JPH027421B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH027421B2
JPH027421B2 JP55154557A JP15455780A JPH027421B2 JP H027421 B2 JPH027421 B2 JP H027421B2 JP 55154557 A JP55154557 A JP 55154557A JP 15455780 A JP15455780 A JP 15455780A JP H027421 B2 JPH027421 B2 JP H027421B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
specimen
primary beam
detection
radiation
scattered radiation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP55154557A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5674644A (en
Inventor
Geoffry Dr Harding
Wolfgang Dipl Phys Wagner
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koninklijke Philips NV
Original Assignee
Koninklijke Philips Electronics NV
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Koninklijke Philips Electronics NV filed Critical Koninklijke Philips Electronics NV
Publication of JPS5674644A publication Critical patent/JPS5674644A/ja
Publication of JPH027421B2 publication Critical patent/JPH027421B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B6/00Apparatus or devices for radiation diagnosis; Apparatus or devices for radiation diagnosis combined with radiation therapy equipment
    • A61B6/48Diagnostic techniques
    • A61B6/483Diagnostic techniques involving scattered radiation
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B6/00Apparatus or devices for radiation diagnosis; Apparatus or devices for radiation diagnosis combined with radiation therapy equipment
    • A61B6/06Diaphragms
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B6/00Apparatus or devices for radiation diagnosis; Apparatus or devices for radiation diagnosis combined with radiation therapy equipment
    • A61B6/58Testing, adjusting or calibrating thereof
    • A61B6/582Calibration
    • A61B6/583Calibration using calibration phantoms

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Medical Informatics (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • High Energy & Nuclear Physics (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Radiology & Medical Imaging (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Biophysics (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Surgery (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Toxicology (AREA)
  • Analysing Materials By The Use Of Radiation (AREA)
  • Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は検体照射用の細い一次放射ビームを発
生する少くとも1個の放射源と、一次ビームに隣
接して配置され一次ビームにより発生された散乱
放射線を検出する検出装置と、該検出装置と検体
との間に配置され検出装置が検体を通る一次ビー
ム通路からの一群の散乱放射値を測定するような
形状に形成された絞り装置と、検体を通る一次ビ
ーム通路を変位させる駆動装置とを具え、検体内
の密度分布を測定する装置に関するものである。
この種の装置はドイツ国公開特許出願第
2713581号(特開昭53−120294号公報に対応)に
より既知である。その絞り装置は長手方向が一次
ビームに対し略々直角の方向に延在するスリツト
状開口を具える。検出装置はこの絞り装置の背后
に配列された検出素子列を具え、各検出素子には
一次ビームの個々の特定の部分で発生した散乱放
射線のみが入射して、検体の各特定部分が各検出
素子と関連するようにしてあり、これら検出素子
全体で検体の一次ビーム通路を測定する。本発明
は絞り装置がドイツ国公開特許出願第2655230号
に記載されているような多チヤンネル絞りである
装置にも使用できる。多数の個別の検出素子から
成る検出装置の代りに、他の種類の位置感応検出
装置、例えばガンマカメラやX線像増強器を用い
ることもできる。唯一つ重要なことは、一次ビー
ムの通路の各部と検出装置の個別に読取り可能な
部分との間に明確な空間的対応関係を存在させる
ことである。
一次ビームを検体に所定の通路に沿つて投射し
た場合、この通路での散乱放射線のみが測定され
る。これがため、検体の1つの層の散乱放射線を
測定するには一次ビームの通路を検体に対し変位
させる必要がある。既知の全ての装置ではこの相
対的変位を一次ビーム方向と直交する方向に直線
的に行なつている。
本発明は次の考察に基づくものである。この種
の検査装置においては、一次放射線及び検体内で
発生した散乱放射線は光吸収により又はコンプト
ン分散により減衰され、この減衰は一次ビームが
測定すべき散乱ビームを発生する点に到達するま
でに進む距離が大きい程並びにこの点で発生した
散乱放射線が検体中を進む距離が大きい程大きく
なる。これがため、一般に、検出装置に到達する
散乱放射線の強度はその散乱放射線が検体の中心
から発生するときに最低となる。そして、検出装
置で測定される放射線強度が小さくなればなる
程、測定値の精度が低下するため、検体の中心部
の密度分布はかなり不正確にしか再現できない問
題がある。しかも、診断を要する区域は検体の中
心部に位置する場合が多い。
精度を増大するためには一次ビームの強度を大
きくすることができる。しかし、この場合、患者
に投射する放射線量が検体の全ての部分において
同程度に増大し、検体の中心部は勿論一次放射線
及び/又は散乱放射線が極く僅かしか減衰されな
い検体の周辺部の精度もそれほど大きくならな
い。
中心部の測定精度は、一次ビームをその強度を
大きくすることなく中心部に種々の方向に投射す
ると共にこれらビームの重畳部分において得られ
る測定値を加え合わせ、得られた加算値にこの部
分のビームの重畳数に比例する係数を乗じてこの
重畳部分において測定された測定値の平均値を求
めることにより改善することもできる。この場
合、精度に加えて検体中心部の線量が増大する
が、検体の周辺部の線量は殆んど増大しない。
以上の考察から、本発明は物体の中心部が周辺
部よりも多数回一次ビームで照射されるようにし
て上述した種類の従来の検査装置の問題を解決し
ようとするものである。
この目的を達成するために、本発明では検体を
収容する検査区域を取り囲むと共に一次ビームの
通路と交差する軸を中心に回転し得る支持装置を
具え、前記駆動装置は前記支持装置をその軸を中
心に回転するように機能し、前記放射源装置と前
記絞り装置を前記支持装置上に装着し、これと一
緒に回転するようにしたことを特徴とする。
本発明によれば、円形検査区域がその中心(支
持装置の回転軸)に指向する一次ビームにより回
転走査される。支持装置の回転中、放射源は検査
区域の中心を中心とする円弧に沿つて回転するた
め、検体内での放射線の減衰を無視すれば、中心
に向うほど一次放射線の濃度が大きくなる。こゝ
で、検体内での放射線の強度減衰を加味すると、
略々均一な放射濃度が得られる。1つの点の散乱
放射係数を計算し得る精度はこの点で散乱される
フオトンの測定数により決まるため、本発明装置
は一次ビームと検体の相対変位を常に一次ビーム
の方向と直交する方向に行なう従来装置よりも検
体の中心部に対し著しく高い画質を提供する。
ドイツ国特許出願第2831311号には散乱放射線
により検体の内部構造を決定する装置が開示され
ており、この装置では絞られた一次ビームに沿つ
て発生した散乱放射線を検査面の各側に配置され
た検体を囲む2個の中空円筒検出装置により測定
している。しかし、散乱放射線を測定するこれら
中空円筒検出装置は一次ビームにより検査区域全
体で発生された散乱放射線を測定するのみで、一
次ビームでたたかれた個々の点で発生された散乱
放射線を測定するものではない。更に、この装置
では、一次ビームをその方向と直交する方向に変
位させ、全検査区域をこのように走査した後にの
み装置を小角度のインクリメントだけ回転させる
ものである。従つて、この装置では、検体による
放射線強度の減衰を無視すると、検査区域内の一
次放射線の放射濃度が一様となり、これは中心部
において一次放射線の濃度が高い本発明と異なる
ところである。
本発明の一実施例では、検出装置も支持装置に
取り付け、支持装置の全ての位置において、検出
装置の各検出素子は一次ビームの所定部分から発
生する散乱放射線のみを測定するようにする。こ
の実施例では各検出素子が一次ビームの所定部分
からの散乱放射線を測定する位置関係のまま支持
装置の回転によりその回転軸を中心とする円弧を
描くという事実のために、各検出素子により回転
軸を中心とする円の円弧上の各点における検体部
分からの散乱放射線を測定することができる効果
が得られる。
本発明の他の実施例では、検出装置を支持装置
の回転軸と同心の円の固定円弧状に形成する。本
実施例と上記の実施例との間の差は第4世代の透
過形コンピユータトモグラフイー装置と第3世代
の透過形コンピユータトモグラフイー装置との間
の差と同様のものである。この検出装置は一般に
上記の実施例よりも多数の検出素子を必要とす
る。本実施例では、一次ビームの各部に指定又は
割り当てられる検出素子が支持装置の回転につれ
て変化して、一次ビームの所定部分で発生した散
乱放射線は支持装置の各回転位置毎に検出装置の
異なる素子で測定される。これがため、検出装置
の種々の素子の感度の差が密度分布の再生に与え
る影響が極く僅かとなる。即ち、この実施例では
検出素子相互間に感度の差があるときに上記の実
施例の場合に生ずる惧れのあるリング状の人工的
欠陥が小さくなる効果が得られる。
精度並びに応答感度は、一次ビームの両側に異
なる絞り装置を配置し、検出装置の各素子により
一次ビームの所定部分で発生された散乱放射線を
前記絞り装置を経て測定することにより一層増大
することができる。本発明の更に他の実施例で
は、例えば、複数個、例えば2個の絞り装置を一
次ビームの各側に配置して、前記支持装置の各回
転位置において一次ビームの所定部分からの散乱
放射線を各絞り装置を経て検出装置の関連する4
個の素子に入射させて測定するようにする。そし
て、得られた関連する4個の測定値を加算してこ
の部分の密度に対応する信号を形成する。
既知のように、本発明による回転支持装置を含
む上述した種類の装置は、いわゆる透過形コンピ
ユータトモグラフイー装置よりも一層簡単に断層
の密度分布を再構成することができる。その理由
は、検出装置の各検出素子が透過形コンピユータ
トモグラフイーのように放射線路に沿つた密度分
布の積分値を測定するのではなく、所定区域の所
定の点の密度を測定するためである。他方、再現
される密度分布は、散乱放射線が発生する点まで
の一次ビームの減衰と、関連する検出素子に到達
するまでの散乱放射線の減衰を考慮しないと、定
性的な結果を与えるだけのものとなる。これら減
衰の考慮は、一般に、検体の平均密度や寸法につ
いて所定の仮定を行なうコンピユータプログラム
によつて実現することができる。こうして得られ
た密度分布は適当な反復法により更に改善するこ
とができるが、これらはそれぞれ仮定から得られ
るものであるから一般に正確とは言えない。
本発明の更に他の実施例によれば密度分布の一
層正確な測定をすることができ、本例装置ではX
線源の放射線をコリメータによつて、これを通過
する放射線が検査区域全体をカバーする扇形のビ
ーム絞り得るようにすると共に、該放射線を検査
区域の背后に配置した検出装置で測定し得るよう
にする。この場合、X線源は前記検出装置ととも
に第3又は第4世代のコンピユータトモグラフイ
ー装置の1部を構成し、コンピユータによつて検
査面の吸収分布を決定することができる。検出装
置と、X線源を検査区域の周囲に回転させる機構
(支持装置)は予め存在しているので、本例に要
する追加のコストは極く僅かとなる。
こうして得られた吸収密度分布から、各散乱放
射線測定値に対する前記減衰値を計算することが
できる。その理由は、各測定値に対し散乱点まで
の一次ビーム路を散乱点から関連する検出素子ま
での散乱放射線路は一定であるためであり、これ
ら通路に沿つて得られた減衰係数を加算すること
によりトータル減衰係数を計算することができ
る。次いで個々の検出素子により測定された値を
全ビーム通路につきこのように算出した減衰係数
に比例する重み係数で重み付けする必要がある。
斯る吸収分布の測定中に患者に与える線量は透過
形コンピユータトモグラフイー装置より相当小さ
くすることができる。個々の点で測定された吸収
係数は精度が低いが、それらの誤差は影響を及ぼ
さない。その理由は、検査区域中の一次ビーム又
は散乱ビームのその通路における減衰の決定にお
いては多数の点の減衰係数を加え合わせる必要が
あるため、平均化により誤差が少くとも部分的に
除去されるためである。更に、X線源を密度分布
の決定中と同じ高さの電圧(例えば350KV)で
有効に動作させることができるため線量も低下す
る。
しかし、吸収分布を得るためにはX線源を透過
形コンピユータトモグラフイーに慣用されている
のと同一の管電圧及び同一強度で動作させること
もできる。こうして得られた吸収分布に基づいて
密度分布を精密に再構成することができる。こう
して得られた密度分布を用いて、散乱が透過形コ
ンピユータトモグラムに与える影響(透過形コン
ピユータトモグラムの各点の吸収は光吸収による
減衰成分と散乱による減衰成分とから成る)を決
定し、得られた値から減算して、結果が光吸収成
分のみとなるようにすることができる。この場
合、これらの計算の終了後に、検査区域内の放射
線散乱による密度分布と、光吸収による密度分布
の2つの密度分布が得られる。放射検出技師はこ
れらの密度分布から追加の情報を得ることができ
る。
図面につき本発明を説明する。
第1図は本発明装置の一実施例の構成図を示
し、102は固定のハウジングを示し、その中に
支持装置10をローラベアリング101によつて
軸3を中心に回転自在に支承する。支持装置10
を回転させる駆動装置は図示してない。支持装置
10は散乱放射線を測定する検査区域を構成する
開口4を具える。この検査区域内の検査テーブル
2上に患者の体1を載せ、その所定の断層の密度
分布を測定する。この目的のために、回転軸3と
同心の検査区域の両側にX線源51及び52を配
置すると共に、これらX線源の前に、回転軸と交
差する整列一次ビーム31を絞るコリメータ61
及び62を配置する。
2個のX線源の各々の前には、更に、関連する
X線源からの一次ビームを通す孔(図示せず)を
有すると共に反対側のX線源から検査区域で減衰
され分散されて到来する一次ビームを検出し得る
透過検出器71,72を配置する。これら検出器
を用いて検体内の減衰に関する如何なる仮定もド
イツ国特許出願第2713581号明細書の第13及び15
頁に記載されているように補正することができ
る。
一次ビーム3の両側で且つ回転支持装置10の
検査区域4の外部に、2個の検出装置91及び9
2を設け、各検出装置は、ドイツ国公開特許第
2713581号に記載されているように、図紙面に垂
直な方向に細長い多数の検出素子を隣接配置して
構成する。2個の検出装置91及び92の各々と
検査区域4との間にはスリツト状の絞り81,8
2を配置し、これにより一次ビームの1点又は1
部分(例えば部分11)と検出装置の1つの検出
素子とを対応させて一次ビームの各点に各検出素
子を割り当て、この点11で発生された散乱放射
が位置93及び94にある検出素子で測定される
ようにする。検査区域4内の一次ビームの他の位
置で発生された散乱放射は、ドイツ国公開特許出
願第2713581号に記載されている装置と同様に、
検出装置91,92の他の検出素子で測定され
る。
ドイツ国公開特許出願第2713581号に記載され
ている装置においては、1つの層内の密度分布を
測定するために一次ビームを検査区域に対しビー
ム方向に対し直角の方向に変位させるが、本例で
は支持装置10を先ず小角度のインクリメントだ
け回転させ、斯る後に2個の検出装置により新ら
しい測定値群を測定し、斯る小角度のインクリメ
ント回転と測定を装置が180゜の全角度に亘つて回
転するまで繰えして検査すべき断面全体を走査す
る。角度インクリメントは、検体の全輪郭が種々
の一次ビームで完全に走査されるように選択す
る。一次ビームは回転軸3に指向したまゝにす
る。
尚、1個の検出装置と1個の絞り装置のみを用
いることもできるが、この場合には検出素子の表
面積を大きくしないと検出の確率が低下する。ま
た、2個のX線源を使用する代りに、唯1個のX
線源を用いることもできる。しかし、この場合に
は完全な測定を行なうために支持装置10を360゜
回転させて検体の輪郭上の各点を無減衰の一次ビ
ームにさらす必要がある。
第2図は散乱放射線の検出確率を更に向上させ
た本発明装置の第2の実施例の構成図を示し、本
例では一次ビームの各側に2個の検出装置を配置
してある。簡単のため、一次ビームの左側に配置
した2個の検出装置と、2個の一次ビーム発生用
X線源は図示を省略してある。2個の検出装置は
合体して1個の検出装置95に形成するのが好適
であり、2個のスリツト85及び86を有する絞
り装置89を各検出装置と検査区域との間に配置
する。スリツト85及び86は、検出装置の下部
の検出素子が検査区域内の一次ビーム31にて発
生した散乱放射をスリツト85を経て受信し、検
出装置の上部の検出素子が検査区域内の一次ビー
ム31にて発生した散乱放射をスリツト86を経
て受信するように設計して配置する。この場合、
検出装置のどの素子も検査区域4内の一次ビーム
から発生してスリツト85を通る放射線とスリツ
ト86を通る放射線を両方とも測定することはで
きない。
本例検出装置と絞り装置によれば、一次ビーム
31上の各点からの散乱放射線を、第2図に一次
ビーム31上の点11から発生しスリツト85及
び86を通る散乱ビーム96及び97について示
すように2個の異なる検出素子により測定し得る
ため、検出の確率が増大し、従つて再生精度が改
善される。更に、2個の絞り−検出装置は互いに
補い合い、即ち第2図の一次ビーム31の左下半
部から出る散乱放射線はスリツト85と関連する
検出素子により良好に測定され、他方一次ビーム
31の右上半部から出る散乱放射線はスリツト8
6と関連する検出素子により良好に測定される。
これは、一次ビーム31の左下半部で発生する散
乱放射線はスリツト85を通るものの方が減衰が
小さく、一次ビーム31の右上半部で発生する散
乱放射線はスリツト86を通るものの方が減衰が
小さいためであり、例えば一次ビーム31の右上
半部の点11で発生しスリツト86を通る散乱ビ
ーム97は同じ点11でスリツト85を通る散乱
ビーム96よりも検体1による減衰が小さい。
第2図の絞り装置89は更に別のスリツト87
を具えるが、このスリツトは常規動作中はシール
ド88でカバーする。このシールドは、検体1の
断面が、回転軸3と同心で検査区域4の直径より
小さい直径の円41内におさまるような小断面積
のときに、駆動装置(図示せず)によつてビーム
通路外に除去することができる。この場合、新た
な別の散乱放射線路98がスリツト87を通り、
散乱放射線の検出の確率が増大し、従つて測定速
度が増大する。円41は、検出装置の各素子がス
リツト85,86及び87を経て円41内の一次
ビーム上の1点のみを“見通し”得るように定め
て、2以上の異なる放射ビーム路からの放射線が
1つの検出素子に到達して散乱放射線の不所望な
重畳を生じないようにする。
第3a図に示す装置も2個のX線源51及び5
2を具え、これらX線源は同様にコリメータ61
及び62と共に支持装置10に装着し、コリメー
タ61及び62はX線源の前に配置し、一次ビー
ム31をこれを経て投射する。本例でも一次ビー
ム31の両側に2個の検出装置を配置する。しか
し、左半部側の2個の検出装置92の検出素子は
直接連接させ、2個のスリツトを有する共通の絞
り装置82でカバーするが、右半部側の2個の検
出装置91及び93は分離し、各検出装置にスリ
ツト絞り装置81,83を設ける。例えば、点1
1で発生した散乱放射線は線94,95,96及
び97に沿つてそれぞれの検出装置の1つの素子
に到達する。検出器−絞り装置81,91と検出
器−絞り装置83,93との間に、即ち検出装置
92と対向してX線源53を配置する。このX線
源の前にコリメータ63を設け、これをこのX線
源により発生された放射線が検査区域4を一次ビ
ーム31と同一面で通過するような形状にする。
第3a図は、一次ビーム31を検査区域4投射
して密度分布を測定する検査状態を示し、第3b
図はX線源53により発生された扇形X線ビーム
で限界線99間の検査区域全体を照射して検査区
域4内の減衰(吸収)分布を測定する動作状態を
示す。第3b図の動作状態では、駆動及び変位装
置(図示せず)によりスリツト絞り装置82を検
査面に対し垂直の方向に変位させて、検出装置9
2の全素子がX線源53の放射ビームを測定し得
るようにする。
第3a及び3b図に示す2つの動作状態は連続
的に実行し、初めに管電圧をX線源51及び53
に少くとも半回転の間供給し、次いでこの管電圧
をX線源53に、検査区域4内の減衰分布が検出
装置92により完全に測定されるまで切り換え
る。
この透過形コンピユータトモグラフイーを実行
するのに要する追加のコストは僅かとなること明
らかである。その理由は透過測定値を測定する検
出装置92は散乱放射線の測定のために予め設け
られているものであるからである。
第4図は以上説明した実施例とは異なる実施例
を示し、本例では検出装置をハウジング102に
固定し、回転軸3及び支持装置10を囲む固定の
円形検出素子列として構成する。一次ビーム31
発生用のコリメータ61付きX線源51と、全部
で7個のスリツトを有する絞り装置80のみを支
持装置10に装着する。1個のX線源しか具えな
い本例では支持装置10を360゜回転させる必要が
ある。一次ビーム31がX線源51と直径方向の
反対側にあるスリツトを通過するようにしてこの
スリツトの背后にある検出素子が一次ビーム31
の減衰を測定することができるようにする。絞り
装置80の残りの6個のスリツトは一次ビームの
両側に分布させて、支持装置10の各角度位置に
おいて検出装置の各素子が検査区域4内の一次ビ
ーム31で発生した散乱放射線を個々のスリツト
を経て測定し得るようにする。第4図に、点11
で発生した散乱放射線が検出装置の6個の異なる
検出素子に到達する6個のビーム路901〜90
6を示す。
第4図に示す例は前述の例よりも多数の検出素
子を必要とするが、これら素子を動かす必要はな
い。更に、各検出素子が回転軸3を中心とする1
つの円の1つの点に永久的に対応するようにはな
らない。このことは検出素子相互に感度の差があ
るときに前述の装置に生じ易いリング状の人工的
欠陥が発生し得ないことを意味するが、回転軸3
を中心とする1つの円上の各点の密度分布の測定
ごとにそれぞれ異なる検出素子の測定値を読み出
す必要がある。更に、支持装置10の軸承素子
(第4図に図示せず)を、これら素子が検出素子
に対する散乱放射線路を遮蔽しないように配置す
る必要がある。
第5a図に透過測定値を測定し得る固定検出素
子列を具える例を示す。第4図と同様に、回転軸
3と同心の固定リング状検出素子列から成る検出
装置を装置の支持フレーム(図示せず)に装着す
る。第2図は同様に、絞り装置80を、これが限
界線32及び33間の検査区域44全体をカバー
する放射ビームを妨害しないような形状に構成配
置する。
放射源51の前にコリメータ板61を配置し、
これを図紙面に垂直方向に変位し得るようにする
と共に、これに上下に位置する2個のアパーチヤ
62及び63(第5b図)を設ける。この実施例
では、共通のX線源を用い、アパーチヤ62を検
査面40内に位置させると、細く絞られた一次ビ
ーム31が得られ、密度分布を測定できると共
に、アパーチヤ63を検査面40に位置させる
と、限界線32及び33を有する扇形放射ビーム
が得られ、透過測定を行なうことができる。これ
ら測定は順次に行なうことができ、即ち初めに
360゜の回転中密度分布を測定し、次いで減衰分布
を測定することができ、またその逆の順序で測定
することもできる。しかし、動作中、即ち支持装
置10の回転中、絞り61を図紙面に垂直に延在
する固定レール64上を上下に急激に摺動させ
て、一次ビーム31と扇形ビーム32,33を交
互に発生させることもできる。この場合、散乱放
射線と透過放射線を支持装置10の隣接する角度
位置で大きな遅れなしに測定できる。
第5a図に示す装置では、第3a図に示す装置
の追加のX線源53が不要になり、コンピユータ
トモグラフイーを実行するのに、検査面に垂直に
変位し得るコリメータ板61の付加に追加のコス
トを要するのみである。
第6図は第3a,3b又は5a,5b図に示す
ような装置によつて得られた測定値から密度分布
を再現する装置を示す。この装置はメモリ100
を具え、これに散乱放射線測定値を供給する。こ
れら測定値は演算ユニツト400において種々の
重み係数で重み付けする。この際、検査区域の中
心部の点に対しては中心部の外側の点に対してよ
り著しく多数の測定値が得られることを考慮して
中心部の点の測定値をその加算前又は後に対応し
て低い重み係数で重み付けする。
例えば、走査方向の数Z及び一次ビームの寸法
を、一次ビームが検査区域4の周縁の各位置を正
確に1回走査するように選択してあるものとし、
且つ極座標系の密度分布を、中心を通ると共に検
査区域に対する一次ビームの角度位置に一致する
角度位置を有する直線上に位置する点をもつて再
構成するものとし、一次ビームの幅に相当する直
線上の2個の隣接点間の中心距離をaとすると、
重み係数は次のように定めることができる。
中心部の点に対してはその点の種々の測定値又
はそれらの和は重み係数1/Zで重み付けする。
これは、一次ビームがこの点をZ個の全ての角度
位置で通過するためである。中心部の外側の点に
対してはその点の種々の測定値又はそれらの和は
係数n/Nで重み付けする。ここでNはZ/2π
であり、nは検査区域の中心3と当該測定点の中
心との間の距離が2個の隣接点間の距離aの何倍
であるかを示す整数である。
このようにして極座標系に対する重み係数を計
算することができる。しかし、必要に応じ、既知
の座標変換法則を適用して直交座標系の各点に対
する重み係数を計算することもできる。
この重み係数と同時に、散乱放射線の角度依存
のような装置の幾何学配置に依存する他の重み係
数及び種々の検出素子感度に依存する他の重み係
数を考慮することができる。これら重み係数はメ
モリ300に記憶する。
分類ユニツト200は、固定検出装置(第5a
図)の場合に永久記憶された座標変換の測定値を
分類してそれらの測定値があたかも回転検出装置
(第3a図)で測定されたかのようにするもので
ある。他の演算ユニツト150においては上述の
ように重み付けされた値を検体による放射線減衰
に対応する係数で重み付けする。減衰が大きい
程、その重み係数を大きくする。
これらの値は透過形コンピユータトモグラムか
ら導出する。この目的のために、透過測定値をメ
モリ110内に記憶し、これら値から検査区域内
の減衰密度分布を演算ユニツト180において再
構成する。この減衰分布から、検査区域の各点に
ついて一次放射線がその点に到達するまでにどの
程度減衰し、散乱放射線がその点から所定の検出
素子に到達するまでにどの程度減衰したかを計算
することができる。その減衰の程度は一次ビーム
に沿つて前記点まで及びその点から散乱放射路に
沿つて検出素子までの減衰係数の線積分に相当す
る。これら値を各点について演算ユニツト130
において計算し、メモリ140に記憶し、この値
を用いて演算ユニツト150においてメモリ40
0から供給される値に重み付けする。演算ユニツ
ト150により供給される値から密度分布を再構
成ユニツト500において計算する。検出装置
(回転するものとする)の各検出素子は再構成面
の同心円と関連し、この円上の各点の測定値はこ
の測定値が得られた回転角に一致する極座標角に
移される。これらの計算の終了後に像がメモリ6
00内に記憶され且つ表示装置700に表示され
る。
減衰に対応する重み係数は透過形コンピユータ
トモグラムによる測定ばかりでなく、適当なフア
ントムについて減衰測定を行なうことによつても
決定することができる。しかし、この場合には
種々の体格の患者の種々の体断面積に対しては
種々のフアントムを用いてそれぞれの重み係数群
をメモリ140に記憶する必要がある。この場
合、これらフアントムの重み係数から検査すべき
患者の体断面積によく対応する断面のフアントム
の重み係数を近似的に選択することができるのみ
である。
散乱放射線の減衰又はこの減衰を考慮する重み
係数を計算により決定することもできる。この目
的のために、先ず最初、検査すべき断層の輪郭
を、各測定値を水の散乱係数に略々等しい又はそ
れより僅かに低い限界値と比較することにより決
定する。測定値が限界値より低いときは、その測
定値を検体外の検査区域部分(空気)に割り当
て、限界値より大きいときはその測定値を検体の
断層に割り当てる。
こうして得られる断層の密度分布は一様な密度
分布になり、この密度は水の密度に等しいものと
仮定する。これは実際の密度分布の好適な近似と
なる。その理由は人体は大部分が水であるからで
ある。表示された密度分布に対し生ずる一次ビー
ムの減衰値を個々の走査方向につき計算し、これ
を素子71及び72(第1図)からの測定値から
得られる減衰値と比較する。その差を用いて上記
の仮の密度分布を補正する。
このように補正した密度分布から、一次ビーム
路に沿つて散乱点(例えば第2図の点11)まで
及びこの点から散乱ビーム路に沿つて検出素子
(例えば97)までのビーム減衰値を計算する。
この計算は全ての走査方向又は角度位置及び全て
の検出器位置に対し連続的に行ない、その結果を
記憶する。このように記憶したビーム減衰値(重
み係数の逆数)を用いて、散乱放射線測定値を補
正し、これら値から補正された密度分布を得るこ
とができる。
測定された密度分布は、個々の点に対し決定さ
れた密度値を再び水の散乱係数と比較して、上述
の比較サイクルと同様にして人体の輪郭を決定す
るのみならず人体内の水とは著しく異なる散乱係
数を有する部分(例えば空胴部分又は骨部分)も
決定することにより更に改善することができる。
上述のサイクルが終了後、必要に応じこのサイク
ルを再び繰えすことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は2個のX線源と検出装置を回転支持装
置に装着した本発明装置の一実施例の構成図、第
2図は散乱放射線の検出の確率を向上させた本発
明装置の他の実施例の構成図、第3a図は同時に
透過形コンピユータトモグラムも得られるように
した本発明装置の更に他の実施例の構成図、第3
b図は透過形コンピユータトモグラムの測定状態
における第3a図の装置を示す図、第4図は検出
装置の検出素子を回転軸を中心とする円弧上に配
列固定した本発明装置の更に他の実施例の構成
図、第5図は透過形コンピユータトモグラムも得
られるようにした第4図の装置と同様の装置の構
成図、第6図は得られた測定値に基づいて密度分
布を再構成する装置の一例の構成図である。 2……検査テーブル、3……回転軸、4……検
査区域、10……支持装置、31……一次ビー
ム、51,52,53……X線源、61,62,
63……コリメータ、71,72……透過検出
器、80,81,82,83……絞り装置、9
0,91,92,93……検出装置、85,8
6,87……スリツト、88……シールド、89
……絞り装置、94〜98,901〜906……
散乱放射線、101……ベアリング、102……
ハウジング、100,110,140,300,
600……メモリ、130,150,180,4
00,500……演算ユニツト、200……分類
ユニツト、700……表示装置。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 検体照射用の細い一次放射ビームを発生する
    放射源装置と、一次ビームに隣接して配置され一
    次ビームにより検体内で発生された散乱放射線を
    検出する検出装置と、該検出装置と検体との間に
    配置され検出装置が検体を通る一次ビーム通路か
    らの一群の散乱放射値を測定するよう散乱放射線
    をコリメートする絞り装置と、検体を通る一次ビ
    ーム通路を変位させる駆動装置とを具え、検体内
    の密度分布を測定する装置において、 検体を収容する検査区域を取り囲むと共に一次
    ビームの通路と交差する軸を中心に回転し得る支
    持装置を具え、 前記駆動装置は前記支持装置をその軸を中心に
    回転するように機能し、 前記放射源装置と前記絞り装置を前記支持装置
    上に装着し、これと一緒に回転するようにしたこ
    とを特徴とする検体内の密度分布測定装置。 2 特許請求の範囲1記載の装置において、前記
    検出装置も前記支持装置に装着し、これと一緒に
    に回転するようにしてあることを特徴とする検体
    内の密度分布測定装置。 3 特許請求の範囲1記載の装置において、前記
    検出装置は前記支持装置の回転軸に対し同心の円
    弧を形成する固定の装置にしてあることを特徴と
    する検体内の密度分布測定装置。 4 特許請求の範囲1〜3の何れかに記載の装置
    において、 一次ビームの第1の側に配置された複数の第1
    の絞り装置及び一次ビームの第1の側と反対側の
    第2の側に配置された複数の第2の絞り装置を具
    え、 前記検出装置は複数の検出素子を具え、 前記絞り装置の各々が散乱放射線をコリメート
    して前記支持装置の各回転位置において一次ビー
    ムの所定部分からの散乱放射線が各絞り装置を経
    て検出装置の関連する検出素子に通るようにして
    あることを特徴とする検体内の密度分布測定装
    置。 5 特許請求の範囲4記載の装置において、前記
    放射源装置は、 1つのX線源と、 該X線源と関連する第1コリメータと、 前記X線源から前記第1コリメータと検体とを
    通過して到来するX線の強度を測定するよう配置
    された追加の検出器とを具えていることを特徴と
    する検体内の密度分布測定装置。 6 特許請求の範囲5記載の装置において、 前記X線源と検体との間に配置された第2コリ
    メータと、該第2コリメータを検査面に垂直の方
    向に変位させる手段とを具え、 前記第2コリメータには第1及び第2のアパー
    チヤを設け、該第2コリメータが第1位置のとき
    にその第1アパーチヤが細い一次ビームを形成
    し、該第2コリメータが第2位置のときにその第
    2アパーチヤが検体の検査面全体を照射する扇形
    放射線ビームを形成するようにしてあることを特
    徴とする検体内の密度分布測定装置。
JP15455780A 1979-11-02 1980-11-01 Measuring device for density distribution in sample Granted JPS5674644A (en)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE19792944147 DE2944147A1 (de) 1979-11-02 1979-11-02 Anordnung zur ermittlung der streudichteverteilung in einem ebenen untersuchungsbereich

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5674644A JPS5674644A (en) 1981-06-20
JPH027421B2 true JPH027421B2 (ja) 1990-02-19

Family

ID=6084907

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15455780A Granted JPS5674644A (en) 1979-11-02 1980-11-01 Measuring device for density distribution in sample

Country Status (7)

Country Link
US (1) US4375695A (ja)
EP (1) EP0028431B1 (ja)
JP (1) JPS5674644A (ja)
AU (1) AU6388780A (ja)
CA (1) CA1157968A (ja)
DE (2) DE2944147A1 (ja)
ES (1) ES8107396A1 (ja)

Families Citing this family (28)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3023263C2 (de) * 1980-06-21 1986-08-14 Philips Patentverwaltung Gmbh, 2000 Hamburg Anordnung zur Ermittlung der inneren Struktur eines Körpers mittels monoenergetischer Strahlung
DE3031949A1 (de) * 1980-08-25 1982-04-01 Philips Patentverwaltung Gmbh, 2000 Hamburg Streustrahlen-untersuchungsanordnung zur ermittlung der inneren struktur eines koerpers
US4426578A (en) * 1980-10-08 1984-01-17 Technicare Corporation Support structure for rotatable scintillation detector
EP0105618B1 (en) * 1982-09-07 1989-10-25 The Board Of Trustees Of The Leland Stanford Junior University X-ray imaging system having radiation scatter compensation and method
DE3406905A1 (de) * 1984-02-25 1985-09-05 Philips Patentverwaltung Gmbh, 2000 Hamburg Roentgengeraet
DE3534702A1 (de) * 1985-09-28 1987-04-09 Philips Patentverwaltung Verfahren zur bestimmung der fotoschwaechung in einem bereich eines untersuchungskoerpers und anordnung zur durchfuehrung des verfahrens
US4809312A (en) * 1986-07-22 1989-02-28 American Science And Engineering, Inc. Method and apparatus for producing tomographic images
DE3630651A1 (de) * 1986-09-09 1988-03-17 Philips Patentverwaltung Verfahren zur zweidimensionalen compton-profil-abbildung
US5835617A (en) * 1996-01-18 1998-11-10 Hamamatsu Photonics K.K. Optical computer tomographic apparatus and image reconstruction method using optical computer tomography
CA2348150C (en) 2000-05-25 2007-03-13 Esam M.A. Hussein Non-rotating x-ray system for three-dimensional, three-parameter imaging
CA2355560C (en) 2000-08-28 2003-11-18 Balza Achmad X-ray compton scatter density measurement at a point within an object
US7664223B1 (en) * 2001-02-12 2010-02-16 Sectra Mamea Ab Collimator element
GB0525593D0 (en) * 2005-12-16 2006-01-25 Cxr Ltd X-ray tomography inspection systems
US8837669B2 (en) 2003-04-25 2014-09-16 Rapiscan Systems, Inc. X-ray scanning system
US8243876B2 (en) 2003-04-25 2012-08-14 Rapiscan Systems, Inc. X-ray scanners
US8451974B2 (en) 2003-04-25 2013-05-28 Rapiscan Systems, Inc. X-ray tomographic inspection system for the identification of specific target items
US7949101B2 (en) 2005-12-16 2011-05-24 Rapiscan Systems, Inc. X-ray scanners and X-ray sources therefor
US9113839B2 (en) 2003-04-25 2015-08-25 Rapiscon Systems, Inc. X-ray inspection system and method
US8223919B2 (en) 2003-04-25 2012-07-17 Rapiscan Systems, Inc. X-ray tomographic inspection systems for the identification of specific target items
JP3919724B2 (ja) * 2003-09-19 2007-05-30 ジーイー・メディカル・システムズ・グローバル・テクノロジー・カンパニー・エルエルシー 放射線計算断層画像装置および断層像データ生成方法
US7203276B2 (en) * 2004-08-27 2007-04-10 University Of New Brunswick X-ray scatter image reconstruction by balancing of discrepancies between detector responses, and apparatus therefor
US20070025514A1 (en) * 2005-06-06 2007-02-01 Ruediger Lawaczeck X-ray arrangement for graphic display of an object under examination and use of the x-ray arrangement
WO2007035775A2 (en) * 2005-09-19 2007-03-29 Feng Ma Imaging system and method utilizing primary radiation
JP2010500552A (ja) * 2006-08-11 2010-01-07 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 画像データを取得するシステム及び方法
EP2054741B1 (en) * 2006-08-23 2017-01-11 American Science & Engineering, Inc. Scatter attenuation tomography
DE102007045798B4 (de) * 2007-09-25 2010-12-02 Fraunhofer-Gesellschaft zur Förderung der angewandten Forschung e.V. Anordnung und Verfahren zur Aufnahme von Röntgenstrahlen-Streuungsbildern
JP5081556B2 (ja) 2007-09-28 2012-11-28 株式会社リガク デバイシェラー光学系を備えたx線回折測定装置とそのためのx線回折測定方法
NL2010267C2 (en) * 2013-02-07 2014-08-11 Milabs B V High energy radiation detecting apparatus and method.

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53120294A (en) * 1977-03-28 1978-10-20 Philips Nv Human body plat plateelike thin portion reproducer by gamma or xxray

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3106640A (en) * 1960-10-06 1963-10-08 William H Oldendorf Radiant energy apparatus for investigating selected areas of the interior of objectsobscured by dense material
FR2232294B1 (ja) * 1973-06-05 1978-01-13 Emi Ltd
US3922552A (en) * 1974-02-15 1975-11-25 Robert S Ledley Diagnostic X-ray systems
DE2461877A1 (de) * 1974-12-30 1976-07-01 Alexander Dipl Phys Dr R Krebs Strahlendiagnostisches verfahren und vorrichtung zur untersuchung von koerperstrukturen, insbesondere zur technischen grobstrukturuntersuchung und zur medizinischen strahlendiagnostik, unter verwendung von roentgen- und/oder gamma-streustrahlung
DE2655230A1 (de) * 1976-12-06 1978-06-15 Siemens Ag Verfahren und einrichtung zur roentgen- und gammastreustrahlen-tomographie
FR2383648A1 (fr) * 1977-03-17 1978-10-13 Askienazy Serge Dispositif irradiateur pour tomographie transverse
FR2405696A1 (fr) * 1977-10-11 1979-05-11 Radiologie Cie Gle Procede et appareil de tomographie axiale transverse
DE2831311C2 (de) * 1978-07-17 1986-10-30 Philips Patentverwaltung Gmbh, 2000 Hamburg Vorrichtung zur Ermittlung innerer Körperstrukturen mittels Streustrahlung

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53120294A (en) * 1977-03-28 1978-10-20 Philips Nv Human body plat plateelike thin portion reproducer by gamma or xxray

Also Published As

Publication number Publication date
DE3067961D1 (en) 1984-06-28
JPS5674644A (en) 1981-06-20
DE2944147A1 (de) 1981-05-14
ES496430A0 (es) 1981-10-01
EP0028431A1 (de) 1981-05-13
EP0028431B1 (de) 1984-05-23
CA1157968A (en) 1983-11-29
ES8107396A1 (es) 1981-10-01
US4375695A (en) 1983-03-01
AU6388780A (en) 1981-05-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH027421B2 (ja)
US4384209A (en) Method of and device for determining the contour of a body by means of radiation scattered by the body
JPS6154412B2 (ja)
JPH0126019B2 (ja)
US7646843B2 (en) Method for producing projective and tomographic phase contrast images with the aid of an X-ray system
JPH0725923Y2 (ja) コンピュータトモグラフ
US4223384A (en) Radiography
JPS6411296B2 (ja)
US7249886B1 (en) Method and apparatus for measuring effective focal spot parameters of an X-ray source
JP2002505903A (ja) 微小角度x線断層撮影装置
JPH07124150A (ja) 散乱x線補正法及びx線ct装置並びに多チャンネルx線検出器
US4272820A (en) Method of and device for reducing artefacts in computed tomography images
US5473663A (en) Method for evaluating the performance of detectors in a computed tomography system
JPH09215688A (ja) マルチ・スライス型計算機式断層写真法システムにおいてx線ビームの位置を決定するシステム
JPS63501735A (ja) 改良されたx線減衰方法および装置
JPH0228818B2 (ja)
JPS6347456B2 (ja)
JPH09285462A (ja) 計算機式断層写真法システム用の計算機
US4138611A (en) Fan beam CT apparatus with post-processing weighting of picture element signals
JP3081002B2 (ja) ガンマ又はx線によるテスト対象物検査装置
JPS6316129B2 (ja)
US20060146984A1 (en) Method for determining at least one scaling factor for measured values of a computed tomography unit
JPS62284250A (ja) 産業用ctスキヤナ
GB1571489A (en) Computerised tomography
JPS6251622B2 (ja)