JPH0277977A - 画像データ処理装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は画像データ処理装置に係わり、特に例えば高機
能のワークステーションのように多数の制御情報や画像
データ等を短時間の内に処理しなければならない画像デ
ータ処理装置に関する。

「従来の技術」 例えば、個々に開発したソフトウェア等をデータベース
として共通に使用することが可能なワークステーション
が普及してきた。このワークステーションは、一般にワ
ードプロセッシング機能・データベース機能・通信機能
等を有するものであり、最近ではその機能が一段と向上
してきた。すなわち、データ入出力手段として従来のキ
ーボードやマウスやワイヤドツトプリンタ等に加えて、
イメージスキャナ等の画像入力装置や高速処理が可能な
レーザプリンタ等の画像出力装置が接続されるようにな
ってきた。

ここで、高機能化されたワークステーション（画像デー
タ処理装置）のブロック構成の一例および画像データ処
理の場合の動作を第６図および第７図によって説明する
。

第６図に示したワークステーション１００において、中
央処理装置（ＣＰＴｊ）　　１０１から延び出した一つ
のシステム・バス１０２には、画像データを格納する画
像メモリ１０３、図示しない他のワークステーションと
の間の通信制御を行う通信制御回路１０４、画像データ
を直接メモリ等に対して転送し処理時間の短縮を図るＤ
　Ｍ　Ａ　（ＤｉｒｅｃｔＭｅｍｏｒｙ　Ａｃｃｅｓｓ
）　　コントローラ１０５、次に述べる画像入力袋ｆｆ
１１０７から入力する画像データに対して各種の処理を
行う画像処理回路１０６とが接続されている。

また、イメージスキャナ等からなる画像人力装置１０７
が、画像人力制御回路１０８を介してシステム・バス１
０２に接続され、適宜の用紙等に印字するためのレーザ
プリンタ等のプリンタ１１０が、プリンタ制御回路１０
９を介して接続されている。

更に、文字等を人力するキーボード１１１、任意の位置
指定等を入力するマウス１１２、ＣＲＴ等からなるディ
スプレイ１１３、データ等を外部記憶させておくフロッ
ピーディスク装置１１４、固定ディスク装置１１５等も
システム・バス１０２に接続されている。

ところで、上述した画像人力装置１０７を用いて画像デ
ータを人力し、通信制御回路１０４を介して他のワーク
ステーションにデータ伝送する場合を考える。

画像入力装置１０７から入力した画像データは、画像入
力制御回路１０８で適宜に信号変換され、システム・バ
ス１０２を介して画像メモリ１０３に一時的に格納され
る。この画像データは、記憶させるのに多量のメモリ容
量を必要とし、例えばＡ４版１３００ｓｐｉであれば約
ＩＭｂｙｔｅを要する。また、イメージスキャナ等の画
像人力装置では、画像の読取速度が本体側（画像データ
処理装置）の処理速度に比較すると遅いので、これらの
装置間のデータ伝送ではスキャナまたはプリンタの同期
制御用のライン同期信号に合わせてデータ伝送をする必
要がある。従って、前述したように大量のデータをワー
クステーション側から伝送してしまうと他のデータ処理
をすることができず、結果として非常に処理時間を要し
てしまっていた。

一方、ワークステーションの内部において送受されるデ
ータには、例えば他のワークステーションとのデータ伝
送をするための通信制御、キーボードから入力するデー
タ、ＣＲＴに画像表示するための画像データ等の様々の
データがある。これらのデータはいずれもリアルタイム
で処理することが可能である。

しかも、これらの画像処理用のデータとリアルタイム用
のデータとの間には優先順位が決められており、例えば
第７図に示すような動作となる。

すなわち、オペレータが画像入力装置やプリンタ等の入
出力装置を使用する場合には、まずシステム・バスが空
いているか否かが判断され、空いていれば（ステップ■
；Ｙ）、第１優先順位である通信制御中であるか否かが
判断され（ステップ■）、もし使用中でなければ第２優
先順位のキーボード人力中であるか否かが判断される（
ステップ■）。もし、キーボードが使用中でなければ、
ディスクが使用中であるか否かが判断され（ステップ■
）、使用中でなければようやく画像の入出力処理を行う
ことが可能となる（ステップ■）。

また、もしステップ■でシステム・バスが空いていなけ
れば（ステップ■；Ｎ）、空くまで待たされることにな
る。更に、上述の通信制御・キーボード・ディスク等の
判断においてそれぞれが使用中であれば、再度スタート
に戻りシステム・バスの空き状況から判断をし直すこと
になる。

「発明が解決しようとする課題」 しかし、第７図に示した場合であれば画像の入出力処理
を実行するまでに時間がかかってしまうことがあり、ま
た、画像の入出力処理中に他の優先順位の高い処理をし
なければならない場合には、結果としてワークステーシ
ョン（画像データ処理装置）全体でのシステム処理能力
が低下してしまうという欠点があった。

本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであり、その
目的とするところは画像の入出力処理等の多量のデータ
を処理しなければならないような場合であっても、シス
テムの他の処理を妨げることのない画像データ処理装置
を提供することにある。

「課題を解決するための手段」　　　　−本発明は、イ
メージスキャナやプリンタ等の画像入出力手段と本体装
置側との間で相互の同期をとるためのライン同期信号を
送受しつつ画像処理を行う画像データ処理装置において
、画像入出力手段との間で送受される画像用のデータの
みを走行させる第１のシステム・バスと、他の通信処理
装置等との間の通信制御を行う通信制御手段やデータ人
力用のキーボードやＣＲＴ等のディスプレイ等をリアル
タイムで制御するためのデータのみを走行させる第２の
システム・バスとを具備したものである。

このようにすると、画像データの入出力装置のように多
大な処理時間を要する装置に対しては専用のシステム・
バス（第１のシステム・バス）を用意しておき、このバ
スで処理させる。そして、その他の制御用のデータは別
のシステム・バス（第２のシステム・バス）で処理させ
る。従って、各データは他のグループのデータの有無に
かかわりなく処理を実行することが可能となり、画像デ
ータ処理装置全体の処理能力を向上させることができる
。

「実施例」 次に、本発明を図示の実施例に基づいて説明する。なお
、既に説明済みの構成部については同一符号を付すに留
め、重ねて説明することを避ける。

第１図は本発明の一実施例を示す画像データ処理装置の
ブロック図である。

画像データ処理装置であるワークステーション５０は、
通信制御やＣＲＴへの表示制御および装置全体の制御等
のリアルタイムでの制御を行う主処理部１０と、画像入
出力データのようにライン同期信号による制御を要し、
かつデータ量の多い画像データを処理する画像処理部３
０とにより構成されている。

主処理部１０は、中央制御装置であるＣＰＵ　１を有し
ている。ＣＰＵＩはシステムバス２に接続され、このシ
ステム・バス２にはワークステーション５０全体の制御
を司るプログラムを格納したメモリ３が接続され、また
このメモリ３と次に述べる通信制御回路１０４と画像処
理部３０との間でのデータの転送を行うＤＭＡコントロ
ーラ４が接続されている。また、他のワークステーショ
ンあるいはファイルサーバ装置等とネットワークを構成
しており、これらとの通信をするための制御を行う通信
制御回路１０４が接続されている。更に、システム・バ
ス２にはキーボード１１１、マウス１１２、ＣＲＴ等か
らなるディスプレイ１１３、フロッピーディスク１１４
および固定ディスク１１５等が接続されている。

一方、画像処理部３０は、ＣＰＵＩＩを有している。Ｃ
ＰＵＩＩは画像処理バス１２に接続され、この画像処理
バス１２には、画像人力装置１０７の読み取った画像デ
ータを画像人力制御回路１０８で制御してビットマツプ
として一時的に記憶するラインメモリ１３と、入出力装
置右よび他のワークステーション等との間でデータ転送
の時間を圧縮するためのデータ圧縮回路１５が接続され
ている。また、画像処理バス１２には、圧縮済みの画像
データを格納する画像メモＩＪ　１６が接続され、画像
データを縮小したり拡大したりする画像縮小拡大回路１
４が接続されている。同様に、圧縮された画像データを
元に伸長するデータ伸長回路１７と、プリンタ１１０に
ビットマツプデータを出力する際に一時的にデータを記
憶しておくラインメモリ１８が画像処理バス１２に接続
され、このラインメモリ１８に接続されるプリンタ制御
回路１０９を介して出力手段たるプリンタ１１０が接続
されている。なお、上述した画像データについての入出
力装置であるプリンタ１１０と画像人力装置１０７とは
、装置の本体側である画像処理部３０との間でライン同
期信号を送受して必要な画像データ処理を遂行してい（
。

更に、画像メモリ１６に対して画像データを直接転送す
るＤＭＡコントローラ１０５とＣＰｔＪｌによって制御
され画像処理部３００制御アドレスを決定するアドレス
バッファ１９と、例えば通信制御回路１０４またはメモ
リ３等と画像処理部３０との間でデータ転送を行うデー
タバッファ２１とが接続されている。

次に、以上のように構成されている画像データ処理装置
の動作を第２〜４図に基づいて説明する。

第２図に示したのは、画像人力装置によって読み込んだ
画像データを他のワークステーションに送出する場合の
流れ図である。

画像入力装置１０７によって読み込まれた画像データは
、画像人力制御回路１０９によってラインごとにライン
メモリ１３に格納される（ステップ■）。この画像デー
タは、ＣＰＵＩＩの制御の下でデータ圧縮回路１５によ
ってデータ圧縮され（ステップ■）、ＤＭＡコントロー
ラ１０５の制御によって画像メモリ１６に画像情報が格
納される（ステップ■）。

この画像情報を通信制御回路１０４を介して他のワーク
ステーションにデータ転送する場合は、ＣＰＵ　１から
アドレスバッファ１９に対して転送命令が送出され、Ｄ
　Ｍ　Ａコントローラ１０５により画像メモリ１６から
データバッファ２１を通して通信制御回路１０４にデー
タが転送される（ステップ■）。このようにして、画像
情報はワークステーション５０から他のワークステーシ
ョンへと送出される（ステップ■）。

次に、第３図に示したのは、逆に他のワークステーショ
ンから送出された画像データをワークステーション５０
で受信し、プリント出力する場合である。

受信された画像データは、通信制御回路１０４を介して
ワークステーション５０内に導かれる（ステップ■）。

この画像データは、ＤＭＡコントローラ４によってシス
テム・バス２からデータバッファ２１を通して画像メモ
リ１６に書き込まれる（ステップ■）。

画像メモリ１６に格納された画像データは、ＣＰＵＩＩ
の制御のちとにデータ伸長回路１７によってビットマツ
プデータに展開され（ステップ■）、ＤＭＡコントロー
ラ１０５によってラインメモリ１８に入力される。この
際、必要に応じて画像縮小拡大回路１４によって縮小・
拡大等の処理が加えられてラインメモリ１８に送られる
。

そして、ラインメモＵ　１８に格納されたデータは、プ
リンタ制御回路１０９によってプリンタ１．１０に出力
され、ハードコピーを入手することが可能となる（ステ
ップ■）。

また、第４図に示したのは、ワークステーション５０で
画像を読み込み、自ら出力する場合である。

この場合には上述と同様にして画像入力装置１０７より
人力した画像データは、画像人力制御回路１０８を通じ
てラインメモリ１３に格納され（ステップ■）、データ
圧縮回路１５にてデータ圧縮され５（ステップ■）、画
像メモリ１６に入力する。画像メモＩＪ　１６に格納さ
れたデータは、データ伸長回路１７によってビットマツ
プデータに展開され（ステップ■）、ラインメモリ１８
に格納される。そして、プリンタ制御回路１０９によっ
てプリンタ１１０に送出され、プリントアウトされる（
ステップ■）。

以上に述べた第２〜４図の流れ図において、必ずライン
同期信号の送受を伴う装置の画像データは、画像処理バ
ス１２のみで処理され、システム・バス２を使用するこ
とがない。

従って、第５図に示すように、画像処理バスが空いてい
るか否かだけを判断すればよく、このバスが空いていれ
ば（ステップ■）、次の画像の入出力処理を実行するこ
とが可能となる（ステップ■）。

「発明の効果」 以上述べたように本発明によれば、画像データ処理装置
（ワークステーション）が画像データを処理する場合に
は、はとんどの画像情報は画像処理部に設けられた第１
のシステム・バス（画像処理用のシステム・バス）上で
処理され、第２のシステム・バス（従来からのシステム
・バス）に設けられた第２のＣＰＵは、単純な制御命令
を画像処理部の第１のＣＰＵに出力するだけでよい。

従って、画像処理のために長時間システム・バスが占有
されてしまうのを防ぐことが可能となり、システムの処
理能力を向上させることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す画像データ処理装置の
ブロック構成図、第２図は本発明の画像データ処理装置
で画像データを読み取った後、他の画像データ処理装置
へ送出する場合の流れ図、第３図は本発明の画像データ
処理装置で他の画像データ処理装置から画像データを受
信した後、プリントアウトする場合の流れ図、第４図は
本発明の画像データ処理装置で画像データを読み取った
後、自らプリントアウトする場合の流れ図、第５図は本
発明の画像データ処理装置の画像の入出力処理に至るま
での動作を示す流れ図、第６図は従来の画像データ処理
装置を示すブロック構成図、第７図は従来の画像データ
処理装置の画像の入出力処理に至るまでの動作を示す流
れ図である。 １・・・・・・第２の中央処理手段（ＣＰＵ）、２・・
・・・・システム・バス（ｆｆ２のシステム・バス）、
１０・・・・・・主処理部、 １１・・・・・・第１の中央処理手段（ＣＰＵ）、１２
・・・・・・画像処理バス（第１のシステム・バス）、
１６・・・・・・画像メモリ、３０・・・・・・画像処
理部、５０・・・・・・ワークステーション（画像デー
タ処理装置）、 １０４・・・・・・通信制御回路、 １０７・・・・・・画像入力装置（画像入出力装置）、
１１０・・・・・・プリンタ（画像入出力装置）、１１
１・・・・・・キーボード、１１２・・・・・・マウス
、１１３・・・・・・ディスプレイ。 出願人　　　　　富士ゼロックス株式会社代理人　　　
　　弁理士　山　内　梅　雄第２図　　　　第３図　　
　　第４図 第５図　　　　　第７図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 イメージスキャナやプリンタ等の画像入出力手段と本体
   装置側との間で相互の同期をとるためのライン同期信号
   を送受しつつ画像処理を行う画像データ処理装置におい
   て、 上記画像入出力手段との間で送受される画像用のデータ
   のみを走行させる第１のシステム・バスと、 他の通信処理装置等との間の通信制御を行う通信制御手
   段やデータ入力用のキーボードやＣＲＴ等のディスプレ
   イ等をリアルタイムで制御するためのデータのみを走行
   させる第２のシステム・バス とを具備したことを特徴とする画像データ処理装置。