JPH027903Y2 - - Google Patents

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JPH027903Y2
JPH027903Y2 JP2018485U JP2018485U JPH027903Y2 JP H027903 Y2 JPH027903 Y2 JP H027903Y2 JP 2018485 U JP2018485 U JP 2018485U JP 2018485 U JP2018485 U JP 2018485U JP H027903 Y2 JPH027903 Y2 JP H027903Y2
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【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、筬を用いる織機の緯糸の有無を機
械的に検知する緯糸検知装置における緯糸検知用
針に関する。
従来の技術 経糸と直交する向きに飛走された緯糸は、筬に
よつて経糸に打ち込まれる。緯糸の飛走ミスが発
生すると、織り上がつた布には織りむらができる
ことになる。そこで、緯糸が打ち込まれたか否か
を検知するために、緯糸検知用針が打込み位置に
配設される。この緯糸検知用針は、飛走された緯
糸が筬で打ち込まれたとき、該緯糸によつて押動
されて緯糸が打ち込まれたことを検知するもので
ある。若し、緯糸が飛走ミスにより打ち込まれな
いと、緯糸検知用針が押動されないので、緯糸無
しの信号を発して織機を停止させる。
考案が解決しようとする問題点 緯糸検知用針は、緯糸と共に経糸に打ち込まれ
るものであるから、比較的細く形成されている。
そのために、筬が緯糸を打ち込んだとき、緯糸検
知用針の先端が筬のリードに挟つてしまうという
現象が発生する。この緯糸検知用針が、打込み位
置から退避する筬に追従して移動してしまうと、
緯糸無しと同じことになり、緯糸が打ち込まれた
にも拘らず緯糸無しの信号を出して織機を止めて
しまうという不具合がある。緯糸検知用針が筬に
追従しないように、すなわち、筬のリードに挟み
込まれないように、該針を可及的に細く形成すれ
ばよいのであるが、当該針には適度のばね性とス
イツチ作動のための剛性を要求されるため、極端
に細くすることができないという問題点があつ
た。
緯糸検知用針が筬のリードに挟まれるのを防止
する手段として、針の先端部分を折り曲げるもの
(実開昭55−99280)が提案されている。しかし、
細くしかも弾性を有する緯糸検知用針に曲げ加工
を施すことは、コストの面から難しく、また筬を
傷つける虞れもある、という問題点があつた。
問題点を解決するための手段 本考案は、緯糸検知用針の大径部分が筬のリー
ドに進入するのを防止する進入防止部材を針の先
端部に固定したことを特徴とする。
作 用 筬が緯糸を打ち込むとき、進入防止部材がリー
ドに衝合して、緯糸検知用針の先端が必要以上に
筬のリードに進入しないので、緯糸検知用針が筬
に追従しない。
実施例 以下、図示の実施例に基づいて本考案を詳細に
説明する。なお、緯糸検知装置は、既によく知ら
れているので、緯糸検知用針の構成についてのみ
説明する。
第1図及び第2図において、符号1は、緯糸検
知用針を示している。この緯糸検知用針1は、図
示されない支持軸に係合させられる係合部2を有
し、尖端3に向かつて次第に細径に形成された針
本体4と、この本体の先端部に挿通して固定され
た進入防止部材5とからなつている。進入防止部
材5は、その高さH,厚さDをそれぞれ5mm,5
mmに、その幅Wを図示されない筬のリード間隙よ
りも大きく略10mmに設定されたゴムや合成樹脂な
どからなる弾性体で形成されている。進入防止部
材5は、緯糸検知用針の尖端3から所定の位置に
挿通されたのち、適宜の接着剤を塗布して抜脱し
ないように固定される。針本体4に対する進入防
止部材5の固定位置は、図示されない筬のリード
の間隙よりも小さい径の部分である。従つて、進
入防止部材5から尖端3に至る針は、筬のリード
に進入するも該リードに対して抜脱不能に挟まれ
ることはない。
緯糸検知用針1は、図示されない筬の打ち込み
動作に応じて、示矢方向に揺動する。このとき、
その尖端3は、筬のリード(図示せず)に進入す
るのであるが、リード間隙よりも大きい進入防止
部材5がリードに衝合するので、リード間隙より
大径部分の針本体がリードに進入することがな
い。
考案の効果 本考案は、以上のように構成されているから、
打込み位置から退避する筬に緯糸検知用針が追従
することがなくなり、緯糸が打ち込まれたにも拘
らず緯糸無し信号を出すことがない。従つて、織
機の運転を不用意に停止させるが如き不具合が防
止される。また、進入防止部材を弾性体で形成す
ると、リードを損傷することがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の緯糸検知用針の一実施例を示
す側面図、第2図は同上の正面図である。 1……緯糸検知用針、4……針本体、5……進
入防止部材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 筬を用いる織機の緯糸の有無を検知する緯糸
    検知針であつて、筬のリード間隙よりも小径部
    分に、筬のリード間隙よりも大きい進入防止部
    材を固定したことを特徴とする緯糸検知用針。 2 上記進入防止部材が弾性体で形成されている
    ことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1
    項記載の緯糸検知用針。
JP2018485U 1985-02-15 1985-02-15 Expired JPH027903Y2 (ja)

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JPS61137686U JPS61137686U (ja) 1986-08-27
JPH027903Y2 true JPH027903Y2 (ja) 1990-02-26

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JPS61137686U (ja) 1986-08-27

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