JP2803372B2 - 記録装置の画質トラブル診断方法 - Google Patents
記録装置の画質トラブル診断方法Info
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- JP2803372B2 JP2803372B2 JP3023755A JP2375591A JP2803372B2 JP 2803372 B2 JP2803372 B2 JP 2803372B2 JP 3023755 A JP3023755 A JP 3023755A JP 2375591 A JP2375591 A JP 2375591A JP 2803372 B2 JP2803372 B2 JP 2803372B2
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- Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
- Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真複写機、プリ
ンタ等の記録装置における画質トラブルの要因を診断す
る方法に関する。
ンタ等の記録装置における画質トラブルの要因を診断す
る方法に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真複写機、プリンタ等の記録装置
は感光体表面を帯電器で一様帯電し、ランプ・レンズ・
ミラー等より成る走査露光光学系で感光体表面に原稿画
像を照射露光して静電潜像を形成し、その静電潜像を現
像機でトナー像に現像し、そのトナー像を転写器で用紙
に転写し、その用紙に転写したトナー像を定着器で定着
してコピーとするものである。このような記録装置にお
いては、光学系を構成するランプ異常、ミラーのキズ、
ゴミによる汚れなどの光学系トラブルや感光体の部分的
な疲労・キズなどの感光体トラブル等によってコピー上
に静電潜像の電位の部分的な変動による黒帯・白帯・濃
度ムラなどの画質トラブルが発生する。
は感光体表面を帯電器で一様帯電し、ランプ・レンズ・
ミラー等より成る走査露光光学系で感光体表面に原稿画
像を照射露光して静電潜像を形成し、その静電潜像を現
像機でトナー像に現像し、そのトナー像を転写器で用紙
に転写し、その用紙に転写したトナー像を定着器で定着
してコピーとするものである。このような記録装置にお
いては、光学系を構成するランプ異常、ミラーのキズ、
ゴミによる汚れなどの光学系トラブルや感光体の部分的
な疲労・キズなどの感光体トラブル等によってコピー上
に静電潜像の電位の部分的な変動による黒帯・白帯・濃
度ムラなどの画質トラブルが発生する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】コピー上に前述の様な
画質トラブルが発生した場合には、サービス技術者等が
画質トラブルの要因を見極めるが、この際に要因が感光
体であるか光学系であるかか判らず、感光体及び光学系
を点検して要因を見極めており、その作業が大変面倒で
ある。
画質トラブルが発生した場合には、サービス技術者等が
画質トラブルの要因を見極めるが、この際に要因が感光
体であるか光学系であるかか判らず、感光体及び光学系
を点検して要因を見極めており、その作業が大変面倒で
ある。
【0004】そこで、本発明は前述の課題を解決して画
質トラブルの要因が感光体に寄因するのか、光学系に寄
因するのかをすばやく見極めできるようにした記録装置
の画質トラブル診断方法を提供することを目的とする。
質トラブルの要因が感光体に寄因するのか、光学系に寄
因するのかをすばやく見極めできるようにした記録装置
の画質トラブル診断方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】光学系3の露光光量を変
化させてハーフトーンソリッド像のコピーを作成する第
1の動作と光学系3の露光光量をゼロとし帯電電位と現
像バイアス電位を変化させてハーフトーンソリッド像の
コピーを作成する第2の動作を行い、第1の動作により
得たコピーにのみ画質トラブルが発生している時には光
学系が画質トラブルの要因であると判断し、第1の動作
及び第2の動作で得たコピーに画質トラブルが発生して
いる時には光学系は正常で感光体が画質トラブルの要因
であると判断することを特徴とする記録装置の画質トラ
ブル診断方法。
化させてハーフトーンソリッド像のコピーを作成する第
1の動作と光学系3の露光光量をゼロとし帯電電位と現
像バイアス電位を変化させてハーフトーンソリッド像の
コピーを作成する第2の動作を行い、第1の動作により
得たコピーにのみ画質トラブルが発生している時には光
学系が画質トラブルの要因であると判断し、第1の動作
及び第2の動作で得たコピーに画質トラブルが発生して
いる時には光学系は正常で感光体が画質トラブルの要因
であると判断することを特徴とする記録装置の画質トラ
ブル診断方法。
【作 用】第1の動作及び第2の動作でハーフトーン
ソリッド像のコピーを得ることができるから、そのコピ
ーを見ることで画質トラブルの要因が光学系であるか、
感光体であるかを見極めできるから、点検作業が容易で
ある。
ソリッド像のコピーを得ることができるから、そのコピ
ーを見ることで画質トラブルの要因が光学系であるか、
感光体であるかを見極めできるから、点検作業が容易で
ある。
【0005】
【実 施 例】図1は記録装置の概略説明図であり、ベ
ルト状の感光体1の周囲には帯電器2、光学系3、現像
機4、転写器5、クリーナ6等が順次配設され、帯電器
2は感光体1の表面を一様帯電し、光学系3はランプ
7、ミラー8、レンズ9より成ってプラテン10上の原
稿11面を走査露光して原稿画像を感光体1上に照射露
光して静電潜像を形成し、前記現像機4はハウジング1
2内に設けたマグロール13で現像剤14を感光体1の
表面に搬送して静電潜像をトナー像に現像する。前記帯
電器2は高圧電源(HVPS)15に接続し、ランプ7
はランプ電源(FLPS)16に接続し、マグロール1
3は現像バイアス電源(DBPS)17に接続され、こ
れら各電源はCPU18よりROM/RAM19にセッ
トされた帯電電位、露光光量、現像バイアス電位に基づ
いて制御される。20はランプ7がホームポジションに
復帰したことを検出するレジセンサーで、その信号は入
力インターフェース21でCPUに入力されて画像形成
動作のスタート指令となり、22はD/Aコンバータで
ある。前記ROM/RAM19には通常画像形成動作モ
ード及びその時の帯電電位、露光光量、現像バイアス電
位と、画質トラブル診断動作モード及びその時の帯電電
位、露光光量、現像バイアス電位がセットされ、テンキ
ー23などから画質トラブル診断信号がCPU18に入
力されると画質トラブル診断動作モード及びその時の帯
電電位、露光光量、現像バイアス電位が呼び出されて各
コントローラに出力される。
ルト状の感光体1の周囲には帯電器2、光学系3、現像
機4、転写器5、クリーナ6等が順次配設され、帯電器
2は感光体1の表面を一様帯電し、光学系3はランプ
7、ミラー8、レンズ9より成ってプラテン10上の原
稿11面を走査露光して原稿画像を感光体1上に照射露
光して静電潜像を形成し、前記現像機4はハウジング1
2内に設けたマグロール13で現像剤14を感光体1の
表面に搬送して静電潜像をトナー像に現像する。前記帯
電器2は高圧電源(HVPS)15に接続し、ランプ7
はランプ電源(FLPS)16に接続し、マグロール1
3は現像バイアス電源(DBPS)17に接続され、こ
れら各電源はCPU18よりROM/RAM19にセッ
トされた帯電電位、露光光量、現像バイアス電位に基づ
いて制御される。20はランプ7がホームポジションに
復帰したことを検出するレジセンサーで、その信号は入
力インターフェース21でCPUに入力されて画像形成
動作のスタート指令となり、22はD/Aコンバータで
ある。前記ROM/RAM19には通常画像形成動作モ
ード及びその時の帯電電位、露光光量、現像バイアス電
位と、画質トラブル診断動作モード及びその時の帯電電
位、露光光量、現像バイアス電位がセットされ、テンキ
ー23などから画質トラブル診断信号がCPU18に入
力されると画質トラブル診断動作モード及びその時の帯
電電位、露光光量、現像バイアス電位が呼び出されて各
コントローラに出力される。
【0006】次に画質トラブル診断動作を説明する。テ
ンキー23から画質トラブル診断信号が入力されると画
質トラブル診断動作モードに切替わり、連続コピー動作
をA3判用紙又はB4判用紙で所定回数、例えば6枚行
なう。この時にはプラテン10上に白い紙をセットす
る。最初のコピー動作時にはCPU18よりランプ電源
16に画質トラブル診断時の露光光量、例えば通常時の
露光光量の半分の露光光量とする信号を出力してランプ
7の露光光量を通常時の半分とする。これにより、感光
体1の表面は帯電器2で通常時の帯電電位により一様帯
電された後に光学系3によって通常時の露光光量の半分
の光量が全面に照射されて感光体1の表面電位が一様に
半分となるから、ハーフトーンソリッド像が形成されて
全面が白と黒と中間の色になったハーフトーン画質のコ
ピーが得られる。このコピー動作を3回連続、つまりレ
ジセンサー20から3回信号が入力されたら、CPU1
8よりコントローラ15に画質トラブル診断時の帯電電
位、例えば帯電電位が半分となる信号を出力し、ランプ
電源16に露光光量ゼロの信号を出力し、現像機バイア
ス電源17に画質トラブル診断時の現像バイアス電位、
例えば通常時の現像バイアス電位より高くする信号を出
力する。これにより、感光体1の表面は通常時の帯電電
位の半分の電位に一様帯電され、光学系より原稿画像が
照射されずにそのまま現像機4で現像されて感光体表面
にトナーが均一に付着してハーフトーンのソリッド像、
例えばソリッド像濃度DS0.2相当のコピーが得られ
る。以上の動作が連続して3回、つまりレジセンサー2
0より信号が3回入力されると画質トラブル診断モード
が終了する。以上の動作をフローチャートで示すと図2
のようになる。
ンキー23から画質トラブル診断信号が入力されると画
質トラブル診断動作モードに切替わり、連続コピー動作
をA3判用紙又はB4判用紙で所定回数、例えば6枚行
なう。この時にはプラテン10上に白い紙をセットす
る。最初のコピー動作時にはCPU18よりランプ電源
16に画質トラブル診断時の露光光量、例えば通常時の
露光光量の半分の露光光量とする信号を出力してランプ
7の露光光量を通常時の半分とする。これにより、感光
体1の表面は帯電器2で通常時の帯電電位により一様帯
電された後に光学系3によって通常時の露光光量の半分
の光量が全面に照射されて感光体1の表面電位が一様に
半分となるから、ハーフトーンソリッド像が形成されて
全面が白と黒と中間の色になったハーフトーン画質のコ
ピーが得られる。このコピー動作を3回連続、つまりレ
ジセンサー20から3回信号が入力されたら、CPU1
8よりコントローラ15に画質トラブル診断時の帯電電
位、例えば帯電電位が半分となる信号を出力し、ランプ
電源16に露光光量ゼロの信号を出力し、現像機バイア
ス電源17に画質トラブル診断時の現像バイアス電位、
例えば通常時の現像バイアス電位より高くする信号を出
力する。これにより、感光体1の表面は通常時の帯電電
位の半分の電位に一様帯電され、光学系より原稿画像が
照射されずにそのまま現像機4で現像されて感光体表面
にトナーが均一に付着してハーフトーンのソリッド像、
例えばソリッド像濃度DS0.2相当のコピーが得られ
る。以上の動作が連続して3回、つまりレジセンサー2
0より信号が3回入力されると画質トラブル診断モード
が終了する。以上の動作をフローチャートで示すと図2
のようになる。
【0007】以上の様にして得た6枚のコピーを見て、
前者の3枚のコピーのみに画質トラブルが発生していれ
ば光学系にトラブルが発生していることになるから、画
質トラブルの要因が光学系であると判断して光学系を点
検し、6枚のコピーに画質トラブルが発生していれば光
学系は正常で画質トラブルの要因が感光体1または現像
機4、転写器5であると判断して点検する。なお、図1
に仮想線で示すように電位センサー30を設け、静電潜
像が形成された感光体1の表面電位を検出し、その表面
電位で画質トラブルの要因が光学系か感光体であるかを
判断することも可能である。
前者の3枚のコピーのみに画質トラブルが発生していれ
ば光学系にトラブルが発生していることになるから、画
質トラブルの要因が光学系であると判断して光学系を点
検し、6枚のコピーに画質トラブルが発生していれば光
学系は正常で画質トラブルの要因が感光体1または現像
機4、転写器5であると判断して点検する。なお、図1
に仮想線で示すように電位センサー30を設け、静電潜
像が形成された感光体1の表面電位を検出し、その表面
電位で画質トラブルの要因が光学系か感光体であるかを
判断することも可能である。
【0008】
【発明の効果】コピーを見ることで画質トラブルの要因
が光学系であるか、感光体であるかを見極めできるか
ら、点検作業が容易となる。
が光学系であるか、感光体であるかを見極めできるか
ら、点検作業が容易となる。
【図1】画像記録装置の全体説明図である。
【図2】画質トラブル診断モードの動作フローチャート
である。
である。
1 感光体、2 帯電器、3 光学系、4 現像機、5
転写器、7 ランプ、15 高圧電源、16 ランプ
電源、17 現像機バイアス電源、18 CPU。
転写器、7 ランプ、15 高圧電源、16 ランプ
電源、17 現像機バイアス電源、18 CPU。
Claims (1)
- 【請求項1】 感光体1の表面を帯電器2で一様帯電
し、光学系3で原稿画像を照射露光して静電潜像を形成
し、その静電潜像を現像機4でトナー像に現像し、その
トナー像を転写器5で用紙に転写してコピーとする記録
装置において、光学系3の露光光量を変化させてハーフ
トーンソリッド像のコピーを作成する第1の動作と光学
系3の露光光量をゼロとし帯電電位と現像バイアス電位
を変化させてハーフトーンソリッド像のコピーを作成す
る第2の動作を行い、第1の動作により得たコピーにの
み画質トラブルが発生している時には光学系が画質トラ
ブルの要因であると判断し、第1の動作及び第2の動作
で得たコピーに画質トラブルが発生している時には光学
系は正常で感光体が画質トラブルの要因であると判断す
ることを特徴とする記録装置の画質トラブル診断方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3023755A JP2803372B2 (ja) | 1991-01-25 | 1991-01-25 | 記録装置の画質トラブル診断方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3023755A JP2803372B2 (ja) | 1991-01-25 | 1991-01-25 | 記録装置の画質トラブル診断方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04362965A JPH04362965A (ja) | 1992-12-15 |
JP2803372B2 true JP2803372B2 (ja) | 1998-09-24 |
Family
ID=12119144
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3023755A Expired - Fee Related JP2803372B2 (ja) | 1991-01-25 | 1991-01-25 | 記録装置の画質トラブル診断方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2803372B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5813605B2 (ja) * | 2012-09-26 | 2015-11-17 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 画像形成装置および画像形成システム |
JP6558295B2 (ja) * | 2016-04-19 | 2019-08-14 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 画像形成装置 |
-
1991
- 1991-01-25 JP JP3023755A patent/JP2803372B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04362965A (ja) | 1992-12-15 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |