JPH0277386A - 車体フレーム - Google Patents
車体フレームInfo
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- JPH0277386A JPH0277386A JP63228142A JP22814288A JPH0277386A JP H0277386 A JPH0277386 A JP H0277386A JP 63228142 A JP63228142 A JP 63228142A JP 22814288 A JP22814288 A JP 22814288A JP H0277386 A JPH0277386 A JP H0277386A
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- pipe
- pipes
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- car body
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- 239000000463 material Substances 0.000 claims abstract description 22
- 239000006096 absorbing agent Substances 0.000 claims description 28
- 230000035939 shock Effects 0.000 claims description 28
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 abstract description 5
- 239000000725 suspension Substances 0.000 description 2
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 description 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
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- Automatic Cycles, And Cycles In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
本発明は、不整地走行車両等に適用される車体フレーム
に係わり、特に車輪支持用緩衝器の上部を支持する箇所
の剛性強化が図れる車体フレームに関する。
に係わり、特に車輪支持用緩衝器の上部を支持する箇所
の剛性強化が図れる車体フレームに関する。
「従来の技術」
不整地走行車両における車輪懸架方式として、トレーリ
ングアーム方式や、ダブルウィツシュボーン方式が知ら
れている。
ングアーム方式や、ダブルウィツシュボーン方式が知ら
れている。
トレーリングアーム方式は、車体フレームからホイール
支持用のアームが後向きに延出されるものであり、ダブ
ルウィツシュボーン方式は、車輪を支持するナックルア
ームを、上下に間隔を明けて配置したV字状の支持アー
ムで支持するものである。
支持用のアームが後向きに延出されるものであり、ダブ
ルウィツシュボーン方式は、車輪を支持するナックルア
ームを、上下に間隔を明けて配置したV字状の支持アー
ムで支持するものである。
上記したいずれの方式でも車体フレームと車軸との間に
は緩衝器が介装され、これにより、車体に対する車輪の
上下方向の相対位置を定め、かつ地面から受ける車輪の
振動を車体フレームへ直接伝えないようになっている。
は緩衝器が介装され、これにより、車体に対する車輪の
上下方向の相対位置を定め、かつ地面から受ける車輪の
振動を車体フレームへ直接伝えないようになっている。
緩衝器上部の車体フレームへの取り付は構造としては、
従来、例えば特開昭61−33309号公報に開示され
ている如く、車体フレームを構成するパイプ材にブラケ
ットを取り付け、このブラケットに緩衝器の上部をボル
ト止めする等の手段が採られていた。
従来、例えば特開昭61−33309号公報に開示され
ている如く、車体フレームを構成するパイプ材にブラケ
ットを取り付け、このブラケットに緩衝器の上部をボル
ト止めする等の手段が採られていた。
「発明が解決しようとする課題」
ところで、車体フレームの緩衝器上部を支持する部分に
は、車輪に加わる荷重が緩衝器を介し直接加わる関係上
、非常に大きな荷重が加わることとなる。
は、車輪に加わる荷重が緩衝器を介し直接加わる関係上
、非常に大きな荷重が加わることとなる。
前記した従来の車体フレームでは、緩衝器上部を単に一
本のパイプ材で支持する構造であるため、このパイプ材
に過大な荷重が加わり、同パイプ材をそのような大きな
荷重に耐え得るよう大径かつ厚肉のパイプ材としたり、
このパイプ材を支持する部分をガセット等で補強すると
いった特別は補強手段を必要とする。このため、車体フ
レームが大形イヒしたり重量が嵩む等の欠点を伴ってい
た。
本のパイプ材で支持する構造であるため、このパイプ材
に過大な荷重が加わり、同パイプ材をそのような大きな
荷重に耐え得るよう大径かつ厚肉のパイプ材としたり、
このパイプ材を支持する部分をガセット等で補強すると
いった特別は補強手段を必要とする。このため、車体フ
レームが大形イヒしたり重量が嵩む等の欠点を伴ってい
た。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、緩衝器上部
を支持する部分の剛性を高めることができ、強度的に浸
れかつ小形軽量化が図れる車体フレームを提供すること
を目的とするものである。
を支持する部分の剛性を高めることができ、強度的に浸
れかつ小形軽量化が図れる車体フレームを提供すること
を目的とするものである。
「課題を解決するための手段」
本発明では係る目的を達成するために、車輪側方に位置
する部分に少なくとも上下一対のパイプ(オを有し、該
上下一対のパイプ材のうち何れか一方のパイプ材に車輪
支持用の緩衝器の上部を支持する支持部を設け、該三方
のパイプ材の前記支持部を設けた部分から延びて前記一
対のパイプ材の他側のパイプ材に連結する補助パイプを
設けたことを特徴としている。
する部分に少なくとも上下一対のパイプ(オを有し、該
上下一対のパイプ材のうち何れか一方のパイプ材に車輪
支持用の緩衝器の上部を支持する支持部を設け、該三方
のパイプ材の前記支持部を設けた部分から延びて前記一
対のパイプ材の他側のパイプ材に連結する補助パイプを
設けたことを特徴としている。
「作用 」
緩衝器上部に作用する荷重は、上下一対のパイプ材のう
ち緩衝器支持部が設けられた一方のパイプ材にととまら
ず、補助パイプを介して連結された他側のパイプ材にも
加わる。
ち緩衝器支持部が設けられた一方のパイプ材にととまら
ず、補助パイプを介して連結された他側のパイプ材にも
加わる。
つまり、荷重は車輪側方の上下一対のパイプ材にバラン
ス良く分散されることとなり、WAIF器上部支持部分
およびその近傍は高い剛性を持つ。
ス良く分散されることとなり、WAIF器上部支持部分
およびその近傍は高い剛性を持つ。
「実施例」
以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図は本発明にかかる車体フレームを備えた不整地走
行車両の概略を示す斜視図、第2図は同不整地走行車両
の側面図、第3図は車体フレームの側面図、第4図は車
体フレームの平面図、第5図は車体フレームの背面図で
ある。
行車両の概略を示す斜視図、第2図は同不整地走行車両
の側面図、第3図は車体フレームの側面図、第4図は車
体フレームの平面図、第5図は車体フレームの背面図で
ある。
これらの図において、符号2は車体の骨格を構成する車
体フレーム、2は車体フレームlの前部両側に緩衝器3
を介して支持された前輪、4は車体フレームの後部両側
に緩衝器5を介して支持された後輪、6・7は肋後輪2
・4の側方および上方を覆うフェンダ、8は前側のフェ
ンダ6の凹部にその下部を嵌入されて配されたヘッドラ
イト、9は゛車体フレームlの前部に設けられて前輪2
を操舵するステアリングハンドル、IOは車体フレーム
lのほぼ中央に搭載された搭乗員着座用のシート、11
はシート10の後方に搭載されたエンノンをそれぞれ示
す。
体フレーム、2は車体フレームlの前部両側に緩衝器3
を介して支持された前輪、4は車体フレームの後部両側
に緩衝器5を介して支持された後輪、6・7は肋後輪2
・4の側方および上方を覆うフェンダ、8は前側のフェ
ンダ6の凹部にその下部を嵌入されて配されたヘッドラ
イト、9は゛車体フレームlの前部に設けられて前輪2
を操舵するステアリングハンドル、IOは車体フレーム
lのほぼ中央に搭載された搭乗員着座用のシート、11
はシート10の後方に搭載されたエンノンをそれぞれ示
す。
前記車体フレーム1は、車体両側に前後方向に沿ってそ
れぞれ延設された上下一対のメインパイプ12・I3と
、これらメインパイプI2・13を相互に接合する斜め
に傾斜して設けられた補強パイプ14a−14fと、左
右のメインパイプ12.13を相互に接合するクロスメ
ンバ15a〜15gを備える基本構成のもので、略左右
対称形とされている。
れぞれ延設された上下一対のメインパイプ12・I3と
、これらメインパイプI2・13を相互に接合する斜め
に傾斜して設けられた補強パイプ14a−14fと、左
右のメインパイプ12.13を相互に接合するクロスメ
ンバ15a〜15gを備える基本構成のもので、略左右
対称形とされている。
続いてこの車体フレームIの特徴部分につイテ説明する
に、まず車体フレームl後部の緩衝器5上端を支持する
構造について説明すると、後輪4の側方に位置する部分
には前記した上下一対のメインパイプ12・13の後部
が配されている(第6図参照)。上側のメインパイプ1
2上であって、下側のメインパイプ13と接合された部
分Aから若干面方にずれた位置には、パイプ材からなる
コ字状のクロスメンバ15gが、左右のメインパイプ1
2・12にまたがって接合されている。このクロスメン
バ15gの左右角部にはブラケット16・16が外方に
張り出して設けられ、このブラケット16に、後輪4を
支持する緩衝器5の上端がボルト等の固定手段を介して
回動自在に固定される。上側のメインパイプ12のクロ
スメンバ15aが接合された部分には補助パイプ17が
下方に延在するよう接合され、この補助パイプ17の先
端は下側のメインパイプi3に連結されている。
に、まず車体フレームl後部の緩衝器5上端を支持する
構造について説明すると、後輪4の側方に位置する部分
には前記した上下一対のメインパイプ12・13の後部
が配されている(第6図参照)。上側のメインパイプ1
2上であって、下側のメインパイプ13と接合された部
分Aから若干面方にずれた位置には、パイプ材からなる
コ字状のクロスメンバ15gが、左右のメインパイプ1
2・12にまたがって接合されている。このクロスメン
バ15gの左右角部にはブラケット16・16が外方に
張り出して設けられ、このブラケット16に、後輪4を
支持する緩衝器5の上端がボルト等の固定手段を介して
回動自在に固定される。上側のメインパイプ12のクロ
スメンバ15aが接合された部分には補助パイプ17が
下方に延在するよう接合され、この補助パイプ17の先
端は下側のメインパイプi3に連結されている。
補助パイプ17とメインパイプ12・■3との接台部分
はガセットI7aで補強されている(第6図、第7図参
照)。
はガセットI7aで補強されている(第6図、第7図参
照)。
すなわち、上側のメインパイプ12と下側のメインパイ
プ13と補助パイプ17によって側面視3角形のトラス
構造が構成され、そのひとつの角部でクロスメンバ15
aを介して緩衝器5の上部を支持する構造になっている
。
プ13と補助パイプ17によって側面視3角形のトラス
構造が構成され、そのひとつの角部でクロスメンバ15
aを介して緩衝器5の上部を支持する構造になっている
。
このため、緩衝器5に加わる荷重を、上側のメインパイ
プ12に止どまることなく、下側のメインパイプ13に
も作用させることができ、同荷重を車体フレームlの後
部に幅広く分散させることができる。また、第5図に示
すように、緩衝器5は上部が内方に向くよう傾斜して配
されるが、このとき水平方向の分力F1・F2はクロス
メンバ15g上で互いに相殺されることとなり、この点
においても強度的に優れた構造になっている。
プ12に止どまることなく、下側のメインパイプ13に
も作用させることができ、同荷重を車体フレームlの後
部に幅広く分散させることができる。また、第5図に示
すように、緩衝器5は上部が内方に向くよう傾斜して配
されるが、このとき水平方向の分力F1・F2はクロス
メンバ15g上で互いに相殺されることとなり、この点
においても強度的に優れた構造になっている。
このように緩衝器5の支持部近傍の剛性を高くすること
ができ、ひいては車体フレーム全体の小形軽量化を無理
なく押し進めることができる。
ができ、ひいては車体フレーム全体の小形軽量化を無理
なく押し進めることができる。
また、車体フレーム1後部のエンジン11およびエンジ
ンN17機類の支持構造について説明すると、第3図な
いし第5図に示すように下側のメインパイプI3・13
の後部に渡されたクロスメンバ15hにはリヤパイプ1
8・18の前端が接合され、リヤバイブ18はやや内側
に傾斜しながら後方に延び、次いで車軸に沿って後方に
延びた後、上方に立ち上がって前記メインパイプ12に
接合される。この左右のりャパイブ18・18にもクロ
スメンバ!9が掛は渡されている。そして、メインパイ
プ12・13、リヤバイブ18、およびクロスメンバ1
9で囲まれる車体後部に、エンジン11並びにミッショ
ン、キャブレタ、およびエアクリーナ等のエンジン補機
類が、それらパイプ材12.13.18に支持されて配
されている。
ンN17機類の支持構造について説明すると、第3図な
いし第5図に示すように下側のメインパイプI3・13
の後部に渡されたクロスメンバ15hにはリヤパイプ1
8・18の前端が接合され、リヤバイブ18はやや内側
に傾斜しながら後方に延び、次いで車軸に沿って後方に
延びた後、上方に立ち上がって前記メインパイプ12に
接合される。この左右のりャパイブ18・18にもクロ
スメンバ!9が掛は渡されている。そして、メインパイ
プ12・13、リヤバイブ18、およびクロスメンバ1
9で囲まれる車体後部に、エンジン11並びにミッショ
ン、キャブレタ、およびエアクリーナ等のエンジン補機
類が、それらパイプ材12.13.18に支持されて配
されている。
また、車体フレーム1の上方に掛は渡されるフロントロ
ールバー20、それにつながるセンタロールユニット2
1およびリヤロールバー22について説明すると、第1
図および第2図に示すように車体フレームIの前端に設
けられたクロスメンバ15aからはフロントパイプ23
が斜め上後方に延びて設けられ、その先端にはフロント
ロールパー20がボルトにより固定される。フロントロ
ールパー20はフロントパイプ23に連続するよう、そ
の軸線に沿って斜め上後方に延在し、センタロールユニ
ット21にボルト止めされる。センタロールユニット2
1は、車体はぼ中央に立設されるコ字状のセンタロール
バー21aと、その上端左右両角部から前方に延びるル
ーフパイプ21bと、ルーフパイプ21b・2Ib間に
渡されて搭乗者の上方を覆うルーフ板21cと、ルーフ
パイプ21b先端とセンタロールバー21aの中間部を
結ぶクロスメンバ21dから構成されている。また、セ
ンタロールバー21aにはシートlOに着座する搭乗者
の背後を覆う網21eが張設されている。そして、前記
センタロールバー21aの上端部と前記メインパイプ1
2との間には、リヤロールバー22・22がボルト止め
されて左右に離間して斜め上後方に延在するように配さ
れている。
ールバー20、それにつながるセンタロールユニット2
1およびリヤロールバー22について説明すると、第1
図および第2図に示すように車体フレームIの前端に設
けられたクロスメンバ15aからはフロントパイプ23
が斜め上後方に延びて設けられ、その先端にはフロント
ロールパー20がボルトにより固定される。フロントロ
ールパー20はフロントパイプ23に連続するよう、そ
の軸線に沿って斜め上後方に延在し、センタロールユニ
ット21にボルト止めされる。センタロールユニット2
1は、車体はぼ中央に立設されるコ字状のセンタロール
バー21aと、その上端左右両角部から前方に延びるル
ーフパイプ21bと、ルーフパイプ21b・2Ib間に
渡されて搭乗者の上方を覆うルーフ板21cと、ルーフ
パイプ21b先端とセンタロールバー21aの中間部を
結ぶクロスメンバ21dから構成されている。また、セ
ンタロールバー21aにはシートlOに着座する搭乗者
の背後を覆う網21eが張設されている。そして、前記
センタロールバー21aの上端部と前記メインパイプ1
2との間には、リヤロールバー22・22がボルト止め
されて左右に離間して斜め上後方に延在するように配さ
れている。
また、後輪4の支持構造部分について説明すると、第3
図ないし第5図に示すように後輪4は、ダブルウィツシ
ュボーン方式の懸架装置によって車体フレームlに支持
されている。
図ないし第5図に示すように後輪4は、ダブルウィツシ
ュボーン方式の懸架装置によって車体フレームlに支持
されている。
すなわち、後輪4を支承するナックル25の上部は7字
状のアッパーアーム26によってクロスメンバ14gと
りャパイプ18に軸支され、またナックル25の下部は
2本の1字状ロアーアーム27によってリヤバイブ18
に軸支される。そして、ナックル25と前記ブラケット
16との間に、緩衝器5が介装される。なお、28はラ
ジアスアームである。
状のアッパーアーム26によってクロスメンバ14gと
りャパイプ18に軸支され、またナックル25の下部は
2本の1字状ロアーアーム27によってリヤバイブ18
に軸支される。そして、ナックル25と前記ブラケット
16との間に、緩衝器5が介装される。なお、28はラ
ジアスアームである。
リヤバイブ18の立ち上がり部分であって、アッパーア
ーム26の端部を支持する部分には、第7図ないし第9
図に示すように緩衝器5の上端を支持するためのボルト
を支持するブラケット29が内方に偏倚して設けられて
いる。このため、この部分に取り付けられたボルト30
は頭部30aがリヤバイブ18の後端より内方に嵌まり
込み、リヤバイブ18の後端面より後方に突出しない。
ーム26の端部を支持する部分には、第7図ないし第9
図に示すように緩衝器5の上端を支持するためのボルト
を支持するブラケット29が内方に偏倚して設けられて
いる。このため、この部分に取り付けられたボルト30
は頭部30aがリヤバイブ18の後端より内方に嵌まり
込み、リヤバイブ18の後端面より後方に突出しない。
この結果、ボルト頭部30aには障害物が当たりにくく
、ボルトの緩みや損傷が生じにくい構造になっている。
、ボルトの緩みや損傷が生じにくい構造になっている。
前輪2の支持構造についても補足説明すると、第3図お
よび第4図に示すように、前輪2を支承するナックル3
1の上部および下部はともに7字状のアーム32・32
によってクロスメンバ14gおよびメインパイプI3に
軸支されている。また、ナックル31と上側のメインパ
イプ12の間には緩衝器3が介装される。
よび第4図に示すように、前輪2を支承するナックル3
1の上部および下部はともに7字状のアーム32・32
によってクロスメンバ14gおよびメインパイプI3に
軸支されている。また、ナックル31と上側のメインパ
イプ12の間には緩衝器3が介装される。
次いで、前輪操舵機構について第1O図および第11図
を参照゛しながら説明すると、前記車体フレームlのほ
ぼ中央に配されたステアリングハンドル9はステアリン
グアームト35の先端に固着されているが、ステアリン
グシャフト35は周知のようにステアリングコラム36
内に回動自在に挿通され、その下端にはステアリングセ
ンタアーム37が固設されている。ステアリングコラム
36は車体フレームlのクロスメンバ15d−15eに
ブラケット38を介して固設される。ステアリングセン
タアーム37はタイロッド39を介して前輪2のナック
ル31に連結され、ステアリングハンドル9が操作され
る際、その回転をステアリングアームト35、ステアリ
ングアーム37、およびタイロッド39を介して前輪の
ナックル3!に伝えるようになっている。
を参照゛しながら説明すると、前記車体フレームlのほ
ぼ中央に配されたステアリングハンドル9はステアリン
グアームト35の先端に固着されているが、ステアリン
グシャフト35は周知のようにステアリングコラム36
内に回動自在に挿通され、その下端にはステアリングセ
ンタアーム37が固設されている。ステアリングコラム
36は車体フレームlのクロスメンバ15d−15eに
ブラケット38を介して固設される。ステアリングセン
タアーム37はタイロッド39を介して前輪2のナック
ル31に連結され、ステアリングハンドル9が操作され
る際、その回転をステアリングアームト35、ステアリ
ングアーム37、およびタイロッド39を介して前輪の
ナックル3!に伝えるようになっている。
ところで、一般に、ステアリングハンドル9の切れ角を
決定するため、車体フレームlにストッパを設けるが、
ここではストッパ40を、ステアリングコラム36に一
体的に設けている。すなわち、ステアリングコラム36
から下方に突出して設けた略扇状のストッパ40の両端
部40aを、ステアリングセンタアーム37の肩部37
aに押し当てることで、ステアリングセンタアーム37
のそれ以上の回転を押さえるようにしている。
決定するため、車体フレームlにストッパを設けるが、
ここではストッパ40を、ステアリングコラム36に一
体的に設けている。すなわち、ステアリングコラム36
から下方に突出して設けた略扇状のストッパ40の両端
部40aを、ステアリングセンタアーム37の肩部37
aに押し当てることで、ステアリングセンタアーム37
のそれ以上の回転を押さえるようにしている。
このように、ストッパ40をステアリングコラム36に
一体的に設けているため、これまでのものに比べて、構
成の簡素化および精度向上が図れることとなった。なお
、上記ストッパ40はステアリングコラム36を作る際
に一体に設けてもよく、ボルト等の固着手段で後付けに
してもよい。
一体的に設けているため、これまでのものに比べて、構
成の簡素化および精度向上が図れることとなった。なお
、上記ストッパ40はステアリングコラム36を作る際
に一体に設けてもよく、ボルト等の固着手段で後付けに
してもよい。
なお、上記した実施例では、後輪4を支持する緩衝器5
の上部を支持するにあたり、上下一対のメインパイプ1
2・13のうち上側のメインパイプ12にクロスパイプ
15gを設け、このクロスパイプ15gで支持するよう
にしているが、これに限られることなく、下側のメイン
パイプ13にクロスパイプを設け、これによって支持す
るようにしてもよい。
の上部を支持するにあたり、上下一対のメインパイプ1
2・13のうち上側のメインパイプ12にクロスパイプ
15gを設け、このクロスパイプ15gで支持するよう
にしているが、これに限られることなく、下側のメイン
パイプ13にクロスパイプを設け、これによって支持す
るようにしてもよい。
また、上記実施例では、緩衝器5上端支持部における上
下のメインパイプ12・13間にはI型に形成された補
助パイプ17を渡しているが、これに限られることなく
第3図に示すアーム32のようなV型の補助パイプを掛
は渡してもよい。
下のメインパイプ12・13間にはI型に形成された補
助パイプ17を渡しているが、これに限られることなく
第3図に示すアーム32のようなV型の補助パイプを掛
は渡してもよい。
また、上記実施例では、後輪4を支持する緩衝器5の支
持部に本発明を適用しているが、これに限られることな
く、前輪2を支持する緩衝器3の上部を支持する構造に
適用してもよい。
持部に本発明を適用しているが、これに限られることな
く、前輪2を支持する緩衝器3の上部を支持する構造に
適用してもよい。
「発明の効果」
以上説明したように本発明によれば、緩衝器上部に作用
する荷重を、車輪側方の上下一対のパイプ材にバランス
良く分散させることができ、緩衝器上部支持部およびそ
の近傍の高い剛性が確保できる。このため、車体フレー
ムの小形軽量化を無理なく図ることができる。
する荷重を、車輪側方の上下一対のパイプ材にバランス
良く分散させることができ、緩衝器上部支持部およびそ
の近傍の高い剛性が確保できる。このため、車体フレー
ムの小形軽量化を無理なく図ることができる。
図面は本発明の一実施例を示し、第1図は本発明にかか
る車体フレームを備えた不整地走行車両の斜視図、第2
図は同車両の側面図、第3図は車体フレームの平面図、
第4図は車体フレームの平面図、第5図は車体フレーム
の背面図、第6゛図は車体フレーム後部の斜視図、第7
図は同側面図、第8図は第7図の■矢視図、第9図は第
7図のIX−IX線矢視図、第10図は前輪操舵機構を
示す側面図、第11図は第10図のM矢視図である。 ■・・・・・・車体フレーム、 2・・・・・・前輪、 3・・・・・・緩衝器、 4・・・・・・後輪 5・・・・・・緩衝器、 12・・・・・メインパイプ(一方のパイプ材)、l3
・・・・・・メインパイプ(他方のパイプ材)、+4a
〜14g・・・補強パイプ、 +5a〜15g・・・・・クロスメンバ、16・・・・
・ブラケット(支持部)、17・・・・・・補助パイプ
。
る車体フレームを備えた不整地走行車両の斜視図、第2
図は同車両の側面図、第3図は車体フレームの平面図、
第4図は車体フレームの平面図、第5図は車体フレーム
の背面図、第6゛図は車体フレーム後部の斜視図、第7
図は同側面図、第8図は第7図の■矢視図、第9図は第
7図のIX−IX線矢視図、第10図は前輪操舵機構を
示す側面図、第11図は第10図のM矢視図である。 ■・・・・・・車体フレーム、 2・・・・・・前輪、 3・・・・・・緩衝器、 4・・・・・・後輪 5・・・・・・緩衝器、 12・・・・・メインパイプ(一方のパイプ材)、l3
・・・・・・メインパイプ(他方のパイプ材)、+4a
〜14g・・・補強パイプ、 +5a〜15g・・・・・クロスメンバ、16・・・・
・ブラケット(支持部)、17・・・・・・補助パイプ
。
Claims (1)
- 車輪側方に位置する部分に少なくとも上下一対のパイプ
材を有し、該上下一対のパイプ材のうち何れか一方のパ
イプ材に車輪支持用の緩衝器の上部を支持する支持部を
設け、該一方のパイプ材の前記支持部を設けた部分から
延びて前記一対のパイプ材の他側のパイプ材に連結する
補助パイプを設けたことを特徴とする車体フレーム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63228142A JPH0277386A (ja) | 1988-09-12 | 1988-09-12 | 車体フレーム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63228142A JPH0277386A (ja) | 1988-09-12 | 1988-09-12 | 車体フレーム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0277386A true JPH0277386A (ja) | 1990-03-16 |
Family
ID=16871881
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63228142A Pending JPH0277386A (ja) | 1988-09-12 | 1988-09-12 | 車体フレーム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0277386A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009241875A (ja) * | 2008-03-31 | 2009-10-22 | Honda Motor Co Ltd | 鞍乗り型車両の車体構造 |
-
1988
- 1988-09-12 JP JP63228142A patent/JPH0277386A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009241875A (ja) * | 2008-03-31 | 2009-10-22 | Honda Motor Co Ltd | 鞍乗り型車両の車体構造 |
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