JPH026881A - 建造物,構造物表面の塗装方法 - Google Patents
建造物,構造物表面の塗装方法Info
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- JPH026881A JPH026881A JP15887388A JP15887388A JPH026881A JP H026881 A JPH026881 A JP H026881A JP 15887388 A JP15887388 A JP 15887388A JP 15887388 A JP15887388 A JP 15887388A JP H026881 A JPH026881 A JP H026881A
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Landscapes
- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は建造物、構造物表面の塗装方法に係わり、更に
詳しくは、FRP 、PP 、塩化ビニル等ポリオレフ
ィン系樹脂製の建造物、構造物の表面の塗装方法であっ
て上記表面に何等の下地処理、前処理を施す事なく塗装
できる方法に関する。
詳しくは、FRP 、PP 、塩化ビニル等ポリオレフ
ィン系樹脂製の建造物、構造物の表面の塗装方法であっ
て上記表面に何等の下地処理、前処理を施す事なく塗装
できる方法に関する。
周知の通りポリオレフィン系樹脂例えばFRP、ポリプ
ロピレン、塩化ビニル樹脂等を用いた構造物、建造物が
多数存在する0例えば、FRP製の成型ユニットバス及
びその付属品、FRP製パスタブ、ポリプロピレン製の
床、壁面、FRP製の高架受水槽、PP製の各種部品箱
、FRP製のコンクリート型枠等々である。
ロピレン、塩化ビニル樹脂等を用いた構造物、建造物が
多数存在する0例えば、FRP製の成型ユニットバス及
びその付属品、FRP製パスタブ、ポリプロピレン製の
床、壁面、FRP製の高架受水槽、PP製の各種部品箱
、FRP製のコンクリート型枠等々である。
そして、これら建造物、構造物の表面に種々の要求によ
り塗料を塗る必要性も高い所であるが、これらポリオレ
フィン系樹脂、特にFRPの特性として、樹脂組織が安
定していることから、その表面の平滑度が極めて高いの
で、塗料の密着性が悪く、この為従来はこれらポリオレ
フィン系樹脂の表面に直m塗料を塗布するのが非常に困
難であるのが実情であった。それ故、従来は、これらポ
リオレフィン系樹脂の表面を下地処理又は前処理してか
ら、塗装をしているものであった。
り塗料を塗る必要性も高い所であるが、これらポリオレ
フィン系樹脂、特にFRPの特性として、樹脂組織が安
定していることから、その表面の平滑度が極めて高いの
で、塗料の密着性が悪く、この為従来はこれらポリオレ
フィン系樹脂の表面に直m塗料を塗布するのが非常に困
難であるのが実情であった。それ故、従来は、これらポ
リオレフィン系樹脂の表面を下地処理又は前処理してか
ら、塗装をしているものであった。
即ち、下地処理に関しては、これらポリオレフィン系樹
脂の表面を化学エツチング処理又は火炎処理あるいはプ
ラズマ処理等で活性化したり、機械研磨、ブラスト研磨
処理等により表面積の増加を図ったり、あるいは溶剤浸
漬等の膨張による表面処理を施したり、又、前処理に関
しては、ブライマー等により下塗りを施し、これらの工
程の後塗料を塗る方法に依っていた。
脂の表面を化学エツチング処理又は火炎処理あるいはプ
ラズマ処理等で活性化したり、機械研磨、ブラスト研磨
処理等により表面積の増加を図ったり、あるいは溶剤浸
漬等の膨張による表面処理を施したり、又、前処理に関
しては、ブライマー等により下塗りを施し、これらの工
程の後塗料を塗る方法に依っていた。
上記従来技術によれば、一応ポリオレフィン系樹脂製の
建造物、構造物の表面に塗膜を形成できるものであるが
、塗料自体を究め、これら樹脂の塗装に好適としたもの
ではなく、下地処理や前処理工程の工夫によってそれを
可能にぜんとするものであるから、次の如き不具合を依
然として有しているものである。
建造物、構造物の表面に塗膜を形成できるものであるが
、塗料自体を究め、これら樹脂の塗装に好適としたもの
ではなく、下地処理や前処理工程の工夫によってそれを
可能にぜんとするものであるから、次の如き不具合を依
然として有しているものである。
即ち、■下地処理、前処理を要するので塗装作業の短縮
化、容易化に一定の限度がある。又■比較的乾燥時間が
長いものであった。且つ■表面硬度自体も3 H(JI
S K5400 B、14鉛筆ひっかき試験方法による
。)程度であり、塗膜表面硬度向上に一定の限度があっ
た。
化、容易化に一定の限度がある。又■比較的乾燥時間が
長いものであった。且つ■表面硬度自体も3 H(JI
S K5400 B、14鉛筆ひっかき試験方法による
。)程度であり、塗膜表面硬度向上に一定の限度があっ
た。
従って本発明の目的とする所は、■ポリオレフィン系樹
脂製の構造物、建造物の表面に同等下地処理、前処理を
施す事なく、直接塗料を良好に密着させて塗ることので
きる方法を提供するにあり、これにより塗装時間の短縮
化、容易化を可能にするにある。又■速乾性に勝れた塗
装方法を提供するにあり、加えて■塗膜の表面硬度を可
及的に増加できる塗装方法を提供するにある。
脂製の構造物、建造物の表面に同等下地処理、前処理を
施す事なく、直接塗料を良好に密着させて塗ることので
きる方法を提供するにあり、これにより塗装時間の短縮
化、容易化を可能にするにある。又■速乾性に勝れた塗
装方法を提供するにあり、加えて■塗膜の表面硬度を可
及的に増加できる塗装方法を提供するにある。
更に、■従来ポリオレフィン系樹脂製の建造物、構造物
に対しては、多くの場合、塗装の要求があったものであ
るが、上述したように下地処理や前処理を要していたの
で、塗装されずにそのままとなっている分野が多数あっ
た所であるが1本発明は上記下地処理や前処理を要する
ことなく直接容易に塗料を塗ることができるようにする
ことによって、より多くの分野の製品に容易に塗料を塗
ることのできる塗装方法を提供するにある。より具体的
には、ポリオレフィン系樹脂製品内部への紫外線透過の
遮光を可能にしたり、脱型をより容易化できる型枠の分
野等にも、その塗装範囲を広げることを可能にするにあ
る。
に対しては、多くの場合、塗装の要求があったものであ
るが、上述したように下地処理や前処理を要していたの
で、塗装されずにそのままとなっている分野が多数あっ
た所であるが1本発明は上記下地処理や前処理を要する
ことなく直接容易に塗料を塗ることができるようにする
ことによって、より多くの分野の製品に容易に塗料を塗
ることのできる塗装方法を提供するにある。より具体的
には、ポリオレフィン系樹脂製品内部への紫外線透過の
遮光を可能にしたり、脱型をより容易化できる型枠の分
野等にも、その塗装範囲を広げることを可能にするにあ
る。
〔課題を解決する為の手段〕 〔作用〕上記目的を達成
する為に本発明は、次の技術的手段を有する。
する為に本発明は、次の技術的手段を有する。
即ち本発明は、ポリオレフィン系樹脂製の建造物、構造
物の表面に必要な素地調整を加えた後、塗料を塗布する
方法に於いて; 上記塗料は少なくともその塗膜原料が一液性の変性塩素
化樹脂であって、この塗料を上記表面に下地処理を施す
雰なく直接塗布する方法である。
物の表面に必要な素地調整を加えた後、塗料を塗布する
方法に於いて; 上記塗料は少なくともその塗膜原料が一液性の変性塩素
化樹脂であって、この塗料を上記表面に下地処理を施す
雰なく直接塗布する方法である。
この場合、この塗料は少なくとも変性塩素化樹脂を含む
ものの、塗料全体の組成としては常法通り、変性塩素化
樹脂以外に着色顔料、分散剤、潤滑剤、沈澱防止剤、溶
剤の一部又は全部を有する。これらの配合比は塗装目的
に応じて適宜選択される。且つ着色顔料は全体の5〜2
5%が望ましい。
ものの、塗料全体の組成としては常法通り、変性塩素化
樹脂以外に着色顔料、分散剤、潤滑剤、沈澱防止剤、溶
剤の一部又は全部を有する。これらの配合比は塗装目的
に応じて適宜選択される。且つ着色顔料は全体の5〜2
5%が望ましい。
上記方法により、FRP製、ポリプロピレン製、塩化ビ
ニル製等のポリオレフィン系樹脂製の製品の表面に塗装
した所、単に脱脂処理、脱脂処理2表面の傷の補修等必
要な素地調整をするのみで、従来のように下地処理や、
前処理を施す事なく常温化に於いて直接上記塗料をスプ
レー又はへヶあるいはローラ等で塗装することができた
。即ち良好な密着性を有する塗膜を形成することができ
た。面も指触乾燥時間は極めて短時間であり、その塗膜
の表面硬度も増大することができた。
ニル製等のポリオレフィン系樹脂製の製品の表面に塗装
した所、単に脱脂処理、脱脂処理2表面の傷の補修等必
要な素地調整をするのみで、従来のように下地処理や、
前処理を施す事なく常温化に於いて直接上記塗料をスプ
レー又はへヶあるいはローラ等で塗装することができた
。即ち良好な密着性を有する塗膜を形成することができ
た。面も指触乾燥時間は極めて短時間であり、その塗膜
の表面硬度も増大することができた。
上記組成の塗料をポリオレフィン系樹脂製製品の表面に
良好な密着して直接塗ることができる理由は明確ではな
いが、出願人の認識によれば、上記塗膜原料の変性塩素
化樹脂が、塗布された時、表面は速乾するも、中は速乾
せず、その部分がポリオレフィン系樹脂表面と化学反応
により変性し、即ち密着するよう変性し、塗膜が形成さ
れる為と考えられる。
良好な密着して直接塗ることができる理由は明確ではな
いが、出願人の認識によれば、上記塗膜原料の変性塩素
化樹脂が、塗布された時、表面は速乾するも、中は速乾
せず、その部分がポリオレフィン系樹脂表面と化学反応
により変性し、即ち密着するよう変性し、塗膜が形成さ
れる為と考えられる。
又、本発明は上記塗料中にステンレス微粉末を混入し、
この塗料をポリオレフィン系樹脂の表面に塗布すること
をも内容とする。これによれば、上述したポリオレフィ
ン系樹脂への直接塗布を可能にすること、及び速乾性を
有すること、並びに塗膜の表面硬度を増大させることの
利点を有する他に、塗膜の層中にステンレスの微粉末が
介在し、これらステンレスの微粉末の各々は外部から入
射した紫外線を乱反射せしめる特性を有するので、而も
各微粉末はステンレスの特性上不定型であって、ステン
レ微粉末の層全体の乱反射効率がより良好なので、ポリ
オレフィン系樹脂製構造物1例えば高架水槽中に入射ぜ
んとする紫外線を十分遮光でき、高架水槽中の細菌やカ
ビ等の紫外線を原因とする繁殖を防止できる。
この塗料をポリオレフィン系樹脂の表面に塗布すること
をも内容とする。これによれば、上述したポリオレフィ
ン系樹脂への直接塗布を可能にすること、及び速乾性を
有すること、並びに塗膜の表面硬度を増大させることの
利点を有する他に、塗膜の層中にステンレスの微粉末が
介在し、これらステンレスの微粉末の各々は外部から入
射した紫外線を乱反射せしめる特性を有するので、而も
各微粉末はステンレスの特性上不定型であって、ステン
レ微粉末の層全体の乱反射効率がより良好なので、ポリ
オレフィン系樹脂製構造物1例えば高架水槽中に入射ぜ
んとする紫外線を十分遮光でき、高架水槽中の細菌やカ
ビ等の紫外線を原因とする繁殖を防止できる。
更に本発明は、上記塗料中にモリブデン微粉末を混入し
、この塗料をポリオレフィン系樹脂の表面に塗布するこ
とをも内容とする。これによれば、同様に上述したポリ
オレフィン系樹脂へノ直接塗装を可能にすること、及び
速乾性を有すること、並びに塗膜の表面硬度を増大させ
ることの利点を有する他に、FRP製コンクリート型枠
等の表面に塗装すればモリブデン微粉末の特性により雛
形性が良くなる。
、この塗料をポリオレフィン系樹脂の表面に塗布するこ
とをも内容とする。これによれば、同様に上述したポリ
オレフィン系樹脂へノ直接塗装を可能にすること、及び
速乾性を有すること、並びに塗膜の表面硬度を増大させ
ることの利点を有する他に、FRP製コンクリート型枠
等の表面に塗装すればモリブデン微粉末の特性により雛
形性が良くなる。
上記に於けるステンレス、モリブデン微粉末としては平
均径20〜304m、平均厚さ0.3ルm程度のものが
望ましい。
均径20〜304m、平均厚さ0.3ルm程度のものが
望ましい。
次に本発明の好適な実施例を説明する。
実施例1
重1部で変性塩素化樹脂74.0%、湿潤剤1.0%、
溶剤(トルエン系) 25.0%の塗料を製した。これ
をFRP製のユニットバスをリフォームすべく、その表
面に塗布した。即ち塗装順序はバスルームの天井、壁、
バスタブ底、バスタブ内面壁、バスタブ額面、バスタブ
外壁、バスルーム床の順であった。各塗装箇所について
は先ずシンナーで脱脂を行い、傷や錆び穴は即乾性パテ
を均一に塗り補修し、ペーパーで仕上処理をした。いわ
ゆる素地調整をした。勿論、塗装箇所以外の周辺、給排
水金具に十分保護養生を行った。勿論下地処理、前処理
は一切行なわなかった。使用塗装手段はスプレーガンを
使用した。
溶剤(トルエン系) 25.0%の塗料を製した。これ
をFRP製のユニットバスをリフォームすべく、その表
面に塗布した。即ち塗装順序はバスルームの天井、壁、
バスタブ底、バスタブ内面壁、バスタブ額面、バスタブ
外壁、バスルーム床の順であった。各塗装箇所について
は先ずシンナーで脱脂を行い、傷や錆び穴は即乾性パテ
を均一に塗り補修し、ペーパーで仕上処理をした。いわ
ゆる素地調整をした。勿論、塗装箇所以外の周辺、給排
水金具に十分保護養生を行った。勿論下地処理、前処理
は一切行なわなかった。使用塗装手段はスプレーガンを
使用した。
且つ上記塗料は、ガン吹きの前に十分混合した。この結
果、5時間の施工で塗装を完了した。
果、5時間の施工で塗装を完了した。
即ち塗装後2時間の後にへスを使用することができた。
塗装の結果、次の試験を成し、次の如き結果を得た。
この例からも判るように良好に密着した塗膜を形成でき
、且つ速乾性を有し、その表面硬度も大であった。
、且つ速乾性を有し、その表面硬度も大であった。
実施例2
上記実施例1の組成の塗料中に、平均径20〜30gm
、平均厚さ0.3gmのステンレス微粉末を混入した。
、平均厚さ0.3gmのステンレス微粉末を混入した。
この場合塗料lOOに対し20重量%混入した。これを
FRP製高架受水槽の表面に塗装した。
FRP製高架受水槽の表面に塗装した。
この結果、実施例1と同様、良好な密着性の塗膜を形成
できた。勿論塗装に当っては素地調整のみ行い下地処理
、前処理はしなかった。この結果、塗膜中のステンレス
微粉末の乱反射によって紫外線の槽内への入射を防止で
き、従来のFRP製のままの高架受水槽に比し、格段と
細菌、カビの増殖を防止できた。
できた。勿論塗装に当っては素地調整のみ行い下地処理
、前処理はしなかった。この結果、塗膜中のステンレス
微粉末の乱反射によって紫外線の槽内への入射を防止で
き、従来のFRP製のままの高架受水槽に比し、格段と
細菌、カビの増殖を防止できた。
実施例3
一ヒ記実施例2と同じ組成、配合の塗料をポリプロピレ
ン酸の部品箱の表面に塗布した。塗布にちっては、必要
な素地調整のみにとどめ、いわゆる下地処理、 *i7
7処理は一切行なわなかった。この結果、良好な塗膜が
密着形成でき長期にわたって部品箱表面に錆の発生がみ
られなかった。且つ部品箱内へ長期にわたって油が浸入
することを防止できた。これはステンレス微粉末とステ
ンレス微粉末の間に毛細管作用による浸透の道のりが多
数形成され、油等の表面から内部への浸透の時間が長く
なる為と考えられる。
ン酸の部品箱の表面に塗布した。塗布にちっては、必要
な素地調整のみにとどめ、いわゆる下地処理、 *i7
7処理は一切行なわなかった。この結果、良好な塗膜が
密着形成でき長期にわたって部品箱表面に錆の発生がみ
られなかった。且つ部品箱内へ長期にわたって油が浸入
することを防止できた。これはステンレス微粉末とステ
ンレス微粉末の間に毛細管作用による浸透の道のりが多
数形成され、油等の表面から内部への浸透の時間が長く
なる為と考えられる。
実施例4
に記実施例1の組成の塗料中に、平均径30ルロ、平均
厚さ0.2gmのモリブデン微粉末を混入した。この場
合塗料 100に対し15重量%混入した。これをFR
P製コンクリート型枠の表面に塗布した。この結果、良
好に密着した塗膜を形成でき、且つ従来のFRP製のま
まのコンクリート型枠に比し、コンクリート成型後の離
形性がより良好となった。
厚さ0.2gmのモリブデン微粉末を混入した。この場
合塗料 100に対し15重量%混入した。これをFR
P製コンクリート型枠の表面に塗布した。この結果、良
好に密着した塗膜を形成でき、且つ従来のFRP製のま
まのコンクリート型枠に比し、コンクリート成型後の離
形性がより良好となった。
これはモリブデン微粉末の特性によるものと考えられる
。而して上記の例の他、ポリオレフィン系樹脂製の構造
物、建造物であれば、本発明は種々のものに適用できも
のである。
。而して上記の例の他、ポリオレフィン系樹脂製の構造
物、建造物であれば、本発明は種々のものに適用できも
のである。
又、ユニントバス等の製品の場合、ツートンカラー製品
があるが従来は、このような場合、別々の色のものを製
造し、組付けていた。所が、この発明は下地処理や前処
理を要することなく、直接塗装で5るので、ツートンカ
ラーを施すべき一方の物品と他方の部品を同一の色調で
先ず加工し、この後一方のみをこの発明の塗装方法で塗
装することによってツートンカラーとすることが容易に
できる。この結果、大量生産物品の場合には却って低コ
スト化を可能にするものである。
があるが従来は、このような場合、別々の色のものを製
造し、組付けていた。所が、この発明は下地処理や前処
理を要することなく、直接塗装で5るので、ツートンカ
ラーを施すべき一方の物品と他方の部品を同一の色調で
先ず加工し、この後一方のみをこの発明の塗装方法で塗
装することによってツートンカラーとすることが容易に
できる。この結果、大量生産物品の場合には却って低コ
スト化を可能にするものである。
特に、上記塗料の組成に関しては、目的に応じて以下の
範囲から選択できるものである。即ち主樋%で表示する
と、着色顔料5〜25%、変性塩素化樹脂40〜85%
2分散剤0.2〜1.0%、湿間剤0.2〜1.0%、
沈澱防止剤0.4〜2.3%、溶剤10〜30%である
。
範囲から選択できるものである。即ち主樋%で表示する
と、着色顔料5〜25%、変性塩素化樹脂40〜85%
2分散剤0.2〜1.0%、湿間剤0.2〜1.0%、
沈澱防止剤0.4〜2.3%、溶剤10〜30%である
。
以上詳述した如く、この発明によれば、FRP、ポリプ
ロピレン、塩化ビニル等ポリオレフィン系樹脂製の構造
物、建造物の表面に下地処理や前処理を施することなく
直接塗装できる。故に上記構造物、建造物の表面に塗膜
を形成する作業が速く容易に実施できる。而も塗膜自体
の構造物。
ロピレン、塩化ビニル等ポリオレフィン系樹脂製の構造
物、建造物の表面に下地処理や前処理を施することなく
直接塗装できる。故に上記構造物、建造物の表面に塗膜
を形成する作業が速く容易に実施できる。而も塗膜自体
の構造物。
建造物表面への密着性も極めて良好となり、塗膜の速乾
性にも勝れていると共にその表面硬度も極めて高い。
性にも勝れていると共にその表面硬度も極めて高い。
更に外見上の光沢や色調付与のみならず紫外線遮光性の
確保や、離形性の向にを図ることができるから、それら
特性が要求されているポリオレフィン系樹脂製製品の塗
装方法にも好適となる等実用」二各種の利点を有する。
確保や、離形性の向にを図ることができるから、それら
特性が要求されているポリオレフィン系樹脂製製品の塗
装方法にも好適となる等実用」二各種の利点を有する。
Claims (3)
- (1)ポリオレフィン系樹脂製の建造物、構造物の表面
に必要な素地調整を加えた後、塗料を塗布する方法に於
いて; 上記塗料は少なくともその塗膜原料が一液性の変性塩素
化樹脂であって、この塗料を上記表面に下地処理、前処
理を施す事なく直接塗布する事を特徴とする建造物、構
造物表面の塗装方法。 - (2)上記変性塩素化樹脂を塗膜原料とする塗料中にス
テンレスの微粉末を混入し、この塗料を上記表面に下地
処理、前処理を施す事なく直接塗布する事を特徴とする
請求項第1項記載の建造物、構造物表面の塗装方法。 - (3)上記変性塩素化樹脂を塗膜原料とする塗料中にモ
リブデンの微粉末を混入し、この塗料を上記表面に下地
処理、前処理をする事なく直接塗布する事を特徴とする
請求項第1項記載の建造物、構造物表面の塗装方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15887388A JPH026881A (ja) | 1988-06-27 | 1988-06-27 | 建造物,構造物表面の塗装方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15887388A JPH026881A (ja) | 1988-06-27 | 1988-06-27 | 建造物,構造物表面の塗装方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH026881A true JPH026881A (ja) | 1990-01-11 |
Family
ID=15681267
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15887388A Pending JPH026881A (ja) | 1988-06-27 | 1988-06-27 | 建造物,構造物表面の塗装方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH026881A (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5029677A (ja) * | 1973-02-16 | 1975-03-25 | ||
JPS56141326A (en) * | 1980-04-05 | 1981-11-05 | Kawakami Toryo Kk | Coating compound for covering surface of combined polyolefin type molded article and its coating |
JPS5815535A (ja) * | 1981-07-21 | 1983-01-28 | Honda Motor Co Ltd | ポリプロピレン樹脂製部材の補修塗装方法 |
JPS59135231A (ja) * | 1983-01-24 | 1984-08-03 | Asahi Pen:Kk | 塗装ポリオレフイン系成形品 |
-
1988
- 1988-06-27 JP JP15887388A patent/JPH026881A/ja active Pending
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5029677A (ja) * | 1973-02-16 | 1975-03-25 | ||
JPS56141326A (en) * | 1980-04-05 | 1981-11-05 | Kawakami Toryo Kk | Coating compound for covering surface of combined polyolefin type molded article and its coating |
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JPS59135231A (ja) * | 1983-01-24 | 1984-08-03 | Asahi Pen:Kk | 塗装ポリオレフイン系成形品 |
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