JPH0269220A - 多孔質ポリテトラフルオロエチレンチューブ、およびその製造方法 - Google Patents
多孔質ポリテトラフルオロエチレンチューブ、およびその製造方法Info
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- JPH0269220A JPH0269220A JP22049388A JP22049388A JPH0269220A JP H0269220 A JPH0269220 A JP H0269220A JP 22049388 A JP22049388 A JP 22049388A JP 22049388 A JP22049388 A JP 22049388A JP H0269220 A JPH0269220 A JP H0269220A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は多孔質ポリテトラフルオロエチレンチューブ、
およびその製造方法に関するものである。
およびその製造方法に関するものである。
更に詳しく述べるならば本発明は、高い気孔率を有し、
しかも高い耐水圧を有する多孔質ポリテトラフルオロエ
チレンチューブ、およびその製造方法に関するものであ
る。
しかも高い耐水圧を有する多孔質ポリテトラフルオロエ
チレンチューブ、およびその製造方法に関するものであ
る。
従来の多孔質ポリテトラフルオ口エチレン(PTFE)
チューブは、未焼成PTFEチューブ状成形物を、−軸
延伸膨張して製造されていた。このため、得られる多孔
質チューブの気孔率が不十分であるという問題点があり
、また、従来方法において、チューブの気孔率を高め、
および/又は、チューブの厚さを薄くシようとすると、
得られる多孔質チューブの製造歩留りが低下するという
問題があった。
チューブは、未焼成PTFEチューブ状成形物を、−軸
延伸膨張して製造されていた。このため、得られる多孔
質チューブの気孔率が不十分であるという問題点があり
、また、従来方法において、チューブの気孔率を高め、
および/又は、チューブの厚さを薄くシようとすると、
得られる多孔質チューブの製造歩留りが低下するという
問題があった。
特開昭54−94686号公報には、複数枚の多孔質ボ
ッテトラフルオロエチレン(PTFE)シートの+H7
J物を、接着剤を用いることなく焼成一体化した積層物
およびその製造方法が開示されている。しかし、PTF
Eシート、又はフィルムから得られる多孔質チューブ、
およびその製造方法は知られていなかった。
ッテトラフルオロエチレン(PTFE)シートの+H7
J物を、接着剤を用いることなく焼成一体化した積層物
およびその製造方法が開示されている。しかし、PTF
Eシート、又はフィルムから得られる多孔質チューブ、
およびその製造方法は知られていなかった。
本発明は、所望の厚さおよび/又は気孔率を有し、かつ
高耐水圧を有する多孔質PTFEチューブ、および、そ
れを効率よく製造することを可能とする多孔質PTFE
チューブ、の製造方法を提供しようとするものである。
高耐水圧を有する多孔質PTFEチューブ、および、そ
れを効率よく製造することを可能とする多孔質PTFE
チューブ、の製造方法を提供しようとするものである。
〔課題を解決するための手段および作用〕本発明の多孔
質ポリテトラフルオロエチレンチューブは、チューブ状
に巻き重ねられた1枚以上の焼成された多孔質ポリテト
ラフルオロエチレンフィルムからなり、このフィルムが
その巻き重ね接触面において互いに結着して、一体のチ
ューブを形成していることを特徴とするものである。
質ポリテトラフルオロエチレンチューブは、チューブ状
に巻き重ねられた1枚以上の焼成された多孔質ポリテト
ラフルオロエチレンフィルムからなり、このフィルムが
その巻き重ね接触面において互いに結着して、一体のチ
ューブを形成していることを特徴とするものである。
本発明の多孔質ポリテトラフルオロエチレンチューブの
製造方法は、芯材のまわりに1枚以上の未焼成多孔質ポ
リテトラフルオロエチレンフィルムを巻きつげ、このフ
ィルム巻層体を前記芯材上でその融点以上の温度で焼成
し、それにより形成された焼成チューブから前記芯材を
除去することを特徴とするものである。
製造方法は、芯材のまわりに1枚以上の未焼成多孔質ポ
リテトラフルオロエチレンフィルムを巻きつげ、このフ
ィルム巻層体を前記芯材上でその融点以上の温度で焼成
し、それにより形成された焼成チューブから前記芯材を
除去することを特徴とするものである。
本発明に係る多孔質ポリテトラフルオロエチレンチュー
ブの他の製造方法は、芯材のまわりに1枚以上の未焼成
多孔質PTFEフィルムを巻きつけ、得られたフィルム
巻層体から、前記芯材を除去し、前記フィルム巻層体を
、その融点以上の温度で焼成することを特徴とするもの
である。
ブの他の製造方法は、芯材のまわりに1枚以上の未焼成
多孔質PTFEフィルムを巻きつけ、得られたフィルム
巻層体から、前記芯材を除去し、前記フィルム巻層体を
、その融点以上の温度で焼成することを特徴とするもの
である。
本発明方法に用いられる未焼成多孔質PTFEフィルム
は、PTFE粉末と液状潤滑剤、例えばミネラルスピリ
ットなど、との混和物からなるペーストを押し出し成形
法によりシート状成形体に成形し、液状潤滑剤の除去前
、又は後に、このシート状PTFE成形体に、327℃
以下の未焼成温度、例えば35°C〜327°Cにおい
て、少なくとも一方向に延伸して得られるものである。
は、PTFE粉末と液状潤滑剤、例えばミネラルスピリ
ットなど、との混和物からなるペーストを押し出し成形
法によりシート状成形体に成形し、液状潤滑剤の除去前
、又は後に、このシート状PTFE成形体に、327℃
以下の未焼成温度、例えば35°C〜327°Cにおい
て、少なくとも一方向に延伸して得られるものである。
未焼成多孔質PTFEフィルムは、前述のように一軸方
向に延伸されたものであってもよいが、二輪又はそれ以
上の多方向に延伸されたものであってもよい。
向に延伸されたものであってもよいが、二輪又はそれ以
上の多方向に延伸されたものであってもよい。
本発明方法において未焼成多孔質PTFEフィルムの厚
さ、および気孔率に格別の制限はなく、適宜のものを用
いることができるが、一般には5〜500I1mの厚さ
と、10%以上の気孔率を有することが好ましく、10
〜100廂の厚さと、25%〜97%の気孔率を有する
ことがより一層好ましいう本発明方法において、1枚以
上の未焼成多孔質PTFEフィルムが芯材のまわりに巻
きつけられる。
さ、および気孔率に格別の制限はなく、適宜のものを用
いることができるが、一般には5〜500I1mの厚さ
と、10%以上の気孔率を有することが好ましく、10
〜100廂の厚さと、25%〜97%の気孔率を有する
ことがより一層好ましいう本発明方法において、1枚以
上の未焼成多孔質PTFEフィルムが芯材のまわりに巻
きつけられる。
芯材の直径は、目的チューブの内径に応じて設定される
。一般には、0.03〜3. Ocmのものが用いられ
るが、勿論これに限定されるものではない。このような
芯材は針金、ピアノ線、金属ロッド、パイプ、チューブ
、ハンダ製線材、ロッド、パイプ、チューブ、セラミッ
ク製線材、ロッド、パイプ、チューブおよび熱可塑性樹
脂および熱硬化性樹脂からなる線材、ロッド、パイプ、
チューブ、並びに形状記憶合金および形状記憶プラスチ
ック材料などから選ぶことができる。
。一般には、0.03〜3. Ocmのものが用いられ
るが、勿論これに限定されるものではない。このような
芯材は針金、ピアノ線、金属ロッド、パイプ、チューブ
、ハンダ製線材、ロッド、パイプ、チューブ、セラミッ
ク製線材、ロッド、パイプ、チューブおよび熱可塑性樹
脂および熱硬化性樹脂からなる線材、ロッド、パイプ、
チューブ、並びに形状記憶合金および形状記憶プラスチ
ック材料などから選ぶことができる。
1枚以上の未焼成多孔質PTFEフィルムは、芯材の周
面上に、1巻き以上、好ましくは2〜20重になるよう
に巻き重ねされる。未焼成PTFEフィルムは自己粘着
性があるので、一般に、表面側の巻き重ね端末に対し、
特に接着処理乃至固定処理を施す必要はない。
面上に、1巻き以上、好ましくは2〜20重になるよう
に巻き重ねされる。未焼成PTFEフィルムは自己粘着
性があるので、一般に、表面側の巻き重ね端末に対し、
特に接着処理乃至固定処理を施す必要はない。
2枚以上の未焼成多孔質PTFEフィルムからフィルム
巻層体を形成するとき、2枚以上の未焼成多孔質PTF
Eフィルムを互いに積層し、この積層体からフィルム巻
層体を形成してもよいし、或いはこれらのフィルムを順
次に互いに末端が連続するように巻き重ねてもよい。
巻層体を形成するとき、2枚以上の未焼成多孔質PTF
Eフィルムを互いに積層し、この積層体からフィルム巻
層体を形成してもよいし、或いはこれらのフィルムを順
次に互いに末端が連続するように巻き重ねてもよい。
また、これら2枚以上の未焼成多孔質PTFEフィルム
は、互いに気孔孔径の異なるものであってもよい。
は、互いに気孔孔径の異なるものであってもよい。
上述のようにして芯材上に形成された未焼成PTFEフ
ィルム巻層体を、芯材上に融点以上の温度、好ましくは
345℃以上の温度、より好ましくは350℃〜370
℃で焼成する。焼成時間は、焼成温度、チューブの厚さ
などを勘案して適宜に設定することができるが、一般に
は5秒〜60分程度である。
ィルム巻層体を、芯材上に融点以上の温度、好ましくは
345℃以上の温度、より好ましくは350℃〜370
℃で焼成する。焼成時間は、焼成温度、チューブの厚さ
などを勘案して適宜に設定することができるが、一般に
は5秒〜60分程度である。
次に、焼成によりフィルム巻層体を一体化して形成され
た焼成PTPEチューブから芯材を除去するには、下記
の方法がある。
た焼成PTPEチューブから芯材を除去するには、下記
の方法がある。
(イ)芯材が金属或いはセラミックのように、焼成温度
により変質しない場合には、この芯材を焼成されたPT
FEチューブより引き抜く。
により変質しない場合には、この芯材を焼成されたPT
FEチューブより引き抜く。
(ロ)芯材がハンダ材料、或いはプラスチックなどによ
り形成され、焼成温度において、溶融する場合には、溶
融したハンダ又はプラスチック材料を流去する。(この
とき、溶融物が流出しやすいようにフィルム巻層体に流
下角度を与える。)残留分があれば、これをかき取る。
り形成され、焼成温度において、溶融する場合には、溶
融したハンダ又はプラスチック材料を流去する。(この
とき、溶融物が流出しやすいようにフィルム巻層体に流
下角度を与える。)残留分があれば、これをかき取る。
(ハ)芯材が溶剤可溶性材料(例えばプラスチック)に
より形成されている場合は、溶剤中に浸漬し、芯材を除
去する。
より形成されている場合は、溶剤中に浸漬し、芯材を除
去する。
(ニ)芯材が形状記憶合金又はプラスチック材料により
形成されている場合は、加熱により芯材の径が細くなる
ことを利用して芯材を除去する。
形成されている場合は、加熱により芯材の径が細くなる
ことを利用して芯材を除去する。
本発明の他の方法においては、焼成工程の前にPTFE
フィルム壱層体炉層体材を除去する。この芯材除去方法
は、下記による。
フィルム壱層体炉層体材を除去する。この芯材除去方法
は、下記による。
(イ)芯材を引き抜く。
(II)芯材を焼成温度以下の温度で溶融して除去する
。
。
(ハ)芯材を溶剤に溶解除去する。
(ニ)芯材が形状記憶合金又はプラスチック材料により
形成されているときは、加熱、又は冷却により芯材の径
を細くして抜き取る。
形成されているときは、加熱、又は冷却により芯材の径
を細くして抜き取る。
次に、フィルム巻層体に、前記と同じ条件で焼成操作を
施す。
施す。
上記の方法により製造された本発明の多孔質PTFEチ
ューブにおいて、チューブ状に巻き重ねられた1枚以上
の多孔質PTFEフィルムは焼成されていて、焼成され
たPTFEフィルムは、その巻き重ね接触面において互
いに結着して一体の多孔質チューブを形成している。
ューブにおいて、チューブ状に巻き重ねられた1枚以上
の多孔質PTFEフィルムは焼成されていて、焼成され
たPTFEフィルムは、その巻き重ね接触面において互
いに結着して一体の多孔質チューブを形成している。
2枚以上の未焼成多孔質PTFEフィルムから本発明の
多孔質チューブを製造するとき、これらの多孔質PTF
Eフィルムは、同一種類のものであってもよいし、或い
は、互いに気孔孔径の異なるものであってもよい。この
ように気孔孔径の異なる2枚の未焼成多孔質PTFEフ
ィルムを順次に巻き重ねて得られた本発明の多孔質チュ
ーブは、その外周面部分と内周面部分との間に、気孔孔
径の差のあるものになる。また、互いに気孔孔径の異な
る3枚以上の未焼成多孔質PTFEフィルムを、順次に
巻き重ねて得られた本発明の多孔質チューブは、その外
周面部分、中間部分および内周面部分の間に、気孔孔径
の差のあるものとなる。このように気孔孔径の異なる2
部分を有する本発明の多孔質チェーブは、各種ガスおよ
び液体の分離膜として用いられる。
多孔質チューブを製造するとき、これらの多孔質PTF
Eフィルムは、同一種類のものであってもよいし、或い
は、互いに気孔孔径の異なるものであってもよい。この
ように気孔孔径の異なる2枚の未焼成多孔質PTFEフ
ィルムを順次に巻き重ねて得られた本発明の多孔質チュ
ーブは、その外周面部分と内周面部分との間に、気孔孔
径の差のあるものになる。また、互いに気孔孔径の異な
る3枚以上の未焼成多孔質PTFEフィルムを、順次に
巻き重ねて得られた本発明の多孔質チューブは、その外
周面部分、中間部分および内周面部分の間に、気孔孔径
の差のあるものとなる。このように気孔孔径の異なる2
部分を有する本発明の多孔質チェーブは、各種ガスおよ
び液体の分離膜として用いられる。
本発明の多孔質PTFEチューブは、10〜97%の平
均気孔率を有することが好ましく、このような高い気孔
率を有しているにも拘らず、本発明の多孔質PTFEチ
ューブは高い耐水圧性を有している。
均気孔率を有することが好ましく、このような高い気孔
率を有しているにも拘らず、本発明の多孔質PTFEチ
ューブは高い耐水圧性を有している。
本発明を、下記実施例により更に説明する。
実見■上二主
実施例1〜3の各々において、PTFE膜を延伸し多孔
質化して、厚さ20n、気孔率70%の未焼成多孔質P
TFBフィルムを作成した。このフィルムを、直径0.
6m(実施例1)、又は直径0.8朋(実施例2.3)
のピアノ線に巻きつけフィルム巻層体を形成した。フィ
ルム巻きつけ数は実施例1においては、5重、実施例2
においては5重、実施例3においては20重であった。
質化して、厚さ20n、気孔率70%の未焼成多孔質P
TFBフィルムを作成した。このフィルムを、直径0.
6m(実施例1)、又は直径0.8朋(実施例2.3)
のピアノ線に巻きつけフィルム巻層体を形成した。フィ
ルム巻きつけ数は実施例1においては、5重、実施例2
においては5重、実施例3においては20重であった。
−ヒ記フィルム巻き層体を芯材上で365℃で20分間
焼成し、冷却後、得られた多孔質チューブから芯材を引
き抜いて除去した。
焼成し、冷却後、得られた多孔質チューブから芯材を引
き抜いて除去した。
得られた多孔質チューブの特性は第1表記載の通りであ
った。
った。
次施桝土二工
実施例4,5および6において、それぞれ、実施例1.
2および3と同様の操作を行った。但し、焼成工程の前
に、ピアノ線はフィルム巻層体から引き抜かれた。
2および3と同様の操作を行った。但し、焼成工程の前
に、ピアノ線はフィルム巻層体から引き抜かれた。
得られた多孔質チューブの特性を第1表に示す。
比較例1および2
比較例1および2の各々において、実施例1記載のもの
と同様のPTFE粉末と液状潤滑剤ペーストから、通常
の押出成形法により未焼成多孔質PTFEチューブを作
成した。
と同様のPTFE粉末と液状潤滑剤ペーストから、通常
の押出成形法により未焼成多孔質PTFEチューブを作
成した。
得られた比較チューブの特性を第1表に示す。
第 1 表
実施例1と同様の操作を行った。但し、平均気孔孔径0
.2 nr、厚さ20μm、気孔率70%の未焼成多孔
質PTFEフィルムを芯材上に5重に巻き重ね、その上
に、平均気孔孔径3声、厚さ40陶、気孔率85%の未
焼成多孔質PTFEフィルムを3重に巻き重ねた。
.2 nr、厚さ20μm、気孔率70%の未焼成多孔
質PTFEフィルムを芯材上に5重に巻き重ね、その上
に、平均気孔孔径3声、厚さ40陶、気孔率85%の未
焼成多孔質PTFEフィルムを3重に巻き重ねた。
得られた多孔質チューブは2107重mの厚さを有し、
その気孔率は60%であり、また、その耐水圧、および
ガーレー数は、内周面側から測定したときそれぞれ2.
5 kg / cn!および100秒であった。
その気孔率は60%であり、また、その耐水圧、および
ガーレー数は、内周面側から測定したときそれぞれ2.
5 kg / cn!および100秒であった。
実新I津影
実施例7と同様の操作を行った。但し、平均気孔孔径0
.2 lrm、厚さ20踊、気孔率70%の未焼成多孔
質PTFEフィルムを芯材上に5重に巻き重ね、その上
に平均気孔孔径3I!m、厚さ40重1m、気孔率85
%の未焼成多孔質とFEフィルムを3重に巻き重ね、更
にその上に、平均気孔孔径0.5−1jアさ50如、気
孔率80%の未焼成多孔質PTFEフィルムを3重に巻
き重ねた。
.2 lrm、厚さ20踊、気孔率70%の未焼成多孔
質PTFEフィルムを芯材上に5重に巻き重ね、その上
に平均気孔孔径3I!m、厚さ40重1m、気孔率85
%の未焼成多孔質とFEフィルムを3重に巻き重ね、更
にその上に、平均気孔孔径0.5−1jアさ50如、気
孔率80%の未焼成多孔質PTFEフィルムを3重に巻
き重ねた。
得られた多孔質チューブは350側の厚さを有し、その
気孔率は、45%であった。この多孔質チューブの内周
面側から測定したとき、その耐水圧は4、0 kg /
cotであり、そのガーレー数は500秒であった。
気孔率は、45%であった。この多孔質チューブの内周
面側から測定したとき、その耐水圧は4、0 kg /
cotであり、そのガーレー数は500秒であった。
なものである。また、このような焼成多孔質PTFEチ
ューブが、本発明方法により容易に、かつ高効率をもっ
て製造可能となった。
ューブが、本発明方法により容易に、かつ高効率をもっ
て製造可能となった。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、チューブ状に巻き重ねられた1枚以上の焼成された
多孔質ポリテトラフルオロエチレンフィルムからなり、
このフィルムがその巻き重ね接触面において互いに結着
して、一体のチューブを形成していることを特徴とする
、多孔質ポリテトラフルオロエチレンチューブ。 2、互いに気孔孔径の異なる2枚以上の焼成された多孔
質ポリテトラフルオロエチレンフィルムが、チューブ状
に巻き重ねられ互いに結着されている、請求項1記載の
多孔質ポリテトラフルオロエチレンチューブ。 3、芯材のまわりに1枚以上の未焼成多孔質ポリテトラ
フルオロエチレンフィルムを巻きつけ、このフィルム巻
層体を前記芯材上でその融点以上の温度で焼成し、それ
によって形成された焼成チューブから前記芯材を除去す
ることを特徴とする、多孔質ポリテトラフルオロエチレ
ンチューブの製造方法。 4、芯材のまわりに1枚以上の未焼成多孔質ポリテトラ
フルオロエチレンフィルムを巻きつけ、得られたフィル
ム巻層体から前記芯材を除去し、前記フィルム巻層体を
、その融点以上の温度で焼成することを特徴とする、多
孔質ポリテトラフルオロエチレンチューブの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22049388A JPH0788043B2 (ja) | 1988-09-05 | 1988-09-05 | 多孔質ポリテトラフルオロエチレンチューブ、およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22049388A JPH0788043B2 (ja) | 1988-09-05 | 1988-09-05 | 多孔質ポリテトラフルオロエチレンチューブ、およびその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0269220A true JPH0269220A (ja) | 1990-03-08 |
JPH0788043B2 JPH0788043B2 (ja) | 1995-09-27 |
Family
ID=16751925
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22049388A Expired - Lifetime JPH0788043B2 (ja) | 1988-09-05 | 1988-09-05 | 多孔質ポリテトラフルオロエチレンチューブ、およびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0788043B2 (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5237938A (en) * | 1991-12-23 | 1993-08-24 | Rokuro Ito | Mobile type medical refuse incinerating vehicle |
US5935667A (en) * | 1993-01-29 | 1999-08-10 | Impra, Inc. | Dual porosity PTFE tubes |
US6620190B1 (en) | 1994-05-06 | 2003-09-16 | Impra, Inc., A Subsidiary Of C.R. Bard, Inc. | Radially expandable polytetrafluoroethylene |
US7465483B2 (en) | 1994-06-27 | 2008-12-16 | C.R.Bard Inc. | Radially expandable polytetrafluoroethylene |
JP2009137181A (ja) * | 2007-12-07 | 2009-06-25 | Nitto Denko Corp | ポリテトラフルオロエチレン多孔質膜およびその製造方法ならびに防水通気フィルタ |
GB2533325A (en) * | 2014-12-16 | 2016-06-22 | Imp Innovations Ltd | Plumbing trap system |
-
1988
- 1988-09-05 JP JP22049388A patent/JPH0788043B2/ja not_active Expired - Lifetime
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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GB2533325A (en) * | 2014-12-16 | 2016-06-22 | Imp Innovations Ltd | Plumbing trap system |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0788043B2 (ja) | 1995-09-27 |
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