JP3285928B2 - 固体撮像装置 - Google Patents
固体撮像装置Info
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01L—SEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
- H01L27/00—Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate
- H01L27/14—Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate including semiconductor components sensitive to infrared radiation, light, electromagnetic radiation of shorter wavelength or corpuscular radiation and specially adapted either for the conversion of the energy of such radiation into electrical energy or for the control of electrical energy by such radiation
- H01L27/144—Devices controlled by radiation
- H01L27/146—Imager structures
- H01L27/148—Charge coupled imagers
- H01L27/14893—Charge coupled imagers comprising a photoconductive layer deposited on the CCD structure
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電荷転送素子(CC
D)を用いた固体撮像装置に係わり、特に光導電膜積層
型の固体撮像装置に関する。
D)を用いた固体撮像装置に係わり、特に光導電膜積層
型の固体撮像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体基板上に蓄積ダイオード,信号読
出し部及び信号転送部を設けた固体撮像素子チップ上に
光導電膜を積層した2階建て構造の固体撮像装置は、感
光部の開口面積を広くすることができるため、極めて感
度が高いという優れた特徴を有する。このため、この固
体撮像装置は高品位TV等のカメラ用素子として有望視
されている。
出し部及び信号転送部を設けた固体撮像素子チップ上に
光導電膜を積層した2階建て構造の固体撮像装置は、感
光部の開口面積を広くすることができるため、極めて感
度が高いという優れた特徴を有する。このため、この固
体撮像装置は高品位TV等のカメラ用素子として有望視
されている。
【0003】光導電膜を積層した2階建て構造の固体撮
像装置で生じる問題として、蓄積ダイオード部で発生す
る暗電流がある。暗電流は暗時に不均一な出力として現
れるため、暗時の再生画面上でムラが生じるという問題
を招く。
像装置で生じる問題として、蓄積ダイオード部で発生す
る暗電流がある。暗電流は暗時に不均一な出力として現
れるため、暗時の再生画面上でムラが生じるという問題
を招く。
【0004】図5に、従来の光導電膜積層型固体撮像装
置の素子構造断面を示す。図中51はp型Si基板、5
2はp+ 型素子分離領域、53はn型不純物拡散領域か
らなる蓄積ダイオード、54はn型不純物拡散領域から
なる垂直CCDチャネル、55は読出しゲートを兼ねた
転送電極、56は画素電極、57は光導電膜、58は透
明電極を示している。
置の素子構造断面を示す。図中51はp型Si基板、5
2はp+ 型素子分離領域、53はn型不純物拡散領域か
らなる蓄積ダイオード、54はn型不純物拡散領域から
なる垂直CCDチャネル、55は読出しゲートを兼ねた
転送電極、56は画素電極、57は光導電膜、58は透
明電極を示している。
【0005】蓄積ダイオード部で発生する暗電流は、主
にp型のSi基板51(又はp型ウェル領域)と蓄積ダ
イオード53のn型領域との間に生じる空乏層59で発
生する。特に、Si基板51のうち、蓄積ダイオード5
3を形成するn型不純物拡散領域と、素子分離領域52
であるp型不純物拡散領域が接する部分においては、S
i基板界面に常に空乏層59が形成される。空乏化した
基板界面においては暗電流が発生しやすく、しかもその
暗電流値は画素毎にばらつきを持つ傾向にある。そのた
め、この部分で発生する暗電流が、暗時の再生画面上で
生じるムラの主要な発生源となっている。
にp型のSi基板51(又はp型ウェル領域)と蓄積ダ
イオード53のn型領域との間に生じる空乏層59で発
生する。特に、Si基板51のうち、蓄積ダイオード5
3を形成するn型不純物拡散領域と、素子分離領域52
であるp型不純物拡散領域が接する部分においては、S
i基板界面に常に空乏層59が形成される。空乏化した
基板界面においては暗電流が発生しやすく、しかもその
暗電流値は画素毎にばらつきを持つ傾向にある。そのた
め、この部分で発生する暗電流が、暗時の再生画面上で
生じるムラの主要な発生源となっている。
【0006】暗電流の発生要因及びその影響について、
より詳しく説明する。従来の場合、p型Si基板51と
素子分離領域52の電位は0V、また信号電荷蓄積時の
蓄積ダイオード53の電位は、およそ10Vから2V程
度になっている。蓄積ダイオード53の電位がおよそ1
0Vから2V程度になっているのは、以下のような事情
による。
より詳しく説明する。従来の場合、p型Si基板51と
素子分離領域52の電位は0V、また信号電荷蓄積時の
蓄積ダイオード53の電位は、およそ10Vから2V程
度になっている。蓄積ダイオード53の電位がおよそ1
0Vから2V程度になっているのは、以下のような事情
による。
【0007】信号電荷を蓄積ダイオード53から垂直C
CDチャネル54に読出した直後の蓄積ダイオード53
の電位は読出しゲート55に印加される電位で決まり、
それは通常およそ10Vである。信号電荷読出し後に信
号の蓄積が始まると、蓄積ダイオード53の電位は蓄積
される信号電荷量に従って減少していき、透明電極58
に印加されている電位で飽和する。透明電極58には通
常およそ2Vが印加されている。このため、蓄積ダイオ
ード53の電位は信号蓄積時に10Vから2Vの範囲に
なっているのである。
CDチャネル54に読出した直後の蓄積ダイオード53
の電位は読出しゲート55に印加される電位で決まり、
それは通常およそ10Vである。信号電荷読出し後に信
号の蓄積が始まると、蓄積ダイオード53の電位は蓄積
される信号電荷量に従って減少していき、透明電極58
に印加されている電位で飽和する。透明電極58には通
常およそ2Vが印加されている。このため、蓄積ダイオ
ード53の電位は信号蓄積時に10Vから2Vの範囲に
なっているのである。
【0008】図6は、従来素子の動作と蓄積ダイオード
の電位との関係を示した図であり、(a)は垂直CCD
チャネルへの信号電荷読出し時、(b)は信号電荷蓄積
開始時、(c)は信号電荷蓄積終了時(読出し直前)の
状態を示している。
の電位との関係を示した図であり、(a)は垂直CCD
チャネルへの信号電荷読出し時、(b)は信号電荷蓄積
開始時、(c)は信号電荷蓄積終了時(読出し直前)の
状態を示している。
【0009】ところで、蓄積ダイオード53の周囲の空
乏層59で発生する暗電流は、空乏層59の幅に比例し
て大きくなる。空乏層幅は、蓄積ダイオード電位が高く
なるに従って大きくなる。図7は、蓄積ダイオード53
の電位と蓄積ダイオード53に流れ込む暗電流との関係
を示した実測値である。
乏層59で発生する暗電流は、空乏層59の幅に比例し
て大きくなる。空乏層幅は、蓄積ダイオード電位が高く
なるに従って大きくなる。図7は、蓄積ダイオード53
の電位と蓄積ダイオード53に流れ込む暗電流との関係
を示した実測値である。
【0010】上述したように蓄積ダイオード53の電位
は、暗時の場合、即ち蓄積される信号電荷量が小さい場
合に約10Vと大きく、従って蓄積ダイオード53の周
囲の空乏層幅が大きくなり、そこで発生する暗電流も大
きくなる。一方で、暗電流のばらつきが目立ちにくい信
号電荷量の大きい場合には、蓄積ダイオード53の電位
は小さくなり、そのため蓄積ダイオード53の周囲の空
乏層幅も小さく、そこで発生する暗電流も小さくなる。
は、暗時の場合、即ち蓄積される信号電荷量が小さい場
合に約10Vと大きく、従って蓄積ダイオード53の周
囲の空乏層幅が大きくなり、そこで発生する暗電流も大
きくなる。一方で、暗電流のばらつきが目立ちにくい信
号電荷量の大きい場合には、蓄積ダイオード53の電位
は小さくなり、そのため蓄積ダイオード53の周囲の空
乏層幅も小さく、そこで発生する暗電流も小さくなる。
【0011】暗電流ムラが再生画面上で目立つのは、入
射光量が少なく従って蓄積ダイオード53に蓄積される
信号電荷量が少ない場合であるが、蓄積ダイオード53
の電位の関係から従来の場合、信号電荷量が小さい場合
にむしろ発生する暗電流が大きくなっていた。即ち、ム
ラの目立ちやすい入射光量の場合に、暗電流ムラが発生
しやすくなるという問題があった。
射光量が少なく従って蓄積ダイオード53に蓄積される
信号電荷量が少ない場合であるが、蓄積ダイオード53
の電位の関係から従来の場合、信号電荷量が小さい場合
にむしろ発生する暗電流が大きくなっていた。即ち、ム
ラの目立ちやすい入射光量の場合に、暗電流ムラが発生
しやすくなるという問題があった。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】このように従来、光導
電膜積層型の固体撮像装置においては、信号電荷蓄積時
に蓄積ダイオード周囲で発生する暗電流が、特に入射光
量の少ない場合に多く発生するという問題があり、これ
が暗時における再生画面上でのムラを発生させる要因と
なっていた。
電膜積層型の固体撮像装置においては、信号電荷蓄積時
に蓄積ダイオード周囲で発生する暗電流が、特に入射光
量の少ない場合に多く発生するという問題があり、これ
が暗時における再生画面上でのムラを発生させる要因と
なっていた。
【0013】本発明は上記事情を考慮してなされたもの
で、その目的とするところは、暗時ムラの目立ちやすい
入射光量の少ない場合に、蓄積ダイオード周囲で発生す
る暗電流を小さくすることができ、暗時ムラの低減をは
かり得る固体撮像装置を提供することにある。
で、その目的とするところは、暗時ムラの目立ちやすい
入射光量の少ない場合に、蓄積ダイオード周囲で発生す
る暗電流を小さくすることができ、暗時ムラの低減をは
かり得る固体撮像装置を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の骨子は、光導電
膜で発生したキャリアのうち電子でなく正孔を蓄積ダイ
オードに注入することにより、入射光量の少ない場合に
蓄積ダイオード周囲で発生する暗電流を低減することに
ある。
膜で発生したキャリアのうち電子でなく正孔を蓄積ダイ
オードに注入することにより、入射光量の少ない場合に
蓄積ダイオード周囲で発生する暗電流を低減することに
ある。
【0015】即ち本発明は、半導体基板と、この半導体
基板内に設けられた、信号電荷蓄積ダイオードを構成す
るn型不純物拡散領域と、このn型不純物拡散領域に蓄
積された信号電荷を読み出す信号電荷読み出し部と、前
記n型不純物拡散領域の近傍に設けられたp型の素子分
離領域と、前記基板上に形成され前記n型不純物拡散領
域と電気的に接続された画素電極と、この画素電極上に
形成された透明電極と、を有する固体撮像装置におい
て、前記基板に設けられた電荷注入用ドレインを備え、
このドレインから前記n型不純物拡散領域に所定量の電
荷を注入することにより、前記n型不純物拡散領域の信
号電荷蓄積期間の直前には、前記n型不純物拡散領域の
電位を前記素子分離領域の電位以上に設定し、前記信号
電荷蓄積期間内には、前記透明電極に印加する電位を前
記信号電荷蓄積期間の直前の前記n型不純物拡散領域の
電位より高い値に設定することを特徴とする。
基板内に設けられた、信号電荷蓄積ダイオードを構成す
るn型不純物拡散領域と、このn型不純物拡散領域に蓄
積された信号電荷を読み出す信号電荷読み出し部と、前
記n型不純物拡散領域の近傍に設けられたp型の素子分
離領域と、前記基板上に形成され前記n型不純物拡散領
域と電気的に接続された画素電極と、この画素電極上に
形成された透明電極と、を有する固体撮像装置におい
て、前記基板に設けられた電荷注入用ドレインを備え、
このドレインから前記n型不純物拡散領域に所定量の電
荷を注入することにより、前記n型不純物拡散領域の信
号電荷蓄積期間の直前には、前記n型不純物拡散領域の
電位を前記素子分離領域の電位以上に設定し、前記信号
電荷蓄積期間内には、前記透明電極に印加する電位を前
記信号電荷蓄積期間の直前の前記n型不純物拡散領域の
電位より高い値に設定することを特徴とする。
【0016】(1) 光導電膜が水素化アモルファスシリコ
ン(a-Si:H)膜であり、a-Si:H膜と透明電極との間にa-
Si:H膜よりバンドギャップエネルギーが大きい材料から
なる正孔阻止層が形成されている。 (2) 蓄積ダイオードからの信号電荷の読出しが、透明電
極のみに電圧を印加することにより行われる。 (3) 信号電荷の読出し期間中に、透明電極に印加される
信号読出しパルスが、時間と共に負側に増加する三角波
であること。 (4) 信号電荷蓄積期間の直前に設定する蓄積ダイオード
の電位を、素子分離領域の電位と同じ値からそれより
1.5V程度高い値の範囲にすること。
ン(a-Si:H)膜であり、a-Si:H膜と透明電極との間にa-
Si:H膜よりバンドギャップエネルギーが大きい材料から
なる正孔阻止層が形成されている。 (2) 蓄積ダイオードからの信号電荷の読出しが、透明電
極のみに電圧を印加することにより行われる。 (3) 信号電荷の読出し期間中に、透明電極に印加される
信号読出しパルスが、時間と共に負側に増加する三角波
であること。 (4) 信号電荷蓄積期間の直前に設定する蓄積ダイオード
の電位を、素子分離領域の電位と同じ値からそれより
1.5V程度高い値の範囲にすること。
【0017】
【作用】本発明では、蓄積ダイオードから信号電荷の読
出しを行った直後に、蓄積ダイオードの電位を、基板及
び素子分離層の電位に近い電位に設定し、かつ入射光に
より光導電膜で発生したキャリアのうち正孔を蓄積ダイ
オードに注入する。このため、蓄積ダイオードの電位
は、入射光量が少なく暗電流ムラの目立ちやすい場合に
周囲の素子分離層及び基板の電位に近い値を持ち、その
とき空乏層の幅が小さく、そのため発生する暗電流が小
さくなる。従って、従来問題となっていた暗時での暗電
流ムラを十分に抑制することが可能となる。なお、入射
光量が多い場合は蓄積ダイオードの電位が高くなり、発
生する暗電流は大きくなるが、このときは暗電流ムラは
目立ちにくい。
出しを行った直後に、蓄積ダイオードの電位を、基板及
び素子分離層の電位に近い電位に設定し、かつ入射光に
より光導電膜で発生したキャリアのうち正孔を蓄積ダイ
オードに注入する。このため、蓄積ダイオードの電位
は、入射光量が少なく暗電流ムラの目立ちやすい場合に
周囲の素子分離層及び基板の電位に近い値を持ち、その
とき空乏層の幅が小さく、そのため発生する暗電流が小
さくなる。従って、従来問題となっていた暗時での暗電
流ムラを十分に抑制することが可能となる。なお、入射
光量が多い場合は蓄積ダイオードの電位が高くなり、発
生する暗電流は大きくなるが、このときは暗電流ムラは
目立ちにくい。
【0018】
【実施例】以下、本発明の詳細を図示の実施例によって
説明する。
説明する。
【0019】図1は本発明の一実施例に係わる固体撮像
装置の概略構成を示す平面図で、フレーム・インターラ
イン型(FIT)の例である。図中1は蓄積ダイオー
ド,信号読出し部及び信号転送部(垂直CCD)等を配
置した受光部、2は受光部1から転送された信号電荷を
一時的に保持する蓄積部(メモリ部)、3は蓄積部2に
蓄積された信号電荷を水平方向に転送する水平CCD、
4は水平CCD3で転送された信号電荷を出力する検出
部である。
装置の概略構成を示す平面図で、フレーム・インターラ
イン型(FIT)の例である。図中1は蓄積ダイオー
ド,信号読出し部及び信号転送部(垂直CCD)等を配
置した受光部、2は受光部1から転送された信号電荷を
一時的に保持する蓄積部(メモリ部)、3は蓄積部2に
蓄積された信号電荷を水平方向に転送する水平CCD、
4は水平CCD3で転送された信号電荷を出力する検出
部である。
【0020】図2は本実施例装置の1画素構成を示す断
面図である。図中11はp型のSi基板であり、この基
板11の表面にはp+ 型の素子分離領域12,n型不純
物拡散領域からなる蓄積ダイオード13,n型不純物拡
散領域からなる垂直CCDの埋込み転送チャネル14,
及び蓄積ダイオード13に電荷を注入して電位を設定す
るための電荷注入ドレイン15が設けられている。これ
らを設けた基板11上には、電荷転送電極を兼ねた信号
読出しゲート16及び電荷注入ゲート17が形成され、
さらに層間絶縁膜を介して画素電極18が形成され、こ
の画素電極18は引出し電極19により蓄積ダイオード
13に接続されている。
面図である。図中11はp型のSi基板であり、この基
板11の表面にはp+ 型の素子分離領域12,n型不純
物拡散領域からなる蓄積ダイオード13,n型不純物拡
散領域からなる垂直CCDの埋込み転送チャネル14,
及び蓄積ダイオード13に電荷を注入して電位を設定す
るための電荷注入ドレイン15が設けられている。これ
らを設けた基板11上には、電荷転送電極を兼ねた信号
読出しゲート16及び電荷注入ゲート17が形成され、
さらに層間絶縁膜を介して画素電極18が形成され、こ
の画素電極18は引出し電極19により蓄積ダイオード
13に接続されている。
【0021】上記構成された固体撮像素子チップ上には
光電変換膜20が形成され、この光電変換膜の上にIT
O(Indium Tin Oxide)膜等による透明電極23が形成
されている。ここで、光電変換膜20は水素化アモルフ
ァスシリコン(a-Si:H)からなる。また、光導電膜20
と固体撮像素子チップとの間には、水素化アモルファス
シリコンカーバイド(a-SiC:H)からなる電子注入阻止層
21が形成され、光電変換膜20と透明電極23との間
には水素化アモルファスシリコンカーバイド(a-SiC:H)
からなる正孔注入阻止層22が形成されている。
光電変換膜20が形成され、この光電変換膜の上にIT
O(Indium Tin Oxide)膜等による透明電極23が形成
されている。ここで、光電変換膜20は水素化アモルフ
ァスシリコン(a-Si:H)からなる。また、光導電膜20
と固体撮像素子チップとの間には、水素化アモルファス
シリコンカーバイド(a-SiC:H)からなる電子注入阻止層
21が形成され、光電変換膜20と透明電極23との間
には水素化アモルファスシリコンカーバイド(a-SiC:H)
からなる正孔注入阻止層22が形成されている。
【0022】本実施例では信号電荷蓄積時には、透明電
極23の電位は、素子分離領域12の電位より高くおよ
そ7Vに設定している。このため、入射光により光導電
膜20で発生したキャリアのうち正孔が蓄積ダイオード
13に流入する。また、光導電膜上層部に a-SiC:H等の
正孔注入阻止層22が存在するため、この状態で透明電
極23から光導電膜20への正孔の注入は生じない。
極23の電位は、素子分離領域12の電位より高くおよ
そ7Vに設定している。このため、入射光により光導電
膜20で発生したキャリアのうち正孔が蓄積ダイオード
13に流入する。また、光導電膜上層部に a-SiC:H等の
正孔注入阻止層22が存在するため、この状態で透明電
極23から光導電膜20への正孔の注入は生じない。
【0023】次に、本実施例の動作を図3及び図4に示
すポテンシャル図を参照して説明する。図3(a)は、
蓄積ダイオード13から信号電荷を読出し、信号電荷を
メモリ部へ転送した直後の状態を示している。なお、こ
のときの透明電極23の電位は例えば10Vに設定す
る。
すポテンシャル図を参照して説明する。図3(a)は、
蓄積ダイオード13から信号電荷を読出し、信号電荷を
メモリ部へ転送した直後の状態を示している。なお、こ
のときの透明電極23の電位は例えば10Vに設定す
る。
【0024】この状態から、図3(b)に示すように、
電荷注入ゲート17をオン状態にして、電荷注入ドレイ
ン15から蓄積ダイオード13に電荷を注入する。続い
て、図3(c)に示すように、信号読出しゲート16の
チャネル電位を、素子分離領域12の電位である0Vに
設定する。次いで、図3(d)に示すように、透明電極
23の電位を例えば7Vに下げ、読出しゲート16から
蓄積ダイオード13の電荷を一部排出し、これにより蓄
積ダイオード13の電位を0Vにリセットし、これと同
時に垂直CCDチャネル14中の残留電荷を電荷注入ド
レイン15に掃き出す。
電荷注入ゲート17をオン状態にして、電荷注入ドレイ
ン15から蓄積ダイオード13に電荷を注入する。続い
て、図3(c)に示すように、信号読出しゲート16の
チャネル電位を、素子分離領域12の電位である0Vに
設定する。次いで、図3(d)に示すように、透明電極
23の電位を例えば7Vに下げ、読出しゲート16から
蓄積ダイオード13の電荷を一部排出し、これにより蓄
積ダイオード13の電位を0Vにリセットし、これと同
時に垂直CCDチャネル14中の残留電荷を電荷注入ド
レイン15に掃き出す。
【0025】図4(a)は信号蓄積が開始される直前の
状態を示した図で、透明電極23の電位はおよそ7Vに
設定されている。信号蓄積が開始されると、入射する光
の強度に応じて光導電膜20中で発生したキャリアのう
ち正孔が蓄積ダイオード13に注入され、それに従い図
4(b)に示すように蓄積ダイオード13の電位は高く
なっていく。蓄積ダイオード13の電位は、透明電極2
3に印加している電位で飽和し、それ以上の電位にはな
らない。また、信号読出しゲート16のチャネル電位は
0Vのまま保持しておく。
状態を示した図で、透明電極23の電位はおよそ7Vに
設定されている。信号蓄積が開始されると、入射する光
の強度に応じて光導電膜20中で発生したキャリアのう
ち正孔が蓄積ダイオード13に注入され、それに従い図
4(b)に示すように蓄積ダイオード13の電位は高く
なっていく。蓄積ダイオード13の電位は、透明電極2
3に印加している電位で飽和し、それ以上の電位にはな
らない。また、信号読出しゲート16のチャネル電位は
0Vのまま保持しておく。
【0026】信号の垂直CCDチャネル14への読出し
は、図4(c)に示すように信号読出しゲート16のチ
ャネル電位を0Vに設定したまま、透明電極23の電位
を例えば2Vに下げることにより行う。この場合、蓄積
ダイオード13から読出される信号電荷は、入射光量が
少ないと正孔の注入が少ないことから多く、入射光量が
多いとキャリアの注入が多いことから少なくなる。つま
り、入射光量に比例する正孔の注入に伴い、蓄積ダイオ
ード13から読出される信号電荷量は少なくなってい
る。
は、図4(c)に示すように信号読出しゲート16のチ
ャネル電位を0Vに設定したまま、透明電極23の電位
を例えば2Vに下げることにより行う。この場合、蓄積
ダイオード13から読出される信号電荷は、入射光量が
少ないと正孔の注入が少ないことから多く、入射光量が
多いとキャリアの注入が多いことから少なくなる。つま
り、入射光量に比例する正孔の注入に伴い、蓄積ダイオ
ード13から読出される信号電荷量は少なくなってい
る。
【0027】このようにすることにより、蓄積ダイオー
ド13に連なる容量のうち、画素全域でばらつきの殆ど
ない光導電膜20の容量に蓄えられる電荷のみが読出さ
れることになる。また、信号電荷の読出しに伴う期間中
に透明電極23に印加する信号読出しパルスを、時間と
共に負側に増加する三角波であるようにすると、信号読
出しの際に信号電荷が素子分離領域12を越えて、互い
に混ざり合うことを防止することができる。その後、垂
直CCDチャネル14に蓄積している信号電荷をメモリ
部に転送する。
ド13に連なる容量のうち、画素全域でばらつきの殆ど
ない光導電膜20の容量に蓄えられる電荷のみが読出さ
れることになる。また、信号電荷の読出しに伴う期間中
に透明電極23に印加する信号読出しパルスを、時間と
共に負側に増加する三角波であるようにすると、信号読
出しの際に信号電荷が素子分離領域12を越えて、互い
に混ざり合うことを防止することができる。その後、垂
直CCDチャネル14に蓄積している信号電荷をメモリ
部に転送する。
【0028】以上のような動作を行うと、入射光量が少
なくムラが目立ちやすい場合に、蓄積ダイオード13の
電位は素子分離領域12の電位に近い値を持つことにな
り、そのため蓄積ダイオード周囲の空乏層幅が狭く、そ
こで発生する暗電流値が少なくなる。従って、従来の場
合に比べて暗時ムラが少なく、感度の高い素子を実現す
ることができる。また、本実施例では信号蓄積開始時の
蓄積ダイオード13の電位を素子分離領域12の電位と
等しい値に設定しているが、この値は、素子分離領域1
2の電位に限るものではなく、素子分離領域12の電位
から、それより1.5程度の高い電位までの値に設定す
ればよい。これは、蓄積ダイオード13の電位がこの領
域にあるとき、蓄積ダイオード周囲で発生する暗電流値
が十分に小さいためである。
なくムラが目立ちやすい場合に、蓄積ダイオード13の
電位は素子分離領域12の電位に近い値を持つことにな
り、そのため蓄積ダイオード周囲の空乏層幅が狭く、そ
こで発生する暗電流値が少なくなる。従って、従来の場
合に比べて暗時ムラが少なく、感度の高い素子を実現す
ることができる。また、本実施例では信号蓄積開始時の
蓄積ダイオード13の電位を素子分離領域12の電位と
等しい値に設定しているが、この値は、素子分離領域1
2の電位に限るものではなく、素子分離領域12の電位
から、それより1.5程度の高い電位までの値に設定す
ればよい。これは、蓄積ダイオード13の電位がこの領
域にあるとき、蓄積ダイオード周囲で発生する暗電流値
が十分に小さいためである。
【0029】このように本実施例によれば、蓄積ダイオ
ード13に信号電荷を蓄積する直前に、蓄積ダイオード
13に電荷を注入して蓄積ダイオード電位を素子分離領
域12の電位に近い値にリセットし、かつ光導電膜20
で発生したキャリアのうち正孔を蓄積ダイオード13に
注入することにより、ムラが再生画面上で目立ちやす
い、入射光量の少ない場合に、暗電流の発生を十分に抑
制することができ、そのため従来に比べて感度の高い固
体撮像装置を実現することができる。
ード13に信号電荷を蓄積する直前に、蓄積ダイオード
13に電荷を注入して蓄積ダイオード電位を素子分離領
域12の電位に近い値にリセットし、かつ光導電膜20
で発生したキャリアのうち正孔を蓄積ダイオード13に
注入することにより、ムラが再生画面上で目立ちやす
い、入射光量の少ない場合に、暗電流の発生を十分に抑
制することができ、そのため従来に比べて感度の高い固
体撮像装置を実現することができる。
【0030】なお、本発明は上述した実施例に限定され
るものではない。実施例では、FIT型の素子構造の場
合について説明したが、本発明はインターライン・トラ
ンスファー型(IT)の固体撮像装置にも適用できる。
この場合、信号電荷を蓄積ダイオードから垂直CCDに
読出した直後に、蓄積ダイオードの電位をリセットする
際に、読出した信号電荷を2つの信号読出しゲートを兼
ねる転送電極の間に蓄積しておく。
るものではない。実施例では、FIT型の素子構造の場
合について説明したが、本発明はインターライン・トラ
ンスファー型(IT)の固体撮像装置にも適用できる。
この場合、信号電荷を蓄積ダイオードから垂直CCDに
読出した直後に、蓄積ダイオードの電位をリセットする
際に、読出した信号電荷を2つの信号読出しゲートを兼
ねる転送電極の間に蓄積しておく。
【0031】また、実施例では画素領域に電荷注入ドレ
インを用いて蓄積ダイオードの電位のリセットを行った
が、素子構成がFIT型の場合、電荷注入ドレインを画
素領域に設けなくても、蓄積ダイオードの電位のリセッ
トを行うことができる。その場合、信号電荷を蓄積ダイ
オードから垂直CCDに読出し、それらをメモリ部に転
送した後、水平CCDとは反対側の垂直CCDの端部に
設けたドレインから垂直CCDを通して蓄積ダイオード
に電荷を注入する。透明電極により蓄積ダイオードの電
位をリセットした後、垂直CCDに残った余剰電荷を垂
直CCD端部のドレインに排出する。このような動作に
よっても本発明の固体撮像装置は実現できる。その他、
本発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々変形して実施す
ることができる。
インを用いて蓄積ダイオードの電位のリセットを行った
が、素子構成がFIT型の場合、電荷注入ドレインを画
素領域に設けなくても、蓄積ダイオードの電位のリセッ
トを行うことができる。その場合、信号電荷を蓄積ダイ
オードから垂直CCDに読出し、それらをメモリ部に転
送した後、水平CCDとは反対側の垂直CCDの端部に
設けたドレインから垂直CCDを通して蓄積ダイオード
に電荷を注入する。透明電極により蓄積ダイオードの電
位をリセットした後、垂直CCDに残った余剰電荷を垂
直CCD端部のドレインに排出する。このような動作に
よっても本発明の固体撮像装置は実現できる。その他、
本発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々変形して実施す
ることができる。
【0032】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、信
号蓄積開始時の蓄積ダイオードの電位を素子分離領域の
電位近くにリセットし、かつ入射光により光導電膜で発
生した正孔を蓄積ダイオードに注入する構成としている
ので、ムラが再生画面上で目立ちやすい入射光量の少な
い場合に、蓄積ダイオード周辺で発生する暗電流を減少
させ、暗時ムラを十分に抑制することのできる固体撮像
装置を実現することができる。
号蓄積開始時の蓄積ダイオードの電位を素子分離領域の
電位近くにリセットし、かつ入射光により光導電膜で発
生した正孔を蓄積ダイオードに注入する構成としている
ので、ムラが再生画面上で目立ちやすい入射光量の少な
い場合に、蓄積ダイオード周辺で発生する暗電流を減少
させ、暗時ムラを十分に抑制することのできる固体撮像
装置を実現することができる。
【図1】本発明の一実施例に係わる固体撮像装置の概略
構成を示す平面図、
構成を示す平面図、
【図2】実施例装置の1画素構成を示す断面図、
【図3】実施例の動作を説明するためのポテンシャル
図、
図、
【図4】実施例の動作を説明するためのポテンシャル
図、
図、
【図5】従来の固体撮像装置の1画素構成を示す断面
図、
図、
【図6】従来素子の動作と蓄積ダイオードの電位との関
係を示した図、
係を示した図、
【図7】蓄積ダイオードの電位と流れ込む暗電流との関
係を示す図。
係を示す図。
1…受光部、 2…蓄積部(メモリ部)、 3…水平CCD、 4…検出部、 11…p型Si基板、 12…p+ 型素子分離領域、 13…蓄積ダイオード、 14…垂直CCDチャネル、 15…電荷注入ドレイン、 16…信号読出しゲート、 17…電荷注入ゲート、 18…画素電極、 19…引出し電極、 20… a-Si:H 膜(光導電膜)、 21…a-SiC:H 膜(電子注入阻止層)、 22…a-SiC:H 膜(正孔注入阻止層)。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−129771(JP,A) 特開 平4−61278(JP,A) 特開 平4−62872(JP,A) 特開 平3−60157(JP,A) 特開 昭63−144565(JP,A) 特開 平1−138752(JP,A) 特開 平1−295458(JP,A) 特開 平3−171769(JP,A) 特開 平2−196575(JP,A) 特開 平2−224272(JP,A) テレビジョン学会技術報告,Vol. 16,No.18(1992),pp.31−36 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 27/146 H01L 27/148 H04N 5/335 JICSTファイル(JOIS)
Claims (3)
- 【請求項1】半導体基板と、 この半導体基板内に設けられた、信号電荷蓄積ダイオー
ドを構成するn型不純物拡散領域と、 このn型不純物拡散領域に蓄積された信号電荷を読み出
す信号電荷読み出し部と、 前記n型不純物拡散領域の近傍に設けられたp型の素子
分離領域と、 前記基板上に形成され前記n型不純物拡散領域と電気的
に接続された画素電極と、 この画素電極上に形成された透明電極と、 を有する固体撮像装置において、 前記基板に設けられた電荷注入用ドレインを備え、この
ドレインから前記n型不純物拡散領域に所定量の電荷を
注入することにより、前記n型不純物拡散領域の信号電
荷蓄積期間の直前には、前記n型不純物拡散領域の電位
を前記素子分離領域の電位以上に設定し、前記信号電荷
蓄積期間内には、前記透明電極に印加する電位を前記信
号電荷蓄積期間の直前の前記n型不純物拡散領域の電位
より高い値に設定することを特徴とする固体撮像装置。 - 【請求項2】前記画素電極と前記透明電極の間に、電子
注入阻止層,光電変換膜及び正孔注入阻止層が積層され
ていることを特徴とする請求項1記載の固体撮像装置。 - 【請求項3】前記電子注入阻止層及び前記正孔注入阻止
層は水素化アモルファスシリコンカーバイドからなり、
前記光電変換膜は水素化アモルファスシリコンからなる
ことを特徴とする請求項2記載の固体撮像装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13518792A JP3285928B2 (ja) | 1992-05-27 | 1992-05-27 | 固体撮像装置 |
US08/067,966 US5343061A (en) | 1992-05-27 | 1993-05-27 | Solid-state imaging device suppressing dark-current noise |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13518792A JP3285928B2 (ja) | 1992-05-27 | 1992-05-27 | 固体撮像装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05335544A JPH05335544A (ja) | 1993-12-17 |
JP3285928B2 true JP3285928B2 (ja) | 2002-05-27 |
Family
ID=15145874
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13518792A Expired - Fee Related JP3285928B2 (ja) | 1992-05-27 | 1992-05-27 | 固体撮像装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5343061A (ja) |
JP (1) | JP3285928B2 (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3477039B2 (ja) * | 1997-08-06 | 2003-12-10 | 株式会社東芝 | 固体撮像装置及びその製造方法 |
JP4419264B2 (ja) * | 2000-03-31 | 2010-02-24 | ソニー株式会社 | 固体撮像装置 |
US7355385B2 (en) * | 2005-07-28 | 2008-04-08 | Varian Medical Systems Technologies, Inc. | Voltage injector and detector using pixel array for printed circuit board testing |
JP2007081137A (ja) | 2005-09-14 | 2007-03-29 | Fujifilm Corp | 光電変換素子及び固体撮像素子 |
US7813586B2 (en) | 2006-08-07 | 2010-10-12 | Mela Sciences, Inc. | Reducing noise in digital images |
JP2011244010A (ja) * | 2011-08-08 | 2011-12-01 | Fujifilm Corp | 固体撮像素子 |
JP6384822B2 (ja) * | 2013-11-07 | 2018-09-05 | Tianma Japan株式会社 | イメージセンサ及びその製造方法 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59202777A (ja) * | 1983-04-30 | 1984-11-16 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 固体撮像装置とその製造方法 |
JPS63177460A (ja) * | 1987-01-16 | 1988-07-21 | Sony Corp | 固体撮像装置 |
JPS6433963A (en) * | 1987-07-29 | 1989-02-03 | Toshiba Corp | Layer-built type solid-state image sensing device |
US4912560A (en) * | 1988-01-29 | 1990-03-27 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Solid state image sensing device |
-
1992
- 1992-05-27 JP JP13518792A patent/JP3285928B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1993
- 1993-05-27 US US08/067,966 patent/US5343061A/en not_active Expired - Lifetime
Non-Patent Citations (1)
Title |
---|
テレビジョン学会技術報告,Vol.16,No.18(1992),pp.31−36 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05335544A (ja) | 1993-12-17 |
US5343061A (en) | 1994-08-30 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |