剤、栄養補給剤、結合剤および
色素などを加えて散剤、顆粒剤または錠剤の形に調製し
て製造することがで、きる。
■更例四1 試験1 本発明の夕顔粉末食品の、夕顔粉末の青臭さ、歯および
歯茎への粘着性もしくはアスコルビン酸の酸味に対する
効果について試験した。
試料の調製 各試料は、各々所定量の夕顔粉末およびアスコルビン酸
を秤量し、重量調節剤として白糖4000および乳糖を
仝最が990 gになるように加え、クイックニーダ−
(K−250、大和化工機製)で約5分間混合し、更に
、ステアリン酸マグネシウム10Qを加えて1分間混合
した後、打錠機で1錠2.50の錠剤を製造することに
より調製した。
効果はパネラ−10名による官能試験の結果から判断し
た。
結果を表1に示す。表中、パネラ−全員が食べやすいと
判断した場合を○で、1〜3名が食べにくい(青臭い、
酢っぽい、粘着する)と判断した場合を口で、4〜7名
が食べにくいと判断した場合を△で、8名以上が食べに
くいと判断した場合をXで示した。
表1 試験2 本発明の夕顔粉末食品中のアスコルビン酸の安定性につ
いて、試験1の試料番号5番の夕顔粉末食品と同様の方
法で製造した試料〈以下および表中、八という。)、A
から夕顔粉末を除き、その分を乳糖で補充した試料(表
中、Bという。)、試験1の試料番号13番の夕顔粉末
食品と同様の方法で製造した試料(以下および表中、C
という。)およびCから夕顔粉末を除き、その分を乳糖
で補充した試料(表中、Dという。)を用いて試験した
試料の調製 各試料を製造直後(乾燥減量的1.5%)、シリカゲル
で8時間乾燥後(乾燥減量的0.8%)およびシリカゲ
ルで24時間乾燥後(乾燥減量的0.2%)に、各々ポ
リエチレン製瓶に入れ、40℃の恒温器中で3カ月間保
存し、1力月後、3力月1麦にアスコルビン酸の定量を
して比較した。定量は日本薬局方のヨウ素滴定法によっ
た。
結果を表2に示す。
表2 表1および表2から明らかなように、本発明の夕顔粉末
食品では、アスコルビン酸の添加量が夕顔粉末1重量部
に対して0.8重量部以上で、かつ、全体重量の30%
以下であれば、夕顔特有の青臭さがマスクされ、歯およ
び歯茎への粘着も抑えられる上、アスコルビン酸の強烈
な酸味もマスクされ、ざらに、アスコルビン酸は水分に
対して安定化されていることが認められた。従って、本
発明の夕顔粉末食品は食感が良い上に長期間にわたって
安定なものである。
実施例1 夕顔粉末ioog、みじんこ70g、白糖619.75
01ステビオサイド0.25q、およびアスコルビン@
 200C]をクイックニーダ−中で3分間混合した後
、水60qを加えて2分間攪拌した。これを55℃で2
時間乾燥し、放冷した後、12メツシユスクリーンで整
粒して打錠用顆粒を得た。
この顆粒にステアリン酸マグネシウムl0CJを加えて
混合した侵、打錠機で1錠3qの錠剤を製造した。
この錠剤は夕顔特有の青臭さが全くなく、歯などへの粘
着もなく、非常に食べやすい夕顔粉末食品であった。
実施例2 夕顔粉末250CJ、アスコルビンrli250g、マ
ンニトール304.7にl、タウリン150q、アラビ
アゴム末35Qおよびステビオサイド0.3gをクイッ
クニーダ−中で3分間混合した後、水50(Jを加えて
2分間攪拌した。攪拌後、55℃で2時間乾燥し、放冷
した後、12メツシユスクリーンで整粒して打錠用顆粒
を1qだ。
この顆粒にステアリン酸マグネシウム10qを加えて混
合した後、打錠機で1錠250m1llの錠剤を製造し
た。
この錠剤は、夕顔特有の青臭さが全くなく、歯および歯
茎への粘着もなく、非常に食べやすい夕顔粉末食品であ
った。
特許出願人 東京田辺製薬株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)夕顔粉末およびアスコルビン酸を含有する夕顔粉
    末食品。
JP63229741A 1988-08-19 1988-09-16 夕顔粉末食品 Granted JPH0279950A (ja)

Priority Applications (9)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63229741A JPH0279950A (ja) 1988-09-16 1988-09-16 夕顔粉末食品
AU39920/89A AU619332B2 (en) 1988-08-19 1989-08-14 Gourd powder composition
US07/395,334 US5013576A (en) 1988-08-19 1989-08-17 Gourd powder composition
CA000608665A CA1340159C (en) 1988-08-19 1989-08-17 Gourd power composition
DE68928846T DE68928846T2 (de) 1988-08-19 1989-08-18 Flaschenkurbispulverzusammensetzung
KR1019890011796A KR0151138B1 (ko) 1988-08-19 1989-08-18 조롱박 분말 조성물
EP89308425A EP0356175B1 (en) 1988-08-19 1989-08-18 Gourd powder composition
EP93202964A EP0583852B1 (en) 1988-08-19 1989-08-18 Gourd powder composition
DE68922801T DE68922801T2 (de) 1988-08-19 1989-08-18 Flaschenkürbispulver-Zusammensetzung.

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63229741A JPH0279950A (ja) 1988-09-16 1988-09-16 夕顔粉末食品

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0279950A true JPH0279950A (ja) 1990-03-20
JPH0367662B2 JPH0367662B2 (ja) 1991-10-23

Family

ID=16896960

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63229741A Granted JPH0279950A (ja) 1988-08-19 1988-09-16 夕顔粉末食品

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0279950A (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0367662B2 (ja) 1991-10-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA1340159C (en) Gourd power composition
CN101438753B (zh) 可压木糖醇糖果类含片及制作方法
US20030077371A1 (en) Novel use of native gellan gum
WO2004060077A1 (ja) 不快味及び/又は不快臭の低減方法
US5409692A (en) Glucosyltransferase inhibitors, as well as dental caries prevention methods and anticarious foods using the same
CN106793810A (zh) 用于选择性掩味的环己烷羧酸
JP2010265215A (ja) メチオニナーゼ阻害剤
JP2007037525A (ja) 健康食品
JP7371147B2 (ja) 経口組成物
RU2497368C1 (ru) Состав для приготовления начинки для вафель
JPS6197213A (ja) 口臭に有効な製剤
JPH0279950A (ja) 夕顔粉末食品
KR100193202B1 (ko) 버섯추출물을 함유하는 과자류의 제조방법
JPS6384446A (ja) 混合健康茶
JP2003250491A (ja) ケール造粒物からなる口臭除去食品
JPS60137253A (ja) 美白食品
JPH05292918A (ja) 機能性健康食品
KR0184116B1 (ko) 구취 제거용 인삼 오브라아트 및 그 제조 방법
JPH069419A (ja) マツエキスの嗜好性改善方法およびこの方法により得られる経口摂取物
JP3136568B2 (ja) 夕顔乾燥食品の製造方法
JPH0678714A (ja) 梹榔膏組成物
CN1053167A (zh) 崩解固体钓鱼饵
JP2004194663A (ja) 機能性食品
RU2180172C2 (ru) Композиция для получения плавленого сыра
RU2181953C2 (ru) Состав для жевательных конфет

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees