JPH09101732A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH09101732A
JPH09101732A JP7260242A JP26024295A JPH09101732A JP H09101732 A JPH09101732 A JP H09101732A JP 7260242 A JP7260242 A JP 7260242A JP 26024295 A JP26024295 A JP 26024295A JP H09101732 A JPH09101732 A JP H09101732A
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高志 田村
Yozo Fujii
洋三 藤井
Kiyoshi Kimura
清 木村
Masahiro Shigetomi
雅弘 重富
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ジャム処理等のメンテナンスに際して、像形
成体を像形成面を露出することなく安全な位置に移動す
る。 【構成】 装置を像露光手段、給紙部、定着装置等を収
める第一本体Iと、感光体ドラム10、帯電器12、現
像器14およびクリーニング装置22等を収める第二本
体IIとに分割し、第一本体Iの備えるガイド部材50と
ガイドローラ53に、第二本体IIの備える板状部材41
と回動ローラ42を係合して第一本体Iを水平方向に移
動出来るよう構成し、ジャム処理・部品交換等のメンテ
ナンスに際して第二本体IIを給紙の上流方向に移動して
感光体ドラム10の感光面を露出せずに画像の転写域な
らびに転写材の搬送面を開放出来るように構成したこと
を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、像形成体の周囲に帯
電、像露光および現像の各手段を配置し、像形成体の回
転によってその周面上にトナー像を形成し、記録紙に転
写を行う画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】画像形成装置の内、中でも事務用として
使用される電子写真複写機或いは端末機器として用いら
れる画像記録装置には、ジャム処理やメンテナンスの作
業を容易にする目的で、装置本体の側面扉を開放するこ
とによって感光体や現像器を収めるカートリッジを取り
出すことによって転写材の搬送面を開放するようにした
装置があり、また装置を上部本体と下部本体とに分割し
て上部本体を開蓋することによって搬送面を開放するよ
うにしたいわゆるクラムシェル形式の装置も知られてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし感光体や現像器
は、それ等を装置より取り出せる構造とすると手や他の
器物等に触れて汚損する危険が生じ、特に現像器の場合
異物が現像スリーブに付着して画像劣化を来たすおそれ
がある。
【0004】またクラムシェル形式の装置に関しては、
記録紙の搬送路を分割線として開閉がなされるが、通常
ジャム処理性向上のため、感光体と転写装置の間を開放
させる必要があり、その結果、感光体の転写装置と対向
する部位が大きく露出することとなり、操作者の手が触
れやすく、感光体面を汚損するおそれがある。また、カ
ラー画像形成装置の場合複数の現像器が上部本体側に組
み込まれることから上部本体の重量が増大し、そのため
操作性が悪くなると共に装置全体の強度、剛性が低下し
て画像形成に当り振動による影響を受け易くなると言う
問題が生ずる。
【0005】本発明はこの点を解決して改良した結果、
感光体や現像器を、手や器物に触れることなく転写材の
搬送面を開放し、それによってジャム処理等や機械のメ
ンテナンスを安全かつ容易に実施することのできる画像
形成装置の提供を目的としたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的は、少なくとも
像形成体上に形成されたトナー像を転写材に転写する転
写手段と、トナー像を転写材に定着する定着手段と、前
記転写材を給送する給紙手段とを有する第一本体と、少
なくとも前記像形成体を有する第二本体とから構成され
る画像形成装置において、前記第二本体は前記転写手段
の上方でかつ前記定着手段より給紙上流側に位置してい
て、前記第一本体に対し略水平に給紙上流側に引き出し
可能であることを特徴とする画像形成装置(請求項1に
かかわる発明)、および少なくとも像形成体上に形成さ
れたトナー像を転写材に転写する転写手段と、トナー像
を転写材に定着する定着手段と、前記転写材を給送する
給紙手段とを有する第一本体と、少なくとも前記像形成
体を有する第二本体とから構成される画像形成装置にお
いて、前記第二本体は前記転写手段の上方でかつ前記定
着手段より給紙上流側に位置していて、前記第一本体に
対し略水平に給紙方向の垂直方向に引き出し可能である
ことを特徴とする画像形成装置(請求項2にかかわる発
明)によって達成される。
【0007】
【実施例】実施例の説明に先立って各発明の共通とする
画像形成装置の構成とその機能を図1および図2によっ
て説明する。
【0008】図1において10は像形成体である感光体
ドラムで、OPC感光体をドラム上に塗布したもので接
地されて時計方向に駆動回転される。12はスコロトロ
ン帯電器で、感光体ドラム10周面に対しVHの一様な
帯電をVGに電位保持されたグリッドとコロナ放電ワイ
ヤによるコロナ放電によって与えられる。このスコロト
ロン帯電器12による帯電に先だって、前プリントまで
の感光体の履歴をなくすために発光ダイオード等を用い
たPCL11による露光を行って感光体周面の除電をし
ておく。
【0009】感光体への一様帯電ののち像露光手段13
により画像信号に基づいた像露光が行われる。像露光手
段13は図示しないレーザダイオードを発光光源とし回
転するポリゴンミラー131、fθレンズ等を経て反射
ミラー132により光路を曲げられ走査がなされるもの
で、感光体ドラム10の回転(副走査)によって潜像が
形成される。本実施例では文字部に対して露光を行な
い、文字部の方が低電位VLとなるような反転潜像を形
成する。
【0010】感光体ドラム10周縁にはイエロー
(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒色(K)等
のトナーとキャリアとから成る現像剤をそれぞれ内蔵し
た現像器14が設けられていて、先ず1色目の現像がマ
グネットを内蔵し現像剤を保持して回転する現像スリー
ブ141によって行われる。現像剤はフェライトをコア
としてそのまわりに絶縁性樹脂をコーティングしたキャ
リアと、ポリエステルを主材料として色に応じた顔料と
荷電制御剤、シリカ、酸化チタン等を加えたトナーとか
らなるもので、現像剤は層形成手段によって現像スリー
ブ141上に100〜600μmの層厚(現像剤)に規
制されて現像域へと搬送される。
【0011】現像域における現像スリーブ141と感光
体ドラム10との間隙は層厚(現像剤)よりも大きい
0.2〜1.0mmとして、この間にVACのACバアイ
スとVDCのDCバイアスが重畳して印加される。VDC
H、トナーの帯電は同極性であるため、VACによって
キャリアから離脱するきっかけを与えられたトナーはV
DCより電位の高いVHの部分には付着せず、VDCより電
位の低いV部分に付着し顕像化(反転現像)が行われ
る。
【0012】1色目の顕像化が終った後2色目の画像形
成行程にはいり、再びスコロトロン帯電器12による一
様帯電が行われ、2色目の画像データによる潜像が像露
光手段13によって形成される。このとき1色目の画像
形成行程で行われたPCL11による除電は、1色目の
画像部に付着したトナーがまわりの電位の急激な低下に
より飛び散るため行わない。
【0013】再び感光体ドラム10周面の全面に亘って
Hの電位となった感光体のうち、1色目の画像のない
部分に対しては1色目と同様の潜像がつくられ現像が行
われるが、1色目の画像がある部分に対し再び現像を行
う部分では、1色目の付着したトナーにより遮光とトナ
ー自身のもつ電荷によってVM′の潜像が形成され、V
DCとVM′の電位差に応じた現像が行われる。この1色
目と2色目の画像の重なりの部分では1色目の現像をV
Lの潜像をつくって行うと、1色目と2色目とのバラン
スが崩れるため、1色目の露光量を減らしてVH>VM
Lとなる中間電位とすることもある。
【0014】3色目、4色目についても2色目と同様の
画像形成行程が行われ、感光体ドラム10周面上には4
色の顕像が形成される。
【0015】一方給紙カセット15より半月ローラ16
を介して搬出された記録紙Pは一旦停止し、転写のタイ
ミングの整った時点で給紙ローラ17の回転作動により
転写域へと給紙される。
【0016】転写域においては転写のタイミングに同期
して感光体ドラム10の周面に転写ローラ18が圧接さ
れ、給紙された記録紙Pを挟着して多色像が一括して転
写される。
【0017】次いで記録紙Pは僅かの間隙をもって設け
られた尖頭電極19によって除電され感光体ドラム10
の周面により分離して定着装置20に搬送され、熱ロー
ラ201と圧着ローラ202の加熱、加圧によってトナ
ーを溶着したのち排紙ローラ21を介して装置外部に排
出される。なお前記の転写ローラ18は記録紙Pの通過
後感光体ドラム10の周面より退避離間して次なるトナ
ー像の形成に備える。
【0018】一方記録紙Pを分離した感光体ドラム10
は、クリーニング装置22のブレード221の圧接によ
り残留トナーを除去・清掃し、再びPCL11による除
電と帯電器12による帯電を受けて次なる画像形成のプ
ロセスに入る。なお前記のブレード221は感光体面の
クリーニング後直ちに移動して感光体ドラム10の周面
より退避する。
【0019】図2は前記装置を構成する各ユニットの平
面のレイアウトを示したもので、矢示Aにて示す側が装
置の前面すなわち操作側の側面に相当する。
【0020】装置の本体は直立した2枚の側面パネル1
と側面パネル2とを有していて、これ等の側面パネルの
間に前記の像露光手段13である書込みユニットと、感
光体ドラム10と、複数の現像器14を収める現像ユニ
ットとさらに定着装置20のユニットと、DC電源ユニ
ットが組み込まれ、一方側面パネル1の外側には駆動系
とプリンターコマンドを解読するフォーマッターと機械
の動作シーケンス制御用の制御基板類が収められ、また
前記現像ユニットの上部には現像ユニット内の各現像器
14に接続するトナー補給装置140が収容される。
【0021】装置本体は像露光手段13を始めとし、転
写手段たる前記の転写ローラ18と、定着手段たる前記
の定着装置20、ならびに給紙手段たる前記の給紙カセ
ット15、給紙ローラ17等を収容する第一本体Iと、
前記の感光体ドラム10と帯電器12、クリーニング装
置22を一体とするドラムカートリッジ30と、各現像
器14ならびにトナー補給手段141を収容する第二本
体IIとから構成される。
【0022】前記の第二本体IIは転写ローラ18の上方
の空間を占め、かつ転写材すなわち記録紙Pの給紙上流
側に位置されていて、第一本体Iより略水平に引き出す
ことが出来るようになっている。
【0023】前記の第二本体IIは装置本体上面の外装部
材の一部を形成しているので、第二本体IIを第一本体I
より引き出すことにより同時に装置本体の上部を開放す
ることも出来るようにもなっている。
【0024】(実施例1)請求項1にかかわる発明の実
施例を図3ないし図5によって説明する。
【0025】前記の第二本体IIは、図3に示す如く第一
本体Iに対する装着位置(破線にて示す)よりほぼ水平
方向に移動してその引き出し位置に設定することが可能
であって、その際前記のドラムカートリッジ30は、第
二本体IIの移動に追従して画像形成を可能とする位置
(破線にて示す)より退避して記録紙Pの搬送面が広く
開放される。
【0026】図4は第二本体IIがその装着位置に置か
れ、ドラムカートリッジ30が画像形成装置に固定され
た状態を、一方図5は第二本体IIが引き出し位置に移動
され、ドラムカートリッジ30が画像形成位置より退避
され固定されることなく第二本体II上に支承された状態
を示したもので、図示の都合からドラムカートリッジ3
0側を一点鎖線、第二本体II側を2点鎖線をもって示し
ている。
【0027】前述した第一本体I上内の側面パネル1と
2の各内面には、上部レール51と下部レール52とか
ら構成される第1のガイド部材50とガイドローラ53
が相対して設けられている。
【0028】一方第二本体IIはその左右の側面に、回動
ローラ42を備える板状部材41を有し、回動ローラ4
2を前記のガイド部材50に、板状部材41自体を前記
のガイドローラ53にそれぞれ係合して支持されてい
る。
【0029】第二本体IIは装着位置にあっては、その自
重により前記の回動ローラ42が下部レール52の先端
の傾斜面52Aを降り終わった位置に置かれると共に板
状部材41、後端の切欠41Aが前記のガイドローラ5
3に係合することによって上下ならびに前後の各位置が
決定され、さらに架台前面に突設した規制ピン43を側
面パネル間に架設した突当板54の規制穴に係合して上
下方向の動きを規制される。
【0030】さらに前述の装置本体に設けられた側面パ
ネル1と2の各内面には、開口部61Aを備えるガイド
板61と、軸62Aを支点として図示しない弾性部材に
より所定角度内で反時計方向に付勢される係止レバー6
2とから構成される第2のガイド部材60が相対として
設けられている。
【0031】一方ドラムカートリッジ30は、その左右
の側面に感光体ドラム10を回動自在に支持するドラム
軸10Aの両端を突出していて、第二本体IIの装着位置
にあっては、ドラム軸10Aを前記のガイド板61の開
口部61Aに係合した状態でさらに前記の係止レバー6
2の圧接により感光体ドラム10の位置を設定される。
【0032】ドラムカートリッジ30は、感光体ドラム
10の位置が設定された状態では、第二本体IIの前面に
備える左右一対の圧縮バネ44がドラムカートリッジ3
0本体の立上り部30Aを押圧して前述した装置本体の
突当板54に圧接させ、それによってドラムカートリッ
ジ30が画像形成を可能とする位置に設定される。
【0033】かくして位置設定された感光体ドラム10
の周面には付勢された各現像器14の突当ローラ141
Aが圧接されて現像スリーブ141の周面との間に所定
の現像間隙が形成され、一方では、ドラムカートリッジ
30側と装置本体側との間の歯車ならびに電気接点の接
続が自動的に行われて、画像形成に必要な動力、電力の
供給、制御が可能の状態となる。
【0034】前記の第二本体IIは、板状部材41が一方
では回動ローラ42を前記のガイド部材50内を転動
し、他方では切欠41Aに続く下側のエッジを前記のガ
イドローラ53に沿ってスライドすることによって図5
に示す如く装置本体の前方に移動して引き出される。
【0035】第二本体IIは引き出し動作の移動の初期
に、一方では回動ローラ42が下部レール52の傾斜面
52Aに沿って上昇し、他方では切欠41Aの斜面がガ
イドローラ53に乗り上げることによって所定の高さの
ほぼ水平に上昇しつつ規制ピン43を突当板54との係
合より解除して引き出され、回動ローラ42がガイド部
材50の端部に係止される位置で同時に板状部材41の
下側のエッジに形成した係止部41Bが前記のガイドロ
ーラ53に係合して停止される。
【0036】第二本体IIの引き出し動作の移動開始によ
り、各現像器14は感光体ドラム10に対する圧接作動
範囲の外側に退避され、一方ドラムカートリッジ30は
前記の圧縮バネ44による押圧から開放されて上部に形
成した受け部30Bが第二本体IIの上昇により板状部材
41によって直接支持され、その上側の突起41Cの係
合により第二本体IIと一体で移動して引き出される。
【0037】その結果ドラムカートリッジ30は、左右
の側面に突出するドラム軸10Aの端部を前述した係止
レバー62をその付勢に抗し時計方向に強制的に回動退
避させてガイド板61の開口部61Aより脱出させ、第
二本体IIに固定されることなく支承された状態で図示の
引き出し位置に移動されて記録紙Pの搬送面を広く開放
し、ジャム処理あるいは機材の交換等のメンテナンスの
作業を容易ならしめる。
【0038】なお、第二本体IIの前述した移動開始時に
上昇する高さH1は、感光体ドラム10が水平移動する
に当たって転写ローラ18との摺擦を上昇して避けるに
要する高さH2に、ドラムカートリッジ30と第二本体
IIの間に設けられる間隙の量を加えた値に設定されるも
ので、具体的には例えばH2が5mmである場合H1は
少なくとも6mm以上に設定されるのが望ましい。
【0039】引き出し位置にある第二本体IIは、図5に
示す状態から装置前面よりやや強く押圧することにより
板状部材41をガイドローラ53との係合を解除して水
平方向にスライドし、移動終期に前述した高さH1相当
下降して再び板状部材41をガイドローラ53に係合状
態として図4に示す位置に再装着される。このように重
力を利用することで安定して装着状態に移行する。
【0040】一方ドラムカートリッジ30は、第二本体
IIの移動に従動して水平にスライドし、第二本体IIの下
降とタイミングを同じくしてドラム軸10Aがガイド板
61の案内により下降し係止レバー62を強制的に回動
して図4に示す位置に係止固定され、次いで第二本体II
の圧縮バネ44の押圧によりドラムカートリッジ30は
画像形成位置に再設定される。第二本体IIは下降量が前
述した高さH1相当量であり、一方ドラムカートリッジ
30は下降量が前述した高さH2相当量であって第二本
体IIとの間に間隙が生ずるので、ドラムカートリッジ3
0は第二本体IIの拘束を受けることなく所定の画像形成
位置に設定されることとなる。従ってジャム処理や感光
体ドラム10等のメンテナンスが極めて容易となる。
【0041】(実施例2)請求項2にかかわる発明の実
施例を図6および図7によって説明する。
【0042】前記の第二本体IIは、図6に示す如く前記
の第一本体Iとの間に架設したアキュライドレールと呼
ばれる一対のガイドレール300を介して支持されてい
る。
【0043】前記のガイドレール30は第二本体IIを支
持した状態で紙面の垂直方向に2段階に伸縮可能であ
り、それによって第二本体IIは収容するドラムカートリ
ッジ30や現像器14等を画像形成を可能とする位置に
設定したり、あるいは図7に示す如く第一本体Iにより
引き出してその外部に迄引き出すことが出来るように構
成されていて、引き出し操作により感光体ドラム10や
現像器14に連結する動力系ならびに電気系統を自動的
に接続あるいは分離することが出来るようになってい
る。
【0044】第二本体IIは第一本体Iよりの引き出しに
より、ドラムカートリッジ30や現像器14等を転写ロ
ーラ18や給紙ローラ17の上部より退避させて画像の
転写面や記録紙Pの搬送面を広く開放すると共に同時に
装置の前方側面(矢示A)と上面(矢示B)をも開放す
る。
【0045】従って装置は正面側から内部を観察するこ
とが可能となって、機材の点検、交換が容易となり、ま
たジャム紙の除去も迅速かつ的確に実施することが出来
ることとなり、さらに第二本体IIが装置の側方に引き出
されているので感光体ドラム10面に手や器具等を触れ
て汚損する等のトラブルも回避される。
【0046】なお記録紙Pの給紙方向に対する右側面
を、図7に示すように第一本体Iの正面より向かって右
側に設けた給紙ガイド××を給紙基準面とすれば、小サ
イズの記録紙Pの紙詰まりの場合には第二本体IIを大き
く引き出すことなくその処理が可能となる。
【0047】
【発明の効果】本発明により像形成体面を大きく露出す
ることなく画像の転写域ならびに転写材の搬送面を広く
開放することが可能となり、その結果不用意に手や器具
を触れて像形成体面やその他の機材を汚損、損傷したり
することなくジャム処理等のメンテナンスの作業を安全
に実施することの出来る実用上極めて有用な画像形成装
置が提供されることとなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】カラー画像形成装置の断面構成図。
【図2】カラー画像形成装置の平面レイアウト図。
【図3】第二本体の給紙方向への引き出しを示す説明
図。
【図4】第二本体の給紙方向からの装着状態を示す要部
断面図。
【図5】第二本体の給紙方向への引き出し状態を示す要
部断面図。
【図6】第二本体を給紙の垂直方向に引き出し可能とす
る画像形成装置の断面構成図。
【図7】第二本体の給紙の垂直方向への引き出し状態を
示す要部断面図。
【符号の説明】
10 感光体ドラム 11 PCL 12 帯電器 13 像露光手段 14 現像器 15 給紙カセット 16 半月ローラ 17 給紙ローラ 18 転写ローラ 19 尖頭電極 20 定着装置 22 クリーニング装置 30 ドラムカートリッジ 41 板状部材 42 回動ローラ 50 (第1の)ガイド部材 51 上部レール 52 下部レール 53 ガイドローラ 60 (第2の)ガイド部材 140 トナー補給装置 300 ガイドレール I 第一本体 II 第二本体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 重富 雅弘 東京都八王子市石川町2970番地コニカ株式 会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも像形成体上に形成されたトナ
    ー像を転写材に転写する転写手段と、トナー像を転写材
    に定着する定着手段と、前記転写材を給送する給紙手段
    とを有する第一本体と、少なくとも前記像形成体を有す
    る第二本体とから構成される画像形成装置において、 前記第二本体は前記転写手段の上方でかつ前記定着手段
    より給紙上流側に位置していて、前記第一本体に対し略
    水平に給紙上流側に引き出し可能であることを特徴とす
    る画像形成装置。
  2. 【請求項2】 少なくとも像形成体上に形成されたトナ
    ー像を転写材に転写する転写手段と、トナー像を転写材
    に定着する定着手段と、前記転写材を給送する給紙手段
    とを有する第一本体と、少なくとも前記像形成体を有す
    る第二本体とから構成される画像形成装置において、 前記第二本体は前記転写手段の上方でかつ前記定着手段
    より給紙上流側に位置していて、前記第一本体に対し略
    水平に給紙方向の垂直方向に引き出し可能であることを
    特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記第二本体の引き出しにより前記第一
    本体の上部が開放されることを特徴とする請求項1又は
    2記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記第二本体が装置上面の外装部材の少
    なくとも一部を形成していることを特徴とする請求項1
    又は2記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記転写材は給紙方向に対する右側面を
    給紙基準面として給紙されることを特徴とする請求項2
    記載の画像形成装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1316856A2 (en) 2001-11-30 2003-06-04 Ricoh Company, Ltd. Vertical path sheet jam recovery image forming apparatus
JP2011107175A (ja) * 2009-11-12 2011-06-02 Ricoh Co Ltd 画像形成装置

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