JPH0277055A - カメラ - Google Patents
カメラInfo
- Publication number
- JPH0277055A JPH0277055A JP21102989A JP21102989A JPH0277055A JP H0277055 A JPH0277055 A JP H0277055A JP 21102989 A JP21102989 A JP 21102989A JP 21102989 A JP21102989 A JP 21102989A JP H0277055 A JPH0277055 A JP H0277055A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- focus
- moving object
- subject
- lens
- moving
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims abstract description 84
- 239000002131 composite material Substances 0.000 claims abstract description 5
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 28
- 230000033001 locomotion Effects 0.000 claims description 25
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 66
- 238000012937 correction Methods 0.000 description 34
- 230000015654 memory Effects 0.000 description 25
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 25
- 238000003384 imaging method Methods 0.000 description 24
- 230000008569 process Effects 0.000 description 22
- 238000005375 photometry Methods 0.000 description 13
- 230000010354 integration Effects 0.000 description 11
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 9
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 244000144992 flock Species 0.000 description 4
- OOYGSFOGFJDDHP-KMCOLRRFSA-N kanamycin A sulfate Chemical group OS(O)(=O)=O.O[C@@H]1[C@@H](O)[C@H](O)[C@@H](CN)O[C@@H]1O[C@H]1[C@H](O)[C@@H](O[C@@H]2[C@@H]([C@@H](N)[C@H](O)[C@@H](CO)O2)O)[C@H](N)C[C@@H]1N OOYGSFOGFJDDHP-KMCOLRRFSA-N 0.000 description 4
- 230000011514 reflex Effects 0.000 description 4
- 230000004044 response Effects 0.000 description 4
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 3
- 230000004907 flux Effects 0.000 description 3
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 3
- 230000035945 sensitivity Effects 0.000 description 3
- 238000012935 Averaging Methods 0.000 description 2
- 241001122767 Theaceae Species 0.000 description 2
- 230000008859 change Effects 0.000 description 2
- 238000012790 confirmation Methods 0.000 description 2
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 description 2
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 2
- 238000012544 monitoring process Methods 0.000 description 2
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 2
- 238000012546 transfer Methods 0.000 description 2
- 230000003321 amplification Effects 0.000 description 1
- 239000006185 dispersion Substances 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000006870 function Effects 0.000 description 1
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 1
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 238000003199 nucleic acid amplification method Methods 0.000 description 1
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Automatic Focus Adjustment (AREA)
- Focusing (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、自動焦点調節動作を行うことのできる一眼レ
フレックス型のカメラに関し、さらに詳しくは、撮影レ
ンズの被写体に対する合焦位置からの偏差を検出する焦
点検出手段と、この焦点検出手段による検出偏差に基づ
いて前記撮影レンズを合焦位置に向かって移動させる焦
点調節手段とを備えたカメラに関する。
フレックス型のカメラに関し、さらに詳しくは、撮影レ
ンズの被写体に対する合焦位置からの偏差を検出する焦
点検出手段と、この焦点検出手段による検出偏差に基づ
いて前記撮影レンズを合焦位置に向かって移動させる焦
点調節手段とを備えたカメラに関する。
−〔従来の技術〕
一眼レフレックス型のカメラでは、撮影にあたって、被
写体からの光線束ファインダ光学系に反射させる状態か
らフィルム等の感光材に到達させる状態に切り替えるべ
く、ミラーの退避動作(以下、ミラーアップと称する)
が必要である。その動作中には、焦点検出手段が被写体
からの光線束を受けることができな(なるので、自動焦
点調節動作を行うことができず、カメラに対して遠近方
向で移動する被写体を撮影する場合には、ミラーアップ
前に合焦状態であってもミラーアップ中に被写体が移動
するために、得られる写真がピントのズしたものになる
ことがある。
写体からの光線束ファインダ光学系に反射させる状態か
らフィルム等の感光材に到達させる状態に切り替えるべ
く、ミラーの退避動作(以下、ミラーアップと称する)
が必要である。その動作中には、焦点検出手段が被写体
からの光線束を受けることができな(なるので、自動焦
点調節動作を行うことができず、カメラに対して遠近方
向で移動する被写体を撮影する場合には、ミラーアップ
前に合焦状態であってもミラーアップ中に被写体が移動
するために、得られる写真がピントのズしたものになる
ことがある。
そこで、そのような不都合を回避すべ(、先に本出願人
は被写体が動体であるか否かを判別し、動体である場合
にそのときの被写体の速度を用いて求められるミラーア
ップ中の被写体の予測移動量の情報を加味した合成偏差
に基づいてミラーアップ中も焦点調節動作を継続して行
うようにしたものを提供した。
は被写体が動体であるか否かを判別し、動体である場合
にそのときの被写体の速度を用いて求められるミラーア
ップ中の被写体の予測移動量の情報を加味した合成偏差
に基づいてミラーアップ中も焦点調節動作を継続して行
うようにしたものを提供した。
〔課題を解決するための手段]
しかし、上述したカメラによる場合には、次のような問
題があった。
題があった。
つまり、移動する被写体に対して追随性の良い焦点調節
動作を行うためには、上述のように被写体が動体である
と判別された場合に素早く焦点調節動作を開始する必要
があるが、上述したカメラでは、焦点調節動作を行うに
あたって被写体の移動速度を検出してその検出速度を用
いてミラーアップ中の被写体の移動量を補正するように
していたから、直くに焦点調節動作を開始しようとする
と移動速度検出用のデータが少ないことで正確に移動速
度を検出することがむつかしく、ノイズ等の混入に起因
して過剰に補正を行うことで却ってピントのズした写真
になってしまう虞があり、そうかといってそのような不
都合を回避すべく移動速度を多くのデータに基づいて検
出しようとすると対応が遅れてしまう虞もあった。
動作を行うためには、上述のように被写体が動体である
と判別された場合に素早く焦点調節動作を開始する必要
があるが、上述したカメラでは、焦点調節動作を行うに
あたって被写体の移動速度を検出してその検出速度を用
いてミラーアップ中の被写体の移動量を補正するように
していたから、直くに焦点調節動作を開始しようとする
と移動速度検出用のデータが少ないことで正確に移動速
度を検出することがむつかしく、ノイズ等の混入に起因
して過剰に補正を行うことで却ってピントのズした写真
になってしまう虞があり、そうかといってそのような不
都合を回避すべく移動速度を多くのデータに基づいて検
出しようとすると対応が遅れてしまう虞もあった。
本発明の目的は、上記実情に鑑み、移動する被写体に対
応して迅速に対応して焦点調節動作を行うことのできる
カメラを提供することにある。
応して迅速に対応して焦点調節動作を行うことのできる
カメラを提供することにある。
本発明によるカメラの特徴構成は、被写体が遠近方向で
移動する動体であるか否かを判別する動体判別手段と、
この動体判別手段により被写体が動体であると判別され
た場合に、設定速度情報を用いて求めた被写体の予測移
動量に相当する予測偏差を、撮影レンズの被写体に対す
る合焦位置からの偏差を検出する焦点検出手段による検
出偏差に加味した合成偏差を用いて前記撮影レンズを合
焦位置に向かって移動させる焦点調節手段を作動させる
焦点検出手段を設けたことにある。
移動する動体であるか否かを判別する動体判別手段と、
この動体判別手段により被写体が動体であると判別され
た場合に、設定速度情報を用いて求めた被写体の予測移
動量に相当する予測偏差を、撮影レンズの被写体に対す
る合焦位置からの偏差を検出する焦点検出手段による検
出偏差に加味した合成偏差を用いて前記撮影レンズを合
焦位置に向かって移動させる焦点調節手段を作動させる
焦点検出手段を設けたことにある。
つまり、被写体が動体であると判別された場合に、被写
体の移動速度を検出してその検出速度を用いるのではな
く、予め決められた設定速度を用いるから、直ぐに焦点
調節動作を開始す。
体の移動速度を検出してその検出速度を用いるのではな
く、予め決められた設定速度を用いるから、直ぐに焦点
調節動作を開始す。
ることかできる。そして、その設定速度を用いて求めた
被写体のミラーアップ中の予測移動量の分を補正して焦
点調節動作を行うことによって、実際の撮影時の撮影レ
ンズを移動後の被写体に対する合焦位置の近傍まで移動
させることができる。その設定速度は、撮影レンズの特
性や或いは動体判別手段における判別用の基準値等に基
づいて予め任意に設定することができるから、例えば上
記判別用の基準値に対応する速度のように、比較的小さ
い値のものに設定しておけば、最小限の補正は行いなが
ら補正が過剰になることを防止するすることも可能にな
る。
被写体のミラーアップ中の予測移動量の分を補正して焦
点調節動作を行うことによって、実際の撮影時の撮影レ
ンズを移動後の被写体に対する合焦位置の近傍まで移動
させることができる。その設定速度は、撮影レンズの特
性や或いは動体判別手段における判別用の基準値等に基
づいて予め任意に設定することができるから、例えば上
記判別用の基準値に対応する速度のように、比較的小さ
い値のものに設定しておけば、最小限の補正は行いなが
ら補正が過剰になることを防止するすることも可能にな
る。
以下、図面に基づいて、本発明の詳細な説明する。
第1図は、カメラ全体の回路ブロック図を示している。
(μC)は、カメラ全体のシーケンス制御、及び、露出
や焦点検出のための演算を行うマイクロコンピュータ(
以下マイコンと称する)である。(LllIC)はカメ
ラ本体(図示せず)に着脱自在に装着される撮影レンズ
のレンズ回路で、その撮影レンズに固有の情報(例えば
、開放F値や焦点距離等)をカメラ本体に伝達する。
や焦点検出のための演算を行うマイクロコンピュータ(
以下マイコンと称する)である。(LllIC)はカメ
ラ本体(図示せず)に着脱自在に装着される撮影レンズ
のレンズ回路で、その撮影レンズに固有の情報(例えば
、開放F値や焦点距離等)をカメラ本体に伝達する。
(AFS)は、上記撮影レンズを通過した光を焦点検出
用光学系(AO)を通して結像させた像情報を入力し、
てアナログの電気信号に変換する焦点検出回路である。
用光学系(AO)を通して結像させた像情報を入力し、
てアナログの電気信号に変換する焦点検出回路である。
この焦点検出回路(AFS)は、CCD型の受光素子ア
レイからなる受光回路(CC[l)、積分時間の制御の
為に使用されるモニター用受光素子(MC)、このモニ
ター用受光素子(MC)からの電流を積分して出力する
積分回路(IT)、この積分回路(IT)の出力と所定
値とを比較するコンパレーター(COM)、受光回路(
COD)からのアナログ信号を積分回路(IT)からの
出力に応じて増幅する増幅回路(八〇G)等から構成さ
れている。
レイからなる受光回路(CC[l)、積分時間の制御の
為に使用されるモニター用受光素子(MC)、このモニ
ター用受光素子(MC)からの電流を積分して出力する
積分回路(IT)、この積分回路(IT)の出力と所定
値とを比較するコンパレーター(COM)、受光回路(
COD)からのアナログ信号を積分回路(IT)からの
出力に応じて増幅する増幅回路(八〇G)等から構成さ
れている。
この焦点検出回路(AFS)の動作を簡単に説明すると
、マイコン(μC)から、積分開始信号(ST)が出力
されると、受光回路(COD)及び積分回路(IT)は
リセットされ、夫々積分を開始する。この積分回路(I
T)の積分出力が、所定値となってコンパレーター(C
OM)の出力が反転するか、或いはマイコン(μC)内
で計測されている積分タイマーが一定値になると、マイ
コン(μC)から積分終了信号<sp>が出力される。
、マイコン(μC)から、積分開始信号(ST)が出力
されると、受光回路(COD)及び積分回路(IT)は
リセットされ、夫々積分を開始する。この積分回路(I
T)の積分出力が、所定値となってコンパレーター(C
OM)の出力が反転するか、或いはマイコン(μC)内
で計測されている積分タイマーが一定値になると、マイ
コン(μC)から積分終了信号<sp>が出力される。
これにより、受光回路(CCD)内の積分出力は、転送
レジスタに送られ、順に増幅回路(^GC)を経てマイ
コン(μC)へと転送される。
レジスタに送られ、順に増幅回路(^GC)を経てマイ
コン(μC)へと転送される。
そして、マイコン(μC)は、この焦点検出回路(AF
S)からの出力に基づいて、撮影レンズの被写体に対す
る合焦位置からの偏差を演算するように構成されている
。すなわち、焦点検出用光学系(AO)と焦点検出回路
(AFS)とマイコン(μC)とによって、焦点検出手
段が構成されている。
S)からの出力に基づいて、撮影レンズの被写体に対す
る合焦位置からの偏差を演算するように構成されている
。すなわち、焦点検出用光学系(AO)と焦点検出回路
(AFS)とマイコン(μC)とによって、焦点検出手
段が構成されている。
一方、積分回路(IT)は、前記積分終了信号(SP)
を入力して、その積分出力をホールドする。
を入力して、その積分出力をホールドする。
増幅回路(AGC)は、この出力に応じて最大8倍まで
受光回路(CCD)からのアナログ信号を増幅してマイ
コン(μC)に出力する。マイコン(μC)には、この
アナログデータをディジタルデータに変換するディジタ
ル変換器(A/D)が内蔵されている。上記増幅回路(
AGC)によるゲインデータもマイコン(μC)に出力
されるようになっている。
受光回路(CCD)からのアナログ信号を増幅してマイ
コン(μC)に出力する。マイコン(μC)には、この
アナログデータをディジタルデータに変換するディジタ
ル変換器(A/D)が内蔵されている。上記増幅回路(
AGC)によるゲインデータもマイコン(μC)に出力
されるようになっている。
(LMC)は、撮影レンズを通過した光を測定し、被写
体の明るさを検出する測光手段である測光回路で、被写
体の輝度に対応したアペックス系のディジタル信号[B
volをマイコン(μC)に出力する。(ISO)は、
フィルム感度読取回路で、フィルム感度に応じたアペッ
クス系のディジタル信号[Sv]をマイコン(μC)に
出力する。(DISP)は、表示回路で、撮影レンズの
焦点状態等を表示する。
体の明るさを検出する測光手段である測光回路で、被写
体の輝度に対応したアペックス系のディジタル信号[B
volをマイコン(μC)に出力する。(ISO)は、
フィルム感度読取回路で、フィルム感度に応じたアペッ
クス系のディジタル信号[Sv]をマイコン(μC)に
出力する。(DISP)は、表示回路で、撮影レンズの
焦点状態等を表示する。
(ENC)は、エンコーダで、焦点調節用のモータ(以
下、AFモータと略称する)(M)の回転量を検出し、
後述のレンズ制御回路(LECON)にパルス(モータ
(M)の所定の回転量に対して出力されるパルス)信号
として出力する。レンズ制御回路(LECON)は、マ
イコン(μC)からのモータ回転量(数)の信号及びモ
ータ制御(速度及び方向)信号を入力し、これに基づい
て、AFモータ(M)を駆動すると共に、前記エンコー
ダ(ENC)からのパルス信号を入力し、所定!(モー
タ回転量)だけAFモータ(M)が回転したかどうかを
検出し、AFモータ(M)の停止制御をも行う、マイコ
ン(μC)は、内部にレンズ位置を知るためのカウンタ
を有しており、内部の命令により、前記エンコーダ(E
NC)からのパルス信号の入力に応じて前記カウンタの
カウントアツプ又はカウントダウンの動作を行う。
下、AFモータと略称する)(M)の回転量を検出し、
後述のレンズ制御回路(LECON)にパルス(モータ
(M)の所定の回転量に対して出力されるパルス)信号
として出力する。レンズ制御回路(LECON)は、マ
イコン(μC)からのモータ回転量(数)の信号及びモ
ータ制御(速度及び方向)信号を入力し、これに基づい
て、AFモータ(M)を駆動すると共に、前記エンコー
ダ(ENC)からのパルス信号を入力し、所定!(モー
タ回転量)だけAFモータ(M)が回転したかどうかを
検出し、AFモータ(M)の停止制御をも行う、マイコ
ン(μC)は、内部にレンズ位置を知るためのカウンタ
を有しており、内部の命令により、前記エンコーダ(E
NC)からのパルス信号の入力に応じて前記カウンタの
カウントアツプ又はカウントダウンの動作を行う。
すなわち、マイコン(μC)とレンズ駆動回路(LEC
ON)とAFモータ(M)とによって、前記焦点検出手
段による検出偏差に基づいて撮影レンズを被写体に対す
る合焦位置にまで移動させる焦点調節手段が構成されて
いる。
ON)とAFモータ(M)とによって、前記焦点検出手
段による検出偏差に基づいて撮影レンズを被写体に対す
る合焦位置にまで移動させる焦点調節手段が構成されて
いる。
(ASL)は、補助光回路で、焦点検出不能でかつ暗い
ときに、被写体に向けて補助光を発光する。(CD)は
、ICカード(図示せず)のカード回路で外部からのス
イッチ切替情報をカード内のメモリからマイコン(μC
)に送る。例えば、そのスイッチ切替情報としては、ワ
ンシゴットAF(合焦した後はレンズ駆動を行わない自
動焦点調節状態)のみ可とか、スポラI−AF (狭い
領域を用いた焦点検出状態)のみ可とか、補助光AF(
前記補助光を発光させての焦点検出)禁止とかがある。
ときに、被写体に向けて補助光を発光する。(CD)は
、ICカード(図示せず)のカード回路で外部からのス
イッチ切替情報をカード内のメモリからマイコン(μC
)に送る。例えば、そのスイッチ切替情報としては、ワ
ンシゴットAF(合焦した後はレンズ駆動を行わない自
動焦点調節状態)のみ可とか、スポラI−AF (狭い
領域を用いた焦点検出状態)のみ可とか、補助光AF(
前記補助光を発光させての焦点検出)禁止とかがある。
(BAT)は、電源電池であり、全ての回路に電力を供
給する。
給する。
(SM)はメインスイッチ(図示せず)の操作により、
開閉されるスイッチである。(Sl)は、レリーズボタ
ン(図示せず)に対する1段目の押圧操作で閉成される
測光スイッチで、この測光スイッチ(Sl)の閉成によ
り、測光動作と自動焦点調節動作とが行われる。(S2
)は、レリーズボタンに対する前記1段目の押圧操作に
引き続く2段目の押圧操作で閉成されるレリーズスイッ
チで、このレリーズスイッチ(S2)の閉成により、撮
影動作が行われる。(Ss/w)は、スポットAF(後
述する3つの焦点検出領域のうちの中央のみの狭い領域
を用いた焦点検出状態)とワイドAF(後述する3つの
焦点検出領域の全ての領域を用いた焦点検出状態)とを
切り替えるAFエリア切替スイッチである。
開閉されるスイッチである。(Sl)は、レリーズボタ
ン(図示せず)に対する1段目の押圧操作で閉成される
測光スイッチで、この測光スイッチ(Sl)の閉成によ
り、測光動作と自動焦点調節動作とが行われる。(S2
)は、レリーズボタンに対する前記1段目の押圧操作に
引き続く2段目の押圧操作で閉成されるレリーズスイッ
チで、このレリーズスイッチ(S2)の閉成により、撮
影動作が行われる。(Ss/w)は、スポットAF(後
述する3つの焦点検出領域のうちの中央のみの狭い領域
を用いた焦点検出状態)とワイドAF(後述する3つの
焦点検出領域の全ての領域を用いた焦点検出状態)とを
切り替えるAFエリア切替スイッチである。
なお、(E”FROM)は、マイコン(μC)に内蔵の
、あるいは、外づけのメモリICである。このメモリI
C(E2FROM)は、電気的に消却可能なメモリで
、電力供給がなくてもメモリの内容を保持している。そ
して、このメモリI C(E”PROM)には、カメラ
の調整データや、カメラのモード切りかえデータ等を記
憶させておくことができる。
、あるいは、外づけのメモリICである。このメモリI
C(E2FROM)は、電気的に消却可能なメモリで
、電力供給がなくてもメモリの内容を保持している。そ
して、このメモリI C(E”PROM)には、カメラ
の調整データや、カメラのモード切りかえデータ等を記
憶させておくことができる。
これによって、簡単に撮影者のレベルやニーズに合わせ
たカメラ仕様に設定しておくことができる。
たカメラ仕様に設定しておくことができる。
次に、本発明に用いられている焦点検出用光学系(AO
)の周辺の概略構成の分解斜視図を第2図に示す。
)の周辺の概略構成の分解斜視図を第2図に示す。
第2図において(TLI)、 (rt、z)は撮影レン
ズを構成するレンズであり、それら両レンズ(TLυ。
ズを構成するレンズであり、それら両レンズ(TLυ。
(TLz)は、それぞれ、予定結像面であるフィルム面
(FP)から距離(Pz+)、(Pzz)、 (PZI
<P22)の位置(以下、この距離を射出距離と称す
る)に設けられている。そして、上記予定結像面(FP
)の近傍に視野マスク(FM)を配設しである。この視
野マスク(FM)には、その中央部に横長の第1矩形開
口部(Eo)を設け、一方、両側に一対の縦長の第2矩
形開口部(Eot)と第3矩形開口部(Eoz)とを設
けてある。上記視野マスク(FM)の各矩形開口部(E
o) 、 (801)、 (EOりを通過した被写体か
らの光線束は、各別のコンデンサレンズ(Lo) 。
(FP)から距離(Pz+)、(Pzz)、 (PZI
<P22)の位置(以下、この距離を射出距離と称す
る)に設けられている。そして、上記予定結像面(FP
)の近傍に視野マスク(FM)を配設しである。この視
野マスク(FM)には、その中央部に横長の第1矩形開
口部(Eo)を設け、一方、両側に一対の縦長の第2矩
形開口部(Eot)と第3矩形開口部(Eoz)とを設
けてある。上記視野マスク(FM)の各矩形開口部(E
o) 、 (801)、 (EOりを通過した被写体か
らの光線束は、各別のコンデンサレンズ(Lo) 。
(Lot)、 (Loz) (以下、視野マスク(FM
)の矩形開口部(Eo)r(Eot)、(Eoz)に対
応して、第1コンデンサレンズ(Lo)、第2コンデン
サレンズ(Lo I)、第3コンデンサレンズ(Log
)と称する。)をそれぞれ通過して集束されるように構
成されている。
)の矩形開口部(Eo)r(Eot)、(Eoz)に対
応して、第1コンデンサレンズ(Lo)、第2コンデン
サレンズ(Lo I)、第3コンデンサレンズ(Log
)と称する。)をそれぞれ通過して集束されるように構
成されている。
上述したコンデンサレンズ(Lo) 、(Lo + )
、 (Lo□)の後方には、絞りマスク(AM)と再
結像レンズ板(L)とを配設しである。前記再結像レン
ズ板(L)は、中央部に横方向に配列された再結像レン
ズ対(1+)、(1,1)と、両側にそれぞれ縦方向に
配列された一対づつの再結像レンズ対(Ll) 、 (
L4)および(LS) 、 (L6)を備えている。そ
れら各再結像レンズ(Ll)〜(L6)は、すべて同一
の曲率半径の平凸レンズよりなっている。(以下、前記
視野マスク(FM)の矩形開口部(Eo) 、(Eot
)、(Eoz)に対応して、中央の再結像レンズ対(t
、t)、(t、z)を第1再結像レンズ対、両側の再結
像レンズ対(Li)。
、 (Lo□)の後方には、絞りマスク(AM)と再
結像レンズ板(L)とを配設しである。前記再結像レン
ズ板(L)は、中央部に横方向に配列された再結像レン
ズ対(1+)、(1,1)と、両側にそれぞれ縦方向に
配列された一対づつの再結像レンズ対(Ll) 、 (
L4)および(LS) 、 (L6)を備えている。そ
れら各再結像レンズ(Ll)〜(L6)は、すべて同一
の曲率半径の平凸レンズよりなっている。(以下、前記
視野マスク(FM)の矩形開口部(Eo) 、(Eot
)、(Eoz)に対応して、中央の再結像レンズ対(t
、t)、(t、z)を第1再結像レンズ対、両側の再結
像レンズ対(Li)。
(L4)および(Ls) 、 (L6)をそれぞれ第2
再結像レンズ対、第3再結像レンズ対と称する。)また
、前記絞りマスク(八M)には、前記各再結像レンズ(
Ll)〜(L、)に対応した位置に、絞り開口部(A1
)〜(AI、)を設けてある。この絞りマスク(八M)
は前記再結像レンズ板(L)の直前に配設されており、
再結像レンズ板(L)の平坦部に密着している。
再結像レンズ対、第3再結像レンズ対と称する。)また
、前記絞りマスク(八M)には、前記各再結像レンズ(
Ll)〜(L、)に対応した位置に、絞り開口部(A1
)〜(AI、)を設けてある。この絞りマスク(八M)
は前記再結像レンズ板(L)の直前に配設されており、
再結像レンズ板(L)の平坦部に密着している。
前記再結像レンズ板(L)のさらに後方には、3つのC
CDラインセンサ(Po) 、 (Po l) 、 (
Po□)を備えた基板(P)を配設しである。中央のC
CDラインセンサ(Po)は基板(P)の中央部に横長
に配置されており、また、両側のCCDラインセンサ(
Po、) + (Poz)は前記基板(P)の両側に縦
長に配置されており、前記再結像レンズ板(L)上の各
再結像レンズ対の設置方向と、前記各CCDラインセン
サ(Po) 、 (Pop) 、 (Po□)の設置方
向とが同一になるように配設されている。上記CCDラ
インセンサ(Po) 、 (Pop)、(Poz)は、
それぞれ第1.第2の2つの受光素子列を有しており、
前記再結像レンズ対によってCCDラインセンサ上に再
結像された2つの像を別々に光電変換するように構成さ
れている。(以下、上記各CCDラインセンサ(Po)
、 (Pot)、 (Poz)を、前記視野マスク(F
M)の矩形開口部(Eo) 、 (Eo + ) 1(
Eoz)に対応して、第1 CCDラインセンサ(PO
)、第2CCDラインセンサ(Po、) 、第3CCD
ラインセンサ(Poz) と称する。)そして、図中
点線で囲んだブロック(AFMO)は、一体に組み付け
られてAF(オートフォーカス)センサモジュールを構
成している。そして、視野マスク(FM)・コンデンサ
レンズ(Lo) 、(Lo + ) 。
CDラインセンサ(Po) 、 (Po l) 、 (
Po□)を備えた基板(P)を配設しである。中央のC
CDラインセンサ(Po)は基板(P)の中央部に横長
に配置されており、また、両側のCCDラインセンサ(
Po、) + (Poz)は前記基板(P)の両側に縦
長に配置されており、前記再結像レンズ板(L)上の各
再結像レンズ対の設置方向と、前記各CCDラインセン
サ(Po) 、 (Pop) 、 (Po□)の設置方
向とが同一になるように配設されている。上記CCDラ
インセンサ(Po) 、 (Pop)、(Poz)は、
それぞれ第1.第2の2つの受光素子列を有しており、
前記再結像レンズ対によってCCDラインセンサ上に再
結像された2つの像を別々に光電変換するように構成さ
れている。(以下、上記各CCDラインセンサ(Po)
、 (Pot)、 (Poz)を、前記視野マスク(F
M)の矩形開口部(Eo) 、 (Eo + ) 1(
Eoz)に対応して、第1 CCDラインセンサ(PO
)、第2CCDラインセンサ(Po、) 、第3CCD
ラインセンサ(Poz) と称する。)そして、図中
点線で囲んだブロック(AFMO)は、一体に組み付け
られてAF(オートフォーカス)センサモジュールを構
成している。そして、視野マスク(FM)・コンデンサ
レンズ(Lo) 、(Lo + ) 。
(Loz)・絞りマスク(AM)・再結像レンズ板(L
)によって、焦点検出用光学系(AO)を構成している
。
)によって、焦点検出用光学系(AO)を構成している
。
上述の構成の焦点検出用光学系(AO)により得られた
像を用いて焦点検出装置(X)は、次のようにして焦点
位置を検出するように構成されている。
像を用いて焦点検出装置(X)は、次のようにして焦点
位置を検出するように構成されている。
主光線(L)、(ffi、)を含む撮影レンズの光軸(
Op)外の領域にある被写体からの光軸性測距用光線束
が、光軸(Op)に対して所定の角度で光軸(Op)か
ら離れるように上記視野マスク(FM)に入射してその
第2矩形開口部(Eo l)を通過し、上記第2コンデ
ンサレンズ(Lo+)に入射する。この光軸性測距用光
線束は、第2コンデンサレンズ(Lo、)によって光軸
(Op)側に曲げられると共に集束され、前記絞りマス
ク(八M)の第2絞り開口部(A3) 、 (A4)を
経て再結像レンズ板(L)の第2再結像レンズ対(Li
) 、 (Li)に入射される。第2再結像レンズ対(
Li) 、 (Li)に入射された前記光軸性測距用光
線束は、この第2再結像レンズ対(L:+) 、 (L
、)によって第2CCDラインセンサ(Pop)上に集
束され、この第2CCDラインセンサ(Pot)上に、
上下方向に一対の像が再結像される。
Op)外の領域にある被写体からの光軸性測距用光線束
が、光軸(Op)に対して所定の角度で光軸(Op)か
ら離れるように上記視野マスク(FM)に入射してその
第2矩形開口部(Eo l)を通過し、上記第2コンデ
ンサレンズ(Lo+)に入射する。この光軸性測距用光
線束は、第2コンデンサレンズ(Lo、)によって光軸
(Op)側に曲げられると共に集束され、前記絞りマス
ク(八M)の第2絞り開口部(A3) 、 (A4)を
経て再結像レンズ板(L)の第2再結像レンズ対(Li
) 、 (Li)に入射される。第2再結像レンズ対(
Li) 、 (Li)に入射された前記光軸性測距用光
線束は、この第2再結像レンズ対(L:+) 、 (L
、)によって第2CCDラインセンサ(Pop)上に集
束され、この第2CCDラインセンサ(Pot)上に、
上下方向に一対の像が再結像される。
同様にして、主光線(As)、(ffi&)を含む光軸
性測距用光線束は、上記所定の角度で光軸(Op)から
離れるように視野マスク(FM)に入射し、その第3矩
形開口部(Eoz)、第3コンデンサレンズ(Log)
、絞りマスク(AM)の第3絞り開口部(As)。
性測距用光線束は、上記所定の角度で光軸(Op)から
離れるように視野マスク(FM)に入射し、その第3矩
形開口部(Eoz)、第3コンデンサレンズ(Log)
、絞りマスク(AM)の第3絞り開口部(As)。
(A6)および第3再結像レンズ対(Ls) 、(Li
)を経て、第3CC’Dラインセンサ(POz)上に集
束され、この第3 CCDラインセンサ(Poz)上に
、上下方向に一対の像が再結像される。
)を経て、第3CC’Dラインセンサ(POz)上に集
束され、この第3 CCDラインセンサ(Poz)上に
、上下方向に一対の像が再結像される。
一方、主光線(f、)、(f□)を含み撮影レンズの光
軸(Op)を含む領域にある被写体からの光軸性測距用
光線束は、視野マスク(FM)の光軸(Op)上の第1
矩形開口部(Bo)、第1コンデンサレンズ(Lo)、
絞りマスク(AM)の光軸(Op)上の第1絞り開口部
(AI)、 (AZ)、および、第1再結像レンズ対(
Ll)、(LX)を経て、第1 CCDラインセンサ(
Po)上に集束され゛、この第1 CCDラインセンサ
(Po)上に、左右方向に一対の像が再結像される。
軸(Op)を含む領域にある被写体からの光軸性測距用
光線束は、視野マスク(FM)の光軸(Op)上の第1
矩形開口部(Bo)、第1コンデンサレンズ(Lo)、
絞りマスク(AM)の光軸(Op)上の第1絞り開口部
(AI)、 (AZ)、および、第1再結像レンズ対(
Ll)、(LX)を経て、第1 CCDラインセンサ(
Po)上に集束され゛、この第1 CCDラインセンサ
(Po)上に、左右方向に一対の像が再結像される。
そして、上記CCDラインセンサ(Po) 、 CPo
r ) 。
r ) 。
(Poz)上に結ばれた上記3対の再結像の対を成す像
の位置を求めることによって、撮影レンズ(2)の被写
体に対する焦点位置が検出される。
の位置を求めることによって、撮影レンズ(2)の被写
体に対する焦点位置が検出される。
第3図に示すファインダー内視野図との対応で説明する
と、第1 CCDラインセンサ(PO)は光軸上焦点検
出領域(ISI)に、第2CCDラインセンサ(Pop
)は右側の光軸性焦点検出領域(IS2)に、第3CC
Dラインセンサ(Pot)は左側の光軸性焦点検出領域
(IS3)にそれぞれ対応している。そして、撮影画面
(S)に対して画面中央部の実線で示す3つの焦点検出
領域(ISI)。
と、第1 CCDラインセンサ(PO)は光軸上焦点検
出領域(ISI)に、第2CCDラインセンサ(Pop
)は右側の光軸性焦点検出領域(IS2)に、第3CC
Dラインセンサ(Pot)は左側の光軸性焦点検出領域
(IS3)にそれぞれ対応している。そして、撮影画面
(S)に対して画面中央部の実線で示す3つの焦点検出
領域(ISI)。
(IS2) 、 (IS3) (以下、それらを区別す
る必要のある場合には、夫々、第1アイランド(ISl
)、第2アイランド(IS2)、第3アイランド(IS
3)と称する)に位置する被写体に対して焦点検出を行
うことができるように構成されている。なお、図中、点
線で示している長方形の枠(AP)は、焦点検出を行っ
ている撮影領域を撮影者に示すべく表示されているもの
である。また、撮影画面(S)の外に示されている表示
部([1fa)は焦点検出状態を示すものであり、合焦
状態で緑色に点灯する一方、焦点検出不能状態では赤色
に点灯する。(Dfb)は動体検出時の動体表示用のL
CDである。
る必要のある場合には、夫々、第1アイランド(ISl
)、第2アイランド(IS2)、第3アイランド(IS
3)と称する)に位置する被写体に対して焦点検出を行
うことができるように構成されている。なお、図中、点
線で示している長方形の枠(AP)は、焦点検出を行っ
ている撮影領域を撮影者に示すべく表示されているもの
である。また、撮影画面(S)の外に示されている表示
部([1fa)は焦点検出状態を示すものであり、合焦
状態で緑色に点灯する一方、焦点検出不能状態では赤色
に点灯する。(Dfb)は動体検出時の動体表示用のL
CDである。
次に、カメラの動作のシーフェンスを、第4図のフロー
チャートを用いて説明する。
チャートを用いて説明する。
メインスイッチ(SM)がオンされると、このフローが
スタートする。まず、(#400>で測光スイッチ(S
l)が閉成されたかどうかを判定し、測光スイッチ(S
l)が閉成されるまで<a400.5405>をループ
する。<#405>では、メインスイッチ(SM)が開
放されたかどうかの判定を行っており、メインスイッチ
(SM)が開放されれば、マイコン(μC)はストップ
モードに入る。
スタートする。まず、(#400>で測光スイッチ(S
l)が閉成されたかどうかを判定し、測光スイッチ(S
l)が閉成されるまで<a400.5405>をループ
する。<#405>では、メインスイッチ(SM)が開
放されたかどうかの判定を行っており、メインスイッチ
(SM)が開放されれば、マイコン(μC)はストップ
モードに入る。
(11400>で測光スイッチ(Sl)が閉成されたと
判定されれば、<#410>でレンズ回路(LEC)か
ら撮影レンズに固有のレンズデータを人力する。
判定されれば、<#410>でレンズ回路(LEC)か
ら撮影レンズに固有のレンズデータを人力する。
このレンズデータには焦点距離データ[fl、デフォー
カス量とレンズ駆動量との変換係数[K]、撮影レンズ
の開放F値(Av値) [Avo]等がある。
カス量とレンズ駆動量との変換係数[K]、撮影レンズ
の開放F値(Av値) [Avo]等がある。
(+1415>ではフィルム感度読取回路(ISO)か
らフィルムのISO設定データ[Sv]を入力し、(#
420>で測光動作を行って測光データ[Bv]を測光
回路(LMC)から入力する。<#425>で自動焦点
調節動作を行うサブルーチン(AP)をコールするが、
詳細は後述する。(1430>で露出演算を行って、露
出制御すべきシャッタースピード[Tvlと絞り値[A
v]とを演算する。
らフィルムのISO設定データ[Sv]を入力し、(#
420>で測光動作を行って測光データ[Bv]を測光
回路(LMC)から入力する。<#425>で自動焦点
調節動作を行うサブルーチン(AP)をコールするが、
詳細は後述する。(1430>で露出演算を行って、露
出制御すべきシャッタースピード[Tvlと絞り値[A
v]とを演算する。
次に、<11435>でレリーズスイッチ(S2)が閉
成されたかどうかを判定し、閉成されていれば、<#4
40>で後述するレリーズ許可フラグを用いてレリーズ
許可の判定をする。レリーズ許可であれば<11450
>に進み、レリーズタイムラグー−レリーズスイッチ(
S2)の閉成から露出までの時間遅れ−の間に生じるピ
ントのずれを補償すべく、撮影レンズの駆動量演算とレ
ンズ駆動制御とを行うサブルーチン(LNS)をコール
するが、詳細は後述する。
成されたかどうかを判定し、閉成されていれば、<#4
40>で後述するレリーズ許可フラグを用いてレリーズ
許可の判定をする。レリーズ許可であれば<11450
>に進み、レリーズタイムラグー−レリーズスイッチ(
S2)の閉成から露出までの時間遅れ−の間に生じるピ
ントのずれを補償すべく、撮影レンズの駆動量演算とレ
ンズ駆動制御とを行うサブルーチン(LNS)をコール
するが、詳細は後述する。
(11435>でレリーズスイッチ(S2)が閉成され
ていない時、および、($440>でレリーズ許可でな
い場合は、<1445>で測光スイッチ(Sl)が開放
状態かどうかを判定し、開放状態なら(1400>へ、
一方、閉成されているなら(11410>の次回の測光
・測距ヘループする。
ていない時、および、($440>でレリーズ許可でな
い場合は、<1445>で測光スイッチ(Sl)が開放
状態かどうかを判定し、開放状態なら(1400>へ、
一方、閉成されているなら(11410>の次回の測光
・測距ヘループする。
一方、<11450>でピント補償を行ったあとは、(
11430>で得たシャッタースピード[Tvlと絞り
値[Av]とに基づいて露出制御を行うサブルーン(露
出制御)を<11455>でコールするが、詳細は後述
する。その後、(1460>でフィルムの1コマ分の巻
上げ動作を行って、(+1465>で測光スイッチ(S
l)が開放状態かどうかを判定し、開放されていれば(
11400>・ヘループする。
11430>で得たシャッタースピード[Tvlと絞り
値[Av]とに基づいて露出制御を行うサブルーン(露
出制御)を<11455>でコールするが、詳細は後述
する。その後、(1460>でフィルムの1コマ分の巻
上げ動作を行って、(+1465>で測光スイッチ(S
l)が開放状態かどうかを判定し、開放されていれば(
11400>・ヘループする。
第5図は、(1425>でコールされるサブルーチン(
AF)の概略のフローを示している。
AF)の概略のフローを示している。
このサブルーチンがコールされると、先ず、< 150
0 >で焦点検出回路(AFS)の受光回路(CCD)
による積分を行い、<1502>でその画素データをA
D変換して入力する。この画素データを用いて(150
4>でピントズレ量(デフォーカス量)を求める。また
、<11502>では、カード回路(CD)からのカー
ド情報も入力し、カード情報によってコンティニュアス
AF(合焦後もレンズ駆動を行う自動焦点調節状態)或
いは、ワンショッ)AF (合焦後はレンズ駆動を行わ
ない自動焦点調節状態)が設定、されたかもわかる。つ
まり、ICカードから、強制的にワンショットAFとす
るための(以下、カードワンシゴットと称する)強制ワ
ンショットフラグやコンティニュアスフラグが送られて
くるようになっている。
0 >で焦点検出回路(AFS)の受光回路(CCD)
による積分を行い、<1502>でその画素データをA
D変換して入力する。この画素データを用いて(150
4>でピントズレ量(デフォーカス量)を求める。また
、<11502>では、カード回路(CD)からのカー
ド情報も入力し、カード情報によってコンティニュアス
AF(合焦後もレンズ駆動を行う自動焦点調節状態)或
いは、ワンショッ)AF (合焦後はレンズ駆動を行わ
ない自動焦点調節状態)が設定、されたかもわかる。つ
まり、ICカードから、強制的にワンショットAFとす
るための(以下、カードワンシゴットと称する)強制ワ
ンショットフラグやコンティニュアスフラグが送られて
くるようになっている。
<5506>では(動体モード)の判定を行っているが
、これは、後程説明するが、被写体が動体であると判断
された時に動体モードフラグが立つようになっており、
それ以後のループで、このフラグの判別によって被写体
が動体の場合に<1544>からの動体処理のフローへ
分岐させるためである。最初のループでの測距では、被
写体が動体であるかどうかを判定できないので、必ず(
lt508>へ移る。ここでは、コンティニュアスAF
であるかどうかの判定を行っている。
、これは、後程説明するが、被写体が動体であると判断
された時に動体モードフラグが立つようになっており、
それ以後のループで、このフラグの判別によって被写体
が動体の場合に<1544>からの動体処理のフローへ
分岐させるためである。最初のループでの測距では、被
写体が動体であるかどうかを判定できないので、必ず(
lt508>へ移る。ここでは、コンティニュアスAF
であるかどうかの判定を行っている。
コンティニュアスであるのは<#502>で入力したI
Cカードからのカード情報によって強制的にコンティニ
ュアスAFが設定されたか、或いは、後述する(#55
2>を通ってセットされたコンティニュアスフラグのた
めか、いずれかである。
Cカードからのカード情報によって強制的にコンティニ
ュアスAFが設定されたか、或いは、後述する(#55
2>を通ってセットされたコンティニュアスフラグのた
めか、いずれかである。
続いて、(11510>で後述する合焦後フラグを用い
て合焦後かどうか判定する。これは、合焦後に(+15
24>からの動体判定のフローへ分岐させるためである
。<11512>では、レンズ駆動中かどうかを判定す
る。そして、レンズ駆動中なら次の合焦判定、動体判定
を行うと精度が悪いのでそれらをスキップする。(+1
514>では、盪影レンズが合焦ゾーン内に入っている
かどうかの判定を行う。合焦ゾーン内なら(#520>
で合焦後フラグ(<#510>で使う)をセットし、(
#522>で合焦表示(第3図に示す表示部(Dfa)
の緑表示)を行うとともにレリーズ許可フラグ(第4図
<1440>で使う)をセットする。
て合焦後かどうか判定する。これは、合焦後に(+15
24>からの動体判定のフローへ分岐させるためである
。<11512>では、レンズ駆動中かどうかを判定す
る。そして、レンズ駆動中なら次の合焦判定、動体判定
を行うと精度が悪いのでそれらをスキップする。(+1
514>では、盪影レンズが合焦ゾーン内に入っている
かどうかの判定を行う。合焦ゾーン内なら(#520>
で合焦後フラグ(<#510>で使う)をセットし、(
#522>で合焦表示(第3図に示す表示部(Dfa)
の緑表示)を行うとともにレリーズ許可フラグ(第4図
<1440>で使う)をセットする。
一方、(#514>で合焦ゾーン内でなければ、(#5
16>でレンズ駆動が3回以上かどうかの判定をし、3
回以上なら<11518>で過去3つのデフォーカス量
を用いて動体判定を行う。(#518>で動体でないと
判定された場合、および、($1516>で3回以上駆
動していないと判定された場合は、(1540>で焦点
調節用のレンズ駆動を行ってメインルーチンにリターン
し、次回の($1500>からの測距ヘループする。
16>でレンズ駆動が3回以上かどうかの判定をし、3
回以上なら<11518>で過去3つのデフォーカス量
を用いて動体判定を行う。(#518>で動体でないと
判定された場合、および、($1516>で3回以上駆
動していないと判定された場合は、(1540>で焦点
調節用のレンズ駆動を行ってメインルーチンにリターン
し、次回の($1500>からの測距ヘループする。
<#510)で合焦後フラグがセットされていると判定
されれば、(#524>に進んで、測距を4回繰り返し
たかどうかの判定をし、4回連続測距していなければメ
インルーチンにリターンし、次回の(11500>から
の測距ヘループする。
されれば、(#524>に進んで、測距を4回繰り返し
たかどうかの判定をし、4回連続測距していなければメ
インルーチンにリターンし、次回の(11500>から
の測距ヘループする。
4回の測距が終われば、(#526>でこの4回の測距
結果である4つのデフォーカス量を平均して平均デフォ
ーカス量[DPxlを求める。そして、(11528>
では過去2つのこの平均デフォーカス量[DPxlを用
いて被写体が遠ざかっているかどうかの判定をし、遠ざ
かっていれば、(#542>へ進んでAFフロクフラグ
をたてる。
結果である4つのデフォーカス量を平均して平均デフォ
ーカス量[DPxlを求める。そして、(11528>
では過去2つのこの平均デフォーカス量[DPxlを用
いて被写体が遠ざかっているかどうかの判定をし、遠ざ
かっていれば、(#542>へ進んでAFフロクフラグ
をたてる。
なお最初のループでは、2つの平均デフォーカス量[D
Pxlのデータがないので、同じ値を使用する。
Pxlのデータがないので、同じ値を使用する。
(+1528>で被写体が遠ざかっていなければ、(1
530>で前記平均デフォーカス量[DPxlが4つ以
上になったかどうかの判定をする。これは、次の<t1
5’32>の動体判定では、この平均デフォーカスl[
DPxlが4つ揃って始めて判定する方式だからである
。そして、平均デフォーカスl[DPxlが4つ揃って
いない場合は、やはりメインルーチンにリターンし、次
回の(#500 >からの測距ヘループする。
530>で前記平均デフォーカス量[DPxlが4つ以
上になったかどうかの判定をする。これは、次の<t1
5’32>の動体判定では、この平均デフォーカスl[
DPxlが4つ揃って始めて判定する方式だからである
。そして、平均デフォーカスl[DPxlが4つ揃って
いない場合は、やはりメインルーチンにリターンし、次
回の(#500 >からの測距ヘループする。
平均デフォーカス量[DPxlが4つ揃えば、<#53
2>でその4つの平均デフォーカス量[叶X]を用いて
動体判定を行う。(11532>で動体であると判定さ
れれば、(#534>に進む、また、(1151B>で
動体と判定された場合にも、この<1t534>に進ん
でくる。
2>でその4つの平均デフォーカス量[叶X]を用いて
動体判定を行う。(11532>で動体であると判定さ
れれば、(#534>に進む、また、(1151B>で
動体と判定された場合にも、この<1t534>に進ん
でくる。
つまり、被写体を動体と判定するには2通りあり、被写
体の移動速度が比較的速い場合には($1518>での
判定で、一方、被写体の移動速度が比較的遅い場合には
($532>での判定で、それぞれ動体と判定されて(
1534>に進んでくる。
体の移動速度が比較的速い場合には($1518>での
判定で、一方、被写体の移動速度が比較的遅い場合には
($532>での判定で、それぞれ動体と判定されて(
1534>に進んでくる。
以下、それらを、“動体判定タイプビ、°“動体判定タ
イプ■”と称する。そして、動体と判定されれば、(+
1534 >で動体モードフラグ(<11506>で使
う)をセットし、<11536>で動体補正の計算を行
って、通常のピントズレ量に動体であるがゆえに生じる
ピントズレの予測量を上のせ計算してレンズ駆動量を求
める。
イプ■”と称する。そして、動体と判定されれば、(+
1534 >で動体モードフラグ(<11506>で使
う)をセットし、<11536>で動体補正の計算を行
って、通常のピントズレ量に動体であるがゆえに生じる
ピントズレの予測量を上のせ計算してレンズ駆動量を求
める。
その後、($1538>で動体表示(第3図に示すL
CD (Dfb)の表示)を行い、<11540>でレ
ンズ駆動する。以下、上述した動体補正およびレンズ駆
動を行う動作モードを(動体モード)と称する。
CD (Dfb)の表示)を行い、<11540>でレ
ンズ駆動する。以下、上述した動体補正およびレンズ駆
動を行う動作モードを(動体モード)と称する。
こうして(動体モード)に入った後はレンズ駆動の後、
メインルーチンにリターンし、再び<5soo>ヘルー
ブしてくる。今度は、<#506>から(#544>へ
進んで動体補正の計算をする。
メインルーチンにリターンし、再び<5soo>ヘルー
ブしてくる。今度は、<#506>から(#544>へ
進んで動体補正の計算をする。
ただし、この(s544>の動体補正演算は(#536
>のレンズ駆動用の動体補正演算とは違って、(li5
36>では次回の測距終了を目標とした補正を行うもの
であったのに対し、今回の測距終了を目標とした補正を
行うものである。
>のレンズ駆動用の動体補正演算とは違って、(li5
36>では次回の測距終了を目標とした補正を行うもの
であったのに対し、今回の測距終了を目標とした補正を
行うものである。
(11546>でその補正後の値で合焦判定し、合焦で
あれば、(#548>で合焦表示ならびにレリーズ許可
を行う。つづいて、(11550>では、(動体モード
)中に被写体の移動の方向が反転したかどうかを判定す
る。反転していれば、(11552>でコンティニュア
スフラグをセットして(コンティニュアスモード)とし
、<1I554〉で動体モードをクリアする。
あれば、(#548>で合焦表示ならびにレリーズ許可
を行う。つづいて、(11550>では、(動体モード
)中に被写体の移動の方向が反転したかどうかを判定す
る。反転していれば、(11552>でコンティニュア
スフラグをセットして(コンティニュアスモード)とし
、<1I554〉で動体モードをクリアする。
つまり、被写体の移動方向が反転しているのにも拘らず
補正すれば、被写体の動きを検知する際にCCDライン
センサの積分時間に起因した時間的遅れがあって、動体
補正そのものに遅れが生じているため、動体の前後の動
きに対して逆方向に補正してしまったりすることがある
からであり、ランダムに前後に動く被写体なら単純なコ
ンティニュアスAFの方が追随性がよいからである。
補正すれば、被写体の動きを検知する際にCCDライン
センサの積分時間に起因した時間的遅れがあって、動体
補正そのものに遅れが生じているため、動体の前後の動
きに対して逆方向に補正してしまったりすることがある
からであり、ランダムに前後に動く被写体なら単純なコ
ンティニュアスAFの方が追随性がよいからである。
第6図は“動体判定タイプI”と“動体判定タイプ■”
とのシーフェンス図である。比較的スピードが速いタイ
プの被写体、すなわち、フィルム面換算で[約1.3m
m/s]以上のスピードの被写体に対しては、“動体判
定タイプI ”として検出できる。
とのシーフェンス図である。比較的スピードが速いタイ
プの被写体、すなわち、フィルム面換算で[約1.3m
m/s]以上のスピードの被写体に対しては、“動体判
定タイプI ”として検出できる。
1.2回目の測距<A> 、 <B>でレンズ駆動し、
合焦確認測距<C>以後に動体検出に入る。この理由は
、<A> 、 <B>の測距では、レンズ駆動のバック
ラッシュ分が入っていた場合や、合焦位置から大きく離
れていて焦点検出の精度が低い場合、ならびに、デフォ
ーカス量とレンズ駆動量の変換係数[K]の誤差のため
に、<B>の測距では未だ合焦ゾーンに入っていない場
合が多いためである。そして、静止状態にある被写体で
あれば上述のような誤差原因の少ない<C>の測距では
合焦であるはずなのに、その測距<C>でも合焦でない
ということは、その被写体が動体であるということに他
ならない。そこで、<C>の測距の結果に基づくレンズ
駆動後、<D)の測距でも非合焦でかつ<E>の測距で
も非合焦なら、ここで初めて、(動体モード)に入る。
合焦確認測距<C>以後に動体検出に入る。この理由は
、<A> 、 <B>の測距では、レンズ駆動のバック
ラッシュ分が入っていた場合や、合焦位置から大きく離
れていて焦点検出の精度が低い場合、ならびに、デフォ
ーカス量とレンズ駆動量の変換係数[K]の誤差のため
に、<B>の測距では未だ合焦ゾーンに入っていない場
合が多いためである。そして、静止状態にある被写体で
あれば上述のような誤差原因の少ない<C>の測距では
合焦であるはずなのに、その測距<C>でも合焦でない
ということは、その被写体が動体であるということに他
ならない。そこで、<C>の測距の結果に基づくレンズ
駆動後、<D)の測距でも非合焦でかつ<E>の測距で
も非合焦なら、ここで初めて、(動体モード)に入る。
そして<C> 、 (D> 、’<t!>の3回の測距
で得られた検出デフォーカス量を使って動体補正する。
で得られた検出デフォーカス量を使って動体補正する。
つまり、<C>と<D>による検出デフォーカス量を用
いた速度計算と、<0>と<E>による検出デフォーカ
ス量を用いた速度計算との2つの速度の平均によって動
体速度を計算するのである。
いた速度計算と、<0>と<E>による検出デフォーカ
ス量を用いた速度計算との2つの速度の平均によって動
体速度を計算するのである。
<C>の測距までは、合焦ゾーンは[80μIII]の
狭いゾーンとしである。これは、静止状態の被写体を前
提に考え、このゾーン内なら、ピントが保証される大き
さである。このゾーン内に入れば、その後のレンズ駆動
は必要ない。そして、<D>の測距以後、合焦ゾーンを
[200μm]に広げている。これは、移動する被写体
を前提としt考えており、1回の測距の結果に基づくレ
ンズ駆動の周期で、[200μm]以上動く被写体を、
“動体測定タイプI”で判定して動作モードを(動体モ
ード)に切り替えるわけである。
狭いゾーンとしである。これは、静止状態の被写体を前
提に考え、このゾーン内なら、ピントが保証される大き
さである。このゾーン内に入れば、その後のレンズ駆動
は必要ない。そして、<D>の測距以後、合焦ゾーンを
[200μm]に広げている。これは、移動する被写体
を前提としt考えており、1回の測距の結果に基づくレ
ンズ駆動の周期で、[200μm]以上動く被写体を、
“動体測定タイプI”で判定して動作モードを(動体モ
ード)に切り替えるわけである。
[200μm]の合焦ゾーンに対して合焦になった場合
は、動体検出は、以後“動体検出タイプI[11による
検出へ移行する。また、“動体検出タイプ■”へ移行す
る前にレリーズスイッチ(S2)の閉成による割込みが
入れば、レリーズ中の撮影レンズに対する駆動(第4図
<#450〉)で対応する。さらに、(C>の測距で合
焦になった場合は、“動体検出タイプ■”の動体検出と
なる。
は、動体検出は、以後“動体検出タイプI[11による
検出へ移行する。また、“動体検出タイプ■”へ移行す
る前にレリーズスイッチ(S2)の閉成による割込みが
入れば、レリーズ中の撮影レンズに対する駆動(第4図
<#450〉)で対応する。さらに、(C>の測距で合
焦になった場合は、“動体検出タイプ■”の動体検出と
なる。
“動体検出タイプ■°“では、確認測距<C>で合焦に
なったあと、撮影レンズを停止させたまま、4回連続し
て測距を繰り返す。第6図(0)に示すように、<DI
> 、 <02>’ 、 <03> 、 <04>の4
回の測−距を連続して行い各測距で得られたデフォーカ
ス量を平均して平均デフォーカス量[DFxlを求め、
以下4回づつの測距を繰り返す。そして〈El〉〜<8
4> 、 <Fl>に(F4> 。
なったあと、撮影レンズを停止させたまま、4回連続し
て測距を繰り返す。第6図(0)に示すように、<DI
> 、 <02>’ 、 <03> 、 <04>の4
回の測−距を連続して行い各測距で得られたデフォーカ
ス量を平均して平均デフォーカス量[DFxlを求め、
以下4回づつの測距を繰り返す。そして〈El〉〜<8
4> 、 <Fl>に(F4> 。
<ci >〜りG4〉の4回づつの測距でそれぞれ平均
デフォーカス量[DFxlが求まると、それら4つの平
均デフォーカス量[DFxlを用いて動体判定を行う。
デフォーカス量[DFxlが求まると、それら4つの平
均デフォーカス量[DFxlを用いて動体判定を行う。
この“°動体検出タイプ■“で検出できる被写体のスピ
ードは、フィルム面換算で[0,25m+n/s]以上
のスピードである。この“動体検出タイプ■”で被写体
が動体であると検出されれば、動作モードは(動体モー
ド)に入り、動体補正ならびに動体表示を行う。
ードは、フィルム面換算で[0,25m+n/s]以上
のスピードである。この“動体検出タイプ■”で被写体
が動体であると検出されれば、動作モードは(動体モー
ド)に入り、動体補正ならびに動体表示を行う。
第7図、第8図に、“動体検出タイプビおよび゛動体検
出タイプn IIによる動体検出のフローを具体的に示
す。先の第5図のフローチャートに対応させると、<#
516> 、 <#518>が“動体検出タイブビによ
るもの、そして、($1524>〜(#532>が“動
体検出タイプn 11によるものである。
出タイプn IIによる動体検出のフローを具体的に示
す。先の第5図のフローチャートに対応させると、<#
516> 、 <#518>が“動体検出タイブビによ
るもの、そして、($1524>〜(#532>が“動
体検出タイプn 11によるものである。
第7図に示す“動体検出タイプビでは、まず<1710
>で[LCN’T]がパ3”以上かを判定する。
>で[LCN’T]がパ3”以上かを判定する。
[LCNT]はレンズ駆動の回数で<1540>のレン
ズ駆動を何回行ったかを数える駆動カウンタである。測
光スイッチ(Sl)の開成時にこの駆動カウンタをクリ
アしておくことで、(1750)を通るたびにこの駆動
カウンタがカウントアツプされ、動体判定に入るための
カウンタとして使うのである。(#710)で駆動カウ
ンタの判定をし、レンズ駆動が3回目以上なら、(11
715>で被写体スピードを求める (第6図の<C>
と<D)の測距)。続いて、(+1720>で駆動カウ
ンタが“3°゛なら($1750>へぬける。(117
20>で駆動カウンタが°“4”なら(第6図の<0>
と<E>の測距)動体判定を行う。
ズ駆動を何回行ったかを数える駆動カウンタである。測
光スイッチ(Sl)の開成時にこの駆動カウンタをクリ
アしておくことで、(1750)を通るたびにこの駆動
カウンタがカウントアツプされ、動体判定に入るための
カウンタとして使うのである。(#710)で駆動カウ
ンタの判定をし、レンズ駆動が3回目以上なら、(11
715>で被写体スピードを求める (第6図の<C>
と<D)の測距)。続いて、(+1720>で駆動カウ
ンタが“3°゛なら($1750>へぬける。(117
20>で駆動カウンタが°“4”なら(第6図の<0>
と<E>の測距)動体判定を行う。
続いて、動体判定のための各条件をチエツクする。すな
わち、(#725>で補助光回路(ASL)を使った(
補助光AFモード)でないことを判定する。(1173
0>で被写体が暗くないことを判定する。これは焦点検
出回路(AFS)内の増幅回路(AGC)によるゲイン
が4倍未満であることをもって暗くないと判定する。(
#735)で被写体倍率が高くないことを判定する。こ
れは倍率が高いと測距のバラツキが大きくて検出誤差が
大きいためである。そして、(#745>では、(#7
15>で検出した被写体スピードの過去2回のもの(第
6図の<C>および(D)の測距の結果から求めたもの
と<0>および<H>の測距の結果から求めたもの)が
同方向であることを判定する。そして、上述した各条件
が満たされると、<1745>で、この過去2つの被写
体スピードを平均処理して、<1t534>以下で使用
する被写体スピードを求める。
わち、(#725>で補助光回路(ASL)を使った(
補助光AFモード)でないことを判定する。(1173
0>で被写体が暗くないことを判定する。これは焦点検
出回路(AFS)内の増幅回路(AGC)によるゲイン
が4倍未満であることをもって暗くないと判定する。(
#735)で被写体倍率が高くないことを判定する。こ
れは倍率が高いと測距のバラツキが大きくて検出誤差が
大きいためである。そして、(#745>では、(#7
15>で検出した被写体スピードの過去2回のもの(第
6図の<C>および(D)の測距の結果から求めたもの
と<0>および<H>の測距の結果から求めたもの)が
同方向であることを判定する。そして、上述した各条件
が満たされると、<1745>で、この過去2つの被写
体スピードを平均処理して、<1t534>以下で使用
する被写体スピードを求める。
ここで、この゛動体判定タイプI IIによる動体判定
に行うには、もう1つ、合焦ゾーンに入らなかったとい
う条件があるが、(11514>で行われるこの合焦ゾ
ーン判定の詳しいフローを第9図を用いて説明する。
に行うには、もう1つ、合焦ゾーンに入らなかったとい
う条件があるが、(11514>で行われるこの合焦ゾ
ーン判定の詳しいフローを第9図を用いて説明する。
このフローでは、まず、<#910>で駆動カウンタを
チエツクし、“3″以上であれば<11920>で合焦
ゾーンを[200μIII]に設定し、“′3”未満で
あれば<#930>で合焦ゾーンを[80μm]と設定
する(第6図の〈^> 、 <8> 、 (C>の測距
で[80μm]、(D> 、 <E>の測距で[200
μm])。従って、コンティニュアスAFならたいてい
合焦ゾーンは[200μm]ということになる。そして
、<$940>で測距結果であるデフォーカス量[DF
]と(11920>或いは<1t930>で設定された
合焦ゾーンとを比較し、合焦なら<11520>へ進み
、非合焦なら(#516>へ進む。
チエツクし、“3″以上であれば<11920>で合焦
ゾーンを[200μIII]に設定し、“′3”未満で
あれば<#930>で合焦ゾーンを[80μm]と設定
する(第6図の〈^> 、 <8> 、 (C>の測距
で[80μm]、(D> 、 <E>の測距で[200
μm])。従って、コンティニュアスAFならたいてい
合焦ゾーンは[200μm]ということになる。そして
、<$940>で測距結果であるデフォーカス量[DF
]と(11920>或いは<1t930>で設定された
合焦ゾーンとを比較し、合焦なら<11520>へ進み
、非合焦なら(#516>へ進む。
第8図は、°“動体判定タイプ■”を示している。まず
、測光スイッチ(SL)の閉成でデフォーカスI[OF
]の和のメモリ[叶(和)]はクリアされているとする
。そして、(#510>の判定の結果、合焦後のフロー
(<1524>〜)に入ると、(11800>で今回の
測距で求めたデフォーカス量[OF(今)]と[OF(
和)]と加算して[叶(和)1にセーブする。<$18
05>では、連続して4回の測距を行ったかをどうか判
定し、4回の測距を行っていなければ<11807>へ
進んで、第1判定用カウンタ[m]をカウントアツプし
て、メインルーチンにリターンする( <#590>
”)。
、測光スイッチ(SL)の閉成でデフォーカスI[OF
]の和のメモリ[叶(和)]はクリアされているとする
。そして、(#510>の判定の結果、合焦後のフロー
(<1524>〜)に入ると、(11800>で今回の
測距で求めたデフォーカス量[OF(今)]と[OF(
和)]と加算して[叶(和)1にセーブする。<$18
05>では、連続して4回の測距を行ったかをどうか判
定し、4回の測距を行っていなければ<11807>へ
進んで、第1判定用カウンタ[m]をカウントアツプし
て、メインルーチンにリターンする( <#590>
”)。
次に(+1810>では、この4回連続測距が何回にな
ったかを判定する第2判定用カウンタ[ff1lをカウ
ントアツプする。なお、これら両カウンタ[ffi]、
[n+1は、測光スイッチ(Sl)が閉成された時点で
クリアされているものとする。また、<1815>では
第1判定用カウンタ[、n]のみをクリアしておく。
ったかを判定する第2判定用カウンタ[ff1lをカウ
ントアツプする。なお、これら両カウンタ[ffi]、
[n+1は、測光スイッチ(Sl)が閉成された時点で
クリアされているものとする。また、<1815>では
第1判定用カウンタ[、n]のみをクリアしておく。
<n820>で、4回分のデフォーカス量の和[OF(
和)]を、4で除算して平均デフォーカス@ [DF(
平)]を求める。(11825>ではこの平均デフォー
カス量[OF(平)]の合焦後1回目の値(以下、これ
をベースデフォーカス量と称する)[叶。1がメモリさ
れているかどうかを、後述するメモリフラグを用いて判
定する。ベースデフォーカスWt [DFl+]がメモ
リ内に存れば<11840>へ進み、無ければ(+18
30>でそのはじ。
和)]を、4で除算して平均デフォーカス@ [DF(
平)]を求める。(11825>ではこの平均デフォー
カス量[OF(平)]の合焦後1回目の値(以下、これ
をベースデフォーカス量と称する)[叶。1がメモリさ
れているかどうかを、後述するメモリフラグを用いて判
定する。ベースデフォーカスWt [DFl+]がメモ
リ内に存れば<11840>へ進み、無ければ(+18
30>でそのはじ。
めての平均デフォーカスN[叶(平)]ヲベースデフォ
ーカス量[DFO]としてセットし、(n835>でメ
モリフラグ(<1825>で使う)をセン トする。
ーカス量[DFO]としてセットし、(n835>でメ
モリフラグ(<1825>で使う)をセン トする。
(n840>では、(n820>で求めた平均デフォー
カス量[DF(平)1をメモリ[DF4]にストアする
とともに、4つのメモリ[DF4] 、[DI’+]
。
カス量[DF(平)1をメモリ[DF4]にストアする
とともに、4つのメモリ[DF4] 、[DI’+]
。
[DFzl 、 [DF+]内のデータを順にシフトす
る。
る。
従って、最新の平均デフォーカス量[DP(平)]は常
にメモリ[OF、]に入っていることになる。
にメモリ[OF、]に入っていることになる。
<11845> 、 <11850> 、 <1485
5>では動体判定状態から脱してAFフロクするための
判定を行う。
5>では動体判定状態から脱してAFフロクするための
判定を行う。
まず、<1845>で被写体が暗いと判定された場合、
すなわち、焦点検出回路(AFS)の増幅回路(AGC
)のゲインが4倍または8倍と判別された場合に、又、
<n850>で測距演算の結果がばらつきだす倍率[1
/15]よりも大きい倍率の場合に、さらに、(n85
5>で最新の平均デフォーカス量[DFJ]とベースデ
フォーカス量[op、]とを比較して遠ざかる方へ[3
008μm以上変化した場合に、いずれも、(n865
>でAFフロクフラグをセットしてメインルーチンにリ
ターンする( <n1590> )。
すなわち、焦点検出回路(AFS)の増幅回路(AGC
)のゲインが4倍または8倍と判別された場合に、又、
<n850>で測距演算の結果がばらつきだす倍率[1
/15]よりも大きい倍率の場合に、さらに、(n85
5>で最新の平均デフォーカス量[DFJ]とベースデ
フォーカス量[op、]とを比較して遠ざかる方へ[3
008μm以上変化した場合に、いずれも、(n865
>でAFフロクフラグをセットしてメインルーチンにリ
ターンする( <n1590> )。
AFフロクフラグがセットされなかった場合、<118
60>で最新の平均デフォーカス量[DF4]が、合焦
ゾーンに対応する第1の設定値である[200μm]よ
り大きく、近づく方へ第2の設定値である[4008μ
m以上動いたと判定されれば、以後の動体判定フローを
通らず、<n890>で被写体スピード[V]を(動体
モード)の維持のための最低スピードである設定速度と
しての[0゜25mm/s ]にセセンして<1153
4>へ進む。
60>で最新の平均デフォーカス量[DF4]が、合焦
ゾーンに対応する第1の設定値である[200μm]よ
り大きく、近づく方へ第2の設定値である[4008μ
m以上動いたと判定されれば、以後の動体判定フローを
通らず、<n890>で被写体スピード[V]を(動体
モード)の維持のための最低スピードである設定速度と
しての[0゜25mm/s ]にセセンして<1153
4>へ進む。
一方それ以外の場合<1864> 、 <n866>で
、↑最影レンズの焦点距離の判定を行い、(11875
>からの動体判定レベルを切り替える。<n864>で
焦点距離[flが[50mm]より小さいと判定されれ
ば、(1867>で判定レベル[Cn]を[100μm
コとし、(n866>で焦点距離[flが[200mm
]より小さいと判定されれば、(n1868>で判定レ
ベル[Cn]をし150μIII]に、焦点距離[fl
が[200mm]を越えると判定されれば、<n869
>で判定レベル[Cn ]を[2200μmに、それぞ
れ設定する。この判定レベル[Cn]は、平均デフォー
カスl [DF(平)]の2つの値の差を判定するため
のものである。
、↑最影レンズの焦点距離の判定を行い、(11875
>からの動体判定レベルを切り替える。<n864>で
焦点距離[flが[50mm]より小さいと判定されれ
ば、(1867>で判定レベル[Cn]を[100μm
コとし、(n866>で焦点距離[flが[200mm
]より小さいと判定されれば、(n1868>で判定レ
ベル[Cn]をし150μIII]に、焦点距離[fl
が[200mm]を越えると判定されれば、<n869
>で判定レベル[Cn ]を[2200μmに、それぞ
れ設定する。この判定レベル[Cn]は、平均デフォー
カスl [DF(平)]の2つの値の差を判定するため
のものである。
なお、この<D64>〜(n869)で実行される動体
判定レベル[Cnlの切替えは、別の方法でも行なうこ
とができる。その−例を第21図に示す。この例では、
動体判定レベル[Cnlの切替えを、フィルム上でのデ
フォーカス量に相当する焦点距離[flと過影倍率[β
]との積[f・β]を判定基準として行なっている。
判定レベル[Cnlの切替えは、別の方法でも行なうこ
とができる。その−例を第21図に示す。この例では、
動体判定レベル[Cnlの切替えを、フィルム上でのデ
フォーカス量に相当する焦点距離[flと過影倍率[β
]との積[f・β]を判定基準として行なっている。
すなわち、<$1864°〉と<1866”〉での判定
の結果、積[f・β]が“5”よりも小さければ動体判
定レベル[Cn]を[100pm lに<#867’
>、積[f・βコが°“5°′以上で“’20”よりも
小さければ動体判定レベル[Cn]を[150μm]に
<n868”〉、積[【・β]が“20”以上であれば
動体判定レベル[Cn]を[200ura ]に〈#8
69°〉、それぞれ設定した後、(n870>に進む。
の結果、積[f・β]が“5”よりも小さければ動体判
定レベル[Cn]を[100pm lに<#867’
>、積[f・βコが°“5°′以上で“’20”よりも
小さければ動体判定レベル[Cn]を[150μm]に
<n868”〉、積[【・β]が“20”以上であれば
動体判定レベル[Cn]を[200ura ]に〈#8
69°〉、それぞれ設定した後、(n870>に進む。
(n870>では、4回達続測距が何回になったか、す
なわち、4回連続測距毎に求められた平均デフォーカス
量[DF(平)]が4つになったかどうかの判定をし、
4つ以上であれば、<11875>からの動体判定を行
う。この動体判定は、[DFs DF+≧Cn]とC
DF、−〇h≧Cn]と[DF4−DP、≧1.5−C
n]との3つの条件がともに満たされていることをもっ
て動体と判定するものである。ここで最後の条件に対し
て、判定レベルが[1,5・Cn]になっているのは、
スパンが他の場合の1.5倍になっているからである。
なわち、4回連続測距毎に求められた平均デフォーカス
量[DF(平)]が4つになったかどうかの判定をし、
4つ以上であれば、<11875>からの動体判定を行
う。この動体判定は、[DFs DF+≧Cn]とC
DF、−〇h≧Cn]と[DF4−DP、≧1.5−C
n]との3つの条件がともに満たされていることをもっ
て動体と判定するものである。ここで最後の条件に対し
て、判定レベルが[1,5・Cn]になっているのは、
スパンが他の場合の1.5倍になっているからである。
次に、<11895>で2つの平均デフォーカス量[D
Fl] 、[OF+]とこの2つの測距の間の時間とを
使って被写体スピード[VI]を求め、(#897>で
同様に2つの平均デフォーカス量[DF4] 、[DF
z]とこの2つの測距の間の時間とを使って被写体スピ
ード[v2]を求め、< D99 >それら2つの被写
体スピード[V+]。
Fl] 、[OF+]とこの2つの測距の間の時間とを
使って被写体スピード[VI]を求め、(#897>で
同様に2つの平均デフォーカス量[DF4] 、[DF
z]とこの2つの測距の間の時間とを使って被写体スピ
ード[v2]を求め、< D99 >それら2つの被写
体スピード[V+]。
[V2コの平均演算(v =(V++Vz)/2)をし
て平均被写体スピード[V]を求めた後、<1534>
へ進む。
て平均被写体スピード[V]を求めた後、<1534>
へ進む。
以下、動体補正では、その平均被写体スピード[V]を
使って、次回の測距終了時のデフォーカス量を予測し、
それを上乗せしたレンズ駆動量を求めて焦点調節動作を
繰り返すことになる。そして合焦すると、レリーズ動作
が行われる。なお、レリーズ動作は、合焦した後にレリ
ーズスイッチ(S2)が閉成されてもよいし、合焦前か
らレリーズスイッチ(S2)が閉成されてもよい。レリ
ーズスイッチ(S2)の閉成で露出制御が行われるわけ
であるが、露出制御中は、焦点検出用光学系(AO)ま
で光が入ってこないように構成されている。
使って、次回の測距終了時のデフォーカス量を予測し、
それを上乗せしたレンズ駆動量を求めて焦点調節動作を
繰り返すことになる。そして合焦すると、レリーズ動作
が行われる。なお、レリーズ動作は、合焦した後にレリ
ーズスイッチ(S2)が閉成されてもよいし、合焦前か
らレリーズスイッチ(S2)が閉成されてもよい。レリ
ーズスイッチ(S2)の閉成で露出制御が行われるわけ
であるが、露出制御中は、焦点検出用光学系(AO)ま
で光が入ってこないように構成されている。
第10図を用いて動体補正を説明すると、フィルム(F
)に被写体からの光線束を結像させる撮影レンズ(TL
)を通過した光線束は、それをファインダー光学系(F
I)に反射するための反透過のメインミラー(MM)、
全反射のサブミラー(SM)を通って焦点検出用光学系
(八〇)へ届くところが、露出制御でミラーアップが始
まると、光は他へ反射してしまう。この時、被写体が動
体であると、このミラーアップの間にピントズレを生じ
る。このレリーズタイムラグ中のピントズレを補正する
(以下、この動作をピント補償と称する)ために、レリ
ーズタイムラグ中の撮影レンズの移動量の不足分は、こ
のミラーアップ中にレンズ駆動(以下、これをミラーア
ップ中駆動と称する)することで補う。図では、被写体
が動いた距離(叶)のピントズレ分を上述のミラーアッ
プ中駆動で補正する。
)に被写体からの光線束を結像させる撮影レンズ(TL
)を通過した光線束は、それをファインダー光学系(F
I)に反射するための反透過のメインミラー(MM)、
全反射のサブミラー(SM)を通って焦点検出用光学系
(八〇)へ届くところが、露出制御でミラーアップが始
まると、光は他へ反射してしまう。この時、被写体が動
体であると、このミラーアップの間にピントズレを生じ
る。このレリーズタイムラグ中のピントズレを補正する
(以下、この動作をピント補償と称する)ために、レリ
ーズタイムラグ中の撮影レンズの移動量の不足分は、こ
のミラーアップ中にレンズ駆動(以下、これをミラーア
ップ中駆動と称する)することで補う。図では、被写体
が動いた距離(叶)のピントズレ分を上述のミラーアッ
プ中駆動で補正する。
第11図ないし第13図は、ピント補償のためのミラー
アップ中駆動を示したものである。横軸は時間で、縦軸
は像面の位置に関した軸である。
アップ中駆動を示したものである。横軸は時間で、縦軸
は像面の位置に関した軸である。
第11図は、“動体判定タイプ■”の場合で、<X>は
積分タイミング、<y>は演算タイミングを表わし、(
0)の曲線は被写体の動きで、(L)の直線は撮影レン
ズの動きを示す。第11図に示す被写体のスピードはか
なり遅いものであり、また、停止中から動き出した被写
体も含める。
積分タイミング、<y>は演算タイミングを表わし、(
0)の曲線は被写体の動きで、(L)の直線は撮影レン
ズの動きを示す。第11図に示す被写体のスピードはか
なり遅いものであり、また、停止中から動き出した被写
体も含める。
測距<C>の結果合焦となり、続く4回の4回連続測距
<[)> 、 <E> 、 <F> 、 <G>で被写
体が動体であると判定し、<T>のタイミングで(動体
モード)に入る。(動体モード)に入れば、各々の演算
終了時点<tll> 、<tea> 。
<[)> 、 <E> 、 <F> 、 <G>で被写
体が動体であると判定し、<T>のタイミングで(動体
モード)に入る。(動体モード)に入れば、各々の演算
終了時点<tll> 、<tea> 。
<tri> 、 <tan>でデフォーカス量が“Oo
”になるように撮影レンズの移動を制御する。そして、
例えばタイミング(1++>とタイミング(tea>と
の間でレリーズスイッチ(S2)の閉成による割込みが
入ったとすると、次の合焦タイミング<tta>でミラ
ーアップが始まる。そして、このミラーアップの間にズ
レるデフォーカス量をミラーアップ中駆動で補正し、露
出タイミング<S>では、デフォーカス量が“0”とな
るように撮影レンズを移動させる。
”になるように撮影レンズの移動を制御する。そして、
例えばタイミング(1++>とタイミング(tea>と
の間でレリーズスイッチ(S2)の閉成による割込みが
入ったとすると、次の合焦タイミング<tta>でミラ
ーアップが始まる。そして、このミラーアップの間にズ
レるデフォーカス量をミラーアップ中駆動で補正し、露
出タイミング<S>では、デフォーカス量が“0”とな
るように撮影レンズを移動させる。
第12図は、“動体判定タイプ■”の場合で、ここでは
最初から測光スイッチ(Sl)とレリーズスイッチ(S
2)とは開成状態であるとする。なおレリーズスイッチ
(S2)の閉或は、<F>の測距が始まるまではどのタ
イミングで生じても図と同じ動作である。“動体判定タ
イプI”による場合はスピードの速い被写体で、測距<
八〉〜<E>では合焦とはならない。そこで第6図の説
明のように、4回レンズ駆動した後の<T>のタイミン
グで(動体モード)に入り、<F>の測距で合焦となり
、レリーズ動作が行われる。
最初から測光スイッチ(Sl)とレリーズスイッチ(S
2)とは開成状態であるとする。なおレリーズスイッチ
(S2)の閉或は、<F>の測距が始まるまではどのタ
イミングで生じても図と同じ動作である。“動体判定タ
イプI”による場合はスピードの速い被写体で、測距<
八〉〜<E>では合焦とはならない。そこで第6図の説
明のように、4回レンズ駆動した後の<T>のタイミン
グで(動体モード)に入り、<F>の測距で合焦となり
、レリーズ動作が行われる。
この場合にもミラーアップ中駆動を行うようになってお
り露出タイミング<S>でデフォーカス量が“0”とな
るように撮影レンズを移動させる。
り露出タイミング<S>でデフォーカス量が“0”とな
るように撮影レンズを移動させる。
第13図は第12図と同じ被写体に対して、合焦ゾーン
を広げ始める<D>の測距で合焦になってしまった場合
である。この場合には、(動体モード)には入らない。
を広げ始める<D>の測距で合焦になってしまった場合
である。この場合には、(動体モード)には入らない。
しかし、広げた合焦ゾーンの[200μmlの範囲を考
えれば、少なくとも[200μm]のズレが露出時に生
じうる。そこで、このピントズレを補償するために、<
D>の測距で求めたピントズレ量(Pまでのデフォーカ
ス量)を、ミラーアップ中駆動で補正している。
えれば、少なくとも[200μm]のズレが露出時に生
じうる。そこで、このピントズレを補償するために、<
D>の測距で求めたピントズレ量(Pまでのデフォーカ
ス量)を、ミラーアップ中駆動で補正している。
この方式によって、(動体モード)に入らない程度の被
写体でも、シャッターチャンスを逃すことなく、非合焦
によるレリーズお(れをなくすことができる。すなわち
、合焦ゾーンを広げた状態でレリーズさせているが、こ
の合焦ゾーンを広げたことにより生じうるピントズレを
ミラーアップ中にレンズ駆動を行うことで少なくしてい
る。
写体でも、シャッターチャンスを逃すことなく、非合焦
によるレリーズお(れをなくすことができる。すなわち
、合焦ゾーンを広げた状態でレリーズさせているが、こ
の合焦ゾーンを広げたことにより生じうるピントズレを
ミラーアップ中にレンズ駆動を行うことで少なくしてい
る。
次頁の、表1に、このミラーアップ中駆動を纏めて示す
。
。
ミラーアップ中駆動はいつも行うわけではな(て自動焦
点調節のモード別に、行う行なわないを切り替えるよう
になっている。
点調節のモード別に、行う行なわないを切り替えるよう
になっている。
カメラを振ったような撮影者の意図でフォーカシングを
固定したい場合(<#855> ’) 、被写体が暗い
時や倍率が大きい時のように動体検出の精度が低いと思
われる場合(<#845> 、 <11850> ”)
、(動体モード)を必要としない遅い遠ざかる被写体の
場合(<1855> )何れもAFフロクとなっている
。このAFロック時にミラーアップ中駆動をしては却っ
て悪い写真となるのでミラーアップ中駆動は行わない。
固定したい場合(<#855> ’) 、被写体が暗い
時や倍率が大きい時のように動体検出の精度が低いと思
われる場合(<#845> 、 <11850> ”)
、(動体モード)を必要としない遅い遠ざかる被写体の
場合(<1855> )何れもAFフロクとなっている
。このAFロック時にミラーアップ中駆動をしては却っ
て悪い写真となるのでミラーアップ中駆動は行わない。
一方、近づく動体や速い動体は既に述べたように(動体
モード)に入るので、ミラーアップ中駆動をし、さらに
動体補正の計算をして露出時にピントが合うようにする
。ただし、ミラーアップの時間は[約70m5 ]の有
限な時間であるので、このミラーアップ中の駆動量には
限度がある。この[70m5]の間に駆動できるのは、
実際の露出の際に礒影レンズを停止した状態にする必要
から制動しながらの駆動となるため、通常のフル駆動の
場合よりも少なくて、レンズ駆動のパルスカウントとし
て[40パルスコである。
モード)に入るので、ミラーアップ中駆動をし、さらに
動体補正の計算をして露出時にピントが合うようにする
。ただし、ミラーアップの時間は[約70m5 ]の有
限な時間であるので、このミラーアップ中の駆動量には
限度がある。この[70m5]の間に駆動できるのは、
実際の露出の際に礒影レンズを停止した状態にする必要
から制動しながらの駆動となるため、通常のフル駆動の
場合よりも少なくて、レンズ駆動のパルスカウントとし
て[40パルスコである。
この値は標準レンズ[50/1.7]よりも焦点距離が
長い撮影レンズであれば、[200μm1以上のレンズ
移動となるので合焦ゾーン[200μm]の端に撮影レ
ンズが停まっていてもこの値だけはレンズ駆動できる。
長い撮影レンズであれば、[200μm1以上のレンズ
移動となるので合焦ゾーン[200μm]の端に撮影レ
ンズが停まっていてもこの値だけはレンズ駆動できる。
必要レンズ駆動量がこの[40パルス]を超えてしまう
場合は、ミラーアップ開始を[40m5]遅らせて、こ
の間にレンズ駆動する。このレリーズ前のレンズ駆動の
際の駆動量にも制限をつけて、レリーズタイムラグを長
くしないように([40m5:lのみの増加)しながら
、ミラーアップ中駆動と違ってフル駆動が可能なので駆
動量を[70パルス]分確保して、合計[110パルス
]分、レンズ駆動を行えるようにしである。これにより
、デフォーカス量とレンズ駆動量の変換係数[K]が小
さいものでは[2000umコのレンズ移動量を確保で
き、前後変換係数[K]が大きいものでも[100μm
]程度のレンズ移動量を確保出来るので、ピント補正に
は充分な値といえる。
場合は、ミラーアップ開始を[40m5]遅らせて、こ
の間にレンズ駆動する。このレリーズ前のレンズ駆動の
際の駆動量にも制限をつけて、レリーズタイムラグを長
くしないように([40m5:lのみの増加)しながら
、ミラーアップ中駆動と違ってフル駆動が可能なので駆
動量を[70パルス]分確保して、合計[110パルス
]分、レンズ駆動を行えるようにしである。これにより
、デフォーカス量とレンズ駆動量の変換係数[K]が小
さいものでは[2000umコのレンズ移動量を確保で
き、前後変換係数[K]が大きいものでも[100μm
]程度のレンズ移動量を確保出来るので、ピント補正に
は充分な値といえる。
次に非動体モードの場合であるが、このモードの場合、
合焦前からレリーズスイッチ(S2)が閉成されており
、かつ、被写体がかなり移動スピードの遅いものであれ
ば、(動体モード)に入る間なく、すぐにレリーズ動作
を行えるものである(第13図参照)。この場合と、コ
ンティニュアスAFの場合とには、動体補正をしないで
(本実施例の方式では不必要)ミラーアップ中駆動を行
う。この時の駆動量は、ミラーアップ寸前の測距の結果
から算出する。一方、静止被写体や移動スピードの遅い
被写体の場合は、合焦後、動体判定を繰り返している。
合焦前からレリーズスイッチ(S2)が閉成されており
、かつ、被写体がかなり移動スピードの遅いものであれ
ば、(動体モード)に入る間なく、すぐにレリーズ動作
を行えるものである(第13図参照)。この場合と、コ
ンティニュアスAFの場合とには、動体補正をしないで
(本実施例の方式では不必要)ミラーアップ中駆動を行
う。この時の駆動量は、ミラーアップ寸前の測距の結果
から算出する。一方、静止被写体や移動スピードの遅い
被写体の場合は、合焦後、動体判定を繰り返している。
この間にレリーズスイッチ(S2)の閉成による割込み
が入れば、やはり動体補正なしでミラーアップ中駆動を
する。この時は、逼影者が、静止被写体を撮ろうとして
いるのか、移動スピードの遅い被写体を逼ろうとしてい
るのかの判定ができない。
が入れば、やはり動体補正なしでミラーアップ中駆動を
する。この時は、逼影者が、静止被写体を撮ろうとして
いるのか、移動スピードの遅い被写体を逼ろうとしてい
るのかの判定ができない。
例えば、AFフロクしたい場合とすると、ミラーアップ
中駆動を行えば意図に反した写真となる。
中駆動を行えば意図に反した写真となる。
そこで、合焦ゾーンに入っている被写体ならミラーアッ
プ中駆動を行わず、カメラを振ったような場合はミラー
アップ中駆動を行わず、全合焦した詐りの被写体の場合
は移動スピードが遅いのでそれを想定してミラーアップ
中駆動で少しだけ撮影レンズを移動させる、という3つ
の現象を満たす制御方法として、デフォーカス量が[7
0〜200μm]である場合だけミラーアップ中駆動を
行うという方法をとる。つまり、デフォーカス量が〔7
0μm]以下の場合は合焦ゾーン内にあり、デフォーカ
ス量が[200μllI]以上の場合はカメラが振られ
、デフォーカス量がし70〜200μm]の場合は被写
体の移動があると判断するのである。
プ中駆動を行わず、カメラを振ったような場合はミラー
アップ中駆動を行わず、全合焦した詐りの被写体の場合
は移動スピードが遅いのでそれを想定してミラーアップ
中駆動で少しだけ撮影レンズを移動させる、という3つ
の現象を満たす制御方法として、デフォーカス量が[7
0〜200μm]である場合だけミラーアップ中駆動を
行うという方法をとる。つまり、デフォーカス量が〔7
0μm]以下の場合は合焦ゾーン内にあり、デフォーカ
ス量が[200μllI]以上の場合はカメラが振られ
、デフォーカス量がし70〜200μm]の場合は被写
体の移動があると判断するのである。
次にその駆動量について、第14図を参照して説明する
。
。
合焦したのは<C>の測距においてであるので、測距の
バラツキを考えれば平均処理される<0>の測距の方が
精度がよい。そこで、動体判定中のミラーアンプ中駆動
においては平均デフォーカス量に基づいて駆動量を決定
する。まず、移動する被写体が前受で(動体モード)に
入る前にレリーズスイッチ(S2)が閉成されたという
場合であれば、最新の測距の結果から求められたデフォ
ーカス量(第14図では<1>の測距の結果から求めら
れた平均デフォーカス量)[DFi]を使ってミラーア
ップ中駆動するのがよい(第14図において(i)のラ
イン)。また、静止被写体を前提とするならば合焦した
時点がファインダー内に見えるので、合焦直後の測距の
結果から求められたデフォーカス量(第14図では(D
>の測距の結果から求められた平均デフォーカス量)
[DFdlを使ってミラーアップ中駆動するのがよい(
第14図において(iii )のライン)。さらに、A
Fフロクさせてカメラをほんの少し振るという前提であ
れば、((#855>では検出できない程度のカメラの
振り)、合焦を確認して[約0.8秒]経った頃の測距
の結果から求められたデフォーカス量(第14図では<
G>の測距の結果から求められた平均デフオ−カス量[
叶g])を使ってミラーアップ中駆動するのがよい(第
14図において(ii)のライン)。
バラツキを考えれば平均処理される<0>の測距の方が
精度がよい。そこで、動体判定中のミラーアンプ中駆動
においては平均デフォーカス量に基づいて駆動量を決定
する。まず、移動する被写体が前受で(動体モード)に
入る前にレリーズスイッチ(S2)が閉成されたという
場合であれば、最新の測距の結果から求められたデフォ
ーカス量(第14図では<1>の測距の結果から求めら
れた平均デフォーカス量)[DFi]を使ってミラーア
ップ中駆動するのがよい(第14図において(i)のラ
イン)。また、静止被写体を前提とするならば合焦した
時点がファインダー内に見えるので、合焦直後の測距の
結果から求められたデフォーカス量(第14図では(D
>の測距の結果から求められた平均デフォーカス量)
[DFdlを使ってミラーアップ中駆動するのがよい(
第14図において(iii )のライン)。さらに、A
Fフロクさせてカメラをほんの少し振るという前提であ
れば、((#855>では検出できない程度のカメラの
振り)、合焦を確認して[約0.8秒]経った頃の測距
の結果から求められたデフォーカス量(第14図では<
G>の測距の結果から求められた平均デフオ−カス量[
叶g])を使ってミラーアップ中駆動するのがよい(第
14図において(ii)のライン)。
なお、ここでの「前提」という語は、それを重視したカ
メラという意味である。つまり、カメラの想定使用者に
合わせてとの測距の結果から求められたデフォーカス量
を使ってミラーアップ中駆動するかを予め設定しておく
ことができる。
メラという意味である。つまり、カメラの想定使用者に
合わせてとの測距の結果から求められたデフォーカス量
を使ってミラーアップ中駆動するかを予め設定しておく
ことができる。
さらにきめ細かく制御しようとすると、合焦からレリー
ズスイッチ(S2)の閉成までの時間に応じて、との測
距の結果から求められたデフォーカス量を使ってミラー
アップ駆動するかを切り替えるのが好ましい。先はど述
べた合焦してからカメラを振る時間というのは、[0,
8秒]ないし[1秒]はとであるので、合焦してから[
0,8秒]経ったタイミングで行われる<G>の測距ま
でに、第14図の(t41>のタイミングでレリーズス
イッチ(S2)の閉成による割込みが入れば、その時点
での最新の(E)の測距の結果から求められた平均デフ
ォーカス量[DFe]を使ってミラーアップ駆動し、合
焦してから[0,8秒]経ったタイミングで行われる<
G>の測距よりあとで、第14図の<14□〉のタイミ
ングでレリーズスイッチ(s2)の閉成による割込みが
入れば、<D>の測距の結果から求められた平均デフォ
ーカス量[叶d]を使ってミラーアップ中駆動するよう
にする。
ズスイッチ(S2)の閉成までの時間に応じて、との測
距の結果から求められたデフォーカス量を使ってミラー
アップ駆動するかを切り替えるのが好ましい。先はど述
べた合焦してからカメラを振る時間というのは、[0,
8秒]ないし[1秒]はとであるので、合焦してから[
0,8秒]経ったタイミングで行われる<G>の測距ま
でに、第14図の(t41>のタイミングでレリーズス
イッチ(S2)の閉成による割込みが入れば、その時点
での最新の(E)の測距の結果から求められた平均デフ
ォーカス量[DFe]を使ってミラーアップ駆動し、合
焦してから[0,8秒]経ったタイミングで行われる<
G>の測距よりあとで、第14図の<14□〉のタイミ
ングでレリーズスイッチ(s2)の閉成による割込みが
入れば、<D>の測距の結果から求められた平均デフォ
ーカス量[叶d]を使ってミラーアップ中駆動するよう
にする。
こうすることによってAFフロクしようとして、カメラ
を振り、[0,8秒]以上時間が経って始めて撮影者の
意図に合ったレリーズ動作を行う場合にもピントの合う
写真を撮ることができる。
を振り、[0,8秒]以上時間が経って始めて撮影者の
意図に合ったレリーズ動作を行う場合にもピントの合う
写真を撮ることができる。
第15図は、第4図のメインルーチンの(#450>で
コールされるミラーアップ中のレンズ駆動のためのサブ
ルーチン(LNS)の概略のフローを示している。
コールされるミラーアップ中のレンズ駆動のためのサブ
ルーチン(LNS)の概略のフローを示している。
このサブルーチンがコールされると、まず<11150
0>では第5図の(11502>で入力したカードワン
ショットフラグを判定して、カードワンショットフラグ
があれば、ミラーアップ中駆動をせずに(+11538
>に進む。<#1538>では、レンズ駆動用の駆動パ
ルスカウンタ[ECNT]を“°0°”にした後、メイ
ンルーチンにリターンする。同様に、<111502>
で(補助光AFモード)であれば、やはりミラーアップ
中駆動をせずに<#1538>に進む。
0>では第5図の(11502>で入力したカードワン
ショットフラグを判定して、カードワンショットフラグ
があれば、ミラーアップ中駆動をせずに(+11538
>に進む。<#1538>では、レンズ駆動用の駆動パ
ルスカウンタ[ECNT]を“°0°”にした後、メイ
ンルーチンにリターンする。同様に、<111502>
で(補助光AFモード)であれば、やはりミラーアップ
中駆動をせずに<#1538>に進む。
この(補助光AFモード)とは、第19図で示すような
フローによって切り替えられる。第19図で示すフロー
は、第5図の(11514>と(11516>との間に
入るフローで、<#514>での判定で非合焦であった
場合にこのフローを通るようになっている。
フローによって切り替えられる。第19図で示すフロー
は、第5図の(11514>と(11516>との間に
入るフローで、<#514>での判定で非合焦であった
場合にこのフローを通るようになっている。
このフローでは、まず、<$11900>で被写体がロ
ーコンフィデンスかどうか、すなわち、焦点検出結果の
信頼性を判定し、ローコンフィデンスであれば、すなわ
ち、信頼性が低ければ、続いて<11902)で被写体
が暗いがどうかを判定する。この判定は、焦点検出回路
(AFS)の増幅回路(AGC)のゲインが2倍である
ことをもって暗いと判定するものである。これはアペッ
クス系のディジタル信号[Bν]に対応させると[−1
]にあたる。そして、<111902>で被写体が暗い
と判定されれば、($1904>で補助光フラグをセッ
トした後にメインルーチンにリターンする( <115
90> )。<11902>で被写体が暗くないと判定
されれば補助光フラグをセットせずにメインルーチンに
リターンする( <$590> )。
ーコンフィデンスかどうか、すなわち、焦点検出結果の
信頼性を判定し、ローコンフィデンスであれば、すなわ
ち、信頼性が低ければ、続いて<11902)で被写体
が暗いがどうかを判定する。この判定は、焦点検出回路
(AFS)の増幅回路(AGC)のゲインが2倍である
ことをもって暗いと判定するものである。これはアペッ
クス系のディジタル信号[Bν]に対応させると[−1
]にあたる。そして、<111902>で被写体が暗い
と判定されれば、($1904>で補助光フラグをセッ
トした後にメインルーチンにリターンする( <115
90> )。<11902>で被写体が暗くないと判定
されれば補助光フラグをセットせずにメインルーチンに
リターンする( <$590> )。
そして、次の測距でこの補助光フラグが立っていれば、
<Ir2O3>のステップの積分時に、補助光回路(A
SL)から被写体に補助光を投射するわけである。
<Ir2O3>のステップの積分時に、補助光回路(A
SL)から被写体に補助光を投射するわけである。
第15図に戻って説明を続けると、次に、<#1504
>で(動体モード)であるかどうかの判定をする。(動
体モード)でなければ、続いて<11506>でAFフ
ロクフラグの判定をする。
>で(動体モード)であるかどうかの判定をする。(動
体モード)でなければ、続いて<11506>でAFフ
ロクフラグの判定をする。
AFクロック中らば、表1で示したようにミラーアップ
中駆動をせずに(lt1538>に進む。
中駆動をせずに(lt1538>に進む。
AFクロック中なければ、次に<81508>でコンテ
ィニュアスAFかどうかを判定する。
ィニュアスAFかどうかを判定する。
(動体モード)から抜けたコンティニュアスAFやカー
ド回路(CD)から送られたコンティニュアスAFフラ
グの判定によるコンティニュアスAFであると判定され
た場合は、(#1514>に進み、現在持っているデフ
ォーカス量[OF(今)]を、ミラーア・ンプ中駆動用
メモリ[DFmlにセ7卜する。このデフォーカス量[
DF(今)]は、このフローへ来る前に合焦判定した時
点でのデフォーカス量であり、平均デフォーカス量では
ない。
ド回路(CD)から送られたコンティニュアスAFフラ
グの判定によるコンティニュアスAFであると判定され
た場合は、(#1514>に進み、現在持っているデフ
ォーカス量[OF(今)]を、ミラーア・ンプ中駆動用
メモリ[DFmlにセ7卜する。このデフォーカス量[
DF(今)]は、このフローへ来る前に合焦判定した時
点でのデフォーカス量であり、平均デフォーカス量では
ない。
<#1508)でコンティニュアスAFでないと判定さ
れた場合は、続いて(81510>でベースデフォーカ
スit [DFO]がストアされているかどうかを判定
する。ベースデフォーカス量[OF、]がストアされて
いなければ、やはり(+11514>に進む。これの−
例は、合焦前から測光スイッチ(Sl)とレリーズスイ
ッチ(S2)とがともに閉成されている場合(以下、こ
れを合焦前レリーズ開始と称する)であり、第8図の動
体判定ルーチンを通らないのでベースデフォーカスff
i [DFO]を持っていないわけである。すなわち、
合焦前レリーズ開始の場合も合焦判定時のデフォーカス
量[DF(今)]を用いてミラーアップ中駆動する。ま
た、動体判定ルーチン中でも、最初の平均デフォーカス
量の演算ができていない場合も同様に(#1510>の
判定で(#1514)に進む。
れた場合は、続いて(81510>でベースデフォーカ
スit [DFO]がストアされているかどうかを判定
する。ベースデフォーカス量[OF、]がストアされて
いなければ、やはり(+11514>に進む。これの−
例は、合焦前から測光スイッチ(Sl)とレリーズスイ
ッチ(S2)とがともに閉成されている場合(以下、こ
れを合焦前レリーズ開始と称する)であり、第8図の動
体判定ルーチンを通らないのでベースデフォーカスff
i [DFO]を持っていないわけである。すなわち、
合焦前レリーズ開始の場合も合焦判定時のデフォーカス
量[DF(今)]を用いてミラーアップ中駆動する。ま
た、動体判定ルーチン中でも、最初の平均デフォーカス
量の演算ができていない場合も同様に(#1510>の
判定で(#1514)に進む。
一方、動体判定中にレリーズスイッチ(S2)の閉成に
よる割込みが入った場合には、<l11512〉へ進む
ことになる。(s1512>では平均デフォーカスit
[DF(平)]をミラーアップ中駆動用メモリ[DF
mlにセットする。この<#1512)のステップは、
カメラがどのような撮影状況を重視するか、すなわち、
カメラの前提に応じて、種々の実施形態がある。第16
図(イ)ないしくネ)にいくつかの実施例を示す。
よる割込みが入った場合には、<l11512〉へ進む
ことになる。(s1512>では平均デフォーカスit
[DF(平)]をミラーアップ中駆動用メモリ[DF
mlにセットする。この<#1512)のステップは、
カメラがどのような撮影状況を重視するか、すなわち、
カメラの前提に応じて、種々の実施形態がある。第16
図(イ)ないしくネ)にいくつかの実施例を示す。
第16図(イ)は、静止被写体を前提とするカメラの場
合であり、ベースデフォーカスl [DFO]を駆動用
メモリ[DFmlにセットする。第16図(ロ)は、移
動する被写体を前提とするカメラの場合であり、最新の
平均デフォーカス量[DFmlを駆動用メモリ[DFm
lにセットする。
合であり、ベースデフォーカスl [DFO]を駆動用
メモリ[DFmlにセットする。第16図(ロ)は、移
動する被写体を前提とするカメラの場合であり、最新の
平均デフォーカス量[DFmlを駆動用メモリ[DFm
lにセットする。
第16図(ハ)は、ポートレートを前提とするカメラの
場合であり、合焦から[0,8秒]経過したときの<C
>の測距の結果束められた合焦平均デフォーカス量[D
FG]を駆動用メモリ[DFmlにセットする。なお、
このフローによる場合には、第8図の< #870 >
と<11875>の間に第20図に示すフローを置いて
合焦後平均デフォーカス1 [DFG]をセットしてお
くことが必要である。
場合であり、合焦から[0,8秒]経過したときの<C
>の測距の結果束められた合焦平均デフォーカス量[D
FG]を駆動用メモリ[DFmlにセットする。なお、
このフローによる場合には、第8図の< #870 >
と<11875>の間に第20図に示すフローを置いて
合焦後平均デフォーカス1 [DFG]をセットしてお
くことが必要である。
すなわち、第2判定用カウンタ[2]が“4パであれば
平均デフォーカス量[DPχコが4つあることを意味し
ており、合焦後ちょうど[0,8秒]経ったと判断され
るので、この時点の平均デフォーカス量[[IF、]を
合合焦平均デフォーカス量叶G]としてセットするとい
うフローである。
平均デフォーカス量[DPχコが4つあることを意味し
ており、合焦後ちょうど[0,8秒]経ったと判断され
るので、この時点の平均デフォーカス量[[IF、]を
合合焦平均デフォーカス量叶G]としてセットするとい
うフローである。
第16図(ニ)は、万能カメラ、もしくは、初心者用カ
メラを前提とする場合であり、<111610>で合焦
から現在すなわちレリーズスイッチ(S2)の閉成タイ
ミングまでの時間を測定して[t、]とし、<l116
12でこの時間[t3]が[1秒]未満かどうかを判定
して、[1秒]未満であればカメラが振られていないと
判断して<It1614>で、最新の平均デフォーカス
I [DF4]を駆動用メモリ[DFmlにセットする
一方、[1秒]以上であればカメラが途中で振られてい
ると判断して(111616>で、ベースデフォーカス
量[DFO]を駆動用メモリ[DFmlにセットする。
メラを前提とする場合であり、<111610>で合焦
から現在すなわちレリーズスイッチ(S2)の閉成タイ
ミングまでの時間を測定して[t、]とし、<l116
12でこの時間[t3]が[1秒]未満かどうかを判定
して、[1秒]未満であればカメラが振られていないと
判断して<It1614>で、最新の平均デフォーカス
I [DF4]を駆動用メモリ[DFmlにセットする
一方、[1秒]以上であればカメラが途中で振られてい
ると判断して(111616>で、ベースデフォーカス
量[DFO]を駆動用メモリ[DFmlにセットする。
これは、静止被写体に対して、カメラを振ることによっ
て生ずるデフォーカス量の変化を、被写体が移動したこ
とと取り違えないようにするためである。
て生ずるデフォーカス量の変化を、被写体が移動したこ
とと取り違えないようにするためである。
すなわち、動体判定フローでは動体と判定されない程度
のかなり移動スピードの遅い被写体であれば、最新の平
均デフォーカス量を用いてレンズ駆動した方がピントの
精度がよい。ところが、最新の平均デフォーカス量を用
いてレンズ駆動するようにすると、静止被写体に対して
カメラをゆるやかに振った場合ならAFロック判定でA
Fフロクと判定されずに、全く別の所へピントが合って
しまうことになる。このような事態を防ぐために合焦に
なってからレリーズスイッチ(S2)が閉成されるまで
の時間に応じて、駆動用メモリ[DFm]にセントする
値を切り替えているわけである。
のかなり移動スピードの遅い被写体であれば、最新の平
均デフォーカス量を用いてレンズ駆動した方がピントの
精度がよい。ところが、最新の平均デフォーカス量を用
いてレンズ駆動するようにすると、静止被写体に対して
カメラをゆるやかに振った場合ならAFロック判定でA
Fフロクと判定されずに、全く別の所へピントが合って
しまうことになる。このような事態を防ぐために合焦に
なってからレリーズスイッチ(S2)が閉成されるまで
の時間に応じて、駆動用メモリ[DFm]にセントする
値を切り替えているわけである。
第16図(ネ)は、第16図(=)の変形で、合焦から
レリーズスイッチ(S2)の閉成による割込み発生まで
の時間の判定を合焦後平均デフォーカス量[DPG]が
ストアされているかどうかの判定で代用したものである
。合焦後平均デフォーカス量[DFG]がストアされて
いれば、合焦後[0,8秒]以上経ったものとして<1
11622>でベースデフォーカスl[叶。]を駆動用
メモリ[DFm]にセットする一方、合焦後平均デフォ
ーカス量[DPG]がストアされていなければ、ワンシ
ョットAF用に、或いは、移動する被写体に対するピン
ト補償として(111620>で最新の平均デフォーカ
スI [DP4]を駆動用メモリ[DFmコにセットす
る。
レリーズスイッチ(S2)の閉成による割込み発生まで
の時間の判定を合焦後平均デフォーカス量[DPG]が
ストアされているかどうかの判定で代用したものである
。合焦後平均デフォーカス量[DFG]がストアされて
いれば、合焦後[0,8秒]以上経ったものとして<1
11622>でベースデフォーカスl[叶。]を駆動用
メモリ[DFm]にセットする一方、合焦後平均デフォ
ーカス量[DPG]がストアされていなければ、ワンシ
ョットAF用に、或いは、移動する被写体に対するピン
ト補償として(111620>で最新の平均デフォーカ
スI [DP4]を駆動用メモリ[DFmコにセットす
る。
ところでこれらは全て異なる実施例として説明したが、
マイコン(μC)のプログラム内にこれら全てのフロー
を持たせておき、カード回路(CD)やメモリIC(E
2FROM)からの指令によって上述の5つのフロー(
第16図(イ)ないしくネ))を切り替えるようにする
ことで、1台のカメラを別々の作動状態に設定できる。
マイコン(μC)のプログラム内にこれら全てのフロー
を持たせておき、カード回路(CD)やメモリIC(E
2FROM)からの指令によって上述の5つのフロー(
第16図(イ)ないしくネ))を切り替えるようにする
ことで、1台のカメラを別々の作動状態に設定できる。
例えば、カメラ組立時に、メモリIC(E”FROM)
の所定アドレスに′°ビと書いておけば第16図(イ)
に示すフローが、また、“2”と書いておけば第16図
(ロ)に示すフローが、それぞれ選択されるようにして
おけばよい。また、同様に、ICカードの付替えで、カ
ード回路(CD)の所定アドレスに°“1′′と書かれ
たICカードが取り付けられれば第16図(イ)に示す
フローが、“2パと書かれたICカードが取り付けられ
れば第16図(ロ)に示すフローが、それぞれ選択され
るようにしておけばよい。
の所定アドレスに′°ビと書いておけば第16図(イ)
に示すフローが、また、“2”と書いておけば第16図
(ロ)に示すフローが、それぞれ選択されるようにして
おけばよい。また、同様に、ICカードの付替えで、カ
ード回路(CD)の所定アドレスに°“1′′と書かれ
たICカードが取り付けられれば第16図(イ)に示す
フローが、“2パと書かれたICカードが取り付けられ
れば第16図(ロ)に示すフローが、それぞれ選択され
るようにしておけばよい。
第15図に戻って説明を続けると、駆動用メモリ[DF
m]に上述した何れかの平均デフォーカス量がセットさ
れた後、<111516> 、 <#1518>では、
駆動用メモリ[DFml内のレンズ駆動量データを用い
て、ミラーアップ駆動の可・不可のゾーン判定を行い、
レンズ駆動量が[70um≦DFm<200μm]の場
合に、ミラーアップ中駆動を行うべく <#1520
>に進む。
m]に上述した何れかの平均デフォーカス量がセットさ
れた後、<111516> 、 <#1518>では、
駆動用メモリ[DFml内のレンズ駆動量データを用い
て、ミラーアップ駆動の可・不可のゾーン判定を行い、
レンズ駆動量が[70um≦DFm<200μm]の場
合に、ミラーアップ中駆動を行うべく <#1520
>に進む。
(#1516)でレンズ駆動量が[70μm]未満であ
ると判定されればミラーアップ中駆動を行わずにメイン
ルーチンにリターンする。すなわち、この<#1516
>のステップに来るのは静止被写体の場合が多いと考え
られ、この場合は合焦ゾーン内ならミラーアップ中駆動
は不要だからである。また、ミラーアップ中の感触を悪
くしない意味もある。
ると判定されればミラーアップ中駆動を行わずにメイン
ルーチンにリターンする。すなわち、この<#1516
>のステップに来るのは静止被写体の場合が多いと考え
られ、この場合は合焦ゾーン内ならミラーアップ中駆動
は不要だからである。また、ミラーアップ中の感触を悪
くしない意味もある。
また、<111518>でレンズ駆動量が[200um
’1以上であると判定されれば、同様にミラーアップ中
駆動を行わずにメインルーチンにリターンする。すなわ
ち、移動スピード速い被写体なら<111540>や<
111514>へ行くので移動スピードの遅い被写体の
みが(11518)を通る可能性があり、移動スピード
が遅いので、ミラーアップ中駆動による最大駆動量は[
200μm]未満で充分だからである。そして、逆にレ
ンズ駆動量が[200μm]を超えるものは、カメラを
振ったがAFフロクにならなかった場合の可能性がある
からである。
’1以上であると判定されれば、同様にミラーアップ中
駆動を行わずにメインルーチンにリターンする。すなわ
ち、移動スピード速い被写体なら<111540>や<
111514>へ行くので移動スピードの遅い被写体の
みが(11518)を通る可能性があり、移動スピード
が遅いので、ミラーアップ中駆動による最大駆動量は[
200μm]未満で充分だからである。そして、逆にレ
ンズ駆動量が[200μm]を超えるものは、カメラを
振ったがAFフロクにならなかった場合の可能性がある
からである。
一方、<11514>に分岐した場合は、静止被写体な
のか動く被写体なのか全く不明なため、ミラーアップ中
駆動を前提として(#1520>に進む。
のか動く被写体なのか全く不明なため、ミラーアップ中
駆動を前提として(#1520>に進む。
また、<$11504>で(動体モード)であると判定
されれば、<1t1540>に進み、現在持っているデ
フォーカス量[DF(今)]に対する受光回路(CCD
)による積分開始時から現在すなわちレリーズスイッチ
(S2)の閉成タイミングまでの時間を測定して[t、
1とする。<#1542>でこの時間[tl]にミラー
アップのタイムラグの[70m5]とを加算して[t!
]とし、<$11544>で(動体モード)中に計算さ
れた動体スピード[V]とこの時間[t2]とを乗算し
て積分がら露光までのタイムラグ中の被写体の移動量に
対応するピントズレ量(予測偏差)[Δ叶]を求める(
以下、このピントズレ量[Δ叶]によって動体補正を行
うので、このピントズレ量[ΔDF]を動体補正量と称
する)。
されれば、<1t1540>に進み、現在持っているデ
フォーカス量[DF(今)]に対する受光回路(CCD
)による積分開始時から現在すなわちレリーズスイッチ
(S2)の閉成タイミングまでの時間を測定して[t、
1とする。<#1542>でこの時間[tl]にミラー
アップのタイムラグの[70m5]とを加算して[t!
]とし、<$11544>で(動体モード)中に計算さ
れた動体スピード[V]とこの時間[t2]とを乗算し
て積分がら露光までのタイムラグ中の被写体の移動量に
対応するピントズレ量(予測偏差)[Δ叶]を求める(
以下、このピントズレ量[Δ叶]によって動体補正を行
うので、このピントズレ量[ΔDF]を動体補正量と称
する)。
続いて、<jl1546)では動体スピード[V]の符
号を判定する。この判定は、[V>O]であればあとピ
ント方向へデフォーカスが大きくなったということであ
り、被写体がカメラに近づいたと判定されるものである
。
号を判定する。この判定は、[V>O]であればあとピ
ント方向へデフォーカスが大きくなったということであ
り、被写体がカメラに近づいたと判定されるものである
。
被写体がカメラに近づいていると判定されれば、(#1
550>へ進んで動体補正量[ΔOF]に[1/4]の
係数を掛けて加算する。この理由は、被写体が一定速度
でカメラに近づいてきても像面でのデフォーカス量の変
化は一定速度とはならず、その速度に対して逆数の関数
となり、直線近似していると補正不足になるのを防止す
るためである。そこで、補正係数として[1+1/χ1
を考える。そして、想定している被写体の移動スピード
を考慮すると前記変数[X]は実験値として[3〜5]
の範囲が好ましいという結果が得られ、マイコン(μC
)での計算速度の面を勘案して変数[X]を[4]とし
、動体補正量[ΔDF]に[+1/4]の係数を掛ける
のである。
550>へ進んで動体補正量[ΔOF]に[1/4]の
係数を掛けて加算する。この理由は、被写体が一定速度
でカメラに近づいてきても像面でのデフォーカス量の変
化は一定速度とはならず、その速度に対して逆数の関数
となり、直線近似していると補正不足になるのを防止す
るためである。そこで、補正係数として[1+1/χ1
を考える。そして、想定している被写体の移動スピード
を考慮すると前記変数[X]は実験値として[3〜5]
の範囲が好ましいという結果が得られ、マイコン(μC
)での計算速度の面を勘案して変数[X]を[4]とし
、動体補正量[ΔDF]に[+1/4]の係数を掛ける
のである。
逆に被写体がカメラから遠ざかると判定されれば、(#
1548)に進んで動体補正量[ΔOF]に[1−1/
4]の係数を掛ける。
1548)に進んで動体補正量[ΔOF]に[1−1/
4]の係数を掛ける。
その後、<111552>では、撮影レンズにおけるデ
フォーカス量とレンズ駆動量との変換係数[K]の誤差
を考慮して動体補正N[Δ叶]にに値補正をかける。こ
のに値補正を具体的に示すと、第18図に示すように、
変換係数[K]の誤差が大きいのは撮影レンズの開放F
値[AVolに依存する傾向があるので、開放F値[A
Volが所定値[Jllより大きければ、すなわち撮影
レンズが暗ければ、($11802>で動体補正量[Δ
OF]に[1,2]倍の係数を掛け、さらに、変換係数
[K]の値が小さい場合には、レンズ駆動用の1カウン
ト当たりのレンズ移動量が大きいことから、変換係数[
K]の誤差が大きくきいて(るので、(11806>で
動体補正量[Δ叶]に[1,2]の係数を掛けることで
、補正量の不足を補う。
フォーカス量とレンズ駆動量との変換係数[K]の誤差
を考慮して動体補正N[Δ叶]にに値補正をかける。こ
のに値補正を具体的に示すと、第18図に示すように、
変換係数[K]の誤差が大きいのは撮影レンズの開放F
値[AVolに依存する傾向があるので、開放F値[A
Volが所定値[Jllより大きければ、すなわち撮影
レンズが暗ければ、($11802>で動体補正量[Δ
OF]に[1,2]倍の係数を掛け、さらに、変換係数
[K]の値が小さい場合には、レンズ駆動用の1カウン
ト当たりのレンズ移動量が大きいことから、変換係数[
K]の誤差が大きくきいて(るので、(11806>で
動体補正量[Δ叶]に[1,2]の係数を掛けることで
、補正量の不足を補う。
K値補正を行った後、<#1554>では現在持ってい
るデフォーカス量[DF(今)Jに動体補正量[ΔDF
]を加算した合成偏差を駆動用メモリ[DFm]にスト
アした後、<111520>に進む。
るデフォーカス量[DF(今)Jに動体補正量[ΔDF
]を加算した合成偏差を駆動用メモリ[DFm]にスト
アした後、<111520>に進む。
<111524> 、 <11518> 、 <1t1
554>からそれぞれ進んでくる<111520>では
、駆動用メモリ[DFm]にストアされているミラーア
ップ中に駆動すべきレンズ駆動量に、撮影レンズの変換
係数[K]を掛けて、レンズ駆動用の駆動パル″スカウ
ンタ[ECNT]にセットする。<tt522>では、
前記駆動パルスカウンタ[ECNT]の値がミラーアッ
プ中の限られた時間において駆動できる最大パルス数で
ある“40゛より大きいかどうかをチエツクする。“4
0”よりも小さいと判定されれば、<111536>に
進んでレンズ駆動を開始し、メインルーチンにリターン
する。
554>からそれぞれ進んでくる<111520>では
、駆動用メモリ[DFm]にストアされているミラーア
ップ中に駆動すべきレンズ駆動量に、撮影レンズの変換
係数[K]を掛けて、レンズ駆動用の駆動パル″スカウ
ンタ[ECNT]にセットする。<tt522>では、
前記駆動パルスカウンタ[ECNT]の値がミラーアッ
プ中の限られた時間において駆動できる最大パルス数で
ある“40゛より大きいかどうかをチエツクする。“4
0”よりも小さいと判定されれば、<111536>に
進んでレンズ駆動を開始し、メインルーチンにリターン
する。
一方、(#1522>で、駆動パルスカウンタ[ECN
T]の値が“40”′以上であると判定された場合には
、露出制御を開始する前にレンズ駆動を行うが、その駆
動量にも制限をつけるようになっている。すなわち、(
#1524)で、前記駆動パルスカウンタ[ECNT]
の値が、レリーズ前駆動の最大パルス数の“70”にミ
ラーアップ中駆動の最大パルス数の“40”を合わせた
“110”よりも大きいかどうかを判別する。“110
”以上であると判定されれば、レリーズ前駆動を最大
限の[70パルス]分行うべく、(11528>でレリ
ーズ前駆動パルスカウンタ[EECNT]に“70°゛
をセットする。また、(11524>で駆動パルスカウ
ンタ[ECNT]の値が“110“°よりも小さいと判
定されれば、<1t1526>で駆動パルスカウンタ[
ECNT]の値から“40″を引いた値をレリーズ前駆
動カウンタ[EECNTコにセットする。
T]の値が“40”′以上であると判定された場合には
、露出制御を開始する前にレンズ駆動を行うが、その駆
動量にも制限をつけるようになっている。すなわち、(
#1524)で、前記駆動パルスカウンタ[ECNT]
の値が、レリーズ前駆動の最大パルス数の“70”にミ
ラーアップ中駆動の最大パルス数の“40”を合わせた
“110”よりも大きいかどうかを判別する。“110
”以上であると判定されれば、レリーズ前駆動を最大
限の[70パルス]分行うべく、(11528>でレリ
ーズ前駆動パルスカウンタ[EECNT]に“70°゛
をセットする。また、(11524>で駆動パルスカウ
ンタ[ECNT]の値が“110“°よりも小さいと判
定されれば、<1t1526>で駆動パルスカウンタ[
ECNT]の値から“40″を引いた値をレリーズ前駆
動カウンタ[EECNTコにセットする。
続いて、<111530>でレリーズ前レンズ駆動を開
始し、<1t1532>でレリーズ前駆動パルスカウン
タ[EECNT]が“0”になるまで待つ。このレリー
ズ前レンズ駆動の最大駆動時間は[約40m5 ]であ
り、タイムラグを大きく増加させることはない。(It
1534>では残りのレンズ駆動をミラーアップ中に行
わせるべく駆動パルスカウンタ[ECNT]に°“40
″“をセットし、<#L536>でレンズ駆動を開始し
てメインルーチンにリターンする。
始し、<1t1532>でレリーズ前駆動パルスカウン
タ[EECNT]が“0”になるまで待つ。このレリー
ズ前レンズ駆動の最大駆動時間は[約40m5 ]であ
り、タイムラグを大きく増加させることはない。(It
1534>では残りのレンズ駆動をミラーアップ中に行
わせるべく駆動パルスカウンタ[ECNT]に°“40
″“をセットし、<#L536>でレンズ駆動を開始し
てメインルーチンにリターンする。
サブルーチン(LNS )からリターンした後、メイン
ルーチンは<11455>でサブルーチン(露出制御)
をコールする。第17図はこのサブルーチン(露出制御
)の概略のフローを示している。
ルーチンは<11455>でサブルーチン(露出制御)
をコールする。第17図はこのサブルーチン(露出制御
)の概略のフローを示している。
このサブルーチンがコールされると、まず(+1172
4>でミラーアップを開始させ、<#1726>で↑最
沈レンズの絞り動作を開始させる。その後、(動体モー
ド)等ではミラーアップ中のレンズ駆動が始まっている
ので、(+11728>でその駆動パルスカウンタ[E
CNT]の値が゛°0パになるまで待機する。なお、ミ
ラーアンプ中のレンズ駆動を行わない場合には、この駆
動パルスカウンタ[ECNT]は“0゛に初期設定され
でいるので<#1728>はすぐ通り抜ける。そして、
(#1730>で完全に撮影レンズを停止させた後、(
#1732)でミラーアップ開始から[70m5]が経
過するまで待機する。すなわち、ミラーアンプ、ならび
に絞りの作動は[70m5 ]で終了するためである。
4>でミラーアップを開始させ、<#1726>で↑最
沈レンズの絞り動作を開始させる。その後、(動体モー
ド)等ではミラーアップ中のレンズ駆動が始まっている
ので、(+11728>でその駆動パルスカウンタ[E
CNT]の値が゛°0パになるまで待機する。なお、ミ
ラーアンプ中のレンズ駆動を行わない場合には、この駆
動パルスカウンタ[ECNT]は“0゛に初期設定され
でいるので<#1728>はすぐ通り抜ける。そして、
(#1730>で完全に撮影レンズを停止させた後、(
#1732)でミラーアップ開始から[70m5]が経
過するまで待機する。すなわち、ミラーアンプ、ならび
に絞りの作動は[70m5 ]で終了するためである。
ミラーアップ、ミラーアップ中のレンズ駆動、絞りの作
動が全て終了すれば、<at734>から露出動作を始
める。<11734>でシャツタ幕の先幕を走行させ、
<111736>ではメインルーチンの(1430>の
演算で求めた露出時間の間待機して、(11738>で
シャンクの後幕を走行させて露出が完了する。その後、
メインルーチンにリターンする。
動が全て終了すれば、<at734>から露出動作を始
める。<11734>でシャツタ幕の先幕を走行させ、
<111736>ではメインルーチンの(1430>の
演算で求めた露出時間の間待機して、(11738>で
シャンクの後幕を走行させて露出が完了する。その後、
メインルーチンにリターンする。
以上、カメラの動作のシーフェンスについて説明してき
たが、これらの動作を行なうマイコン(μC)が、被写
体が遠近方向で移動する動体であるか否かを判別する動
体判別手段を構成しており、また、そのマイコン(μC
)が、被写体が動体であると判別された場合に、設定速
度情報を用いて求めた被写体の予測移動量に相当する予
測偏差を焦点検出手段による検出偏差に加味した合成偏
差を用いて焦点調節手段を作動させる焦点調節制御手段
を構成している。
たが、これらの動作を行なうマイコン(μC)が、被写
体が遠近方向で移動する動体であるか否かを判別する動
体判別手段を構成しており、また、そのマイコン(μC
)が、被写体が動体であると判別された場合に、設定速
度情報を用いて求めた被写体の予測移動量に相当する予
測偏差を焦点検出手段による検出偏差に加味した合成偏
差を用いて焦点調節手段を作動させる焦点調節制御手段
を構成している。
以下、先の実施例中で説明した以外の別の実施例を列記
する。
する。
〈1〉被写体の状態や撮影者の意図を判断するために行
なっていた各種の判定のための基準値は、任意に変更す
ることが可能である。
なっていた各種の判定のための基準値は、任意に変更す
ることが可能である。
〈2〉被写体が暗いと判断された場合、逼影倍率が大き
いと判断された場合、被写体が遅くてカメラから遠ざか
っていると判断された場合には、必ずしもミラーアップ
中駆動を禁止する静止体用焦点調節状態としなくともよ
く、ミラーアップ中駆動を許容する動体用焦点調節状態
としてもよい。
いと判断された場合、被写体が遅くてカメラから遠ざか
っていると判断された場合には、必ずしもミラーアップ
中駆動を禁止する静止体用焦点調節状態としなくともよ
く、ミラーアップ中駆動を許容する動体用焦点調節状態
としてもよい。
〈3〉先の実施例では、撮影レンズがカメラボディに対
して着脱自在に構成されたものを例にとっており、撮影
レンズに付設のレンズ回路(LEC)からその撮影レン
ズに固有のレンズ情報を入力するように構成したものを
説明したが、それに替えて、撮影レンズが固定状態に設
けられたカメラにも本発明を適用することができる。
して着脱自在に構成されたものを例にとっており、撮影
レンズに付設のレンズ回路(LEC)からその撮影レン
ズに固有のレンズ情報を入力するように構成したものを
説明したが、それに替えて、撮影レンズが固定状態に設
けられたカメラにも本発明を適用することができる。
〈4〉先の実施例では、焦点検出領域を3個設けた構成
を説明したが、それに替えて、焦点検出領域をそれ以外
の複数個設けてもよく、或は、焦点検出領域を1個だけ
設けてもよい。
を説明したが、それに替えて、焦点検出領域をそれ以外
の複数個設けてもよく、或は、焦点検出領域を1個だけ
設けてもよい。
以上述べてきたように、本発明によるカメラは、被写体
が遠近方向で移動すると判断された場合に、その被写体
のミラーアップ中の予測移動量を補正して焦点調節を行
うことで、移動する被写体に対して精度の良い焦点調節
が可能であり、しかも焦点調節動作を行うにあたって被
写体の移動速度を設定速度と見做して前記予測移動量を
求めるから対応が早く、全体として、移動する被写体に
対して追随性良く高精度の焦点調節を行うことで、シャ
ッターチャンスを逃すこと少なくシャープな写真が逼れ
るようになった。
が遠近方向で移動すると判断された場合に、その被写体
のミラーアップ中の予測移動量を補正して焦点調節を行
うことで、移動する被写体に対して精度の良い焦点調節
が可能であり、しかも焦点調節動作を行うにあたって被
写体の移動速度を設定速度と見做して前記予測移動量を
求めるから対応が早く、全体として、移動する被写体に
対して追随性良く高精度の焦点調節を行うことで、シャ
ッターチャンスを逃すこと少なくシャープな写真が逼れ
るようになった。
図面は本発明に係るカメラの実施例を示し、第1図は回
路ブロック図、第2図は焦点検出用光学系の周辺の斜視
図、第3図はファインダーの視野図、第4図・第5図・
第7図ないし第9図・第15図・第16図(イ)〜(杓
・第17図ないし第21図はカメラの動作を示すフロ
ーチャート、第6図(イ)および(ロ)は焦点検出動作
のシーフェンスを示す概略図、第10図(イ)ないしく
ハ)は被写体の移動とカメラの動作の関係を示す概略図
、第11図ないし第14図はそれぞれ焦点調節動作のタ
イ弘チャートである。 (TL)・・・・・・撮影レンズ。
路ブロック図、第2図は焦点検出用光学系の周辺の斜視
図、第3図はファインダーの視野図、第4図・第5図・
第7図ないし第9図・第15図・第16図(イ)〜(杓
・第17図ないし第21図はカメラの動作を示すフロ
ーチャート、第6図(イ)および(ロ)は焦点検出動作
のシーフェンスを示す概略図、第10図(イ)ないしく
ハ)は被写体の移動とカメラの動作の関係を示す概略図
、第11図ないし第14図はそれぞれ焦点調節動作のタ
イ弘チャートである。 (TL)・・・・・・撮影レンズ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、撮影レンズの被写体に対する合焦位置からの偏差を
検出する焦点検出手段と、この焦点検出手段による検出
偏差に基づいて前記撮影レンズを合焦位置に向かって移
動させる焦点調節手段とを備えたカメラにおいて、被写
体が遠近方向で移動する動体であるか否かを判別する動
体判別手段と、この動体判別手段により被写体が動体で
あると判別された場合に、設定速度情報を用いて求めた
被写体の予測移動量に相当する予測偏差を前記焦点検出
手段による検出偏差に加味した合成偏差を前記焦点検出
手段による検出偏差に加味した合成偏差を用いて前記焦
点調節手段を作動させる焦点調節制御手段を設けてある
カメラ。 2、前記動体判別手段が、前記焦点検出手段による検出
偏差がピント保証範囲に対応する第1の設定値よりも小
になって合焦状態となった後その第1の設定値よりも大
なる第2の設定値をカメラに近付く方向で越えた場合に
、被写体を動体であると判別するものである請求項1記
載のカメラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21102989A JPH0277055A (ja) | 1989-08-16 | 1989-08-16 | カメラ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21102989A JPH0277055A (ja) | 1989-08-16 | 1989-08-16 | カメラ |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63119690A Division JP2751207B2 (ja) | 1988-05-17 | 1988-05-17 | カメラ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0277055A true JPH0277055A (ja) | 1990-03-16 |
Family
ID=16599182
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21102989A Pending JPH0277055A (ja) | 1989-08-16 | 1989-08-16 | カメラ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0277055A (ja) |
-
1989
- 1989-08-16 JP JP21102989A patent/JPH0277055A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2751207B2 (ja) | カメラ | |
JPH06175013A (ja) | オートズームカメラ | |
US4998126A (en) | Automatic focus adjustment camera | |
JP2770451B2 (ja) | カメラ | |
JP2004012493A (ja) | 焦点検出装置 | |
JPH0277055A (ja) | カメラ | |
JP2847101B2 (ja) | カメラ | |
US5017956A (en) | Flash photography system | |
JPH0277006A (ja) | カメラ | |
JP2770450B2 (ja) | カメラ | |
JPH0277050A (ja) | カメラ | |
JPH0534757A (ja) | カメラ | |
JPH0277053A (ja) | カメラ | |
JP2921868B2 (ja) | カメラの露出制御装置 | |
JPH0277046A (ja) | カメラ | |
JPH0277048A (ja) | カメラ | |
JPH0277049A (ja) | カメラ | |
JPH02181127A (ja) | カメラ | |
JPH0277051A (ja) | カメラ | |
JP4608728B2 (ja) | 焦点検出装置 | |
JP2006017854A (ja) | 撮像装置及び閃光発光装置 | |
JPH0749513A (ja) | フラッシュ光量制御装置 | |
JPH06235952A (ja) | 撮像装置 | |
JP2864551B2 (ja) | 自動焦点カメラ | |
JP2770465B2 (ja) | 自動焦点カメラ |