JPH0268798A - 画像メモリ素子 - Google Patents

画像メモリ素子

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JPH0268798A
JPH0268798A JP63221167A JP22116788A JPH0268798A JP H0268798 A JPH0268798 A JP H0268798A JP 63221167 A JP63221167 A JP 63221167A JP 22116788 A JP22116788 A JP 22116788A JP H0268798 A JPH0268798 A JP H0268798A
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memory
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Hiroyuki Yamazaki
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、光電変換機能とメモリi能を有する画像メ
モリ素子に関するものである。
〔従来の技術〕
第2図はエレクトロニクス誌、昭和57年7月号(11
,681−713)の坂本氏の論文[次世代産業基板技
術研究開発制度にみるわが国の最先端エレクトロニクス
技術1に記載された従来の3次元回路素子構造をした画
像処理ブOt?ツサを示す構成図である。同図に示すよ
うに、@E層に各画素を走査する走査回路を含むCCD
型崖像素子等の光電変換部1を形成しており、この光電
変換部1の下層に前処理回路としてのA/D変換部2、
その下層にSRAM等の半導体メモリより構成されるメ
モリ3、その下層に画像処理を行う演算部4、その下層
に電源・駆動部5が形成されでいる。これらの能動回路
1〜5は個別の単結晶層6に形成され、各単結晶層6,
6・・・間に絶縁膜7を設けることで層間分離されてい
る。
このような構成において、第3図のブロック構成図に示
すように、充電変換部1のイメージセンサ1aにより光
電変換された光信号電荷は、走査回路1bを介してA/
D変換回路2に転送され、このA/D変換回路2により
A/D変換され、ティジタル信号としてメモリ3に記憶
される。また、読出し時に演算部4が、メモリ3から記
憶内容を取出し、映像信号を出力する。
第4図(a)は、第2図で示した光電変換回路1の−例
どじでSol構造をした固体撮像素子の一画素分を示す
断面図、第4図(b)はその等両回路を複数画素弁につ
いて示す図て・ある。なお、ここで示した光電変換回路
はVISIデクノロジ−シンポジウムの講演集[5月、
+985]にJ3りるS、ヒロ廿氏他の論文[2層の活
性領域に作成された10ピツ]・・リニア・イメージレ
ン沓す1に開示されている1゜ 同図(a)に示すように、半導体基板10上に8021
1U11が形成され、この3i02膜11上にn型シリ
コン領域12が形成されている(SOI構造)。plシ
リコン領域12の上層部にはn型シリコン領域13.1
4が形成されており、n型シリコン領域13.14間の
n型シリコン領域12上にS i O2膜15を介して
ポリシリコンゲート16が形成されている。また、n型
シリコン領域13上にAl配線1アが、n型シリコン領
域12上の端部にAI配線18がそれぞれ5IO2膜1
5を貫通して形成されている。S i O2膜15は、
ポリシリコンゲート16、及びn型シリコン領域12を
覆っている。なお、20は入)j光である。
第4図(a)のn型シリコン領域12とn型シリコン領
域14とのpn接合により、第4図(b)で示したフォ
トダイオードP l)を形成し、n型シリコン領域12
.n型シリコン領域13.14及びポリシリコンゲート
16により第4図(b)で示したトランジスタTを形成
している。また、ポリシリコンゲート16が水平信号線
、Al配線層17が垂直信号線として機能する。
このような構成において、光20がフ第1・ダイオード
PDに照射すると、フォトダイオードPDにおいて電荷
が発生し、ポリシリコンゲート16に所定電圧が印加さ
れることでオン状態となったトランジスタTを介してA
l配線層17に電流が流れることで光電変換及び信号走
査が行われる。
第5図は積層構造の光電変換回路である従来の固体@機
素子の基本的構成を示す回路構成図である。同図に示す
ように、最上F[Wl 1にフォトダイオードPDアレ
イが、最上1ffl 1.1下のI +−2に走査用ス
イッチングトランジスタST等により走査回路が設けら
れている。なお、11は走査用信号線である。
しかしながら、第4図及び第5図で示した光電変換回路
では、最上層に、光電変換を行う)AトダイオードPD
に加え、△l配線層17.走査用信号線11等が設けら
れるため、その弁開口率が低下し、光電変換感度が損わ
れるどい・う問題点を含んでいる。
一方、最上層全てに光′市変換機能をbだせ、その下層
に走査部を設’=j、IAI口率を100%に上げるこ
とで光電変換感度を向上させた固体搬像素子がある。第
6図はその一例を示す断面図である。
この図は1画素の固体搬像素子を示している。この固体
撮像素子は、テレビジョン学会技術報告(Vol、5.
No、29 ED6061981年)における馬路氏他
の論文[非晶質3iを用いた単板カラー固体撮像素子の
設計、試作、特性評価]に開示されている。
第6図に示すように、光電変換面として、上層部仝而に
アモルファスs+:H膜31が形成されたイメージセン
ナ部1aと、その−1・層に形成されている走査回路部
1bより構成されている。
イメージセンナ部1aは最り層からガラス板32、色フ
ィルタ33.接着剤34.透明電極35アモルファスS
 l : l−1膜31が形成されている。
一方、走査回路部1bは0層21の上層部に形成された
n+ソース、ドレイン拡散層22.23と、これらのn
+ソース、ドレイン拡散m22.23間のp層21上に
周囲を絶縁膜24で覆われて形成されているポリシリコ
ンゲート25とにより走査回路用のスイッチングトラン
ジスタを形成している。またポリシリコンゲート25は
水平信号線として機能している。
n+ソース拡散層22は第1のA1層26及び第2のA
I層27を介して、光電変換を行うアモルファスSiニ
ド1膜31と電気的接続される。
方、n+ドレイン拡散層23上にはAI垂直信号線28
が形成されている。なお、29は層間絶縁膜、30はn
型3i基板である。
このように上層部仝而に光電変換機能をもたせること−
(: 1iil 1.1率を100%にし充電変換感度
の向上を図っている。しかしながら、このように光電変
換感度をトげた場合で6、第2図、第3図で示したよう
に光゛層変換されたアナログ電気信号はA/D変換回路
2によりディジタル化したあと、メモリ3に記憶する必
要がある。このため、時系列な信号変換手続が必要とな
り、さらにA/D変換器を設ける分だけ構成が複雑にな
るという問題点があった。
上記した問題を回避するための画像メモリ素子どして、
f E E Eエレクトロンデバイス、KEt)32 
(1985年)にお(プる1」、ヤマサキ氏他の論文r
MNOsMNOSメモリゲートる固体搬像素子」に開示
されたものがある。
第7図 (a)及び(b)はこの画像メモリ素子の塁本
構成を示す回路構成図及び1画素の断面構造を示す断面
図である。
第7図(a)において、41は水平走査回路、42は垂
直走査回路、43は読出し/書込み切換回路、44は水
平スイッチMoSトランジスタ、45は読出し信号検出
用の積分回路、VSは映像信号出力線、■  は映像出
力、PooはオーバーフUT ロードレイン端子、POGはオーバーフローケート端子
、12はAI水平選択線、f!3はAi垂直信号線であ
る。また、46は1画素分の画像メモリ構成部を示1ノ
、フォトダイオードPD及び、転送ゲート、MNOSメ
モリゲート及びオーバーフローゲートをそれぞれ有する
トランジスタT1〜1−3より構成されている。
第7図(b)に示り−ように各画i 46 +、、l、
p型Sj基板50上層部に4つのn+拡散層51〜54
を形成している。n+拡散層51.52間のp型S i
 M板50上に5i02膜55を介してポリシリコンか
らなるオーバーフローゲートOGが形成されている。ま
た、n+拡散層52.53間のp型S1基板50上にポ
リシリコンからなるMNOSメモリゲートMGSS i
 O2膜55及びS3N4膜56を介して形成され、n
+拡散層53゜54間のp型Si基板50上にポリシリ
コンからなる転送ゲートTGが5in2膜55を介して
形成されている。そして、n+拡散層51.52とオー
バーフローゲートOGによりトランジスタT1を、n+
拡散層52.53とMNOSメモリゲートMGによりメ
モリトランジスタT2を、n+拡散層53.54と転送
ゲートTGによりトランジスタT3を、n+拡散層52
とp型S1基板50とのpn接合によりフォトダイオー
ドPDを形成している。上記したトランジスター’2.
T3によりデュアルゲートトランジスタを構成している
また、n+拡散層54−FにSiO2膜55.S3N4
膜56を貫通してAI垂直信@FAA3が形成され、n
1拡散層51上にS i O2膜55.S3N4膜56
を貫通して△l水平選択線λ2が形成されている。
メモリトランジスタF2におけるM N OSメモリゲ
ートMGはS + 02膜55と513N4膜5〔5と
により構成された複合膜により、信号を書き込みたい時
に、信号の記憶を行っている。すなわち、光励起電荷の
一部を、Si3N4膜56内及びSio 膜55とSi
3N4膜56との界面にあるトラップに捕獲してフラッ
トバンド電圧VHを変更ツることで画像情報をアナログ
記憶する。
また、転送ゲート−「Gを有するトランジスタT3は、
オフ状態となることでメモリトランジスタT2に蓄積さ
れた電荷がAI垂直信号線13に流出するのをを防ぐ働
きをする。1〜ランシスター「1のオーバーフローゲー
トOG、n“拡散層51はそれぞれオーバーフローケー
ト端子P。0.オーバーフロードレイン端子Pooに接
続されることで、書込み時には後述するようにフォトダ
イオードP t)のブリレット動作を行う。さらに搬像
時には、強い光がフォトダイオードPDに照射した場合
にフォトダイオードPDよりあふれる電荷を掃きだしブ
ルーミングを抑制覆るオーバーフロードレインとしての
役目も果たす。また、オーバーフローケート端子P。6
及びオーバーフ[1−ドレイン端子P。、は読出し時に
おいて、後)ホするように一定量の電荷の発生源となる
読出し/書込み切換回路43により、正の書込み電圧、
あるいは負の消去パルス電圧をメモリ1−ランジスタT
2のMNOSメ七リゲーlすMGに与えることでメ[リ
トランジスタJ2への占込み及び消去が行える1、一方
、画素46の記憶内容の読出しく層像時ら含む)は、水
平走査回路41及び垂直走査回路42によりそれぞれへ
β垂直信号線13及びAI水平選択線f12を介して走
査パルスを与え各画素46を走査し情報を読出すことで
行える。
第83図は第7図で示した画像メ七りへの書込み動作を
説明するためのポテンシャル分布図であり、特に、フォ
トダイオードPDを形成するn+拡散層52とMNOS
メモリゲートMG下のp型シリコン基板1表面(以下「
基板表面」と言う。)のポテンシャル分イ5を示す。同
図において、下方が正の電位方向である。以下、同図を
参照しつつ書込み原理について説明する。
まず、オーバーフローゲート端子P。6より1〜ランジ
スタT1のA−−バーフローゲートOGにリセットパル
スを与え、同図(a)に示すように、全画素46のフォ
トダイオードPDを形成するn+拡散層52の電位をプ
リセット市位v8oに設定し、プリセラ]・状態の電荷
1i E Oを決定する。
この状態で光を一定の積分期間Tiの間フォトダイオー
ドPDに入射すると、光励起した光信号電荷がn+拡r
li層52中に蓄積され、同図(b)に示すように電位
がV8に下降する。なお、E2は光信号電荷量を示す。
この動作はIEEE J、5olid−3tate C
1rcuits、Vol 5C−2,noi2 p、6
5−735eDt 1961にj3けるG、 P、 W
cckke氏の論文”0peration or p−
n junction photodetectors
 in a photon fluxnteorati
on mode”に開示された、通常のMO8型固体撤
像素子におけるP F I (Photon−Flux
 [ntcaration)モードと等価Cある。
この後、メモリトランジスタ゛「2のMNOSメモリゲ
ートMGに正の占込みパルス電圧を印加すると、MNO
SメモリゲートMG″Fの基板表面電位φHGが上昇し
、n+拡散層52に蓄積された電荷が同図(C)に示す
ように、MNOSメモリゲートMG下にBBDモードで
転送される。そして、n+拡散層52とMNOSメモリ
ゲートMG下に蓄積された電荷が釣り合った平衡電位v
SFで平衡状態となり、同図(d)に示すように電荷の
転送が終了する。なお、Elはプリセット電荷量EOの
一部が転送されたバイアス電荷Mである。
その後、同図fc)に示すようにMNOSメモリゲート
MG下の基板表面の電荷の一部が簿い3i0 膜55を
トンネル注入し、SiO2膜55゜813N4膜56界
面のトラップに捕獲される。
その結果、メモリトランジスタT2におけるMNOSメ
モリゲートMGのフラットバンド電圧vFBが上昇する
。このフラットバンド電圧VFBはMNOSメモリゲー
トMG下の基板表面電位φH6どの負の相関があり、M
NOSメモリゲー1− M Gに与える電圧が同じであ
れば、フラットバンド電圧VFBが高い程基板表面m位
φH6は低くなる。この上うに、フォトダイオードPD
で光電変換された光情報がフラットバンド電圧v、Bの
変位としてメモリトランジスタT2のMNOSメモリゲ
ートMGにアナログ情報としで記憶されることになる。
このため、A/D変換部を別途の設ける必要はない。
このとき、プリセット電圧VSOが低い程、同一光信号
電荷量E2でも、プリセット電荷IEOが多いため、信
号電荷M植接のn+拡散層52の電位と正の書込みパレ
ス印加時のMNOSメモリゲートMG下の基板表面電位
φH6どの差が大きくなる。その結果、バイアス電荷f
f1E1が増加することで平衡電位VSFが−F昇し、
MNOSメモリゲートMG下に蓄積される電荷量は増加
する。このため、MNOSメモリゲートMGとトンネル
絶縁膜であるSin、、ll55との電位差が大きくな
り、微細な入射光量でもSiO2膜55への電荷のトン
ネル注入が起こり短時間で書込みが行える1、シかしな
がら、プリセット電圧V3oを下げすぎると、バイアス
電荷fiE1が増大しすぎ、光信号電荷量F2の増減に
もかかわらずフラットバンド電圧VFRが大きく変化し
てしまい、書込み可能な光信号電荷ff1E2の範囲が
減少してしまうため、この点を考慮する必要がある。
第9図は第7図で示した画像メモリからの読出し動作を
説明するためのボランシャル分布図であリ、特にn+拡
散層52.メEリゲートMG、下の基板表面、転送ゲー
トTG下の表面基板及びn+拡散層53のポテンシャル
分布を示す。以下、同図を参照しつつ読出し原理につい
て説明する。なお、読出し中は、転送ゲートTG下の基
板表面電位φ16が、トランジスタT2のMNOSメモ
リゲートMGに走査パルスが与えられた時の最大レベル
の基板表面電位φ  よりも高くなるようにトGI ランジスタT3の転送ゲートTGに電圧が印加されてい
る。
まず、各画素46におけるメモリトランジスタT2のM
NOSメモリゲートMGに、水平走査回路41により、
Afl水平走査線f!2を介して順次水平走査パルスを
加える。すると、トランジスタT1のソースであるn゛
拡散層52の電位Vsは、トランジスタT3のドレイン
であるn+拡散層54へ与える電圧が十分大きな場合、
同図(a)に示ずJ、うにMNOSメモリゲートMG下
の基板表面電位φ  に固定される。なおφ  は消去
状態、HGI            HGlすなわち
アナログ情報としてのO1込み状態におけるMNOSメ
モリゲートMG下のLt板表面電位、φ  は光信号電
荷の書込み状態におけるMNOG2 SメモリゲートMG下の基板表面電位を示している。以
下、基板表面電位φ  における読出し動G1 作の説明を行う。このとき、MNOSメモリゲートMG
への印加電圧は書込みが生じない程度に充分小さいもの
とする。
メモリゲートMGへの走査パルスが終了すると、トラン
ジスタT1のソースであるn+拡散層52は逆バイアス
され、同図(b)に示すようにポテンシャルウェルが形
成される。このポテンシャルウェルの深さは走査パルス
印加時のMNOSメモリゲ−1−MG下の基板表面電位
φ  により決定さG1 れる。
そして、水平走査の各帰線期間に相当する時間にオーバ
ーフローゲート端子P。6より所定の電圧を与えること
でトランジスタT1のオーバーフローゲートOGをオン
させ、オーバーフロードレイン端子P。Dより所定の電
圧を1ヘランジスタT1のドレインであるn+拡散層5
1に供給することで、同図(C)に示すように、トラン
ジスタT1のソースでありかつフォトダイオードP(′
)をも形成しているn+拡散層52の全部のものに電荷
を注入する。
その後、各画素46のメモリトランジスタT2のMNO
SメモリゲートMGに順次走査パルスを加え、同図(d
)に示づようにMNOSメモリゲートMGの基板表面電
位φ  レベルを越えて蓄積G1 された電荷が転送ゲートTGを介してn+拡散層54に
転送される。つまり、基板表面電位φHG1が低い程、
少量の電荷がn+拡散層54に転送されることになる。
このn+拡flI層54に転送された電荷はAA垂直信
号線13.トランジスタ44゜積分回路45を介して映
像出力V  として出力UT される。すなわち、この映像出力V  よりMNUT OSメモリゲートMGの記憶内容がアナログ情報として
読出せる。この動作では、MNOSメモリゲートMGが
オ“ンしたとき、n+拡散層52から[1+拡散層54
に流れる電荷量はMNOSメモリゲ−1〜MG下の基板
表面電位φHGが小さい程、小さくなる。また、前述し
たよう基板表面電位φ86はフラットバンド電圧■FB
と負の相関があることから、フラットバンド電圧VFB
が大きい稈n+拡r1.層54に流れる電荷量は少なく
なる。従って、書込み時にMNOSメモリゲートMGに
蓄積された電荷量が多い程、つまり、光信号電荷量E2
が多い稈、読出し時の映像出力VoU1は小さくなる。
一方、メモリトランジスタT2に記憶した情報を消去す
るには、全画素46のメモリトランジスタT2のメモリ
ゲートMGに大きな負の消去パルス電圧を同時に一定時
間与え、SiO2膜55から電荷をトンネル放出させフ
ラットバンド電圧V、8を下げることで行われる。この
消去動作によりフラットバンド電圧v、Bは初期状態に
戻る。
次にR像動作について説明する。まず、全画素46のト
ランジスタT3の転送ゲートT Gに一定電圧を与え、
書込みが生じない程度の小さな電圧でメモリトランジス
タT2のMNOSメモリゲートMGを周期的にオンさせ
、n+拡散層52に蓄積された光信号電荷をn+拡散層
54から映像出力V  として出力する。このときn1
拡散層5jOU1 4の電位をV とするとφ <V  、φH6<φ16
D           HG    Dに設定する必
要がある。これは、MNOSメモリゲートMGに記憶さ
れたフラットバンド電圧VIBの変位による基板表面電
位φHGの違いが映像出力V  に影響を及ぼさなくす
るためである。
00丁 (発明が解決しようとする課題) 従来の画像メモリ素子は以上のように構成されており、
第7図に示したようなアナ【コグ光情報を直接記憶する
構成では、同一平面上に光゛LII変換部。
記憶部並びに走査回路が設けられるため間口率が制限さ
れ、光電変換感度が劣化するという問題点があった。
また、第6図に示づような固体搬像索子を用いれば、開
口率は100%となるが、光信号電荷量をA/D変換し
てデジタル信号としてメモリに記憶させるため、前述し
た通りΔ/D変換部が別途に必要となり構成が複雑にな
る。また、光信号電荷量を時系列信号に一旦変更した侵
に、ざらにA/D変換してメモリに記憶するため処理速
度が遅くなるという問題点があった。
この発明は上記のような問題点を解決するためになされ
たもので、光信号電荷をA/[)変換器を用いずアナロ
グ情報としてメモリに記憶することができ、かつ光電変
換に要する開口率を100%とすることが可能な画像メ
モリ素子を得ることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この発明にかかる画像メモリ素子は、光電変換部を有す
る第1の層と、前記第1の層下に形成されており、前記
光電変換部と一方電極が電気的に接続され、前記光電変
換部により変換された電荷量に応じてトランジスタ特性
が変化することで前記電荷量をアナログ記憶するメモリ
トランジスタを有する第2の層とを備えている。
〔作用〕
この発明における第1の層は、光電変換機能以外の機能
を有する必要がないため、全面を光電変換部とすること
ができる。
〔実施例〕
第1図はこの発明の一実施例である画像メモリ素子の1
画素分を示す断面図である。なお、この画像メ七り素子
の基本構成は第7図(a)とほぼ同じである。但し充電
変換手段としてフォトダイオードPDを用いず、アモル
ファス3 i : )−1膜31を用いている。
同図に示すように、下層部LDに第7図で示したMNO
SメモリゲートMGを内蔵した画像メeりを形成し、上
層部LUに第6図で示したアモルファスS i : H
膜31から成る光電変換部を形成している。そして、A
I層27とn+拡散層52との間にAI層60がSiO
2膜55及びSi3N4膜56を突き扱けて形成され、
アモルファスS i : I−1膜31とn+拡散層5
2との電気的接続を図っている。また上層部LUと下層
部[−1〕間の他の領域はポリイミド等からなる居間絶
縁膜61により絶縁される。この層間絶縁膜61は下層
部−Dの平坦化の役割も兼ねている。なお、他の構成に
ついては、従来例で示した第6図、第7図(bの同一符
号で示したものと同じであるので説明は省略する。
このように構成覆ることで、全面に形成された上層部L
UのアモルファスSi:H膜31により光電変換された
電荷量に基づぎ、MNOSメモリゲートMGのフラット
バンド電圧VFBを変更することで光情報のアナログ記
憶が行える。その結果、開口率100%を維持しつつ、
A/Dの変換部を必要としない画像メモリ素子を得るこ
とができる。
従って、このメモリ素子を用いることで、高性能。
高集積度な3次元画像プロセッサを得ることができる。
なお、この画像メモリ素子における書込み。
読出し及び躍像動作は光電変換手段がフォトダイオード
からアモルファスSi:H膜に変わったのみで、他は第
7図で示した画像メモリ素子と同じである。
なお、この実施例では、不揮発性トランジスタとして、
513N4膜よりなるMNO8構造のものを示したが、
フローティングゲートMO3FET構造、 M ON 
O3(Metal 0xide N1tride Ox
ideSemeconductor)等の他の不揮発性
トランジスタを用いてもよい。づ゛なわち、光信号電荷
量に応じてフラットバンド電圧VFR等のトランジスタ
特性が変化することで、光信号型/l?i量をアノ−ロ
グ記憶できるトランジスタであれば代用できる。
また、この実施例では、光電変換手段としてアモルファ
スS i : l−1膜を示したが、ニュービコン膜(
Zn   CdxTe)等の他の光電変換膜を1−× 用いてもよい。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明によれば、第1100%
にすることができる。
また、第2の層のメモリ1〜ランジスタは、第1の層の
光電変換部により光電変換された電荷量に応じてトラン
ジスタ特性を変化させることで、電荷量をアナログ記憶
するため別途にA/D変換部を設ける必要はない。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例である画像メモリ素子を示
す断面図、第2図(9上従来の画像処理プロセッサを示
す構成図、第3図は第2図で示した画像処理プロセッサ
のブロック構成図、第4図 (a)及び(b)は従来の
光電変換回路を示した断面図及びその等価回路図、第5
図は積層構造の従来の固体陽像素子を示す回路構成図、
第6図は従来の光電変換回路水した断面図、′;XS7
図(a)及び(b)は従来の画像メモリ素子の基本構成
を示す回路構成図及びその1画素の断面構造を示す断面
図、第8図 (a)〜(e)はそれぞれ第7図で示した
画(9メ−しり素子の書込み動作を示すポテンシャル分
布の模式図、第9図(a)〜(d)はそれぞれ第7図で
示した画像メモリ素子の読出し動作を示すポテンシャル
分布の模式図である。 図において、31はアモルファス3 i : H膜、2
7.60はAim、51〜54はn+拡散層、MGはM
NOSメモリゲート、55は5i02膜、56は$13
N4膜である。 なお、各図中同一符号tよ同一または相当部分をボす。 第 1 図 第2図 第3図 土か 第 図 第 国 第 図 第 図 第 図 第 図 持許庁長官殿 1、事件の表示 特願昭63 221167号 2、発明の名称 画像メモリ素子 3、補正をする者 代表者 5、補正の対象 明細書の[発明の詳細な説明の欄」及び図面の第8図 6、補正の内容 (1)  明m書第2頁第16行ないし第17行の[デ
ィジタル]を、「ディジタル」に訂正する。 (2)  明[l占用14頁第20行の「ボランシャル
」を、「ポテンシャル」に訂正する。 (3)  明a書第16頁第10行ないし第11行及び
第11行ないし第12行の[ポテンシャルウェル]を、
「ポテンシャルウェル」に訂正する。 (4)  図面の第8図を別紙の通り補正する。 以上

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)光電変換部を有する第1の層と、 前記第1の層下に形成されており、前記光電変換部に電
    気的に接続され、前記光電変換部により変換された電荷
    量に応じてトランジスタ特性が変化することで前記電荷
    量をアナログ記憶するメモリトランジスタを有する第2
    の層とを備えた画像メモリ素子。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100423916B1 (ko) * 1994-07-15 2004-07-19 소니 가부시끼 가이샤 미스(mis)소자및이것을사용한아날로그미스페트(misfet),임계치전압의보정방법,채널포텐셜조정방법,바이어스회로,전하전송장치,고체촬상장치,전하검출장치

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