JPH027889A - モータ系の協調制御方式 - Google Patents
モータ系の協調制御方式Info
- Publication number
- JPH027889A JPH027889A JP63156018A JP15601888A JPH027889A JP H027889 A JPH027889 A JP H027889A JP 63156018 A JP63156018 A JP 63156018A JP 15601888 A JP15601888 A JP 15601888A JP H027889 A JPH027889 A JP H027889A
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Links
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- 238000004804 winding Methods 0.000 description 8
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 description 3
- 239000000463 material Substances 0.000 description 3
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 2
- 239000010893 paper waste Substances 0.000 description 2
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000002985 plastic film Substances 0.000 description 1
- 229920006255 plastic film Polymers 0.000 description 1
- 238000011282 treatment Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Control Of Multiple Motors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
ウェブ(紙、プラスチック・フィルム等)を高速に処理
するフィルム加工機、製紙機械、印刷機械等の高速処理
機に用いられる複数のモータ系の制御方式に間する。
するフィルム加工機、製紙機械、印刷機械等の高速処理
機に用いられる複数のモータ系の制御方式に間する。
[従来の技術]
従来、第2図に示すように、ウェブ1を高速処理するた
めの繰出機2、巻取I13、第1及び第2の処理機4.
5に各々設けられた複数台の駆動モータ6〜9の制御方
法としては、マスタースレーブ方式(第3図参照)が採
られていた。
めの繰出機2、巻取I13、第1及び第2の処理機4.
5に各々設けられた複数台の駆動モータ6〜9の制御方
法としては、マスタースレーブ方式(第3図参照)が採
られていた。
このマスタースレーブ方式は、定常時(ウェブライン速
度が一定の時)や、非常にゆっくりと加減速を行ってい
る時、即ち、近似的に定常と見做せる場合には、停止時
又は運転中のウェブ破断による損紙は少なく、効果的な
制御を行うことができる。
度が一定の時)や、非常にゆっくりと加減速を行ってい
る時、即ち、近似的に定常と見做せる場合には、停止時
又は運転中のウェブ破断による損紙は少なく、効果的な
制御を行うことができる。
[発明が解決しようとする課ffl]
しかしながら、上述のマスタースレーブ方式においては
、ウェブライン速度が急加減速する非常時には、各モー
タ系負荷の慣性の相違から、協調した制御が困難となり
、ウェブに対して無理な応力がかかり、或は、ウェブが
弛んでしまう欠点があり、特にマスターとなる1のモー
タ系を所定の回転速度に固定しているため、急加減速す
ると、ウェブの材質によっては、破断してしまい、損紙
を招く可能性が大きい。
、ウェブライン速度が急加減速する非常時には、各モー
タ系負荷の慣性の相違から、協調した制御が困難となり
、ウェブに対して無理な応力がかかり、或は、ウェブが
弛んでしまう欠点があり、特にマスターとなる1のモー
タ系を所定の回転速度に固定しているため、急加減速す
ると、ウェブの材質によっては、破断してしまい、損紙
を招く可能性が大きい。
例えば、第4図(a)、(b)に示すように、ウェブ1
を介して連結された第1及び第2の処理機4.5を、各
慣性成分が支配的でほぼ1次遅れ系として表わせるとし
た場合において、駆動モータ8,9の応答を、V+ =
1/ <1+sT’+ )V+ + V2 =1/ (
1+s’T’2) ・V2 と夫々、表すとき(第4
図(b)参照)、その時定数Tl。
を介して連結された第1及び第2の処理機4.5を、各
慣性成分が支配的でほぼ1次遅れ系として表わせるとし
た場合において、駆動モータ8,9の応答を、V+ =
1/ <1+sT’+ )V+ + V2 =1/ (
1+s’T’2) ・V2 と夫々、表すとき(第4
図(b)参照)、その時定数Tl。
T2が異なるなめ、第1及び第2の処理1a4.5間の
ウェブ1に加わる張力は、第1表のように変化する。
ウェブ1に加わる張力は、第1表のように変化する。
第1表
従って、ウェブの材料によっては、張力増加時に破断す
る可能性もあり、一方、張力減少時には、ウェブが弛み
、処理プロセスに悪影響を招く虞れがある。
る可能性もあり、一方、張力減少時には、ウェブが弛み
、処理プロセスに悪影響を招く虞れがある。
そこで、本願発明の技術的課題は、上記欠点に鴛み、複
数のモータ系を協調して制御し、加減速運転時における
紙切れ又は、弛みによる処理欠陥を防止したモータ系の
協調制御方式を提供することである。
数のモータ系を協調して制御し、加減速運転時における
紙切れ又は、弛みによる処理欠陥を防止したモータ系の
協調制御方式を提供することである。
[課題を解決するための手段]
本発明によれば、複数のモータ系を有し、該複数のモー
タ系のうちの一つをマスターとし、その他をスレーブと
して駆動させる制御方式において、前記複数のモータ系
のうちの最も応答の遅いモータ系を、前記マスターとし
、その池を前記スレーブとして駆動させることを特徴と
するモータ系の協調制御方式が得られる。
タ系のうちの一つをマスターとし、その他をスレーブと
して駆動させる制御方式において、前記複数のモータ系
のうちの最も応答の遅いモータ系を、前記マスターとし
、その池を前記スレーブとして駆動させることを特徴と
するモータ系の協調制御方式が得られる。
[作用]
最も応答の遅いモータ系をマスターとして順次選択し、
このマスターの応答レベルで、他のモータ系をスレーブ
として応答させ、簡単正確に、複数のモータ系をマスタ
ースレーブ制御する協調制御方式が得られる。
このマスターの応答レベルで、他のモータ系をスレーブ
として応答させ、簡単正確に、複数のモータ系をマスタ
ースレーブ制御する協調制御方式が得られる。
[実施例]
次に本発明の実施例を図面を参照して説明する。
なお、第2図〜第4図と同様の符号は同じ機能を示すも
のとして、その説明を省略する。
のとして、その説明を省略する。
第1図に示すように、10はマスター選択部であり、ウ
ェブライン速度指令値と、繰出!2の繰出径を演算する
繰出径演算部11から出力された繰出径情報と、巻取機
3の巻取径を演算する巻取径演算部12から出力された
巻取径情報と、さらにウェブ材料の物性情報、及び1a
IIIの応答を決める応答データ等を受け、これにより
、各駆動モータ6〜8の応答速度を演算し、最も応答速
度の遅い駆動モータを特定し、スイッチ制御部13に出
力する。
ェブライン速度指令値と、繰出!2の繰出径を演算する
繰出径演算部11から出力された繰出径情報と、巻取機
3の巻取径を演算する巻取径演算部12から出力された
巻取径情報と、さらにウェブ材料の物性情報、及び1a
IIIの応答を決める応答データ等を受け、これにより
、各駆動モータ6〜8の応答速度を演算し、最も応答速
度の遅い駆動モータを特定し、スイッチ制御部13に出
力する。
スイッチ制御部13では、マスター選択部10からの出
力信号を受け、それに対応したーの駆動モータをマスタ
ーに切替える切替制御信号を、切替えスイッチ14に出
力する。切替えスイッチ10はスイッチ制御部13より
出力された切替制御信号により、−の駆動モータをマス
ターに切替え、他の駆動モータをスレーブとする。
力信号を受け、それに対応したーの駆動モータをマスタ
ーに切替える切替制御信号を、切替えスイッチ14に出
力する。切替えスイッチ10はスイッチ制御部13より
出力された切替制御信号により、−の駆動モータをマス
ターに切替え、他の駆動モータをスレーブとする。
同時に、スイッチ制御部13からの切替制御信号は、各
駆動モータのスレーブスイッチ18に出力され、これに
より、マスターの速度フィードバック信号がスレーブの
速度指令値となるように切替わり、全ての駆動モータが
、最も応答速度の遅い駆動モータの速度に協調した速度
となる。
駆動モータのスレーブスイッチ18に出力され、これに
より、マスターの速度フィードバック信号がスレーブの
速度指令値となるように切替わり、全ての駆動モータが
、最も応答速度の遅い駆動モータの速度に協調した速度
となる。
なを、入出力ゲイン設定器15〜17は、マスター速度
を与えられた各駆動モータ間に、速度差を与えて、ウェ
ブ1に張力を与える場合の比を設定するものである4例
えば、ゲイン値Kuは、(繰出機2の周速)とく第1の
処理R4の周速)との比であり、繰出機2の駆動モータ
6の角速度Mu/第1の処理?fi4の駆動モータ8の
角速度MP1となる。
を与えられた各駆動モータ間に、速度差を与えて、ウェ
ブ1に張力を与える場合の比を設定するものである4例
えば、ゲイン値Kuは、(繰出機2の周速)とく第1の
処理R4の周速)との比であり、繰出機2の駆動モータ
6の角速度Mu/第1の処理?fi4の駆動モータ8の
角速度MP1となる。
これにより、繰出機2及び巻取R3のロール径の変化等
による各駆動モータ間の負荷慣性の変動が生じても、常
に、全ての駆動モータが互いに協調して駆動されるから
、安定した応答性を以てウェブ1の巻取り等が行なえる
。
による各駆動モータ間の負荷慣性の変動が生じても、常
に、全ての駆動モータが互いに協調して駆動されるから
、安定した応答性を以てウェブ1の巻取り等が行なえる
。
[発明の効果]
以上の説明のとおり、本発明によれば、最も応答の遅い
モータ系をマスターとして順次選択するから、複数のモ
ータ系を協調して制御し、加減速運転時における紙切れ
又は、弛みによる処理欠陥を防止したモータ系の協調制
御方式を提供することができる。
モータ系をマスターとして順次選択するから、複数のモ
ータ系を協調して制御し、加減速運転時における紙切れ
又は、弛みによる処理欠陥を防止したモータ系の協調制
御方式を提供することができる。
10・・・マスター選択部、11・・・繰出径演算部、
12・・・巻取径演算部、13・・・スイッチ制御部、
14・・・切替えスイッチ、15〜17・・・入出力ゲ
イン設定器、18・・・スレーブスイッチ。
12・・・巻取径演算部、13・・・スイッチ制御部、
14・・・切替えスイッチ、15〜17・・・入出力ゲ
イン設定器、18・・・スレーブスイッチ。
第1図は本発明の実施例に係わるブロック概念図、第2
図は複数のモータ系を有するラミネータの概念図、第3
図は従来のマスターウェーブ方式を用いたラミネータの
ブロック図、第4図(a)。 (b)はモータ系間に生じる慣性負荷の変化を表す概念
図である。
図は複数のモータ系を有するラミネータの概念図、第3
図は従来のマスターウェーブ方式を用いたラミネータの
ブロック図、第4図(a)。 (b)はモータ系間に生じる慣性負荷の変化を表す概念
図である。
Claims (1)
- 1、複数のモータ系を有し、該複数のモータ系のうちの
一つをマスターとし、その他をスレーブとしてマスター
スレーブ制御する制御方式において、前記複数のモータ
系のうちの最も応答の遅いモータ系を前記マスターとし
て順次選択し、その他のモータ系を前記スレーブとして
駆動させることを特徴とするモータ系の協調制御方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63156018A JPH027889A (ja) | 1988-06-25 | 1988-06-25 | モータ系の協調制御方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63156018A JPH027889A (ja) | 1988-06-25 | 1988-06-25 | モータ系の協調制御方式 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH027889A true JPH027889A (ja) | 1990-01-11 |
Family
ID=15618515
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63156018A Pending JPH027889A (ja) | 1988-06-25 | 1988-06-25 | モータ系の協調制御方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH027889A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010178510A (ja) * | 2009-01-29 | 2010-08-12 | Mitsubishi Electric Corp | モータ同期制御装置 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5856109A (ja) * | 1981-09-30 | 1983-04-02 | Toshiba Corp | 主幹制御装置 |
JPS60141183A (ja) * | 1983-12-28 | 1985-07-26 | Fuji Electric Co Ltd | 複数電動機の速度制御方式 |
JPS6115583A (ja) * | 1984-06-29 | 1986-01-23 | Fuji Electric Co Ltd | 最短加減速時間制御方式 |
-
1988
- 1988-06-25 JP JP63156018A patent/JPH027889A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5856109A (ja) * | 1981-09-30 | 1983-04-02 | Toshiba Corp | 主幹制御装置 |
JPS60141183A (ja) * | 1983-12-28 | 1985-07-26 | Fuji Electric Co Ltd | 複数電動機の速度制御方式 |
JPS6115583A (ja) * | 1984-06-29 | 1986-01-23 | Fuji Electric Co Ltd | 最短加減速時間制御方式 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010178510A (ja) * | 2009-01-29 | 2010-08-12 | Mitsubishi Electric Corp | モータ同期制御装置 |
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