JPH027961Y2 - - Google Patents

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JPH027961Y2
JPH027961Y2 JP18041784U JP18041784U JPH027961Y2 JP H027961 Y2 JPH027961 Y2 JP H027961Y2 JP 18041784 U JP18041784 U JP 18041784U JP 18041784 U JP18041784 U JP 18041784U JP H027961 Y2 JPH027961 Y2 JP H027961Y2
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net
straw
attached
slope
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JP18041784U
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Landscapes

  • Cultivation Of Plants (AREA)
  • Protection Of Plants (AREA)
  • Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は植生用被覆材に関するものである。
(従来の技術) 従来、植生用被覆材として、わら等をむしろ状
としたものがある。この被覆材は緑化を目的とす
る法面に種子吹付等をした後、種子等および法面
の保護を目的として敷設されるものである。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、前記従来の被覆材は、法面等に
敷設した場合、施工時の取り扱いにより、また乾
燥により、わらの端部が反り上がり、さらに、場
合によつては、その反り上つた部分に風が当たり
全体が捲れたり、降雨等に際しては、被覆材によ
り排除された雨水が被覆材と被覆材との継ぎ目部
分を集中して流下したりする。したがつて、被覆
材の継ぎ目部分では往々にして種子が飛散、流失
したり、法面が浸食されるという問題点を有して
いた。
そこで、本考案はわら等の端部の反り上りを防
止するとともに、被覆材継ぎ目部分における水の
流れを阻害して、その付近の種子、および法面を
保護する被覆材を提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、従来の被覆材が有する以上の欠点を
解消するためになされたもので、わら等をむしろ
状とした被覆材本体上に、少なくともわら等の端
で形成された一つの辺から張り出すようにネツト
を取り付けたものである。
(作用) 前記構成からなる本考案の被覆材は、法面に施
工すると、被覆材本体から張り出したネツトは隣
接する被覆材の上に重ね合わされ、目串等で固定
されて、被覆材の地面への密着を確実にするとと
もに、降雨に際しては、被覆材に排除された雨水
がその継ぎ目部分に集中しても、ネツトは雨水を
分散し流速を減じるため、水路の形成が阻害され
る。
(実施例) 本考案にかかる植生用被覆材の一実施例を第1
図に示す。
Aは本考案の被覆材で、1はわら等を並べてむ
しろ状とした被覆材本体で、2は前記被覆材本体
1のわら等の端で形成された辺から張り出して取
り付けた公知の、たとえば合成樹脂からなるネツ
トである。なお、被覆材本体1とネツト2とは、
その重ね合わせた部分で糊で接着されている。
前記被覆材Aは、第2図に示すように法面等に
敷設され、被覆材Aの被覆材本体1に取り付けら
れたネツト2は、隣接する被覆材A′に重ね合わ
され、目串3等で固定されて、被覆材A,A′の
端部は地面に確実に密着されている(第3図参
照)。
なお、本考案におけるネツト2の取り付け個所
は、前記実施例に限らず、第4図に示すように、
わら等の端で形成する二つの辺から張り出すよう
に取り付けてもよい。この場合、第5図に示すよ
うに、張り出した部分のネツト2は、被覆材Aの
上だけでなく下にも配置される。
また、第6図に示すように、被覆材本体1上を
全面被覆するとともに、少なくともわら等の端で
形成された一つの辺から張り出すようにネツト2
を取り付けてもよい。
さらに、前記説明では、被覆材本体1とネツト
2とは糊で接着するとしたが、合成樹脂のネツト
2を使用する場合はヒートセツトにて接着しても
よい。
(考案の効果) 以上の説明で明らかなように、本考案の被覆材
を法面に施工すると次のような効果がある。
まず、被覆材を構成するわら等は、その端部が
ネツトで押さえられているため施工時の取り扱い
で、また、乾燥しても反り上がることがない。そ
して、被覆材により排除された雨水が継ぎ目部分
に集中しても、その水はネツトにより分散され流
速が減じられる。
その結果、被覆材継ぎ目部付近の種子等の飛
散、流失、および法面の浸食が防止され、被覆材
は本来の機能を施工された法面全体に発揮するこ
とができる。
また、わら等の端部で形成された、対向する2
つの辺から張り出すようにネツトを取り付けた被
覆材を敷設した場合、それらのネツトは第5図は
示すように被覆材の上だけでなく下にも配置さ
れ、上記効果を一層発揮することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案にかかる植生用被覆材の平面
図、第2図は被覆材が法面に施工された状況を示
す斜視図、第3図は被覆材継ぎ目部分の斜視図、
第4,6図は本考案の他の実施例を示す平面図、
第5図は被覆材継ぎ目部分の断面図である。 A,A′……被覆材、1……むしろ、2……ネ
ツト、3……目串。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. わら等をむしろ状とした被覆材本体上に、少な
    くともわら等の端で形成された一つの辺から張り
    出すようにネツトを取り付けたことを特徴とする
    植生用被覆材。
JP18041784U 1984-11-27 1984-11-27 Expired JPH027961Y2 (ja)

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JP18041784U JPH027961Y2 (ja) 1984-11-27 1984-11-27

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JP18041784U JPH027961Y2 (ja) 1984-11-27 1984-11-27

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JPS6197443U JPS6197443U (ja) 1986-06-23
JPH027961Y2 true JPH027961Y2 (ja) 1990-02-26

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JPS6197443U (ja) 1986-06-23

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