JPH027776Y2 - - Google Patents

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JPH027776Y2
JPH027776Y2 JP11724085U JP11724085U JPH027776Y2 JP H027776 Y2 JPH027776 Y2 JP H027776Y2 JP 11724085 U JP11724085 U JP 11724085U JP 11724085 U JP11724085 U JP 11724085U JP H027776 Y2 JPH027776 Y2 JP H027776Y2
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【考案の詳細な説明】 「考案の目的」 本考案は表示変化をなす容器状体に係り、内部
に適宜に物品を収容し得るようにした容器状体に
おいてその周面における表示を変化し、趣味性に
富んだ該物品を提供しようとするものである。
産業上の利用分野 各種商品を収容するための容器又は容器状をな
した部体の周面を利用した表示技術。
従来の技術 各種商品などを収容するための容器などにおい
てその周面に表示をなすこと自体は従来から普通
に行われているが、このような容器状部体周面に
おける表示は固定したものであり、変化させるこ
とができない。
考案が解決しようとする問題点 上記のように容器周面の表示が固定したものは
成程その表示を認識し得るとしてもそれ以上の趣
味性を求め得ない。又表示面が限定されているの
で多数個の表示をなすような場合において夫々の
表面における面積が限定されることとならざるを
得ず、従つて小型な表示しかできないことにな
り、視認が困難となる。特に容器の各面における
面積を超えた表示をなすことができず、又容器各
面の数を超えた数の表示面を形成し得ない。
「考案の構成」 問題点を解決するための手段 対設された容器状体間を該容器状体の全側面展
開面積と同じ面積を有する連結介装部によつて連
結し、該連結介装部の中間部には素材片の長さ方
向にそつて複数の切目を形成すると共にそれら切
目間における一方の容器状体形成部に対してのみ
連結されていて他方の容器状体形成部との間を切
れ目によつて分離された連結介装片を形成し、上
記した一方の容器状体に対し前記連結介装部を一
方向から巻回すると共に前記連結介装片を他方の
容器状体に対し他方向から巻回し、該連結介装片
の端部を前記した一方の容器状体に対して連結さ
せ、上記した各容器状体の周面および前記連結介
装部および連結介装片の表裏面をそれぞれ表示面
としたことを特徴とする表示変化をなす容器状
体。
作 用 一方の容器状体と他方の容器状体とはそれら容
器状体に巻回された連結介装部および連結介装片
によつて連結されており、しかもこれらの容器状
体はその連結近接状態のままで相互に反対方向に
回転することができる。
上記したような両容器状体の回転によつてそれ
ら容器状体に巻回された連結介装部および連結介
装片は一方においては巻きつけられ、他方は巻戻
され、このような巻きつけ、巻戻しによつてもそ
れら連結介装部および連結介装片の表裏に施され
た表示を両容器状体の周面において表示する。
即ち一方の容器状体に巻きつけられる連結介装
部および連結介装片においてはその表面側の表示
が順次にこの一方の容器状体面で表示され、他方
の容器状体で巻き戻される連結介装片および連結
介装部においてはその裏面の表示がその他方の容
器状体面において表示される。容器状体周面にお
いて巻かれた連結介装部又は連結介装片がなくな
つた部分は当該容器状体の外面に施された表示自
体が顕出表示される。
各容器状体の周面において顕出されない夫々の
容器表示体面と連結介装部および連結介装片の表
裏における表示は遮蔽されている。
実施例 上記したような本考案によるものの具体的な実
施態様を添附図面に示すものについて説明する
と、本考案においては第1図に示すように2つの
容器状体形成部AおよびA′の間に折目1を介し
てそれら形成部A又はA′で形成される容器状体
の全側面展開面積と同じ面積を有する連結介装部
Bを形成した素材片10を用いるものである。各
容器状体形成部AまたはA′は素材片10の幅方
向にそつて平行な折目16,16,16および1
6aを配設し、両端部折目16aより端部側に接
着部17が夫々形成されている。又これらの容器
状体形成部A,A′における幅方向にはそれら容
器状体形成部で各折目16,16,16および1
6aで夫々直角状に折曲し形成された第2,3図
に示すような容器状体20における両側開口部を
カバーするための公知のような補助被覆片7,7
と主補助被覆片6とが設けられている。
前記した連結介装部Bには上記のような折目1
6……又は16aと平行に折目11,12および
13を形成して他方の容器状体形成部A′におけ
る折目16にそつた外面で夫々重合折目されるよ
うに成つているが、又該連結介装部Bの中間部に
は素材片10の長さ方向にそつた切目14,14
が施され且つそれら切目14,14間の容器状体
形成部A′側は折目1に合致した切れ目15で切
断され、従つて一方容器状体形成部Aに対しての
みその折目1で連結された連結介装片2となり、
しかも該連結介装片2には図示のような折目2
1,22,23を配設して容器状体形成部Aにお
ける各折目16,16,16にそつた外面で夫々
重合折曲されるように成つており、切れ目15と
折目21との間は上記容器状体形成部Aにおける
折目16aとそれに隣接した折目16との間に対
し貼着される貼着片24となつている。
上記したような容器状体形成部A,A′につい
ては第2、3図に示すようにそれらの形成部A,
A′を各折目で折曲し容器状体20とした場合の
各外周面相当部分はそれぞれ表示面とされるが、
それらを連結している連結介装部Bについては連
結介装片2における前記貼着片24の貼着面およ
び折目1と11との間の片面以外は内外面が共に
表示面とされる。従つてこのようにして形成され
た容器状体においては前記したような連結介装片
2の幅を単位として各容器状体の側面に3コマ腕
の表示面を形成するならば第4図に示す,,
,,(それぞれの場合の背面を下段の′
〜′)のように順次にそれぞれの容器状体を回
転させた場合においてA〜C,D〜F,G〜I,
J〜L,M〜O,P〜Rの各表示コマと、ア〜
ウ、エーカ,キ〜ケ,コ〜シ,ス〜ソ,タ〜ツ,
テ〜ナの各表示コマが順次に表示されるもので、
42コマの表示が可能となる。
即ち各容器状体の表示面からは一般的に予想し
得ない多くの表示をなすことが可能となるわけで
連続的に第4図のように回転するならば無限的に
新しい表示が顕出される如く感ぜしめられ、趣味
性が大である。2つの容器状体が前記したような
連結介装片2ないし連結介装部Bで連結されたも
のとして得られることからそれら2つの容器状体
20,20の側面に股つた表示をなすことができ
るもので、この態様は第5図にカレンダーとされ
た場合が示されている。即ち両容器状体20,2
0に股つて1月〜12月の各表示が第4図に示すよ
うな回動操作を介して適宜に顕出されるもので、
各容器状体20,20における広幅側面において
のみ表示するようにしたこの第5図実施態様にお
いて、若し回動操作が行われないとするならば6
カ月分しか表示できない筈のところ、本考案によ
るものは12カ月分の表示を順次回動操作して顕出
することができる。
上記のようにこの実施態様において広幅部分の
みを利用したカレンダー表示は、その比較的幅狭
い側面を利用するならば、カレンダー以外の表示
をも併せてなすことができ、即ちカレンダーと共
に行事、時間割その他の表示をも併せてなし得
る。前記実施態様のように容器状体20の各側面
だけでも14面が順次に表示される本考案のものに
おいては何れにしてもその表示面が頗る大きく多
様な表示をなし得ることは言うまでもないところ
であつて、その表示が変えられることによつて感
覚が全く異なつたものとなり趣味性が高い。
図示実施態様のように細長い容器状体20とす
るものにおいて、該容器状体20の上下の開口部
を被覆片6,7で閉塞する必要がなく、例えば下
部のみを閉塞してもよいことは明かであるから鉛
筆やおもちやその他の商品の収容容器としてのみ
ならず、筆箱やペン立ての如き置物などとして実
施でき、素材としても紙質の外にビニルその他の
プラスチツクなどを利用できる。比較的小型なケ
ースとされた場合においてはマツチや揚子、クリ
ツプなどの容器とすることも可能であり、勿論特
別な物品を収容することのない単なる置物として
も充分な趣味性を有する。
前記した実施態様として添附図面に示したもの
は容器状体が断面方形体とされたものであるが、
本考案によるものは容器状体の断面が三角状体又
は五角以上の角形とされたものでもよいことは明
かであり、それらの場合においては連結介装部お
よび連結介装片における折目の数はそれらの角数
に応じて増減せしめられる。然し場合によつては
各容器状体の断面が真円形又は長円形ないし楕円
形としてもよく、この場合においては折目を省略
する。
「考案の効果」 以上説明したような本考案によるときは対設さ
れた容器状体を回転することによりその周面にお
ける表示を適宜に変換し、マジツクボツクス的に
趣味性の高い、又多くの表示効果を得しめること
ができ、しかも紙質その他の比較的低コストな素
材によつて製作組立てることが可能で、各種容器
その他に広く利用できるなど実用上その効果の大
きい考案である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施態様を示すものであつて、
第1図は本考案品を紙材で得る場合の1例につい
ての素材の展開状態を示した平面図、第2図はそ
の容器状体のみを組立てたものの正面図、第3図
はその背面図、第4図はその容器状体回転操作に
よる表示変換関係を示した各斜面図であつて、表
裏の表示を上下に対比して示した説明図、第5図
はその表示をカレンダーとした場合の表示状態を
併せて示した説明図である。 然してこれらの図面において、1,11〜1
3,16,16a,21〜23は各折目、2は連
結介装片、6は主被覆片、7は補助被覆片、10
は素材片、14,15は切目、20は容器状体、
A,Aは容器状体形成部、Bは連結介装部を示す
ものである。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 対設された容器状体間を該容器状体の全側面
    展開面積と同じ面積を有する連結介装部によつ
    て連結し、該連結介装部の中間部には素材片の
    長さ方向にそつて複数の切目を形成すると共に
    それら切目間における一方の容器状体形成部に
    対してのみ連結されていて他方の容器状体形成
    部との間を切れ目によつて分離された連結介装
    片を形成し、上記した一方の容器状体に対し前
    記連結介装部を一方向から巻回すると共に前記
    連結介装片を他方の容器状体に対し他方向から
    巻回し、該連結介装片の端部を前記した一方の
    容器状体に対して連結させ、上記した各容器状
    体の周面および前記連結介装部および連結介装
    片の表裏面をそれぞれ表示面としたことを特徴
    とする表示変化をなす容器状体。 2 各容器状体が断面角形をなし、連結介装部お
    よび連結介装片にはそれらの断面角形形状に即
    応させて折目を配設した実用新案登録請求の範
    囲第1項に記載の表示変化をなす容器状体。 3 各容器状体と連結介装部および連結介装片に
    おける表示がカレンダー、時間割の如きである
    実用新案登録請求の範囲第1項に記載の表示変
    化をなす容器状体。
JP11724085U 1985-08-01 1985-08-01 Expired JPH027776Y2 (ja)

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JP11724085U JPH027776Y2 (ja) 1985-08-01 1985-08-01

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JP11724085U JPH027776Y2 (ja) 1985-08-01 1985-08-01

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JPS6228713U JPS6228713U (ja) 1987-02-21
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