JPH0274203A - スキー靴のインナーブーツ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は少なくとも一つのキャリヤ材料と一つのフオー
ム材料の屓を備え、フオーム層の厚みの域少またはフオ
ーム層の省略による部分的な凹みを有するスキー靴のイ
ンナーブーツに関する。

（従来の技術） 硬質プラスチックからなりシャフト部分の一つを前また
は後に折り曲げることにより開くことができる型のスキ
ー靴は今日広く使用されているが、これらには種々の理
由でインナーブーツの使用が勧められる。

これらのインナーブーツは、一方ではスキー靴の内面が
硬質でありさらにそこから種々の調節手段やエツジ等が
突出していることにより必要とされる足のパッドを提供
する。他方、適当なインチ−ブーツを選択することによ
って個々の靴のサイズを実際の内部寸法に適合させるこ
とが可能となり、多数の中間サイズのスキー靴の生産が
不要になる。その結果、スキー靴の個別モデルの生産に
要する鋳型の数が少くてすむ。

通常インナーブーツはソックとも呼ばれる縫い合された
織物のキャリヤ材料とそれに付けられたフオーム材料の
層を備えている。もし必要ならば、このフオーム材料の
層の表面は織物材料で覆われていてもよい。ごく−膜内
には、フオーム材料の語か意味するパッドはプラスチッ
クフオーム以外の材料からなることもあり、インナーブ
ーツ全体が縫製品であることもある。

（発明が解決しようとする課題） スキーの実地の経験から、インナーブーツに厚いフオー
ム材料を使用した場合でも足の運動は極めて厳しく制限
されるのでスキー靴の着用は不快と考えられているが、
それは主として現在のスキー靴の密閉時の高い圧力が足
に循環障害を起こさせるためであることがわかっている
。

適当なフオーム材料を選択することにより靴着用時の不
快感を減らす試みが行われているが、たとえ高品質の軟
質プラスチックを使用した場合でもこれらの不都合を除
くことはできなかった。

（課題を解決するための手段） 本発明の目的は上述の不都合がなく、足を十分にホール
ドしながらなお十分な運動性を与えるインナーブーツを
提供し、特に足に圧力による傷の起こることを防止する
ことである。この目的は、ソール部分以外の凹みが少な
くともインナーブーツの表面の３０パーセントに広がっ
ており、少なくとらアンクルの連動が描く領域に対応す
る１つ以上のアンクルリセスがアンクル部分の両側に設
けられ、ファーストインステップリセスがターサルボー
ンの付近に設けられた、上述の型のスキー靴によって達
成される。

（実施例） 本発明と本発明の他の利点は図に例示した典型的な実施
例によって以下に詳述する。

第１図に例示されたインナーブーツ１の実施例は特に高
いンヤフトとリヤフラップ式エントリーロを有するスキ
ー靴に適するものである。このインナーブーツ！は、外
側にフオーム材料の層が設けられたなるべく縫い合され
た織物材料からなるキャリヤ材料２（第４図参照）を備
えている。インナーブーツｌのソール４には、外側、即
ち下方に露出したフオーム材料の層を設けることができ
、また第４図に示すように例えばプラスチックからなる
補強材５を設けてもよい。このフオーム材料の層は適当
な鋳型によって公知の方法で設けることができる。

第１図ではアンクル部分にアンクルリセス６が示されて
おり、該アンクルリセス６はアンクルが運動中に描く領
域に対応するよう広くとられている。特に、このアンク
ルリセス６は概ね三角形をなしており（斜線部）その三
角形の頂点はある角度で前側上方を指している。アンク
ルリセス６は、上述した他の凹みと全く同様、フオーム
材料の層（第４図を参照）の厚みを減らすことにより実
現される。実際上は、フオーム材料の層３は通常の厚み
の三方の−まで城らされる。第１図に示される他の重要
な凹みはターサルボーンの付近でインナーブーツ！を横
切り更に側面へ下がるインステップリセス７である。イ
ンナーブーツ１の表面でソールのすぐ上方には縦長のボ
トムリセス８が設けられている。さらに、親指の付近に
トウリセス９があり、前記インステップリセス７の前方
にあるセカンドインステップリセス１０と一体になって
いる。さらに、インナーブーツ１のシャフト部分には材
料を圧縮せずに容易に足を曲げるための二つのベンドリ
セス１１，１２が示されている。コンプレッションリセ
スＩ３はＳ字曲線をなし、方のベンドリセス１１．１２
とインステップリセス７、他方のアンクルリセス６の間
をほぼ上端から下端まで延びている。ベンドリセスは特
にリヤフラップを有するスキー靴にインナーブーツ１を
使用する時に有利であることがわかっている。アンクル
リセス６の下方にソール４のすぐ上方をほぼ前部から後
部まで延びるラテラルボールリセス１４が設けられてい
る。凹みの占める面積の合計は少なくとらインナーブー
ツの全表面（ソール部分を含まない）の３０パーセント
であり、その人１Ｅ（Ｅ　分はアンクルリセス６とファ
ーストインステップリセス７たけで占められている。

第３図の実施例でも同様にファーストインステップリセ
ス７とセカンドインステップリセスＩＯ１さらにインナ
ーブーツｌを横切りソールの両側およびブーツの先端に
達する単独のトウリセス１５がある。ここでは第１図お
よび第２図の実施例と異なりトウリセス１５はセカンド
インステップリセスＩＯと一体になっていない。

第５図および第６図の実施例（第５図はインナーブーツ
１の外面図、第６図は内面図）においては、アンクルリ
セス６およびファースト、セカンドインステップリセス
７．１０に加えて、それぞれ広いトウリセスＩ６が設け
られ、インナーブーツの外側（第５図）ではソール゛４
のすぐ上方をほぼかかと部分まで延びる幅の狭いボトム
リセス１７と一体になっている。内側ではトウリセス１
６は後方に延びファーストインステップリセス７（第６
図）の付近に達している。内側ではインナーブーツ１の
シャフト部分をベンドリセス１１．＋２（第６図）があ
る角度で後側下方に延びており、靴のリヤフラップによ
る圧力を十分吸収するようになっている。

さらに、第６図はインナーブーツｌの内側にボールリセ
ス１８を示しており、該リセスは第１図のボールリセス
１４とは異なり、ソール４まで延びている。中央部では
アンクルリセス６、ファーストインステップリセス７、
トウリセス夏６とポ゛−ルリセス１８の間にセントラル
リセス１９が設けられ、さらにインナーブーツの使用感
を改善している。第７図にさらに示されるように、この
実施例ではフオーム材料の層の一部分はソールの下方を
延び、土踏まずの支え２０を形成している。

第５図はさらにインナーブーツｌの公知のリヤフラップ
２１を示している。

第８図の断面図はインナーブーツ１のソール４の補強の
ため、堅いインソール２２をキャリヤ材料の内側に糊付
けできることを示している。第９図ではこれとは異なり
、第７図について既に述べたように、フオーム材料の層
がソールの内側を延びて土踏まずの支え２０を形成して
いる例を示す。

しかしく足の）外側では、硬質のインソール２３がキャ
リヤ材料２の内側から例えば糊付は等により付けられて
いる。

第１θ図の実施例は外側に他のキャリヤＪｌ！２４が設
けられたキャリヤ材料２を備えたインナーブーツの構造
を示している。フオーム材料の層３はその上から第二の
キャリヤ層２４に付けられている。ここでも、ソール４
には比較的堅いインソール２２が設けられている。

第１ｔ図に例示されたインナーブーツｌは、例えばイン
ナーブーツ１の他の部分と（足の）内側で一体となり足
の後部を囲むように折れ曲がるパッドを含むリヤ部分２
５を備えており、足の厚みに応じて幅が変化するほぼ垂
直の空隙２６が足の外側に残っている。ここでもインナ
ーブーツＩにはベンドリセス２７．２８．２９、インス
テップリセス３０、ソール部分を横方向に延び後方でほ
ぼソールの中央部に達するトウリセス３１、アンクルリ
セス６およびアンクルリセス６の下方のボールリセス１
４が設けられている。

さらに第１ｆ図に示すように、空隙部分２６からインナ
ーブーツｌの上縁に向かって（この実施例では常に）イ
ンナーブーツの高さのかなりの範囲を延び、そこから再
び次第に細くなりつつ前方に延び、沈床通路の形状でア
ンクルリセス６とベンドリセス２７．２８．２９の間を
ある角度で前側下方へ延び、その後アンクルリセス６を
囲むように後側下方へわずかに延びるコンプレッション
リセス３２が設けられている。反対側にも同様の形状を
持つコンプレッションリセスが設けられている。

第１２図の実施例は、かかと部分でインナーブーツ１の
他の部分と結合しかかと部分の上方にリヤリセス３４を
有する直立したリヤパッド３３を備えている。さらに、
この実施例は次の特徴、すなわち３つのベンドリセス２
７．２８．２９．１つのインステップリセス３０、トウ
部分の全体とソールの上方でソールを取り囲む部分を自
由にする互いに結合したトウおよびソールリセス３５、
アンクルリセス６、および第１１図と同様のコンプレッ
ションリセス３２を備えている。

第１３図の実施例もリヤリセス３４を有する直立したリ
ヤパッド３３を備えており、インナーブーツｌは２つの
ベンドリセス２７．２８．２つのインステップリセス７
、ｌＯｌはぼ第６図のものと同じトウリセス１６、アン
クルリセス６、ボールリセスＩ４およびコンプレッショ
ンリセス３６を有する。最後にあげたコンプレッション
リセス３６は２本の脚を持ち、その一方はアンクルリセ
ス６の上方をある角度で萌側上方に延び、その後はぼ垂
直に上に延びる第二の脚と合流する。

第１３図の実施例ではリヤパッド３３のかかと部分に固
定ループ３７か、またインナーブーツのフロントシャフ
トの甲部分の上方に他方のループ３８が設けられている
。第１４図および第１５図はリヤフラップ４０とカフ４
１を有するスキー靴３９におけるこれら２つのループ３
７．３８の使われ方を示している。固定ループ３７が直
接にまたは図のようにストラップ等の手段によりリヤフ
ラップ４０のトランスバースウェブ４２に固定される。

カフ４１の切欠き４４の両側に付いているループ３８に
リテイニングウエブ４３を挿入することもできる（第１
５図）。インナーブーツｌとスキー靴３９とのこれらの
取り外し可能な結合によって、リアフラップ４０が後方
に傾いたときリアパッド３３がループ３７に引かれ、フ
ロントシャフトをループ３８およびウェブ４３によりカ
フ４１に固定されていることによりインナーブーツ１が
開くため靴への足入れが容易になっている。

第＋６図に示されたインナーブーツ１の実施例ら、ここ
では記述しないが上述の実施例の凹みを備えたものとし
てもよい。例えば第１２図および第１３図のリヤパッド
３３等と類似のりャシャフト４５は上の縁にフオーム材
料の層を備えているが、それ以外の部分はかなり堅く頑
丈になっている。はぼアンクルの上方に多孔質のマツシ
ュルーム４６が設けられ、これもキャリヤに縫い込んで
もよい。この多孔質マツシュルーム４６はインナーブー
ツ１の両側に設置することも可能であり、リヤシャフト
４５が全体として剛体であるにもかかわらず快適な使用
感を得ることができる。この実施例ではまたリヤシャフ
ト４５上のかかとの上方に第１３図および第１４図のル
ープ３７と同じ役目を果たすループまたはフック４７が
設けられている。スキー靴とりャフラップの結合が平行
線記号で示されている。

第１７図の実施例は、アンクルリセス６の周囲に注入弁
４９と排出弁５０を備えたポケットまたはチャンバー４
８を形成するためキャリヤ材料が該アンクルリセスの付
近で二重構造になっていることを特徴とするインナーブ
ーツｌが大まかに縫い合されたところを示している。ポ
ケット４７は注入弁４９を通してプラスチックフオーム
または注入可能な発泡性プラスチックで充填することか
できる。他の凹み、特にファーストインステップリセス
（またはその一つ）も同様に生産できるが、フオーム材
料の層を付ける場合には鋳型の適当なデザインによりこ
れまでの実施例のようＪこ生産することができる。

本明細書および特許フレイムで使用した「フオーム材料
」の語はプラスチックフオームが主に使用されることか
ら選択された。しかしこれはパッド効果を持つ他の材料
の使用を排除するものではなく、また多孔質構造である
ことも要しない。例えば「フオーム材料」の語意には布
や、適当な柔軟性と弾性またはそのいずれかを有する、
馬の毛等の有機材料も含む。

空気を通すキャリア材料が使用されるならば、フオーム
材料の層の凹みが靴の通気性の向上に相当寄与するとい
う点は述べておく価値がある。半透過性すなわち空気を
通すが外側の水は内側に通さず、他方内側の水蒸気は外
側に通すような多孔質性の材料が特にふされしい。しか
し、もし凹みの領域にフオーム材料の薄い層を残すので
あれば、上述の通気作用を有するオープン・セルＮＩｔ
造にする必要がある。

例えば第１０図の実施例においてはキャリヤ材料２と第
二のキャリヤ層２４を半透過性とすることができ、他方
第８図の実施例においてはフオーム材料の層３をオープ
ン・セル構造とし、キャリヤ材料を半透過性とすること
ができる。

（効果） 足の全表面を最良の方法でパッドするべきだという説が
これまで有力であったため、本発明のように広い凹みを
使用することは無意味と思われていた。勿論アンクル部
分に凹みを設けることは既に知られているが、その凹み
のサイズは小さくアンクルの静止状態しか考慮していな
かった。同様に、足を折り曲げた時の材料の圧縮を防ぐ
ため甲部分を横に延びる凹みを設けることら知られてい
るが、個体差は考慮されていなかった。

本発明ではこの広い凹みの使用により足の運動性が著し
く改善され、またホールド性能を損なったり圧力による
傷を引き起こすこともない。アンクルが滑走時に比較的
広い領域にわたって独自の運動をするため、この場合ア
ンクル部分の両側の広い凹みが特に重要である。足根骨
の付近にある同様に広いインステップリセスも足の運動
および足の形状の個体差のため同じく重要である。本発
明はこれらの構造により、足を十分にホールドしながら
なお十分な運動性を与えるインナーブーツを提供するこ
とができたものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の典型的な実施例の側面図、第２図は同
実施例の平面図、第３図は他の実施例の平面図、第４図
は本発明のインナーブーツのアンクルおよびソール部分
の部分横断面図、第５図は本発明の他の実施例の外側か
らの側面図、第６図は同実施例の内側からの側面図、第
７図は本発明の一実施例の底面図、第８図は本発明の一
実施例のアンクル部分の部分横断面図、第９図および第
１Ｏ図は本発明の他の実施例の同様の断面図、第１１図
、第１２図および第１３図は本発明の他の実施例の側面
図、第１４図はスキー靴の中に収まったインナーブーツ
の略側面図、第１５図は第１４図の詳細の透視図、第１
６図は本発明の他の実施例の側面図、第１７図はフオー
ムで充填可能なポケットを存する本発明の一実施例の側
面図である。 ｌ　・・・ ３　・・・ ５　・・・ ７．１０ インナーブーツ　２・・・ フオーム材料の層４・・・ 補強材　　　　　　６・・・ ・・・インステップリセス キャリヤ材料 ソール アンクルリセス

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１）少なくとも一つのキャリヤ材料と、フォーム材料
   の層の厚さの減少またはフォーム材料の省略による部分
   的な凹みを有する一つのフォーム材料またはパッドの層
   を有するスキー靴のインナーブーツにおいて、該凹み（
   ソール部分を含まない）がインナーシューズの表面の３
   ０パーセント以上を占めており、最低限、アンクル部分
   に少なくともアンクルの運動が描く領域に対応する寸法
   を有するアンクルリセスが、また足根骨の付近にファー
   ストインステップリセスが設けられていることを特徴と
   するスキー靴のインナーブーツ。（２）アンクルリセス
   が、概ね先端が前側上方を指す二等辺三角形の形状を有
   することを特徴とする請求項第１項記載のインナーブー
   ツ。 （３）ファーストインステップリセスとほぼ並行してさ
   らに前方に位置するセカンドインステップリセスが設け
   られていることを特徴とする請求項第１または２項記載
   のインナーブーツ。 （４）かかと球部分のアンクルリセスの下方にラテラル
   ボールリセスが設けられていることを特徴とする請求項
   第１から３項のいずれか１項記載のインナーブーツ。 （５）トウリセスが少なくとも親指の付近に設けられて
   いることを特徴とする請求項第１から４項のいずれか１
   項記載のインナーブーツ。 （６）親指部分にあるトウリセスの一つがセカンドイン
   ステップリセスと一体となっていることを特徴とする請
   求項第３から５項のいずれか１項記載のインナーブーツ
   。 （７）単独のトウリセスがつま先部分全体に広がってい
   ることを特徴とする請求項第５または６項記載のインナ
   ーブーツ。 （８）トウリセスが靴の先端まで延びていることを特徴
   とする請求項第５から７項のいずれか１項記載のインナ
   ーブーツ。 （９）トウリセスと一体であり後方へ延びてソールまた
   は該ソールのすぐ上方に達するボトムリセスが設けられ
   ていることを特徴とする請求項第８項記載のインナーブ
   ーツ。 （１０）靴の外側でボトムリセスがかかと部分まで延び
   ていることを特徴とする請求項第９項記載のインナーブ
   ーツ。 （１１）シャフト部分の前面をほぼ水平に延びインステ
   ップリセスの上方に位置する少なくとも一つのベンドリ
   セスが設けられていることを特徴とする請求項第１から
   ９項のいずれか１項記載のインナーブーツ。 （１２）ベンドリセスが靴の内側においてある角度で後
   側下方に延びていることを特徴とする請求項第１１項記
   載のインナーブーツ。 （１３）ソールの周囲を一周し、かつソールに接触する
   ボトムリセスが設けられていることを特徴とする請求項
   第１から１２項のいずれか１項記載のインナーブーツ。 （１４）ソールがフォーム材料の層を有しないことを特
   徴とする請求項第１から１３項のいずれか１項記載のイ
   ンナーブーツ。 （１５）キャリヤ材料を、例えばプラスチックを浸透さ
   せることにより、ソールの部分で硬化したことを特徴と
   する請求項第１から１４項のいずれか１項記載のインナ
   ーブーツ。（１６）概ね靴の上端から下端まで延びるラ
   テラルコンプレッションリセスの下部がアンクルリセス
   の前方に位置することを特徴とする、リヤフラップを有
   するスキー靴のための請求項第１から１５項のいずれか
   １項記載のインナーブーツ。 （１７）リヤフラップと取り外し可能に結合する固定ル
   ープ等がかかと部分に設けられていることを特徴とする
   、リヤフラップを有するスキー靴のための請求項第１か
   ら１６項のいずれか１項記載のインナーブーツ。 （１８）甲部分の上方でカフの上部の切り込みの付近に
   、カフの切り込みの両側に付けられたリテイニングウエ
   ブを挿入可能なループ等が設けられていることを特徴と
   する、リヤフラップとカフを有するスキー靴のための請
   求項第１から１７項のいずれか１項記載のインナーブー
   ツ。 （１９）キャリヤ材料が、発泡性材料または多孔質材料
   を注入口特にバルブを通して充填可能なチャンバーを形
   成する二重壁によって、凹み特にアンクルリセスを取り
   囲んでいることを特徴とする請求項第１から１８項のい
   ずれか１項記載のインナーブーツ。 （２０）フォーム材料の層の厚さが凹み部分において３
   ｍｍまで減らされていることを特徴とする請求項第１か
   ら１９項のいずれか１項記載のインナーブーツ。 （２１）フォーム材料の層がオープン・セル構造を有す
   ることを特徴とする請求項第１から２０項のいずれか１
   項記載のインナーブーツ。 （２２）キャリヤ材料が空気および水蒸気を通し、水を
   通さないことを特徴とする請求項第１項から第２１項の
   いずれか１項記載のインナーブーツ。