JPH0274373A - シリアルプリンタ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は情報処理装置に接続されるシリアルプリンタ
に関するものである。

（従来の技術） 第４図は従来のシリアルプリンタの構成例を示すもので
あり、図において、（１）は図示しないホスト制御部Ｈ
Ｃから伝送されたデータのデコード、記憶及び後述する
プリンタ制御回路への印字データの転送を行なうデータ
制御回路、（２）はデータ制御回路（１）から転送され
た印字データにより、印字動作を行なうための各種制御
を行なうプリンタ制御回路、（３）　は印字開始位置の
決定及び印字間隔の制御を行うスペース制御回路、（４
）は印字データを印字する際に必要な印字イメージの選
択や印字のための印字用コイルの制御等を行なう印字制
御回路、（５）　は印字データの印字時に必要な印字用
紙の改行動作等を制御する用紙送り制御回路である。

次に動作について説明する。ホスト制御部ＨＣより送ら
れてきたデータは、データ制御回路（１）によりデコー
ド記憶され、プリンタ制御回路（２）からの指令に基づ
いて印字データをプリンタ制御回路（２）に転送する。

プリンタ制御回路（２）は、データ制御回路（１）から
転送された印字データによりスペース制御回路（３）、
印字制御回路（４）及び用紙送り制御回路（５）に指令
を与え、この指令により、スペース制御回路（３）、印
字制御回路（４）及び用紙送り制御回路（５）が各印字
動作を制御する。

このとき、スペース制御回路（３）は、印字開始位置の
決定及び印字間隔の制御を行なうが、印字位置の決定は
、一意的に与えられた印字準備位置を制御するだけで、
印字用紙に対する印字位置の調整′Ｂ動は行なわれない
。

（発明が解決しようとする課題） 従来のシリアルプリンタは、以上のように構成されてい
るので、横方向の印字位置のり勅を行なうには、印字用
紙の固定位置を横方向に穆勤させ、これにより、相対的
に印字位置を移動させる形式をとっていたため正確な位
置合せが困難で、また移ｗＪ量を定量的に把握すること
ができないなどの問題点があった。

この発明は、上記のような問題点を解消するためになさ
れたもので、横方向の印字位置の移動が簡単に行えると
ともに、印字位置の移動量を定量的に把握できるシリア
ルプリンタを得ることを目的どする。

〔課題を解決するための手段〕

この発明に係るシリアルプリンタは、データ転送回路を
介してホスト制御部からの印字データを受けて印字動作
のための制御を行うプリンタ制御回路と、印字用紙に対
する印字開始位置の決定及び印字間隔の制御を行うスペ
ース制御回路と、印字イメージの選択及び印字用コイル
の制御を行う印字制御回路と、印字用紙の改行動作等を
制御する用紙送り制御回路とを備えたシリアルプリンタ
において、上記スペース制御回路に印字開示位置データ
を与える印字位置カウンタと、このカウンタのカウント
値をインクリメント及びディクリメントするアップ及び
ダウンスイッチを備え、該スイッチ操作により上記スペ
ース制御回路による印字位置の移動量変更を可能にした
ものである。

〔作用〕

この発明におけるシリアルプリンタは、スイッチにより
、カウンタをインクリメント及びディクリメントさせ、
そのカウンタ値により印字位置を決定し、スペース制御
回路による印字位置の移動量変更を可能にする。

〔実施例〕

以下、この発明の一実施例を第４図と同一部分は同一符
号を付して示す第１図について説明する。第１図におい
て、（６）はスペース制御回路（３）に印字開始位置を
伝える印字位置カウンタ、（７）は印字位置カウンタの
カウント値を表示する印字位置表示器、（８）は印字位
置カウンタのカウント値のインクリメントを行なうアッ
プスイッチ、（９）は印字位置カウンタのカウント値の
ディクリメントを行なうダウンスイッチを示し、上記印
字位置カウンタによる印字開始位置データをスペース制
御回路（３）に与えて印字位置の移動量の変更を可能に
している。

そして、上記印字位置カウンタ（６）、アップスイッチ
（８）及びダウンスイッチ（９）は第２図に示されるよ
うに操作パネルに配されている。

本発明は、従来のシリアルプリンタの構成に印字位置カ
ウンタ（６）、印字位置表示器（７）、アップスイッチ
（８）　　ダウンスイッチ（９）が追加され、さらに、
スペース制御回路に、ある印字開始位置の決定の際印字
位置カウンタ（６）からの入力により印字開始位置の変
更を行なう機能を追加したものである。

次に動作について説明する。ホスト制御部ＨＣより送ら
れてきたデータはデータ制御回路（１）によりデコード
、記憶され、プリンタ制御回路（２）からの指令により
印字データをプリンタ制御回路（２）へ転送する。プリ
ンタ制御回路（２）はデータ制御回路（１）から転送さ
れた印字データにより、スペース制御回路（３）、印字
制御回路（４）及び用紙送り制御回路（５）に指令及び
印字データをあたえ、この指令及び印字データにより、
スペース制御回路（３）、印字制御回路（４）及び用紙
送り制御回路（５）が各印字動作を制御する。

シリアルプリンタの印字動作は、第３図に示すように一
行分の印字イメージを縦方向の１ドツトラインづつに分
け、ドツトライン０から右へ順次印字ヘッドにより印字
していくわけであるが、この印字の際のスペース制御回
路（３）、印字制御回路（４）及び用紙送り制御回路（
５）の詳細な動作について説明する。

まず、印字制御回路（４）は、プリンタ制御回路（２）
より印字データを受は取り、このデータを印字イメージ
へ変換し、変換完了をプリンタ制御回路（２）へ伝える
。次にプリンタ制御回路（２）はスペース制御回路（３
）へ文字間隔データを転送し、印字開始指令を出す。こ
の印字開始指令により、スペース制御回路（３）は印字
開始位置へ印字ヘットを位置決めする。このとき、印字
位置カウンタ（６）の値を読み取り、この値が０の場合
は、ドツトライン０に、ｎの場合はドツトラインｎに印
字ヘッドを移動させる。スペース制御回路（３）は印字
ヘッドの位置決めが完了したことを印字制御回路（４）
　に伝え、これにより印字制御回路（４）は！ドツトラ
インの印字を行なう。以降、スペース制御回路（３）は
順次印字ヘッドを移動させ、次のドツトライン上に印字
ヘッドが位置決めされたことを印字制御回路（４）へ伝
え、これにより印字制御回路（４）は各ドツトラインの
印字を行なっていく。そして１行分のデータの印字が終
った所で、印字制御回路（４）は印字完了をプリンタ制
御回路（２）へ伝え、これによりプリンタ制御回路（２
）は、用紙送り制御回路（５）へ用紙送りデータを転送
し、このデータにより用紙送り制御回路（５）が用紙送
りを行なう。

本発明はこれまで説明したように、印字開始位置の決定
の際に印字位置カウンタにより印字開始位置を位置決め
できるようにし、印字位置カウンタ値をインクリメント
させるアップスイッチ（８）、ディクリメントさせるダ
ウンスイッチ（９）及び印字位置カウンタ値を表示する
印字位置表示器（７）を操作パネルに設け、操作員によ
り、簡単に印字位置の移動を行なえ、移動量を定量的に
把握できるようにしたものである。

なお、上記実施例では、印字位置カウンタ（６）の値を
スペース制御回路（３）が読み取り、印字位置を移動す
るものを示したが、印字位置カウンタ（６）の値を印字
制御回路（４）が読み取り、印字データから変換した印
字イメージの前にこの値分のドツトライン数分の空白デ
ータを追加することにより本来の印字イメージの印字位
置を動するようにしてもよい。

また、上記実施例では印字位置カウンタ（６）の値をス
ペース制御回路が読み取り、印字位置を移動するものを
示したが、印字位置カウンタ（６）の値をプリンタ制御
回路（３）または印字制御回路（４）に転送し、この指
令により、スペース制御回路（３）または印字制御回路
（４）が印字位置を移動するようにしてもよい。

上記実施例では、印字位置カウンタ（６）の値がそのま
ま印字位置の移動するドツトライン数としているものを
示したが、印字位置カウンタ（６）の値を正の整数倍し
たものを印字位置の移動するドツトライン数としてもよ
い。

また、上記実施例では、印字位置カウンタ（６）は、ア
ップスイッチ（８）　及びダウンスイッチ（９）により
何の制約もなくインクリメント及びディクリメントでき
るようになっているものを示したが、印字中に操作員が
誤操作し印字位置がずれてしまうことを防ぐために、プ
リンタ制御回路（２）から印字中又はプリンタが動作可
能状態であるか否かを印字位置カウンタ（６）に伝える
ようにし、印字位置カウンタ（６）はこの印字中又はプ
リンタが動作可能状態である場合にはアップスイッチ（
８）、ダウンスイッチ（９）が押されてもカウンタ値を
変更しないようにしてもよい。

さらに、上記実施例では印字位置カウンタ（６）、印字
位置表示器（７）　　アップスイッチ（８）及びダウン
スイッチ（９）　により印字位置の変更操作、カウンタ
値の表示及び制御回路への伝達を行なう構成としたが、
これらのことをすべて行なえるデジタルスイッチに書き
換えてもよい。

Ｃ発明の効果） 以上のように、この発明によれば、印字位置の移動をス
イッチの操作により行なえるようにしたことにより、印
字位置の調整が簡単かつ正確に短時間で行なえる印字装
置を得られる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例によるシリアルプリンタの
制御回路を示す構成図、第２図は操作員により操作する
部分を操作パネルに配した説明図、第３図はシリアルプ
リンタの印字動作の説明図、第４図は従来のシリアルプ
リンタの制御回路を示す構成図である。 （１）はデータ制御回路、（２）はプリンタ制御回路、
（３）はスペース制御回路、（４）は印字制御回路、（
５）は用紙送り制御回路、（６）は印字位置カウンタ、
（８）はアップスイッチ、（９）はダウンスイッチ。 なお、各図中同一符号は同一または相当部分を示す。 代理人　　大　　岩　　増　　雄 仰蓼力恒 １、事件の表示 特願昭　４３−　ｒｘ　７７１０　ｆ ２、発明の名称 シリアルプリンタ ３、補正をする者 代表者志岐守哉 ４、代理人 住所 東京都千代田区丸の内二丁目２番３号 明細書の特許請求の範囲の欄及び発明の詳細な説明の欄
。 ６、補正の内容 （１）明細書の特許請求の範囲を別紙の通り補正する。 （２）明細書第３頁第１１行の「印字準備位置」という
記載を「印字基準位置」と補正する。 （３）明細書第４頁第１６行の「開示」という記載を「
開始」と補正する。 （４）明細書第９頁第８行の「勅する」という記載を「
移動する」と補正する。 （５）明細書第９頁第１３行の「プリンタ制御回路（３
）」という記載を「プリンタ制御回路（２）が読み取り
プリンタ制御回路（２）からの指令としてスペース制御
回路（３）」と補正する。 ７、添付書類の目録 補正後の特許請求の範囲を記載した書面　１通以上 補正後の特許請求の範囲を記載した書面データ転送回路
を介してホスト制御部からの印字データを受けて印字動
作のための制御を行うプリンタ制御回路と、印字用紙に
対する印字開始位置の決定及び印字間隔の制御を行うス
ペース制御回路と、印字イメージの選択及び印字用コイ
ルの制御を行う印字制御回路と、印字用紙の改行動作等
を制御する用紙送り制御回路とを備えたシリアルプリン
タにおいて、上記スペース制御回路に印字１垣装置デー
タを与える印字位置カウンタと、このカウンタのカウン
ト値をインクリメント及びディクリメントするアップ及
びダウンスイッチを備え、該スイッチ操作により上記ス
ペース制御回路による印字位置の移動量変更を可能にし
たこと■徴とするシリアルプリンタ。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　データ転送回路を介してホスト制御部からの印字デー
   タを受けて印字動作のための制御を行うプリンタ制御回
   路と、印字用紙に対する印字開始位置の決定及び印字間
   隔の制御を行うスペース制御回路と、印字イメージの選
   択及び印字用コイルの制御を行う印字制御回路と、印字
   用紙の改行動作等を制御する用紙送り制御回路とを備え
   たシリアルプリンタにおいて、上記スペース制御回路に
   印字開示位置データを与える印字位置カウンタと、この
   カウンタのカウント値をインクリメント及びディクリメ
   ントするアップ及びダウンスイッチを備え、該スイッチ
   操作により上記スペース制御回路による印字位置の移動
   量変更を可能にした特徴とするシリアルプリンタ。