JPH0269480A - グリシノエクレピンaの製造法 - Google Patents

グリシノエクレピンaの製造法

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JPH0269480A
JPH0269480A JP63223027A JP22302788A JPH0269480A JP H0269480 A JPH0269480 A JP H0269480A JP 63223027 A JP63223027 A JP 63223027A JP 22302788 A JP22302788 A JP 22302788A JP H0269480 A JPH0269480 A JP H0269480A
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Japan
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compound
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solvent
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JP63223027A
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English (en)
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Akio Murai
村井 章夫
Sunao Masamune
正宗 直
Norihiko Tanimoto
憲彦 谷本
Noriyasu Sakamoto
坂本 典保
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Chemical Co Ltd
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
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    • Y02P20/52Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts

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  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
  • Heterocyclic Carbon Compounds Containing A Hetero Ring Having Oxygen Or Sulfur (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明はグリシンエクレピンAの製造法に関するもので
ある。
〈従来の技術〉 従来、マメ科植物の根が分泌する物質がダイズシスト線
虫の被害を防除することが知られており、該防除物質が
式(1) で示される化合物に導き、次いで加水分解すで示される
構造を有することは既に報告されている(J、Chem
、 Soc、Chem、Co1IIIun、 4男垣、
 222、特開昭58−55493号公報等)。
〈発明が解決しようとする課題〉 しかしながら、上記の弐(1)で示される化合物(以下
、グリシノエクレピンAと記す。)をマメ科植物の根か
ら抽出して線虫駆除剤として利用するには、草大な量の
植物が必要であり現実的ではなく、化学的な製造法が求
められていた。
<yA題を解決するための手段〉 本発明者らはグリンノエクレピンAの製造法について鋭
意検討した結果、始めてその化学的5!造法を見出し本
発明を完成した。
本発明によれば、グリシノエクレピンAは以下のように
して製造される。
即ち、式(II) 酸パラジウムおよび1.1″−ビス(ジフェニルホスフ
ィン)フェロセンの存在下に一酸化炭素ヲ反応させて式
Cm) で示される化合物に導き、次いで加水分解することによ
って製造される。
化合物(IT)から化合物〔■〕を得る反応は、通常N
、N−ジメチルホルムアミド水溶液等の溶媒中加熱条件
下に行われ、また、続いて行われる加水分解反応は、例
えばメタノール中ナトリウムメトキシドを用いる方法に
より行うことができる。
原料化合物である化合物(II)は式〔■〕了・示され
る化合物を、トリブチルアミン、二酢で不される化合物
を ■プロモマグネノウムチオウレイドーco、1g体と反
応させ、次いで式〔■〕 で示される化合物に導き、 ■ナトリウムアリルオキシドを反応させた後酸化反応を
行い、さらに酸性条件下に脱トリチル化を行った後、酸
化反応を行って式〔■〕で示される化合物とジシクロへ
キシルカルボッイミドの存在下に反応させて式(Vl)
で示される化合物に導き、 ■L−ブトキシカリウムを反応させ、さらに2−フルオ
ロピリジニウムトンレートで脱水して式(IX) で示される化合物に導き、 ■これをフッ化カリウムを用いて環化して式〔■〕で示
される化合物に導き、 ■二酢酸ハラジウムとトリフヱニルホスフィンを用いて
アリルオキシカルボニル基を除き、さらに、水素化ナト
リウムとフェニルトリフルイミドとを反応させて製造す
ることができる。
化合物(V)および化合物(IV)は下記の径路により
製造することができる。
(V) 即ち、化合物〔V)は次のようにして製造される。
2.2−ジメチルシクロヘキサン−1,3−ジオンをペ
イカーズイーストを用いて酵素還元して(S)−2,2
−ジメチル−3−ヒドロキシシクロヘキサン−1−オン
に導き、次にエチルビニルエーテルでヒドロキシ基を1
−(エトキシ)エチル基で保護した後、N、N−ジメチ
ルホルムアミドジメチルアセクールを反応させ、さらに
ジイソブチルアルミニウムヒドリド還元して6−メチレ
ン化し、トリメトキシ水素化ホウ素ナトリウムを反応さ
せ、塩酸で保護基を除いて式 沃化第一銅、トリブチルホスフィンと反応させ、次にア
リルプロミドと反応させて式(Xlで示される化合物に
導き、リチウムジイソプロピルアミドの存在下に3−ト
リメチルシリル3−ブテン−2−オンを反応させ、ナト
リウムメトキシドで処理して弐(XI) で示されるシスジオール化合物を得る。
次いで、N−ヨードこはく酸イミドを反応させ、ジッー
ンズ酸化、さらに水素化ホウ素ナトリウム還元を行うこ
とにより化合物(V)が製造される。
また、化合物(IVIは次のようにして製造される。
(R)〜(=)−カルボンをメチルリチウム、υ で示される化合物に導き、次にシアン化水素、トリエチ
ルアルミニウムを反応させて式CXII)で示される化
合物に導き、四酸化オスミウム、N−メチルモルホリン
−N−オキシドと反応させ、次に過ヨウ素酸ナトリウム
、水素化ホウ素ナトリウム、水素化ナトリウムとヨウ化
メチルを順次反応させ、さらにジイソブチルアルミニウ
ムヒドリド還元し、ヒドラジン−水和物とヒドラジンニ
塩酸塩を反応させ、水酸化カリウムで処理して式(XI
II) で示される化合物に導く。
次いで、オゾンとジメチルスルフィドとを順次反応させ
、次にトリフルオロ過酢酸を反応させ、さらに水素化ア
ルミニウムリチウム還元とジゴーンズ酸化を行って式〔
χ■ν〕 で示される化合物に導き、トリフルオロ過酢酸を反応さ
せて式(XV) で示されるラクトン化合物に導く。
さらに、水酸化カリウムを用いて加水分解し、ジアゾメ
タンでメチルエステル化した後無水酢酸でアセチル化を
行い、次いでアセトニトリル中、塩化アルミニウムとヨ
ウ化ナトリウムを反応させ、ジアゾメタンで処理して式
(XVI)()CH3 で示される化合物に導き、トリチルクロリドを反応させ
てトリチル化した後ピリジニウムジクロメートで酸化し
て、化合物(IV)が製造される。
〈実施例〉 以下、製造例および参考例にて本発明の詳細な説明する
が、本発明はこれらの例のみに限定されるものではない
製造例 化合物(U ) 12.2mg、二酢酸パラジウム1.
3mg、1,1″−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェ
ロセン3.4mg 、)リブチルアミン0.024m1
、水0.054m1 およびN、N−ジメチルホルムア
ミド1.5mlを攪拌しながら、5分間−酸化炭素を導
き入れ、−酸化炭素雰囲気下で95°Cで7時間攪拌し
た。反応液を0.5 N水酸化ナトリウム水に加え、ジ
エチルエーテルで抽出した。エーテル溶液をIN水酸化
ナトリウム水、水、次いで飽和食塩水で順次洗浄した。
洗浄液を併せ、2N塩酸で91口とした後、ジエチルエ
ーテルで抽出し、水、次いで飽和食塩水で洗浄した。乾
燥後溶媒を留去して化合物(I[[) 4.1mgを得
た。(収率 42%)化合物(m ) 4.1mgとナ
トリウムメトキシドの2.5%メタノール溶液2mlを
60°Cで10時間攪拌した。反応液を減圧下にa縮し
、残渣をO′Cにし、0.5N塩酸でpH1とした。酢
酸エチルで抽出し、酢酸エチル溶液を水、次いで飽和食
塩水で洗浄後乾燥、溶媒を留去してグリシノエクレピン
A 2.5mgを得た。(収率66%) 上記で得たグリシノエクレビンA 2.511Igとア
セトニトリルLslを室温で攪拌しながら、N、N−ジ
イソプロピルエチルアミン0.040m1とp−ブロモ
フェナシルプロミド20mgを加えた。12時間攪拌し
た後反応液をジエチルエーテルで希釈し、061N塩酸
、重曹水次いで飽和食塩水で洗浄後乾燥、溶媒を留去し
て得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー
にて処理し、グリシノエクレピンAのジ(p−ブロモフ
ェナシル)エステル4.7Bを得た。(収率 99%) 融点 132〜136°C (α)o”  19.4@(cmo、86  CHCl
5)I  R(CHCI  3>  3550.176
0.1740.1705゜1590、1470.142
5.1380.1235.1175.1075゜975
.820cm−蔦 ’HNMR(CDC1,+D、O) δ (P P m)   0.990(3)1.s) 
 1.017(3H,s)1.038(3H,d)  
1.152(3Ls)  1.166(38,s)1.
541(1)1.dad)  1.757(Ill、d
dd)  1.830(LH。
tfddd)  1.899(1)1.ddd)  2
.074(IH,dd)2.367(IH,dd)  
2.385(IH,brd)  2.468(IH。
brd)2.584(1B、s)2.640(lLbr
d)2.846(IH,d)  2.877(IH,b
rd)  3.000(IH,d)4.065(111
,brs) 4.254(IH,d) 5.283と5
.315(各18.ABq) 5.375と5.504
 (各II(。
ABq) 6.075(IH,brs) 7.644と
7.785(各2H。
ABq) 7.652と1.823C各2H,ABq)
FD−MS  m/e 843.841,839  (1: 2 :  1.M
H’″)842.840,838  (1:l  1.
M”)これらの物性値は、天然のグリシノエクレビンA
から導かれるジ(p−ブロモフェナシル)エステルの物
性値と一致した。
参考例1 化合物(n)の製造 ■ 化合物(Vl)の製造 ブロモマグネシウムチオウレイド−COztf体1.6
6gとN、N−ジメチルホルムアミド6mlとを撹拌し
ながら、これに化合物(■) 490e+gを室温下に
加えた。21時間攪拌した後、反応液を氷水に加え、2
N塩酸を加えてpHを1とし、ジエチルエーテルにて抽
出した。エーテル溶液を水、次いで飽和食塩水で洗浄し
、乾燥後溶媒を留去した。
残渣に、化合物(V)26抛gおよびジクロロメタン1
6+slを加え、攪拌下、o′cにてジシクロへキシル
カルボジイミド190mgと4−ジメチルアミノピリジ
ンtosgとを加えた。5時間後に室温まで昇温し、さ
らに20時間攪拌した0反応液にジエチルエーテルを加
え、沈澱を濾去し、゛濾液を重曹水、次いで飽和食塩水
で洗浄し、乾燥後溶媒を留去した。残渣をシリカゲルカ
ラムクロマトグラフィーで処理し、化合物(Vl)62
9+I1gを得た。
収率 84% (cr)ot423.9’  (cmo、73  CH
Cl5)I R(CHCl z) 1730.1665
.1620.1295 cm−’’HNMR(CDCI
s) δ(p p m)  0.771(3)1.s) 0.
793(3N、s)0.910(3H,s) 1.23
9(3H,s) 0.860(3fl、d)2.001
(31,s) 2.799(11(、d) 3.115
(28,m)3.453 と3.463(各IH,AB
q) 3.602(3H,s)3.979(IH,d)
 4.606(IH,s) 5.138(11(、br
s)7.213〜7.433(15H) 12.037
(III、s)■ 化合物〔■〕の製造 フ・ン化カリウム46mg−,1B−クラウン−621
1mgおよびアセトニトリル4mlを攪拌しながら、こ
れに化合物(Vl) 237+mgのアセトニトリル1
1m1溶液を室温下に加えた0反応液を65℃に加熱し
、15時間攪拌した後、反応液を冷却後水に加え、ジエ
チルエーテルにて抽出した。
エーテル溶液を重曹水、次いで飽和食塩水で洗浄し、乾
燥後溶媒を留去した。残渣をシリカゲルカラムクロマト
グラフィーで処理し、化合物〔■) 154 sagを
得た。
収率 76% (α)o”+20.0@(c−1,35CMCl2)f
 R(CHCI 3) 1735,1715,1240
.1175 cts−’’HNMR(CDCIs) δ(p p m )  0.756(3N、s) 0.
887(3H,d)0.950(38,s) 0.96
7(3H,s) 1.165(311,d)2.079
(II、dd) 2.087(3H,s) 2.164
(ltl、d)2.246(LH,m) 2.383(
IH,dd) 2.529(II(、d)3.085〜
3.163(4H) 3.628(3H,s) 3.7
67(LH,d) 4.098(IH,d) 5.19
7(IH,brs)7.212〜7.437(15+1
) FD−MS  m/e  764 (M’)、243■
 化合物〔■〕の製造 化合物(■) 276mgとアリルアルコール14m1
を攪拌しながら、これにナトリウムアリルオキシド0.
8ml (0,9Mアリルアルコール溶液)を18°C
にて加えた。2.5時間攪拌した後、反応液を水に加え
、ジエチルエーテルにて抽出した。エチル溶液を水、次
いで飽和食塩水で洗浄し、乾燥後l8媒を留去した。残
渣をソリ力ゲルカラムクロマトグラフィーにて処理し、
弐 で示されるヒドロキソエステル化合’171220 m
 gを得た。
収率 74% 〔α〕。”+15.4° (c =]、14  CHC
I z)I R(CHCl :1)3550.1725
.1245.11051085 cm−’ HNMR(CDC11) δ(ppm)  0.777(38,s)0.835(
3+1.d)0.888(311d) 0.964(3
11,s) 0.992(311s)1.867(11
1,dd) 2.070(311,s) 2.120(
III、d)2.208(III、m)  2.295
(III、brd)  2.353(III、d)2.
403(111,dd)  2.524(ill、d)
  2.701(III、dd)3.129(III、
t、)  3.228(LH,d)  3.309(L
H,brs)3.613(31(、s) 3.753(
111,d) 4.630と4.662(各III、A
BX) 5.129(ill、brs) 5.245(
Ill。
dd)  5.351(Ill、dd)  5.894
(IH,dddd)  7.210〜7.444(15
11) FD−MS  m/e   823  (MH”)82
2  (M”)、  243 オキザリルクロリド0.07On+I 、ジメチルスル
ホキシド0.11m1およびジクロロメタン2mlを攪
拌しながら一78°Cに冷却し、5分後、上記のヒドロ
キシエステル化合物215mgのジクロロメタン5ml
溶液を滴下し、さらに20分後トリエチルアミンQ、3
7m1を加えて5分間攪拌を続けた。
反応液を室温に戻した後、水に加え、ジエチルエーテル
で抽出し、IN塩酸、重曹水、次いで飽和食塩水で洗浄
し、乾燥後溶媒を留去した。
残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて処理し
、式 でボされるケトエステル化合物を得た。
収率98% (α )  D” +26.9 °  (cm1.05
   CHC1i)I R(CHCl 、) 1750
.1730,1720.12451110 cm” 11NMR(CDCI、) δ(p p m )  0.737(3H,s) 0.
879(3Hd)0.953(311,s) 1.00
2(3H,s) 1.135(3)1.s)2.041
(3f1.s) 2.103(IH,d) 2.179
(ILm)2.344(IH,dd) 2.388(1
11,brd) 2.427(18d) 2.700(
IH,d) 2.911(LH,dd) 3.084(
IIId) 3.101(21+、m) 3.619(
31+、s) 4.187(IHd) 4.595と4
.673 (各IH,ABX) 5.129(1B。
brs) 5.239(1B、dd) 5.357(1
8,dd) 5.922(111,dddd) 7.2
18〜7.435(+511)FD−MS  m/e 
 821 (MH’)820(Mゝ)、792.243 上記のケトエステル化合物210mgとメタノール、テ
トラヒドロフラン混合液(メタノール;テトラヒドロフ
ラン−3: 1)6mlを撹拌しながら室温下にp−ト
ルエンスルボン酸15mgを加えた。12時間後に反応
液を重曹水に加え、酢酸エチルにて抽出し、飽和食塩水
で洗浄、乾燥後溶媒を留去した。残渣をシリカゲルカラ
ムクロマトグラフィーにて処理し、式 で示されるヒドロキン化合物を得た。
収率91% (α) a”+51.4@(c IR(CHC13) 3500 HNMR(CDCl5) =1.12  CHCl*) 1750、1730.1720 cm−’ δ (PPm)   0.965(31(、s)1.0
11(3H,s)1.011(3H,d)  1.06
0(3H,s)  1.148(3H,s)2.051
(IH,dd)  2.172(311,s)  2.
227(LH,brd)2.312(LH,m)  2
.395(Ill、dd)  2.458(Ill、d
)2.562(LH,dd)  2.725(III、
brd)  2.952(III。
brdd)  3.176(Ill、d)  3.66
4(3H,s)  3.709211、t) 4.20
2(IH,d) 4.598と4.686 (各IH,
ABX)5.206(ill、brs)5.241(L
H,dd)5.362(IH,dd)5.927(il
l、dddd)FD−MS  m/e   579. 
500オキザリルクロリド0.021m1 、ジメチル
スルホキシド0.035m1およびジクロロメタン1m
lを撹拌しながら一78°Cに冷却し、3分後、上記の
ヒドロキシ化合物47mgのジクロロメタン3ml溶液
を滴下し、さらに30分後トリエチルアミン0.11m
1を加えて5分間攪拌を続けた。反応液を室温に戻して
さらに30分間攪拌後、水に加え、ジエチルエーテルで
抽出し、0.5N塩酸、重曹水、次いで飽和食塩水で洗
浄し、乾燥後溶媒を留去して化合物〔■〕を得た。
■ 化合物(IX)の製造 カリウム t−ブトキシド28mgとジメトキシエタン
2mlとを攪拌しながら一78°Cに冷却し、化合物〔
■〕をジメトキシエタン3mlに溶かした液を加えた。
10分後、反応液を氷水に加えジエチルエーテルで抽出
した。エーテル溶液を水、次いで飽和食塩水で洗浄し、
乾燥後溶媒を留去して油状物を得た。
核油状物にジクロロメタン3mlを加え、攪拌しながら
、室温下にトリエチルアミン0.06hlとP−)ルエ
ンスルホン酸N−メチルー2−フルオロピリジニウム6
9a+gを加えた。4時間後、反応液をジエチルエーテ
ルで希釈し、0.5 N塩酸、重曹水、次いで飽和食塩
水で洗浄し、乾燥後溶媒を留去した。残渣をシリカゲル
カラムクロマトグラフィーにて処理し化合物(IX)を
得た。
収率 54% 融点 149〜150.5°C(ヘキサンとジクロロメ
タンより再結晶) (α) o”  8.77° (c =1.36  C
HC1a)I R(CHCI 、l) 1750,17
25.1680.16151245  c清− ’HNMR(CDCL) δ (PPm)   0.890(311,s)0.9
04(3H,d)0.994(311,s)  1.1
35(3H,s)  1.301(311,s)2.0
60(18,dd)  2.074(3H,s)  2
.084(1B、dd)2.105(IH,dd)2.
349(LH,d)2.410(IH,dd)2.44
9(LH,brd)2.540(IH,m)3.085
(IH。
brd)  3.097(LH,d)  3.680(
3H,s)  4.20511(、d)  4.605
(2H,d)  5.233(IH,dd)  5.3
56(LH,dd)5.467(IH,dd)5.91
5(1)1.dat)6.915(11(dd) FD−MS  m/e   559(MH”)55B 
 (M”)、  550 ■ 化合物(n)の製造 二酢酸パラジウム1.5+IIg 、 トリフェニルホ
スフィン3.9mgおよびテトラヒドロフラン0.2a
+1を攪拌しながら、室温下に蟻酸0.005m1 と
トリエチルアミン0.03all+ とをテトラヒドロ
フラン0.2mlに溶かした液を加えた。10分後、化
合111 [IX)をテトラヒドロフラン1.5mlに
ン容かした液を加え、さらに1時間攪拌を続けた0反応
液を氷水に加えジエチルエーテルで抽出した。
エーテル溶液を水、次いで飽和食塩水で洗浄し、乾燥後
溶媒を留去した。
得られた残渣にテトラヒドロフラン2.5mlを加え、
攪拌しなから0℃にて水素化ナトリウム9.5mg  
(60%油性)とN−フェニルトリフルオロメタンスル
ホイミド34mgとを加えた。20分間撹拌した後、反
応液を氷水に加え、ジエチルエーテルで抽出した。エー
テル溶液を0.5 N塩酸、重曹水、次いで飽和食塩水
で洗浄し、乾燥後溶媒を留去した。残渣をシリカゲルカ
ラムクロマトグラフィーで処理し、化合物(II ) 
21.6111gを得た。
収率 76% 〔α〕。”−55,0° (cm1.10  CHCl
、)I R(CHCl 3) 1755.1?30,1
410.13801255.1145  cm−’ ’ HN M R(CD Cl x )δ(P P m
 )  0.911(3H,s) 0.911(3H,
d)1.025(3H,s)  1.052(3H,s
)  1.170(3H,s)1.511(IH,dd
d)  1.634(3H,ddd)  1832(3
Hdddd)  1.929(311,d+4d)  
1.968(311,s)2.092(II(、dd)
  2.097(III、dd)  2.334(il
lbrd)  2.371(LH,brd)  2.4
70(IH,brd)2.485(11(、m)  2
.533(III、d) 2.857(18,brd)
3.058(111,d)  3.678(3H,s)
  4.250(IH,d)5.215(ILbrs)
  5.911(LH,brs)FD−MS   m/
e   606 尚、上記の製造において化合物(I[[)が9mg副生
じた。(収率 13%) 参考例2 化合物(V)の製造 ■ (S)−2,2−ジメチル−3−(1−エトキシ)
エトキシシクロヘキサン−1−オンの製造 2.2−ジメチルシクロヘキサン−1,3−ジオンをベ
イカーズイーストを用いて還元して得られる(K、Mo
ri、 Tetrahedron+ 1985+ 41
+ 5487参照)(S)−2,2−ジノチル−3−ヒ
ドロキンシクロヘキサン−1−オン(97,7χe、e
、 )53mg、エチルビニルエーテルO,11m1お
よびp−トルエンスルホン酸ピリジニウム9mgを塩化
メチレン4mlに溶解し、アルゴン雰囲気下に室温で1
2時間攪拌した。次に5%重曹水2mlを加え、溶媒を
留去した後ジエチルエーテルで抽出した。エーテル溶液
を飽和食塩水で3回洗浄し、乾燥後溶媒を留去した。残
渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて処理し、
(S)−2゜2−ジメチル−3−(1−エトキシ)エト
キンシクロヘキサン−1−オン77.8mgを得た。
収率 97% Ca〕D”+17.3”  (c=1.08  CHC
Is)[R(film) 1720,1140,110
0,1050 cn+■ (S)−2,2−ジメチル−
3−(1−エトキシ)エトキシ−6−メチレンシクロヘ
キサン−1−オンの製造 (S)−2,2−ジメチル−3−(1−エトキシ)エト
キシシクロヘキサン−1−オン77.8mgとN、N−
ジメチルホルムアミドジメチルアセクール0.2mlと
を封管中2日間還流した。反応液を5%重曹水に加え、
ジエチルエーテルで抽出した。エーテル溶液を飽和食塩
水で3回洗浄し、乾燥後溶媒を留去して残′a10釦g
を得た。
上記で得た残渣109mgとテトラヒドロフラン8ml
とを、アルゴン雰囲気下−78°Cにて攪拌しながらジ
イソブチルアルミニウムヒドリド(IMヘキサン溶1)
 0.56m1を加えた。15分間攪拌した後室温まで
徐々に昇温し、2時間後場化アンモニウム水1.5ml
を加えさらに8時間攪拌した。テトラヒドロフランを留
去した後ジエチルエーテルで抽出した。エーテル溶液を
塩化アンモニウム水、飽和食塩水で各3回洗浄し、乾燥
後溶媒を留去し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラ
フィーにて処理し、(S)−2゜2−ジメチル−3−(
1−エトキシ)エトキン6−メチレンシクロヘキサン−
1−オン51.7mgを得た。
収率 63% I R(film) 3090.1700,1610.
910cm’HNMR(CDCl2) δ (+)Pm)   5.09(ltl、brs)5
.702(IH,brs) ■ (3S、シス)−2,2−ジメチル−3=(1−エ
トキシ)エトキシ−6−メチレンシクロヘキサン−1−
オールの製造 水素化ナトリウム(60%油性) 50mgをヘキサン
で洗浄し、これにテトラヒドロフラン5mlを加え還流
下トリメトキシボラン0.101111を滴下した。3
0分間攪拌した後室温にし、(S)2.2−ジメチル−
3−(l−エトキシ)エトキシ−6−メチレンシクロヘ
キサン−1−オン50.7o+gのテトラヒドロフラン
溶液(1,5m1)を滴下した。室温で12.5時間攪
拌した後、水冷下、水20+s lを加え、テトラヒド
ロフランを留去し、ジエチルエーテルで抽出した。エー
テル溶液を飽和食塩水で3回洗浄し乾燥後溶媒を留去し
、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて処理
し、(3S、シス)−2,2−ジメチル−3−(L−エ
トキシ)エトキシ−6−メチレンシクロヘキサン−1−
オール44.7mgを得た。
収率 87% 〔α) o”+50.3° (c =1.02  CH
C1s)[R(film) 3490,3080,16
60,1130,1100゜1020890cm− ■ (3S、シス)−2,2−ジメチル−6−メチレン
シクロヘキサン−1,3−ジオールの製造 (3S、シス)−2,2−ジメチル−3−(1−エトキ
シ)エトキシ−6−メチレンシクロヘキサン−1−オー
ル107.3mgとテトラヒドロフラン13m1とを0
°Cで攪拌しながらIN塩酸10滴を滴下した。20分
間攪拌した後さらにIN塩酸10滴を滴下し、室温まで
昇温して4時間攪拌した。反応液を5%重曹水で中和後
テトラヒドロフランを留去し、酢酸エチルで抽出した。
酢酸エチル溶液を飽和食塩水で3回洗浄し乾燥後溶媒を
留去し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに
て処理し、(3S、シス)−2,2−ジメチル−6−メ
チレンシクロヘキサン−1,3−ジオール76.4mg
を得た。
収率 100% 融点 33〜39°C 〔α) o”+50.1° (c =1.38  CH
CI 2)MS  m/e   138  (M”−1
8)r R(film) 3500,3075,166
0.900cm’HNMR(CDCIz) δ (ppm)  0.95と1.08(各3H,s)
 3.51(LH,brs)  3.75(IH,s)
  4.96(2H,s)■ 化合物〔V)の製造 (3S、シス)−2,2−ジメチル−6−メチレンシク
ロヘキサン−1,3−ジオール24.5mgとアセトニ
トリル2.5ml とにN−ヨードこは(酸イミド53
T1gを加え、遮光し16時間攪拌した。ジエチルエー
テルで抽出し、水、飽和チオ硫酸ナトリウム水および飽
和食塩水で順次洗浄し、乾燥後溶媒を留去して得た残渣
をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて処理し、化
合物(V)の光学異性体(ヒドロキシ基の結合している
炭素原子の立体配置が(S)である異性体) 34.9
n+gを得た。さらに、ヘキサン−ジエチルエーテルよ
り再結晶することにより光学純度100%のものを得た
収率 79% 融点 99〜101°C 〔α) o” +5.5’  (c =1.10  C
HCl x)I R(film) 3470,1192
.1079c1’HNMR(CDCI、) δ (PPm)  3.40と3.52(各IH,AB
q)3.53(IH,d) 4.01(IH,d)上記
で得た化合物(V)の光学異性体31ffigとアセト
ン8mlにO′Cでジョーンズ試薬5滴を滴下し、5分
間攪拌した。室温まで昇温した後50分間攪拌し、イソ
プロピルアルコール1oafを加えた。生成した沈澱を
濾去し、濾液に5%重曹水51を加え、アセトンを留去
した。ジエチルエーテルで抽出し、5%重曹水次いで飽
和食塩水で洗浄し、乾燥後溶媒を留去して得た残渣をシ
リカゲルカラムクロマトグラフィーにて処理で示される
カルボニル化合物30.2ff1gを得た。
収率 98% MS  m/e  280 (M”) (cr) 6”’ +13.0’  (c =1.51
  CHCl s)I R(film) 1759.1
100 cm−’’ HN M R(CD C1z ) δ (ppm)  3.40と3.52(各11.AB
q)3.53(IH,d) 4.01(IH,d)上記
のカルボニル化合物207n+gと含水メタノール(メ
タノール:水=10:1)15a+1に0°Cで水素化
ホウ素ナトリウム56+IIgを加え、30分間攪拌後
アセトンを加え、溶媒を留去した後ジエチルエーテルで
希釈した。エーテル溶液を水次いで飽和食塩水で洗浄し
、乾燥後溶媒を留去して得た残渣をシリカゲルカラムク
ロマトグラフィーにて処理し化合物(V ) 193m
gを得た。
収率 93% 融点 80〜81°C(ヘキサンとジエチルエーテルよ
り再結晶) (α) Dz4+13.6”  (cm0.90  C
HCIs)I R(CHCl ff)3470,109
0,1000.980840  cm HNMR(CDC1,) δ (P pm)  0.894(3!l、s)  1
.114(311,s)1.424(IH,dddd)
1.703(LH,d)  1.727(3+1.dd
dd)]、、981(1)1.ddd)2.178(1
)1ddd) 3.517  と3.521(各ill
、ABq) 3.560(LH,tjd)  3.94
3(III、d)Fl −MS   m/e   28
3(MH’)282(M“)、  254. 155参
考例3 化合物CIV)の製造 ■ 化合物(X)の製造 沃化第−m13.7gとテトラヒドロフラン500m1
とに室温でトリブチルホスフィン36m1を加え30分
間撹拌した。反応液を一78゛Cに冷却し、メチルリチ
ウムの0.71Mジエチルエーテル溶液]、02m1を
加え1時間攪拌した。次いで(−)−カルボン9.0g
のテトラヒドロフラン100m1i8液を加え、1時間
攪拌した後−40〜−50゛Cに昇温した。4時間後再
び一78°Cに冷却し、ヘギサメチルホスホリノクトリ
アミド21m1を加え、20分後アリルプロミド21m
1を加え室温まで昇温した。15時間後テトラヒドロフ
ランを留去し、残渣に水を加えジエチルエーテルで抽出
した。エーテル溶液を、銅−アンモニア錯体の青色が消
失するまでアンモニア水で洗浄し、さらに2N塩酸、重
曹水、飽和食塩水で順次洗浄し、乾燥後溶媒を留去して
得た残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて処
理し化合物〔x)9.7gを得た。
収率 78% (α〕。”+56.6’  (c =1.OCHC13
)I R(film) 30B0,1710,1645
,995,910,895cmHNMR(CDCis) δ(pP m)  0.907(38,d) 0.99
8(3H,s)1.639(ltl、m) 1.748
(38,s) 2.592(ill。
dddd) 4.723(ltl、brs) 4.80
0(IH,brs)5.047(IH,brd) 5.
053(LH,brd) 5.627(18,m) EI  MS  m/e  206 (M”)。
191、 163.  i09. 95■ 化合物(X
I)の製造 ジイソプロピルアミン0.84m1とテトラヒドロフラ
ン7mlとにアルゴン雰囲気下、0°Cテnブチルリチ
ウムの1.6Mヘキサン?容液液3.751を加え、3
0分間攪拌した。−78°Cに冷却し、化合物(X)1
.03gのテトラヒドロフラン20m l溶液を加え、
1時間攪拌した後3−トリメチルシリル−3−ブテン−
2−オン923mgのテトラヒドロフラン15m1溶液
を加え、さらに1時間攪拌した後−20゛Cで12時間
攪拌した。反応液に飽和塩化アンモニウム水を加えてジ
エチルエーテルで抽出した。エーテル溶液を、重曹水次
いで飽和食塩水で洗浄し、乾燥後溶媒を留去した。得ら
れた残渣にナトリウムメトキシドの5%メタノール溶液
50m1を加え、3時間還流した。
反応液を濃縮して得た残渣を水で希釈し、ジエチルエー
テルで抽出した。エーテル溶液を、2N塩酸、重曹水次
いで飽和食塩水で順次洗浄し、乾燥後溶媒を留去して得
た残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて処理
し化合物(XI)954閑gを得た。
収率 74% 融点 53〜55°C (α) o”  10.6° (cmo、93  CH
Cl、)l R(CHCI 3) 3080,1670
,920.900 cmHNMR(CDCI3) δ(p p m)  0.905(311,d) 1.
051(311,s)1.350(18,ddd) 1
.533(LH,dddd) 1.737(3H,s)
’ 1.853(LH,m) 2−035(III、d
dd)2.380(11(、ddd) 2.536(i
ll、dd) 4.803(IHbrs) 4.825
(LH,t) 5.033(LH,brd)5.039
(III、brd) 5.602(18,dddd) 
5.905(IHd) El −MS  m/e  258 (M’)235.
2+7,161 ■ 化合物(Xll)の製造 シアン化水素の194Mテトラヒドロフラン溶液0.4
0m1.  )リエチルアミンの15%ヘキサン溶液1
.29m1およびテトラヒドロフラン5mlを攬拌しな
がら、o ”cで化合物(XI) 100mgのテトラ
ヒドロフラン3ml溶液を加えた。室温で30分間攪拌
した後、反応液を氷片を含む水酸化ナトリウム水溶液に
注ぎジエチルエーテルで抽出した。エーテル溶液を、水
次いで飽和食塩水で洗浄し、乾燥後溶媒を留去して得た
残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて処理し
化合物(Xll) 55mgを得た。
収率 50% 融点 180〜182°C(ヘキサンと塩化メチレンと
から再結晶) 〔α) o”+9.7”  (C=1.0  CHCI
 s)[R(CHCl 2) 3090,2220.1
?20,1645゜905 cm−’ ’HNMR(CDCL) δ(P pm)  1.079(3H,s) 1.10
4(3H,d)1.745(311,d) 2.443
(1t1.dd) 2.615(111゜ddd) 2
.720(LH,dd) 2.887(IH,d) 4
.877(IH,t) 4.893(1B、s) 5.
134(1)1.brd)5.159(IH,brd)
 5.782(IH,dddd)El −MS   m
/e   285  (M”)、  244217、 
188. 186. 175. 41■ 化合物(XN
[3の製造 化合物(Xll) 3.53gとアセトン80m lを
攪拌しながら、室温下に四酸化オスミウムの0.157
Mテトラヒトロフランン容液2各法を力■えた。10分
後にさらにN−メチルモルホリン−N−オキント2.0
9 gの水溶液50m lを加え、室温で6.5時間撹
拌した0反応液に、ハイドロサルファイドナトリウム5
g、フロリジル20gおよび水3抛)の混合物を加えて
セライト濾過し、濾液より酢酸エチルで抽出、飽和食塩
水で洗浄し、乾燥後溶媒を留去して得た残渣をシリカゲ
ルカラムクロマトグラフィーにて処理し、式 で示されるジオール3.16 gを得た。
収率 80% l R(film) 3480.30?5.2220.
1?20,1645゜910 cm−’ ’ HN M R(CD CI s )δ (p pm
)  3.55(2H,m)  3.84(IH,m)
4.88(2H,brs) El −MS  m/e   319  (M”)、 
 288244、 182. 129. 41 上記のジオール3.16gにメタノール60m lを加
え、これに0゛Cで過ヨウ素酸ナトリウム2.54gの
水溶液30+I11を加えた。室温で30分間攪拌した
後再び0°Cに冷却し、水素化ホウ素ナトリウム1.1
3gを加えた。30分後に反応液にアセトンを加えてセ
ライト濾過し、濾液を4縮し酢酸エチルで抽出、飽和食
塩水で洗浄し、乾燥後溶媒を留去した。得られた残渣に
水素化ナトリウム(50%油性)1.33g、テトラヒ
ドロフラン30m1およびヨウ化メチル2.87m1を
室温下に加えた。15時間後反応液を氷水に加え、ジエ
チルエーテルで抽出した。エーテル溶液を重曹水次いで
飽和食塩水で洗浄し、乾燥後溶媒を留去して得た残渣を
シリカゲルカラムクロマトグラフィーにて処理し、弐 で示されるジメトキシ化合物1.91 gを得た。
収率 61% 融点 72〜74°C(ヘキサンとジエチルエーテルと
から再結晶) 〔α〕。”+27.6° (cm1.21  CHCl
、)I R(film) 3QT0.22LO,165
0,1450,1115゜1100.890cm一番 ’ HN M R(CD CI s )δ(ppm) 
 1.091(3H,d) 1.125(3H,s)1
.671(38,s) 1.881(IH,dd) 2
.313(L)I。
brd) 3.317(3H,s) 3.350(38
,s) 3.444(21(、t) 3.553(IH
,brt) 4.790(2H,brs)El −MS
  m/e  319 (M″″)、304288.2
61,182.45 上記のジメトキシ化合物638mgにジエチルエーテル
25m lを加え、これに室温で水素化ジイソフ゛チル
アルミニウム ml:?i:滴下した。2時間攪拌した後0°Cに冷却
し、IN水酸化ナトリウム水溶液を加え酢酸エチルで抽
出した。酢酸エチル溶液を水酸化ナトリウム水、水およ
び飽和食塩水で順次洗浄し、乾燥後溶媒を留去し、残渣
として粗製のイミン化合物を得た。得られたイミン化合
物にヒドラジン−水和物6.73g、ヒドラジンニ塩酸
塩1.26gおよびトリエチレングリコール30mlを
加え、 120〜130°Cで3.5時間攪拌した。次
に、水酸化カリウムペレッ)4.4gを加えて200°
Cに加熱し、8、5時間撹拌した後攻冷却し、水を加え
た。ジエチルエーテルおよび酢酸エチルで抽出し、抽出
溶媒を併せ、水次いで飽和食塩水で洗浄し、乾燥後溶媒
を留去して得た残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィーにて処理し、化合物(XIII) 504mgを得
た。
収率 82% (z)11”−2.7° ( c =0.73  C 
H C I s)IR(口1m)3080,1645.
1120,1090.890  cyaHNMR  (
CDC 1.) δ (P pm)  0.93(38,s)  1.1
0(3H,d)  1.66(311,s)  2.5
0(18,ddd)  3.22(3H.s)  3.
31(3H,s)4.70(2H,brs)El −M
S   m/e   308  (M’)、  293
■ 化合物〔χIV)の製造 化合物(Xl11) 11.11gニ塩化メチレン40
01とメタノール100mlを加え、− 7 8 ’C
で撹拌下、オゾンを反応液の色が無色から青色になるま
で吹き込んだ.次にジメチルスルフィド30mlを加え
、反応液を室温まで昇温した.12時間撹拌した後、溶
媒を留去して得た残渣をジエチルエーテルで希釈し、水
次いで飽和食塩水で洗浄し、乾燥後溶媒を留去して得た
残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて処理し
、式で示されるカルボニル化合物9.50gを得た。
収率 85% 融点 85〜87.5°C (α) 、”−11.8° ( C =1.27  C
 H C l t)I R (film) 1710,
1465.11!5,1090 cII−’H N M
 R ( C D C l 3 )δ(p p m) 
 0.95(3tl,s) 1.05(3H,s) 1
.13(3H,s) 2.14(3H,s) 2.90
(IH,ddd) 3.22(3H s) 3.29(
38,s) El −MS  m/e  310 (M”)、292
27B,251.184 30%過酸化水素水4.4n+1と塩化メチレン150
mlとを攪拌下、0°Cにてトリフルオロ酢酸無水物3
2.8mlを加えた。室温で30分間攪拌した後、上記
のカルボニル化合物4.56gの塩化メチレン200m
 l溶液を加え室温で24時間攪拌した。反応液を氷水
に注ぎジエチルエーテルで抽出し、重曹水、チオ硫酸ナ
トリウム水および飽和食塩水で順次洗浄し、乾燥後溶媒
を留去して得た残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィーにて処理し、式 で示されるアセテート化合物3.08 gを得た。
収率 65% (cr) n”−14.5° ( c −1.37  
C H C l 2)I  R  (film)  1
735,1470.1260.1120.1090cm
−’’HNMR (CDC 1.) δ(p pm)  0.94(3H,s) 1.10(
3H.d) 1.13(3H,s) 2.03(3H,
s) 3.24(38,s) 3.29(3H,s) 
5.12(1)1,m)Fl −MS  m/e  3
26 (M’)、266上記のアセテート化合物7.3
1 gとジエチルエーテル27f)+ 1 とを攪拌下
、0“Cで水素化アルミニウムリチウム852mgを加
えた.1時間後酢酸エチルを加え、さらにジエチルエー
テルで希釈して2N塩酸、重曹水および飽和食塩水で順
次洗浄し、乾燥後溶媒を留去した。残渣にアセトン30
0m1を加え、攪拌下0°Cでジョーンズ試薬を反応液
が茶色を呈するまで加えた。20分後イソプロピルアル
コールを加えセライト濾過し、濾液を重曹水で中和した
後溶媒を留去した。得られた残渣をジエチルエーテルで
希釈し、重曹水次いで飽和食塩水で洗浄し、乾燥後溶媒
を留去して得た残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィーにて処理し、化合物(XIV35.87gを得た。
収率 93% 〔α) nt438.8’  (C””2.43  C
HC1s)I R(film) 1710.1460.
1115.1090 cm−’’HNMR(CDC1s
) δ(P P m)  1.00(3H,d) 1.02
(3H,s) 1.12(3H,s) 3.26(3H
,s) 3.32(3H,s) 3.45(28,t) El−MS  m/e  2B2 (M’)、2672
50.235,168,149,82■ 化合物(XV
)の製造 30%過酸化水素水4.16a+Iと塩化メチレン14
0m1とを攪拌下、0℃にてトリフルオロ酢酸無水物3
0.9mlを加えた。室温で30分間撹拌した後、化合
物(INM) 5.87 g (7)塩化メチIz71
40ml?II液を加え室温で1.5時間攪拌した0反
応液を氷水に注ぎ、ジエチルエーテルで抽出し、重曹水
、チオ硫酸ナトリウム水および飽和食塩水で順次洗浄し
、乾燥後溶媒を留去して得た残渣をシリカゲルカラムク
ロマトグラフィーにて処理し、化合物(XVI 4.4
7gを得た。
■ 化合物〔にvBの製造 化合物CXV〕4.47gに10%水酸化カリウムメタ
ノール溶液250m1を加え、24時間室温で攪拌した
後溶媒を留去し、残渣を水で希釈し0℃で2N塩酸を加
えて酸性にした。酢酸エチルで抽出し、水次いで飽和食
塩水で洗浄し、乾燥後溶媒を留去した。得られた残渣に
ジエチルエーテル−メタノール混合溶媒(ジエチルエー
テル:メタノール−10: 1 ) 160s+1を加
え、攪拌下O℃でジアゾメタンのジエチルエーテル溶液
を滴下した。30分後、溶媒を留去して得た残渣をシリ
カゲルカラムクロマトグラフィーにて処理し、ヒドロキ
シエステル3.03 gを得た。
収率 61% (α) o”−18,0° (cm1.27  CHC
l5)I R(film) 3500,1725,14
55,1295.1105cm−’HNMR(CDCI
s) δ(p p m)  1.01(311,d) 1.0
4(3H,s) 1.10(311,a) 3.28(
3H,s) 3.32(3H,s) 3.67(3H,
s) 3.90(LH,brs)FD−MS  m/e
  330 (M”)、299188.187,143 上記のヒドロキシエステル937mg 、無水酢酸0.
67m1、トリエチルアミン1.98+wL 4−ジメ
チルアミノピリジン35+wgおよび塩化メチレン30
+alを室温で36時間攪拌した0次に反応液をジエチ
ルエーテルで希釈し、2N塩酸、重曹水次いで飽和食塩
水で順次洗浄し、乾燥後溶媒を留去して得た残渣をシリ
カゲルカラムクロマトグラフィーにて処理し、アセテー
ト化合物981mgを得た。
収率 93% (crl o”  36,3° (cm1.15  C
HCl5)I  R(fHm)1735.1380,1
245,1200,1110゜1090c+w−’ ’HNMR(CDC1,) δ(P pm)  0.883(3H,s) 1.04
6(3H,d)1.176(3H,s) 1.817<
LH,brd) 1.920(LH。
dd) 2.093(31(、s) 2.627(18
,brd) 3.292(3H,s) 3.321(3
H,s) 3.403(2H,m) 3.577(IH
,brs) 3.679(3H,s) 4.900(L
H,brs)Fl −MS  m/e  373 (M
H”)。
308.258,187,185 塩化アルミニウム7.03g、ヨウ化ナトリウム7.9
1 gおよびアセトニトリル90−1を0℃で10分間
攪拌した後、上記のアセテート化合物981mgのアセ
トニトリル90m l溶液を滴下した。0〜20°Cで
6時間攪拌後、反応液を水に加えアセトニトリルを留去
し、2N塩酸で酸性にした。酢酸エチルで抽出し、チオ
硫酸ナトリウム水次いで飽和食塩水で洗浄し、乾燥後ン
容媒を留去した。
得うれた残渣にジエチルエーテル30m lとメタノー
ル10m1とを加え、攪拌下0゛Cでジアゾメタンのジ
エチルエーテル溶液を滴下した。30分後溶媒を留去し
、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー
にて処理し、化合物(XVI)771mgを得た。
収率 85% 〔α) l、”−37,3° (c −1,57CHC
l ))l R(film) 3450,1735,1
450.!385.12601020995cM−’ IHNMR(CDCIff) δ(p p m)  0.94(3H,s) 1.00
(3H,d) 1.24(3H,s) 2.07(3t
l、s) 3.63(3)1.s) 3.67(2)1
.brt) 4.20(111,brs) 4.88(
LH,brs)FD−MS  m/ e  345 (
MH”)173.171 ■ 化合物(IV)の製造 化合物〔xvr) 180mgと塩化メチレフ]Oml
とを撹拌下、室温でトリエチルアミン0.36m1、ト
リチルクロリド29]、mgおよび4−ジメチルアミノ
ピリジン13mgを加えた。13時間攪拌した後、反応
液をジエチルエーテルで希釈し、0.5 N塩酸、重曹
水および飽和食塩水で順次洗浄し、乾燥後溶媒を留去し
た。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ーにて処理し、式で示されるトリチルエーテル28hg
を得た。
収率 94% (α) ot417.8° (c −1,11CHCl
 s)I R(film) 3450,1730.14
55.I255,695 cn+’HNMR(CDCI
ff) δ(P P m)  0.653(3)1.s) 0.
851(3H,d)1.169(3H,s) 1.88
8(11,dd) 1.946(3H,s)2.284
(1)1.m) 2.448(IH,brd) 3.0
27(Ift。
ddd) 3.146(IH,ddd) 3.618(
3H,s) 4.206111、brs)4.860(
IH,brs)7.202〜7.442FD−MS  
m/e   586(M”)。
243、 171 上記のトリチルエーテル300mgと塩化メチレフ10
m1とを攪拌下、室温でピリジニウムジクロメート38
5mgを加えた。13時間攪拌後反応液をジエチルエー
テルで希釈し、セライト濾過した後濾液より溶媒を留去
した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィーにて処理し、化合物(IV) 290mgを得た。
収率 97% Ca〕o”−24,0’  (c =]、30  CH
Cl :+)I R(film) 1730,1455
1245.700cm−HN M R(CD Cl 3
 ) δ(p p m)  0.74(38,s) 0.84
(3H,d) 0.86(3H,s) 2.10(3H
,s) 2.11(18d) 2.84(IH,d) 
3.12(2H,Il) 5.11(1M、brs)7
.21〜7.44(15)1) FD−MS  m/e  584 (M”)、243〈
発明の効果〉 本発明方法により、ダイズシスト線虫の被害防除に有用
な物質であるグリシノエクレビンAが、化学的に製造す
ることができる。
\ \ \ \

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)式 ▲数式、化学式、表等があります▼ で示される化合物を、トリブチルアミン、二酢酸パラジ
    ウムおよび1,1′−ビス(ジフェニルホスフィノ)フ
    ェロセンの存在下に一酸化炭素を反応させて式 ▲数式、化学式、表等があります▼ で示される化合物に導き、次いで加水分解することを特
    徴とする式 ▲数式、化学式、表等があります▼ で示されるグリシンエクレピンAの製造法。
JP63223027A 1988-09-05 1988-09-05 グリシノエクレピンaの製造法 Pending JPH0269480A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013241434A (ja) * 2013-07-18 2013-12-05 Osaka Gas Co Ltd 9,9−ビス(カルボキシアリール)フルオレン類およびそのエステルの製造方法

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