JPH026953Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH026953Y2 JPH026953Y2 JP1985031336U JP3133685U JPH026953Y2 JP H026953 Y2 JPH026953 Y2 JP H026953Y2 JP 1985031336 U JP1985031336 U JP 1985031336U JP 3133685 U JP3133685 U JP 3133685U JP H026953 Y2 JPH026953 Y2 JP H026953Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heating chamber
- drying chamber
- chamber side
- plate
- wall
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims description 34
- 238000001035 drying Methods 0.000 claims description 28
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 7
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 11
- 238000010422 painting Methods 0.000 description 6
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 5
- 229910001335 Galvanized steel Inorganic materials 0.000 description 2
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000008397 galvanized steel Substances 0.000 description 2
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 2
- 238000009792 diffusion process Methods 0.000 description 1
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Landscapes
- Drying Of Solid Materials (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(イ) 産業上の利用分野
本案は衣類乾燥機に関する。
(ロ) 従来の技術
上方に加熱源を有し、下方に被乾燥物を収納す
る回転ドラムを有した縦長状で大型の衣類乾燥機
はよく知られており、例えば実開昭59−119298号
公報に開示されたようなものがある。
る回転ドラムを有した縦長状で大型の衣類乾燥機
はよく知られており、例えば実開昭59−119298号
公報に開示されたようなものがある。
これらは基本的には第3図に示される構造をし
ている。即ち、第3図において、1はガス式衣類
乾燥機で、乾燥機筐体2の上方には加熱装置であ
るガスバーナ3を備えた加熱室4を有すると共
に、下方には前記加熱室4で創生された乾燥用熱
風を受けて被乾燥物を乾燥する回転ドラム5をそ
の回転軸を横向きにして回転自在に配設した乾燥
室6を有しており、さらにこの乾燥室6の下方に
はフイルタ装置7及び排気フアン8を有してい
る。そしてこの排気フアン8の駆動用モータ9は
筐体2背面板10に取り付けた支持台11に固定
されている。また12は前記背面板10の補強用
フランジで、前記回転ドラム5駆動用の減速プー
リ13が取り付けられており、前記モータ9の回
転力はこの減速プーリ13及びベルト14を介し
て前記回転ドラム5に減速伝達されるものであ
る。さらに15は前記回転ドラム5前の衣類投入
口を開閉自在に閉塞するドアーである。
ている。即ち、第3図において、1はガス式衣類
乾燥機で、乾燥機筐体2の上方には加熱装置であ
るガスバーナ3を備えた加熱室4を有すると共
に、下方には前記加熱室4で創生された乾燥用熱
風を受けて被乾燥物を乾燥する回転ドラム5をそ
の回転軸を横向きにして回転自在に配設した乾燥
室6を有しており、さらにこの乾燥室6の下方に
はフイルタ装置7及び排気フアン8を有してい
る。そしてこの排気フアン8の駆動用モータ9は
筐体2背面板10に取り付けた支持台11に固定
されている。また12は前記背面板10の補強用
フランジで、前記回転ドラム5駆動用の減速プー
リ13が取り付けられており、前記モータ9の回
転力はこの減速プーリ13及びベルト14を介し
て前記回転ドラム5に減速伝達されるものであ
る。さらに15は前記回転ドラム5前の衣類投入
口を開閉自在に閉塞するドアーである。
しかし乍らこのような従来例によれば、筐体2
の幅及び奥行きが夫々1m程度、高さが2m程度
の大きさで、しかも総重量が300Kg程度あるから
製造時の塗装作業が困難となり、さらに据付搬入
作業も非常に難しくなる欠点がある。
の幅及び奥行きが夫々1m程度、高さが2m程度
の大きさで、しかも総重量が300Kg程度あるから
製造時の塗装作業が困難となり、さらに据付搬入
作業も非常に難しくなる欠点がある。
(ハ) 考案が解決しようとする課題
本案は、塗装作業の簡単化、据付搬入作業の簡
易化及び本体接触による火傷の防止を図るもので
ある。
易化及び本体接触による火傷の防止を図るもので
ある。
(ニ) 課題を解決するための手段
本考案による解決手段は、熱風を発生する加熱
装置を収納し、加熱室側板によつて両側を覆つた
加熱室と、熱風を受ける回転ドラムを収納し、乾
燥室側板によつて両側を覆つた乾燥室とを各々個
別に構成し、前記加熱室及び乾燥室を上下に長い
外側壁板間に上下に配設し、上記加熱室側板及び
乾燥室側板と外側壁板とを支持金具によつて互い
に固着すると共に、この支持金具によつて各側板
と外側壁板間には断熱層となる間隔を形成した構
成である。
装置を収納し、加熱室側板によつて両側を覆つた
加熱室と、熱風を受ける回転ドラムを収納し、乾
燥室側板によつて両側を覆つた乾燥室とを各々個
別に構成し、前記加熱室及び乾燥室を上下に長い
外側壁板間に上下に配設し、上記加熱室側板及び
乾燥室側板と外側壁板とを支持金具によつて互い
に固着すると共に、この支持金具によつて各側板
と外側壁板間には断熱層となる間隔を形成した構
成である。
(ホ) 作用
製造時においては外側壁板のみ塗装すればよ
く、また据付作業時には加熱室や乾燥室ユニツト
として搬入し、据付現場で組み立てればよく、さ
らに加熱室側板及び乾燥室側板と外側壁板との間
には断熱層があるので外側壁板は熱くならない。
く、また据付作業時には加熱室や乾燥室ユニツト
として搬入し、据付現場で組み立てればよく、さ
らに加熱室側板及び乾燥室側板と外側壁板との間
には断熱層があるので外側壁板は熱くならない。
(ヘ) 実施例
第1図、第2図は本案の実施例であるが同図に
おいて従来例と同一の個所は同一番号を付し、説
明を省略する。
おいて従来例と同一の個所は同一番号を付し、説
明を省略する。
16は加熱室4の筐体を構成する加熱室フレー
ムで、両側は塗装しない亜鉛メツキ鋼板製の加熱
室側板17,18で覆つている。さらにこの加熱
室フレーム16の前面には前面操作板19を装着
している。
ムで、両側は塗装しない亜鉛メツキ鋼板製の加熱
室側板17,18で覆つている。さらにこの加熱
室フレーム16の前面には前面操作板19を装着
している。
20は乾燥室6の筐体を構成する乾燥室フレー
ムで両側は塗装しない亜鉛メツキ鋼板製の乾燥室
側板21,22で覆つている。さらにこの乾燥室
フレーム20の前面にはドアー15を取り付けた
前面板23と前カバー24とを装着している。
ムで両側は塗装しない亜鉛メツキ鋼板製の乾燥室
側板21,22で覆つている。さらにこの乾燥室
フレーム20の前面にはドアー15を取り付けた
前面板23と前カバー24とを装着している。
25…は鋼板の両端を逆方向に折り返して形成
した間隔保持用の支持金具で、前記左右の加熱室
側板17,18には夫々一本づつ、及び前記左右
の乾燥室側板21,22には夫々3本づつ上、
中、下位置に位置決めされて取り付けられてい
る。
した間隔保持用の支持金具で、前記左右の加熱室
側板17,18には夫々一本づつ、及び前記左右
の乾燥室側板21,22には夫々3本づつ上、
中、下位置に位置決めされて取り付けられてい
る。
26,27は左右の外側壁板、28は天板で、
これらは板厚1mmの鋼板に塗装を施して形成した
ものである。そしてこれらの外側壁板26,27
は前記支持金具25…に取り付けることにより前
記加熱室側板17,18及び前記乾燥室側板2
1,22との間に間隔を有して該加熱室側板1
7,18及び乾燥室側板21,22に装着され
る。
これらは板厚1mmの鋼板に塗装を施して形成した
ものである。そしてこれらの外側壁板26,27
は前記支持金具25…に取り付けることにより前
記加熱室側板17,18及び前記乾燥室側板2
1,22との間に間隔を有して該加熱室側板1
7,18及び乾燥室側板21,22に装着され
る。
而して据付搬入時には加熱室4と乾燥室6に分
解して据付場所に搬入し、その後両側の支持金具
25…に左右の外側壁板26,27を取り付け、
天板28を取り付ければよく、従つて大型の重量
のある衣類乾燥機であつても据付作業が簡単とな
り且つ輸送途上で外側壁板26,27が破損する
ことがない。また、加熱室側板17,18及び乾
燥室側板21,22と外側壁板26,27との間
の間隔が断熱層の作用をするので衣類乾燥機の運
転途上で外側壁板26,27に触れても熱くな
く、火傷をする危惧がないと共に、外壁側板2
6,27からの熱拡散がなく熱効率のよい運動が
できる。また製造時にも塗装は外側壁板26,2
7や天板28、前面板23等に分解して行なえる
ので塗装作業が非常に簡単になる。さらに前記加
熱室4はガスバーナー式以外に蒸気式、電気ヒー
ター式のものを作製することにより乾燥室6を共
通にしてガス式、蒸気式、電気式の全ての熱源に
対応でき、生産性を良くすると共に据付後、ユー
ザーの希望で熱源の変更を行なうこともでき、汎
用性が高くなる。
解して据付場所に搬入し、その後両側の支持金具
25…に左右の外側壁板26,27を取り付け、
天板28を取り付ければよく、従つて大型の重量
のある衣類乾燥機であつても据付作業が簡単とな
り且つ輸送途上で外側壁板26,27が破損する
ことがない。また、加熱室側板17,18及び乾
燥室側板21,22と外側壁板26,27との間
の間隔が断熱層の作用をするので衣類乾燥機の運
転途上で外側壁板26,27に触れても熱くな
く、火傷をする危惧がないと共に、外壁側板2
6,27からの熱拡散がなく熱効率のよい運動が
できる。また製造時にも塗装は外側壁板26,2
7や天板28、前面板23等に分解して行なえる
ので塗装作業が非常に簡単になる。さらに前記加
熱室4はガスバーナー式以外に蒸気式、電気ヒー
ター式のものを作製することにより乾燥室6を共
通にしてガス式、蒸気式、電気式の全ての熱源に
対応でき、生産性を良くすると共に据付後、ユー
ザーの希望で熱源の変更を行なうこともでき、汎
用性が高くなる。
(ト) 考案の効果
本考案によれば、製造時においては外側壁板部
分等を分解したままで、必要個所のみに塗装すれ
ばよく、塗装作業が簡単になり、しかも分解した
状態で据付場所に搬入できるので据付搬入作業が
簡易になると共に、輸送時に外側壁板等が破損す
ることがなく、輸送作業の簡単な大型の、重量の
ある衣類乾燥機を得ることができる。さらに運転
時には加熱室側板及び乾燥室側板と外側壁板との
間の断熱層により外側壁板の温度が上がらず、外
側壁板に触れても火傷をする危惧がない。また加
熱室としてガスバーナー式、蒸気式、電気ヒータ
ー式のものを作製すれば、乾燥室を共通にして全
ての熱源に対応できる生産性の良い、さらにユー
ザーの希望で据付後の熱源の変更も可能な汎用性
の高い衣類乾燥機を得ることができる。また、加
熱室と乾燥室との継目部分は外部から見えず、商
品価値を落とすこともない。
分等を分解したままで、必要個所のみに塗装すれ
ばよく、塗装作業が簡単になり、しかも分解した
状態で据付場所に搬入できるので据付搬入作業が
簡易になると共に、輸送時に外側壁板等が破損す
ることがなく、輸送作業の簡単な大型の、重量の
ある衣類乾燥機を得ることができる。さらに運転
時には加熱室側板及び乾燥室側板と外側壁板との
間の断熱層により外側壁板の温度が上がらず、外
側壁板に触れても火傷をする危惧がない。また加
熱室としてガスバーナー式、蒸気式、電気ヒータ
ー式のものを作製すれば、乾燥室を共通にして全
ての熱源に対応できる生産性の良い、さらにユー
ザーの希望で据付後の熱源の変更も可能な汎用性
の高い衣類乾燥機を得ることができる。また、加
熱室と乾燥室との継目部分は外部から見えず、商
品価値を落とすこともない。
図面は何れも衣類乾燥機に関し、第1図は本実
施例の製造途上の分解斜視図、第2図は同上の天
板を外した斜視図で、イは加熱室を取り外した状
態の斜視図、ロは加熱室を組み込んだ状態の斜視
図、第3図は従来例を示し、イは一部切欠正面
図、ロは断面側面図である。 17,18……加熱室側板、4……加熱室、2
1,22……乾燥室側板、6……乾燥室、25…
…支持金具、26,27……外側壁板。
施例の製造途上の分解斜視図、第2図は同上の天
板を外した斜視図で、イは加熱室を取り外した状
態の斜視図、ロは加熱室を組み込んだ状態の斜視
図、第3図は従来例を示し、イは一部切欠正面
図、ロは断面側面図である。 17,18……加熱室側板、4……加熱室、2
1,22……乾燥室側板、6……乾燥室、25…
…支持金具、26,27……外側壁板。
Claims (1)
- 熱風を発生する加熱装置を収納し、加熱室側板
によつて両側を覆つた加熱室と、熱風を受ける回
転ドラムを収納し、乾燥室側板によつて両側を覆
つた乾燥室とを各々個別に構成し、前記加熱室及
び乾燥室を上下に長い外側壁板間に上下に配設
し、上記加熱室側板及び乾燥室側板と外側壁板と
を支持金具によつて互いに固着すると共に、この
支持金具によつて各側板と外側壁板間には断熱層
となる間隔を形成したことを特徴とする衣類乾燥
機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985031336U JPH026953Y2 (ja) | 1985-03-05 | 1985-03-05 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985031336U JPH026953Y2 (ja) | 1985-03-05 | 1985-03-05 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61148295U JPS61148295U (ja) | 1986-09-12 |
JPH026953Y2 true JPH026953Y2 (ja) | 1990-02-20 |
Family
ID=30531854
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985031336U Expired JPH026953Y2 (ja) | 1985-03-05 | 1985-03-05 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH026953Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS51145962A (en) * | 1975-02-12 | 1976-12-15 | Mc Graw Edison Co | Drying machine |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6024319Y2 (ja) * | 1981-04-08 | 1985-07-19 | 三洋電機株式会社 | 衣類乾燥機 |
-
1985
- 1985-03-05 JP JP1985031336U patent/JPH026953Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS51145962A (en) * | 1975-02-12 | 1976-12-15 | Mc Graw Edison Co | Drying machine |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61148295U (ja) | 1986-09-12 |
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