JPH0279864A - 電子写真画像記録装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は帯電、転写、分離などの各電極の電位調節を電
子写真画像記録装置の前面にて該装置の設置位置を動か
すことなく行えるようにした改良技術に関する。

〔従来の技術〕

従来、感光体ドラム及びそのまわりに装着される電極、
現像器、クリーニング装置等を同一の架台に組込んで一
体のユニットとして該ユニットを複写機等画像記録装置
本体から着脱可能にする構造が普及していた。

これは、画像記録装置を組立てるとき又は、該装置が故
障したとき、故障箇所の部品を交換したり修理したりす
るときに便利であり、又装置内部を定期的に点検清掃す
るのに好都合な構造であった。

〔発明が解決しようとする課題〕

しかし、前記ユニットに組込まれた電極に対応する高圧
電源及びその調節装置は該ユニットには組込まれず、画
像記録装置本体の中の後方面に近く設けられ従って電極
の電圧調節は該本体の後面に設けられた調節器をまわし
て行うようにしてあった。

そのためユーザーが前記画像記録装置を部屋の所定場所
に設置して、定期点検、修理調整等を行うときには前記
装置の後面で調節することになりやりにくい。そして一
般に前記装置の設置場所は部屋の壁面に接近してとられ
るので、調節時には前記装置を壁面から離すように移動
して調節作業を行うことになり面倒である。

そして、帯電極、転写極、分離極が前記ユニットに組込
まれる場合には全高圧電源が前記装置の後面に近く設置
されていＩ；。

又、転写極、分離極が前記ユニットに組込まれないで前
記装置の本体にとりつけられているときは前面部に高圧
電源及びその調節装置が配置されていた。

いずれにせよ、高圧電源及びその調節装置（通常両者は
一体になっている）は前面部にあったり後面部にあった
りしたのでは調節のたびに前記装置を動かさねばならず
、調節作業が非常にやりにくレー。

本発明はこのような問題点を解決して保守点検、修理、
部品交換などがやり易い電子写真記録装置を提供するこ
とを目的課題とする。

〔課題を解決するための手段〕

この目的は感光体ドラム及びそのまわりに設けられる電
極、現像装置、クリーニング装置を同一の架台に組込ん
だ一体のユニットを電子写真画像記録装置本体の前面部
側に引き出し取り出しを可能にした該画像記録装置にお
いて、前記電極の高圧電源装置及びその調節装置が、前
記ユニットの前面部に設けられたことを特徴とする電子
写真画像記録装置によって達成される。

〔実施例〕

先ず本発明の電子写真画像記録装置のｌ実施例を第３図
に示す電子写真複写装置の概要図によって説明する。し
かし本発明はこれ等の実施態様に限定されるものではな
い。

電子写真複写装置１の上部の原稿台上に載置された原稿
は光源ランプ４、ミラー５を含む第１走行台とミラー６
．７を含み、第１走行台の１／２の速度で走行する第２
走行台と投影レンズ８とミラー９とで構成される走査光
学系により、帯電極１３Ａで帯電された感光体ドラムｌ
Ｏ上の１１に結像されて潜像が形成され、現像装置１２
によりトナー現像されて可視像がドラム上に作られる。

一方、カセット４１又は４２に入れられた複写用シート
は一枚分離供給搬送装置、４３又は４４によって搬送ロ
ーラ対４５．４６、走行ガイド４７を経て、感光体ドラ
ム１０の周速と同期して転写極１３Ｂ、分離極１３Ｃの
ある位置に送りこまれ、該ドラム上のトナー像が前記複
写用シート上に転写されるようにしである。トナー像が
転写された複写用シートは走行ガイド４８を通り、定着
装置の定着ローラ１５及びその押圧ローラ１６に入り熱
定着され、排紙ローラ対１８．１９及びソータ２０への
排紙ローラ対２２．２３を経てソータに回収されるよう
にしである。

ソータ２０は２０枚から５０枚の棚（ビン）を有し各機
（ビン）には原稿と同じ順番に頁を揃えられて集積され
、必要部数のビンが作動して排紙口に順次待機するよう
にしである。

その順次待機させる作動機構として排紙ローラ対２２．
２３はソータ２０の定位値に配設され、昇降機構に連結
されたビンが必要部数の数だけ順次該排紙ローラ位置に
移動し、更に所用の原稿頁数だけ前記移動を繰り返す。

そして常に必要な棚（ビン）が排紙ローラ対２２．２３
に対向して待機できるようにしである。第３図において
は２９であられされる棚（ビン）が排紙（シート）の回
収に待機している状態を示しである。そしてそのビン２
９の上部にある２８で表される各機（ビン）との間に該
ビン２９は回収されるに充分な空間を有している。

このようにソータを取り付は専用架台上にセットされた
電子写真画像記録装置は重量的に大型になる。

そしてこの電子写真複写装置の感光体ドラムｌＯを中心
に、帯電極１３Ａ、現像装置１２、クリーナ１４Ａ。

除電ランプ１４Ｂは一つの架台の中に組立てられて１つ
のユニット５０を形成し、本体ｌの前方即ち第３図の紙
面の手前側に引き出して本体ｌから取り外しが可能にし
である。引き出しは本体ｌに設けられたレール５５Ａ　
、５５Ｂ上に該ユニット５０の案内部５４Ａ、５４Ｂが
ガイドされて軽く動けるようにしである。

そして摺動に際して電気的な接続は第１図に示すように
コネクタ５３Ａ、５３Ｂの着脱により、引き出し時には
配線の回路が断たれ、収納時には配線が正常に復帰でき
るようにしである。そして高圧電源装置５１Ａは、前記
ユニットの前面に取り付けられており、又転写極１３Ｂ
、分離極１３Ｃは本体ｌに固定されたままにしである。

そして転写極１３Ｂ、分離極１３Ｇの電源装置５１Ｂ、
５１Ｃは本体の前面部に取りつけられている。尚、各電
源装置の電圧調整装置は各電源装置と一体に直結して取
り付けられている。

このようにユニット５０に取り付けられている帯電極１
３Ａの高圧電源５１Ａと本体に取りつけられている転写
極１３Ｂ、分離極１３Ｇの高圧電源５１Ｂ、５１Ｃは点
検や修理のための部品交換作業終了後の各電極電位の再
調節時に装置の前面部にて、装置の設置位置を移動させ
ることなく効率的に円滑に調節作業を行うことができ短
時間に簡単正確な電圧調整を済ませることが可能になっ
た。

尚、本実施例では帯電極、転写極、分離極のうち、帯電
極だけを摺動するユニット５０に取りつけたが、図示は
しないが他の実施例のようにそのうちの１つ又は全部を
ユニット５０に取り付ける手段をとっても勿論差し支え
ない。

又、高圧電源は第３図に示すように帯電極、転写極、分
離種別々に設置しておいてもよく、第２−Ａ図のように
帯電極、転写極、分離極各電極用を本体側の前面にまと
めて並べたものでもよく、第２−Ｂ図のように帯電、転
写、分離の各種の高圧電源を１体化したものであっても
よい。

〔発明の効果〕

今まで電子写真画像記録装置の後面に近く取りつけられ
ていた帯電極の高圧電源部を調節する際、その都度核装
置を床への通常の設置位置から移動させてから調整作業
を行わねばならなかったが、本発明によりそのようなわ
ずられしさが解消され正確で簡単な調整を該装置を通常
の設置位置のまま行えるようになった。

【図面の簡単な説明】

第１図は感光体ユニットの側面図。 第２−Ａ図は各電極及び高圧電源の１実施例の配列の正
面図。 第２−Ｂ図は各電極及び高圧電源の他の実施例の配列の
正面図。 第３図は本発明の実施例の電子写真画像記録装置の概略
説明図。 ｌＯ・・・感光体ドラム　　１２・・・現像装置１３Ａ
・・・帯電極　　　　１３Ｂ・・・転写極１３ｃ・・・
分離極 ５０・・・感光体ドラムまわりのユニット５１Ａ、５１
Ｂ、５１Ｃ・・・高圧電源５２Ａ、５２Ｂ、５２Ｃ・・
・調節器 ５３Ａ　、　５３Ｂ・・・コネクタ ５４Ａ、５４Ｂ・・・案内部 ５５Ａ、５５Ｂ・・・案内レール

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 感光体ドラム及びそのまわりに設けられる電極、現像装
   置、クリーニング装置を同一の架台に組込んだ一体のユ
   ニットを電子写真画像記録装置本体の前面部側に引き出
   し取り外しを可能にした該画像記録装置において、前記
   電極の高圧電源装置及びその調節装置が、前記ユニット
   の前面部に設けられたことを特徴とする電子写真画像記
   録装置。