JPH027462Y2 - - Google Patents

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JPH027462Y2
JPH027462Y2 JP1983077216U JP7721683U JPH027462Y2 JP H027462 Y2 JPH027462 Y2 JP H027462Y2 JP 1983077216 U JP1983077216 U JP 1983077216U JP 7721683 U JP7721683 U JP 7721683U JP H027462 Y2 JPH027462 Y2 JP H027462Y2
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JP
Japan
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component body
resin material
capacitor element
protrusion
external lead
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JP1983077216U
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JPS59182928U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔技術分野〕 本案は電子部品に関し、特にモールド形固体電
解コンデンサにおいて、コンデンサエレメントの
樹脂材からの露出を防止する構造に関するもので
ある。
一般にこの種固体電解コンデンサは例えば第1
図に示すように、弁作用を有する金属粉末を角柱
状に加圧成形し焼結してなるコンデンサエレメン
トAに予め弁作用を有する金属線を陽極リードB
として植立し、この陽極リードBに板状の第1の
外部リード部材Cを溶接すると共に、板状の第2
の外部リード部材DをコンデンサエレメントAの
電極引出し層Eに導電性接着剤Fを用いて接続
し、かつコンデンサエレメントAの全周面を樹脂
材Gにてモールド被覆して構成されている。
ところで、このコンデンサは外形寸法(L×W
×H)が6.0×3.2×2.5mmのように小形に形成され
ている関係で、コンデンサエレメントAの周面に
おける樹脂材Gの平均的な被覆厚さは0.2〜0.4mm
と極めて薄くなつている。
従つて、例えば第2図に示すように、コンデン
サエレメントA及び陽極リードBを第1、第2の
外部リード部材C,Dに載置した上で、陽極リー
ドBを第1の外部リード部材Cに溶接する際に、
陽極リードBがコンデンサエレメントAの軸心に
対して不平行に植立されている場合にはコンデン
サエレメントAが図示矢印方向に浮き上つてしま
う。このために、コンデンサエレメントAの端部
が第1図において点線で示すように樹脂材Gの下
面に露出し、外観のみならず耐湿性をも損なうと
いう問題がある。
〔考案の開示〕
それ故に、本案の目的は簡単な構成によつて外
部リード部材への接続時に部品本体に不所望な浮
き上りが生じても樹脂材からの露出を確実に防止
できる電子部品を提供することにある。
そして、本案の特徴は部品本体より複数の外部
リード部材を異なる方向に導出すると共に、部品
本体を含む主要部分を樹脂材にて、下面に突出部
が形成されるようにモールド被覆したものにおい
て、上記樹脂材に対する部品本体の位置関係を、
部品本体の一方の端部が突出部の端部より内方に
位置するように設定したことにある。
この考案によれば、部品本体の一方の端部が対
応する突出部の端部より内方に位置するように配
置されている関係で、外部リード部材への接続時
に部品本体に不所望な浮き上りが生じても、部品
本体の端部が突出部内に位置し樹脂材からの露出
を確実に防止できる。従つて、外観、耐湿性を有
効に改善できる。
特に、突出部を部品本体より長くすれば、部品
本体のいずれの端部が浮き上つても樹脂材からの
露出を防止できる。
〔考案を実施するための最良の形態〕
次に本案の固体電解コンデンサへの適用例につ
いて第3図を参照して説明する。
図において、1は弁作用を有する金属粉末を角
柱状に加圧成形し焼結してなるコンデンサエレメ
ント(部品本体)であつて、それの中心には金属
粉末の加圧成形に先立つて、弁作用を有する金属
線が陽極リード2として植立されている。尚、陽
極リード2はコンデンサエレメント1の周面に溶
接して導出することもできる。そして、コンデン
サエレメント1の周面には酸化層、半導体層を介
して電極引出し層3が形成されている。一方、陽
極リード2には板状の第1の外部リード部材4が
溶接されており、電極引出し層3には板状の第2
の外部リード部材5が導電性接着剤6を用いて接
続されている。そして、コンデンサエレメント1
の全周面は樹脂材7にて、下面7aに突出部8が
形成されるようにモールド被覆されている。尚、
コンデンサエレメント1の一方の端部1aは対応
する突出部8の端部8aより内方に位置するよう
に配置されている。そして、第1、第2の外部リ
ード部材4,5のそれぞれの導出端は樹脂材7の
下面7aに沿うように折曲されている。
この実施例によれば、樹脂材7に対するコンデ
ンサエレメント1の位置関係が、コンデンサエレ
メント1の端部1aが対応する突出部8の端部8
aより内方に位置するように設定されているの
で、陽極リード2を第1の外部リード部材4に溶
接する際に、コンデンサエレメント1が第2の外
部リード部材5に対して不所望な浮き上りが生じ
ても、突出部8が厚肉に構成されていることもあ
つて、端部1aの樹脂材7からの露出を確実に防
止できる。このために、外観、耐湿性を改善でき
る。
又、コンデンサエレメント1の端部1aを突出
部8の端部8aより内方に位置させるために、樹
脂材7の下面中心に対する突出部8の中心を第2
の外部リード部材側に偏心させれば、樹脂材7の
下面形状が左右非対称になる関係で、第1、第2
の外部リード部材4,5の極性判別を行うことが
できる。
さらには突出部8をコンデンサエレメント1よ
り長く設定すれば、突出部8の面積が拡大される
ために、プリント板への実装時の仮固定を確実に
行うことができる。
尚、本案において、電子部品は固体電解コンデ
ンサの他、一般のコンデンサ、抵抗などにも適用
できる、又、部品本体、外部リード部材の形状、
樹脂材による外装形態は適宜に変更できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の固体電解コンデンサの側断面
図、第2図はコンデンサエレメントと外部リード
部材との接続方法を説明するための側断面図、第
3図は本案の一実施例を示す側断面図である。 図中、1は部品本体(コンデンサエレメント)、
1aは一方の端部、4,5は外部リード部材、7
は樹脂材、7aは下面、8は突出部、8aは端部
である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 部品本体より複数の外部リード部材を異なる方
    向に導出すると共に、部品本体を含む主要部分を
    樹脂材にて、下面に突出部が形成されるようにモ
    ールド被覆したものにおいて、上記樹脂材に対す
    る部品本体の位置関係を、部品本体の一方の端部
    が突出部の端部より内方に位置するように設定し
    たことを特徴とする電子部品。
JP7721683U 1983-05-23 1983-05-23 電子部品 Granted JPS59182928U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7721683U JPS59182928U (ja) 1983-05-23 1983-05-23 電子部品

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JP7721683U JPS59182928U (ja) 1983-05-23 1983-05-23 電子部品

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Publication Number Publication Date
JPS59182928U JPS59182928U (ja) 1984-12-06
JPH027462Y2 true JPH027462Y2 (ja) 1990-02-22

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JP7721683U Granted JPS59182928U (ja) 1983-05-23 1983-05-23 電子部品

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5880825A (ja) * 1981-11-09 1983-05-16 日本電気株式会社 チツプ型コンデンサ
JPS5827933B2 (ja) * 1980-09-01 1983-06-13 テルモ株式会社 採血管

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5827933U (ja) * 1981-08-17 1983-02-23 松下電器産業株式会社 チツプ状電子部品

Patent Citations (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5827933B2 (ja) * 1980-09-01 1983-06-13 テルモ株式会社 採血管
JPS5880825A (ja) * 1981-11-09 1983-05-16 日本電気株式会社 チツプ型コンデンサ

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JPS59182928U (ja) 1984-12-06

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