JPH0274661A - 熱処理装置における基材移送用ドラム - Google Patents

熱処理装置における基材移送用ドラム

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JPH0274661A
JPH0274661A JP22695088A JP22695088A JPH0274661A JP H0274661 A JPH0274661 A JP H0274661A JP 22695088 A JP22695088 A JP 22695088A JP 22695088 A JP22695088 A JP 22695088A JP H0274661 A JPH0274661 A JP H0274661A
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drum
net
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drum body
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JP22695088A
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Teruo Maekawa
前川 照雄
Matsuo Ito
松雄 伊藤
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Hirano Tecseed Co Ltd
Hirano Steel Recycle Co
Original Assignee
Hirano Tecseed Co Ltd
Hirano Steel Recycle Co
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、不織布やガラス繊維等よりなる布帛等の長尺
状の基材を、ドラムによって移送させながら、ドラムの
外方に設けられた熱風吹付は機から熱風を吹付けて乾燥
等の熱処理を行なう熱処理装置における基材移送用ドラ
ムに関するものである。
[従来の技術] 不織布やガラス繊維等よりなる布帛等の長尺状の基材の
熱処理装置としては、基材移送用ドラムを回転させるこ
とにより基材を移送させながら、ドラムの外方に設けら
れた熱風吹付は機から熱風を基材へ吹付は乾燥等の熱処
理するものがある。
この基材を移送させるドラムは、ドラムの壁に孔を設け
、この孔から移送する基材を吸引して、基材とドラムの
すべりを防止し、基材の線速度を制御していた。しかし
、ドラム上に基材を直接走行させると吸引孔の形状が基
材に写るため、ドラムの外周面にネットを設け、そのネ
ット上を基材か走行するようにして吸引孔の形が基材に
写らないようにしていた。
このネットをドラムに巻回して固定する従来の構造は、
第5図に示すように、ドラム本体(ill)の外周面に
ネット(118)を巻回し、ドラム本体(lft)の両
端部においてバンド(120)てネット(118)の表
面を巻回してリベット(122)等で止定していた。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上記構造のドラムでは、ネット(118
)がドラム本体(111)に固定されているため、60
℃以上の雰囲気温度においてはネット(11g)とドラ
ム本体(111)の熱膨張差によって、ネット(118
)に小シワが発生し、雰囲気温度か120℃以上になれ
ば円周方向に大きなシワが発生する。そのため、このネ
ット(118)のシワか基材に転移し、基材にシワが形
成される長、いう問題があった。
また、ネット(118)とドラム本体(111)の熱膨
張差でネッI−(118)がドラム本体(111)の外
周面ですべり易くなっている。そのため、走行する基材
の収縮及び複数ドラム本体(111)の回転速度の差に
よって、ネット(118)がドラム本体(111)の外
周面ですべって、ネット(118)に捩れが発生すると
いう問題があった。
そして、このネット(118)の捩れが進行すると、ネ
ット(118)の破壊が起るというおそれもあった。
[発明の目的] 本発明は上記問題点に鑑み、ネットにシワが発生せず、
また、ネットに捩れが生じず安定よく基材を走行させる
熱処理装置における基+4移送用ドラムを提供するもの
である。
[課題を解決するための手段] 本発明の熱処理装置における基材移送用ドラムは、外周
面に基材の吸引孔が設けられたドラム本体にネットを巻
回し、この巻回したネットの両側部に複数の引張用ワイ
ヤの一端を所要角度毎に取付け、前記引張用ワイヤの他
端をドラ八本体の両側部の周縁に設けられた屈曲案内部
によってドラム本体側部の中央方向に屈曲してコイル状
バネの一端に取付け、このバネの他端をドラム本体の両
側部に配されたリングに放射状に取付け、前記複数の引
張用ワイヤとバネによってネットの両側部を引張ること
により、ドラム本体の外周面にネットを緊張保持したも
のである。
[作 用] 上記構成の熱処理装置における基材移送用ドラムは、ド
ラム本体の外周面に巻回されたネットに複数の引張用ワ
イヤが取付けられ、この引張用ワイヤは、それぞれ屈曲
案内部材によってドラム本体側部の中央方向に屈曲され
てバネに取付けられ、これら複数のバネはリング上に放
射状に取付けられていることにより、ネットが両側部に
引張されてドラム本体に緊張状態で保持されている。
そのため、ネットは直接ドラム本体に固定されておらず
、ドラム本体に対し回動自在であって、ネットとドラム
本体の熱膨張差や基材の収縮及び複数ドラム本体の回転
速度に差があってもネットに捩れが生じることがない。
また、ネットとドラム本体の熱膨張差によってネットが
ドラム本体に対し長平方向に伸び縮みしても、バネの伸
縮によってその動きは吸収される。
[実施例コ 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
(P)は熱処理される不織布やガラス繊維等よりなる布
帛等の長尺状の基材である。
(1)は熱処理機であって、ドラム(10)とドラム(
10)の外方に設置された熱風吹付は機(14)とより
なり、熱風吹付は機(■4)の吹付は口(16)はドラ
ム(10)の外周面に沿って湾曲したアーチ型となって
おり、基材(P)に均一に熱風が当る構造となっている
(11)は基材移送用のドラム本体であって、その外周
面に吸引孔(12)が複数個設けられ、ドラム(lO)
の外周面上を走行する基材(F)を吸引してすべりを起
すことなく安定して走行させる構造となっている。
(18)はドラム本体(11)の外周面に巻回された金
属製のネットである。
(20)は引張部材であって、ドラム本体(11)に巻
回したネット(18)の両側部に所要角度毎に設けられ
、ネット(18)を長手方向に引張してドラム本体(1
1)外周面に装着させるものである。この引張部材(2
0)は引張用ワイヤ(22)、コイルバネ(24)、鉤
部の取付は部材(26)、ターンパック(28)、鉤部
の取付は部材(30)よりなる。
引張用ワイヤ(22)の一端はネット(18)の側部に
溶接されている。図示の場合には、引張用ワイヤ(22
)は30度毎にネット(I8)に設けられているが、こ
の取付ける個数および角度はネット(18)の両側部を
均一に引張できれば任意に設定してもよい。
(32)はドラム本体(11)の両側部に設けられた屈
曲案内部であるガイドリングであって、ドラム本体(1
1)の外径と略同じ大きさであり、ドラム本体(11)
の両側部の周縁部に固定部材(34)を介して固定され
ている。このガイドリング(32)の断面は円環形であ
るため、引張用ワイヤ(22)が、ガイドリング(32
)の外周面に沿って屈曲されてドラム本体(11)の両
側部の中央方向に至っている。
コイルバネ(24)の一端は引張用ワイヤ(22)の他
端に取付られ、他端は鉤部の取付は部材(26)の鉤部
(28a)が引掛けられている。
ターンパック(28)の一端は前記鉤部の取付は部材(
2B)の雄ネジ部(26b)が螺合され、他端に鉤部の
取付は部材(30)の雄ネジ部(30b)が螺合されて
いる。
(36)は回動リングであって、ドラム本体(月)の両
側部に配され、前記鉤部の取付は部材(3o)の鉤部(
30a)が所要角度毎に放射状に引掛けられている。こ
の回動リング(3B)は、12個の引張部材(20)に
よってドラム本体(11)の両側部に支持されており、
ドラム本体(11)には直接取付けられていない。なお
、ガイドリング(32)がドラム本体(11)の側部よ
り突出しているため、コイルバネ(24)、ターンパッ
ク(28)、回動リング(3B)がドラム本体(11)
の側部に接触することがない。
したがって、ネット(18)は両側部がら12個のコイ
ルバネ(24)を有した引張部材(2o)によってドラ
ム本体(11)の両側方向に引張されてドラム本体(1
1)の外周面に装着されている。また、ネット(18)
の引張の程度はターンパック(28)と螺合している雄
ネジ部(2eb) (aob)の長さによって調整がで
きる。
ネット(18)がドラム(10)の円周方向に移動して
も、引張用ワイヤ(22)がガイドリング(32)上を
すべって、それと共に回動リング(36)が回動するこ
とにより、ネット(18)はドラム本体(l l)の外
周面を回動する。そのため、従来のようにネット(18
)がドラム本体(11)に対し直接固定されておらず捩
れが生じることがない。また、ネット(18)の接線方
向の一部にのみ力がかがっても、その部分に相当するコ
イルバネ(24)がドラム(10)の径方向に対し屈曲
してネット(1g)が捩れることがない。したがって、
雰囲気温度が上昇してもネット(18)が円周方向に捩
れることがなく、また、シワが形成されることがないた
め、基材(P)にシワができることがない。ドラム本体
(11)に対しネット(18)が捩れることがないので
、ネット(18)が破壊されることがない。
また、ネット(I8)がドラム(10)の長手方向に伸
びたり縮んだりしても、コイルバネ(24)の伸縮によ
ってその伸び縮みの動きが吸収されて、ネット(18)
にシワできたり破壊されたりすることがない。
以上構成の熱処理機(1)であると、複数のドラム(1
0)のネット(18)上を走行する基材(F)は、吸引
孔(12)に吸引されてすべることなく、一定の速度で
安定よく移送されて、熱風吹付は機(14)からの熱風
によって熱処理が行なわれる。
また、基材(P)が移送される際に、ネット(I8)に
より、ドラム(10)の吸引孔(12)の形が基材(P
)に写ることないとともにシワが形成されることもない
[発明の効果コ 上記したように、本発明の熱処理機におけるドラムは、
ネットが捩れたりシワが形成されたりすることがないの
で、長尺状の晶相を安定よく移送させて熱処理を行なう
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例を示す一部切欠斜視図、 第2図は、同じく熱処理機の説明図、 第3図は、ドラムの一部拡大断面図、 第4図は、ドラムの一部拡大側面図、 第5図は、従来のドラムの正面図である。 特 符号の説明 F・・・・・・基材 10・・・・・・ドラム 12・・・・・・吸引孔 14・・・・・・熱風吹付は機 16・・・・・・吹付は口 18・・・・・・ネット 20・・・・・・引張部材 22・・・・・・引張用ワイヤ 24・・・・・・スプリングバネ 26・・・・・・取付は部材 28・・・・・・ターンパック 30・・・・・・取付は部十第 32・・・・・・ガイドリング 34・・・・・・固定部材 36・・・・・・回動リング 許  出 願  人 平野金属株式会社 ほか1名1:エニエ止−1 第1図 第2図 第 図 第 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、外周面に基材の吸引孔が設けられたドラム本体にネ
    ットを巻回し、この巻回したネットの両側部に複数の引
    張用ワイヤの一端を所要角度毎に取付け、前記引張用ワ
    イヤの他端をドラム本体の両側部の周縁に設けられた屈
    曲案内部によってドラム本体側部の中央方向に屈曲して
    コイル状バネの一端に取付け、このバネの他端をドラム
    本体の両側部に配されたリングに放射状に取付け、前記
    複数の引張用ワイヤとバネによって、ネットの両側部を
    引張ることにより、ドラム本体の外周面にネットを緊張
    保持したことを特徴とする熱処理装置における基材移送
    用ドラム。
JP22695088A 1988-09-09 1988-09-09 熱処理装置における基材移送用ドラム Granted JPH0274661A (ja)

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JPH0368147B2 JPH0368147B2 (ja) 1991-10-25

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