JPH0270652A - 終端整列機能付きドキュメント収納装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 この発明は、例えば金融機関で使用される小切手や手形
類などのドキュメントに、特定の金額や銀行コード番号
などの磁気データを磁気インク文字で印字するＭＩＣＲ
エンコーダに内部構成されるような終端整列機能付きド
キュメント収納装置に関する。

（ロ）従来の技術 通常、ＭＩＣＲエンコーダで発行されるドキュメントは
、未印字のドキュメントがドキュメント繰出し部より１
枚ずつドキュメント搬送経路に繰出され、繰出されたド
キュメントは搬送経路上を搬送される間に、ＭＩＣＲ（
磁気インク文字認識）プリンタによって所定の磁気デー
タが磁気印字され、この磁気印字が終了したドキュメン
トはドキュメント搬送経路の終端部に接続されたドキュ
メント収納部へと収納される。

この場合、ドキュメントの発行種類によってドキュメン
ト長さが異なり、またその印字処理量の度合によってド
キュメントの搬送速度が異なるため、ドキュメントを連
続収納した際に、この収納部内でドキュメントが不揃い
となりやすく、これが収納時のジャムや損傷を発生させ
る原因となる。

それゆえ、通常は係員が、予め発行すべきドキュメント
長さを揃えたり、セットし直すなど頻繁に係員作業を要
して、ドキュメントの収納効率が低い問題を有していた
。

（ハ）発明が解決しようとする問題点 この発明は、ドキュメント長さの長短や搬送速度の変動
に拘らず、常にドキュメントの終端を揃えて円滑に収納
処理することができる終端整列機能付きドキュメント収
納装置の提供を目的とする。

（ニ）問題点を解決するための手段 この発明は、ドキュメント搬送経路の終端部に接続した
ドキュメント収納部に長さおよび搬送速度が異なるドキ
ュメントを収納可能なドキュメント収納装置であって、
前記ドキュメント収納部に、ドキュメントの先端部を検
知する先端検知センサと、ドキュメントの後端部を検知
する後端検知センサとを装備し、前記先端検知センサが
搬送されて来たドキュメントの先端を検知することに基
づいて、ドキュメント収納部の取込みｌｌ梢を取込み動
作させ、その搬入されるドキュメントの後端部を後端検
知センサが検知した時点で、取込み機構を取込み停止動
作させる取込み制御手段を備えた終端整列機能付きドキ
ュメント収納装置である。

（ホ）発明の作用 この発明によれば、ドキュメント搬送経路よりドキュメ
ント収納部に導かれたドキュメントは、先端検知センサ
に連動する取込み１ａ横を介して１枚ずつ取込まれ、取
込まれたドキュメントは後端検知センサに連動する取込
み機構がドキュメントの後端を揃えた整列収納位置で停
止動作する。

（へ）発明の効果 このため、ドキュメントは長さや搬送速度等の収納条件
が異なっても、この収納条件の変動による影響を受けず
、ここに連続して収納されるドキュメントは後端位置が
揃えられて収納処理順に整列収納することができ、ドキ
ュメント終端部の不揃いによるジャム等の発生を確実に
解消した信頼性の高い収納構造となる。

さらに、搬送前にドキュメントの長さをいちいち揃える
ような係員作業を省略することができ、収納効率のよい
ドキュメント収納装置となる。

（ト）実施例 この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳述する。

図面はドキュメントに磁気データを印字するＭＩＣＲエ
ンコーダを示し、第２図において、このＭＩＣＲエンコ
ーダ１は、金額や銀行コード番号などの印字指令を与え
るキーボード２を装置上面手前側に配設すると共に、上
述のキーボード２によるコマンド内容をデジタル可視表
示する表示器３を備え、ドキュメント繰出し装置４に束
状に整列して蓄えられた小切手、手形用紙などのドキュ
メント５を、順次１枚ずつ搬送路６へ繰出し、この搬送
路６上のＭＩＣＲプリンタ７を通過する間に、上述の金
額や銀行コード番号などの必要な磁気データを所定フィ
ールドに印字し、さらに搬送路６上のワイヤドツトプリ
ンタ８を通過する間に、ドキュメント５に人名等の必要
な文字を印字し、最終的にドキュメント収納装置９へと
搬送収納する。

また、ドキュメント発行情況、その他はジャーナルプリ
ンタ１０により、ジャーナル用紙に印字記録する。

第３図は、前述のドキュメント繰出し装置４から搬送路
６を経てドキュメント収納装置９に至る平面！ｆＪ造を
示し、この実施例では相対向する直線状の搬送ガイド１
１．１２により形成した第１の搬送路１３と、この第１
の搬送路１３の終端に配設した搬送ローラ１４と逆り字
状の搬送ガイド１５により形成した第２の搬送路１６と
で、上述の搬送路６の全体を略逆り字状に形成している
。

また、搬送パルスモータ１７の上下に設けた原動タイミ
ングプーリ１８．１９にタイミングベルト群２０を介し
て搬送プーリ群２１を連動させると共に、これらベルト
群２０、プーリ群２１の必要箇所を上述の第１、第２の
搬送路１３．１６に隣設して、前述のドキュメント繰出
し装置４から順次−枚出しされるドキュメント５をドキ
ュメント収納装置９へと搬送収納すべく構成している。

上述のドキュメント繰出し装置４は、繰出しガイド２２
のドキュメント繰出し側に一対の送りローラ２３，２３
を配設すると共に、これら一対の送りローラ２３．２３
のうちの後位の送りローラ２３に摩擦ローラ２４を対設
し、ドキュメント繰出し部２５に立設収納したドキュメ
ント５を押圧板２６で矢印ａ方向へ押圧して、上述の各
ローラ２３．２３．２４の駆動により、最前位のドキュ
メント５から順に搬送路６の始端側に位置するフィード
ローラ２７およびプレッシャローラ２８間に順次−枚出
しする。

ところで、ドキュメント収納装置９は、第１図に示すよ
うに、底板２９と、この底板２９上においてドキュメン
ト５の幅方向に沿って移動可能に設けた押圧板３０と、
底板２９の長手方向に沿って設けた収納ローラガイド３
１との三者でドキュメント収納部３２を形成している。

また、上述の収納ローラガイド３１には収納ローラ３３
．３４．３５を軸架して、これら各収納ローラ３３，３
４．３５間にエンドレス平ベルト３６を張架し、前述の
第２の搬送路１６終端の搬送ローラ３７から搬出される
ドキュメント５を、上述のエンドレス平ベルト３６の収
納方向の駆動により前述のドキュメント収納部３２に順
次収納すべく構成している。

さらに、このドキュメント収納装置９の入口部には、ド
キュメント５の先端部を検知する先端検知センサＳ１を
装備し、さらにその内方にはドキュメント５の後端部を
検知する後端検知センサＳ２を装備しており、これら検
知信号に基づいてドキュメント取込み機構としてのエン
ドレス平ベルト３６に対する電磁クラッチ３８および電
磁ブレキ３９をＯＮ・ＯＦＦ制御して、該平ベルト３６
を駆動・停止制御し、これによりドキュメント５の終端
位置を揃えて取込み動作できるようにしている。

第４図はドキュメント収納装置９の制御回路ブロック図
を示し、ＣＰＵ４１はＲＯＭ４２に格納されたプログラ
ムに沿って各回路装置を制御し、ＲＡＭ４３はその制御
データを入出力制御する。

ＣＰＵ４１は、このドキュメント収納部３２に搬送され
てきたドキュメント５に対し、その終端部を揃えて整列
収納する終端整列機能を持たせている。

これは、第５図のタイムチャートにも示すように、搬送
されて来たドキュメント５の先端を、先端検知センサＳ
１が検知することに基づいて、電磁クラッチ３８をＯＮ
動作させ、これに連動してエンドレス平ベルト３６を駆
動してドキュメント５を取込み動作させる。続いて、こ
の内部に搬入されるドキュメント５の後端部を後端検知
センサＳ２が検知し、この検知した時点より一定時間経
過した終端整列位置となるタイミングをとって、電磁ク
ラッチ３８をＯＦＦ動作させ、これに連動してエンドレ
ス平ベルト３６は回転停止するが、このときの慣性回転
を回避して直ちに回転停止するように電磁ブレーキ３９
をＯＮ動作させる。これにより、ドキュメント５は長短
の差に関係なく、終４１が揃えられた状態で整列収納さ
れ、連続的にドキュメント５・・・が収納されても、ジ
ャム等を発生することがない。

このなめ、発行種類によってドキュメント５長さが異な
ったり、印字処理量の度合によって搬送速度が異なるな
ど収納条件が異なっても、この収納条件の変動による影
響を受けず、ここに連続して収納されるドキュメント５
は常に後端位置が揃えられて収納順に整列収納すること
ができ、ドキュメント終端部の不揃いによるジャム等の
発生を確実に解消した信顆性の高い収納構造となる。

さらに、搬送前にドキュメント５の長さをいちいち揃え
るような係員作業を省略することができ、収納効率のよ
い収納装置となる。

この発明と、上述の一実施例の構成との対応において、 この発明のドキュメント搬送経路は、実施例の搬送路６
に対応し、 以下同様に、 終端整列機能付きドキュメント収納装置は、ドキュメン
ト収納装置９に対応し、 取込み機構は、押圧板３０およびエンドレス平ベルト３
６に対応し、 取込み制御手段は、ＣＰＵ４１とその制御系に対応する
も、 この発明は、上述の一実施例の構成のみに限定されるも
のではない。

【図面の簡単な説明】

図面はこの発明の一実施例を示し、 第１図はドキュメント収納装置の要部平面図、第２図は
ＭＩＣＲエンコーダの斜視図、第３図はＭＩＣＲエンコ
ーダの内部構造を示す平面図、 第４図はドキュメント収納装置の制御回路ブロック図、 第５図は後＠整列動作を示すタイムチャートである。 ５・・・ドキュメント　　　　　６・・・搬送路９・・
・ドキュメント収納装置　３０・・・押圧板３６・・・
エンドレス平ベルト３８・・・電磁クラッチ３つ・・・
電磁ブレーキ　　　４１・・・ＣＰＵ第１図 Ｆ：キュノント販鍜百めθ部平面図 ６・・硲ま路 ＭＩＣＲニジコータの金肩慝ワ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）ドキュメント搬送経路の終端部に接続したドキュ
   メント収納部に長さおよび搬送速度 が異なるドキュメントを収納可能なドキュ メント収納装置であつて、 前記ドキュメント収納部に、ドキュメント の先端部を検知する先端検知センサと、ド キュメントの後端部を検知する後端検知セ ンサとを装備し、 前記先端検知センサが搬送されて来たドキ ュメントの先端を検知することに基づいて、ドキュメン
   ト収納部の取込み機構を取込み 動作させ、その搬入されるドキュメントの 後端部を後端検知センサが検知した時点で、取込み機構
   を取込み停止動作させる取込み 制御手段を備えた 終端整列機能付きドキュメント収納装置。