JPH0222088Y2 - - Google Patents

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JPH0222088Y2
JPH0222088Y2 JP13800784U JP13800784U JPH0222088Y2 JP H0222088 Y2 JPH0222088 Y2 JP H0222088Y2 JP 13800784 U JP13800784 U JP 13800784U JP 13800784 U JP13800784 U JP 13800784U JP H0222088 Y2 JPH0222088 Y2 JP H0222088Y2
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vertical
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  • Punching Or Piercing (AREA)
  • Mounting, Exchange, And Manufacturing Of Dies (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、上型調整式プレス装置に関する。
〔従来の技術〕
一般に、自動車製造工程等におけるプレス作業
において切欠き加工を行なう場合、複数の切欠き
部のうち一部数の切欠き加工を停止させる場合が
ある。
例えば、第5図に示すような自動車用のダツシ
ユパネル1において、2WD車用の部品の場合、
穴10のみが切り欠かれるが、4WDまたはデイ
ーゼル車用の部品では穴10の他にシヤフト用切
欠き11も切り欠く必要がある。
このような場合に、上記の打ち分けを1つの型
で上型3のストローク調整により行なうことが考
えられる。
すなわち、第3図に実線で示すように、切欠き
用上刃12および穴明け用刃9の両方が下型4に
嵌合するように上型3のストロークを調整する
と、下型4上に配設されたダツシユパネル1の部
品は、穴10、シヤフト用切欠き11共に切り欠
かれる。
そして、上型3のストロークを、鎖線で示すよ
うに切欠き用上刃12が下型4から3〜5mm上方
で停止されるように調整し、穴明け用刃9の刃面
を切欠き用上刃12の刃面より5mm以上下方に配
設するようにしておけば、穴10は切り欠かれ、
シヤフト用切欠き11は切り欠かれない。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところが、このようなストローク調整により切
欠き個所を選択的に停止する場合において、上型
3に縦内壁部3aが存在する場合には、切欠き用
上刃12を下型4から3〜5mm上方で停止させる
ようにしても、縦内壁部3aと縦外壁部4aとは
第4図に示すように離隔した状態にならない。
したがつて、この縦内壁部3aにおいては、上
記のストローク調整を行なつても切り欠かれてし
まう不具合がある。
本考案は、このような問題点の解消をはかろう
とするもので、上型に縦壁部分を要する切欠き作
業の場合においても、複数の切欠き個所のうちの
一部数を選択的に停止できるようにした、上型調
整式プレス装置を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
このため本考案の上型調整式プレス装置は、プ
レス装置において、切欠き加工を行なうための縦
内壁部を有する上型と、上記縦内壁部に対応した
縦外壁部を有する下型とをそなえ、上記上型のス
トローク減少時に上記切欠き加工を停止すべく、
上記上型の縦内壁部が同上型の本体に対し可動的
に装着されて、同上型の縦内壁部を上記下型の縦
外壁部から離隔させる方向に駆動しうる上型調整
機構が設けられたことを特徴としている。
〔作用〕
上述の本考案の上型調整式プレス装置では、通
常ストローク時には全域にわたる切欠き作業が行
なわれ、ストローク減少時には、上型の縦内壁部
が下型の縦外壁部から離隔されて、一部数の縦壁
部を有する切欠き場合においても、切欠き加工が
支障なく停止される。
〔実施例〕
以下、図面により本考案の実施例について説明
すると、第1,2図は本考案の一実施例としての
上型調整式プレス装置を示すもので、第1図はそ
の要部縦断面図、第2図はその要部平面図であ
る。
第1,2図に示すように、プレス装置2におい
て、切欠き加工を行なうための縦内壁部3aを有
する上型3と、縦内壁部3aに対応した縦外壁部
4aを有する下型4とが設けられている。
上型3は、縦内壁部3aと上型本体3bとで構
成されており、縦内壁部3aは上型本体3bにピ
ン8を介し枢着されている。
上型3には、上型本体3b側に凹部3dが形成
され、凹部3d内には、縦内壁部3aを下型4の
縦外壁部4aから離隔する側へ付勢するスプリン
グ7が嵌入されている。
また上型本体3bの凹部3dから外側へ貫通す
る穴3cが設けられており、穴3cから凹部3d
を通じ上型本体3b内部まで延在するスピンドル
13が装備されている。
スピンドル13先端にはねじ部13aが形成さ
れており、上型本体3b内のねじ部と螺合してい
る。
スピンドル13後端にはハンドル6が取り付け
られており、その回転によりスピンドル13が回
転されるようになつている。
スピンドル13は縦内壁部3aに回動可能に枢
着されており、スピンドル13の回動により発生
するねじ部13aの変位により縦内壁部3aをピ
ン8を中心に回動させて、上型本体3bから離隔
させ、下型4の縦外壁部4aから離隔させるよう
になつている。
このようにスピンドル13、スプリング7、ハ
ンドル6およびピン8により、上型調整機構5が
形成されている。
そして、上型本体3bには穴10を形成するた
めの穴明け用刃9が装備されており、穴明け用刃
9は、切欠き用上刃12よりストローク調整分
(3〜5mm程度)以上下方に刃面が位置するよう
に装備されている。
本考案の一実施例としての上型調整式プレス装
置は、上述のごとく構成されているので、自動車
における4WD仕様のダツシユパネル1において
は、穴10およびシヤフト用切欠き11を切り欠
くため、通常ストロークで上型3を駆動する。
このとき、上型調整機構5により縦内壁部3a
を上型本体3bに固定しておく。これにより上型
3は、第3図に実線で示すような状態まで駆動さ
れ、穴明け用刃9および切欠き用上刃12により
穴10およびシヤフト用切欠き11が形成され
る。
一方、2WDまたはデイーゼル車仕様のダツシ
ユパネル1においては、穴10のみを切り欠き、
シヤフト用切欠き11を切り欠かないようにする
ため、上型3のストロークが減少されて、プレス
作動が行なわれる。
このとき、縦内壁部3aは、上型調整機構5に
おけるハンドル6を回転させ、スピンドル13の
回転により発生するねじ部13aの変位により、
ピン8を中心に外側へ回転させて、逃がすように
する。
これにより、縦内壁部3aは上型本体3bから
離隔され、ひいては縦外壁部4aから離隔され
る。
このような状態において、プレス作動が行なわ
れるため、上型3の最下位置において、第1図に
示す状態となり、上型本体3bは、下型4よりス
トローク減少分だけ上方で停止される。
これとともに、縦内壁部3aは、上型本体3b
と同様下型4から離隔した状態となり、ダツシユ
パネル1の材料に接触しない。
したがつて、シヤフト用切欠き11が切欠き用
上刃12によつて形成されることはない。
一方、穴明け用刃9は切欠き用上刃12よりス
トローク減少分以上、その刃面を下方に有してい
るので、穴10の切欠きが行なわれる。
このようにして、プレス装置2におけるプレス
加工により穴10のみがダツシユパネル1に形成
される。
〔考案の効果〕
以上詳述したように、本考案の上型調整式プレ
ス装置によれば、プレス装置において、切欠き加
工を行なうための縦内壁部を有する上型と、上記
縦内壁部に対応した縦外壁部を有する下型とをそ
なえ、上記上型のストローク減少時に上記切欠き
加工を停止すべく、上記上型の縦内壁部が同上型
の本体に対し可動的に装着されて、同上型の縦内
壁部を上記下型の縦外壁部から離隔させる方向に
駆動しうる上型調整機構が設けらるという簡素な
構成で、複数の切欠き個所を有するプレス工程に
おいて、上型に縦壁部分を要する切欠き個所にお
いても、その切欠き加工を選択的に停止できるよ
うになる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1,2図は本考案の一実施例としての上型調
整式プレス装置を示すもので、第1図はその要部
縦断面図、第2図はその要部平面図であり、第
3,4図は従来のプレス装置を示すもので、第3
図はそのストローク調整をしない場合の状態を示
す模式図、第4図はそのストローク調整をした場
合の状態を示す模式図であり、第5図はプレス加
工品の例を示す模式図である。 1……ダツシユパネル、2……プレス装置、3
……上型、3a……縦内壁部、3b……上型本
体、3c……穴、3d……凹部、4……下型、4
a……縦外壁部、5……上型調整機構、6……ハ
ンドル、7……スプリング、8……ピン、9……
穴明け用刃、10……穴、11……シヤフト用切
欠き、12……切欠き用上刃、13……スピンド
ル、13a……ねじ部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. プレス装置において、切欠き加工を行なうため
    の縦内壁部を有する上型と、上記縦内壁部に対応
    した縦外壁部を有する下型とをそなえ、上記上型
    のストローク減少時に上記切欠き加工を停止すべ
    く、上記上型の縦内壁部が同上型の本体に対し可
    動的に装着されて、同上型の縦内壁部を上記下型
    の縦外壁部から離隔させる方向に駆動しうる上型
    調整機構が設けられたことを特徴とする、上型調
    整式プレス装置。
JP13800784U 1984-09-10 1984-09-10 Expired JPH0222088Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP13800784U JPH0222088Y2 (ja) 1984-09-10 1984-09-10

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JP13800784U JPH0222088Y2 (ja) 1984-09-10 1984-09-10

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Publication Number Publication Date
JPS6153028U JPS6153028U (ja) 1986-04-10
JPH0222088Y2 true JPH0222088Y2 (ja) 1990-06-14

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