JPH027398A - スパーク抑止装置および抑止方法 - Google Patents

スパーク抑止装置および抑止方法

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JPH027398A
JPH027398A JP1038166A JP3816689A JPH027398A JP H027398 A JPH027398 A JP H027398A JP 1038166 A JP1038166 A JP 1038166A JP 3816689 A JP3816689 A JP 3816689A JP H027398 A JPH027398 A JP H027398A
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JP
Japan
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fastener
gas
composite material
lid
spark
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JP1038166A
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Inventor
James H Covey
ジェームズ、エイチ、コービー
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Boeing Co
Original Assignee
Boeing Co
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Publication date
Application filed by Boeing Co filed Critical Boeing Co
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B64AIRCRAFT; AVIATION; COSMONAUTICS
    • B64DEQUIPMENT FOR FITTING IN OR TO AIRCRAFT; FLIGHT SUITS; PARACHUTES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF POWER PLANTS OR PROPULSION TRANSMISSIONS IN AIRCRAFT
    • B64D45/00Aircraft indicators or protectors not otherwise provided for
    • B64D45/02Lightning protectors; Static dischargers
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16BDEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
    • F16B33/00Features common to bolt and nut
    • F16B33/004Sealing; Insulation

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Gasket Seals (AREA)
  • Elimination Of Static Electricity (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、電気的スパークの発生を抑制することに係り
、より詳細には、所要の位置に留め具を取り囲むように
取り付けられて、可燃物又は可燃性蒸気から電気的スパ
ークを発生させないようにする蓋に関する。
[従来の技術] 複合材料を航空機の構造体に使用する傾向は年を追って
顕著になっている。複合材料で作られている部材は、航
空機の翼面パネル、及び、燃料タンクの取付は部材に使
用されている。複合材料で作られている部材には軽量で
あって大きい強度を有するという長所がある。
複合材料としては例えばグラファイトとエポキシ樹脂と
から成る複合材料があり、この複合材料を含めて、複合
材料で作られている部材は表面部分と内部とを含んでお
り、この表面部分が電気的絶縁性を有する材料で作られ
ており、前記内部が室温における熱伝導度が金属より小
さい。複合材料で作られている部材は金属製のボルトに
よって相互に固定されると共に金属製部材に固定されて
いる。電荷は複合材料で作られている部材の表面部分及
び内部を移動し、移動する電荷の電流密度が結合部の導
電能力を越えた場合に、前記複合材料で作られている部
材から前記金属製留め具に達するアーク放電が発生する
[発明が解決しようとする課題] 雷を受けた時にアークが複合材料で作られている部材か
ら金属製部材に走るような状態で発生する放電が特に危
険である。被雷峙には非常に短時間ではあるが電流が2
00,000ボルトに達し、電圧が200,000アン
ペアに達することがある。航空機が被雷した時には、そ
の航空機の複合材料で作られている部材に大きい電荷が
発生する。
その複合材料から金属製の留め具に到達するアーク放電
が発生した時には、非常に大きいエネルギーが短時間の
うちに拡がる。このエネルギーは、発生したアークの周
囲の空気を加熱する熱エネルギーを含んでいる。他方、
複合材料で作られている部材も、加熱されて小さい粒子
になり、さらにガスに変化することがある。また、複合
材料又は金属で作られている留め具の小さい粒子は、加
熱された時に、その複合材料で作られている部材の温度
を非常に短時間のうちに上昇させて、その部材を破壊す
るという問題がある。被電、被電による熱の発生、及び
、圧力の上昇によって、前記小さい粒子になった複合材
料が噴出し、この噴出した小さい粒子がアークを助長し
て、そのアークを、その発生箇所から数メートル(数フ
ィート)離れている部分まで到達させるように増大させ
ることがある。
燃料タンクの近傍でアークが発生する場合には、スパー
クが発生しても、そのスパークで燃料又は燃料の蒸気に
着火しないようにすることが極めて重要である。
この問題を解消する一つの方法として、誘電性を有する
スパーク発生防止用部材、すなわち、バリアを使用し、
このバリアを用いて留め具を覆い、複合材料で作られて
いる部材と留め具との境界部分を取り囲むように取り付
けることによってアークの発生を防止する方法があり、
その−例が米国特許類4,382,049号明細書に記
載されている。しかしながら、この方法を採用した場合
には、前記金属製の留め具の数が非常に多く、数千にも
なるから、経費がかさみ時間がかかるという問題が発生
する。
本発明は、複合材料で作られている部材と留め具との境
界部分を取り囲む蓋であり、前記境界部分が比較的大量
のガスを有し、前記ガスがス゛パークを閉じこめる構造
である蓋を提供することを目的としている。
また、本発明は、気密に密閉することができる蓋であり
、内部に大量の空気を含み、この大量の空気によって、
アーク放電が発生した時の前記蓋の内部の空気の温度の
上昇を防止し、この温度の上昇を防止することによって
前記空気の圧力の増大を防止する構造を有する蓋を提供
することを目的としている。
本発明は、さらに、留め具を取り囲む空隙であり、この
空隙がこの空隙より小さい空隙で上昇した圧力を充分に
吸収し得る大きさを有し、この大きさによって、この空
隙より小さい空隙からスパークが数十センチメートル(
数フィート)も飛ばないようにする空隙を提供すること
を目的としている。
し課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本発明は複合材料で作られ
ている部材と留め具とに取り付けられる電気絶縁性を有
するシール用の蓋を提供する。この蓋は留め具から離さ
れており、複合材料で作られている部材と留め具との境
界部分の周囲にガスを存在させ、このガスを用いて、ア
ーク放電のエネルギーを吸収する。このガスの容積は、
スパークのエネルギーと、そのスパークが存続する時間
に比べれば大きい容積である。
[作 用] 上記のように構成された蓋は、スパークが複合材料で作
られている部材から留め具に達するように発生する時に
、前記留め具の周囲を取り囲んでいる容積の空気の圧力
及び温度の変化が非常に小さいから、これによって、前
記容積の空気が空気の高い圧力を吸収する作用をする。
[発明の効果コ この構造によって、スパークが留め具から伸び出さない
ように、スパークを封じ込め、アーク放電の発生を抑制
することができる。
[実施例] 実施例について図を参照して説明すると、第1図におい
て、留め具10はボルト状部祠であり、ねじ部を有する
。この留め具10は、2つの複合材料で作られている部
材20.22を取り付けるために使用される。この複合
材料で作られている部材は、荷重が加えられた時に、こ
の荷重の作用によって、第1図に矢印で示すように、反
対方向に引っ張られる。この複合材料で作られている部
材に作用する力の作用で、留め具と複合材料で作られて
いる部材との間に、小さい空隙が形成される。荷重が加
えられない時にも、これと同様の空隙が留め具に存在す
ることがある。これらの空隙は、ボルト26の頭部と表
面12との間の部分に、第1図に示すような空隙30の
形で存在することもある。これと同様に、空隙32が表
面19とナツト24との間の部分に形成されることもあ
る。
また、空隙34がボルトのシャフト28と複合材料で作
られている部材との間の部分に形成されることもある。
アーク放電が、表面12から空隙30を貫いてボルトの
頭部26に到達するように発生することがある。これと
同様に、アーク放電が、ナツト24と表面19との間で
空隙23を横断するように発生することもある。カーボ
ン又はエポキシ樹脂が固体からガスに変化した時には、
それまでに空隙が存在していなかった場合、或いは、空
隙が存在していても非常に小さい場合でも、大きい空隙
が形成される。このようなアーク放電が発生するのは、
アーク放電によって発生する電流密度が、留め具と複合
材料で作られている部材との結合部分の電流を通し得る
能力、すなわち、導電能力を越えた時である。このアー
ク放電は、空隙がない場合にも発生することがある。ま
た、複合材料で作られている部材の内部16.17で、
シャフト28まで、空隙34を横断するように、アーク
放電が発生することもある。これらの空隙は通常、非常
に小さく、かつ、空気で満たされている。この空隙を横
断するようにアーク放電が発生した時には、この空隙の
内部の空気が急速に非常に高い温度まで加熱される。そ
の温度はアークの温度に近い温度である。この空隙が非
常に小さい場合には、アーク放電の加熱作用のために、
前記空隙の内部の空気の圧力が非常に高くなる。この高
温高圧にされた空気は、前記空隙から、非常に大きい力
を伴なって噴出する。このアーク放電によって発生する
力はエネルギーが大きく温度が高いものであり、その程
度は、カーボン又はボキシ樹脂の非常に小さい粒子を非
常に短時間のうちに固体から気体に変化させ、さらに、
前記空隙の内部の圧力を増大させることができるほどで
あることが珍しくない。
金属、カーボン、又はエポキシ樹脂の小さい粒子は、非
常に高温に加熱されれば、構造体のアーク放電の発生部
位に吹ぎ付けられて、その部位を破壊する。スパークは
高温の前記粒子を含んでおり、この粒子を前記空隙から
高圧空気を非常に大きいエネルギーと共に噴出させる。
この高温の粒子を含んだスパークは、前記空隙の大きさ
、ガスの増大した圧力、或いは、粒子の大きさ等に応じ
て、空隙からかなり遠くまで噴出するものであり、その
距離は、例えば60.96ないし115.44センチメ
ートル(2ないし3フイート)である。しかも、この噴
出した粒子は、飛んでいる間、高温の状態を維持してお
り、この温度は燃料又は可燃物に管火させることができ
る温度である。従って、燃料タンクの燃料がガス状にな
って形成する燃t1の蒸気、電気配線の近傍の部分、或
いは、可燃性を有する積荷等に、アーク放電すなわちス
パークが発生した時には非常に危険な状態になっている
本発明においては、キャップ50はプラスチック材料で
作られている。このキャップ50は複合材料で作られた
部材22の表面19に固定され、さらに、留め具の端部
にも取り付けられて、空隙40の内部にガス41を閉じ
こめる作用をする。
このキャップは複合材料で作られている部材22と留め
具10との間の境界部分のガスをも閉じこめる作用をす
る。燃料タンクのシール材51はポリサルファイド・ゴ
ム、又は、その他の適当な材料で作られており、キャッ
プ50の周囲に適用される。、このシール部材51は空
隙40の周囲を気密にシールする作用を行う。この空隙
40は、航空機が使用されている間、常に存在するもの
である。プラスチック材料で作られているキャップ50
は留め具から離れるように取り付けられ、このキャップ
50の何れの部分も留め具に接触してはいない。空間5
2はキャップと留め具との間の部位に留め具を取り囲む
ように設けられており、複合材料で作られている部材の
表面19に沿っている。また、空隙40は、留め具及び
ナツトの周囲に設けられており、その容積は既知であり
、空気41で満たされていて、本発明に基づくアーク放
電を抑制する作用を行う。
第2図に示す留め具はナツトがスパークを発生させない
範囲例えば燃料タンクに取り付けられ、頭部が「スパー
クを発生させても差し支えない」範囲に取り付けられる
。このボルトの頭部26は燃料タンクの外部で延びてお
り、本発明のキャップ50で覆われることはない。
留め具と複合材料で作られている部材との間に発生する
アークは、キャップ50の内部のガス41によって取り
囲まれる。空隙の内部の圧力は、空隙の容積とスパーク
による空気の加熱作用とに比例して上昇する。アークが
存在する時間は非常に短時間であるから、ガスが加熱さ
れる時間も非常に短時間であり、そのガスが加圧される
時間も非常に短時間である。ガス41の容積が比較的大
きい場合には、そのガスの温度も圧力も、殆ど上昇しな
い。空隙40の中のガス41は圧縮性を有し、留め具と
複合材料で作られている部材との間に形成されて空気で
充填されている空隙に送り込まれる。符号34を用いて
表しであるような小さい空隙から噴出する高圧ガスを空
隙4oの中の大量のガスに導入すれば、留め具からスパ
ークが発生しても、このスパークが外部に漏れ出ないよ
うにする作用を、空隙40の中の大量のガスにさせるこ
とができる。このようにすれば、スパークと、高温のガ
スと、エポキシ樹脂、カーボン、或いはチタン等の高温
の粒子をキャップ5oの中に止どめておくことができ、
従って、小さい空隙がら数十ミリメートル(数インチ)
或いは約数十センチメートル(数フィート)も噴出され
るのを防′止することができる。
空隙の高温のアークの作用は、小さい空隙34の場合も
大きい空隙40の場合も、次式で表される理想気体の状
態方程式 %式%(1) を用いて求めることができる。ここに、pは圧力、■は
ガスの容積、nはガスのモル数、Rは一般ガス定数、T
は温度である。空隙が非常に小さく、その中のガスの容
積が非常に小さい場合には、温度の変化に対応して、空
隙の内部の圧力が非常に大きくなる。キャップ50が空
隙40の中に封じ込めるガス41の容積は、複合材料で
作られている部材と留め具との間の部分にアーク放電が
発生している間に温度の変化によって生じる容積の変化
量よりも非常に大きいから、このアーク放電が発生して
いる時に発生する圧力の変化は小さい。
これに対して、ガス41の容積が非常に小さい場合には
、その空隙の中のガスの圧力が非常に大きくなり、その
圧力が複合材料で作られている部材からキャップ50を
吹き飛ばす。この不具合を回避するために、ガス41全
体の温度変化と圧力変化とを充分に小さく押さえるため
には、空隙40の中のガスの容積を充分に大きくしなけ
ればならない。
空隙40の中のガスの全体の温度の変化は、次式 %式%(2) を用いて算出することができる。
この(2)式を△Tについて解けば、次式ΔT=Q/ρ
VCp        (3)が得られる。ここに、Q
は発生熱量、ρはガスの密度、Cpはガスの熱容積、■
は空隙4oの中のガス41の容積、八Tは空隙40の中
のガス41の温度変化である。この空隙の中のガスが標
準の温度及び圧力の空気であると仮定すれば、ガスの密
度ρは1.202キログラム毎立方メートル(0,07
5ポンド毎立方フィート)に等しく、ガスの熱容積Cp
は0.24BTU毎ポンド華氏温度に等しく、また、留
め具がチタンで作られ、複合材料で作られている部材が
グラファイトとエポキシ樹脂から成る場合に、アーク放
電によって発生する熱mQは、各種の試験の結果に基づ
いて1.1945xlO−5キロカロリー(4,74X
10’BTU)である。前記各位を(3)式に代入すれ
ば、次式 %式%(4) が得られる。この式における空隙4oの中の空気の量は
立方インチで表される。空気の容積が4.0975立方
センチメートル(0,25立方インチ)である場合にお
ける、この空気の温度の上昇は摂氏1,01度(華氏1
.82度)である。
この温度上昇はキャップ50とシール部材51に部分的
に吸収されるので、燃料タンクの中の空気と燃料の蒸気
との温度上昇の値は許容可能の範囲に入り得る程度に充
分に非常に小さい。また、温度Tが摂氏1601度(華
氏1.82度)より高く、容積Vが一定である場合には
、(1)式、すなわち、状態方程式pV−nRTによっ
て算出される圧力上昇の値は非常に小さい。従って、キ
ャップ50とゴ、ム製シール部材51とを用いて空隙4
0の中に封じ込めたガスは、スパークの発生を抑制する
ことができる。この容積を有するガスは高温になってい
る小さい粒子のエネルギーを吸収することができるから
、プラスチック材料で作られているキャップが燃えるこ
とはない。
空隙40の容積は、必要に応じて、大きくすることがで
きる。この空隙40の容積を、例えば、8.195立方
センチメートル(0,5立方インチ)にすれば、その温
度の上昇を摂氏0. 506度(華氏0.91度)にす
ることができる。しかしながら、容積を大きくするため
にはキャップ50をさらに大きくしなければならず、こ
のキャップ50を大きくすれば重量が非常に増加する。
これに対して、小さいキャップを使用すれば空隙40の
容積が小さくなり、そのために圧力が非常に上昇し、複
合材料で作られている部材からキャップを吹き飛ばすと
いう結果を招く。これを具体的に説明すれば、例えば、
空隙の容積を0.0164立方センチメートル(0,0
1立方インチ)にした場合には、温度が摂氏 25.278度(華氏45.5度)上昇し、空隙の容積
を0.01803立方ミリメートル(0,0011立方
インチ)にした場合には温度が摂氏252.8度(華氏
455.04度)上昇する。この2つの温度の値はいず
れも許容範囲には入らない。空隙40の好ましい大きさ
は、留め具が約6.35ミリメートル(約1/′4イン
チ)のチタンで作られていて、グラファイトとエポキシ
樹脂で作られている部材が取り付けられている場合には
、この空隙40の中の空気は標準状態で2.4585な
いし4.917立方センチメートル(0,15ないし0
.3立方インチ)になる大きさである。
この空隙40の中の空気の量は、グラファイトとエポキ
シ樹脂とから成る複合材料で作られている部材を使用す
る場合を基礎として算出して、標準状態の空気に換算し
たガスの値である。異なるガスを使用する場合には、温
度及び圧力の増加する量を吸収するために必要なガスの
量は変化する。
その値は既に説明した方法を用いて求めることができる
空隙40の中の空気の量は、グラファイトとエポキシ樹
脂から成る複合材料で作られている部材によって決まる
。この部材はガラス繊維又は発泡材料等の材料を用いて
作ることができ、これらの材料には電気的絶縁性を有す
る材料が含められる。
これとは異なる複合材料を使用する場合には前記ガスの
所要量は変化する。
空隙40を形成するために必要なキャップ5゜の大きさ
は空気の所要量によって決まる。その場合には、キャッ
プ50で囲まれる部分の内部まで留め具10を延ばすこ
とも考慮しなければならない。留め具10とナツト2を
キャップの中に充分に延ばす場合には、キャップ50の
寸法を、第3図に示すように、所要の量の空気を空隙4
0の中に取り囲むことができるように大きくしなければ
ならない。留め具をキャップの内部まで延ばさない場合
には、そのキャップをやや小さくすることができる。こ
の場合には、第3図に示すように、キャップ50より小
さいキャップ50aを用いても、キャップ50を用いた
時と同じ空気の二にすることができる。
留め具の周囲を取り囲んでいる空間52は、複合材料で
作られている部材と留め具との間に形成されている空隙
を大きい空隙4oに接続する作用をする。複合材料で作
られている構造体とナツトとの間に形成される空隙は非
常に小さいから、この空隙の内部のガスを、キャップ5
0で取り囲まれている空隙の中の大量の空気に逃がすこ
とによって、ガスの全体の圧力の変化を小さくすること
ができる。
第3図に示すキャップ50.508のアーク放電を抑制
する作用及び特徴は、第2図を参照して説明したキャッ
プの作用及び特徴と同様である。
第3図に示す形態においては、保護キャップは留め具の
両端部の空隙に施されて、スパークを抑制する作用をし
ている。
第4図に示す形態の場合には、ゴムのシール材なしにキ
ャップ50を使用している。このキャップは、複合材料
で作られている部材22の表面19に、適当な接着剤6
0で保持されている。ゴムのシール材を使用ない構造の
キャップも、既に第2図を参照して説明した本発明の長
所と同様の長所を備えている。第4図に示す形態の構造
体は、第2図に示したゴムのシール材で囲まれている形
態の構造体よりも非常に軽い。このゴムのシール材はキ
ャップを腐蝕性を有する燃料の蒸気から保護するために
使用することができる。また、キャップ50を必要に応
じて非腐蝕性材料で作ることができる。また、このキャ
ップ50を、腐蝕性燃料を接触させない部分に取り付け
ることも可能である。さらに、このキャップを耐火性材
料で作ることもできる。
キャップ50を用いて、複合材料で作られている部材を
気密にシールすることができる。このようにすれば、加
熱された粒子又はスパークを噴出させることがなく、空
気の瓜を多くして、如何なる高度においてもガス及び粒
子を充分に冷却し得るようにすることが可能になる。ま
た、航空機によっては、必要に応じて、キャップ50に
空゛気の逃気口を設けることもできる。ただし、燃料タ
ンク等のスパークの発生を完全に防止しなければならな
い部分では、このキャップ50に空気の逃気口を設けて
はならない。
【図面の簡単な説明】
第1図は新規なキャップを使用することなく2つの複合
部材を貫く留め具の部分断面図、第2図は新規なキャッ
プによって一方の端部のみが閉じられている留め具の部
分断面図、第3図は両端部が閉じられている留め具の部
分断面図、第4図はキャップを構造体に接続する他の形
態の図である。 10・・・留め具、12・・・ボルトの表面、16゜1
7・・・複合材料で作られている部材の内部、20゜2
2・・・複合材料で作られている部材、26・・・ボル
ト、34・・・小さい空隙から噴出する高圧ガス、40
・・・空隙、41・・・キャップの内部のガス、50゜
50a・・・プラスチック材料で作られているキャップ
、51・・・燃料タンクのシール部材、52・・・空隙
、60・・・接着剤。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、複合材料で作られている第1部材と; 複合材料で作られている第2部材と; 前記第1部材を貫いて前記第2部材の内部まで延びて前
    記第1部材と前記第2部材とを結合する導電性を有する
    留め具と; 前記第1部材に前記第1部材を取り囲むように取り付け
    られて前記第1部材を気密にシールすると共に前記留め
    具から離された状態に取り付けられて前記留め具との間
    に空気で満たされた空隙を形成する作用をする電気的絶
    縁性を有する蓋とを有して成るスパーク抑止装置。 2、前記空隙の中の前記ガスの容積が 2.459ないし4.917立方センチメートル(0.
    15ないし0.3立方インチ)である請求項1に記載の
    スパーク抑止装置。 3、前記ガスが標準の温度及び圧力における空気である
    請求項1又は2に記載のスパーク抑止装置。 4、前記空隙の内部の前記ガスの容積がアーク放電と式
    ΔT=Q/ρVCpとに基因する温度上昇を摂氏1.1
    11度(華氏2度)未満に止どめることができる容積で
    ある前記請求項のいずれかに記載のスパーク抑止装置。 5、さらに、電気的絶縁性を有する蓋を含み、前記蓋が
    前記留め具に前記留め具を気密にシールするように取り
    付けられると共に前記留め具から離れる状態になるよう
    に取り付けられて、前記留め具と前記蓋との間にガスで
    満たされた空隙を形成する前記請求項のいずれかに記載
    のスパーク抑止装置。 6、さらに、ゴムで作られたシール材を含み、前記シー
    ル材が前記蓋を取り囲んで腐蝕性を有する燃料から前記
    蓋を保護する作用を行う構造である前記請求項のいずれ
    かに記載のスパーク抑止装置。 7、複合材料で作られた部材から発生して前記複合材料
    で作られている部材に結合された金属製の留め具に到達
    するアーク放電の発生を抑止するためのスパーク抑止方
    法において、前記複合材料で作られている部材と前記留
    め具との境界部分を取り囲んでいるガスを、前記複合材
    料で作られている部材に取り付けられた電気的絶縁性を
    有する蓋を用いて気密に取り囲み、前記ガスが圧縮され
    て前記アーク放電のエネルギーを吸収するスパーク抑止
    方法。 8、前記蓋の周囲にゴムによるシール部分を形成し、前
    記シール部分が前記ガスを取り囲む補助気密シールを形
    成する前記請求項7に記載のスパーク抑止方法。 9、前記蓋が前記複合材料で作られている部材に取り付
    けられると共に前記留め具から離された状態で取り付け
    られる構造である前記請求項7に記載のスパーク抑止方
    法。 10、前記留め具が前記複合材料で作られている部材か
    ら突出すると共に前記第1部材を貫いて延びており、ガ
    スが前記留め具を部分的に取り囲んでおり、前記ガスが
    前記第1部材と前記留め具との間にアーク放電が発生す
    ることを抑制する作用を行う構造である前記請求項のい
    ずれかに記載の装置。 11、前記留め具がプラスチック材料で作られている構
    造を有する前記請求項1ないし6及び10のいずれかに
    記載の装置。 12、前記部材がグラファイトとエポキシ樹脂とを含ん
    だ構造である前記請求項1ないし6及び10のいずれか
    に記載の装置。 13、前記第1部材がガラス繊維を含んで成る構造であ
    る前記請求項1ないし6及び10のいずれかに記載の装
    置。 14、前記第2部材が金属製の部材である構造を有する
    前記請求項1ないし6及び10ないし13のいずれかに
    記載の装置。 15、前記表面が航空機の燃料タンクの内面である前記
    請求項10ないし14のいずれかに記載の装置。
JP1038166A 1988-02-18 1989-02-17 スパーク抑止装置および抑止方法 Pending JPH027398A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

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