JPH0272147A - チオール、ジスルフィド及びチオールスルホネートの酸化 - Google Patents

チオール、ジスルフィド及びチオールスルホネートの酸化

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JPH0272147A
JPH0272147A JP26733088A JP26733088A JPH0272147A JP H0272147 A JPH0272147 A JP H0272147A JP 26733088 A JP26733088 A JP 26733088A JP 26733088 A JP26733088 A JP 26733088A JP H0272147 A JPH0272147 A JP H0272147A
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alkanethiol
sulfonate
alkyl
carbon atoms
moles
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JP26733088A
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Altaf Husain
アルタフ・フサイン
Gregroy Alan Wheaton
グレゴリ・アラン・ホイートン
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Pennwalt Corp
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  • Organic Chemistry (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、アルカンチオール、ジアルキルジスルフィド
又はアルキルアルカンチオールスルホネートアルカンス
ルホニルクロライドの製造に関する。
より詳細には本発明は、一般に直接的塩素酸化の際に観
察されるようなアルキル基の側鎖塩素化から生ずる望ま
しくない副生物を含有しないアルカンスルホン酸及びア
ルカンスルホニルクロライドを生成させるための,過酸
化水素と塩化水素との混合物におけるこの種の対応化合
物の酸化に関する。
[従来の技術] アルカンスルホン酸若しくはアルカンスルホニルクロラ
イドを製造するため最も=般的に使用される方法は、対
応のアルカンチオール若しくはジアルキルジスルフィド
を塩素により濃塩酸媒体中で次の提案された反応式にし
たがって酸化することを含む(たとえば米国特許第3,
 626, 004号、米国特許第4,280,966
号及びヨーロッパ特許第0. 040, 560号〉 
: RSH + 3Cl□+2H20       RSO
2Cl +  5HCLRS)t + 3Cl□÷3食
20       RSO,l( +  61(CLR
SSR + 5C1□+ 41(20.      2
RSO2CL +  8)(CLRSSR +5C1□
+6H20       2RSO,)I  + LO
HCI直接的塩素酸化法に伴う問題は、アルキル側鎖の
塩素化から生ずる望ましくない副生物の生成である。こ
の問題は、直接的な側鎖塩素化が容易であるため、高級
アルカンスルホン酸及びアルカンスルホニルクロライド
(C3以上)を製造する際に特に重大となる。アルカン
スルホニルクロライドの固有の熱不安定性のため、直接
的塩素酸化から生ずる粗生成物を精製するのは極めて困
難である。
直接的塩素酸化法に伴う他の問題は、工程中で生成され
る多量の副生塩酸である。それぞれジアルキルジスルフ
ィド及びアルカンチオールを用いる場合、アルカンスル
ホニルクロライド81モルにつき4モル及び5モルの塩
酸がそれぞれ生ずる。
同様に、それぞれジアルキルジスルフィド及びアルカン
チオールを用いる場合、アルカンスルホン酸61モルに
つき5モル及び6モルの塩酸が生ずる。これは、経済上
及び環境上の両考慮から重大な廃棄問題を引起こす。
アルキル基の側鎖塩素化から生ずる副生物を減少させな
がら(C4〜C20)アルカンスルホニルクロライドを
生成させる方法が従来提案されており、ここでは対応の
アルカンチオール若しくはジアルキルジスルフィドを、
塩化水素水溶液中に懸濁されたチオール若しくはジスル
フィドの混合物へ導入された塩素ガスにおける少量の酸
素の混合物で酸化させる(米国特許箱3.248.42
3号参照)。
この方法は、直接的塩素酸化法と対比してC4以上のア
ルカンスルホニルクロライドを製造する際に望ましくな
い副生物の生成を明らかに減少させるが、認めうる量の
副生物を生成することが示されている。ざらに、この方
法は、酸化反応の副生物として多量の塩化水素が生成す
ると言う欠点を有する。
[発明の要点] 本発明は、塩酸水溶液中にてアルカンチオール、ジアル
キルジスルフィド ールスルホネート 対応のアルカンスルホン酸又はアルカンスルホニルクロ
ライドを生成させることを特徴とするアルカンスルホン
酸及びアルカンスルホニルクロライド本発明の方法は、
アルカンチオール、ジアルキルジスルフィド及びアルキ
ルアルカンチオールスルホネート 化水素と塩酸との組合せにより次の化学式にしたがって
酸化することからなっている: RSH + 3H20□jHcI      RSO□
Cl + 4H20RSSR + 5820□+2HC
1     2RSO□CL + 6H20RSO□S
R÷3H20□+2HC1   2RSO2Cl + 
4H20RSO2Cl + H2O         
RSO,H + HCI本発明で使用されるアルカンチ
オールは1〜18個、好ましくは1〜8の炭素原子を有
する。たとえばメタンチオール、エタンチオール、n−
プロパンチオール、イソプロパンチオール、1−ブタン
チオール、2−ブタンチオール、1−ヘキサンチオール
、1−オ・クタンチオール若しくは1−デカンチオール
が使用される。ジアルキルジスルフィドとしては、アル
キル部分と組合せて2〜20個、好ましくは2〜16個
の炭素原子を有する化合物が使用される。たとえばジメ
チルジスルフィド、ジエチルジスルフィド、ジプロピル
ジスルフィド、ジイソプロピルジスルフィド、ジブチル
ジスルフィド、シアミルジスルフィド、ジアキルジスル
フィド、ジオクチルジスルフィド又はジドデシルジスル
フィドが使用される。アルキルアルカンチオールスルホ
ネートとしては、たとえばアルキル及びアルカン部分と
組合せて2〜20個、好ましくは2〜16個の炭素原子
を有する化合物が使用される。たとえばメタンチオール
スルホン酸メチル、エタンチオールスルホン酸エチル、
プロパンチオールスルホン酸プロピル、イソプロパンチ
オールスルホン酸イソプロピル、ブタンチオールスルホ
ン酸ブチル、ペンタンチオールスルホン酸ペンチル、ヘ
キサンチオールスルホン酸ヘキシル、オクタンチオール
スルホン酸オクチル及びデカンチオールスルホン酸デシ
ルが使用される。
使用しうる過酸化水素水溶液における過酸化物の濃度は
3〜90重量%の範囲としうるが、その入手性により約
30〜70重量%の過酸化水素の濃度が好適である。
本発明の方法に使用する過酸化水素の量はアルカンチオ
ール若しくはアルキルアルカンチオールスルホネート ジアルキルジスルフィドの各1モルにつき約5〜6モル
の範囲とすることができる。好ましくは、使用する過酸
化水素の量はアルカンチオール若しくはアルキルアルカ
ンチオールスルホネート1モルにつき約3.3モルかつ
ジアルキルジスルフィドの各1モルにつき約5.5モル
である。
使用しうる塩酸水溶液における塩化水素の濃度は10〜
38重量%である。好ましくは、塩化水素の濃度は約3
6〜38重量%である。
使用する塩化水素の量はアルカンチオールの各1モルに
つき1〜10モル又はジアルキルジスルフィド若しくは
アルキルアルカンチオールスルホネート とができる。好ましくは、使用する塩化水素の量は、ア
ルカンチオールの各1モルにつき約2〜4モルの範囲か
つジアルキルジスルフィド若しくはアルキルアルカンチ
オールスルホネートルにつき約4〜6モルの範囲である
本発明の方法を行なう温度は約0〜約60’Cの範囲で
変化することができる。好ましくは、温度はアルカンス
ルホニルクロライドの製造については25〜35℃、ま
たアルカンスルホン酸の製造については50〜60℃で
ある。
本発明の方法を行なう方式は使用する個々の有機硫黄反
応体及び所望の生成物に依存する。一般に、アルカンス
ルホニルクロライドが所望の生成物である場合は、過酸
化水素水溶液をアルカンチオール(場合によってはジア
ルキルジスルフィド若しくはアルキルアルカンチオール
スルホネ7ト)と塩酸水溶液との混合物へ1〜2時間か
けてゆっくり添加し、その間に温度を添加時間にわたり
0℃から35℃まで上昇させる。反応混合物を35°C
にてざらに1時間若しくは2時間撹拌する。この時間後
、反応混合物を冷却しかつたとえば塩化メチレン、クロ
ロホルム、四塩化炭素、トルエン若しくは同等な溶剤の
ような適する有機溶剤で抽出する。得られた有機抽出物
を蒸発させてアルカンスルホニルクロライドを得る。大
抵の場合、生成物であるアルカンスルホニルクロライド
は下Imとして分離する。所望ならば、本発明の方法は
、生成物下層を抜取りかつ新鮮な供給物を供給すること
により連続式で行なうこともできる。
同様に、所望生成物がアルカンスルホン酸であれば、過
酸化水素水溶液をアルカンチオール(又は場合によりジ
アルキルジスルフィド若しくはアルキルアルカンチオー
ルスルホネート ができる)と塩酸水溶液との混合物へ1〜2時間かけて
添加し、その間に温度を添加時間にねたり0℃から約6
0℃まで上昇させる。反応混合物を60℃にてざらに1
時間若しくは2時間撹拌する。
次いで、所望濃度のアルカンスルホン酸を当業者に知ら
れた方法により生成混合物から得ることができる。
[実施例] 以下、本発明の方法を実施例につき説明する。
例  1 機械撹拌機を用いて激しく撹拌しながら、62、3Cl
の30重量%過酸化水素水溶液(550ミリモル)を9
.4gのジメチルジスルフィド( 100ミリモル)と
50CIの36.5重量%塩酸水溶液(500ミリモル
)との混合物へ1.5時間かけて添加し、その間に反応
温度を5℃から35℃まで上昇させた。この反応混合物
を35℃にてざらに1時間撹拌した。
次いで反応混合物を約25℃まで冷却し、かつ25ml
づつの塩化メチレンで3回抽出した。ガスクロマトグラ
フィーによる塩化メチレン抽出物の分析は、側鎖の塩素
化から生ずる検出可能な生成物が生成されなかったこと
を示した。この有機抽出物を回転蒸発器により蒸発させ
、かつ得られた生成物を減圧蒸溜して5.1gの純粋な
メタンスルホニルクロライドを得た。
例  2 機械撹拌機を用いて激しく撹拌しながら、62、3(]
の330重量%過酸化水素水溶液550ミリモル)を1
5.0!;lのジ−n−プロピルジスルフィド(100
ミリモル)と50(lの36.5重量%塩酸水溶液(5
00ミリモル)との混合物へ1.5時間かけて添加し、
その間に反応温度を5℃から35℃まで上昇させた。こ
の反応混合物を35℃にてざらに1時間撹拌した。次い
で反応混合物を冷却し、かつ25m1づつの塩化メチレ
ンで3回抽出した。ガスクロマトグラフィーによる塩化
メチレン抽出物の分析は、側鎖の塩素化から生ずる検出
可能な生成物が生成されなかったことを示した。塩化メ
チレン抽出物から、16.9g(118,3ミリモル)
の純粋なn−プロパンスルホニルクロライドを例1と同
様にして単離した。
例  3 機械撹拌機を用いて激しく撹拌しながら、60(1の3
0重量%過酸化水素水溶液(530ミリモル)を23、
4gの1−オクタンチオール(160ミリモル)と50
gの36.5重量%塩酸水溶液(500ミリモル)との
混合物へ2時間かけて添加し、その間に反応温度を25
℃から50℃まで上昇させた。反応混合物を50℃にて
ざらに1時間撹拌した。次いで反応混合物を冷却し、か
つ25m1づつの塩化メチレンで3回抽出した。ガスク
ロマトグラフィーによる塩化メチレン抽出物の分析は、
側鎖の塩素化から生ずる検出可能な生成物が生成されな
かったことを示した。この有機抽出物から、14.7g
の純粋な1−オクタンスルホニルクロライドを例1に記
載したと同様にして得た。
例4 機械撹拌機を用いて激しく撹拌しながら、62.3(]
の330重量%過酸化水素水溶液550ミリモル)を9
.4gのジメチルジスルフィド(100ミリモル)と5
0(]の336.5重M%塩酸水溶液500ミリモル)
との混合物へ1.5時間かけて添加し、その間に反応温
度を5℃から60℃まで上昇させた。この反応混合物を
60℃にてさらに1時間撹拌した。
この時間の後、反応混合物を空温まで冷却した。
このようにして、イオンクロマトグラフィーにより分析
して13.4gのメタンスルホン酸が得られた。
側鎖の塩素化から生ずる生成物は検出されなかった。
例  5 機械撹拌機を用いて激しく撹拌しながら、37、4(l
の30重量%過酸化水素水溶液(330ミリモル)を1
2.6(lのメタンチオールスルホン酸メチル(100
ミリモル)と50(Jの36,5重厘%塩酸水溶液(5
00ミリモル)との混合物へ1.5時間かけて添加し、
その間に反応温度を5℃から35℃まで上昇させた。こ
の反応混合物を35℃にてざらに1時間撹拌した。この
撹拌時間の後、反応混合物を冷却しかつ25m1づつの
塩化メチレンで3回抽出した。
ガスクロマトグラフィーによる塩化メチレン抽出物の分
析は、側鎖の塩素化から生ずる検出可能な生成物が生成
されなかったことを示した。この有機抽出物から、15
.63gの純粋なメタンスルホニルクロライドを例1に
記載したと同様にして得た。
上記実施例の結果と比較するため、以下に説明する反応
は、従来技術で知られたような濃厚塩酸水性媒体におけ
るn−プロパンチオールと塩素との反応によるn−プロ
パンスルホニルクロライドの製造に際し、側鎖塩素化不
純物の生成を示す。
焼結ガラスのガス分散チューブと機械撹拌機と温度計と
還流凝縮器とを装着した3つ首のチーバードフラスコに
おいて、n−プロパンチオール(5,50(])を77
0m180.90(] )の濃基塩(37,4重量%H
Cj)に添加した。このフラスコを20℃の水浴に浸漬
し、かつ塩素をガス分散チューブを介して液体の表面下
に約4(7!/F+inの速度にて激しく機械混合しら
がら1時間にわたり導入した。生成混合物を25dづつ
の塩化メチレンで3回抽出した。
ガスクロマトグラフィーによる有機抽出物の分析は、n
−プロパンスルホニルクロライドが95%収率で得られ
たが、これは1,35重量%の1−クロルプロパンスル
ホニルクロライドと3−クロルプロパンスルホニルクロ
ライドとの混合物を不純物として含有することを示した

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)塩酸水溶液中に混入されたアルカンチオール、ジ
    アルキルジスルフィド又はアルキルアルカンチオールス
    ルホネートを過酸化水素と接触させて、対応のアルカン
    スルホン酸又はアルカンスルホニルクロライドを生成さ
    せることを特徴とするアルカンスルホン酸及びアルカン
    スルホニルクロライドの製造方法。
  2. (2)アルカンチオールが1〜18個の炭素原子を有し
    、ジアルキルジスルフィドが2〜20個の炭素原子を有
    し、アルキルアルカンチオールスルホネートが2〜20
    個の炭素原子を有しかつ温度が0〜60℃である請求項
    1記載の方法。
  3. (3)過酸化水素をアルカンチオール又はアルキルアル
    カンチオールスルホネートの各1モルにつき3〜4モル
    かつジアルキルジスルフ ィドの各1モルにつき5〜6モルの範囲の量で使用する
    請求項2記載の方法。
  4. (4)過酸化水素が溶液の重量に対し3〜90%の範囲
    の濃度における水溶液の形態である請求項3記載の方法
  5. (5)塩化水素の濃度が塩酸水溶液の重量に対し10〜
    38%であり、使用する塩化水素の量がアルカンチオー
    ルの各1モルにつき1〜10モルかつジアルキルジスル
    フィド若しくはアルキルアルカンチオールスルホネート
    の各1モルにつき2〜20モルの範囲である請求項2記
    載の方法。
  6. (6)過酸化水素が溶液の重量に対し3〜90%の範囲
    の濃度における水溶液の形態であり、アルカンチオール
    若しくはアルキルアルカンチオールスルホネートの各1
    モルにつき3〜4モルかつジアルキルジスルフィドの各
    1モルにつき5〜6モルの量で存在する請求項5記載の
    方法。
  7. (7)アルカンチオールが1〜8個の炭素原子を有し、
    ジアルキルジスルフィドが2〜16個の炭素原子を有し
    、かつアルキルアルカンチオールスルホネートが2〜1
    6個の炭素原子を有する請求項6記載の方法。
  8. (8)使用する過酸化水素の濃度が30〜70重量%で
    ありかつ存在させる過酸化水素の量が3.3モルであり
    、塩化水素濃度が36〜38%であり、使用する塩化水
    素の量がアルカンチオールの各1モルにつき2〜4モル
    かつジアルキルジスルフィド若しくはアルキルアルカン
    チオールスルホネートの各1モルにつき4〜6モルの範
    囲である請求項7記載の方法。
  9. (9)1〜8個の炭素原子を有するアルカンチオール、
    2〜16個の炭素原子を有するジアルキルジスルフィド
    又は2〜16個の炭素原子を有するアルキルアルカンチ
    オールスルホネートと、溶液の重量に対し36〜38%
    の塩化水素濃度を有しかつアルカンチオール、ジアルキ
    ルジスルフィド若しくはアルキルアルカンチオールスル
    ホネートの各1モルにつき2〜6モルの塩化水素の量を
    有する塩酸水溶液との混合物を過酸化水素と接触させ、
    工程の温度が50〜60℃であることを特徴とするアル
    カンスルホン酸の製造方法。
  10. (10)使用する過酸化水素の量がアルカンチオール若
    しくはアルキルアルカンチオールスルホネートの1モル
    当り3.3モル、又はジアルキルジスルフィドの1モル
    当り5.5モルである請求項9記載の方法。
  11. (11)過酸化水素が溶液の重量に対し30〜70%の
    過酸化物濃度における水溶液の形態である請求項10記
    載の方法。
  12. (12)1〜8個の炭素原子を有するアルカンチオール
    、2〜16個の炭素原子を有するジアルキルジスルフィ
    ド又は2〜16個の炭素原子を有するアルキルアルカン
    チオールスルホネートと、溶液の重量に対し36〜38
    %の塩化水素濃度を有しかつアルカンチオール、ジアル
    キルジスルフィド若しくはアルキルアルカンチオールス
    ルホネートの1モル当り2〜6モルの塩化水素の量を有
    する塩酸水溶液との混合物を過酸化水素と接触させ、工
    程の温度が25〜35℃であることを特徴とするアルカ
    ンスルホニルクロライドの製造方法。
  13. (13)使用する過酸化水素の量がアルカンチオール若
    しくはアルキルアルカンチオールスルホネートの1モル
    当り3.3モル、又はジアルキルジスルフィドの1モル
    当り5.5モルである請求項12記載の方法。
  14. (14)過酸化水素が溶液の重量に対し30〜70%の
    過酸化物濃度における水溶液の形態である請求項13記
    載の方法。
JP26733088A 1987-10-26 1988-10-25 チオール、ジスルフィド及びチオールスルホネートの酸化 Pending JPH0272147A (ja)

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