JPH0279059A - 複写機用光学系 - Google Patents

複写機用光学系

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Publication number
JPH0279059A
JPH0279059A JP23054288A JP23054288A JPH0279059A JP H0279059 A JPH0279059 A JP H0279059A JP 23054288 A JP23054288 A JP 23054288A JP 23054288 A JP23054288 A JP 23054288A JP H0279059 A JPH0279059 A JP H0279059A
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JP
Japan
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light
filter
optical system
dyed
interference film
Prior art date
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Pending
Application number
JP23054288A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuo Kyogoku
京極 哲男
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Publication date
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  • Optical Systems Of Projection Type Copiers (AREA)
  • Optical Filters (AREA)
  • Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、複写機用光学系に関する。
[従来の技術] 従来の複写機用光学系として、長尺状の露光ランプと、
露光ランプの照射光を原稿画像面へ反射させる反射笠と
、前記原稿画像面からの反射光を結像させる結像レンズ
と、前記反射光より所定波長1]の光を反射して透過さ
せない干渉膜をもつフィルタとからなるものが知られて
いる。干渉膜フィルタは、カット特性に優れているため
複写機の整色フィルタとしてよく使用される。
[発明が解決しようとする課題] ところで、近年の複写機は、小型化、コンパクト化が進
み、その光学系も広画角投影レンズを使用することによ
ってシステムの薄肉化を図っている。しかし、広画角投
影レンズを使用すると干渉膜フィルタへ入射する光の入
射角度の変化小が大きくなる。例えば第7図に示すよう
に、焦点距離150mmの投影レンズLの表面に干渉膜
フィルタを設け、露光される原稿面の最大長さを300
mm(最大i稿サイズA3の場合)とすると、干渉膜フ
ィルタへの入射角度は軸上光がOo、最も外側の軸外光
(以下単に軸外光と称する)が26゜6°となる。この
とぎの軸上光および軸外光の各々の分光特性は、第8図
に示すようになる。即ら、軸外光の分光特性は、約62
0〜750nmの波長の光の透過率が減少するため、例
えば透過率50%となる波長の光は短波長側へ40nm
程度シフトして軸上光の分光特性との間にズレが生じる
この場合、黒色トナーにより埠像したコピー画像は、軸
上光に対応する中央部と軸外光に対応する両端部とでは
0.1(マクベス濃度計)もの温度差が生じる。また、
複数の色トナーにより現象したカラーコピー画像は、中
央部と両端部とでは10以上(色彩色差計△E  ab
)の色差があり、濃度ムラや色ムラが生じる。
本発明は上記実情に鑑み案出された乙のであり、その技
術的課題は干渉膜の角度特性を補正Jることにより濃度
ムラや色ムラの発生を少なりシ!、:複写機用光学系を
提供づることにある。
[課題を解決するための手段〕 本発明の凌写機用光学系は、長尺状の露光ランプと、該
露光ランプの照射光を原稿画像面へ反射させる反射笠と
、前記原稿画像面からの反射光を結像させるオ、−像レ
ンズと、前記反射2より所定波長巾の光を透過させない
干渉膜をもつフィルタとから4する複写機用光学系にJ
Jいて、前記反射笠の反射面は、前記フィルタへ入射す
る入射角度が00となる軸上部から両端に向かうに従っ
て前記フィルタで透過される波長1]の光を吸収する染
色剤の単位面積当りの^11合が少なくなるように染色
されていることを特徴とづ゛るものである。
[作用] 干渉膜を透過する光は、入射角度が大きくなるに従って
特定の波長14】の光の透過率が低下する。
この干渉膜を透過する光の角度特性によって生じる軸上
光と軸外光との透過率のズレを、本発明の複写機用光学
系は反射笠により前もって補正づる。
即ち、露光ランプの照射光は反射笠の反射面で反射する
際に特定の波長目】の光が染色剤に吸収される。この染
色部は、軸上光と対応する長手方向の中心から軸外光と
対応する両端部に向かうに従って染色剤の割合(at)
が少なくなるように染色されているため、軸上光に近い
光はど吸収される吊が段階的に多くなる。これにより、
反射笠で反射した光は軸上光に近いほど特定の波長Il
lの光の量が少なくなる。このため、干e膜を透過する
際に入用角度が大きくなるに従って低下する特定の波長
1〕の光の透過率が均一化される。
[実施例1 以下、添付図面を参照しつつ本発明の詳細な説明する。
(複写機の概略構成) 第1図は本実施例に係る複写機全体の概略を示づ断面模
式図である。第1図に示すように、複写機本体の略中央
部には反時計方向に回転駆動可能な感光体ドラム1が設
けられ、その周囲には回転方向順に、感光体ドラム1の
表面を一様に帯電させる帯電チャージャ2、静電潜像を
顕像化する第1および第2現像装置4.5、顕像化した
画像を複写別に転写させる転写チャージャ6、複写紙を
感光体ドラム1から分離させる分離チャージャ7、感光
体ドラム1の表面をクリーニングするクリーニング装置
8、感光体ドラム1の表面を除電するイー−1ナランブ
9が各々配設されている。そして、感光体ドラム1の−
F方には、後に詳述する露光走査用の光学系3が配設さ
れている。また、複写機本体の左方には各々異なる大き
さの複写紙を収容した第1および第2給紙カセット21
.22から選択的に?82写祇を送り出す給紙部が、右
方にはトナー画像を複写紙に加熱定着させる定着ローラ
対23、および排出された複写紙を受は取る排紙トレイ
24が各々設けられている。なお、給紙部から感光体ド
ラム1を経て排紙トレイ24に至る複写紙の搬送路上に
は、搬送ローラ対25、タイミングローラ対26、搬送
ベルト27、定着ローラ対23、排出ローラ対28が各
々設けられている。
この複写機により模写が行なわれる場合には、ます、回
転する感光体ドラム1の表面に帯電チャージV2によっ
て一定の電荷が与えられる。次に、光学系3による原稿
画像の露光走査によって原稿画像に対応する静電潜像が
感光体ドラム1の表面に形成される。そして、第133
よび第2現像装置4.5が選択的に駆動され静電潜像が
トノーーにより顕像化される。
一方、タイミングローラ対26は、給紙部から送り出さ
れた複写紙を感光体ドラム1に形成されたトナー画像形
成領域と一致するように感光体ドラム1の近傍へ送り出
す。送り出された複写紙は転写ヂャージャ6によりトナ
ー画像を転写され、分離チャージャ7により感光体ドラ
ム1の表面から分離される。そして、搬送ベルト27に
より定着ローラ対23へ搬送されてトナー画像が加熱定
着された後、排出ローラ対28により排紙l〜レイ24
上に排出される。
なお、分離チャージャ7により複写紙が分離された後の
感光体ドラム1は、クリーニング装置8によって表面の
残留1−ナーが掻ぎ取られ、さらに、イレーザランプ9
の光照(ト)により残留電荷が消去されて次の複写動作
に備える。
(光学系3の構成) 光学系3は、原稿ガラス30上に観冒された原稿の原稿
画像を原稿ガラス30の下方から露光走査可能に設置し
たものである。この光学系3は、12尺状の露光ランプ
31と、露光ランプ31の照射光を原稿画像面へ反射さ
せる反射笠32と、第1可動ミラー33と、共通のホル
ダ34に把持された第2および第3可動ミラー35.3
6と、結像レンズ37と、結像レンズ37面に形成され
た干渉膜フィルタ38と、固定ミラー3つとから構成さ
れている。イして、露光ランプ31、反射等32J3よ
び第1可動ミラー33は一体的にユニツ1〜化され感光
体ドラム1の周速度V(等倍・変倍に拘らず一定)に対
してV/m (但し、m:複写倍率)の速度で、また、
共通ホルダ34はV/(2m)の速度でDC七−タ(図
示せず)により供に左方へ移動可能である。結像レンズ
37は、焦点外ifが150mmのものであり、複写倍
率の変更に際してステッピングモータ(図示せず)によ
り光軸上を移動可能である。そして、干渉膜フィルタ3
8は、反射笠32で反射する露光ランプ31の照射光の
うち所定波長巾(約800nm以上)の光を透過さぎな
いようにしたものである。
この干渉膜フィルタ38は、第2図に示すように、高屈
折率(H: nH=2.35)のTiQtと低屈折率(
L : nL−1,46)の5ifzとを結像レンズ3
7の表面に交互に蒸着して10層構造に形成されている
。反射笠32は、第3図に示すJ:うに、その内側に露
光ランプ31の照射光を一点に集光させる曲面状の反射
面32aをもち、その反射面32aは干渉膜フィルタ3
8の角度特性を補正するために部分染色されている。こ
の場合の染色部は、第4図に反射面32aの展開図を示
すにうに、反射面32aを長手方向に20分削して、中
心部△から両端部Jに向かうに従って非染色部に対する
染色部(第4図中斜線部分)の割合が少なくなるように
設定され、長手方向と直角の方向に各々ベルト状に形成
されている。即ち、染色部の割合は、△が100%、B
が90%、Cが80%、Dが60%、Eが40%、「が
30%、Gが20%、Hが10%、■およびJが0%に
設定されている。
この部分染色は次のようにして行った。まず、反射笠の
アルミニウム材の表面に研磨処理を行った後、陽極酸化
法によりアルマイト皮膜を形成した。陽極酸化処理は、
@F!濃1.f : 10重量%、電流密度:1△/d
m2 、電解時間:25分、温度:20〜22℃の条件
で行った。次に、非染色部をマスキングするため、印刷
用インクをスプレー等により塗布し、150℃のiW 
IJIでそのインクの焼き付けを行なった。その後染色
工程に移り、5andoz社製アルミニ・クム染料「タ
ーコイズブルー」を用いて、染料濃度:0.05〜0.
001g/λ、潟度二60℃、浸漬時間=5分で染色部
に染色処理を行なった。さらに、染色部の脱色を防ぐた
めに封孔処理を行った。なお、このようにして形成した
カラーアルマイトの分光反射率は第5図に示すようにな
った。
以上のように構成された光学系3において、干渉膜フィ
ルタ38を透過した軸上光と軸外光の分光特性を測定し
たところ、第6図に示すようになった。即ち、軸上光と
軸外光の分光特性のズレ巾は、例えば透過率が50%と
なる波長の光で従来40nm程度(第8図参照)あった
ものが10nm程度に補正されている。これは、反射笠
32の反射面32aが部分染色されていることにより軸
上光のうち約600〜720nmの波長の光が染色部に
吸収されてその絶対恐が減少するためであり、干渉膜を
透過したときに生じる角度特性によって軸外光の分光特
性がシフトする分を軸上元側で前もって補正しているか
らである。従って、各波長の光の透過率が均一化され、
軸上光と軸外光の分光特性のズレi】が小さくなる。な
お、染色部は反斜面32a8長手方向に20分割して中
心部Δから両端部Jに向かう従って非染色部に対する染
色部の割合が少なくなるように設定されているため、入
射角度が小さい光はど(軸上光に近い光はど)染色部に
より吸収される蟻が段階的に多くなり、軸上光と軸外光
(軸上光取外)の分光特性のズレ巾は均一化される。こ
のため、干渉膜フィルタ38の角度特性を補正すること
ができ、複写機によって形成したコピー画像に濃度ムラ
や色ムラが発生するのをなくすことができた。
なお、染色部に染色する染料の色は、干渉膜フィルタ3
8の角度特性により分光特性にズレが生じる光の波長と
の関係によってイエロー、グリーン等を選択的に用いる
ことができる。
なお、本実施例では染色剤の中位面積当りの割合をフィ
ルタへ入射する入射角度が00となる軸−F部から両端
に向うに従い染色された染色部と染色されない非染色部
との単位面積当りの割合が少なくなるようにすることで
達成した。しかし、染色剤の中位面積当りの割合を変化
させる方法は染色部と非染色部のυj合を変化させる方
法に限らず、染色剤の染色濃度を変化させる方法、光の
吸収能力の異なる複数の染色剤を使用りる方法等の他の
方法を使用できる。
また、本実施例の染色部と非染色部の配置についても、
第4図のものに限らず、ドツト状の染色部の密度の大小
、ドラ1へ状の染色部の大小で染色部と非染色部の単位
面積当りの割合を変化することができる。
なお、染色方法も本実施例にかかわらず、公知の他の方
法を用いることができる。
[発明の効果] 本発明の複写機用光学系は、反射笠の反射面がフィルタ
へ入射する入射角度がOoとなる軸上部から両端に向か
うに従って前記フィルタで透過される波長巾の光を吸収
する染色剤の単位面積当りの割合が少なくなるように染
色されている。これにより、軸上光に近い光はど染色部
に吸収される特性の波長巾の光の量が多くなりその反射
量が少なくなる。従って、干渉膜を透過する際に角度特
性によって生じる特定の波長巾の光の透過率の変動が均
一化される。このため、干渉膜の角度特性を補正するこ
とによってa度ムラや邑ムラが発生するのを極めて少な
くすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第6図は本発明の複写機用光学系に係り、第1
図はその複写機用光学系の概略を示ず模式断面図、第2
図は干渉膜フィルタの断面図、第3図は反射笠の斜視図
、第4図は反射笠の反射面の展開図、第5図はカラーア
ルマイトの分光反射率を示すグラフ、第6図は部分染色
された反射笠により補正された干渉膜フィルタの角r5
1特性を示すグラフである。第7図および第8図は従来
の光学系に係り、第7図はその光の進路を示す説明図、
第8図は干渉膜フィルタの角度特性を示ずグラフである
。 31・・・露光ランプ   32・・・反射笠38・・
・干渉膜フィルタ 待訂出願人 ミノルタカメラ株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)長尺状の露光ランプと、該露光ランプの照射光を
    原稿画像面へ反射させる反射笠と、前記原稿画像面から
    の反射光を結像させる結像レンズと、前記反射光より所
    定波長巾の光を透過させない干渉膜をもつフィルタとか
    らなる複写機用光学系において、 前記反射笠の反射面は、前記フィルタへ入射する入射角
    度が0゜となる軸上部から両端に向かうに従つて前記フ
    ィルタで透過される波長巾の光を吸収する染色剤の単位
    面積当りの割合が少なくなるように染色されていること
    を特徴とする複写機用光学系。
JP23054288A 1988-09-14 1988-09-14 複写機用光学系 Pending JPH0279059A (ja)

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