JPH027930Y2 - - Google Patents

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JPH027930Y2
JPH027930Y2 JP9513484U JP9513484U JPH027930Y2 JP H027930 Y2 JPH027930 Y2 JP H027930Y2 JP 9513484 U JP9513484 U JP 9513484U JP 9513484 U JP9513484 U JP 9513484U JP H027930 Y2 JPH027930 Y2 JP H027930Y2
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JP
Japan
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attached
guide rail
road surface
chain
movable
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JP9513484U
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JPS6115309U (ja
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  • Road Repair (AREA)
  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) アスフアルト舗装した路面は、通過する自動車
のタイヤの荷重や摩耗により次第に表面にゆるい
凹凸、即ちわだち掘れと云われる現象を生じるよ
うになる。この凹凸が或程度以上に進行すると、
補修しなければならない。
この考案は、わだち掘れの生じた舗装路面を補
修するために、舗装の凹凸状態を数量的に測定し
て、舗装の表面を削つたり、新舗装材を補填した
りする補修計画を立てるための資料を作成するの
に使用する舗装路面の凹凸測定装置に関する。
(従来の技術) 舗装路面の摩耗状態を測定するのに、従来は、
第5図のような装置により行なつていた。
第5図において、1は測定しようとする道路幅
に亘つて掛渡される梁で、剛性を高くし軽量にす
るために肉抜き孔に設けた断面工形に形成され、
両端を脚材2,2で支えられ、脚材下部の車輪3
により移動を容易にされている。梁1には、測定
器4を載せた移動台5が梁1に沿つて移動自在に
取付けられており、移動台5に測定ロツド6を昇
降自在に支持させている。測定ロツド6の昇降量
は測定器4に連続グラフで記録されるようになつ
ているから、測定ロツド6の下端を舗装路面7に
接触させ、その昇降量を測定器4により記録し舗
装路面の凹凸を測定するものである。
この装置により、道路の幅方向に測定をしたな
らば、車輪3により梁1を道路の長さ方向に移動
させて、同様の測定を繰返し、舗装の凹凸状態を
グラフに記録し測定するものである。
(考案が解決しようとする問題点) 上記のような従来の凹凸測定装置は、次のよう
な欠点を持つている。
(1) 梁1は一体(一本)のものであるため、測定
幅を大きくして作業能率を上げようとすると、
梁1を長くしなければならない。
(2) 梁1は長くすると、作業現場まで測定装置を
運ぶのに大きなトラツクが必要となり、また交
通量の多い道路での作業準備、測定作業や撤収
作業時に交通の邪魔になることが多く、作業員
の危険度も大きくなる。
(3) 現場での測定作業に時間がかかり、又、社内
作業として記録されたグラフをよみ取り、手記
算により凹凸量を算出しなければならないため
社内作業時間や人件費等の経費が多くなる。
ロ 考案の構成 (問題点を解決するための手段) この考案は、梁を伸縮できる構造として、畳み
込んだときの長さを小型自動車の車幅程度とする
と共に、小型自動車で牽引して移動できるように
し、梁に沿つて移動自在な角度センサから出た測
定腕を舗装路面に当接させて、路面の凹凸に基づ
く測定腕の角度変化の電気信号を導線により自動
車に積んだ小型コンピユータに導いて路面の垂直
凹凸量に換算し、表示および記録するように構成
したものである。
(作用) 梁を長さ2m程度に畳み込むことができて、小
型自動車で牽引しても車幅の外に突出しないか
ら、安全且つ合法的に小型自動車で牽引して作業
現場に運搬することができ、梁を伸ばして広い幅
範囲の測定ができる。且つモータに駆動されて梁
に沿い移動する角度センサの測定腕を路面に当接
させ、路面の凹凸による作業腕の角変位を、自動
車に積んだ小型コンピユータにより垂直凹凸に換
算すると共にデジタル表示し、作業場所における
測点位置、測点間距離のデータと共にマイクロカ
セツトに電磁的に記録し、現場を引揚げてから、
パーソナルコンピユータにより図面化し、また計
算書を作製して、移動および測定、測定結果の表
示を能率よく行なわせるものである。
(実施例) 第1〜4図は、この考案の実施例を示す。8は
断面が倒L字形で、長さが2m程度の固定梁で、
側辺8aにおいて2個の門形の支柱9をボルト1
0で固着している。支柱9の下端には車輪11を
装着して固定梁8を容易に移動させられるように
している。固定梁8の上辺8bの下面には、下部
の幅の狭い開口を設けた扁平中空形の案内レール
12が鋲着されており、このレール12に係合す
る摺動片13を上面に取付けた断面逆L形の移動
梁14が、案内レール12により固定梁8に対し
て伸縮可能となつている。移動梁14の側辺14
aの両端には、チエン車15,15が横軸により
支持されており、これに無端のチエン16が掛渡
されている。固定梁の側辺8aに、このチエン1
6を駆動するためのモータ17が固定されてい
る。モータ17の回転軸にはチエン車18が結合
されており、これがチエン16に噛合つている。
移動梁14には、これの固定梁8に対する伸縮
時にモータ17に邪魔されないための長い横孔1
9を開設している。移動梁14の側辺14aに
は、断面四角形の中間梁20が固定されていて、
この中間梁20の側面に案内レール21が取付け
られている。この案内レール21には、センサ保
持体22に固定した摺動片23を係合させてい
る。保持体22はロツド24によりチエン16の
一部に結合されており、この保持体22に角度セ
ンサ25が固定されている。角度センサ25は、
下端にローラ26を取付けた腕27を有してお
り、腕27の垂直位置からの変位角α(第1図)
を電気信号として発信するものである。案内レー
ル21の両端部には摺動片23に当接して保持体
22の摺動を止め、これが案内レール21から外
れないようにするストツパ28が取付けてある。
29は、重錐30を取付けたロツド31を吊下げ
て、支持梁8の水平に対する傾き角度β(第1図)
を電気信号として発信するための角度センサであ
る。
支持梁8は、第3〜4図のように2本の連結ロ
ツド32により自動車33の後部に連結され、自
動車33に牽引されて車輪11により横位置のま
ま移動できる。
この装置を使つて舗装の凹凸を測定するには次
のように操作する。
自動車33で支持梁8を牽引して、測定しよう
とする道路現場へ移動する。現場に到着し停止し
たならば、先ず移動梁14を支持梁8の一端、例
えば右端から右方へ引出す。次にモータ17を回
転させてチエン車18により無端のチエン16を
駆動すると、ロツド24でチエン16に連結され
たセンサ保持体22が案内レール21に沿つて移
動する。これにより腕27が下端の車輪26を路
面に当接させつつ路面を横断して移動し、この
際、舗装路面の凹凸により変化する、腕27が垂
直線となす角度αの電気信号が角度センサ25か
ら発信され、移動梁14に対する被測定点の位
置、従つて支持梁8に対する位置と共に自動車に
積込んだ小型コンピユータにより垂直凹凸量に換
算されて記録され、また表示される。保持体22
が、第1図において右のストツパ28に当接した
位置から左のストツパ28に当接する位置まで移
動したならば、移動梁14を支持梁8の反対端か
ら左方へ引出して同様に測定を行なう。これによ
り支持梁8の左右に交互に突出した移動梁14の
範囲で路面の凹凸を連続的に測定できる。移動梁
14を支持梁8の左右に引出し測定したときに、
各測定範囲の間に測定されない部分がないように
移動梁14の引出し長さ、センサ保持体25の移
動範囲等を調整する。
支持梁8の長さを2m、移動梁14の支持梁か
らの突出長さを0.75mとすれば、合計して全幅
3.5mの路面測定ができる。
一つの地点での全幅の測定が終つたならば、自
動車を例えば20m前進させて次の測定を行ない、
このようにして所定範囲の舗装路面の凹凸測定を
行なうことができる。道路の幅が広い場合は、平
行移動して測定を繰返す。
ハ 考案の効果 (1) モータ17を回転させセンサ保持体22を案
内レール21に沿つて移動させれば、ローラ2
6が路面に沿つて移動し、路面の凹凸を自動的
且つ連続して記録することができる。
(2) 従つて、測定に要する時間が第5図の従来装
置のように、人手により移動台5を動かし測定
を行なつていたのに比べて著しく短縮される。
(3) 小型自動車の車幅程度に畳み込んで牽引し移
動し、現場において梁を伸して測定するから、
移動が迅速に行なえる。
(4) 測定した角度変化を、自動車に積んだ小型コ
ンピユータで垂直凹凸量に換算すると共に磁気
テープに記録し、後でこれをパーソナルコンピ
ユータのプリンタで打出して、舗装路面補修の
資料となる設計計算、製図を行なうから、現場
における測定作業が迅速に短時間で行なえ、か
つ、社内作業における計算、製図の作業がはぶ
ける。従つて作業に要する費用(人件費が多
い)を従来の1/5程度に減少させられ、作業の
危険度も少なくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の測定装置の正面図、第2図
は第1図のA−A断面図、第3図は自動車での牽
引状態を略示する側面図、第4図は同じく平面
図、第5図は従来の測定装置を示す正面図であ
る。 1:梁、2:脚材、3:車輪、4:測定器、
5:移動台、6:測定ロツド、7:路面、8:固
定梁、8a:側辺、8b:上辺、9:支柱、1
0:ボルト、11:車輪、12:案内レール、1
3:摺動片、14:移動梁、14a:側辺、1
5:チエン車、16:チエン、17:モータ、1
8:チエン車、19:横孔、20:中間梁、2
1:案内レール、22:センサ保持体、23:摺
動片、24:ロツド、25:角度センサ、26:
車輪、27:腕、28:ストツパ、29:角度セ
ンサ、30:重錐、31:ロツド、32:連結ロ
ツド、33:自動車。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 支持梁8に、下端に車輪11,11を装着した
    2個の門形の支柱9,9を取付けて梁の横方向移
    動を自在とし、支持梁8に案内レール12を固定
    し、摺動片13を取付けた移動梁14を、摺動片
    13をこの案内レール12に係合して支持梁8の
    両端から伸出自在とし、移動梁14の両端部に取
    付けたチエン車15,15の間に無端チエン16
    を掛渡し、支持梁8に取付けたモータ17に駆動
    されるチエン車18を無端チエン16に噛合さ
    せ、移動梁14に別の案内レール21を取付け、
    センサ保持体22を無端チエン16に連結すると
    共にセンサ保持体22に取付けた摺動片23を移
    動梁14に取付けた上記別の案内レール21に係
    合させてセンサ保持体22を移動梁14に沿つて
    摺動自在とし、下端に車輪26を取付けた腕27
    を持つ角度センサ25をセンサ保持体22に支持
    させて成る舗装路面の凹凸測定装置。
JP9513484U 1984-06-27 1984-06-27 舗装路面の凹凸測定装置 Granted JPS6115309U (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9513484U JPS6115309U (ja) 1984-06-27 1984-06-27 舗装路面の凹凸測定装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9513484U JPS6115309U (ja) 1984-06-27 1984-06-27 舗装路面の凹凸測定装置

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Publication Number Publication Date
JPS6115309U JPS6115309U (ja) 1986-01-29
JPH027930Y2 true JPH027930Y2 (ja) 1990-02-26

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ID=30654112

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JP9513484U Granted JPS6115309U (ja) 1984-06-27 1984-06-27 舗装路面の凹凸測定装置

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62282217A (ja) * 1986-05-30 1987-12-08 Tokyo Keiki Co Ltd 路面凹凸計測装置
JPS639814A (ja) * 1986-06-30 1988-01-16 Tokyo Keiki Co Ltd 路面計測装置
US7609056B2 (en) * 2006-09-11 2009-10-27 Fisher Controls International Llc Apparatus to determine the position of an actuator

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JPS6115309U (ja) 1986-01-29

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