JPH027388Y2 - - Google Patents

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JPH027388Y2
JPH027388Y2 JP1987035993U JP3599387U JPH027388Y2 JP H027388 Y2 JPH027388 Y2 JP H027388Y2 JP 1987035993 U JP1987035993 U JP 1987035993U JP 3599387 U JP3599387 U JP 3599387U JP H027388 Y2 JPH027388 Y2 JP H027388Y2
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plate
heat exchanger
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heat exchange
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案は、薄形化を図つた空気調和機の室外ユ
ニツトに係り、特に電気部品箱の配置構造の改良
に関する。
〔考案の技術的背景とその問題点〕
従来、空気調和機の室外ユニツトは第8図a,
bに示すようなものであつた。すなわち図におい
て、100は圧縮機、101は熱交換器、102
は送風機で、これら圧縮機100、熱交換器10
1、送風機102を筐体103内に配設するとと
もに、圧縮機100の上方には電気部品箱104
を取着し、前記熱交換器101に近接した筐体1
03面には空気吸込口105が、また、これと対
向する面には空気吹出口106が設けてある。そ
うして、圧縮機100を付勢することにより、熱
交換器101に冷媒が流れ、送風機102により
空気吸込口105から吸込まれた空気との間に熱
交換が行われ、熱交換した空気は空気吹出口10
6から放出され、冷媒は図示しない室内ユニツト
に送られ、所望の空気調和を行う。なお、107
は仕切板である。
上記圧縮機100などを稼動させるには、圧縮
機用電磁開閉器、モータープロテクタ、ランニン
グキヤパシタ、オーバーロードリレなどの電気部
品108が必要であり、これらはとりまとめて電
気部品箱104に収容されている。そうして、こ
の電気部品箱104は圧縮機101の上方に設置
されており、その取付手段は、第8図のA部を拡
大して示した第9図のようになされている。図に
おいて、110は電気部品取付板で、この取付板
110には電気部品108が取付けられており、
この一端はこの室外ユニツト筐体103を構成す
る側板112に溶着などにより取着された固定板
113に、また、他端は仕切板107に、それぞ
れねじ114などにより固定していた。
しかしながらこのような手段であると、電気部
品取付板110の取付けにあたつて、仕切板10
7と筐体103を構成する側板112との両方に
ねじ止めしなければならず、その作業が面倒であ
つた。
また、近時、室外ユニツトの筐体103も溝形
化の傾向にあるが、前記構造のものにあつては、
圧縮機100が配設される機械室の上方部全面に
亘つて電気部品取付板110が設けられている。
したがつて、ユニツト本体が薄形化された場合、
電気部品取付板の幅寸法も小さくなり、必要な電
気部品を収納するスペースを確保できないという
欠点がある。
〔考案の目的〕
本考案は上記事情に着目してなされたものであ
り、その第1の目的とするところは、比較的簡単
な構成でありながら、電気部品箱の取付けを容易
化した空気調和機の室外ユニツトを提供しようと
するものである。
本考案の第2の目的とするところは、ユニツト
本体が薄形化されても、必要な電気部品が収納さ
れる充分なスペースを確保できるようにした空気
調和機の室外ユニツトを提供しようとするもので
ある。
〔考案の概要〕
すなわち本考案は、仕切板によつて機械室と熱
交換室とに区画されるとともに底板とキヤビネツ
ト側板等の組合せにより構成されるユニツト本体
の上記仕切板の上部に電気部品を収容する電気部
品箱を配設したことを特徴とする空気調和機の室
外ユニツトである。
また、上記電気部品箱は、上記仕切板の上端部
で、かつ機械室と熱交換室との両室の上方部位に
亘つて設けられることを特徴とするものである。
〔考案の実施例〕
以下、本考案の一実施例を図面にもとづいて説
明する。図中1はユニツト本体であり、これは底
板2と、キヤビネツト側板であるカード板3、フ
アンガード板4および側面板5と、天板6との組
合せにより構成されるものである。このユニツト
本体1内は、仕切板7によつて二室に区画され、
その一方に機械室8が、かつ他方に熱交換室9が
それぞれ形成される。機械室8には防音材10で
巻装された圧縮機11が配設され、側面板5から
は配管接続具12,12が突出する。さらに機械
室8には冷媒管Pが配管されるとともに図示しな
いドライヤ、気液分離器、冷暖切換バルブ等が収
納される。上記仕切板7は機械室8を本体1の隅
部に位置するよう折曲され、その一側部はフアン
ガード板4に、かつ他側部は側面板5に当接す
る。したがつて熱交換室9は平面略L字状に形成
される。この熱交換室9の底板2上には室外側熱
交換器13が載設される。すなわち上記ガード板
3は底板2の二側辺に沿つて折曲し、上記熱交換
器13はこのカード板3の内側に沿うよう平面略
L字状をなし、極めて薄形に形成される。ガード
板3の長手方向側の熱交換器13部分にはこれと
狭小の間隙を存して補助熱交換器14が載設され
る。これら熱交換器13および補助熱交換器14
はそれぞれ図示しない固定具を介しその下部を底
板2に固定されるようになつている。さらに底板
2には送風機16を装着した支持具17が立設さ
れる。この支持具17には図示しない切起し片が
設けられ、上記補助熱交換器14に当接してこの
支持をなす。上記送風機16のフアンはフアンカ
ード板4に設けられるフアンガード18に対向す
る。
このようにして形成される機械室8および熱交
換室9に亘る上方一部に後述する電気部品箱19
が設けられる。すなわち、これは第3図に示すよ
うな形状をなしていて、この縦方向(幅方向)l
は上記夫板6よりわずかに短く、かつ一側部には
一対の折曲片20,20が端縁に沿つて一体に設
けられる。この側部に近接して凹陥部21が設け
られていて、この凹陥部21の横方向端部は電気
部品箱19から長く延出する舌片22が一体に設
けられる。他側部は略中央部位を残しその両側を
折曲した一対の折曲片23,23を有している。
残つた略中央部位の内側には切欠き孔24が設け
られ、その一側縁は切起し片25が下方へ切起し
加工される。この切起し片25と上記折曲片23
との間隙は上記補助熱交換器14の幅寸法と略同
一である。切欠き孔24と上記凹陥部21との間
には一対の遮断孔26,26が穿設される。上記
舌片22の反突出側縁部、すなわち横方向一側縁
には折曲片27が設けられる。
しかしてこのようにして形成される電気部品箱
19は上記仕切板7上に位置する。そして折曲片
20,20はフアンガード板4の上端縁に係合
し、折曲片23,23と切起し片25とは補助熱
交換器14の上端部を挾持する。また折曲片2
3,23はガード板3の上端縁とともに熱交換器
13の上端部を挾持固定する。折曲片27は上記
支持具17の上端部に係合し、上記舌片22は側
面板5にねじ止めされる。そして上記凹陥部21
と舌片22には電気部品が取付けられる。さらに
は電気部品箱19上に天板6が重さなり、この天
板6の周縁部はガード板3、フアンガード板4、
側面板5および電気部品箱19一部に嵌合する。
したがつて電気部品箱19は、一部を機械室8に
残りを熱交換室9にそれぞれ対向し、これらのス
ペースを侵す割合を最小限にとどめている。さら
にこれは熱交換器13、補助熱交換器14、支持
具17、ガード板3、フアンガード板4、側面板
5および天板6などと互いに係合しねじ等の固定
具ななしで固定を図れることとなり、かつこれら
および仕切板7の強度を保持できる。
なお、冷凍サイクル運転にともない熱交換器1
3および補助熱交換器14に生成される露が電気
部品箱19の一部に伝わるが、これには遮断孔2
6が設けられているので、上記露を遮断すること
ができる。したがつて電気部品の漏電等、悪影響
を挿えられる。
また熱交換器13および補助熱交換器14から
放出される熱を送風機16が外部へ排出するが、
この温風域(約50℃)に電気部品箱19がほとん
どかからないので、電気部品に対する熱的悪影響
を防止できる。
なお上記熱交換器13もしくは補助熱交換器1
4の下端部は第5図ないし第7図に示すように固
定することにより確実な位置決めを可能とする。
すなわち第5図に示すように、底板2に所定間隔
を存して位置決め突起30,30を一体に突設
し、これらの間にたとえば熱交換器13下端部を
嵌合することにより、図において左右方向の位置
ズレをなくせる。また第6図に示すように底板2
に矩形状の突条31を一体に設け、たとえば熱交
換器13の端板13aを下端部のみフイン13b
より延出して上記突条31に嵌合する。したがつ
て熱交換器13の水平方向の位置ズレを全て防止
できるとともにフイン13bの損傷をも防止でき
る。また第7図に示すように端板13aをコ字状
に折曲した位置決め具32に係合しても同様の効
果を得る。
このように上記実施例においては、ユニツト本
体の熱交換室に位置する底板上に熱交換器を載設
し、この熱交換器および上記ユニツト本体を構成
するキヤビネツト側板、天板などと互いに電気部
品箱を係合固定するようにしたから、熱交換器の
確実な固定を図れるとともにユニツト本体の補強
ができる。
さらにまた、上記電気部品箱の一側部が熱交換
室に露出するため、内部の熱がその一側部を介し
て効率よく放熱され、電気部品の温度上昇を抑制
できる。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案によれば仕切板の上
部に電気部品箱を設けたので、電気部品箱を仕切
板に載置して取付けることができ、取付作業が容
易にできるとともに、電気部品箱を仕切板で支え
ることができるため取付強度が格段に向上すると
いう効果を奏する。
また、機械室と熱交換室の両室に亘つて仕切板
の上端部に電気部品箱を設けたので、ユニツト本
体が薄形化されても両室のスペースを有効に利用
できるとともに必要な電気部品が収納されるスペ
ースが確保できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は本考案の一実施例を示
し、第1図は室外ユニツトの一部切欠した斜視
図、第2図はその縦断面図、第3図は電気部品箱
の斜視図、第4図は室外ユニツト要部の縦断面
図、第5図、第6図および第7図は本考案の他の
実施例を示しそれぞれ互いに異なる熱交換器位置
決め構造の縦断面図、第8図および第9図は本考
案の従来例を示し、第8図aは室外ユニツトの概
略構造の上面図、同図bはその一部切欠した正面
図、第9図は第8図bのA部を拡大した縦断面図
である。 7……仕切板、8……機械室、9……熱交換
室、2……底板、3……ガード板、4……フアン
ガード板、5……側面板、1……ユニツト本体、
A……電気部品、19……電気部品箱。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 仕切板によつて機械室と熱交換器とを区画され
    るとともに底板とキヤビネツト側板等の組合せに
    より構成されるユニツト本体と、上記仕切板の上
    部で、かつ機械室と熱交換室との両室の上方部位
    に亘つて配設された電気部品箱とを具備したこと
    を特徴とする空気調和機の室外ユニツト。
JP1987035993U 1987-03-13 1987-03-13 Expired JPH027388Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1987035993U JPH027388Y2 (ja) 1987-03-13 1987-03-13

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JPS62147828U JPS62147828U (ja) 1987-09-18
JPH027388Y2 true JPH027388Y2 (ja) 1990-02-22

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ID=30845991

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5130104U (ja) * 1974-08-21 1976-03-04
JPS617492U (ja) * 1984-06-20 1986-01-17 大同工業株式会社 自転車、自動二輪車用スプロケツト

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JPS62147828U (ja) 1987-09-18

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