JPH0269782A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH0269782A
JPH0269782A JP63222676A JP22267688A JPH0269782A JP H0269782 A JPH0269782 A JP H0269782A JP 63222676 A JP63222676 A JP 63222676A JP 22267688 A JP22267688 A JP 22267688A JP H0269782 A JPH0269782 A JP H0269782A
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JP
Japan
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optical path
mirror
image
drum
photoreceptor
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Pending
Application number
JP63222676A
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English (en)
Inventor
Hideki Kita
英樹 北
Hiroyuki Deguchi
出口 裕行
Yoshifumi Ishii
石井 喜文
Masashi Matsumoto
正士 松本
Shozo Kai
甲斐 正三
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Mita Industrial Co Ltd
Original Assignee
Mita Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この発明は、画像形成装置に関し、より詳しくは、静電
式電子写真法によって、用紙にツインカラーやフルカラ
ー画像を形成する複写機やプリンタ等の画像形成装置に
関する。
〈従来技術と、発明が解決しようとする課題〉従来、用
紙に黒以外の色の画像を形成する画像形成装置としては
、例えば、カラー原稿の色分解像を静電潜像として感光
体ドラム周上に形成すると共に、この静電潜像を現像装
置によってトナー像として顕像化し、該トナー像を転写
紙に転写して所望のフルカラー画像をコピーするものが
知られている。
上記画像形成装置としては、4ドラムフルカラータイプ
のものがあり、通常、潜像担持体としての4つの感光体
ドラムと、各感光体ドラムの周囲にそれぞれ配設される
帯電チャージャ、各分解色に対応したトナーを収納した
複数の現像装置、及びクリーナと、共通の光路から各感
光体の露光位置に所定の像を投影するために回転可能な
光路切替ミラーと、光路切替ミラーからの光像を感光体
に導くと共に、所定光路長を確保するために所定位置に
配設固定された固定ミラーとを有している(特開昭58
−207021号公報参照)。
しかしながら、上記のような画像形成装置では、光路長
を一定にするために固定ミラーの配置を感光体より遠ざ
けねばならず、光路を確保するために広いスペースが必
要となって装置の大形化を招くという問題がある。また
、間欠的に回転可能な光路切替ミラーを用いているので
、光路切替ミラーの回転角度の設定を高精度に行う必要
があり、構造や制御が複雑化すると共に、製造・保守等
が困難であるという問題もある。
この発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、ツ
インカラーやフルカラー画像を形成する画像形成用の装
置にもかかわらず、装置を小形化することができ、また
製造・保守等を容易に行うことができる画像形成装置を
提供することを目的とする。
く課題を解決するための手段〉 上記目的を達成するためのこの発明の画像形成装置とし
ては、2つ以上の感光体と、共通の光路から各感光体の
露光位置に所定の像を選択的に投影するために光路中に
進退可能な光路分岐用ミラーと、この光路分岐用ミラー
を光路中に進退させると共に、光路分岐用ミラーの進退
に応じた各光路の光路長を反射ミラーの一部を移動させ
ることによって調整する光路長調整手段とを備えたもの
である。
く作用〉 上記構成の画像形成装置によれば、光路長調整手段によ
って光路分岐用ミラーを光路中に進退させることができ
ると共に、光路分岐用ミラーの進退に応じた各光路の光
路長を反射ミラーの一部を移動させることによって調整
することができ、上記光路分岐用ミラーにより共通の光
路から各感光体の露光位置に所定の像を選択的に投影す
ることができる。これにより、各感光体のそれぞれの露
光位置に所定の静電潜像を形成し、現像によって上記静
電潜像をトナー像として顕像化することができる。従っ
て、光路分岐用ミラーについては、それぞれ対応する感
光体ドラムより遠ざけて配置する必要はないことから、
少ないスペースで一定長の光路を確保することができる
。また、ミラーを間欠的に回転させて共通の光路から各
感光体の露光位置に所定の像を投影するものではないの
で、構造や制御を簡素化することができる。
〈実施例〉 以下実施例を示す添付図面によって詳細に説明する。第
1図はこの発明の画像形成装置としてのカラー複写機の
内部構成を示す概略図であり、感光体としての感光体ド
ラムが2つ設けられているのものについて例示している
第1図において、装置本体(1)の内部上方には、原稿
走査露光用の往復スキャン可能な光学部■が設けられ、
その下方には、2つの感光体ドラム(30a) (30
b)、転写紙(P)上に複写画像を形成する複写処理部
(3)、該複写処理部(3)に転写紙(P)を搬送する
転写紙搬送部(4)、及び転写紙(P)に形成されたト
ナー像を定着させるための定着装置(5)が設けられて
いる。
上記光学部(2は、一方の感光体ドラム(30a)上に
所定の色分解像を投影する第1の光路(LL)及び、他
方の感光体ドラム(30b)上に他の色分解像を投影す
る第2の光路(L2)の2系統の光路を設定している。
この光学部口は、原稿載置板(11)上に載置された原
稿を照明する照明装置(21)と、該原稿からの反射光
を順次反射させる第1ミラー(221)、第2ミラー(
222)及び第3ミラー(223)と、該第3ミラー(
223)によって反射された光を入射する光学レンズ(
23)と、該光学レンズ(23)から出射した光を反射
させて、感光体ドラム(30a) (3ob)側に導く
第4ミラー(24)、第5ミラー(25)とを具備し、
更に第2の光路(L2)上にあって、第5ミラー(25
)によって反射された光を感光体ドラム(30b)に導
く第6ミラー(26)と、共通の光路からそれぞれ2つ
の感光体ドラム(30a)(30b)に上記色分解像を
選択的に投影するために第1及び第2の光路(Ll)(
L2)を切り替える光路切替手段(6)と、色分解フィ
ルタ(27)とを有している。感光体ドラム(30a)
は光路切替手段(6)の下方に対応して配置され、感光
体ドラム(30b)は第6ミラー(26)の下方に対応
して配置されている。
光路切替手段(6)は、第5ミラー(25)と第6ミラ
ー (2B)との間に一定角度で進退可能な光路分岐用
ミラー(28)と、上記第4ミラー(24)及び第5ミ
ラー(25)を取り付けた光路長調整手段としての移動
枠(7)とからなる。移動枠(ア)は、第4ミラー(2
4)及び第5ミラー(25)を、光路分岐用ミラー(2
8)の進退と連動させた状態で、前方位置(P)及び後
方位置(I?)に往復動させることにより、後述するよ
うに各光路(LL)(L2)の光路長を一定に調整する
ものである。このような移動枠(7)としては、光学部
(2)の駆動装置とは別個に設けたステッピングモータ
等の駆動装置によって、駆動される。
第1の光路(Ll)は、原稿像を、後方位置(1?)に
ある第4ミラー(24)及び第5ミラー(25)と、光
路分岐用ミラー(28)とを順次介して感光体ドラム(
30a)の露光位置(Pl)に投影するものであり、第
2の光路(L2〉は、原稿像を、前方位置(F)にある
第4ミラー(24)及び第5ミラー(25)と、第6ミ
ラー (2B)とを順次介して感光体ドラム(30b)
の露光位置(P2)に投影するものである。
第6ミラー(28)及び光路分岐用ミラー(28)は、
第6ミラー(2B)から上記露光位置(P2〉までの光
路長と、第2の光路(L2)中に進出した状態にある光
路分岐用ミラー(28)から上記露光位置(Pl)まで
の光路長とが等しくなるように設定されている。また、
第5図に示すように、第4ミラー(24)及び第5ミラ
ー(25)の移動ストローク、即ち前方位置(P)と後
方位置(R)との距離Cは、光路分岐用ミラー(28)
と第6ミラー(2B)との距離aの1/2に設定されて
いる。
従って、第1の光路(LL)から第2の光路(L2)へ
の切替えによる光路長の増加分aは、第4ミラー(24
)及び第5ミラー(25)が後方位置(R)から前方位
置(P)へ前進することによる光路長の減少分2XCと
等しくなり、第1の光路(Ll)及び第2の光路(L2
)の光路長が一定に調整される。
第2図及び第3図は、光路分岐用ミラー(28)と移動
枠(7)との取り付は構造をそれぞれ示す斜視図、及び
断面図である。
光路分岐用ミラー(28)は、水平方向に対して所定の
傾斜角度で傾斜させた状態で、両端部が一対の垂直板(
80)に取り付けられている。この一対の垂直板(80
)には、それぞれ鉛直線上に一対のガイドピン(81)
が立設されている。これらのガイドピン(81)は、装
置本体(1)に固着された一対の支持板(82)のガイ
ド用縦溝(83)に挿通されており、ガイドビン(81
)がガイド用縦溝(83)に沿って上下動することによ
り、光路分岐用ミラー(28)は、上記の傾斜角度を保
持した状態で上下動可能となっている。
また、垂直板(80)は、上記の一対のガイドピン(8
1)間の中央部に、ガイドビン(81)よりも嵩高のカ
ムピン(84)を立設しており、このカムピン(84)
は、上記支持板(82)よりも外方において移動枠(7
)の傾斜長溝(78)に挿通されている。この傾斜長溝
(78)は、移動枠(7)の後方に向かって下向きに傾
斜している。従って、移動枠(7)が移動すると、光路
分岐用ミラー(28)は、ガイド用縦溝(83)に挿通
されたガイドピン(81)によって水平方向の移動を規
制された状態で、上下動する(第4図参照)。
光学部(2と複写処理部(3)との間には、光を遮断す
る隔壁(13)が設けられ、隔壁(13)には、第1の
光路(Ll)及び第2の光路(L2)にそれぞれ対応し
た光通過孔(14)(15)が設けられている。これら
の光通過孔(14) (15)は、移動枠(7)の往復
動に応じて、移動枠(7)の下部に設けた一対の黒色フ
ェルト等の光吸収性のシャッタ(71)(72)によっ
て、交互に閉じられ(第5図参照)、露光に使用してい
ない側の光路が遮断されて感光体ドラム(30a)又は
(30b)に漏洩光が当たるのが防止される。上記シャ
ッタ(71) (72)は、光通過孔(14)(15)
よりもやや大きい水平板からなると共に、移動枠(7)
に対して遊びを設けて取り付けられている(第6図参照
)。
色分解フィルタ(27)は、光学レンズ(23)と第4
ミラー(24)との間に配設された、3原色(ブルーグ
リーン、レッド)用フィルタ及びモノカラー用フィルタ
からなる4種類のフィルタで構成され、各フィルタを交
互に光路内に進出させるものである。
光学部(2)は、原稿を複数回走査露光することにより
、当該原稿の色分解像(3原色の分解像)を、複写処理
部(3)の感光体ドラム(30a) (30b)に対し
て原稿色毎に投影することができる。
複写処理部(3)では、一方の感光体ドラム(3Qa)
が時計周り方向(図中Xで示す)に回転され、他方の感
光体ドラム(30b)が反時計周り方向(図中Yで示す
)に回転されるように設けられている。
そして、感光体ドラム(30a)の周囲には、露光位置
(Pl)に対し感光体ドラム(30a)の回転方向上手
側に、除電ランプ(36)、帯電チャージャ(31a)
及びブランクランプ(32)が近接して設けられ、露光
位置(Pl)に対し回転方向下手側に現像装置(33)
(34)及びクリーナ(35)がこの順に配設されてい
る。
また、感光体ドラム(30b)の周囲には、露光位置(
P2)に対し感光体ドラム(30b)の回転方向上手側
に、除電ランプ(36)、帯電チャージャ(31b)及
びブランクランプ(32)が近接して設けられ、露光位
置(P2)に対し回転方向下手側に現像装置(37) 
(o)及びクリーナ(39)がこの順に、上記感光体ド
ラム(30a)の場合とは対称に配設されている。なお
、複写処理部(3)は、感光体ドラム(30a) (3
0b)の下方に1つの転写ドラム(9)を配設しており
、転写ドラム(9)内部の各感光体ドラム(30a) 
(3Db)に対応する位置には、それぞれ一対の転写チ
ャーシャク91)及び分離チャージャ(92)が設けら
れている。
転写ドラム(9)は、感光体ドラム(30a)が矢印X
方向即ち時計周り方向に回転するとき、その反対の反時
計周り方向に回転し、感光体ドラム(30b)が矢印Y
方向部ち反時計周り方向に回転するとき、その反対の時
計周り方向に回転するものである。
転写ドラム(9)の外周所定部には、転写紙(P)の先
端部をグリップするためのグリップ爪(93)が設けら
れており、このグリップ爪(93)は、転写紙(P)に
対するトナー像の転写が完了した時点で、転写紙(P)
のグリップを解除できるように、カム機構等によって回
動駆動される。また、転写ドラム(9)の外周所定部に
は、転写紙(P)を転写ドラム(9)から剥離するため
の剥離爪(94)が設けられている。
この剥離爪(94)は、転写ドラム(9)に対して近接
したり、離反したりできるように、ソレノイド等によっ
て回動駆動される。なお、剥離爪(94)は、トナー像
の転写が完了した転写紙(P)を後述する搬送ベルト(
42)に案内するガイド部材としての機能も有する。
上記現像装置(33) (34)及び(37) (38
)には、各分解色に対応したトナーが収容されており、
各トナーは、感光体ドラム(30a)及び(30b)に
形成された静電潜像と反対極性のものである。分解色毎
の静電潜像に対して、当該分解色に対応した現像装置か
らトナーを供給することにより、分解色毎の静電潜像を
トナー像に顕像化することができる。
転写紙搬送部(4)としては、転写ドラム(9)に転写
紙(P)を巻き付けて搬送する第1の搬送経路(4a)
と、転写ドラム(9)に転写紙を巻き付けず、直接に転
写ドラム(9)の転写領域(T)に対して搬送する第2
の搬送経路(4b)とが設けられている。ツインカラー
又はフルカラーモード時には、第1の搬送経路(4a)
が用いられ、モノカラーモード時には、第2の搬送経路
(4b)が用いられる。各転写紙搬送経路(4a) (
4b)の下手側には、転写領域(T)を通過した転写紙
(P)を定着装置(5)に送給する搬送ベルト(42)
が設けられている。
上記定着装置(5)は、加熱ローラ(51)と加圧ロー
ラ(52)とを互いに対向させた状態で配設しているも
のであり、これら加熱ローラ(51)と加圧ローラ(5
2)とによって、トナー像が転写された転写紙(P)を
挾持して、転写紙排出側へ搬送することができる。なお
、上記加熱ローラ(51)は、内部に設けられたヒータ
等の加熱手段により、所定温度に加熱された状態で、複
写時に回転駆動される。
この実施例によれば、 ■第1の搬送経路(4a)から転写紙(P)を搬送して
転写ドラム(9)に巻き付けた後、 ■帯電チャージャ(31a)によって感光体ドラム(3
0a)を均一に帯電させ、ブランクランプ(32)によ
って不要な電荷を除去すると共に、光学部(2の往動ス
キャンにより第1の光路(Ll)を用いて、時計周り方
向に回転する感光体ドラム(30a)上に原稿の所定の
色分解像を結像させて静電潜像を形成し、現像装置(3
4)によってトナー像に顕像化し、該トナー像を、反対
方向へ回転する転写ドラム(9)によって転写領域(T
)に搬送された転写紙(P)に、転写チャージャ(91
)によって転写した後、残留トナーをクリーナ(35)
で回収すると共に、除電ランプ(36)によって残留電
荷を除去し、 ■次に、帯電チャージャ(31b)によって感光体ドラ
ム(30b)を均一に帯電させ、ブランクランプ(32
)によって不要な電荷を除去すると共に、光路切替手段
(6)によって第2の光路(L2)に切り替え、光学部
(2)の復動スキャンにより第2の光路(L2)を用い
て、反時計周り方向に回転する感光体ドラム(30b)
上に原稿の他の色分解像を結像させて静電潜像を形成し
、現像装置(38)によってトナー像に顕像化し、該ト
ナー像を、反対方向へ回転する転写ドラム(9)によっ
て転写領域(T)に搬送された転写紙(P)に転写チャ
ージャ(91)によって転写した後、残留トナーをクリ
ーナ(39)で回収すると共に、除電ランプ(36)に
よって残留電荷を除去し、 ■更に、上記■に示す工程を現像装置(33)を用いて
行い、 0次に、上記■に示す工程を現像装置(37)を用いて
行った後、 ■転写ドラム(9)を正回転させ、転写紙(P)を転写
ドラム(9)から分離し、定着装置(5)によって定着
を行い、転写紙(P)上にカラー画像が形成される。
以上、上記構成よりなる画像形成装置においては、移動
枠(7)によって光路分岐用ミラー(28)を第1の光
路(Ll)中に一定角度で進退させることができると共
に、光路分岐用ミラー(28)の進退に応じた各光路(
Ll)及び(L2)の光路長を固定ミラーの一部として
の第4ミラー(24)及び第5ミラー(25)を移動さ
せることによって調整することができ、上記光路分岐用
ミラー(28)により共通の光路から感光体ドラム(3
0a)の露光位置(Pl)に所定の像を選択的に投影す
ることができる。これにより、第1の光路(Ll)に対
応した感光体ドラム(30a)と、第2の光路(L2)
に対応した感光体ドラム(30b)のそれぞれの露光位
置(Pl)及び(P2)に所定の静電潜像を形成し、現
像によって上記静電潜像をトナー像として顕像化するこ
とができる。従って、光路長を一定にするために光路分
岐用ミラー(28)及び第6ミラー(26)を、それぞ
れ対応する感光体ドラム(30a)及び(30b)より
遠ざけて配置する必要はなく、少ないスペースで一定長
の光路を確保することができる。また、光路分岐用ミラ
ー(28)の第1の光路(Ll)中への一定角度での進
退により、共通の光路から感光体ドラム(30a)の露
光位置(Pl)に所定の像を投影することができるので
、構造や制御を簡素化することができる。
なお、光路切替手段(6)については、光路長調整手段
としての移動枠(7)に光通過孔(14)(15)を閉
じることのできる一対のシャッタ(71)(72)を装
備し、このシャッタ(71)(72)により上記光通過
孔(14)(15)を交互に閉じるように設けているの
で、露光に使用していない側の光路を遮断し、感光体ド
ラム(30a)又は(30b)に漏洩光が当たるのを確
実に防止して、帯電むらによる画像の乱れや感光体ドラ
ム(30a) (30b)の光疲労を防止でき、画像の
一層の良好化を図ることができる。また、上記シャッタ
(71)(72)は、移動枠(7)の移動に連動させて
いるので、動作が確実である。
また、シャッタ(71)(72)としては、所定の色分
解フィルタを一体的に形成しているものであってもよく
、この場合、色分解フィルタとシャッタとを一つの駆動
系により機械的に連動させることができ、構造の簡素化
及び作動の確実化が図れる。
更に、感光体ドラム(30a) (30b)のそれぞれ
の回転方向につき、これを同じ向き例えば、矢印X方向
に設定することもできるが、この場合には、上記帯電チ
ャージャ(31b)、現像装置(37)(38)及びク
リーナ(39)等を、感光体ドラム(30a)に対する
帯電チャージャ(31a)、現像装置(33)(34)
及びクリーナ(35)等と同様に配設すればよい。
そして、現像装置は、感光体ドラム(30a) HOb
)の何れか一方に2つ、他方に1つを配置するものであ
ってもよく、双方1つずつ配置するものであってもよい
。その他、感光体としてエンドレスベルト方式のものを
用いることもできる。
第7図にこの発明の画像形成装置にかかる他の実施例を
示す。この実施例では、3つの感光体ドラム(30a)
 (30b) (30c)がそれぞれ等間隔に配設され
ている。感光体ドラム(30c)の上方には、光学部(
2)にて設けられた第3の光路(L3)上にあって第5
ミラー(25)によって反射された光をこの感光体ドラ
ム(30c)の露光位置(P3)に導く固定ミラー(2
9)が配置されている。また、感光体ドラム(30a)
及び(30b)の各上方には、光学部■にて設けられた
第1及び第2の光路(LL)(L2)上にあって第5ミ
ラー(25)と固定ミラー(29)との間に前記実施例
の光路分岐用ミラー(28)と同様に一定角度で進退可
能な光路分岐用ミラー(28’)及び(26’)がそれ
ぞれ配置されている。この構成では、光路分岐用ミラー
(28°)に対応して移動枠(7)に形成される傾斜長
溝(78)の下端に、移動枠(7)の後端側に向かって
水平方向に延びるカムピン(84)の逃げ溝(77)を
形成し、移動枠(7)の後方位置(R)から前方位置(
I’)への移動の際に、光路分岐用ミラー(26°)が
光路分岐用ミラー(28°)よりも遅れて移動できるよ
うになっている。また、光路分岐用ミラー(2G’)に
対応して移動枠(7)に形成された傾斜長溝〈78〉の
上端に、移動枠(7)の先端側に向かって水平方向に延
びるカムビン(84)の逃げ溝(79)を形成し、移動
枠(7)の前方位置(P)から後方位置(R)への移動
の際に、光路分岐用ミラー(26°)が光路分岐用ミラ
ー(28°)より先行して移動できるようになっている
。逃げ溝(77)及び(79)の長さは、前記実施例に
おける距離aの172即ち、第4ミラー(24)及び第
5ミラー(25)の移動ストローク、即ち前方位置(P
)と後方位置(R)との距離Cに設定されている。
この実施例においては、移動枠(7)によって、光路分
岐用ミラー(28°)及び(26°)を、それぞれ、第
1及び第2の光路(Ll) (L2)中に段階的にずら
せて進退させることができると共に、光路分岐用ミラー
(28°)及び(26°)の進退に応じた各光路(Ll
)、(L2)及び(L3)の光路長を第4ミラー(24
)及び第5ミラー(25)を移動させることによって調
整することができ、上記光路分岐用ミラー(28°)及
び(26°)により共通の光路から、それぞれ、感光体
トラム(30a)及び(30b)の露光位置(PL) 
(P2)に所定の像を選択的に投影することができる。
これにより、第1の光路(Ll)に対応した感光体ドラ
ム(30a)と、第2の光路(L2)に対応した感光体
ドラム(30b)と、第3の光路(L3)に対応した感
光体ドラム(30c)とのそれぞれの露光位置(Pl)
、(P2)及び(P3)に所定の静電潜像を形成し、現
像によって上記静電潜像をトナー像として顕像化するこ
とができる。従って、この実施例においても、上記実施
例と同様に、光路長を一定にするために光路分岐用ミラ
ー(28°)(26°)及び第6ミラー(26)を、そ
れぞれ対応する感光体ドラム(30a)、(30b)及
び(30c)より遠ざけて配置する必要はなく、また、
構造や制御を簡素化することができる。なお、この実施
例では、転写ドラム(9)に代えてエンドレスの転写ベ
ルト(9′)が用いられており、感光体ドラム(30a
) (30b) (3oc)の回転方向がそれぞれ、時
計周りの方向即ち矢印Z方向に設定されている。
なお、感光体ドラムの数については、4つまたはそれ以
上の画像形成装置についても適用可能であることはいう
までもない。
〈発明の効果〉 以上のように、この発明の画像形成装置によれば、光路
分岐用ミラーについては、それぞれ対応する感光体ドラ
ムより遠ざけて配置する必要はないことから、少ないス
ペースで一定長の光路を確保することができるので、ツ
インカラーやフルカラー画像を形成する画像形成用の装
置にもかかわらず、装置を小形化することができる。ま
た、光路分岐用ミラーの光路中への進退により、共通の
光路から各感光体の露光位置に所定の像を投影すること
ができるので、構造や制御を簡素化することができると
共に、製造・保守等を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の画像形成装置の一実施例の内部構成
を示す概略図、 第2図及び第3図は光路分岐用ミラーと移動枠との取り
付は構造をそれぞれ示す斜視図及び断面図、 第4図は光路分岐用ミラーの移動を示す概略図、第5図
及び第6図はシャッタの取り付は状態を示す移動枠の側
面図及び概略斜視図、 第7図は他の実施例における光路分岐用ミラーの移動を
示す概略図である。 (6)・・・光路切替手段、 (7)・・・光路長調整手段としての移動枠(P)・・
・転写紙、  (Ll)・・・第1の光路、(L2)・
・・第2の光路、(Pl)・・・第1の露光位置、(P
2)・・・第2の露光位置、 (28)・・・光路分岐用ミラー (30a) (30b)・・・感光体としての感光体ド
ラム、(33) (34) (37) (38)・・・
現像装置。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、原稿の光像を反射ミラーを介して感光 体に投影して感光体に静電潜像を形成す ると共に、該静電潜像を顕像化し、転写 紙に転写して画像を得る画像形成装置に おいて、2つ以上の感光体と、共通の光 路から各感光体の露光位置に所定の像を 選択的に投影するために光路中に進退可 能な光路分岐用ミラーと、この光路分岐 用ミラーを光路中に進退させると共に、 光路分岐用ミラーの進退に応じた各光路 の光路長を反射ミラーの一部を移動させ ることによって調整する光路長調整手段 とを備えたことを特徴とする画像形成装 置。
JP63222676A 1988-09-05 1988-09-05 画像形成装置 Pending JPH0269782A (ja)

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