JPH0275230A - ページャ機能付パーソナル無線機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野］ 本発明は、パーソナル無線機に関し、特にページャ機能
が付加されたパーソナル無線機に関する。

［従来の技術］ パーソナル無線の技術分野において、近年、ポータプル
な受令機を用いてパーソナル無線の応答者が無線機のそ
ばから離れた所に居ても、その受令機を携帯しているこ
とにより呼出を受けたことを知ることが出来るようにし
た方式が開発されている。

この方式として例えば、 （１）発信側のパーソナル無線機からの電波を直接、受
令機で受信する方式、 （２）呼び出されたパーソナル無線機が受信したデータ
を受令機に再送出する方式、 （３）専用の送信機をパーソナル無線機に具備させて呼
出信号を受けると自動的に該送信機により受令機を呼び
出す方式、 等が提案されている。

［発明か解決しようとする課題］ 上記の従来方式において、 （１）の方式においては受令機の受信感度は一般に低い
ものであり、送信された電波を受信しにくいものであり
、 （２）の方式においては、受信データと全く同一のデー
タを再送出しているがこのようにすることは電波法上認
められてなく、事実上実施不可能であり、 （３）の方式においては、別の送信機を具備させる必要
かあるためコストか高くなるとともに電波法の規定によ
り該送信機からの出力を大とする事ができず、微弱な電
波しか出力できないので受令機保持者の位置によっては
受信できない、という問題点かあった。

本発明は上記従来の方式における問題点を解消して、電
波法に適合して実施することが可能であり、かつ遠隔地
の受令機をアクセスする事ができるようにしたパーソナ
ル無線機を提供する事を目的としている。

［課題を解決するだめの手段］ 本発明は上記した目的を解決するために、電波法でパー
ソナル無線システムに認められている再呼出信号を利用
して、受令機を呼び出すことかできるようにしたもので
ある。

ｒ実施例］ 本発明の詳細な説明する前Ｉこ再呼出信号について説明
する。

一般に、パーソナル無線は待受状態において常に制御チ
ャンネル（］チャンネル）を受信している。操作者から
の呼出要求があると、呼出局では第４図に示されるよう
な制御信号を制御チャンネルに送出する。待受状態にあ
るパーソナル無線機では、各自の待受群番号と制御信号
に含まれている発呼群番号とが一致すると、グーヤンネ
ル番号（制御信号に含まれている）で指定されたチャン
ネルに移り通話が出来るように構成されている。

そして呼び出された局（複数局でもよい）が不感−、Ｉ
− 地帯等にいたりして呼出に応えられない場合等を想定し
、これを救済するために再呼出信号を送出することか電
波法」二認められている。この再呼出信号は制御信号の
コマンド番号の内容が通常の制御信号とは異なり区別さ
れており、発呼信号、再呼出信号共に制御チャンネルを
使用して送信されている。

本発明はこの電波法」二認められている再呼出信号を用
いて受令機を呼び出すことを特徴としているものである
。

第１図には本発明のシステム構成図が記載されており、
この図において、１００はパーソナル無線機１１０を有
する基地局、２００はパーソナル無線＄１ｉ２１０及び
アダプタ２２０を有する移動局、３００は保持者に携帯
されるボータプルな受令機をそれぞれ示している。受令
＠３００は制御チャンネルのみを常時受信可能であり制
御信号を受信して群番号か一致しているにベル等の報知
音、ランプ点灯等による可視表示又は機械的振動等によ
り信号の受信を報知するものである。

第２図には、上記システム構成図における移動局２００
の一実施例が記載されており、該移動局２００はアダプ
ター２２０内に再呼出要求回路２２１を具備し、無線機
２１０と再呼出要求回路２２１とは、着信報知信号線２
３０及び再呼出要求信号線２４０とにより接続されてい
る。

第２図に示された構成を有する移動局２００から受令機
３００に再呼出要求信号を送出し、受令機３００におい
て信号受信を報知する動作について以下に説明する。

基地局１００で操作者が移動局２００を呼び出し、移動
局２００のパーソナル無線機２］０が呼出信号を着信す
ると、着信報知信号線２３０がアクティブとなる。着信
報知信号線２３０がアクティブとなると再呼出要求発生
回路２２１は再呼出要求信号線２４０をアクティブどす
る。この結果、パーソナル無線２１０に再呼出要求が発
生し、バーンナル無線２１０は再呼出信号を送信する。

この送信された再呼出信号は、移動局２１０から離れた
所にある受令機３００において受信され、受令機の保持
者にパーソナル無線機２１０が呼び出された事を音声、
発光表示又は機械的振動等により報知する。これにより
移動局２００から離れた所にいる人を呼び出すことが可
能となる。

第４図には本発明のシステムに具備される移動局２００
の他の実施例か記載されており、この実施例においては
再呼出要求発生回路２２１とパーソナル無線機２１０と
の間にはさらに送信要求信号線２５０か接続され、送信
要求信号線２５０の状態を７１１呼出要求発生回路２２
１で所定時間監視出来るように構成されている。基地局
１００からの呼出信号を、移動局２００のパーソナル無
線機２１０か受信すると着信報知信号線２３０がアクテ
ィブ状態になることは前記の実施例と同様であるか、着
信報知信号線２３０がアクティブになってもずくに再呼
出要求信号を再呼出要求発生回路２２１から送出しない
点で、前記の実施例と相違している。

この第３図に示された実施例においては、着信報知信号
線２３０かアクティブ状態になってから＝７− 所定の時間内に、送信要求信号線２５０がアクティブ状
態になるか否かを監視し、送信要求信号線２５０かアク
ティブにならなかった場合にのみ、再呼出要求信号を発
生ずるように構成しており、所定時間の監視中に送信要
求信号線がアクティブになると再呼出要求信号を送出し
ないように構成している。このような送信要求信号線を
監視する手段を採用すると、操作者が移動局２００の近
くに居て、すぐに応答した場合には送信要求信号線２５
０かアクティブ状態となるから、無線機２１０から再呼
出信号を受令機３００に送出することがなく、無用な電
波の送出がされる事がない。また、受令機３００の電源
が投入されていても受令機３００が不必要にアクティブ
状態々なる事もない。

なお、上記の各実施例においては再呼出要求発生回路２
２１をパーソナル無線機２１０にたいしてアダプタ構成
としているが、該回路２２１を無線機２１０に内蔵して
構成しても良いことはもちろんである。

［効果］ 本発明は上記の様に構成されているので、以下のような
効果を奏する。

（１）再呼出要求信号はパーソナル無線において電波法
上認められているものであり、また外部に再呼出要求信
号を発生ずる回路を付加する事も認められているもので
あるから、実用化が容易である。

（２）呼び出されたパーソナル無線機が送信する電波は
受令機のあるところでは強電界であるため、受令機かヒ
ル内にあっても信号を受信する事ができ、受令機として
高感度なものを必要としない。

（３）送信信号要求線の状態を所定時間監視する方式を
採用した場合は、さらに、不必要に再呼出信号を送信す
ることかない。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例を示すシステム構成図、第２図
は本発明に用いられる移動局の実施例を示すブロック図
、第３図は本発明の用いられる移動局の他の実施例を示
すブロック図、第４図は一般に採用されているパーソナ
ル無線の制御信号の構成を表す概念図である。 １００・・・基地局　　２００・・・移動局３００・・
・受令機　　１１０．２１０・パーソナル無線機　　　
　　２２０・・・アダプタ２２１・・・再呼出要求発生
回路

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、パーソナル無線機に呼出信号が着信された事を報知
   するための受令機を具備したページャ機能付パーソナル
   無線機において、 呼出信号が着信されたことを検出して再呼出要求信号を
   発生させる再呼出要求発生回路を無線機本体側に設け、 再呼出要求信号の発生により無線機本体より再呼出信号
   を送信し、該送信された再呼出信号が受令機により受信
   されるよう構成されている事を特徴とするパーソナル無
   線機。 ２、請求項１記載のページャ機能付パーソナル無線機に
   おいて、上記再呼出要求発生回路はさらに、操作者の送
   信要求応答操作によりアクティブ状態となる送信要求信
   号線の状態を所定時間監視し、該所定時間中に送信要求
   信号線がアクティブ状態にならなかった場合にのみ、再
   呼出要求信号の発生を行うよう構成されていることを特
   徴とするパーソナル無線機。