JPH027071Y2 - - Google Patents

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JPH027071Y2
JPH027071Y2 JP17009685U JP17009685U JPH027071Y2 JP H027071 Y2 JPH027071 Y2 JP H027071Y2 JP 17009685 U JP17009685 U JP 17009685U JP 17009685 U JP17009685 U JP 17009685U JP H027071 Y2 JPH027071 Y2 JP H027071Y2
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JP
Japan
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cargo box
control circuit
switch
electric motor
sliding doors
Prior art date
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JP17009685U
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JPS6277039U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、2箇以上の煽戸を開放した場合にダ
ンプシリンダを動作させないようにした三転ダン
プカーの電気制御回路に関する。
(従来の技術) 一般に、荷箱を左右側方および後方に傾倒可能
な三転ダンプカーにおいて、前記荷箱は、荷箱の
裏側の4隅部にそれぞれ設けられた係止片を車体
枠の4隅部にそれぞれ設けられた被係止部に係合
することにより車体枠に固定されており、ダンプ
方向の切換えは、これら4箇所の係合部のうちダ
ンプ方向とは反対側にある2箇所の係合部の係合
を解除することにより行われる。また、これに伴
つて、ダンプ方向にある煽戸が開放されるように
なされている。そして、これらの操作は、通常運
転席に設けられた操作スイツチを操作して行われ
る。
(考案が解決しようとする問題点) ところが、従来の三転ダンプカーでは、ダンプ
方向にある煽戸だけでなく、他の煽戸をも誤つて
開放した場合でも、ダンプシリンダが伸長し荷箱
が傾倒されるという不具合があつた。
(問題点を解決するための手段) 本考案に係る三転ダンプカーの電気制御回路
は、かかる点に鑑みてなされたもので、荷箱の左
右煽戸および後方煽戸に、それぞれ煽戸の開閉に
関連して作動する適数個の電気接点を設け、該電
気接点を荷箱傾倒装置の油圧源を駆動する電動モ
ータと電源との間に配設して電気制御回路を構成
し、2箇以上の煽戸を開放すると前記電気制御回
路により、前記電動モータへの通電が遮断され、
荷箱が傾動しないようになされたものである。
(作用) 荷箱の傾倒側にある1つの煽戸を開放すると、
この1つの煽戸に関連して設けられた電気接点が
ONして荷箱傾倒装置の油圧源を駆動する電動モ
ータに通電される。また、この状態で、他の2つ
の煽戸の少なくとも1つが開放されると、この煽
戸の開放によつて前記1つの煽戸に関連して設け
られた複数個の電気接点のうち1つがOFFとな
り、かつ、他の2つの煽戸に関連して設けられた
電気接点もOFF状態を維持し、したがつて荷箱
傾倒装置の油圧源を駆動する電動モータへの通電
が遮断される。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を図面を参照して説明
する。
第3図および第4図において、1は三転ダンプ
カーであつて、車体枠2上に搭載された荷箱3を
左右側方および後方のうち適宜の方向に傾倒する
ことにより、積載物(図示省略)を3方向に排出
可能なものである。前記車体枠2にはダンプシリ
ンダ(荷箱傾倒装置)5の外筒5aの基端部が前
後方向および左右方向に回動可能に枢支され、こ
のダンプシリンダ5のピストンロツド5bの先端
部が前記荷箱3の底板3a下部に前後方向および
左右方向に回動可能に枢支されている。
また、荷箱3は、この荷箱3の底板3a下部の
4隅に設けられた各係止片6a〜6dを車体枠2
の4隅に設けられた各被係止部7a〜7dにそれ
ぞれ係合することにより、車体枠2に固定されて
いる。そして、ダンプ方向の切換えは、これら4
箇所の係合部のうちダンプ方向とは反対側に位置
する2箇所の係合部を解除することにより行われ
る。なお、荷箱3に設けられた各係止片6a〜6
dおよび車体枠2に設けられた各被係止部7a〜
7dの構造は、従来の三転ダンプカーのものと同
様であり、ここでは詳細を省略する。
一方、荷箱3の側壁を構成する各煽戸9a,9
b,9cは、その各下縁部が荷箱3の底板3aに
ヒンジ8等で連結されて上開きに形成されてい
る。
そして、荷箱3を例えば左側方に傾倒する場合
には、第4図に示すように、左煽戸9aを開放
し、荷箱3の右側の前後の係止片6c,6dと車
体枠2の右側の前後の被係止部7c,7dとの係
合を解除し、ダンプシリンダ5を伸長することに
より、左側の前後2箇所の係合部を回動中心とし
て荷箱3を左側方に傾倒し、積載物を排出するも
のである。これらの操作は、運転席等に設けられ
た操作スイツチ(図示省略)の操作により行われ
るようになされている。
さらに、この三転ダンプカー1には、3つの煽
戸9a,9b,9cを2つ以上開放したとき、ダ
ンプシリンダ5を駆動する操作スイツチをONし
ても、荷箱3が傾動しないように制御する制御回
路10が設けられている。
この制御回路10は、第1図に示すように、前
記ダンプシリンダ5を駆動する電動モータ11と
電源12との間に接続されている。すなわち、電
動モータ11の一端が電磁スイツチS1を介して電
源12に接続され、他端はアースされるととも
に、前記電磁スイツチS1をON、OFF制御するソ
レノイドを介して前記制御回路10の一端に接続
され、制御回路10の他端は操作スイツチS2
「上げ」操作側の接続端子cに接続され、この操
作スイツチS2の共通端子eが電源12に接続され
ている。なお、操作スイツチS2の他の接続端子d
は「下げ」操作側の端子であり、図示は省略して
いるが、電磁切換弁に接続されている。
制御回路10は9個のリミツトスイツチと1個
の予備スイツチS3とからなり、9個のリミツトス
イツチは、さらに3個のa接点スイツチSaと6個
のb接点スイツチSbとからなる。そして、これら
9個のリミツトスイツチのうち、1個のa接点ス
イツチSaと2個のb接点スイツチSb,Sbとが直列
に接続されて各接点スイツチの配列の異なる3本
の信号ライン15,16,17が形成され、この
3本の信号ライン15,16,17と前記予備ス
イツチS3とが並列に接続されたものである。この
3本の信号ライン15,16,17各接点スイツ
チを縦割りブロツクにすると、第1ブロツク18
では上からa接点スイツチSa、b接点スイツチ
Sb、b接点スイツチSbとなり、第2ブロツク19
では上からb接点スイツチSb、a接点スイツチ
Sa、b接点スイツチSbとなり、第3ブロツク20
では上からb接点スイツチSb、b接点スイツチ
Sb、a接点スイツチSaとなる。
このように各接点スイツチが接続された制御回
路10は、第2図a〜cに示すように、第1ブロ
ツク18の3個の接点スイツチSa,Sb,Sbが左煽
戸9aに、第2ブロツク19の3個の接点スイツ
チSb,Sa,Sbが後煽戸9bに、第3ブロツク20
の3個の接点スイツチSb,Sb,Saが右煽戸9cに
それぞれ対応するもので、各煽戸9a,9b,9
cが開放されるとそれぞれの煽戸に対応した前記
各接点スイツチが作動するようになされている。
次に、上記した構成の三転ダンプカー1のダン
プ操作を説明する。
制御回路10は、上記したように、各信号ライ
ン15,16,17に少なくとも1個のa接点ス
イツチSaを有するので、各煽戸9a,9b,9c
が総て閉じている状態では各信号ライン15,1
6,17はOFF状態であり、操作スイツチS2
オープン状態から「上げ」操作側の接続端子cに
接続しても電磁スイツチS1がONせず、電動モー
タ11は駆動しない。
この状態で、例えば左煽戸9aのみを開放する
と、第1ブロツク18のa接点スイツチSa
ON、2個のb接点スイツチSbがOFFとなり、3
本の信号ライン15,16,17のうちの1本の
信号ライン15の各接点スイツチSa,Sb,Sbが総
てON状態になる。したがつて、操作スイツチS2
を「上げ」操作側の接続端子cに接続しておけ
ば、左煽戸9aを開放することにより、電磁スイ
ツチS1がONとなり、電動モータ11が駆動して
荷箱3が左側方に傾倒する。
ところが、左煽戸9aを開放した状態で例えば
後煽戸9bを開放すると、第2ブロツク19のa
接点スイツチSaがON、2個のb接点スイツチSb
がOFFとなり、信号ライン15の各接点スイツ
チSa,Sb,Sbが第1図において左からON、
OFF、ON、信号ライン16の各接点スイツチ
Sb,Sa,Sbが左からOFF、ON、ON、信号ライ
ン17の各接点スイツチSb,Sb,Saが左から
OFF、OFF、OFFとなり、総ての信号ライン1
5,16,17がOFF状態になる。したがつて、
2方向の煽戸を開放した場合には電磁スイツチS1
がONせず、電動モータ11は駆動しない。
なお、3方向の煽戸9a,9b,9cを総て開
放した場合も、上記説明と同様に、総ての信号ラ
イン15,16,17がOFF状態になるから、
電動モータ11は駆動しない。
また、予備スイツチS3は、各煽戸9a,9b,
9cの開閉に関係なく電動モータ11を駆動する
もので、ダンプカーを整備する時等に使用される
ものである。
(考案の効果) 以上説明したように、本考案に係る三転ダンプ
カーの電気制御回路は、3方向の煽戸のうち少な
くとも2方向の煽戸を開放すると、電気制御回路
の制御によりダンプ操作できないようにしたもの
で、誤つて2方向以上の煽戸を開放したときの誤
操作を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の電気制御回路を含む制御系の
回路図、第2図a〜cは電気制御回路の各接点ス
イツチと各煽戸との対応を示す図、第3図は荷箱
の後方傾倒時における三転ダンプカーの一部削除
した側面図、第4図は荷箱の側方傾倒時における
一部省略した背面図である。 1……三転ダンプカー、2……車体枠、3……
荷箱、5……ダンプシリンダ(荷箱傾倒装置)、
9a,9b,9c……煽戸、10……制御回路、
11……電動モータ、12……電源、Sa……a接
点スイツチ、Sb……b接点スイツチ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 車体枠に回転可能に取付けられたブラケツトと
    荷箱裏面に回転可能に取付けられたブラケツトと
    の間に荷箱を傾倒する荷箱傾倒装置が設けられた
    三転ダンプカーにおいて、 前記荷箱の左右煽戸および後方煽戸に、それぞ
    れ煽戸の開閉に関連して作動する適数個の電気接
    点を設け、該電気接点を前記荷箱傾倒装置の油圧
    源を駆動する電動モータと電源との間に配設して
    電気制御回路を構成し、2箇以上の煽戸を開放す
    ると前記電気制御回路により、前記電動モータへ
    の通電が遮断され、荷箱が傾動しないようになさ
    れたことを特徴とする三転ダンプカーの電気制御
    回路。
JP17009685U 1985-11-05 1985-11-05 Expired JPH027071Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP17009685U JPH027071Y2 (ja) 1985-11-05 1985-11-05

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JP17009685U JPH027071Y2 (ja) 1985-11-05 1985-11-05

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JPS6277039U JPS6277039U (ja) 1987-05-16
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