JPH027945Y2 - - Google Patents

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JPH027945Y2
JPH027945Y2 JP8324684U JP8324684U JPH027945Y2 JP H027945 Y2 JPH027945 Y2 JP H027945Y2 JP 8324684 U JP8324684 U JP 8324684U JP 8324684 U JP8324684 U JP 8324684U JP H027945 Y2 JPH027945 Y2 JP H027945Y2
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JP
Japan
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leader
flange portion
eccentric wheel
rotation
base
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JP8324684U
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JPS60195334U (ja
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  • Placing Or Removing Of Piles Or Sheet Piles, Or Accessories Thereof (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は回転式リーダを備えた杭打機における
リーダの回転ロツク装置に関するものである。
(従来技術) 回転式リーダは、一般に、異なる位相をもつて
併備されたパイルハンマとアースオーガとを作業
手順に従つて使い分けるために使用され、このリ
ーダを所定の回転位置でロツクするためのロツク
装置が、リーダと該リーダを支持するリーダベー
スとの間に組込まれている。
従来、この回転ロツク装置としては、ピンロツ
ク方式、すなわちリーダベースとリーダのフラン
ジ部において、たとえばリーダベース側に一個の
ロツクピン孔を設け、リーダ側にパイルハンマ位
置用とアースオーガ位置用、それにリーダ組立、
起立時のための中間位置用の三個のロツクピン孔
を周方向45゜間隔置きに設け、この上下のロツク
ピン孔が一致したときに、リーダベース側に設け
たロツクピンをピン作動機構によりストローク作
動させて、この一致したピン孔に嵌入させること
により、リーダをロツクする方式が一般に採用さ
れている。
ところが、このようなピンロツク方式をとる従
来の回転ロツク装置によると、リーダのロツク位
置が上記三位置に特定されてしまうため、ロツク
位置と、実際に杭打を打設せんとする位置との間
にずれが生じる場合が多い。このような場合、従
来は、ベースマシンの旋回機能を利用して位置調
整するようにしているが、この位置合わせに手間
取るだけでなく、狭い場所や旋回障害物がある場
合等にはこの位置合わせが困難となり、杭打作業
に支障を来していた。
(考案の目的) そこで本考案は、リーダを、従来のような特定
位置でなく、無段階任意の回転位置にロツクする
ことができる杭打機におけるリーダの回転ロツク
装置を提供せんとするものである。
(考案の構成) 本考案の特徴とするところは、リーダをリーダ
ベース上に、互いのフランジ部および回転軸受機
構を介して回転可能に連結してなる杭打機におい
て、上記リーダベースのフランジ部に、上記リー
ダのフランジ部外周面に臨む位置で縦軸まわりに
偏心回転しうる偏心輪と、この偏心輪を回転駆動
する駆動シリンダとを設け、該偏心輪の偏心回転
により、該偏心輪をリーダのフランジ部外周面に
圧接または離間させて、リーダを回転ロツクまた
はロツク解除しうるように構成した杭打機におけ
るリーダの回転ロツク装置、に存する。
(実施例) 図において、Aはベースマシン、1は該ベース
マシンAの前部に樹立されたリーダ、Bはリーダ
上部を支えるステイ、Cはリーダ下部を支えるリ
ーダサポート、Dはパイルハンマ、Eはアースオ
ーガである。リーダ1は、リーダサポートCの先
端部に装着されたリーダベース2上に、互いのフ
ランジ部11,21および該両フランジ部11,
21間に設けられた回転軸受機構3(第4図に示
す)を介してリーダ軸心まわりに回転可能に連結
され、かつ上部が、ステイBの上端部に装着され
たリーダホルダーFで回転可能に支持されてい
る。こうして、リーダ1がその軸心まわりに回転
しうるように構成され、このリーダ1を、中立の
中間位置を含めて、パイルハンマ作業を行なう位
置およびアースオーガ作業を行なう位置のほぼ
90゜の角度範囲内の任意の位置でロツクするため
の回転ロツク装置を、リーダ1とリーダベース2
の連結部分に組込んでいる。
すなわち、第2図以降に示すように、リーダベ
ース2のフランジ部21(以下、下フランジ部と
称す)の上面対称二個所に、リーダ1のフランジ
部11(以下、上フランジ部と称す)の外周面に
臨んで架台22,22を固設し、この両架台2
2,22上に、縦軸23,23まわりに偏心回転
しうる偏心輪4,4を設け、この偏心輪4,4
を、同じく下フランジ部21に設置した駆動シリ
ンダ(油圧シリンダ)5,5にて偏心回転させる
ことにより、該偏心輪4,4の外周面を上フラン
ジ部11の外周面に対し圧接または離間させて、
リーダ1を回転ロツクまたはロツク解除しうるよ
うに構成している。24,24は下フランジ部1
1に設けたシリンダ取付座、25,25は該取付
座24,24上に固設したシリンダ取付台で、駆
動シリンダ5,5は、基端部を該取付台25,2
5に、ロツド端を偏心輪4,4に突設したブラケ
ツト41,41に、それぞれ縦軸51,52まわ
りに回転可能に取付けている。駆動シリンダ5,
5は、ベースマシンAに設置されたシリンダ駆動
油圧回路に図示しない配管を介して接続され、同
ベースマシンAの運転室内での操作によつて伸縮
作動する。
駆動シリンダ5を最縮小させた状態では、第5
図実線で示すように、偏心輪4は、上フランジ部
11の外周面に対し隙間αを存して離間した状態
となる。したがつて、この状態では上フランジ部
11にはブレーキ力は作用しない、すなわちリー
ダ1の回転ロツクが解除されているため、リーダ
1を所定の角度範囲内で自由に回転させることが
できる。しかして、リーダ1を図示しないリーダ
回転機構によつて所定位置に回転させた状態で、
駆動シリンダ5,5を伸長させると、偏心輪4,
4は第5図仮想線イで示すように上フランジ部1
1外周面に圧接し、シリンダ最大伸長時に仮想線
ロで示す状態となる。すなわち、仮想線イとロの
間で偏心輪4,4によつて上フランジ部11に強
大なブレーキ力が加えられ、これによりリーダ1
が回転不能にロツクされる。
ところで、偏心輪4,4と上フランジ部11の
摩擦力を高めるために、双方または一方の外周面
にローレツト加工等の凹凸面加工を施してもよい
し、偏心輪4の外周にゴム等からなるライニング
材を貼着してもよい。また、偏心輪4の設置位置
および設置個所数はとくに限定されず、実施にあ
たり適宜変更しうるところである。ただし、上記
実施例のように上フランジ部11を外周側から挾
みつける状態で偏心輪4を設置すれば、ブレーキ
作用がとくに効果的にはたされる。
(考案の効果) 上記のように本考案によるときは、偏心輪とリ
ーダのフランジ部外周面との摩擦ブレーキ力によ
つてリーダを回転ロツクする構成としているた
め、リーダを、従来のような特定の位置ではな
く、リーダ回転角度範囲内の無段階任意の位置で
ロツクすることができる。このため、パイルハン
マまたはアースオーガの位置合わせを、正確に、
かつ従来のようにベースマシンの旋回機能の助け
を借りることなく、リーダの回転のみによつて簡
単に行なうことができる。また、偏心輪を駆動シ
リンダで回転させるだけの簡単な構成で、しかも
確実なリーダロツク効果を得ることができるもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案が適用される杭打機の全体側面
図、第2図は本考案の実施例にかかるリーダの回
転ロツク装置設置部分の拡大側面図、第3図は同
平面図、第4図は第3図−線に沿う拡大断面
図、第5図はリーダ回転ロツク作用を説明するた
めの部分拡大平面図である。 1……リーダ、11……リーダのフランジ部、
2……リーダベース、21……リーダベースのフ
ランジ部、4,4……偏心輪、23,23……偏
心輪の回転軸たる縦軸、5,5……駆動シリン
ダ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. リーダをリーダベース上に、互いのフランジ部
    および回転軸受機構を介して回転可能に連結して
    なる杭打機において、上記リーダベースのフラン
    ジ部に、上記リーダのフランジ部外周面に臨む位
    置で縦軸まわりに偏心回転しうる偏心輪と、この
    偏心輪を回転駆動する駆動シリンダとを設け、該
    偏心輪の偏心回転により、該偏心輪をリーダのフ
    ランジ部外周面に圧接または離間させて、リーダ
    を回転ロツクまたはロツク解除しうるように構成
    したことを特徴とする杭打機におけるリーダの回
    転ロツク装置。
JP8324684U 1984-06-05 1984-06-05 杭打機におけるリ−ダの回転ロツク装置 Granted JPS60195334U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8324684U JPS60195334U (ja) 1984-06-05 1984-06-05 杭打機におけるリ−ダの回転ロツク装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8324684U JPS60195334U (ja) 1984-06-05 1984-06-05 杭打機におけるリ−ダの回転ロツク装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60195334U JPS60195334U (ja) 1985-12-26
JPH027945Y2 true JPH027945Y2 (ja) 1990-02-26

Family

ID=30631697

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JP8324684U Granted JPS60195334U (ja) 1984-06-05 1984-06-05 杭打機におけるリ−ダの回転ロツク装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6860159B2 (ja) * 2017-01-16 2021-04-14 株式会社進明技興 杭抜用器具及びこれを用いた杭抜方法

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Publication number Publication date
JPS60195334U (ja) 1985-12-26

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