JPH0271880A - 粉末原料の分級装置 - Google Patents

粉末原料の分級装置

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JPH0271880A
JPH0271880A JP22353088A JP22353088A JPH0271880A JP H0271880 A JPH0271880 A JP H0271880A JP 22353088 A JP22353088 A JP 22353088A JP 22353088 A JP22353088 A JP 22353088A JP H0271880 A JPH0271880 A JP H0271880A
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JP
Japan
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air flow
powder raw
fine powder
powder
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JP22353088A
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English (en)
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Masakazu Hosono
細野 正教
Yoshihiko Sumiya
住谷 佳彦
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Sumitomo Cement Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Cement Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、例えば石灰石などの粉末原料を粒子の大きさ
毎に分別する分級装置に係り、特に、空気流を用いた所
謂乾式分級装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、乾式分級装置の代表的なものとして、旋回気流中
で粗粒を分離する遠心分級装置や粒子の運動の慣性を利
用する慣性分級装置が知られてぃる。
遠心分級装置は、例えば、格子状の開口を有する回転ロ
ータを有し、この回転ロータの外側に空気を供給して旋
回空気流を形成するようにしたものがある。そして、こ
の旋回気流中に粉末原料を供給し、粗粒を遠心力によっ
て粉末原料から分離するとともに、粗粒が分離された微
粒を空気とともに格子状の開口をくぐらせて取出すよう
にしている。
また、慣性分級装置は、粉末原料を含んだ空気流の方向
を急激に変化させるものである。そして、この気流の方
向が変化すると、粉末原料中の粗粒が慣性によって軌跡
を変え、この軌跡の差により粗粒と微粒とを分離し、微
粒を取出すようにしている。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、この従来の乾式分級装置にあっては、特に大
量処理を行なう場合に、粉末原料から粒径が数ミクロン
程度の極小微粉を取出そうとすると、どうしても極小微
粉よりも粒径の大きい数十ミクロン程度の粗粒が混入し
てしまい、精度が悪くなっているという問題があった。
即ち、上記の遠心分級装置にあっては、回転ロータの回
転数等の調節が難しくし、分離精度が低下する傾向にあ
る。特に、回転ロータの回転を高速回転させる約10 
gm以下の微粉の分級では、精度低下が著しい。また、
約5JLm以下の極小微粉の分級では、回転ロータの回
転が高速回転になりすぎてしまい、大量処理用の大型機
では実現が難しくなっている。
また、上記の慣性分級装置においては、空気流速のむら
などによって粗粒の挙動が不安定になり易く、粗粒の跳
返りや飛び込みを生じ、粗粒が混入して精度が低下して
しまう。特に大量処理の場合に精度低下が著しい。
このように、乾式分級装置では、精度低下の問題がある
ので、一般には、極小微粉の分級は所謂湿式分級装置を
用いて行なうが、湿式分級装置では後処理が面倒なので
、乾式で行ないたいという要請がある。
そこで、本発明の課題は、乾式であっても、大量処理用
に適するとともに、粗粒の混入のない高精度の極小微粉
を得ることができるようにする点にある。
〔課題を解決するための手段〕
このような課題を解決するための本発明の技術的手段は
、旋回空気流中に散布された一次粉末原料からこの旋回
空気流による遠心力によって粗粒を分離するとともに粗
粒が分離された二次粉末原料を空気流によって搬送する
第一の分級部と、上記二次粉末原料を搬送する空気流を
偏向させ慣性によって二次粉末原料から微粉を分離する
とともに微粉が分離された極小微粉を取出す第二の分級
部とを備えたものである。
また、本装置は、第一の分級部を、ケーシングと、ケー
シングに開設された一次粉末原料の投入口と、ケーシン
グ内に空気を供給する空気供給部と、ケーシング内にあ
って一次粉末原料が散布される旋回空気流を形成する分
散ロータと、ケーシングに開設され旋回空気流による遠
心力によって一次粉末原料から分離される粗粒を排出す
る粗粒排出口と、粗粒が分離された二次粉末原料を搬送
する空気流を取入れる空気通路とを備えて構成する一方
、第二の分級部を、上記空気通路に連通ずる案内通路と
、この案内通路に形成され上記二次粉末原料を搬送する
空気流を偏向させる偏向部と、偏向部近傍に設けられ慣
性により上記二次粉末原料から分離される微粉を排出す
る微粉排出通路と、微粉が分離され上記偏向された空気
流によって搬送される極小微粉を取出す極小微粉取出通
路とを備えて構成したものが効果的である。
〔作用〕
この手段によれば、第一の分級部において一次粉末原料
から粗粒が分離され、第二の分級部において、粗粒が分
離された二次粉末原料が微粉と極小微粉とに分級される
。この場合、分級が段階的に行なわれるので、第一の分
級部においてはロータ等を高速回転にし過ぎることなく
旋回空気流を得ることができ、それだけ、安定した分級
が行なわれる。そのため、確実に粗粒が分離される。ま
た、第二の分級部においては、確実に粗粒が分離された
二次粉末原料を分級するので、分級される極小微粉に粗
粒が混入する事態が防止される。
(実施例) 以下、添付図面に基づいて本発明の実施例に係る分級装
置を詳細に説明する。
実施例に係る分級装置は、第1図及び第2図に示すよう
に、−次粉末原料から粗粒を分離するとともに粗粒が分
離された二次粉末原料を搬送する第一の分級部1と、こ
の第一の分級部1の下側に連続して設けられ二次粉末原
料を微粉と極小微粉とに分級する第二の分級部30と、
この第二の分級部30の下側に連続して設けられる支持
台部60とを備えている。
第一の分級部1は、上ケーシング2と、上ケーシング2
内に設けられた分散ロータ3とを備えている。分散ロー
タ3は、支持台部に支持した回転軸4に取付けられてい
る円盤状の上ロータ5と、この上ロータ5の下に連接さ
れ回転軸4に固定される小径の中間ロータ6と、この上
ロータ5の下面に対面する円盤状部7および円盤状部7
に連続し中間ロータ6の側面に対面する筒状部8からな
る下ロータ9とを備えている。この下ロータ9は、上ロ
ータ5及び中間ロータ6に対して所定の間隔をおいて配
置され、円盤状部7において上ロータ5にボルト10で
固定されている。そして上ロータ5及び中間ロータ6と
下ロータ9どの間隙は分散ロータ3の側端から下端へ湾
曲して連通ずる空気通路11を形成している。また、上
記下ロータ9において、その筒状部8の下端部は下方に
突出しており先細りの鋭利なエツジ部12を構成してい
る。上記空気通路11において、上ロータ5と下ロータ
9の円盤状部7との間には、空気通路11の開口13を
格子状に区切る複数の分級部14が設けられている。ま
た、上ロータ5の上面には半径方向に沿う複数の分散羽
15が立設されている。
また、回転軸4上方の上ケーシング2には一次粉末原料
が投入され回転軸4と同軸の原料投入口16が設けられ
ている。この原料投入口16は、図示外の粉末原料供給
装置に接続されている。
また、第2図に示すように、上ケーシング2は上記下ロ
ータ9の円盤状部7下面に対向する隔壁17を備えてい
る。隔壁17には円盤状部7に摺接するスペーサ部材1
8が取付けられている。これにより、隔壁17より上の
上ケーシング2内は第一の分級室19を構成している。
更に、隔壁17基端部の上ケーシング2には第一の分級
室19に空気を導入する第一の空気導入口20が形成さ
れている。また、上ケーシング2には、第一の空気導入
口20の上部から上記隔壁17と上記の円盤状部7との
間に延びる中間壁21が設けられている。そして、この
中間壁21によって、第一の空気導入口20から導入さ
れた空気を分散ロータ3の外周側方に導く空気導入通路
22を形成している。
更にまた、第1図に示すように、分散ロータ3の外周側
に対向する上ケーシング2(第一の分級室19の側壁)
には、分散ロータ3の外周側と第一の分級室19の側q
 19 aとの間に形成された旋回空気流による遠心力
によって一次粉末原料から分離される粗粒を排出する粗
粒排出口24が形成されている。
一方、第二の分級部30は、上記上ケーシング2の下に
連接された下ケーシング31とこの下ケーシング31内
に設けられた分離ロータ32とを備えている。この第二
の分級部30の下ケーシング31において、第2図に示
すように、上記第一の空気導入口20に隣接する隔壁1
7基端部の下側位置には、第二の空気導入口33が形成
されているとともに、第二の空気導入口33の下部から
内側に壁部34が延設されている。そして、この壁部3
4と上記隔壁17との間隙は、第二の空気導入口33か
ら導入された空気を、上記分散ロータ3における下ロー
タ9のエツジ部12外側と上記スペーサ部材18とで形
成される空気室35に導く空気導入通路36を形成して
いる。
分離ロータ32は、支持台部に支持した円筒軸38に取
付けられている上側ロータ39と、この上側ロータ39
の外側に配置される外側口−タ40と、上記上側ロータ
39の下に連接され外側ロータ40に所定の間隔をおい
て対面するとともに上記円筒軸38に固定される下側ロ
ータ41とを備えている。外側ロータ40と下側ロータ
41との間の間隙には分割板42が配設されている。こ
の分割板42の内側端は、上記下ロータ9のエツジ部1
2の下方にあって、上方に向けて尖った分級エツジリン
グ43を構成している。そして、外側ロータ40.分割
板42及び下側ロータ41は格子状に配列される複数の
昇圧羽44によって互いに結合されている。そしてまた
、外側ロータ40と分割板42との間隙は微粉を搬送す
る空気が通過する微粉排出通路45として形成され、分
割板42と下側ロータ41との間隙は極小微粉を搬送す
る空気が通過する極小微粉取出通路46として構成され
ている。
また、上側ロータ39の外周縁には、上記分散ロータ3
の中間ロータ6外側下面に摺接する先端部47aを有し
たガイド壁47が立上り形成されている。一方、外側ロ
ータ40の内周縁には上記壁部34の内周縁に設けた当
接リング48に摺接する先端部49aを有した外リング
壁49が立上り形成されている。そして、このガイド壁
47と外リング壁49とによって形成される空間は、上
記下ロータ9のエツジ部12を覆って微粉排出通路45
及び極小微粉取出通路46に連通している。そして、エ
ツジ部12の内周面とガイド壁47とで徐々に狭ま9た
間隙が形成され、この間隙は上記分散ロータ3の空気通
路11からの空気を案内する案内通路50として構成さ
れているとともに、上記エツジ部12の外周面と外リン
グ壁49との間隙が上記空気室35に連通して上記第二
の空気導入口33からの空気を送給する空気送給通路5
1として構成されている。また、ガイド壁47は、第3
図にも示すように、上記エツジ部12直下において上記
案内通路50からの空気を内側に略90度偏向して上記
極微粉取出通路46に導く偏向部52を備えている。こ
の偏向部52は、ガイド壁47の一部を滑らかに且っ略
直角に折曲形成し、該折曲部を上記エツジ部12と上記
分級エツジリング43の先端間に配置しである。そして
、上記微粉排出通路45.極小微粉取出通路46.案内
通路50及び空気送給通路51が合流する部分は第二の
分級室53として構成されている。
また、第1図に示すように、下ケーシング31は渦巻ケ
ーシング55,56を備えている。
渦巻ケーシング55は、分離ロータ32のうち分割板4
2を境にして上側を覆い、上記微粉排出通路45が連通
している一方、渦巻ケーシング56は、分離ロータ32
のうち分割板42を境にして下側を覆い、上記極小微粉
取出通路46が連通している。この渦巻ケーシング55
,56は夫々サイクロンパックフィルタ等の捕集装置(
図示せず)を介してブロア(図示せず)に連結されてい
る。
また、支持台部60においては、上記回転軸4及び円筒
軸38を支持する軸受部61が設けられている。この軸
受部61は、ボールベアリング62を介して円筒軸38
を支持するとともに、この円筒軸38にボールベアリン
グ63を介して回転軸4を支持させ、該円筒軸38を介
して回転軸4を支持している。また、支持台部60には
、回転軸4の駆動部及び円筒軸38の駆動部が設けられ
ている。各駆動部は、夫々に設けられた駆動モータ(図
示せず)の回転をタイミングベルト65.66を介して
各軸4,38の下端部に取付けたプーリ67.68に伝
達している。
従って、この実施例に係る分級装置によれば、以下のよ
うな空気流が生じる。まず、駆動部によって、所要の速
度で分散ロータ3及び分離ロータ32が回転せしめられ
るとともに、第−及び第二の空気導入口20.33から
空気が導入され、更に渦巻ケーシング55.56に接続
された図示外のブロアが作動する。これによって、第一
の空気導入口20から導入された空気及び原料投入口1
6からの空気は、分散ロータ3の外側に導かれ、分散ロ
ータ3の分級羽14によって、分散ロータ3の外側にお
いて旋回空気流となる。この旋回空気流となった空気は
、分離ロータ32の吸引力及びブロアの吸引作用による
負圧によって、分散ロータ3の空気通路11に導かれ、
更に案内通路50に入りこむ。この案内通路50におい
ては、徐々に通路が狭くなっているので、空気流が加速
される。この加速された空気は、第二の分級室53に導
かれるとともに、偏向部52において偏向され、極小微
粉取出通路46に導かれる。更に、極小微粉取出通路4
6から渦巻ケーシング56を通って排出される(第2図
−点鎖線)。
一方、第二の空気導入口33からの空気は、空気導入通
路36を通って空気室35に導入される。更に、この空
気室35の空気は、空気送給通路51を通って第二の分
級室53に導かれる。この空気送給通路51においては
、上記案内通路50での加速空気流と同一の速度に加速
される。
第二の分級室53においては、分級エツジリング43の
先端が鋭利に尖っているので、空気室35からの空気流
は該先端で分割され、一部は微粉排出通路45及び渦巻
ケーシング55へ導かれ、他は上記偏向された空気流と
ともに極小微粉取出通路46及び渦巻ケーシング56へ
導かれる(第2図点線)。
尚、上記第二の分級室53へ導かれる空気流の旋回方向
の分速度と垂直方向の分速度とは、一致するように調整
されている。
このような空気流の状態において、−次粉末原料が粗粒
と二次粉末原料、二次粉末原料が微粉と極小微粉とに分
級される。例えば、−次粉末原料を石灰石粉末とし、第
一の分級部において10ルm以上の粒径の粗粒を分離し
、第二の分級部において、粗粒が分離された二次粉末原
料を10〜27zm程度の粒径の微粉と2gm以下の粒
径の極小微粉とに分級する場合がある。この場合、上記
の分級が行なわれるように、各ロータの回転数や各空気
の通路の形状等を適宜に設定し、各分級室の空気流速等
の条件を定めている。例えば、第3図に示すように、偏
向部52の偏向角度を90°1分級エツジリング43と
ガイド壁47との間隔を5 m m 、この間隙の空気
流速を110m/sとすることにより、2gm以下の粒
径の極小微粉が取出される。
即ち、原料投入口16から第一の分級室19に一次粉末
原料が投入されると、−次粉末原料は、分散ロータ3上
部から分散ロータ3の側方へ向う空気流によって分散ロ
ータ3の外側方へ搬送されるとともに、分散羽15に衝
突するので、この分散羽15によって周囲に略均等に分
散される。そして、分散ロータ3の外側方に至ると、旋
回空気流に晒されるので、粒径の大きい粗粒は、旋回空
気流による遠心力によって、分散ロータ3の外方へ放出
され、粗粒排出口24から排出される。この場合、粗粒
はロータリバルブ等を用いてエアシールした状態で装置
外へ排出される。
一方、この粗粒が除かれた二次粉末原料は、空気通路1
1の開口13から軸心に向って流れる空気流によって空
気通路11から第二の分級部30の案内通路50に導か
れる。
第二の分級部30の案内通路50においては、二次粉末
原料は加速空気流によって加速され、第二の分級室53
に搬送される。そして、第二の分級室53においては、
空気流は偏向されているので、粒径の大きい微粉は、慣
性によりそのまま進もうとするので、偏向した空気流か
ら離脱することになる。そしてこの離脱した微粉は、分
級エツジリング43によって極小微粉取出通路46への
侵入を阻止されながら微粉排出通路45に導かれる一方
、微粉の離脱した極小微粉は上記偏向した偏向流によっ
て搬送され、極小微粉取出通路46に導かれる。この場
合、上記偏向流は、空気送給通路51からの空気によっ
てガイド壁47側に押圧されることになるので、ガイド
壁47からの剥離が阻止され、そのため、確実に極小微
粉取出通路46へ導かれるので、極小微粉が微粉排出通
路45側に入り込む事態が防止されている。また、二次
粉末原料中には、第一の分級室19において粗粒が分離
されているのでほとんどなくなっており、そのため、粗
粒が第二の分級室53において反発して極小微粉取出通
路46に飛び込むという事態がなく、分級精度の低下が
防止されている。
また、分級エツジリング43においては分離される微粉
や極小微粉が付着しようとするが、分散ロータ3及び分
離ロータ32は共に回転しているので、付着しようとす
る粉末が遠心力により飛ばされることになり、付着が抑
制される。そのため、付着による凹凸によって生じる空
気流の乱れ等がなくなり、分級性能に悪影響を及ぼす事
態が防止される。特に、付着性の強い粉末原料の場合に
有効である。
尚、上記実施例において第二の分級部53の構成は上述
したものに限られるものではなく、例えば、第4図及び
第5図に示すように、外リング壁49の形状を変化させ
るなどして、分級する粉末の仕様に合せて設計変更して
良い。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明の分級装置によれば、第一
の分級部において一次粉末原料から粗粒を分離し、第二
の分級部において粗粒が分離された二次粉末原料を微粉
と極小微粉とに分級して、分級を段階的に行なうので、
第一の分級部においてはロータ等が高速回転になり過ぎ
ることなく旋回空気流を得ることができ、それだけ、安
定的かつ確実に粗粒を分離できるとともに、第二の分級
部においては、確実に粗粒が分離された二次粉末原料を
分級するので、分級される極小微粉に粗粒が混入する事
態を確実に防止することができる。
そのため、大量処理用に適するとともに、粗粒の混入の
ない分級精度の極めて良い極小微粉を得ることができる
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例に係る分級装置を示す断面図、
第2図はその要部拡大断面図、第3図は第二の分級室の
具体的構成を示す要部断面図、第4図及び第5図は第二
の分級室の変形例を示す要部断面図である。 1・・・第一の分級部 2・・・上ケーシング 3・・・分散ロータ 11・・・空気通路 16・・・原料投入口 19・・・第一の分級室 20・・・第一の空気導入口 24・・・粗粒排出口 30・・・第二の分級部 32・・・分離ロータ 45・・・微粉排出通路 46・・・極小微粉取出通路 50・・・案内通路 52・・・偏向部 53・・・第二の分級室 第 3 図 第411!!I 山 二二ノ 115  図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)旋回空気流中に散布された一次粉末原料からこの
    旋回空気流による遠心力によって粗粒を分離するととも
    に粗粒が分離された二次粉末原料を空気流によって搬送
    する第一の分級部と、 上記二次粉末原料を搬送する空気流を偏向させ慣性によ
    って二次粉末原料から微粉を分離するとともに微粉が分
    離された極小微粉を取出す第二の分級部とを備えたこと
    を特徴とする粉末原料の分級装置。
  2. (2)第一の分級部は、ケーシングと、ケーシングに開
    設された一次粉末原料の投入口と、ケーシング内に空気
    を供給する空気供給部と、ケーシング内にあって一次粉
    末原料が散布される旋回空気流を形成する分散ロータと
    、ケーシングに開設され旋回空気流による遠心力によっ
    て一次粉末原料から分離される粗粒を排出する粗粒排出
    口と、粗粒が分離された二次粉末原料を搬送する空気流
    を取入れる空気通路とを備えて構成され、 第二の分級部は、上記空気通路に連通する案内通路と、
    この案内通路に形成され上記二次粉末原料を搬送する空
    気流を偏向させる偏向部と、偏向部近傍に設けられ慣性
    により上記二次粉末原料から分離される微粉を排出する
    微粉排出通路と、微粉が分離され上記偏向された空気流
    によって搬送される極小微粉を取出す極小微粉取出通路
    とを備えて構成されていることを特徴とする特許請求の
    範囲第1項記載の粉末原料の分級装置。
JP22353088A 1988-09-08 1988-09-08 粉末原料の分級装置 Withdrawn JPH0271880A (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61242675A (ja) * 1985-04-19 1986-10-28 ホソカワミクロン株式会社 粉粒体用分級機
JPS63101858A (ja) * 1986-10-17 1988-05-06 Canon Inc 静電荷像現像用摩擦帯電性トナーの製造方法及び製造装置

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