JPH0276216A - 透過マスク及びそれを有する電子ビーム露光装置 - Google Patents

透過マスク及びそれを有する電子ビーム露光装置

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JPH0276216A
JPH0276216A JP22775888A JP22775888A JPH0276216A JP H0276216 A JPH0276216 A JP H0276216A JP 22775888 A JP22775888 A JP 22775888A JP 22775888 A JP22775888 A JP 22775888A JP H0276216 A JPH0276216 A JP H0276216A
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JP
Japan
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pattern
electron beam
transmission mask
transmission
mask
Prior art date
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JP22775888A
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English (en)
Inventor
Kazutaka Taki
滝 和孝
Juichi Sakamoto
坂本 樹一
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 電子ビーム露光に適用される透過マスク及びそれを有す
る電子ビーム露光装置に関し、個々のパターン領域の機
械的強度の向上及び耐熱性の向上を可能とすることを目
的とし、透過マスクについては、ウェハ上に形成される
パターンのうちパターンの繰り返しよりなる部分と露光
するために設けられ前記各パターンの各々に対応する形
状の透過孔が形成されている複数のパターン領域を有し
、前記複数のパターン領域のうち1つを選択しそのパタ
ーン領域全体に電子ビームを照射し、前記パターン領域
の透過孔を透過した電子ビームによりウェハを露光すべ
く使用する透過マスクにおいて、前記パターン領域の周
囲の少なくとも一方向に、該パターン領域の厚さよりも
厚い部分を形成して構成し、電子ビーム露光装置につい
ては上記構成の透過マスクを備えて構成する。
〔産業上の利用分野〕
本発明は電子ビーム露光に適用される透過マスク及びそ
れを有する電子ビーム露光装置に関する。
電子ビーム露光方法はいわゆるー’saきの露光方法で
あるため、露光に長時間を要する。
しかしながら、メモリ用のICチップ等では、セルの部
分は基本となるいくつかのパターンの繰り返しであり、
基本パターンを1シヨツトで露光しつつ順次露光部分を
移していくことにより、セルの部分の露光を短時間で完
了できることが分かる。この考え方に基づき、透過マス
クを使用した電子ビーム露光方法が種々提案されている
第6図は透過マスクを使用した電子ビーム露光装置の概
略構成を示す。
1が透過マスクである。
電子銃2よりの電子ビーム3は、矩形成形アパーチャ4
、レンズ5、デフレクタ6、レンズ7、縮小レンズ8、
投影レンズ9を経てウェハ10上に照射される。
透過マスク1は、複数のパターン領域11を有し、各パ
ターン領域11に所定形状の透過孔12が形成されたも
のであり、デフレクタ6とレンズ7との間に配設しであ
る。
電子ビームはデフレクタ6により、偏向されて所定のパ
ターン領域11を照射し、透過孔12を透過し、透過孔
12の形状に整形された整形ビーム13がウェハ10に
到り、透過孔12に対応したパターンが1シヨツトで露
光される。
14はシャッタであり、透過マスク1よりウェハ10寄
りの個所、即ちレンズ7と9との間の部位に設けである
。このため、同じパターンを繰り返して露光している間
は、電子ビームは同じパターン領域11を継続的に照射
している。
〔従来の技術〕
第7図は従来の透過マスク50を示す。
20〜50は矩形状のパターン領域であり、夫々に所定
形状の透過孔20a〜25aが形成しである。
透過マスク50は、シリコン製であり、中央の広い部分
を厚さtが10μ程度の薄膜部分51とされた形状であ
る。パターン領域20〜25はこのWI躾部分51に整
列して配されている。各パターン領域20〜25は透過
孔20a〜25aを高精度に形成するために薄いことが
必要である。
〔発明が解決しようとする課題〕
各パターン領域20〜25の周囲の部分も薄く、薄膜部
分51が広い面積に亘っている。
このため、透過マスク50は機械的強度が弱く、取り扱
い中に受ける衝撃で薄膜部分51が破損してしまうこと
があった。
また、電子ビームは−のパターン領域を継続的に照射す
るため、加熱される。しかし、パターン領域の周囲の部
分も?Il膜であるため、熱が逃げにくく、熱がパター
ン領域に蓄積され、パターン領域が反って透過孔の形状
が変形したり、パターン領域が溶融して透過孔が破壊さ
れてしまう。
本発明は、個々のパターン領域の機械的強度の向上及び
耐熱性の向上を可能とする透過マスク及びそれを有する
電子ビーム露光装置を提供することを目的とする。
(課題を解決する手段) 本発明は、ウェハ上に形成されるパターンのうちパター
ンの繰り返しよりなる部分を露光するために設けられ前
記各パターンの各々に対応する形状の透過孔が形成され
ている複数のパターン領域を有し、前記複数のパターン
領域のうち1つを選択しそのパターン領域全体に電子ビ
ームを照射し、前記パターン領域の透過孔を透過した電
子ビームによりウェハを露光すべく使用する透過マスク
において、 前記パターン領域の周囲の少なくとも一方向に、該パタ
ーン領域の厚さよりも厚い部分を形成して構成したもの
であり、 電子ビーム露光装置については上記構成の透過マスクを
備えて構成したものである。
〔作用〕
個々のパターン領域の周囲に形成された厚い部分は、パ
ターン領域の機械的強度を向上させると共に熱の伝導路
として機能してパターン領域への蓄熱を防止する。
〔実施例) 第1図は本発明の一実施例の透過マスク60を表裏反転
して示す。
透過マスク60は厚さTが400〜500μmのシリコ
ン基板を後述するようにエツチングして形成したもので
あり、周囲の枠61は元のシリコン基板により形成しで
ある。
20〜28は夫々パターン領域であり、各パターン領域
に所定形状の透過孔20a〜29aが形成しである。
各パターン領域20〜28は、−辺の長さaが約500
μmの正方形であり、厚さtは10μm程度である。
62.63はX方向に延在する桟、64.65はY方向
に延在する桟であり、格子を構成している。8桟62〜
65の断面は、高さHが厚さTより若干低い三角形状で
あり、8桟62〜65は機械的強度が高く且つ熱の伝導
路としての役割も十分に果たす。
透過マスク60は、個々のパターン領域20〜28が周
囲全体に亘って桟62〜65又は枠61により囲まれ、
個々のパターン領域20〜28の周囲がパターン領域2
0〜28の厚さよりも厚くされた構造を有する。
従って、個々のパターン領域20〜28は全周に亘って
補強され、取り扱い中に受ける衝撃によるパターン領域
20〜28は破損しにくくなる。
また、例えば円形パターンを露光すべく電子ビームが符
号24で示すパターン領域を照射している場合について
みる。パターン領ta24に発生した熱は周囲の桟62
〜65に伝達され、桟62〜65内を枠61の方向に伝
導されると共に桟62〜65の表面より放熱される。こ
のため、パターン領!1i24に熱が蓄積されることが
殆ど無く、パターン領域24が熱により変形したり溶融
したりする不都合は起きない。従って透過孔24aの変
形及び破壊は無く、透過孔24aに相当するパターンが
精度良く露光される。
他のパターン領域を照射した場合にも、上記と同様に熱
の蓄積は起きない。
従って、上記の透過マスク60は、従来のものに比べて
、機械的強度が向上し且つ耐熱性に優れたものとなる。
第2図(A)乃至(D)は、上記の透過マスク60の製
造工程を示す。
同図(A)は、元のシリコン基板7oを示す。
このシリコン基板70は、上下面の面方位が[100]
とされたシリコン基板本体71の上面にボロンを拡散さ
せたボロン拡散層72が形成され、更にこの表面にシリ
コン173がエピタキシャル成長により形成された構造
である。
同図(B)に示すようにこのシリコン基板7゜の下面に
パターン74を形成し、KOHにより異方性エツチング
を行う。
KOHによるエツチング速度は、面方位[100]の方
向に速く、面方位[111]の方向には遅く、ボロン拡
散層72でも遅い。
これにより、シリコン基板本体71が第2図(C)に示
すようにエツチングされ、枠61、桟62.63、及び
パターン領域23.24.25等が形成される。
この後、シリコン基板70の上面にパターン領域グして
エツチングし、第2図(D)に示すように各パターン領
域23,24.25に透過孔23a。
24a、25aを形成する。
第3図は本発明の第2実施例の透過マスク80を示す。
この透過マスク80は、大略、第1図に示す透過マスク
60よりY方向の桟64.65を省略した構成である。
各パターン領域20〜31は、この周囲のうちY方向の
両側に桟62.63、枠61が配された構成である。
このため、各パターン領域20〜31は、周囲のうちY
方向上両側を機械的に補強され、熱を桟62.63、枠
61に逃がされて耐熱性も優れている。
なお、パターン領域20〜31はX方向上は第1図の透
過マスク60の場合よりも密接して配されている。従っ
て、透過マスク80は透過マスク60に比べて、パター
ン領域20〜31をより高密度に配置されている。この
ため、この透過マスク80を使用すれば、ビーム偏向が
し易くなる。
第4図は本発明の第3実施例の透過マスク90を示す。
この透過マスク90は、シリコン製の基台91に形成さ
れたTa、Mo、W等の金属膜92の一部がパターン領
域20,21.22を形成する構成である。
金属膜製のパターン領域20A、21△、22Aは、桟
62.63等により補強されている。
また桟62.63は熱を逃がす熱の伝導路としても機能
し、金属膜製パターン領域2OA、21A。
22Aは蓄熱されず耐熱性に優れたものとなる。
第5図は本発明の第4実施例の透過マスク100を示す
この透過マスク100は、全体をTa、Mo、W等の金
属製としたものである。
金属膜状のパターン領域20B、21B、22Bは、金
属製の桟62A、63A等により補強されている。
また桟62A、63Aは熱を逃がす伝導路としても機能
し、パターン領120B、218.22Bは蓄熱されず
耐熱性に優れている。
上記各実施例の透過マスク60.80.90゜100を
使用することにより、■パターンを信頼性よく露光させ
ることが出来ると共に■電子銃の出力を上げることがで
き、これによって露光作業の効率を向上させることが可
能となる。
〔発明の効果〕
以上説明した様に、本発明によれば、個々のパターン領
域の周囲にパターン領域よりも厚い部分を形成してなる
構成であるため、個々のパターン領域の機械的強度を向
上させることが出来ると共にパターン領域への蓄熱を防
止して熱に対しても強くすることが出来、寿命を長くす
ることが出来る。
また本発明の透過マスクを使用することにより、露光パ
ターンの信頼性を向上させることが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例の透過マスクを表裏反転し
て示す一部切截斜視図、 第2図(A)乃至(D)は第1図の透過マスクの製造方
法を説明する図、 第3図は本発明の第2実施例の透過マスクを表裏反転し
て示す一部切截斜視図、 第4図は本発明の第3実施例の透過マスクの断面図、 第5図は本発明の第4実施例の透過マスクの断面図、 第6図は透過マスクを適用した電子ビーム露光装置の概
略図、 第7図は従来の透過マスクを表裏反転して示す一部切截
斜視図である。 図において、 20〜31はパターン領域、 20a〜31aは透過孔、 60.80.90,100は透過マスク、61は枠、 62〜65.62A、63Aは桟1 、 70はシリコン基板、 71はシリコン基板本体、 72はボロン拡散層 を示す。 特許出願人 富 士 通 株式会社 Ωλl−1t7ス2 *t!!l 80ゼロ表マス2 ネ譲り1のキ2大ネ糺仲1のぜh翫マス2Eポす川! 
1W@ 90Δト1マス2 1oO溌ゑマスク ■−2 第6図 翌 フ0 第71

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ウェハ上に形成されるパターンのうちパターンの
    繰り返しよりなる部分を露光するために設けられ前記各
    パターンの各々に対応する形状の透過孔(20a〜31
    a)が形成されている複数のパターン領域(20〜31
    )を有し、前記複数のパターン領域のうち1つを選択し
    そのパターン領域全体に電子ビームを照射し、前記パタ
    ーン領域の透過孔を透過した電子ビームによりウェハを
    露光すべく使用する透過マスクにおいて、 前記パターン領域(20〜31)の周囲の少なくとも一
    方向に、該パターン領域の厚さよりも厚い部分(61〜
    65、62A、63A)を形成してなる構成の透過マス
    ク。
  2. (2)電子銃(2)と、前記電子銃(2)から発射され
    た電子ビーム(3)を偏向するデフレクタ(6)と、前
    記デフレクタ(6)によって偏向された電子ビームが選
    択的に照射されるマスク(1)と、前記マスクを透過し
    た電子ビームをウェハ上の任意の位置に偏向する偏向手
    段とを有し、前記マスク(1)上に形成されたパターン
    を前記ウェハ上に転写する電子ビーム露光装置において
    、前記電子ビーム露光装置は請求項1記載の透過マスク
    を含むことを特徴とする電子ビーム露光装置。
JP22775888A 1988-09-12 1988-09-12 透過マスク及びそれを有する電子ビーム露光装置 Pending JPH0276216A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5520297A (en) * 1993-06-23 1996-05-28 Hitachi, Ltd. Aperture plate and a method of manufacturing the same

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JPS55161242A (en) * 1979-06-01 1980-12-15 Ibm Mask for particle beam or x ray
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JPS62106625A (ja) * 1985-11-01 1987-05-18 Fujitsu Ltd 露光マスク

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