JPH0111804Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0111804Y2 JPH0111804Y2 JP11374282U JP11374282U JPH0111804Y2 JP H0111804 Y2 JPH0111804 Y2 JP H0111804Y2 JP 11374282 U JP11374282 U JP 11374282U JP 11374282 U JP11374282 U JP 11374282U JP H0111804 Y2 JPH0111804 Y2 JP H0111804Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ball
- casing
- top plate
- revolution gear
- hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Component Parts Of Construction Machinery (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本案は新規な構成を有するグレーダ用シヤーピ
ンレス安全装置を提供しようとするものである。
ンレス安全装置を提供しようとするものである。
従来、現場での路面整正作業の主力機械はその
ほとんどがグレーダで実施されている。この場
合、ブレードに障害物が衝突したときは衝激が非
常に大きく、オペレータに与える影響も大きいも
のがあつた。
ほとんどがグレーダで実施されている。この場
合、ブレードに障害物が衝突したときは衝激が非
常に大きく、オペレータに与える影響も大きいも
のがあつた。
本案はかかる問題を充分解決しようとするもの
で、以下図面を参照しながら、その１実施例の詳
細を説明する。
で、以下図面を参照しながら、その１実施例の詳
細を説明する。
１は本案のグレーダ用シヤーピンレス安全装置
である。そして、その構成は、モーターからのシ
ヤフト２にレボリユーシヨンギヤ３を取付け、上
記レボリユーシヨンギヤの下面にはボール４の上
方部４Ａが嵌合する穴３Ａを適数個穿設し、上記
レボリユーシヨンギヤ３の下面に連設されたケー
シング５は、上記レボリユーシヨンギヤの下面に
対応する天板部５Ａと、この天板部５Ａの下面内
方に設けた内筒部５Ｂと、この内筒部に対して所
定間隔をもつて形成された外筒部５Ｃから構成さ
れ、上記天板部５Ａにはボール４が嵌合する穴５
Ｄが形成され、上記穴５Ｄに嵌合せしめたボール
４の上方部４Ａは上記穴３Ａに嵌合せしめられ、
上記ボール４の下面は上記ケーシング内で上方へ
押圧するよう構成されたスプリング押板６で上方
へ常に押圧されている。７は皿スプリング、８は
この皿スプリング７を上方へ押圧するアジヤスト
ボルトであるが、このボルト８が昇降することに
よつて押圧力を調整することができる。９はドロ
ーバ、１０はサークルギヤ、１１はブレード（排
土板）、１２はロツクボルトであるが、衝撃荷重
がかかつたときシヤフト２とケーシング５がすれ
ないようにするため取付けられている。
である。そして、その構成は、モーターからのシ
ヤフト２にレボリユーシヨンギヤ３を取付け、上
記レボリユーシヨンギヤの下面にはボール４の上
方部４Ａが嵌合する穴３Ａを適数個穿設し、上記
レボリユーシヨンギヤ３の下面に連設されたケー
シング５は、上記レボリユーシヨンギヤの下面に
対応する天板部５Ａと、この天板部５Ａの下面内
方に設けた内筒部５Ｂと、この内筒部に対して所
定間隔をもつて形成された外筒部５Ｃから構成さ
れ、上記天板部５Ａにはボール４が嵌合する穴５
Ｄが形成され、上記穴５Ｄに嵌合せしめたボール
４の上方部４Ａは上記穴３Ａに嵌合せしめられ、
上記ボール４の下面は上記ケーシング内で上方へ
押圧するよう構成されたスプリング押板６で上方
へ常に押圧されている。７は皿スプリング、８は
この皿スプリング７を上方へ押圧するアジヤスト
ボルトであるが、このボルト８が昇降することに
よつて押圧力を調整することができる。９はドロ
ーバ、１０はサークルギヤ、１１はブレード（排
土板）、１２はロツクボルトであるが、衝撃荷重
がかかつたときシヤフト２とケーシング５がすれ
ないようにするため取付けられている。
ついで、本案のものの使用方法を効果と共に説
明する。
明する。
モーターからの動力はシヤフト２に伝達され、
先端のスプライン２Ａによりケーシング５に伝わ
り、当該ケーシングは回転する。このとき、ボー
ル４はレボリユーシヨンギヤ３の穴３Ａに係合し
ているからレボリユーシヨンギヤが回転し、サー
クルギヤ１０を回すことになる。
先端のスプライン２Ａによりケーシング５に伝わ
り、当該ケーシングは回転する。このとき、ボー
ル４はレボリユーシヨンギヤ３の穴３Ａに係合し
ているからレボリユーシヨンギヤが回転し、サー
クルギヤ１０を回すことになる。
そこで、モーターからのシヤフト２を固定し、
作業状態に入り作業を行うが、ブレードに衝撃荷
重がかかつた場合、レボリユーシヨンギヤが回転
させられ、ボール４によりケーシングを回転させ
ようとするが、シヤフト２が固定され、レボリユ
ーシヨンギヤが回転しないため、ボール４は下方
向にスプリング押板６を押して引込んだ状態とな
る。この結果、レボリユーシヨンギヤ３の下端面
とケーシング５の上端面間にすべり現象が起き
る。ただし、レボリユーシヨンギヤ３はスラスト
ベアリング３Ｂを介してドローバ９に固定されて
いるため、上方向に移動することはない。このよ
うにして、排土板に衝撃荷重が負荷した際、ボー
ル４が逃げ、当該排土板は空転状態となり、次の
穴のところでロツクされることになる。すなわ
ち、排土板に衝撃荷重が負荷した際、自動的に退
避および復帰することができ、さらに退避荷重に
合わせて自由に調整することができる。なお、こ
の点、従来のものは、第２図の如く、レボリユー
シヨンギヤ３とシヤフト２に取付けられたスプロ
ケツト１３はシヤーシピン１４で支持され、サー
クルギヤ１０に回転を与えるよう構成されてい
る。この場合は排土板に衝撃荷重が負荷すると、
シヤーピンが切れるが、その都度当該シヤーピン
を取替えるなどの手間があつた。
作業状態に入り作業を行うが、ブレードに衝撃荷
重がかかつた場合、レボリユーシヨンギヤが回転
させられ、ボール４によりケーシングを回転させ
ようとするが、シヤフト２が固定され、レボリユ
ーシヨンギヤが回転しないため、ボール４は下方
向にスプリング押板６を押して引込んだ状態とな
る。この結果、レボリユーシヨンギヤ３の下端面
とケーシング５の上端面間にすべり現象が起き
る。ただし、レボリユーシヨンギヤ３はスラスト
ベアリング３Ｂを介してドローバ９に固定されて
いるため、上方向に移動することはない。このよ
うにして、排土板に衝撃荷重が負荷した際、ボー
ル４が逃げ、当該排土板は空転状態となり、次の
穴のところでロツクされることになる。すなわ
ち、排土板に衝撃荷重が負荷した際、自動的に退
避および復帰することができ、さらに退避荷重に
合わせて自由に調整することができる。なお、こ
の点、従来のものは、第２図の如く、レボリユー
シヨンギヤ３とシヤフト２に取付けられたスプロ
ケツト１３はシヤーシピン１４で支持され、サー
クルギヤ１０に回転を与えるよう構成されてい
る。この場合は排土板に衝撃荷重が負荷すると、
シヤーピンが切れるが、その都度当該シヤーピン
を取替えるなどの手間があつた。
図面は本案の１実施例を示すもので、第１図は
ブレードと本願のものとの関係位置を示す略図的
平面図、第２図は従来のものを説明する縦断面
図、第３図は第１図のＡ−Ａ線拡大断面図、第４
図は同上のＢ−Ｂ線断面図である。 １……グレーダ用シヤーピンレス安全装置、２
……シヤフト、３……レボリユーシヨンギヤ、４
……ボール、５……ケーシング、６……スプリン
グ押板。
ブレードと本願のものとの関係位置を示す略図的
平面図、第２図は従来のものを説明する縦断面
図、第３図は第１図のＡ−Ａ線拡大断面図、第４
図は同上のＢ−Ｂ線断面図である。 １……グレーダ用シヤーピンレス安全装置、２
……シヤフト、３……レボリユーシヨンギヤ、４
……ボール、５……ケーシング、６……スプリン
グ押板。
Claims (1)
- モーターからのシヤフト２にレボリユーシヨン
ギヤ３を取付け、上記レボリユーシヨンギヤの下
面にはボール４の上方部４Ａが嵌合する穴３Ａを
適数個穿設し、上記レボリユーシヨンギヤ３の下
面に連設されたケーシング５は、上記レボリユー
シヨンギヤの下面に対応する天板部５Ａと、この
天板部５Ａの下面内方に設けた内筒部５Ｂと、こ
の内筒部に対して所定間隔をもつて形成された外
筒部５Ｃから構成されると共に、上記内筒部５Ｂ
は上記シヤフトの下方に刻設したスプライン２Ａ
と嵌着するよう構成され、上記天板部５Ａにはボ
ール４が嵌合する穴５Ｄが形成され、上記穴５Ｄ
に嵌合せしめたボール４の上方部４Ａは上記穴３
Ａに嵌合せしめられ、上記ボール４の下面は上記
ケーシング内で上方へ押圧するよう構成されたス
プリング押板６で上方へ常に押圧されていること
を特徴とするグレーダ用シヤーピンレス安全装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11374282U JPS5919663U (ja) | 1982-07-26 | 1982-07-26 | グレ−ダ用シヤ−ピンレス安全装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11374282U JPS5919663U (ja) | 1982-07-26 | 1982-07-26 | グレ−ダ用シヤ−ピンレス安全装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5919663U JPS5919663U (ja) | 1984-02-06 |
| JPH0111804Y2 true JPH0111804Y2 (ja) | 1989-04-06 |
Family
ID=30263185
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11374282U Granted JPS5919663U (ja) | 1982-07-26 | 1982-07-26 | グレ−ダ用シヤ−ピンレス安全装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5919663U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6297087U (ja) * | 1985-12-10 | 1987-06-20 |
-
1982
- 1982-07-26 JP JP11374282U patent/JPS5919663U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5919663U (ja) | 1984-02-06 |
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