JPH0268407A - 燃焼器具用芯の耐熱部材 - Google Patents
燃焼器具用芯の耐熱部材Info
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- JPH0268407A JPH0268407A JP22069188A JP22069188A JPH0268407A JP H0268407 A JPH0268407 A JP H0268407A JP 22069188 A JP22069188 A JP 22069188A JP 22069188 A JP22069188 A JP 22069188A JP H0268407 A JPH0268407 A JP H0268407A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野コ
本発明は、石油ストーブ、石油こんろ等に用いられる燃
焼器具用芯の耐熱部材に関する。
焼器具用芯の耐熱部材に関する。
[従来の技術]
従来から燃焼器具用芯の耐熱部材としては、複数の厚手
耐熱布を、必要に応じて補強用中芯を中間に介して重合
し、ガラス繊維糸にて縫製一体化して形成した重合耐熱
布を用いたものや、耐熱糸を一定の太さになるよう任意
の複数本を引揃えてタテ糸群(燃焼器具用芯になったと
きもタテ糸になる)とし、複数列のタテ糸群をそれぞれ
反復折返しつつ配列し、これらをガラス繊維糸をヨコ糸
として編綴して形成した耐熱編成布を用いたものか一般
的である。
耐熱布を、必要に応じて補強用中芯を中間に介して重合
し、ガラス繊維糸にて縫製一体化して形成した重合耐熱
布を用いたものや、耐熱糸を一定の太さになるよう任意
の複数本を引揃えてタテ糸群(燃焼器具用芯になったと
きもタテ糸になる)とし、複数列のタテ糸群をそれぞれ
反復折返しつつ配列し、これらをガラス繊維糸をヨコ糸
として編綴して形成した耐熱編成布を用いたものか一般
的である。
上記ガラス繊維糸に代えて、ガラス繊維糸とレーヨン・
スフ糸との合撚糸を使用することもあるか、この合撚糸
は、レーヨン・スフ糸の表面が毛羽立っているので、縫
糸または編綴用ヨコ糸として用いた場合に、切口での糸
はつれが起りにくい利点がある反面、タール付着を防ぐ
目的で耐熱部先端を焼成加工する際に、レーヨン・スフ
糸成分か燃焼してしまって合撚糸自体か強度劣化し、糸
切れを起し易い。
スフ糸との合撚糸を使用することもあるか、この合撚糸
は、レーヨン・スフ糸の表面が毛羽立っているので、縫
糸または編綴用ヨコ糸として用いた場合に、切口での糸
はつれが起りにくい利点がある反面、タール付着を防ぐ
目的で耐熱部先端を焼成加工する際に、レーヨン・スフ
糸成分か燃焼してしまって合撚糸自体か強度劣化し、糸
切れを起し易い。
また、上記ガラス繊維(無機繊維に属する)とは別に、
有機繊維に属するポリアミド系(ナイロン)の一種とし
てアラミド繊維(全芳香族ポリアミド繊維)が耐熱性な
いし高強力を有するものとして知られている(例えば、
繊維機械学会誌1987年Vo 1.40.No、4.
P、159〜P173「高性能繊維のハイテク産業用途
への応用」参照)。
有機繊維に属するポリアミド系(ナイロン)の一種とし
てアラミド繊維(全芳香族ポリアミド繊維)が耐熱性な
いし高強力を有するものとして知られている(例えば、
繊維機械学会誌1987年Vo 1.40.No、4.
P、159〜P173「高性能繊維のハイテク産業用途
への応用」参照)。
なお、アラミド繊維の中でも、メタ型アラミド繊維は特
に耐熱11に優れ、パラ型アラミド繊維は高強力である
ことか知られている。
に耐熱11に優れ、パラ型アラミド繊維は高強力である
ことか知られている。
そして、例えは実開昭58−181111号、同58−
194304号公報等に示されるように、上記アラミド
繊維などの抗張力に富む有tR繊維を燃焼器具用芯の耐
熱部と吸上部との芯継部の縫糸に、または編成布の編綴
用ヨコ糸に用いることも知られている。
194304号公報等に示されるように、上記アラミド
繊維などの抗張力に富む有tR繊維を燃焼器具用芯の耐
熱部と吸上部との芯継部の縫糸に、または編成布の編綴
用ヨコ糸に用いることも知られている。
ところで、上記した複数の厚手耐熱布を縫製−体化した
耐熱部材や、耐熱糸のタテ糸を編綴した耐熱部材におけ
る、ガラス繊維糸は、それ自体、耐屈曲性が著しく弱く
機械的に脆いため、製芯工程での移動時の摩擦、引っ掛
かり、さらには重ね縫い時のミシン針による突刺し等で
比較的簡単に切れるという欠点かある。
耐熱部材や、耐熱糸のタテ糸を編綴した耐熱部材におけ
る、ガラス繊維糸は、それ自体、耐屈曲性が著しく弱く
機械的に脆いため、製芯工程での移動時の摩擦、引っ掛
かり、さらには重ね縫い時のミシン針による突刺し等で
比較的簡単に切れるという欠点かある。
また製芯工程で、縫糸の残糸の除去、耐熱布の先端から
ほつれかかつているヨコ糸の除去等に鋏を使用するか、
このとき、鋏の接触によっても縫糸や編綴用ヨコ糸か切
断し易く糸切れを起こすことか多い。
ほつれかかつているヨコ糸の除去等に鋏を使用するか、
このとき、鋏の接触によっても縫糸や編綴用ヨコ糸か切
断し易く糸切れを起こすことか多い。
さらに、また、耐熱部材の先端を焼成加工する場合、縫
糸またはm終用ヨコ系が耐熱性に優れたガラス繊維糸で
あっても、熱の影響でガラス繊維の欠点である耐屈曲性
かさらに低下し、それ以降の製芯工程で糸切れを生じ易
い。
糸またはm終用ヨコ系が耐熱性に優れたガラス繊維糸で
あっても、熱の影響でガラス繊維の欠点である耐屈曲性
かさらに低下し、それ以降の製芯工程で糸切れを生じ易
い。
また、ガラス繊維糸の耐屈曲性の悪さ・機械的脆さは、
いきおい縫糸としての可縫性の低下を招き、そのためミ
シンの回転数を上げて縫製能率を上げるといったことか
困難である。同様のことは編綴用ヨコ糸の場合にも当て
はまり、編成能率は良好でない。
いきおい縫糸としての可縫性の低下を招き、そのためミ
シンの回転数を上げて縫製能率を上げるといったことか
困難である。同様のことは編綴用ヨコ糸の場合にも当て
はまり、編成能率は良好でない。
なお、上記において、ガラス繊維に代えて、アラミド繊
維を用いたとしても、アラミド繊維はガラス繊維に競べ
て、耐屈曲性では優れているものの耐熱性か劣るため、
上記のように耐熱部材の先端焼成加工を行なうことがで
きす、また、燃焼器具用芯として器具に装着して使用す
るときには空焼き燃焼で支障を生じることはもちろん通
常燃焼時の燃焼熱にも耐え難いといった問題を有する。
維を用いたとしても、アラミド繊維はガラス繊維に競べ
て、耐屈曲性では優れているものの耐熱性か劣るため、
上記のように耐熱部材の先端焼成加工を行なうことがで
きす、また、燃焼器具用芯として器具に装着して使用す
るときには空焼き燃焼で支障を生じることはもちろん通
常燃焼時の燃焼熱にも耐え難いといった問題を有する。
[発明か解決しようとする課題]
本発明は、上記種々の問題点を解消するもので、耐熱布
の縫製用縫糸または耐熱糸でなるタテ糸群列の編綴用ヨ
コ糸として、ガラス繊維糸とパラ型アラミド繊維糸とを
撚った合撚糸を用いることにより、縫製時あるいは編綴
時、さらには製芯工程における糸切れ発生を大巾に低減
でき、縫製または編成能率の向上か図れ、しかも耐熱部
材先端の焼成加工にも耐えることが可能な燃焼器具用芯
の耐熱部材を提供することを目的とする。
の縫製用縫糸または耐熱糸でなるタテ糸群列の編綴用ヨ
コ糸として、ガラス繊維糸とパラ型アラミド繊維糸とを
撚った合撚糸を用いることにより、縫製時あるいは編綴
時、さらには製芯工程における糸切れ発生を大巾に低減
でき、縫製または編成能率の向上か図れ、しかも耐熱部
材先端の焼成加工にも耐えることが可能な燃焼器具用芯
の耐熱部材を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段]
本発明は、ガラス繊維、耐炎繊維等からなる複数枚の耐
熱布を重合し、がっ、これらをガラス繊維糸とパラ型ア
ラミド繊維糸とを主体とする合撚糸を縫糸として縫製一
体化して形成しな重合耐熱布からなる燃焼器具用芯の耐
熱部材にある。
熱布を重合し、がっ、これらをガラス繊維糸とパラ型ア
ラミド繊維糸とを主体とする合撚糸を縫糸として縫製一
体化して形成しな重合耐熱布からなる燃焼器具用芯の耐
熱部材にある。
また、ガラス繊維、耐炎繊維等からなる複数本の耐熱糸
を、所定の太さになるよう引揃えてタテ糸群とし、この
タテ糸群を反復折返しつつ配列し、これらをガラス繊維
糸とパラ型アラミド繊維糸とを主体とする合撚糸をヨコ
糸としてm綴して形成した耐熱編成布からなる燃焼器具
用芯の耐熱部材にある。
を、所定の太さになるよう引揃えてタテ糸群とし、この
タテ糸群を反復折返しつつ配列し、これらをガラス繊維
糸とパラ型アラミド繊維糸とを主体とする合撚糸をヨコ
糸としてm綴して形成した耐熱編成布からなる燃焼器具
用芯の耐熱部材にある。
[作用]
上記構成において、縫糸としての合撚糸におけるパラ型
アラミド繊維は、引張強度か22〜25g/deでガラ
ス繊維の約5 g / d eの4倍以上の値を有し、
かつ破断伸度が4%前後でほぼ両者一致しているため、
両者を合撚した場合の引張特性上のバランスか良好とな
る。
アラミド繊維は、引張強度か22〜25g/deでガラ
ス繊維の約5 g / d eの4倍以上の値を有し、
かつ破断伸度が4%前後でほぼ両者一致しているため、
両者を合撚した場合の引張特性上のバランスか良好とな
る。
また、パラ型アラミド繊維糸とガラス繊維糸の合撚糸は
、ガラス繊維特有の耐屈曲性不良による機械的脆さをパ
ラ型アラミド繊維糸によって補うと共に、パラ型アラミ
ド繊維の耐熱性不足をガラス繊維糸によって補い合うと
いう相互補完を果すことになる。その結果、縫糸は強靭
なものとなり、@製または編成時およびその後の製芯工
程において糸切れ不良が発生しにくいものとなる。
、ガラス繊維特有の耐屈曲性不良による機械的脆さをパ
ラ型アラミド繊維糸によって補うと共に、パラ型アラミ
ド繊維の耐熱性不足をガラス繊維糸によって補い合うと
いう相互補完を果すことになる。その結果、縫糸は強靭
なものとなり、@製または編成時およびその後の製芯工
程において糸切れ不良が発生しにくいものとなる。
[実施例]
第1図、第2図に示した本発明の第1実論例に係る燃焼
器具用芯の耐熱部材について以下に説明する。
器具用芯の耐熱部材について以下に説明する。
本実施例の耐熱部材は厚手耐熱布を複数枚(通常は2枚
)重合した例で、図示の状態は長手方向中心線A−A′
(これか切断線となる)を境に上下に2枚分か形成さ
れている製造途上のものを示している。
)重合した例で、図示の状態は長手方向中心線A−A′
(これか切断線となる)を境に上下に2枚分か形成さ
れている製造途上のものを示している。
重合耐熱布1は、2枚の厚手耐熱布3,3を両者間に補
強用の中芯2.2を介して重合してなり、これらを本発
明の特徴とするガラス繊維糸とパラ型アラミド繊維糸と
を主体とする合撚糸でなる縫糸4,4,5,5,6.6
で多本縫ミシンなどを用いて縫製一体化して形成したも
のである。なお、中芯2は必要に応じて用いれはよい。
強用の中芯2.2を介して重合してなり、これらを本発
明の特徴とするガラス繊維糸とパラ型アラミド繊維糸と
を主体とする合撚糸でなる縫糸4,4,5,5,6.6
で多本縫ミシンなどを用いて縫製一体化して形成したも
のである。なお、中芯2は必要に応じて用いれはよい。
この重合耐熱布1を中心線A−A′に沿って切断するこ
とにより2枚の耐熱部材7,7か得られる。
とにより2枚の耐熱部材7,7か得られる。
この耐熱部材7より筒芯を製造するには、第5図に示す
ように、耐熱部材7の下側縁部8を吸上部材としての木
綿布(または不織布)9の上縁部10と突き合せて縫糸
11により縫合した後、木綿布9の巾に合わせて切断し
、さらに、これを円筒状に巻くとともに縫糸12により
縫製する。もって燃焼器具用芯13を得ることかできる
。なお、平芯の場合は、縫糸12による縫製を行なわな
い。
ように、耐熱部材7の下側縁部8を吸上部材としての木
綿布(または不織布)9の上縁部10と突き合せて縫糸
11により縫合した後、木綿布9の巾に合わせて切断し
、さらに、これを円筒状に巻くとともに縫糸12により
縫製する。もって燃焼器具用芯13を得ることかできる
。なお、平芯の場合は、縫糸12による縫製を行なわな
い。
上記の厚手耐熱布3は、ガラス繊維、耐熱繊維等の耐熱
性の良好な繊維に、必要に応じてレーヨン・スフ糸を混
紡した200〜500テックス程度の太さの糸で製織し
た厚さ1〜2 +ynn程度の1lli物でなり、この
ような材質でなる耐熱布を所望の巾(生産能率および作
業性から通常は2本分の巾で、70〜80 mmの巾)
に裁断して帯状としたものを用いている。
性の良好な繊維に、必要に応じてレーヨン・スフ糸を混
紡した200〜500テックス程度の太さの糸で製織し
た厚さ1〜2 +ynn程度の1lli物でなり、この
ような材質でなる耐熱布を所望の巾(生産能率および作
業性から通常は2本分の巾で、70〜80 mmの巾)
に裁断して帯状としたものを用いている。
次に、縫糸4,5.6に用いた合撚糸の構成について説
明する。
明する。
合撚糸の一主体要素であるガラス繊維糸は、単繊維の繊
度が5μないしはそれ以下のものが好ましく、糸番手は
5〜7oテツクスのものが好ましい。また、このガラス
繊維糸は細くて強力の高い紡績糸を紡出することが困難
であるので、長繊維糸を用いればよい。
度が5μないしはそれ以下のものが好ましく、糸番手は
5〜7oテツクスのものが好ましい。また、このガラス
繊維糸は細くて強力の高い紡績糸を紡出することが困難
であるので、長繊維糸を用いればよい。
合撚糸の他の主体要素であるパラ型アラミド繊維は、芳
香族環をっなぐアミド結合が互いにパラの位置にある構
造を有するアラミド重合体から形成された繊維であり、
例えは、ポリパラフェニレンテレフタラミド(商品名ニ
ゲプラー、テユボン社製) あるいは、ポリパラフェニレン・34′ジフエニルエー
テル・テレフタラミド(商品名:テクノーラ、帝人■製
) などを用いれはよい。
香族環をっなぐアミド結合が互いにパラの位置にある構
造を有するアラミド重合体から形成された繊維であり、
例えは、ポリパラフェニレンテレフタラミド(商品名ニ
ゲプラー、テユボン社製) あるいは、ポリパラフェニレン・34′ジフエニルエー
テル・テレフタラミド(商品名:テクノーラ、帝人■製
) などを用いれはよい。
パラ型アラミド繊維糸の番手は50〜400deか好ま
しい。また、このパラ型アラミド繊維糸は細くて強力の
高い紡績糸を紡出することか容易であるので、紡績糸、
長繊維糸のいずれを用いてもよい。
しい。また、このパラ型アラミド繊維糸は細くて強力の
高い紡績糸を紡出することか容易であるので、紡績糸、
長繊維糸のいずれを用いてもよい。
また、ガラス繊維糸とパラ型アラミド繊維糸の合撚は、
それぞれをまず1本づつ引揃えて2本撚としく下撚)、
次いでこれらを所定本数引揃えて上撚をかける方法と、
それぞれの必要本数を引揃えて1回で撚合せる方法等が
ある。
それぞれをまず1本づつ引揃えて2本撚としく下撚)、
次いでこれらを所定本数引揃えて上撚をかける方法と、
それぞれの必要本数を引揃えて1回で撚合せる方法等が
ある。
さらに、合撚糸は、ガラス繊維糸とパラ型アラミド繊維
糸とを主体とするか、他の成分として本綿糸、レーヨン
糸、炭素繊維糸等を合撚したものであってもよい。
糸とを主体とするか、他の成分として本綿糸、レーヨン
糸、炭素繊維糸等を合撚したものであってもよい。
なお、パラ型アラミド繊維か紡績糸である場合、紡績工
程で上記のような他成分の繊維をパラ型アラミド繊維と
混紡することもできる。
程で上記のような他成分の繊維をパラ型アラミド繊維と
混紡することもできる。
ここに、ガラス繊維糸とパラ型アラミド繊維糸に合撚す
る他の成分の繊維糸の割合は、ガラス繊縫糸およびパラ
型アラミド繊維糸の耐熱性、高強力性を実質的に損なわ
ない範囲であることが必要とされ、50%以下、好まし
くは30%以下がよい また、合撚糸を構成するガラス繊維糸およびパラ型アラ
ミド繊維糸が、共に長繊維糸である場合は、この合撚糸
の表面は平滑であるため、縫糸または編綴用ヨコ糸とし
て用いたとき、切口での糸はつれが起り易いが、前記の
ような他成分の繊維を紡績糸として合撚することにより
、合撚糸の表面を毛羽面たせて平滑性を失わせ、切口で
の糸はつれを防止することができる。
る他の成分の繊維糸の割合は、ガラス繊縫糸およびパラ
型アラミド繊維糸の耐熱性、高強力性を実質的に損なわ
ない範囲であることが必要とされ、50%以下、好まし
くは30%以下がよい また、合撚糸を構成するガラス繊維糸およびパラ型アラ
ミド繊維糸が、共に長繊維糸である場合は、この合撚糸
の表面は平滑であるため、縫糸または編綴用ヨコ糸とし
て用いたとき、切口での糸はつれが起り易いが、前記の
ような他成分の繊維を紡績糸として合撚することにより
、合撚糸の表面を毛羽面たせて平滑性を失わせ、切口で
の糸はつれを防止することができる。
また、合撚糸は、縫糸4,4,5,5.6.6の全部に
用いる他、一部のみに用いてもよいが、その場合は、少
なくとも燃焼器具用芯に形成したときの耐熱部の第1糸
となる縫糸4,4には必ず用いなければならない。これ
は、耐熱部の第1糸が芯の先端部の形態を安定化し、燃
焼の安全性を保証する重要な働きをするものであって、
この第1糸の糸切れ不良は極力、避けなければならない
からである。
用いる他、一部のみに用いてもよいが、その場合は、少
なくとも燃焼器具用芯に形成したときの耐熱部の第1糸
となる縫糸4,4には必ず用いなければならない。これ
は、耐熱部の第1糸が芯の先端部の形態を安定化し、燃
焼の安全性を保証する重要な働きをするものであって、
この第1糸の糸切れ不良は極力、避けなければならない
からである。
次に第3図、第4図に示した本発明の第2実施例に係る
耐熱部材について説明する。
耐熱部材について説明する。
本実施例の耐熱部材は、耐熱糸をタテ糸とし編綴用ヨコ
糸にて編成したもので、図示の状態は前述と同様に長手
方向中心線B−B′ (これが切断線となる)を境に上
下に2枚分が形成されている製造途上のものを示してい
る。
糸にて編成したもので、図示の状態は前述と同様に長手
方向中心線B−B′ (これが切断線となる)を境に上
下に2枚分が形成されている製造途上のものを示してい
る。
耐熱編成布21は、耐熱糸を所定の太さになるように任
意の複数本を引揃えてタテ糸群28(燃焼器具用芯にな
ったときもタテ糸になる)とし、このタテ糸群の複数列
を反復折返しつつ所定の巾(耐熱部1本分ないし複数本
分の中)に配列し、このタテ糸群か配列された層間に必
要に応じて補強用の中芯22.22を介在させ、かつこ
れらを上記と同様の素材の合撚糸でなる編綴用ヨコ糸2
3 23 24 24.25,25,26,26゜27
.27で編綴したものである。
意の複数本を引揃えてタテ糸群28(燃焼器具用芯にな
ったときもタテ糸になる)とし、このタテ糸群の複数列
を反復折返しつつ所定の巾(耐熱部1本分ないし複数本
分の中)に配列し、このタテ糸群か配列された層間に必
要に応じて補強用の中芯22.22を介在させ、かつこ
れらを上記と同様の素材の合撚糸でなる編綴用ヨコ糸2
3 23 24 24.25,25,26,26゜27
.27で編綴したものである。
この耐熱編成布21はクロセット機等のラッセル編機を
用いて編成することかできる。
用いて編成することかできる。
この耐熱編成布21を図示の中心線B−B′に沿って切
断し、2枚の耐熱部材29.29が得られる。この耐熱
部材29より燃焼器具用芯を構成するには、前述と同様
に、耐熱部材2つの縁部30を吸上部材の木綿布(また
は不織布)の上縁と突き合せて縫合すればよい。
断し、2枚の耐熱部材29.29が得られる。この耐熱
部材29より燃焼器具用芯を構成するには、前述と同様
に、耐熱部材2つの縁部30を吸上部材の木綿布(また
は不織布)の上縁と突き合せて縫合すればよい。
ここで合撚糸は、前述と同様に編綴用ヨコ糸23.23
,24,24.25,25.26,2627.27の全
部に用いる他、一部のみに用いてもよく、その場合、芯
に形成したときの耐熱部の第1糸となる編綴用ヨコ糸2
3.23には必ず用いなければならない。
,24,24.25,25.26,2627.27の全
部に用いる他、一部のみに用いてもよく、その場合、芯
に形成したときの耐熱部の第1糸となる編綴用ヨコ糸2
3.23には必ず用いなければならない。
上記第1、第2のいずれの実施例構成にあっても、パラ
型アラミド繊維糸とガラス繊維糸とを合撚した合撚糸は
、両者の各特性の相互補完作用により、その引張特性、
耐屈曲性、耐熱性に優れたものとなり、したがって、縫
糸4,5.6および編綴用ヨコ糸、23〜27の糸切れ
を防止することかでき、ひいてはミシンによる縫製、編
機による編成の速度を高めることができ、したがって生
産能率を向上することができ、また、タール付着防止の
ために耐熱部材の先端部を高温にて焼成加工しても支障
か生じない。
型アラミド繊維糸とガラス繊維糸とを合撚した合撚糸は
、両者の各特性の相互補完作用により、その引張特性、
耐屈曲性、耐熱性に優れたものとなり、したがって、縫
糸4,5.6および編綴用ヨコ糸、23〜27の糸切れ
を防止することかでき、ひいてはミシンによる縫製、編
機による編成の速度を高めることができ、したがって生
産能率を向上することができ、また、タール付着防止の
ために耐熱部材の先端部を高温にて焼成加工しても支障
か生じない。
なお、アラミド繊維の中でも、メタ型のものは、引張強
度か5〜6 g/ d eと低い上、破断伸度が35〜
40%と高いため、ガラス繊維との補完効果は小さい。
度か5〜6 g/ d eと低い上、破断伸度が35〜
40%と高いため、ガラス繊維との補完効果は小さい。
以下に、本耐熱部材の3種類の具体例について説明する
。
。
〈1)ガラス繊維80%およびレーヨン・スフ20%か
らなる番手が325テツクスである耐熱糸をタテ糸およ
びヨコ糸として製織し、目付が650 g / m 2
である厚手耐熱布を得る。この耐熱布を中70mmのテ
ープ状に裁断し、2枚を重合してその中間に硬仕上綿布
からなる中30nmの2枚の補強用中芯を10mmの間
隔で平行に介在させる。
らなる番手が325テツクスである耐熱糸をタテ糸およ
びヨコ糸として製織し、目付が650 g / m 2
である厚手耐熱布を得る。この耐熱布を中70mmのテ
ープ状に裁断し、2枚を重合してその中間に硬仕上綿布
からなる中30nmの2枚の補強用中芯を10mmの間
隔で平行に介在させる。
マタ、100deのポリパラフェニレン・34′ジフエ
ニルエーテル・テレフタラミド繊維糸と、11テツクス
のガラス繊維糸とをそれぞれ1本つつ引揃えて下撚をか
け、これらを3本用揃えて上撚をかけ合撚糸とする。
ニルエーテル・テレフタラミド繊維糸と、11テツクス
のガラス繊維糸とをそれぞれ1本つつ引揃えて下撚をか
け、これらを3本用揃えて上撚をかけ合撚糸とする。
そして、前記の重合耐熱布を、多本縫ミシンを用いて1
0關間隔で、6本の合撚糸を縫糸として長さ方向に縫製
し、厚さ2.5印の帯状重合耐熱布とする。この帯状重
合耐熱布を長さ方向に沿って中央部を裁断し、同一の2
本の耐熱部材とする。
0關間隔で、6本の合撚糸を縫糸として長さ方向に縫製
し、厚さ2.5印の帯状重合耐熱布とする。この帯状重
合耐熱布を長さ方向に沿って中央部を裁断し、同一の2
本の耐熱部材とする。
この耐熱部材を木綿布等の吸上部材と縫合わせて燃焼器
具用芯とすることができる。
具用芯とすることができる。
(2)ガラス繊維40%、耐炎繊維40%、レーヨン・
スフ20%からなる番手が325テツクスである耐熱糸
をタテ糸として、1コース当り15本、100 mm当
り26コースの密度で70關1ゴに反復折返しつつ配列
し、10陥間隔の8本のヨコ糸にてm綴して耐!8m成
布とする。
スフ20%からなる番手が325テツクスである耐熱糸
をタテ糸として、1コース当り15本、100 mm当
り26コースの密度で70關1ゴに反復折返しつつ配列
し、10陥間隔の8本のヨコ糸にてm綴して耐!8m成
布とする。
8本のヨコ糸は、中央の隣合う2本を、100deのポ
リパラフェニレン・テレフタラミド繊維糸と11テツク
スのガラス繊維糸とをそれぞれ2本づつ合撚した合撚糸
とし、残りの6本を100%ガラス繊維糸とした。
リパラフェニレン・テレフタラミド繊維糸と11テツク
スのガラス繊維糸とをそれぞれ2本づつ合撚した合撚糸
とし、残りの6本を100%ガラス繊維糸とした。
この耐熱編成布を長さ方向に沿って中央部を裁断し、同
一の2本の耐熱部材とする。この耐熱部材を木綿布等の
吸上部材と縫合わせて燃焼器具用芯とすることかできる
。
一の2本の耐熱部材とする。この耐熱部材を木綿布等の
吸上部材と縫合わせて燃焼器具用芯とすることかできる
。
(3)ガラス80%およびレーヨン・スフ20%からな
る番手か325テツクスである耐熱糸を3本撚してタテ
糸とし、単糸をヨコ糸として製織して目付けか1000
g/m2である耐熱布を得る。
る番手か325テツクスである耐熱糸を3本撚してタテ
糸とし、単糸をヨコ糸として製織して目付けか1000
g/m2である耐熱布を得る。
この耐熱布を中70關のテープ状に裁断し、2枚を重合
してその中間に硬仕上した薄手ガラスクロスからなる巾
30mmの補強用中芯を1.0mmの間隔で2枚平行に
介在させる。
してその中間に硬仕上した薄手ガラスクロスからなる巾
30mmの補強用中芯を1.0mmの間隔で2枚平行に
介在させる。
t?、、:100deポリパラフエニレン・3.4′ジ
フエニルエーテル・テレフタラミド繊維糸と、11テツ
クスのガラス繊維糸とをそれぞれ1本づつ引揃えて下撚
をかけ、これを3本引揃えて上撚をかけ合撚糸とする。
フエニルエーテル・テレフタラミド繊維糸と、11テツ
クスのガラス繊維糸とをそれぞれ1本づつ引揃えて下撚
をかけ、これを3本引揃えて上撚をかけ合撚糸とする。
そして、前記の重合耐熱布を、多本縫ミシンを用いて、
10mm間隔で長さ方向に6本の縫糸で縫製し、帯状重
合耐熱布とする。6本の縫糸のうち、中央の隣合う2本
を前記合撚糸とし、残りの4本を100%ガラス繊維糸
とした。この帯状重合耐熱布を長さ方向に沿って中央部
を裁断し、同一の2本の耐熱部材とする。
10mm間隔で長さ方向に6本の縫糸で縫製し、帯状重
合耐熱布とする。6本の縫糸のうち、中央の隣合う2本
を前記合撚糸とし、残りの4本を100%ガラス繊維糸
とした。この帯状重合耐熱布を長さ方向に沿って中央部
を裁断し、同一の2本の耐熱部材とする。
さらに、この耐熱部材の合撚糸にて縫製した側の縁部か
ら約20關巾の範囲を、650 ’Cの温度に調整した
高温炉中を通過させて焼成しな。焼成後の耐熱部材の合
撚糸は、引張強度および耐屈曲性かほとんど損われてい
なかった。
ら約20關巾の範囲を、650 ’Cの温度に調整した
高温炉中を通過させて焼成しな。焼成後の耐熱部材の合
撚糸は、引張強度および耐屈曲性かほとんど損われてい
なかった。
この耐熱部材は、その非焼成側の縁部を木綿布等の吸上
部材と縫合わせて燃焼器具用芯とすることかできる。
部材と縫合わせて燃焼器具用芯とすることかできる。
[発明の効果]
以上説明した通り、本発明に用いた合撚糸は、耐熱性と
強靭性を兼ね備えているため、従来の100%ガラス繊
維糸を用いた場合にない次のような効果が得られる。
強靭性を兼ね備えているため、従来の100%ガラス繊
維糸を用いた場合にない次のような効果が得られる。
(1)縫糸および編綴用ヨコ糸の糸切れを防止すること
かできる。
かできる。
すなわち、従来の部材における100%ガラス繊維糸は
、引張強度は4〜5.5g/deと通常のレベルにある
か、ガラス繊維特有の機械的脆さのため、縫製または編
成後の製芯工程での移動時の摩擦、引っ掛かり、さらに
は重縫い時のミシン針による突刺し等で比較的簡単に糸
切れを起すという問題かあった。それに対し、本発明に
おける合撚糸は引張強度か約22〜25 g/ d e
で、かつ耐屈曲性か著しく優れたパラ型アラミド繊維を
用いているために、上記のような糸切れは実質的に皆無
となる。
、引張強度は4〜5.5g/deと通常のレベルにある
か、ガラス繊維特有の機械的脆さのため、縫製または編
成後の製芯工程での移動時の摩擦、引っ掛かり、さらに
は重縫い時のミシン針による突刺し等で比較的簡単に糸
切れを起すという問題かあった。それに対し、本発明に
おける合撚糸は引張強度か約22〜25 g/ d e
で、かつ耐屈曲性か著しく優れたパラ型アラミド繊維を
用いているために、上記のような糸切れは実質的に皆無
となる。
また、製芯工程で、縫糸の残糸の除去、耐熱布の先端か
らほつれかかっているヨコ糸の除去等に鋏を使用するか
、この際、従来、誤って縫糸や編綴用ヨコ糸を切断して
糸切れ事故を起すことか多かったか、本発明における合
撚糸はパラ型アラミド繊維の強靭さによって鋏によって
も切断されにくく、このような糸切れも起らなくなる。
らほつれかかっているヨコ糸の除去等に鋏を使用するか
、この際、従来、誤って縫糸や編綴用ヨコ糸を切断して
糸切れ事故を起すことか多かったか、本発明における合
撚糸はパラ型アラミド繊維の強靭さによって鋏によって
も切断されにくく、このような糸切れも起らなくなる。
さらには、製芯工程での糸切れ事故か解消したことによ
り、糸切れチエツクのための検査の労力と時間を短縮す
ることかできる。また、検査での糸切れの見逃しの恐れ
がなくなり、糸切れに係る不良品の発生か大巾に低減さ
れ、ひいては、燃焼器具そのものの信顆性の向上に寄与
することができる。
り、糸切れチエツクのための検査の労力と時間を短縮す
ることかできる。また、検査での糸切れの見逃しの恐れ
がなくなり、糸切れに係る不良品の発生か大巾に低減さ
れ、ひいては、燃焼器具そのものの信顆性の向上に寄与
することができる。
(2)生産能率を高めることかできる。
ガラス繊維糸の耐屈曲性不良による機械的脆さか補われ
たなめに、耐熱布の縫糸または耐熱糸の編綴用ヨコ糸と
して、合撚糸を用いることによって、ミシンの縫製速度
または8機の回転数を高めることかでき、@装態率また
は編成能率を向上することかできる。
たなめに、耐熱布の縫糸または耐熱糸の編綴用ヨコ糸と
して、合撚糸を用いることによって、ミシンの縫製速度
または8機の回転数を高めることかでき、@装態率また
は編成能率を向上することかできる。
(3)先端焼成加工に耐え得る。
本発明の最も予測しかたい効果は、タール付着防止を図
るために、燃焼器具用芯の耐熱部材の先端部を高温(6
50℃前後)の炉内を通して焼成しても、合撚糸の引張
強度および耐屈曲性が僅がしか低下ぜす、熱収縮もほと
んど発生しなかったことである。これは100%ガラス
繊維糸を用いた部材の場合では得られない大きな効果で
ある。
るために、燃焼器具用芯の耐熱部材の先端部を高温(6
50℃前後)の炉内を通して焼成しても、合撚糸の引張
強度および耐屈曲性が僅がしか低下ぜす、熱収縮もほと
んど発生しなかったことである。これは100%ガラス
繊維糸を用いた部材の場合では得られない大きな効果で
ある。
この結果、本発明は先端焼成を行なわない燃焼器具用芯
には勿論のこと、先端焼成を行なう燃焼1つ 器具用芯にも適用できる。
には勿論のこと、先端焼成を行なう燃焼1つ 器具用芯にも適用できる。
パラ型アラミド繊維は、400〜500 ’Cで急速に
熱分解と熱収縮か進むことか知られているが、ここに、
パラ型アラミド繊維糸とガラス繊維糸とでなる合撚糸に
おいて、パラ型アラミド繊維糸が、高温の先端焼成に耐
えられる理由は、焼成時間が比較的短いうえ、熱か熱伝
導性の良いガラス繊維糸を伝導して拡散するため、パラ
型アラミド繊維の温度上昇を低く抑えることかできるな
めであると考えられる。
熱分解と熱収縮か進むことか知られているが、ここに、
パラ型アラミド繊維糸とガラス繊維糸とでなる合撚糸に
おいて、パラ型アラミド繊維糸が、高温の先端焼成に耐
えられる理由は、焼成時間が比較的短いうえ、熱か熱伝
導性の良いガラス繊維糸を伝導して拡散するため、パラ
型アラミド繊維の温度上昇を低く抑えることかできるな
めであると考えられる。
第1図は本発明の第1実施例に係る燃焼器具用芯の耐熱
部材の一部破断平面図、第2図は第1図のm−n線断面
図、第3図は本発明の第2実施例に係る燃焼器具用芯の
耐熱部材の一部破断平面図、第4図は第3図のIV−I
v線断面図、第5図は本発明の耐熱部材を用いて燃焼器
具用芯を形成した例を示す斜視図である。 1・・・重合耐熱布、3・・・厚手耐熱布、4.56・
・縫糸、7・・・耐熱部材、13・・・燃焼器具用芯、
2■・・・耐熱編成布、 8・・・タテ糸群、2
部材の一部破断平面図、第2図は第1図のm−n線断面
図、第3図は本発明の第2実施例に係る燃焼器具用芯の
耐熱部材の一部破断平面図、第4図は第3図のIV−I
v線断面図、第5図は本発明の耐熱部材を用いて燃焼器
具用芯を形成した例を示す斜視図である。 1・・・重合耐熱布、3・・・厚手耐熱布、4.56・
・縫糸、7・・・耐熱部材、13・・・燃焼器具用芯、
2■・・・耐熱編成布、 8・・・タテ糸群、2
Claims (2)
- (1)ガラス繊維、耐炎繊維等からなる複数枚の耐熱布
を重合し、かつ、これらをガラス繊維糸とパラ型アラミ
ド繊維糸とを主体とする合撚糸を縫糸として縫製一体化
して形成した重合耐熱布からなる燃焼器具用芯の耐熱部
材。 - (2)ガラス繊維、耐炎繊維等からなる複数本の耐熱糸
を、所定の太さになるよう引揃えてタテ糸群とし、この
タテ糸群を反復折返しつつ配列し、これらをガラス繊維
糸とパラ型アラミド繊維糸とを主体とする合撚糸をヨコ
糸として編綴して形成した耐熱編成布からなる燃焼器具
用芯の耐熱部材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63220691A JP2562953B2 (ja) | 1988-09-02 | 1988-09-02 | 燃焼器具用芯の耐熱部材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63220691A JP2562953B2 (ja) | 1988-09-02 | 1988-09-02 | 燃焼器具用芯の耐熱部材 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0268407A true JPH0268407A (ja) | 1990-03-07 |
JP2562953B2 JP2562953B2 (ja) | 1996-12-11 |
Family
ID=16754974
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63220691A Expired - Fee Related JP2562953B2 (ja) | 1988-09-02 | 1988-09-02 | 燃焼器具用芯の耐熱部材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2562953B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE10046066A1 (de) * | 2000-09-17 | 2002-04-04 | Gerhard Popp | Docht für Feuer-Jonglierkeulen oder Feuer-Devilsticks oder Fackeln |
DE10145549A1 (de) * | 2000-09-17 | 2002-07-25 | Gerhard Popp | Docht für Feuerjonglierkeulen oder Feuerdevilsticks, Feuerpois oder sonstige Fackeln für die Feuerjonglage |
JP2008535926A (ja) * | 2005-04-11 | 2008-09-04 | アボット・ラボラトリーズ | 2位で4級炭素によって置換された1h−ベンズイミダゾール−4−カルボキサミドは強力なparp阻害薬である |
Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57165914U (ja) * | 1981-04-08 | 1982-10-19 | ||
JPS5841921A (ja) * | 1981-09-03 | 1983-03-11 | 富士フアイバ−グラス株式会社 | 複合繊維製品 |
JPS58119012U (ja) * | 1982-02-05 | 1983-08-13 | シャープ株式会社 | 石油スト−ブ用芯 |
JPS5918119U (ja) * | 1982-07-27 | 1984-02-03 | 名取 正 | 液体燃料燃焼用の芯 |
JPS6290349A (ja) * | 1985-10-16 | 1987-04-24 | 日本毛織株式会社 | 防火繊維布 |
JPS6288774U (ja) * | 1985-11-18 | 1987-06-06 | ||
JPS6319693U (ja) * | 1986-07-22 | 1988-02-09 |
-
1988
- 1988-09-02 JP JP63220691A patent/JP2562953B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57165914U (ja) * | 1981-04-08 | 1982-10-19 | ||
JPS5841921A (ja) * | 1981-09-03 | 1983-03-11 | 富士フアイバ−グラス株式会社 | 複合繊維製品 |
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JPS6288774U (ja) * | 1985-11-18 | 1987-06-06 | ||
JPS6319693U (ja) * | 1986-07-22 | 1988-02-09 |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE10046066A1 (de) * | 2000-09-17 | 2002-04-04 | Gerhard Popp | Docht für Feuer-Jonglierkeulen oder Feuer-Devilsticks oder Fackeln |
DE10145549A1 (de) * | 2000-09-17 | 2002-07-25 | Gerhard Popp | Docht für Feuerjonglierkeulen oder Feuerdevilsticks, Feuerpois oder sonstige Fackeln für die Feuerjonglage |
DE10145549B4 (de) * | 2000-09-17 | 2004-08-26 | Gerhard Popp | Docht für Feuerjonglierkeulen oder Feuerdevilsticks, Feuerpois oder sonstige Fackeln für die Feuerjonglage |
JP2008535926A (ja) * | 2005-04-11 | 2008-09-04 | アボット・ラボラトリーズ | 2位で4級炭素によって置換された1h−ベンズイミダゾール−4−カルボキサミドは強力なparp阻害薬である |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2562953B2 (ja) | 1996-12-11 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |