JPH0277866A - マルチプロセッサ装置 - Google Patents
マルチプロセッサ装置Info
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- JPH0277866A JPH0277866A JP22966488A JP22966488A JPH0277866A JP H0277866 A JPH0277866 A JP H0277866A JP 22966488 A JP22966488 A JP 22966488A JP 22966488 A JP22966488 A JP 22966488A JP H0277866 A JPH0277866 A JP H0277866A
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 23
- 238000000034 method Methods 0.000 description 8
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- 102100030551 Protein MEMO1 Human genes 0.000 description 2
- 101710176845 Protein MEMO1 Proteins 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
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- 230000004044 response Effects 0.000 description 1
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
この発明は、複数個のプロセッサが一つの共通バスを介
して結合される装置であって、とくに共通メモリのメモ
リ容量を拡張するようにしたマルチプロセッサ装置に関
する。
して結合される装置であって、とくに共通メモリのメモ
リ容量を拡張するようにしたマルチプロセッサ装置に関
する。
第9図は、基本的なマルチプロセンサ装置の構成を示し
ている。1は共通ハスで、コントロールバス2.データ
バス3.アドレスバス4.共通バス使用許可信号群5.
共通バス使用調停回路6を構成要素とする。7はプロセ
ッサで、制御回路8゜データバスドライバ・レシーバ9
.アドレスバスドライバ10.演算部11.内部メモリ
12.内部ハス13を構成要素とする。14は共通メモ
リで、制御回路15.データバスドライバ・レシーバ1
6.アドレスハ゛スレシーパ17.メモリブロック18
. 内部データバス19.内部アドレスバス20を構成
要素とする。 コントロールバス2は、共通ハス1とそれに結合される
プロセッサ7および共通メモリ14とのインターフェイ
スを制御するための信号群、制御回路8は、プロセッサ
7と共通バス1とのインターフェイスを制御する回路、
また制御回路15は、共通メモリ14と共通バス1との
インターフェイスを制御する回路である。共通ハス使用
調停回路6は、同時に複数のプロセッサからの共通バス
使用要求に際して一つのプロセッサのみに共通バス使用
権を与えるための回路で、各プロセッサに一対一に対応
した共通ハス使用許可信号群6の内から共通バス使用権
を与えるプロセッサに対応する信号線を活性状態にする
ものである。内部データバス19は、データバスドライ
バ・レシーバ16を、内部アドレスバス20は、アドレ
スバスレシーバ17を通してそれぞれデータバス3.ア
ドレスバス4とメモリブロック18とを接続するもので
ある。メモリブロック18は、アドレス線としてアドレ
スバス4の信号線の本数分を、データ線としてデータバ
ス3の信号線の本数分を、それぞれもったROMあるい
はRAMで構成されるメモリ素子群である。 第9図において共通メモ1月4のメモリ容量は、メモリ
ブロック18の容量と等しく、0本の信号線をもったア
ドレスバス4による共通メモ1月4がもつメモリ容量は
、■ワードをデータバス3の信号線の本数とした場合、
211ワードとなる。さて従来、この2″ワードの共通
メモリがもつメモリ容量を拡張す方式として次に示す二
つがある。 (1)拡張アドレスバスを追加する方式第10図は、拡
張アドレスバスを追加してメモリ容量を拡張した場合の
マルチプロセッサ装置の構成を示している。第9図の基
本的な構成に対して、共通ハス21の構成要素として、
共通ハス1に拡張アドレスバス22を、プロセッサ23
の構成要素としてプロセッサ7に拡張アドレスバスドラ
イバ24を、共通メモリ25の構成要素として共通メモ
1月4に拡張アドレスバスレシーバ26.デコーダ27
.メモリブロック識別信号群28.メモリブロック選択
信号群29および複数のメモリブロック18を追加する
。 プロセッサ23が共通ハス21を介して共通メモリ25
をアクセスする際は、複数のメモリブロック1日の内か
ら一つを選択するために、拡張アドレスバスドライバ2
4を通して拡張アドレスバス22上に拡張アドレスを、
メモリブロック18内の任意のアドレスを指定するため
に、アドレスバス1oを通してアドレスバス4上にアド
レスをそれぞれ出力する。 共通メモリ25では、拡張アドレスバス22上の拡張ア
ドレスを、拡張アドレスレシーバ26を通してメモリブ
ロック識別信号群28としてデコーダ27に入力する。 デコーダ27は、複数のメモリブロック18の内から入
力されたメモリブロック識別信号群28に対応するメモ
リブロック18を一つだけ選択するために、各メモリブ
ロック18に一対一に対応したメモリブロック選択信号
群29内の一つの信号線を活性状態にする。選択された
メモリブロック18は、アドレスレシーバ17を通して
アドレスバス4に接続された内部アドレスバス20上の
アドレスを基に、データバスドライバ・レシーバ16を
通して内部データバス19と接続されたデータバス2に
対するデータの入出力を行なう。 このように拡張アドレスバス22を追加することにより
2m本の信号線を拡張アドレスバス22にもたせた場合
、2″′個のメモリブロック18をもつことが可能とな
り、共通メモリ25のメモリ容量は、21″×2n−2
(lN+れ) ワードとなる。 (2)メモリブロック選択用のレジスタを設ける方式 第11図は、メモリブロック選択用のレジスタを設けて
メモリ容量を拡張した場合のマルチプロセッサ装置の構
成を示している。第9図の基本的な構成に対して、共通
メモリ30の構成要素として、共通メモリ14に、デコ
ーダ27.メモリブロック識別信号群28.メモリブロ
ック選択信号群29.レジスタ31および複数のメモリ
ブロック18を追加する。 レジスタ31は、共通バス1を介して各プロセッサ7か
ら直接アクセスされるもので、そのレジスタ31の内容
は、前記(1)拡張アドレスを追加する方式の拡張アド
レスバス22上の拡張アドレスと同様に扱われる。プロ
セッサ7が共通ハス1を介して共通メモリ30をアクセ
スする際は、共通ハス1を2回使用して行なわれる。 1回目の共通バス1の使用では、複数のメモリブロック
18の内から一つを選択するために、プロセッサ7は共
通バス1を介してレジスタ31の内容を操作する。レジ
スタ31の出力は、メモリブロック識別信号群28とし
てデコーダ27に入力される。 デコーダ27は、複数のメモリブロック18の内から入
力されたメモリブロック識別信号群28に対応するメモ
リブロック18を一つだけ選択するために、各メモリブ
ロック18に一対一に対応したメモリブロック選択信号
群29内の一つの信号線を活性状態にする。 2回目の共通バス1の使用では、プロセッサ7は先の共
通ハス1の使用で選択されたメモリブロック内の任意の
アドレスを指定するために、アドレスドライバ10を通
してアドレスバス4上にアドレを出力する。選択されて
いるメモリブロック18は、アドレスバスレシーバ17
を通してアドレスバス4に接続された内部アドレスバス
20上のアドレスを基に、データバスドライバ・レシー
バ16を通して内部データバス19と接続されたデータ
バス2に対するデータの入出力を行なう。ただし、この
2回の共通バスlを使用している間、他のプロセッサ7
によりメモリブロック選択用のレジスタ31の内容が書
き換えられるのを防ぐために、共通バス使用権を連続し
てもつことによって他のプロセッサ7の共通バス使用を
待たせることが必要となる。 このようにメモリブロック選択用のレジスタ31を設け
ることにより、レジスタ31がメモリブロック識別信号
群28としてに本の信号線を出力するとした場合、2に
個のメモリブロック18をもっことが可能となり、共通
メモリ3oのメモリ容量は、2 K×2 n == 2
(Kin) r)−ドとなる。
ている。1は共通ハスで、コントロールバス2.データ
バス3.アドレスバス4.共通バス使用許可信号群5.
共通バス使用調停回路6を構成要素とする。7はプロセ
ッサで、制御回路8゜データバスドライバ・レシーバ9
.アドレスバスドライバ10.演算部11.内部メモリ
12.内部ハス13を構成要素とする。14は共通メモ
リで、制御回路15.データバスドライバ・レシーバ1
6.アドレスハ゛スレシーパ17.メモリブロック18
. 内部データバス19.内部アドレスバス20を構成
要素とする。 コントロールバス2は、共通ハス1とそれに結合される
プロセッサ7および共通メモリ14とのインターフェイ
スを制御するための信号群、制御回路8は、プロセッサ
7と共通バス1とのインターフェイスを制御する回路、
また制御回路15は、共通メモリ14と共通バス1との
インターフェイスを制御する回路である。共通ハス使用
調停回路6は、同時に複数のプロセッサからの共通バス
使用要求に際して一つのプロセッサのみに共通バス使用
権を与えるための回路で、各プロセッサに一対一に対応
した共通ハス使用許可信号群6の内から共通バス使用権
を与えるプロセッサに対応する信号線を活性状態にする
ものである。内部データバス19は、データバスドライ
バ・レシーバ16を、内部アドレスバス20は、アドレ
スバスレシーバ17を通してそれぞれデータバス3.ア
ドレスバス4とメモリブロック18とを接続するもので
ある。メモリブロック18は、アドレス線としてアドレ
スバス4の信号線の本数分を、データ線としてデータバ
ス3の信号線の本数分を、それぞれもったROMあるい
はRAMで構成されるメモリ素子群である。 第9図において共通メモ1月4のメモリ容量は、メモリ
ブロック18の容量と等しく、0本の信号線をもったア
ドレスバス4による共通メモ1月4がもつメモリ容量は
、■ワードをデータバス3の信号線の本数とした場合、
211ワードとなる。さて従来、この2″ワードの共通
メモリがもつメモリ容量を拡張す方式として次に示す二
つがある。 (1)拡張アドレスバスを追加する方式第10図は、拡
張アドレスバスを追加してメモリ容量を拡張した場合の
マルチプロセッサ装置の構成を示している。第9図の基
本的な構成に対して、共通ハス21の構成要素として、
共通ハス1に拡張アドレスバス22を、プロセッサ23
の構成要素としてプロセッサ7に拡張アドレスバスドラ
イバ24を、共通メモリ25の構成要素として共通メモ
1月4に拡張アドレスバスレシーバ26.デコーダ27
.メモリブロック識別信号群28.メモリブロック選択
信号群29および複数のメモリブロック18を追加する
。 プロセッサ23が共通ハス21を介して共通メモリ25
をアクセスする際は、複数のメモリブロック1日の内か
ら一つを選択するために、拡張アドレスバスドライバ2
4を通して拡張アドレスバス22上に拡張アドレスを、
メモリブロック18内の任意のアドレスを指定するため
に、アドレスバス1oを通してアドレスバス4上にアド
レスをそれぞれ出力する。 共通メモリ25では、拡張アドレスバス22上の拡張ア
ドレスを、拡張アドレスレシーバ26を通してメモリブ
ロック識別信号群28としてデコーダ27に入力する。 デコーダ27は、複数のメモリブロック18の内から入
力されたメモリブロック識別信号群28に対応するメモ
リブロック18を一つだけ選択するために、各メモリブ
ロック18に一対一に対応したメモリブロック選択信号
群29内の一つの信号線を活性状態にする。選択された
メモリブロック18は、アドレスレシーバ17を通して
アドレスバス4に接続された内部アドレスバス20上の
アドレスを基に、データバスドライバ・レシーバ16を
通して内部データバス19と接続されたデータバス2に
対するデータの入出力を行なう。 このように拡張アドレスバス22を追加することにより
2m本の信号線を拡張アドレスバス22にもたせた場合
、2″′個のメモリブロック18をもつことが可能とな
り、共通メモリ25のメモリ容量は、21″×2n−2
(lN+れ) ワードとなる。 (2)メモリブロック選択用のレジスタを設ける方式 第11図は、メモリブロック選択用のレジスタを設けて
メモリ容量を拡張した場合のマルチプロセッサ装置の構
成を示している。第9図の基本的な構成に対して、共通
メモリ30の構成要素として、共通メモリ14に、デコ
ーダ27.メモリブロック識別信号群28.メモリブロ
ック選択信号群29.レジスタ31および複数のメモリ
ブロック18を追加する。 レジスタ31は、共通バス1を介して各プロセッサ7か
ら直接アクセスされるもので、そのレジスタ31の内容
は、前記(1)拡張アドレスを追加する方式の拡張アド
レスバス22上の拡張アドレスと同様に扱われる。プロ
セッサ7が共通ハス1を介して共通メモリ30をアクセ
スする際は、共通ハス1を2回使用して行なわれる。 1回目の共通バス1の使用では、複数のメモリブロック
18の内から一つを選択するために、プロセッサ7は共
通バス1を介してレジスタ31の内容を操作する。レジ
スタ31の出力は、メモリブロック識別信号群28とし
てデコーダ27に入力される。 デコーダ27は、複数のメモリブロック18の内から入
力されたメモリブロック識別信号群28に対応するメモ
リブロック18を一つだけ選択するために、各メモリブ
ロック18に一対一に対応したメモリブロック選択信号
群29内の一つの信号線を活性状態にする。 2回目の共通バス1の使用では、プロセッサ7は先の共
通ハス1の使用で選択されたメモリブロック内の任意の
アドレスを指定するために、アドレスドライバ10を通
してアドレスバス4上にアドレを出力する。選択されて
いるメモリブロック18は、アドレスバスレシーバ17
を通してアドレスバス4に接続された内部アドレスバス
20上のアドレスを基に、データバスドライバ・レシー
バ16を通して内部データバス19と接続されたデータ
バス2に対するデータの入出力を行なう。ただし、この
2回の共通バスlを使用している間、他のプロセッサ7
によりメモリブロック選択用のレジスタ31の内容が書
き換えられるのを防ぐために、共通バス使用権を連続し
てもつことによって他のプロセッサ7の共通バス使用を
待たせることが必要となる。 このようにメモリブロック選択用のレジスタ31を設け
ることにより、レジスタ31がメモリブロック識別信号
群28としてに本の信号線を出力するとした場合、2に
個のメモリブロック18をもっことが可能となり、共通
メモリ3oのメモリ容量は、2 K×2 n == 2
(Kin) r)−ドとなる。
以上説明したように、従来の技術では、次のような欠点
がある。 まず前記の(1)拡張アドレスバスを追加する方式にお
いては、共通バス拡張アドレス5を追加することにより
、各プロセッサ7に拡張アドレスバスドライバ24の追
加を伴ない、マルチプロセッサ装置全体のハードウェア
量の増加を招き、このシステムを用いた装置のコスト増
大と大形化につながる。 次の(2)メモリブロック選択用のレジスタを設ける方
式においては、通常の共通バスを介した共通メモリに対
するアクセスの他に、共通バスを使用したメモリブロッ
ク選択用のレジスタ31の操作が追加されたことで、プ
ロセッサ・共通メモリ間のデータ転送に要する共通バス
使用時間が増加し、マルチプロセッサ装置の共通バスを
介したプロセッサ・共通メモリ間のデータ転送能力が低
下する。 さらにまた、(1)拡張アドレスバスを追加する方式、
(2)メモリブロック選択用のレジスタを設ける方式の
両方式に共通して言えることは、各プロセッサが共通メ
モリ上の全領域をアクセス可能であることによって、長
所として各プロセッサ間の情報交換に用いられる共通メ
モリ上の領域を割り振る際に冗長性がある反面、欠点と
して一部のプロセッサのプログラム誤りにより予め定め
られている各々のプロセッサがアクセスを行なってよい
共通メモリ上の領域以外にデータ操作を行なうおそれが
出てくる、という点である。 この発明の課題は、従来の技術がもつ以上の問題点を解
消し、共通メモリの容量を拡張するとともに、共通バス
やプロセッサに特別なハードウェアを追加する必要がな
く、また共通バスを介したプロセッサ・共通バス間のデ
ータ転送能力を低下させず、さらに信顛性の高いマルチ
プロセッサ装置を提供することにある。
がある。 まず前記の(1)拡張アドレスバスを追加する方式にお
いては、共通バス拡張アドレス5を追加することにより
、各プロセッサ7に拡張アドレスバスドライバ24の追
加を伴ない、マルチプロセッサ装置全体のハードウェア
量の増加を招き、このシステムを用いた装置のコスト増
大と大形化につながる。 次の(2)メモリブロック選択用のレジスタを設ける方
式においては、通常の共通バスを介した共通メモリに対
するアクセスの他に、共通バスを使用したメモリブロッ
ク選択用のレジスタ31の操作が追加されたことで、プ
ロセッサ・共通メモリ間のデータ転送に要する共通バス
使用時間が増加し、マルチプロセッサ装置の共通バスを
介したプロセッサ・共通メモリ間のデータ転送能力が低
下する。 さらにまた、(1)拡張アドレスバスを追加する方式、
(2)メモリブロック選択用のレジスタを設ける方式の
両方式に共通して言えることは、各プロセッサが共通メ
モリ上の全領域をアクセス可能であることによって、長
所として各プロセッサ間の情報交換に用いられる共通メ
モリ上の領域を割り振る際に冗長性がある反面、欠点と
して一部のプロセッサのプログラム誤りにより予め定め
られている各々のプロセッサがアクセスを行なってよい
共通メモリ上の領域以外にデータ操作を行なうおそれが
出てくる、という点である。 この発明の課題は、従来の技術がもつ以上の問題点を解
消し、共通メモリの容量を拡張するとともに、共通バス
やプロセッサに特別なハードウェアを追加する必要がな
く、また共通バスを介したプロセッサ・共通バス間のデ
ータ転送能力を低下させず、さらに信顛性の高いマルチ
プロセッサ装置を提供することにある。
この課題を解決するために、本発明に係るマルチプロセ
ッサ装置は、 複数個のプロセッサが一つの共通バスを介して結合され
る装置において、 一時には前記各プロセッサの一つだけにこれに対応する
前記共通バスの使用権を与える使用許可信号を出力する
共通バス使用調停回路と;前記各プロセッサから前記共
通ハスを介してアクセスされるとき、前記各プロセッサ
のアクセスすべきアドレスがこれに対応するアドレスバ
ス信号と前記使用許可信号とによって識別される共通メ
モリと;を備える。
ッサ装置は、 複数個のプロセッサが一つの共通バスを介して結合され
る装置において、 一時には前記各プロセッサの一つだけにこれに対応する
前記共通バスの使用権を与える使用許可信号を出力する
共通バス使用調停回路と;前記各プロセッサから前記共
通ハスを介してアクセスされるとき、前記各プロセッサ
のアクセスすべきアドレスがこれに対応するアドレスバ
ス信号と前記使用許可信号とによって識別される共通メ
モリと;を備える。
各プロセッサから共通バスを介して共通メモリにアクセ
スするとき、このアクセスすべきアドレスが、これに対
応するアドレスバス信号と、共通ハス使用調停回路から
出力され一時には−プロセッサだけに共通バス使用権を
与える使用許可信号とによって識別される。
スするとき、このアクセスすべきアドレスが、これに対
応するアドレスバス信号と、共通ハス使用調停回路から
出力され一時には−プロセッサだけに共通バス使用権を
与える使用許可信号とによって識別される。
この発明の一実施例について以下に図面を参照しながら
説明する。第1図にはマルチプロセッサ装置の共通的な
構成図、第2図には共通メモリの共通的な構成図、第3
′図はこの一実施例における共通メモリのデコーダの論
理回路図である。 第1図において、■は4個までのプロセッサを結合でき
る共通バスで、コントロールバス2.データバス3.ア
ドレスバス4,4本の共通バス使用許可信号5a〜5d
、および共通バス使用調停回路6を構成要素とする。7
a〜7dはプロセッサで、第9図に示すプロセッサ7と
同一の構成要素からなり、第1図では詳細な構成要素の
図示を省略しである。32は共通メモリで、第2図に示
す構成要素からなる。 共通バス使用調停回路6は、同時に複数のプロセッサか
らの共通バス使用要求に際して4個のプロセッサ78〜
7d内の一つのプロセッサのみに共通バス使用権を与え
るための回路である。すなわち、プロセッサ7a=7d
に一対一に対応した共通バス使用許可信号5a〜5dの
内から共通バス使用権を与えるプロセッサに対応する信
号線を活性状態(“H”状態)にするものであり、この
場合のプロセッサ7a〜7dと共通バス使用許可信号5
a〜5dの対応は次の通りである。プロセンサ7a :
共通バス使用許可信号5a、以下同じ<7b :5
b 、 7c :5c、 7d :5d
0第2図で示す共通メモリ32は、制御卸回路15.
データバスドライバ・レシーバ16.アドレスバスレシ
ーバ17、内部データバス19、内部アドレスバス35
.2本のメモリブロック識別アドレス信号36a。 36b1デコーダ34.7個のメモリブロック33a〜
33g、および7木のメモリブロック選択信号29a〜
29gを構成要素とする。制御回路15は、コントロー
ルバス2と接続されて共通メモリ32と共通バス1との
インターフェイスを制御する回路であり、データバスド
ライバ・レシーバ16は、データバス3を内部データバ
ス19としてメモリブロック33a〜33gに接続する
ためのドライバ・レシーバであす、アドレスレシーバ1
7は、アドレスバス4の2本の信号線をメモリブロック
識別アドレス信号36a、36bとしてデコーダ34に
接続し、残りのアドレスバス4の信号線を内部アドレス
バス35としてメモリブロック33a〜33gに接続す
るためのレシーバである。 7個のメモリブロック33a〜33gは、アドレス線と
して内部アドレスバス35の信号線の本数分を、データ
線として内部データバス19の信号線の本数分を、それ
ぞれもったROMあるいはRAMで構成されるメモリ素
子群である。またデコーダ34は、メモリブロック識別
アドレス信号35a 、 36bと4本の共通バス使用
許可信号58〜5dを入力信号として、7個のメモリブ
ロック33a〜33gの内から前記入力信号に対応した
一つのメモリブロックを選択するために、メモリブロッ
ク33a〜33gに一対一に対応した7本のメモリブロ
ック選択信号29a〜29gの一つの信号線を活性状態
(“H”状態)にするものである。なお、メモリブロッ
ク33a〜33gとメモリブロック選択信号29a〜2
9gとの対応は次の通りである。メモリブロック33a
:メモリブロック選択信号29a、以下同じ<33b
:29b、33c : 29c 、33d : 29
d 、33e : 29e 、33f : 29f 。 33g : 29g 0 第3図の論理回路は、デコーダ34の入出力論理を実現
するのにNOT回路37,3人力AND回路38.4人
力OR回路39.および2人力OR回路40を用いた場
合を示し、共通バス使用許可信号58〜5d、メモリブ
ロック選択信号29a〜29gの活性状態を“H”状態
として扱っている。なお、第4図は第3図の論理回路図
に係る真理値対応図であり、共通ハス使用調停回路6に
より共通バス使用許可信号5a〜5dは必ず一つの信号
線のみが活性状態とされることから、ここでは実際に入
力されない条件は省略しである。なお、第4図において
、*印は任意の状態を示している。 第1図、第2図、第3図に示すマルチプロセッサ装置の
構成は、共通メモリ32に全てのプロセッサ7a〜7d
がアクセス可能なメモリブロック33aと各プロセッサ
間相互にアクセス可能な6個のメモリブロック33b〜
3gを設けたものである。なお、プロセッサ7a〜7d
がメモリブロック識別アドレス信号33a、33bに対
応するアドレス4の信号線に任意の状態を出力してアク
セスできるメモリブロックは、次表の示す通りになる。 表1 第5図は、前記のプロセッサ78〜7dとメモリブロッ
ク33a〜33gとのアクセスに関する関係を示すアク
セス相関図であり、同図において、メモリブロック33
aは4個のプロセッサ7a〜7dの全てから、メモリブ
ロック33bはプロセッサ7a、7bから、メモリブロ
ック33cはプロセッサ7a、7cから、メモリブロッ
ク33dはプロセッサ7a、7dから、メモリブロック
33eはプロセッサ7b、マCから、メモリブロック3
3f はプロセッサ7b、7dから、メモリブロック3
3gはプロセッサ7c、7dから、それぞれアクセス可
能であることを表わしている。 次に、−例として、プロセッサ7bがプロセッサ7cに
ある情報を渡すために、メモリブロック33eの予め定
められたアドレスに共通バス1を介してアクセスする過
程を説明する。プロセッサ7bは共通ハス使用要求を行
ない、それを受けて共通バス使用調停回路6は、プ、ロ
セッサ7bが共通バス使用権を与えるべきプロセッサで
あると判断した時点で共通バス使用許可信号5bのみを
活性状態とする。共通バス使用権を得たプロセッサ7b
は、メモリブロック識別アドレス信号36a 、 36
bに対応するアドレス4の信号線にはそれぞれ“L”状
態、 “H”状態を、残りのアドレス4の信号線には予
め定められたアドレスを出力すると共に、データバス2
上にデータを出力する。共通メモリ32のデコーダ34
は、アドレスバスレシーバ17を通してメモリブロック
識別アドレス信号36a、36bに接続されたアドレス
バス4の信号線がそれぞれ“L”状態、“H”状態であ
ることと、共通バス使用許可信号5bのみが活性状態で
あることによって、メモリブロック33eを選択するた
めにメモリブロック選択信号29eのみを活性状態とす
る。 選択されたメモリブロック33eは、アドレスバスレシ
ーバ17を通してアドレスバス4に接続された内部アド
レスバス35上のアドレスに、データバスドライバ・レ
シーバ16を通してデータバス3に接続された内部デー
タバス19上のデータを格納する。 次に、別の実施例について、第6図、第7図。 第8図を参照しながら説明する。この別の実施例は、先
程の実施例とはプロセッサ7a〜7dとメモリブロック
33a〜33gのアクセスに関する関係が異なる。第6
図はデコーダ34の別の論理回路図である。第6図の論
理回路は、デコーダ34の先程の実施例とは異なる入出
力論理を実現するために、NOT回路37,3人力AN
D回路38,2人力OR回路40.および2人力AND
回路41を用いた場合を示し、先程の実施例と同様に共
通バス使用許可信号5a〜5d、メモリブロック選択信
号29a〜29gの活性状態を“H”状態として扱って
いる。 なお、第7図は第6図の論理回路図に係る真理値対応図
であり、先程の実施例の第4図と同様に実際に入力され
ない条件は省略しである。 第1図、第2図、第6図によるマルチプロセッサ装置の
構成は、共通メモリ32に、全てのプロセッサ78〜7
dからアクセス可能なメモリブロック33aと、2個の
プロセッサ7a、7dからアクセス可能な3個のメモリ
ブロック33b、 33c、 33d と、残りの2個
のプロセッサ7c、7dからアクセス可能な3個のメモ
リブロック33e、 33f 、 33g とを設けた
ものである。なお、プロセッサ7a〜7dがメモリブロ
ック識別アドレス信号36a、36bに対応するアドレ
スバス4の信号線に任意の状態を出力してアクセスでき
るメモリブロックは次表に示す通りになる。 第8図は、前記のプロセッサ78〜7dとメモリブロッ
ク33a〜33gとのアクセスに関する関係を示すアク
セス相関図であり、同図においてメモリブロック33a
は4個のプロセッサ7a〜7dの全てから、メモリブロ
ック33b、 33c、 33dはプロセッサ7a、7
bから、メモリブロック33e、 33f 、 33g
はプロセッサ7c、7dからそれぞれアクセス可能であ
ることを表わしている。 以上の二つの実施例において、アドレスバス4がn本の
信号線をもっている場合、2本の信号線をメモリブロッ
ク識別アドレス信号36a 、 36bとして用いるの
で、内部アドレスバス35は(n −2)本の信号線を
もつことになり、メモリブロック33a〜33gのそれ
ぞれのメモリ容量は、■ワードをデータ3の信号線の本
数とした場合、2 fn−21ワードとなる。したがっ
て、共通メモリ32のメモリ容量は、7 X 2 (1
1−21ワードとなる。このことは、第9図に示した基
本的なマルチプロセッサ装置の共通メモ1月4と比較す
ると、共通メモリ32は同一の共通バス1を用いて(7
X 2 ”−”/2’)一7/4倍のメモリ容量をもつ
ことになる。なお、ROM等の記憶素子を用いてデコー
ダ34の論理回路を実現することにより、プロセッサ7
a〜7bとメモリブロック33a〜33gのアクセスに
関する関係をROM等の記憶内容の書き換えのみで容易
に変更することが可能となる。また、4個以上のプロセ
ッサが結合できるマルチプロセッサ装置においても、前
記の一実施例および別の実施例同様の考え方で、共通バ
ス使用許可信号を、アドレスの識別に用いる信号線に加
えることにより共通メモリのメモリ容量を拡張すること
が可能である。
説明する。第1図にはマルチプロセッサ装置の共通的な
構成図、第2図には共通メモリの共通的な構成図、第3
′図はこの一実施例における共通メモリのデコーダの論
理回路図である。 第1図において、■は4個までのプロセッサを結合でき
る共通バスで、コントロールバス2.データバス3.ア
ドレスバス4,4本の共通バス使用許可信号5a〜5d
、および共通バス使用調停回路6を構成要素とする。7
a〜7dはプロセッサで、第9図に示すプロセッサ7と
同一の構成要素からなり、第1図では詳細な構成要素の
図示を省略しである。32は共通メモリで、第2図に示
す構成要素からなる。 共通バス使用調停回路6は、同時に複数のプロセッサか
らの共通バス使用要求に際して4個のプロセッサ78〜
7d内の一つのプロセッサのみに共通バス使用権を与え
るための回路である。すなわち、プロセッサ7a=7d
に一対一に対応した共通バス使用許可信号5a〜5dの
内から共通バス使用権を与えるプロセッサに対応する信
号線を活性状態(“H”状態)にするものであり、この
場合のプロセッサ7a〜7dと共通バス使用許可信号5
a〜5dの対応は次の通りである。プロセンサ7a :
共通バス使用許可信号5a、以下同じ<7b :5
b 、 7c :5c、 7d :5d
0第2図で示す共通メモリ32は、制御卸回路15.
データバスドライバ・レシーバ16.アドレスバスレシ
ーバ17、内部データバス19、内部アドレスバス35
.2本のメモリブロック識別アドレス信号36a。 36b1デコーダ34.7個のメモリブロック33a〜
33g、および7木のメモリブロック選択信号29a〜
29gを構成要素とする。制御回路15は、コントロー
ルバス2と接続されて共通メモリ32と共通バス1との
インターフェイスを制御する回路であり、データバスド
ライバ・レシーバ16は、データバス3を内部データバ
ス19としてメモリブロック33a〜33gに接続する
ためのドライバ・レシーバであす、アドレスレシーバ1
7は、アドレスバス4の2本の信号線をメモリブロック
識別アドレス信号36a、36bとしてデコーダ34に
接続し、残りのアドレスバス4の信号線を内部アドレス
バス35としてメモリブロック33a〜33gに接続す
るためのレシーバである。 7個のメモリブロック33a〜33gは、アドレス線と
して内部アドレスバス35の信号線の本数分を、データ
線として内部データバス19の信号線の本数分を、それ
ぞれもったROMあるいはRAMで構成されるメモリ素
子群である。またデコーダ34は、メモリブロック識別
アドレス信号35a 、 36bと4本の共通バス使用
許可信号58〜5dを入力信号として、7個のメモリブ
ロック33a〜33gの内から前記入力信号に対応した
一つのメモリブロックを選択するために、メモリブロッ
ク33a〜33gに一対一に対応した7本のメモリブロ
ック選択信号29a〜29gの一つの信号線を活性状態
(“H”状態)にするものである。なお、メモリブロッ
ク33a〜33gとメモリブロック選択信号29a〜2
9gとの対応は次の通りである。メモリブロック33a
:メモリブロック選択信号29a、以下同じ<33b
:29b、33c : 29c 、33d : 29
d 、33e : 29e 、33f : 29f 。 33g : 29g 0 第3図の論理回路は、デコーダ34の入出力論理を実現
するのにNOT回路37,3人力AND回路38.4人
力OR回路39.および2人力OR回路40を用いた場
合を示し、共通バス使用許可信号58〜5d、メモリブ
ロック選択信号29a〜29gの活性状態を“H”状態
として扱っている。なお、第4図は第3図の論理回路図
に係る真理値対応図であり、共通ハス使用調停回路6に
より共通バス使用許可信号5a〜5dは必ず一つの信号
線のみが活性状態とされることから、ここでは実際に入
力されない条件は省略しである。なお、第4図において
、*印は任意の状態を示している。 第1図、第2図、第3図に示すマルチプロセッサ装置の
構成は、共通メモリ32に全てのプロセッサ7a〜7d
がアクセス可能なメモリブロック33aと各プロセッサ
間相互にアクセス可能な6個のメモリブロック33b〜
3gを設けたものである。なお、プロセッサ7a〜7d
がメモリブロック識別アドレス信号33a、33bに対
応するアドレス4の信号線に任意の状態を出力してアク
セスできるメモリブロックは、次表の示す通りになる。 表1 第5図は、前記のプロセッサ78〜7dとメモリブロッ
ク33a〜33gとのアクセスに関する関係を示すアク
セス相関図であり、同図において、メモリブロック33
aは4個のプロセッサ7a〜7dの全てから、メモリブ
ロック33bはプロセッサ7a、7bから、メモリブロ
ック33cはプロセッサ7a、7cから、メモリブロッ
ク33dはプロセッサ7a、7dから、メモリブロック
33eはプロセッサ7b、マCから、メモリブロック3
3f はプロセッサ7b、7dから、メモリブロック3
3gはプロセッサ7c、7dから、それぞれアクセス可
能であることを表わしている。 次に、−例として、プロセッサ7bがプロセッサ7cに
ある情報を渡すために、メモリブロック33eの予め定
められたアドレスに共通バス1を介してアクセスする過
程を説明する。プロセッサ7bは共通ハス使用要求を行
ない、それを受けて共通バス使用調停回路6は、プ、ロ
セッサ7bが共通バス使用権を与えるべきプロセッサで
あると判断した時点で共通バス使用許可信号5bのみを
活性状態とする。共通バス使用権を得たプロセッサ7b
は、メモリブロック識別アドレス信号36a 、 36
bに対応するアドレス4の信号線にはそれぞれ“L”状
態、 “H”状態を、残りのアドレス4の信号線には予
め定められたアドレスを出力すると共に、データバス2
上にデータを出力する。共通メモリ32のデコーダ34
は、アドレスバスレシーバ17を通してメモリブロック
識別アドレス信号36a、36bに接続されたアドレス
バス4の信号線がそれぞれ“L”状態、“H”状態であ
ることと、共通バス使用許可信号5bのみが活性状態で
あることによって、メモリブロック33eを選択するた
めにメモリブロック選択信号29eのみを活性状態とす
る。 選択されたメモリブロック33eは、アドレスバスレシ
ーバ17を通してアドレスバス4に接続された内部アド
レスバス35上のアドレスに、データバスドライバ・レ
シーバ16を通してデータバス3に接続された内部デー
タバス19上のデータを格納する。 次に、別の実施例について、第6図、第7図。 第8図を参照しながら説明する。この別の実施例は、先
程の実施例とはプロセッサ7a〜7dとメモリブロック
33a〜33gのアクセスに関する関係が異なる。第6
図はデコーダ34の別の論理回路図である。第6図の論
理回路は、デコーダ34の先程の実施例とは異なる入出
力論理を実現するために、NOT回路37,3人力AN
D回路38,2人力OR回路40.および2人力AND
回路41を用いた場合を示し、先程の実施例と同様に共
通バス使用許可信号5a〜5d、メモリブロック選択信
号29a〜29gの活性状態を“H”状態として扱って
いる。 なお、第7図は第6図の論理回路図に係る真理値対応図
であり、先程の実施例の第4図と同様に実際に入力され
ない条件は省略しである。 第1図、第2図、第6図によるマルチプロセッサ装置の
構成は、共通メモリ32に、全てのプロセッサ78〜7
dからアクセス可能なメモリブロック33aと、2個の
プロセッサ7a、7dからアクセス可能な3個のメモリ
ブロック33b、 33c、 33d と、残りの2個
のプロセッサ7c、7dからアクセス可能な3個のメモ
リブロック33e、 33f 、 33g とを設けた
ものである。なお、プロセッサ7a〜7dがメモリブロ
ック識別アドレス信号36a、36bに対応するアドレ
スバス4の信号線に任意の状態を出力してアクセスでき
るメモリブロックは次表に示す通りになる。 第8図は、前記のプロセッサ78〜7dとメモリブロッ
ク33a〜33gとのアクセスに関する関係を示すアク
セス相関図であり、同図においてメモリブロック33a
は4個のプロセッサ7a〜7dの全てから、メモリブロ
ック33b、 33c、 33dはプロセッサ7a、7
bから、メモリブロック33e、 33f 、 33g
はプロセッサ7c、7dからそれぞれアクセス可能であ
ることを表わしている。 以上の二つの実施例において、アドレスバス4がn本の
信号線をもっている場合、2本の信号線をメモリブロッ
ク識別アドレス信号36a 、 36bとして用いるの
で、内部アドレスバス35は(n −2)本の信号線を
もつことになり、メモリブロック33a〜33gのそれ
ぞれのメモリ容量は、■ワードをデータ3の信号線の本
数とした場合、2 fn−21ワードとなる。したがっ
て、共通メモリ32のメモリ容量は、7 X 2 (1
1−21ワードとなる。このことは、第9図に示した基
本的なマルチプロセッサ装置の共通メモ1月4と比較す
ると、共通メモリ32は同一の共通バス1を用いて(7
X 2 ”−”/2’)一7/4倍のメモリ容量をもつ
ことになる。なお、ROM等の記憶素子を用いてデコー
ダ34の論理回路を実現することにより、プロセッサ7
a〜7bとメモリブロック33a〜33gのアクセスに
関する関係をROM等の記憶内容の書き換えのみで容易
に変更することが可能となる。また、4個以上のプロセ
ッサが結合できるマルチプロセッサ装置においても、前
記の一実施例および別の実施例同様の考え方で、共通バ
ス使用許可信号を、アドレスの識別に用いる信号線に加
えることにより共通メモリのメモリ容量を拡張すること
が可能である。
以上説明したように、この発明においては、各プロセッ
サから共通バスを介して共通メモリにアクセスするとき
、このアクセスすべきアドレスが、これに対応するアド
レスバス信号と、共通バス使用調停回路から出力され一
時には−プロセッサだけに共通バス使用権を与える使用
許可信号とによって識別される。 したがって、この発明によれば、従来の技術に比べ次の
ようなすぐれた効果がある。 (1)共通メモリのメモリ容量を拡張することができる
。 (2)共通バスに拡張アドレスバスを、またプロセッサ
に拡張アドレスドライ八等のハードうエアを追加する必
要がない。 (3)共通メモリへのアクセスが1回の共通バス使用に
よって可能なため、プロセッサ・共通メモリ間のデータ
転送能力を低下させることがない。 (4)ハードウェア的に各プロセッサのアクセス可能な
共通メモリ上の領域が限定されるため、一部のプロセッ
サに生じるプログラム誤りによって他のプロセッサ間の
情報交換に用いられる共通メモリ上の領域のデータが破
壊されるのが防止され、したがって、マルチプロセッサ
装置の信転性を向上させることができる。
サから共通バスを介して共通メモリにアクセスするとき
、このアクセスすべきアドレスが、これに対応するアド
レスバス信号と、共通バス使用調停回路から出力され一
時には−プロセッサだけに共通バス使用権を与える使用
許可信号とによって識別される。 したがって、この発明によれば、従来の技術に比べ次の
ようなすぐれた効果がある。 (1)共通メモリのメモリ容量を拡張することができる
。 (2)共通バスに拡張アドレスバスを、またプロセッサ
に拡張アドレスドライ八等のハードうエアを追加する必
要がない。 (3)共通メモリへのアクセスが1回の共通バス使用に
よって可能なため、プロセッサ・共通メモリ間のデータ
転送能力を低下させることがない。 (4)ハードウェア的に各プロセッサのアクセス可能な
共通メモリ上の領域が限定されるため、一部のプロセッ
サに生じるプログラム誤りによって他のプロセッサ間の
情報交換に用いられる共通メモリ上の領域のデータが破
壊されるのが防止され、したがって、マルチプロセッサ
装置の信転性を向上させることができる。
第1図は本発明に係る実施例を共通的に示す構成図、
第2図はこの実施例における共通メモリを共通的に示す
構成図、 第3図は本発明に係る一実施例における共通メモリのデ
コーダの論理回路図、 第4図は第3図の論理回路図に係る真理値対応図、第5
図は一実施例におけるプロセッサとメモリブロックとの
アクセス相関図、 第6図は本発明に係る別の実施例における共通メモリの
デコーダの論理回路図、 第7図は第6図の論理回路図に係る真理値対応図、第8
図は別の実施例におけるプロセッサとメモリブロックと
のアクセス相関図、 第9図は基本的なマルチプロセッサ装置の構成図、第1
0図は一従来例の構成図、 第11図は別の従来例の構成図である。 符号説明 t:共Jパス、2ニコントロールパス、3:データバス
、4ニアドレスパス、 5a、5b、5c、5d :共通バス使用許可信号、
6:共通バス使用調停回路、 7a、 7b、 7c、 7d : :プロセッサ、
15:制御回路、 16:データバスドライバ・レシーバ、17:アドレス
バスレシーバ、 19:内部データバス、 29a〜29g=メモリブロック選択信号、32:共通
メモリ、 33a〜33g:メモリブロック、34:デコーダ、3
5:内部アドレスバス、 36a、36b :メモリブロック識別アドレス信号
。
構成図、 第3図は本発明に係る一実施例における共通メモリのデ
コーダの論理回路図、 第4図は第3図の論理回路図に係る真理値対応図、第5
図は一実施例におけるプロセッサとメモリブロックとの
アクセス相関図、 第6図は本発明に係る別の実施例における共通メモリの
デコーダの論理回路図、 第7図は第6図の論理回路図に係る真理値対応図、第8
図は別の実施例におけるプロセッサとメモリブロックと
のアクセス相関図、 第9図は基本的なマルチプロセッサ装置の構成図、第1
0図は一従来例の構成図、 第11図は別の従来例の構成図である。 符号説明 t:共Jパス、2ニコントロールパス、3:データバス
、4ニアドレスパス、 5a、5b、5c、5d :共通バス使用許可信号、
6:共通バス使用調停回路、 7a、 7b、 7c、 7d : :プロセッサ、
15:制御回路、 16:データバスドライバ・レシーバ、17:アドレス
バスレシーバ、 19:内部データバス、 29a〜29g=メモリブロック選択信号、32:共通
メモリ、 33a〜33g:メモリブロック、34:デコーダ、3
5:内部アドレスバス、 36a、36b :メモリブロック識別アドレス信号
。
Claims (1)
- 1)複数個のプロセッサが一つの共通バスを介して結合
される装置において、一時には前記各プロセッサの一つ
だけにこれに対応する前記共通バスの使用権を与える使
用許可信号を出力する共通バス使用調停回路と;前記各
プロセッサから前記共通バスを介してアクセスされると
き、前記各プロセッサのアクセスすべきアドレスがこれ
に対応するアドレスバス信号と前記使用許可信号とによ
って識別される共通メモリと;を備えることを特徴とす
るマルチプロセッサ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22966488A JPH0277866A (ja) | 1988-09-13 | 1988-09-13 | マルチプロセッサ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22966488A JPH0277866A (ja) | 1988-09-13 | 1988-09-13 | マルチプロセッサ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0277866A true JPH0277866A (ja) | 1990-03-16 |
Family
ID=16895743
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22966488A Pending JPH0277866A (ja) | 1988-09-13 | 1988-09-13 | マルチプロセッサ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0277866A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004287526A (ja) * | 2003-03-19 | 2004-10-14 | Denso Corp | 調停回路のテスト装置及び調停回路のテスト方法 |
-
1988
- 1988-09-13 JP JP22966488A patent/JPH0277866A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004287526A (ja) * | 2003-03-19 | 2004-10-14 | Denso Corp | 調停回路のテスト装置及び調停回路のテスト方法 |
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