JPH0272637A - 電荷結合素子 - Google Patents

電荷結合素子

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JPH0272637A
JPH0272637A JP63224206A JP22420688A JPH0272637A JP H0272637 A JPH0272637 A JP H0272637A JP 63224206 A JP63224206 A JP 63224206A JP 22420688 A JP22420688 A JP 22420688A JP H0272637 A JPH0272637 A JP H0272637A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、電荷結合素子(以下、CCDとも呼ぶ)に
関し、さらに詳しくは、並列に人力される電荷を直列に
振り分けて出力する電荷結合素子の改良に係るものであ
る。
〔従来の技術〕
近年、アナログメモリ、固体撮像素子、遅延線などにC
CDを用いた素子構成が盛んに開発されており、これら
の素子構成については、比較的小さなチップ上にあって
、いかに多くの段数をもったCCDを組み込むかX設計
上の重要な課題とされ、特に、転送する電荷を並列に入
力して、直列に出力する。いわゆるパラレル/シリアル
変換部の構成が、高集積化に際しての問題点になってい
る。
しかして、このような構成上の問題点を解決するために
、最近に至って、直列転送用CCD (以下、シリアル
CCDとも呼ぶ)の複数本を設けることにより、そのピ
ッチ間隔を緩和し、結果的に素子構成の高集積化を図る
ようにしたものが提案されている。
第8図はこの構成をインターライン転送方式による固体
撮像素子に適用した場合でのCCDの平面パターン図で
ある。
こSで、この種の固体撮像素子においては、般に、シリ
アルCCDを水平CCD、パラレル転送用CCDを垂直
CCDと呼ぶので、次の説明では、この名称を用いるこ
と工し、また、CCDの種類は、全て埋め込みチャネル
型とする。
この第8図従来例構成において、符号lは2次元的に配
列されたフォトダイオード、2は垂直CCDチャネル3
にフォトダイオード1から電荷を転送するための転送ゲ
ート、4は垂直CCDチャネル3の最終電極であって、
端子φVLに接続されている。なお、前記垂直CCDチ
ャネル3には、最終電極4以外に転送電極か設けられて
いるが、この図では省略した。
また、5は第1の水平チャネルにあたる水平〇CDチャ
ネル、6は第2の水平チャネルにあたる水平CCDチャ
ネル、7〜lOは水平CCDの転送電極であって、電極
7,8および電極9.If]は、各々端子旧および■2
に接続されており、かつ電極8.IO上のポテンシャル
は、電極7.9のそれよりも浅く設定され、これらの水
平CCDチャネル5.6によって、いわゆる、2相駆動
方式のCCDを形成している。
さらに、11は水平CCDチャネル5から水平CCDチ
ャネル6への電荷転送を制御するための制御ゲート電極
であって、端子)ITに接続されており、15は制御ゲ
ート電極11の下層の転送チャネルを示している。
すなわち、この第8図に示す固体撮像素子の例では、垂
直CCDチャネル3から転送されてくる電荷を、1列お
きに各水平CCDチャネル5.6に振り分けることによ
って、水平CCDのピッチ間隔Pcを画素ピッチ間隔P
xの2倍程度とし、画素数の増加に伴なう水平CCDの
ピッチ間隔の減少を緩和するようにしているのである。
次に、前記第8図構成による固体撮像素子において、そ
の電荷の振り分は動作を、第9図および第10図につい
て述べる。
第9図は電荷の振り分は時に、前記第8図構成での各端
子に印加されるクロックパルスのタイムチャートを示し
ており、同図中、(a)〜(d)として示すパルスは、
各々端子φVL+旧、HT、H2に印加される。
また、第10図は前記第8図構成のx−x断面での各時
刻におけるポテンシャルの変化と信号電荷(図中斜線で
表示)の動きとを模式的に示した説明図である。
こきてまず、時刻t、において、各端子φ、い旧。
■2に印加されるクロックパルスは、全て“H”レベル
となり、垂直CCDチャネル3から水平CODチャネル
5の電極7,9下に電荷が転送され、これらの各電荷は
、電極8.IOで形成されるポテンシャルバリアのため
に、水平CCDチャネル5の中で分離状態になる。つい
で、時刻t2になると、端子HTが“H”レベルとなり
、水平CCDチャネル5の電極9に転送された電荷が、
制御ゲート電極11下の転送チャネル15に転送される
。さらに、時刻L3には、各端子I11.)12が“し
”レベルとなり、この電荷が、制御ゲート電極ll下に
保持される。
そして、時刻L4になると、再度、端子旧が“H”レベ
ルとなり、制御ゲート電極11下の転送チャネルI5内
の電荷が、水平CCDチャネル6の電極7下に転送され
、時刻t5には、その転送が完了する。この間、水平C
CDチャネル5の電極7下に転送された電荷は、その場
所から移動することがない。
すなわち、このようにして、前記第8図に示す実施例構
成では、垂直CODチャネル3から転送されてくる電荷
を、1列おきに水平CCDチャネル5,6の電極7下へ
振り分は得るのである。
なお、転送が完了した電荷は、時刻11.以降に水平C
CDチャネル5,6の電極に印加される2相クロツクに
より、水平CCDチャネル5,6内で左方向に転送され
て、図示しない出力部から出力される。
(発明が解決しようとする課題〕 しかして、前記第8図従来例構成の場合にあって、各電
極7〜11を形成する手順は、次のようにしてなされる
すなわち、まず、制御ゲート電極11を形成し、その後
、各電極7,9を形成する。ついで、水平CCDチャネ
ル5,6におけるチャネル領域内に、ポテンシャルを浅
く設定するためのイオン注入を、各電極7,9に対して
セルファラインで行なう。そして、最後に電極8,10
を形成するのである。
従って、この第8図従来例構成にあっては、各電極構成
が、制御ゲート電極11と電極7,9と電極8.10と
の3層電極構造となっており、このために制御ゲート電
極11と各電極7〜10とが直交する領域では、各電極
相互間での段差が大きくされることから、個々の電極の
断線、電極間のショートなどの不良を発生し易くなり、
この点が、これらの各電極7〜lOの形成時におけるC
CDの製造歩留りを低下させる要因となるものであった
この発明は、従来のこのような問題点を解消するために
なされたもので、その目的とするところは、制御ゲート
電極を省略した2層電極構造によって、水平CCD間で
の電荷の振り分けを可能にし得るようにした。この種の
電荷結合素子を提供することである。
(課題を解決するための手段〕 前記目的を達成するために、この発明に係る電荷結合素
子は、第1.および第2の水平チャネルを接続する転送
チャネルの上層に、半導体基板と同−導電形、同一電位
の不純物層を設けて、転送チャネルのチャネルポテンシ
ャルを水平チャネルのピンニングポテンシャルよりも浅
く設定させ、かつ電気的に共通でない少なくとも3個以
上の電極を単位として周期的に配置されるゲート電極を
、水平チャネル上に設けたものである。
すなわち、この発明は、第1導電形の半導体基板上に形
成された第2導電形の垂直チャネルと、この垂直チャネ
ルに接続された第2導電形の第1の水平チャネルと、こ
の第1の水平チャネルに対して一定の間隔で設けられた
第2導電形の第2の水平チャネルと、これらの第1.お
よび第2の水平チャネルを接続する第2導電形の転送チ
ャネルとを有し、前記第1.および第2の水平チャネル
上に設けられるゲート電極群に、クロックパルスを印加
させて、第1の水平チャネル内の電荷を第2の水平チャ
ネルに転送させるようにした電荷結合素子において、前
記転送チャネルの上層に、前記半導体基板と同−導電形
、同一電位の不純物層を形成して、そのチャネルポテン
シャルを前記第1の水平チャネルのピンニングポテンシ
ャルよりも深く設定させ、また、前記ゲート電極群につ
いては、電気的に共通でない少なくとも3個以上の電極
を単位として周期的に配置させたことを特徴とする電荷
結合素子である。
〔作   用〕
従って、この発明の場合、転送チャネル内には、その上
層に設けられた不純物層によってピンニングポテンシャ
ルが形成され、その値は、ゲート電極に印加されるクロ
ックによって変化しないため、水平チャネル上に設けら
れたゲート電極に印加するクロックにより、第1の水平
チャネルから第2の水平チャネルに電荷を転送できるの
である。
〔実 施 例〕
以下、この発明に係る電荷結合素子につき、実施例を挙
げて詳細に説明する。
まず、この発明による電荷結合素子の実施例を説明する
のに先立ち、この種の電荷結合素子における表面チャネ
ルピンニング現象について詳細に述べる。
第5図(a) 、 (b)は、ゲート電極に印加する電
圧と、埋め込みチャネル型CCD (以下、BCCDと
も呼ぶ)の深さ方向のバンドとの関係を示した説明図で
あり、また、第6図は、ゲート電圧と、第5図のバンド
が示すポテンシャルの極小点との関係を示した特性図で
ある。
BCCDは、空乏化した埋め込みチャネル層に作られる
ポテンシャル分布を、ゲート電極に印加するクロックパ
ルスにより変化させ、これによつて多数キャリアを転送
させる素子であり、前記した表面チャネルピンニングは
、このBCCDに見られる特徴的な現象である。
しかして、第5図(a)はゲート電極に印加される電圧
vGが“0”の場合でのBCCDの深さ方向のバンドを
示しており、ECおよびEVは、それぞれに伝導帯9価
電子帯の端を示し、EFPは、P形シリコン基板のフェ
ルミ準位で、基板が接地されているために、この値はO
Vに相当する。なお、同図中、ハツチング部は、電子の
存在する領域を示している。
こさで、BCCDにおける埋め込みチャネル層は、外部
から完全に空乏化されており、この部分に存在するドナ
ー形固定電荷によって、バンドが下方に曲げられてポテ
ンシャルの極小値ψ0.。0を生ずる。この極小値は、
ゲート電圧■6に依存しており、この依存性をグラフに
示したのが、第6図に見られる直線である。そしてこの
場合、ゲート電圧vGを増せば、この極小値も増すこと
になるが、ゲート電圧V。に負電圧を印加させてゆくと
、あるゲート電圧vP以下では、そのポテンシャル極小
値ψ、。2から変化しなくなる。これは、ゲート電圧v
6を負にもってゆくと、ある電圧において、第5図(b
)で示したように、酸化膜と埋め込みチャネル界面にお
ける埋め込みチャネルの価電子帯の位置が、p形シリコ
ン基板中のそれと等しくなるためである。従って、これ
以上、ゲートに負電圧を印加して、バンドを上方に曲げ
ようとしても、埋め込みチャネルと酸化膜界面には、B
CCD周辺に存在するp形基板と同電位のチャネルスト
ップ層から正孔が補給されて、バンドの曲がりが固定さ
れることになる。すなわち、これが、いわゆる9表面チ
ャネルピンニングと呼ばれる現象である。
しかして、この表面チャネルピンニングは、埋め込みチ
ャネルのゲート電極側の端が、基板電位に固定されるた
めに生ずる現象であるから、ゲート電極に負電圧を印加
しなくても、n形埋め込みチャネル層の表面にn形層を
設け、その電位をp形基板と同電位にすることによって
も、同様な現象を実現できる。すなわち、このように構
成させることで、ゲート電位にか\わりなく、バンドの
曲がりが固定されているため、結果的には、ゲート電極
が不要になる。
第7図はこの状態の一例を表わしたBCCDにおけると
ころの、電荷転送方向と垂直な方向の概略断面図である
。この場合は、n形半導体基板21でのn形埋め込みチ
ャネル層22の周囲にあって、信号電荷をこの埋め込み
チャネル内に閉じ込めるためのチャネルストップ領域2
3を形成したものであり、同チャネルストップ領域23
は、高濃度のp+領領域らなり、n形半導体基板21と
同電位にされている。従って、このようにn形埋め込み
チャネル層22の表面に、n形の不純物領域24を設け
るだけの構成により、チャネルストップ領域23を介し
てその電位をn形半導体基板21と同電位にすることが
できるのである。
次に、この発明の一実施例を適用した電荷結合素子につ
き、第1図ないし第4図を参照して詳細に述べる。
この実施例は、シリアル転送用CCD間の接続構成を、
インターライン転送方式による固体撮像素子に適用した
場合である。
第1図はこの実施例によるCCDの概要構成を示す平面
パターン図、第2図は同上第1図のYY線部における概
要構成を模式的に示した断面図であって、第1図中、前
記第8図と同一符号は同または相当部分を示している。
これらの第1図および第2図においても、符号1は2次
元的に配列されたフォトダイオード、2は垂直CCDチ
ャネル3にフォトダイオード1から電荷を転送するため
の転送ゲート、4は垂直CCDチャネル3の最終電極で
、端子φVLに接続されている。また、5,6は第1.
および第2の水平CCDチャネル、5a、6aはこれら
の各水平CCDチャネル5,6を形成するn形の埋め込
み層、7〜10は水平CODの転送電極であって、この
実施例では、2相駆動CCDの電極を構成する電極7.
8が、前記従来例の場合とは異なり電気的に独立されて
、それぞれに端子口、旧゛に接続され、かつ電極9,1
0が、端子H2に接続されている。さらに、12は前記
第1の水平CCDチャネル5と第2の水平CCDチャネ
ル6とを接続する転送チャネル、12aは前記した不純
物層にあたるp形の半導体層、12bは前記埋め込み層
5a、6aよりも不純物濃度を高くして形成したn+形
の半導体層であり、13はp形のシリコン半導体基板、
14はp形の高濃度半導体層によって形成したチャネル
ストップ層である。
そして、前記p形半導体層12aは、第2図での紙面に
垂直な方向に存在するチャネルストップ層(図示せず)
を介してp形シリコン半導体基板13と電気的に接続さ
れており、このために前記転送チャネル12は、前記し
た表面チャネルビンニンダの状態にあって、その内部の
ポテンシャルは、電極7〜10の影響を受けることがな
い。
また、第3図は電荷の振り分は時に、前記第1図構成で
の各端子に印加されるクロックパルスのタイムチャート
を示しており、同図中、(a)〜(d)として示すパル
スは、各々端子φ、い旧、旧“、H2に印加される。さ
らに、第4図は前記第1図構成でのY−Y断面における
各時刻のポテンシャルの変化と信号電荷(図中斜線で表
示)の動きとを模式的に示した説明図であり、同図中、
Δv2は電極8下のポテンシャルと電極9下のポテンシ
ャルとの差を示し、Δv3は電極8下のポテンシャルと
電極7下のポテンシャルとの差を示している。
続いて、前記第1図実施例構成による固体撮像素子にお
いて、その電荷の振り分は動作を、これらの第3図およ
び第4図について述べる。
この実施例の場合、クロックパルスは、前記従来例の場
合とは異なって、3値のパルスが印加される。すなわち
、第3図において、まず、時刻t1で各端子φ、い旧、
H2に印加されるクロックパルスは、全て“H”レベル
となり、垂直CCDチャネル3から水平CCDチャネル
5の電極7,9下のポテンシャルウェルに電荷が転送さ
れ、かつ時刻t2になると、端子φVLが最低レベル“
LL”となって、この垂直CCDチャネル3から水平C
CDチャネル5への電荷の転送が終了する。
ついで、時刻t3になると、端子器に印加されるクロッ
クパルスが“H”レベルのまSで、各端子器°、H2に
印加されるクロックパルスが最低レベル“LL”となる
。先にも述べたように、BCCD内でのポテンシャルミ
ニマムは、とンニングポテンシャルを越えて浅くなるこ
とはないが、しかし、転送チャネル12に形成されてい
るn+形半導体層12bでのポテンシャルが、水平CC
Dチャネル5のとンニングポテンシャルよりも深くなっ
ているため、第4図に示したポテンシャル差Δv4が生
ずることになる。そして、これにより水平ccDチャネ
ル5の電極9下にあった信号電荷が、転送チャネル12
を経て水平CCDチャネル6の電極7下のポテンシャル
ウェルに転送される。なお、この時、電極8には、電極
9,10と同じく最低レベル“LL”のクロックパルス
が印加されているので、水平CCDチャネル5の電極9
下の電荷は、水平CCDチャネル6の電極7下のポテン
シャルウェルに対しては、そのポテンシャルバリアΔ■
2のために転送されることがない。
そして、時刻L4になると、前記各端子器°、H2が“
L”レベルとなって電荷の振り分けが完了するが、この
時、水平CCDチャネル5の電極7下のポテンシャルウ
ェルに転送されてきた電荷は、端子器が“L”レベル、
端子■2が“H”レベルとなることがないので移動せず
、その後9時刻t5に至って、前記各端子器、H1“、
H2が“L”レベルとなり、以後、前記第9図の時刻t
6以降と全く同様な動作がなされるのである。
なお、前記実施例構成においては、電子を信号電荷とし
て扱う場合について述べたが、正孔を信号電荷として扱
うようにしてもよく、この時は、半導体の形を全て反転
させ、かつクロックパルスの極性もまた反転させればよ
い。
〔発明の効果〕
以上詳述したように、この発明によれば、第1導電形の
半導体基板上に形成された第2導電形の垂直チャネルと
、この垂直チャネルに接続された第2導電形の第1の水
平チャネルと、この第1の水平チャネルに対して一定の
間隔で設けられた第2導電形の第2の水平チャネルと、
これらの第1.および第2の水平チャネルを接続する第
2導電形の転送チャネルとを有し、第1.および第2の
水平チャネル上に設けられるゲート電極群に、クロック
パルスを印加させて、第1の水平チャネル内の電荷を第
2の水平チャネルに転送させるようにした電荷結合素子
において、転送チャネルの上層に、半導体基板と同一導
電形、同一電位の不純物層を設け、この不純物層によっ
てピンニングポテンシャルを形成させるようにしたので
、従来構成で必要とされた転送チャネル上の制御ゲート
電極を省略し得るもので、この結果、装置内部構成での
各電極相互間の段差が解消されて、個々の電極の断線、
電極間のショートなどの不良を防止できて、高密度のC
CDを製造歩留りよく提供し得るなどの優れた特長を有
するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係る電荷結合素子の一実施例をイン
ターライン転送方式による固体撮像素子に適用した場合
でのCCDの概要構成を示す平面パターン図、第2図は
同■第1図のY−Y線部における概要構成を模式的に示
した断面図、第3図は同上第1図構成での各端子に印加
されるクロックパルスのタイムチャート、第4図−一林
は同上第1図構成のY−X断面での各時刻におけるポテ
ンシャルの変化と信号電荷の動きとを模式的に示した動
作説明図、第5図(a) 、 (b)はBCCDにおけ
るゲート電極に印加する電圧と深さ方向のバンドとの関
係を示した説明図、第6図は同上ゲート電圧とポテンシ
ャルの極小点との関係を示した特性図、第7図は同上B
CCDにおける電荷転送方向と垂直な方向の概略断面図
であり、また、第8図は従来例での電荷結合素子をイン
ターライン転送方式による固体撮像素子に適用した場合
でのCCDの概要構成を示す平面パターン図、第9図は
同上第8図構成での各端子に印加されるクロックパルス
のタイムチャート、第10図は同上第8図構成のX−X
断面での各時刻におけるポテンシャルの変化と信号電荷
の動きとを模式的に示した動作説明図である。 1・・・・フォトダイオード、2・・・・転送ゲート、
3・・・・垂直CCDチャネル、4・・・・最終電極、
5゜6・・・・水平CCDチャネル、5a、6a・・・
・同−Ln形埋め込み層、7〜10・・・・電極、12
・・・・転送チャネル、12a・・・・p形半導体層、
12b・・・・n+形半導体層、13・・・・P形シリ
コン半導体基板、14・・・・チャネルストップ領域。 代理人  大  音  増  雄

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 第1導電形の半導体基板上に形成された第2導電形の垂
    直チャネルと、この垂直チャネルに接続された第2導電
    形の第1の水平チャネルと、この第1の水平チャネルに
    対して一定の間隔で設けられた第2導電形の第2の水平
    チャネルと、これらの第1、および第2の水平チャネル
    を接続する第2導電形の転送チャネルとを有し、前記第
    1、および第2の水平チャネル上に設けられるゲート電
    極群に、クロックパルスを印加させて、第1の水平チャ
    ネル内の電荷を第2の水平チャネルに転送させるように
    した電荷結合素子において、前記転送チャネルの上層に
    、前記半導体基板と同一導電形、同一電位の不純物層を
    形成して、そのチャネルポテンシャルを前記第1の水平
    チャネルのピンニングポテンシャルよりも深く設定させ
    、また、前記ゲート電極群については、電気的に共通で
    ない少なくとも3個以上の電極を単位として周期的に配
    置させたことを特徴とする電荷結合素子。
JP63224206A 1988-09-07 1988-09-07 電荷結合素子 Expired - Lifetime JPH0728030B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5100818A (en) * 1988-08-26 1992-03-31 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Non-volatile semiconductor memory device and method of manufacturing the same
US6087647A (en) * 1996-10-01 2000-07-11 Nec Corporation Solid state imaging device and driving method therefor

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