JPH026944Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH026944Y2
JPH026944Y2 JP1985127750U JP12775085U JPH026944Y2 JP H026944 Y2 JPH026944 Y2 JP H026944Y2 JP 1985127750 U JP1985127750 U JP 1985127750U JP 12775085 U JP12775085 U JP 12775085U JP H026944 Y2 JPH026944 Y2 JP H026944Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
support rods
laundry waste
annular frames
annular
fixing member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1985127750U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6237291U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1985127750U priority Critical patent/JPH026944Y2/ja
Publication of JPS6237291U publication Critical patent/JPS6237291U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH026944Y2 publication Critical patent/JPH026944Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、洗濯機の洗濯槽内面に取付けられて
使用される洗濯くず捕集器で、詳しくは、嵌合な
らびに嵌合解除自在な一対の環状枠と、これら環
状枠間に挟持される洗濯くず捕集袋、ならびに、
吸盤等の固定具とを備えた洗濯くず捕集器に関す
る。
〔従来の技術〕
この種の洗濯くず捕集器としては、一般に次の
ようなものが提案されている。
(a) 内側に位置する環状枠の、その周方向に所定
間隔を隔てた三箇所に渡つて、この環状枠の中
心を通る状態で支持杆を架設し、この支持杆の
中心部に一定の向き姿勢で吸盤を直接取り付け
たもの(例えば実公昭49−26358号公報)。
(b) 内側に位置する環状枠の、その周方向に所定
間隔を隔てた三箇所に渡つて、この環状枠の中
心を通る状態で支持杆を架設し、この支持枠の
中心部に、屈曲可能なクサリやリンクを介して
吸盤を取り付けたもの(例えば、実公昭49−
26358号公報、特公昭53−37672号公報、実公昭
52−50583号公報)。
これらの何れの洗濯くず捕集器も、環状枠の周
方向複数箇所に渡つて架設された支持杆によつ
て、環状枠の開口部が複数に区画されているた
め、環状枠の開口部への洗濯くずの流入を邪魔す
るばかりではなく、洗濯くず捕集袋内に収集され
た洗濯くずを取り出す場合でも、前記の支持杆が
邪魔になり、洗濯くずの取り出しに手間取り易
い。
上記の一般的な技術が有するところの問題を解
決する段として、 (c) 嵌合ならびに嵌合解除自在な一対の環状枠
と、その環状枠の間に挾持される捕集袋とを備
えるとともに、一方の環状枠に一本の支持杆を
連設したもの(例えば実開昭58−188784号公
報)。
という手段を採用することも従来より知られてい
る。
〔考案が解決しようとする問題点〕 上記従来技術(c)によれば、支持杆が一本だけで
あり、洗濯くずの流入、取り出しが良好に行われ
易い点では有利なものであるが、間に捕集袋を挟
むことから、内外の環状枠が使用中に外れる虞れ
があり、これを防ぐために内外の環状枠どうしは
捕集袋ごと貫通する連結金具などで連結すると、
捕集袋が破れ易い許りでなく、枠外周部分の金具
に洗濯物が引掛るなどの問題があつた。
本考案の目的は、前記支持杆の合理的な改造を
もつて、洗濯くず捕集器としての重要な機能であ
る水流方向への追従性を確実に発揮させつつ、洗
濯くず捕集性能の向上と袋内に収集された洗濯く
ずの取り出しの容易化とを図るとともに、前述し
た環状枠どうしの外れや洗濯物の引掛りを良好に
避けられるようにする点にある。
〔問題点を解決するための手段〕
かかる目的を達成するために講じられた本考案
による洗濯くず捕集器の特徴構成は、前記環状枠
の夫々に、環状枠の周方向での一箇所から半径方
向での中心側に向かつて突出する支持杆を連設
し、この支持杆の前記中心側に向かつて突出した
部分に、両支持杆どうしを連結固定する固定部材
を設け、さらに、前記固定部材の一部に、前記固
定具を取付けた屈曲可能な連結具の取付部を設け
てある点にあり、その作用・効果は次の通りであ
る。
〔作用〕 固定具に対する連結具を、夫々の環状枠の周
方向での一箇所から片持ち状態で連設された支
持杆に設けることにより、環状枠を単一の広い
開口部に構成することができるから、従来のよ
うに、環状枠の開口部を複数に区画する多数の
支持杆によつて、洗濯くずの流入が邪魔された
り、或いは、洗濯くず捕集袋内に収集された洗
濯くずの取り出しに邪魔になつたりすることを
抑制することができる。
しかも、前記連結具が屈曲自在に構成されて
いるから、洗濯槽に対する固定具の取付け状態
に拘らず、環状枠を常に水流方向に向かう姿勢
に維持する。
各環状枠の支持杆どうしが連結固定されるた
め、環状枠どうしの外れを規制することができ
る。
支持杆どうしを連結固定する固定部材は、環
状枠の外周部分にではなく、半径方向中心側へ
突出した支持杆部分で連結作用を発揮するの
で、外側に位置する環状枠の外周部分が、前記
固定部材と洗濯物との接触を規制する手段とし
て役立つ。
支持杆どうしを連結固定する固定部材に、固
定具に対する連結具の取付部を設けたことによ
り、この固定部材を、前記内外の環状枠の外れ
防止手段と、固定具取付け手段とに兼ねられ
る。
〔考案の効果〕
(イ) 前記,の作用により、この種の洗濯くず
捕集器としての重要な機能である水流方向への
追従性を確実に発揮させながらも、洗濯くず捕
集性能の向上と洗濯くず捕集袋内に収集された
洗濯くずの取り出しの容易化とを達成すること
ができる。
(ロ) 前記,の作用により、環状枠の半径方向
中心側への支持杆の突出部分を連結された内外
の環状枠どうしの外れが確実に規制され易く、
間に挟まれる捕集袋の脱落を確実に防止し易
い。
(ハ) 前記の作用により、固定部材の洗濯物との
接触が良好に規制され、洗濯物の破損する虞れ
が少ない。
(ニ) 前記の作用により、環状枠どうしの外れ防
止手段と固定具に対する連結具取付け手段と
を、固定部材で兼用して、部品点数の削減によ
り、製造コストの低減ならびに組付け作業工数
の削減を図ることができる。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1図、第2図で示す洗濯くず捕集器を構成す
るに、嵌合ならびに嵌合解除自在な円形状の一対
の環状枠1,2間に、ネツト状の洗濯くず捕集袋
3の開口周縁部を挟持させるとともに、内側に位
置する環状枠2には、環状枠1,2の中心部に突
出する支持杆(以下、内側支持杆と記載する。)
4を連設し、かつ、外側に位置する環状枠1に
は、前記内側支持杆4に対して嵌合ならびに嵌合
解除自在な補強用の支持杆5(以下、外側支持杆
と記載する。)を連設している。
これら両支持杆4,5の先端部に亘つて、固定
具の一例である吸盤6を取付けるための屈曲自在
なクサリ利用の連結具Aを設けている。
前記両環状枠1,2の嵌合面の相対向する箇所
には、これら両者1,2間に挟持される洗濯くず
捕集袋3の抜け出しを阻止する凹部1aと凸部2
aとを形成している。
前記内側支持杆4は、内側の環状枠2に近づく
ほど広幅となる横断面コの字状の腕4aと、截頭
円錐形状の係止部分4bを備えた取付け部4cと
からなり、かつ、前記係止部分4bには、これの
半径方向外方への弾性変位を許す切れ目4dを形
成して構成されている。
前記外側支持杆5は、前記内側支持杆4の腕と
取付け部4cとに対してそれぞれ弾性的に外嵌す
る横断面コ字状の腕5aと有底筒状の取付け部5
cとを備え、かつ、前記取付け部5cの底部に
は、固定部材8に対する連結用の貫通孔5bを形
成して構成されている。
前記固定部材8は、外側支持杆5の貫通孔5b
を通して内側支持杆4の係止部分4bに係止され
る係止部8bと、鍔部8c、ならびに、前記連結
具Aを取付けるための取付部としてのリング部8
aとからなり、かつ、前係止部8bの先端からリ
ング部8aに亘る切れ目8dを形成して構成され
ている。
前記連結具Aは、吸盤6に回動自在に貫通支持
されるリング7と、前記固定部材8のリング部8
a及びリング7に対して係脱可能なリング部9
a,9bを備えた棒状の連結部材9とから構成さ
れている。
そして、上述の如く、吸盤6を取付けるための
連結具Aを、環状枠1,2に片持ち状態で連設さ
れた一対の支持杆4,5に設けることにより、環
状枠1,2を単一の広い開口部に構成することが
できるから、支持杆4,5によつて、洗濯くずの
流入が邪魔されたり、或いは、洗濯くず捕集袋3
内に収集された洗濯くずの取り出しに邪魔になつ
たりすることを極力抑制して、洗濯くず捕集性能
の向上と洗濯くず捕集袋3内に収集された洗濯く
ずの取り出しの容易化とを図ることができるので
ある。
しかも、環状枠1,2に連設された一対の支持
杆4,5が互いに嵌合するから、使用時に作用す
る種々の応力に充分耐えるだけの丈夫なものに構
成することができるとともに、使用途中での環状
枠1,2の分離も抑制することができる利点があ
る。
次に、別の実施例について説明する。
洗濯くず捕集器の構成部材である環状枠1,
2及び支持杆4,5に芯金を埋設して実施して
もよい。さらに、この実施例において、これら
環状枠1,2に埋設される芯金の一部を露出状
態で中心部側に延出して、この延出露出部分を
支持杆4,5に兼用構成してもよい。
上述の実施例では、連結具Aとしてクサリを
用いたが、これに替えてボールチエーンや合成
樹脂製の紐状体などを使用してもよい。
要するに、連結具Aとしては、環状枠1,2
を水流方向に向かわせることのできる屈曲性の
あるものであれば、如何なるものを使用しても
よい。
また、上述の実施例では、環状枠1,2を円
形に構成したが、これに替えて四角形、三角
形、六角形、カマボコ形などの他の形状に構成
してもよい。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る洗濯くず捕集器の実施例を
示し、第1図は分解斜視図、第2図は組み立て状
態での要部の断面図である。 1,2……環状枠、3……洗濯くず捕集袋、
4,5……支持杆、6……固定具、8……連結部
材、8a……取付部、A……連結具。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 嵌合ならびに嵌合解除自在な一対の環状枠1,
    2と、これら環状枠1,2間に挟持される洗濯く
    ず捕集袋3、ならびに、吸盤等の固定具6とを備
    えた洗濯くず捕集器であつて、前記環状枠1,2
    の夫々に、環状枠1,2の周方向での一箇所から
    半径方向での中心側に向かつて突出する支持杆
    4,5を連設し、この支持杆4,5の前記中心側
    に向かつて突出した部分に、両支持杆4,5どう
    しを連結固定する固定部材8を設け、さらに、前
    記固定部材8の一部に、前記固定具6を取付けた
    屈曲可能な連結具Aの取付部8aを設けてある洗
    濯くず捕集器。
JP1985127750U 1985-08-21 1985-08-21 Expired JPH026944Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985127750U JPH026944Y2 (ja) 1985-08-21 1985-08-21

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985127750U JPH026944Y2 (ja) 1985-08-21 1985-08-21

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6237291U JPS6237291U (ja) 1987-03-05
JPH026944Y2 true JPH026944Y2 (ja) 1990-02-20

Family

ID=31022799

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985127750U Expired JPH026944Y2 (ja) 1985-08-21 1985-08-21

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH026944Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58188784U (ja) * 1982-06-08 1983-12-15 アイセン工業株式会社 洗濯機用糸屑取り器

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6237291U (ja) 1987-03-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS62168513A (ja) 燃料タンクのフイルタ−
JPH026944Y2 (ja)
EP0179358B1 (en) Capped eyelet for attaching snap fastener
JP3020108U (ja) 排水ドレン用防塵網
JP2599840Y2 (ja) 洗濯屑捕集具
CN214634427U (zh) 一种新型鱼缸滤袋
CN218133627U (zh) 一种壁挂式空调用清洗罩
KR200148429Y1 (ko) 전주 커버
JPS6012016Y2 (ja) 雨樋
KR200192453Y1 (ko) 잠자리채
JP2515859Y2 (ja) 電気洗濯機用浮游式繊維屑取具
JPS5839200Y2 (ja) 洗濯機
JPH0186803U (ja)
JP3056157U (ja) ゴミ集め器
JP3014438U (ja) カッタ−シャツ
JPS5854501Y2 (ja) 鎖樋用集水器
JPS5941248Y2 (ja)
JPS642876Y2 (ja)
JP2603718B2 (ja) 集水器への継手接続構造
KR200243000Y1 (ko) 소쿠리의 보강구조
JP4735533B2 (ja) 雨水取水継手
JPS6150035U (ja)
JPH09267007A (ja) ストレーナ
JPH0219115Y2 (ja)
JPS6368986U (ja)