JPH0270509A - 空気入りタイヤ用硬質サイドウオール - Google Patents

空気入りタイヤ用硬質サイドウオール

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JPH0270509A
JPH0270509A JP1152446A JP15244689A JPH0270509A JP H0270509 A JPH0270509 A JP H0270509A JP 1152446 A JP1152446 A JP 1152446A JP 15244689 A JP15244689 A JP 15244689A JP H0270509 A JPH0270509 A JP H0270509A
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Jii Ei Boomu Georuku
ゲオルク・ジー・エイ・ボーム
Ii Shiyoonfuerudo Suchiibun
スチーブン・イー・シヨーンフエルド
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    • B60CVEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
    • B60C13/00Tyre sidewalls; Protecting, decorating, marking, or the like, thereof

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Tires In General (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は空気入りタイヤ用の改良したサイドウオール構
造物に関する。このサイドウオールは10パーセントの
伸びにおいて約30〜200メガパスカル(MPa)の
引張弾性率を有するエラストマー材料から成っている。
本発明を要約すれば、比較的大きな剛性を有する空気入
りタイヤ(10)用のサイドウオール(12,13)は
タイヤの操縦性能を改善する。
サイドウオールは天然ゴム、合成ゴム及びそれらのブレ
ンドから成るグループから選択したゴム及び10パーセ
ントの伸びにおいて約30〜200M P aの引張弾
性率を付与することができる、ゴム100部当り約20
〜80部のゴムに適合した添加剤を包含している。この
ようなサイドウオールを備えた空気入りタイヤは改善さ
れた高いコーナリングカ係数を示す。空気入りタイヤの
操縦性を改良するための方法は、製造の間に、10パー
セントの伸びにおいて約30〜200MPaの引張弾性
率を有するサイドウオールをカーカスに対してはり付け
る工程を包含する。
タイヤサイドウオールは一般に乗り心地の良さを与え且
つタイヤ本体コードを保護するために、きわめて可視性
の、どちらかといえば軟かいゴム配合物から成っている
。本発明はタイヤの製造方法を変更することなく、その
代わりに、サイドウオールの構成のために、異なる比較
的剛性のゴム配合物を使用する。剛性は従来のゴム配合
物の少なくとも約3倍以上、約200倍に至るまで増大
させる。ここに開示する比較的剛性のサイドウオールは
、バイアスプライ又はラジアルを含む実質的にすべての
タイヤ構造において使用することができ、それ故、本発
明は、何らかの特定の種類のタイヤに対して限定される
ものとみなすべきではない。
タイヤサイドウオールを構成するためのゴムは、天然ゴ
ム又は合成ゴム、合成ゴム同士の混合物、あるいは合成
ゴムと天然ゴムの混合物とすることができる。本発明は
、剛性を増大させるために、ゴム配合物に適合する添加
剤の混入を用いる。特に有用な添加剤の一つはジメタク
リル酸亜鉛である。
米国特許第3,823,122号は、SBR合成ゴムへ
の置換したアクリル酸又はアクリル酸塩の添加による耐
油及び耐溶剤性の改善を記している。
ゴム100部当り(phr)2.5−5.0部の量にお
けるメタクリル酸亜鉛を特に開示している。
米国特許第4.056,269号は、メタクリル酸のよ
うな有機酸と亜鉛のような2価の金属の塩によって高度
に架橋しである充填したシス−ポリブタジェンから成る
均質なゴルフポールに関するものである。添加された量
はゴム100部当り20〜50部である。
米国特許第4.065,537号は、成形した架橋でき
るエラストマーから成形したゴルフボールの製造方法に
関するものである。エラストマーは、ゴム100部当り
約15〜60部の、たとえばメタクリル酸亜鉛のような
塩を含有するポリブタジェンから成る。
米国特許第4−.082,288号は、酸化亜鉛とメタ
クリル酸からの助剤の調製を開示しており、次いでそれ
を乾燥し、粉砕したのち、ゴム100部当り10〜60
部の量でポリブタジェンのようなゴムと混合してゴルフ
ポールを形成させる。
米国特許第4,191,671号は、ジエンゴムとゴム
100部当り1.5〜17部の非重合カルボン酸又はそ
の金属塩から成る耐摩耗、耐疲労性ゴム配合物を目的と
している。カルボン酸金属塩は、高級不飽和カルボン酸
及びアリールカルボン酸と亜鉛のような金属による金属
塩類を包含する。
米国特許第4.192,790号は、ゴムへゴム100
部当り0.1〜7部の塩基性ジメタクリル酸亜鉛タイプ
の助剤及び粉末状充填剤の混入による合成及び天然ゴム
の粘度の低下を開示している。
米国特許第4,266.772号は、シス−ポリブタジ
ェン及びメタクリル酸1モル当りに1−1゜5モルの酸
化亜鉛の割合で予め形成されたゴム100部当り10〜
60部の酸化亜鉛−メタクリル酸反応生成物から成る組
成物及び固体ゴルフポールを開示している。この反応生
成物は200メツシユのふるいを通るように粉末化する
米国特許第4,495,326号は、未加硫状態におけ
る加工性の向上と加硫状態における強度及び動的性質の
向上のために、硫黄加硫性ゴム組成物中にゴム100部
当り0.2〜15部のジメタクリル酸亜鉛の使用を開示
している。
米国特許第4,529,770号は、天然ゴム又は合成
ゴム;ゴム100部当り2.5〜20部で3.7〜5 
、4 m”/、?の表面積を有するジメタクリル酸亜鉛
;ゴム100部当り30〜70部の充填剤及び過酸化物
加硫剤から成る加硫できる重合体組成物を目的とする。
これらの配合物は改良した応力−ひすみ性を表わす。
このように上記の特許の中の多くはゴルフポールを目的
とするものであるけれども、不飽和カルボン酸の金属塩
のゴムへの添加によって、比較的高い弾性率、高い引張
強さ及び大きな伸びを取得することができるということ
が認められる。それにもかかわらず、サイドウオール組
成物として比較的剛性のゴム配合物を用いているものは
ない。
ここに開示した従来の技術は、そのような使用を提案し
ておらず、あるいは、そのような提案による比較的剛性
のサイドウオールを有する空気入りタイヤを開示しても
いない。
一般に、空気入りタイヤの製造のための本発明によるサ
イドウオールは、天然ゴム、合成ゴム及びそれらのブレ
ンドから選択したゴム及び10パーセントの伸びにおい
て約30〜200MPaの引張弾性率を提供することか
できるゴム100部当り約20〜80部の適合した添加
剤から戊っている。改良した空気入りタイヤをも提供す
るが、このタイヤは環状のビード、トレッド、[・レッ
ド補強部材、カーカス及びサイドウオールを有している
。この改良は、10パーセントの伸びにおいて約30〜
200MPaの引張弾性率を有する本発明のサイドウオ
ールを使用することから成っている。
最後に、本発明による空気入りタイヤの操縦性を改良す
るための方法は、加硫前にタイヤカーカスに対して10
パーセント伸びにおいて約30〜200MPaの引張弾
性率を有するサイドウオールをはり付ける工程を包含す
る。
タイヤの製造においては、カーカスすなわちボディーは
、タイヤの最内部層を形成し且つ通常は比較的非伸張性
のコード部材で補強される。カーカス上の引続く層は、
内側と外側のサイドウオール及びトレッド区域であり、
トレッド区域は、トレッドと補強ベルトから成っている
。補強したボディーブライは通常は、補強コードが埋め
込んであるゴムの薄い層から成る。ボディーブライは強
い部材であるけれども、ゴムに対する摩耗は望ましくな
いコードの露出を容易に生じさせる。かくして、下層の
ボディーブライのための保護として且つまた外観のため
に、サイドウオールゴムプライを用いることが一般的に
行なわれている。
サイドウオールは従来は10パーセント伸びにおいて約
2〜8〜I P aのみの弾性率を有するゴム組成物か
ら成っていた。前記のように、本発明は、それよりも高
い弾性率を有し、従って比較的剛性のサイドウオールを
使用する。サイドウオールはゴムマトリックス及び弾性
率を増大させる適゛合した添加剤を包含する。
ゴムマトリックスに関しては、ゴム成分は、天然ゴム又
は、たとえばエチレン/プロピレン共重合体、エチレン
/プロピレン/ジエン三元重合体、ネオプレン、共役ジ
エンと少なくとも一つのモノオレフィンとの共重合体の
ような合成ゴム及びそれらの合成ゴム同士または天然ゴ
ムとの混合物とすることができる。天然/合成ゴムブレ
ンドは約92〜25%の天然ゴムを含有することができ
る。
共重合体は、たとえば、1.3−ブタジェン、2−メチ
ル−1,3−ブタジェン−(イソプレン)、2.3−ジ
メチル−1,3−ブタジェン、■、3−ペンタジェン、
■、3−ヘキサジエンなどのような共役ジエン並びに上
記のジエン類の混合物から誘導することができる。好適
な共役ジエンは1゜3−ブタジェンである。モノオレフ
ィン単量体に関しては、それらはスチレン、アルファー
メチルスチレン、ビニルナフタレン、ヒニルピリジンな
どのようなビニル芳香族単量体;アクリル酸メチル、ア
クリル酸エチル、アクリル酸ブチル、メタクリル酸メチ
ル、メタクリル酸ブチルなどのようなアクリル酸または
メタクリル酸アルキル;アクリロニトリル、メタクリロ
ニトリルなどのような不飽和ニトリル及び塩化ビニル、
塩化ビニリデンなどのようなビニルハロゲン化物並びに
上記のモノオレフィン類の混合物を包含する。共重合体
は共重合体の全重量に基づいて重量で50%に至るまで
のモノオレフィンを含有することができる。
好適な共重合体は共役ジエン、特にブタジェン、とビニ
ル芳香族化合物、特にスチレンの共重合体である。
上記の共役ジエンの共重合体及びその製造方法はゴム及
び重合体の技術分野で公知である。重合体及び共重合体
の多くを商業的に入手することができる。本発明の実施
は、上に記載した又は記載し5なかったものを含む特定
のゴムに限定すべきではないということを了解すべきで
ある。ゴムはタイヤ成分として有用でなければならず且
つ高い引張弾性率を有していなければならない。実際に
天然ゴムにおけるように、高い引張弾性率が固有のもの
でない場合には、ゴムは配合によって高い引張弾性率を
与えることができるものでなければならない。
高い引張弾性率とは、ゴム配合物が10パーセント伸び
において約30MPa〜200MPa、好ましくは50
”100MPaの範囲の静的引張弾性率を有しているこ
とを意味する。もっとも−殻内なゴム及びその配合物は
4〜5 M P aから高くても約10MPaに至るま
での範囲の静的引張弾性率を有するにすぎないから、配
合成分によって弾性率の増大を図らねばならない。
天然ゴム配合物の静的引張弾性率を増大させることがで
きる一方法は、ゴム100部当り約40〜70部(ph
r)の量のジメタクリル酸亜鉛を配合物へ添加すること
による方法である。ジメタクリル酸並鉛化合物の製造及
びゴム重合体、たとえば天然又は合成ゴム、へのその添
加は、本発明の譲受人が所存する米国特許第4.500
.466号及び4,495.326号中に記載されてい
る。
引張弾性率の増大のためには、その他の化合物を添加す
ることができ、本発明の実施はジメタクリル酸亜鉛の使
用に限定されないことを了解すべきである。それに代る
ものとして、細断したセルロース繊維又はスチレン−ア
クリロ−トリル樹脂を、それぞれ、ゴム100部当り約
0〜io部及び0〜30部の量で、且つ両者の混合物を
合計してゴム100部当り約30部の量で、使用するこ
とかできる。
使用する配合したゴムは、少なくとも約30MPaの引
張弾性率を有していなければならない。
ジメタクリル酸亜鉛及び/又はその他の乾燥した添加剤
の場合に、その量がゴム100部当り10部を超えると
きには、それに対する補償としてカーボンブラックを減
少させることができる。
適当な高弾性率ゴム配合物の例として、第1表中に2種
の配合物を示す:配合物lは100部の天然ゴムから成
り、配合物2は天然ゴムとSBHのブレンドから成って
いる。すべての部数は重量で100部のゴム当りの部数
に基づいて表わす。
第1表 天然ゴム SBH HAFブラック 酸化亜鉛 ステアリン酸 モンサントSAN 樹脂#33(注1) ジメタクリル酸亜鉛 細断セルロース繊維 スチレンアクリロ ニトリル樹脂 N0BSスベンヤル 促進剤(注2) 1−7,5 0,5−3 0,2−4 1−7,5 0,5−3 0,2−4 硫黄          2−5   2−5油   
               5−15     5
−15す71−ガードPVI(注3)−0,14注1)
スチレン−アクリロニトリル樹脂性2) N−オキシジ
エチレン−2−ベンゾチアゾール−スルフェンアミド 注3)N−(シクロへキシルチオ)7タルイミド以下の
実施例においては、配合物1に基づく通常の天然ゴムス
キム配合物である配合物Aを、通常の範囲よりも弾性率
を増大させるための添加剤を配合せずに調製した。主と
して、それぞれ、ゴム100部当り70部のジメタクリ
ル酸亜鉛、又はゴム100部当り5部の細断セルロース
繊維とゴム100部当り20部のスチレンアクリロニト
リル樹脂の添加の点が異なる同様な配合物、配合物B及
び配合物Cをも配合した。
各配合物に対する配合を下表に示すが、部数はすべて重
量によるゴム100部当りの部数に基づいている。
配合成分 天然ゴム HAFブラック ジメタクリル酸亜鉛 細断セルロース繊維 配合物へ 配合物B 酊立惣旦 too    too    to。
スチレンアクリロ ニトリル樹脂 酸化亜鉛 ステアリン酸 サントフレックスDD(注1) 脂肪族炭化水素樹脂 プロセス油 N0BSスペシヤル 促進剤(注2) サントフレックス 13AO(注3) 硫黄M B (注4) ドデシル硫酸ナトリウム パルカッブー40KE(注5) HVA−2(注6) 3.75 1.5 庄1) 6−ドデシル−1,2−ジヒドロ−2,2,4
トリメチルキノリン r主2) N−オキシジエチレン−2−ベンゾチアゾー
ル−スルフェンアミド 注3)N−(1,3−ジメチルブチル)−N′−7エ二
ルーp−フェニレンジアミン 注4)80/20硫黄/ナフテン油 r主5)アルファ、アルファービス=(t−フチルベル
オキシ)ジイソプロピルベンゼンのp及びm−異性体 f16)m−フェニレン−ビス−マレイミド上記のゴム
スキム配合物は、単に、この分野の専門家が本発明を実
施するための少なくとも一つの天然ゴムスキム配合物を
取得しうるようにするために示したものにすぎないとい
うことを了解すべさである。それ故、本発明はこれらの
特定の配合のみに限定すべきではない。たとえばジメタ
クリル酸亜鉛のようなジメタクリル酸金属塩を含有する
配合物に関する一層の詳細については米国特許第4,7
20,526号を参照することができ、その主題をここ
に参考として加入させる。
配合物ASB及びCからサイドウオールを一連の乗用車
タイヤ中で使用して、そのタイヤを以下に記すコーナリ
ング係数を測定するための試験にかけた。コーナリング
力とは、操縦角度を導入するときにコーナーを回る車を
押すようにタイヤによって発生させられた横方向の力で
ある。コーナリング係数は、1度の滑り角度と24ps
i(0,17MPa)の膨張圧力における100%の定
格荷重において生じる横方向の力を定格荷重によって除
した値として定義する。定格荷重としてはホイール上の
1025ポンド(465に!?)の値を用いた。この係
数が大であることは向上したコーナリングを示す。
図面を参照すると、典型的な空気入りタイヤ10を断面
として示す。このタイヤは、ボディ、すなわち、カーカ
ス11、サイドウオール12及び13、ビード14及び
15並びにビードリング16を有している。サイドウオ
ールはクラウン区域18で終っており、トレッド19が
それらの間に位置している。タイヤ10は、補強要素2
2を含有し且つカーカスとトレッドの間に位置している
二つのブレーカ−プライすなわち20及び21をも含有
している。−殻内なタイヤは、簡単化のために図面中に
示していない他の部品及びプライ要素を含有しているこ
とをも了解すべきである。かくして、この分野の専門家
には、本発明のサイドウオールは上記の要素のみを有す
るタイヤ中だけに使用することを意図するものでないこ
とは明白であろう。
多くのラジアル乗用車タイヤを製造し、加硫し且つ試験
した。それぞれは、0.02フインチ(0,696mm
)のワイヤ、2+2構成、主68゜を有する二つのスチ
ール補強トレッドベルトプライを含有している。第2表
中で、本発明による添加剤を含有せず、高い引張弾性率
を有していない配合物Aから製造したベルト及びサイド
ウオールを含有する対照タイヤを評価した。配合物Aの
弾性率は約5 M P aであった。
!−λ−−衣 1            0.1482      
      0.1493            0
.152第3表中で、それぞれ、サイドウオール及びベ
ルトに対して高弾性率ゴムの配合物Bを使用している6
本のタイヤに対する評価を示した。
第  3  表 4           0.170 50.173 60.165 7             0.1688     
       0.1719            
0.166第2表と第3表中に示した値の比較によって
第2のグループのタイヤ(4−9)は、平均0.150
の第1のグループ(1−3)よりも高い、平均0.16
9のコーナリング力係数を有しており、それが向上した
操縦性能を提供するということは明白である。
通常のベルトを有するタイヤ中で高弾性率サイドウオー
ルを使用することの効果を実証するために、さらに4本
のタイヤを製造して試験した。両者は前記の同一のベル
ト構成を用い且つ通常のゴムスキム(配合物A)をベル
ト中に含有した。タイヤ10及び11はやはり配合物A
から成るサイドウオールを含有する対照試料であるのに
対して、タイヤ12及び13は配合物Bから成るサイド
ウオールを含有した。試験結果を第4表中に示す。
第4表 0.167 0.165 12             0.2013    
         0.18やはり、比較的剛性のサイ
ドウオールの使用は、向上したコーナリング係数を提供
することがわかる。配合物Cを含有するタイヤは製造及
び試験しなかったが、配合物Cから成るサイドウオール
は高い引張弾性率を有しているので、配合物Bに対して
認められたものと同様な結果が予想される。
結論として、上記の実施例及び明細書の開示から、サイ
ドウオールの構成に対する、10%伸びにおいて測定し
た高い引張強さを何するゴム組成物の使用は空気入りタ
イヤの操縦性を改善するということが明白である。高引
張弾性率ゴムの使用は、ここに例証したジメタクリル酸
亜鉛を含有する天然ゴムに限定されないこと又はここに
示した典型的なゴム重合体の開示によって、実施例は単
に本発明の実施を実証するために示したものであること
を了解すべきである。この分野の専門家は、上記の開示
に従って、その他の高引張弾性率ゴムを容易に選択する
ことができよう。
かくして、ここに開示した変数のいずれをも、ここに開
示し且つ説明した本発明の範囲から逸出することなく決
定し且つ制御することができるということが考えられる
。その上、本発明の範囲は特許請求の範囲内に入るすべ
ての修正及び変化を包含すべきである。
本発明の主な特徴および態様を記すと次のとおりである
■、天然ゴム、合成ゴム及びそれらの混合物から成るグ
ループから選択したゴム、並びに10パーセント伸びに
おいて約30〜200MPaの引張弾性率を提供するこ
とができる、ゴム100部当り約20〜80部の適合し
た添加剤を包含する空気入りタイヤの構成のためのサイ
ドウオール。
2、該添加剤は細断した繊維、スチレンアクリロニトリ
ル樹脂及びそれらの混合物並びにジメタクリル酸亜鉛か
ら成る、グループから選択される上記lに記載のサイド
ウオール。
3、該添加剤はゴム100部当り約0〜30部の該細断
しI:繊維及び約0〜30部のスチレンアクリロニトリ
ル樹脂から成る上記2に記載のサイドウオール。
4、該ゴムは天然ゴムである上記3に記載のサイドウオ
ール。
5、該添加剤はゴム100部当り60部のジメタクリル
酸亜鉛から成り且つ該ゴムは天然ゴムである上記2に記
載のサイドウオール。
6、環状のビード、トレッド、トレッド強化部材、カー
カス及びサイドウオールを有する空気入りタイヤであっ
て、天然ゴム、合成ゴム及びそれらの混合物から成るグ
ループから選択したゴム、並びに10パーセント伸びに
おいて約30〜200 M P aの引張弾性率を提供
することができる、ゴム100部当り約20〜80部の
適合した添加剤を包含するサイドウオールを使用するこ
とを特徴とする空気入りタイヤ。
7、該添加剤は細断した繊維、スチレンアクリロニトリ
ル樹脂及びそれらの混合物並びにジメタクリル酸亜鉛か
ら成るグループから選択される上記6に記載の空気入り
タイヤ。
8、該添加剤はゴム100部当り約0〜30部の該細断
した繊維及び約0〜30部のスチレンアクリロニトリル
樹脂から成る上記7に記載の空気入りタイヤ。
9、該ゴムは天然ゴムである上記8に記載の空気入りタ
イヤ。
10、該添加剤はゴム1. O0部当り60部のジメタ
クリル酸亜鉛から成り且つ該ゴムは天然ゴムである上記
6に記載の空気入りタイヤ。
11、加硫前に、タイヤカーカスに対して10パーセン
ト伸びにおいて約30〜200MPaの引張弾性率を有
するサイドウオールをはり付ける工程を包含する空気入
りタイヤの操縦特性を改良するための方法。
12、天然ゴム、合成ゴム及びそれらの混合物から成る
グループから選択したゴノ、に対して、ゴム100部当
り約20〜80部のゴムに適合した添加剤を添加するこ
とによって配合したゴム組成物から該サイドウオールを
構成する付加的な工程を包含する上記11に記載の方法
13、該添加剤は細断した繊維、スチレンアクリロニト
リル樹脂及びそれらの混合物並びにジメタクリル酸亜鉛
から成るグループから選択される上記12に記載の方法
14、該添加剤はゴム100部当り約0〜30部の細断
した繊維及び約0〜30部のスチレンアクリロニトリル
樹脂から成る上記L3に記載の方法。
15、該ゴムは天然ゴムである上記14に記載の方法。
16、該添加剤はゴム100部当りに60部のジメタク
リル酸亜鉛から成り且つ該ゴムは天然ゴムである上記1
2に記載の方法。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明のサイドウオールを使用する空気入りタイ
ヤの断面図である。 図中 10・・空気入りタイヤ 11・・カーカス 12.13・・サイドウオール 14.15・・ビード 16・・ビードリング I8・・クラウン区域 19・・トレッド 20.21 ・・ブレーカ−ブライ である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、天然ゴム、合成ゴム及びそれらの混合物から成るグ
    ループから選択したゴム、並びに10パーセント伸びに
    おいて約30〜200MPaの引張弾性率を提供するこ
    とができる、ゴム100部当り約20〜80部の適合し
    た添加剤を包含する空気入りタイヤの構成のためのサイ
    ドウォール。 2、環状のビード、トレツド、トレツド強化部材、カー
    カス及びサイドウォールを有する空気入りタイヤであっ
    て、天然ゴム、合成ゴム及びそれらのブレンドから成る
    グループから選択したゴム、並びに10パーセント伸び
    において約30〜200MPaの引張弾性率を提供する
    ことができる、ゴム100部当り約20〜80部の適合
    した添加剤を包含するサイドウォールを使用することを
    特徴とする空気入りタイヤ。 3、加硫前に、タイヤカーカスに対して10パーセント
    伸びにおいて約30〜200MPaの引張弾性率を有す
    るサイドウォールをはり付ける工程を包含する空気入り
    タイヤの操縦特性を改良するための方法。
JP1152446A 1988-06-17 1989-06-16 空気入りタイヤ用硬質サイドウオール Expired - Fee Related JP2768500B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US07/207,845 US4929684A (en) 1988-06-17 1988-06-17 Stiff sidewalls for pneumatic tires
US207845 1988-06-17

Publications (2)

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