JPH026802A - 逆循環式結晶化装置 - Google Patents

逆循環式結晶化装置

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JPH026802A
JPH026802A JP15639588A JP15639588A JPH026802A JP H026802 A JPH026802 A JP H026802A JP 15639588 A JP15639588 A JP 15639588A JP 15639588 A JP15639588 A JP 15639588A JP H026802 A JPH026802 A JP H026802A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
crystal
pipe
flow pump
liquid
axial flow
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Pending
Application number
JP15639588A
Other languages
English (en)
Inventor
Akio Kanda
神田 昭男
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IHI Corp
Original Assignee
IHI Corp
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Publication date
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Publication of JPH026802A publication Critical patent/JPH026802A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は肥料、食品、薬品等の種々の有機化学工業分野
及び無機化学工業分野において、分離、精製、回収等の
ために広く用いられている結晶化等の逆循環式結晶化装
置に関するものである。
[従来の技術] 従来、この種の結晶化装置は一例をあげれば第2図に示
すような構造を有している。すなわち同図において、1
は結晶缶、2は加熱器であり3は遠心分離機である。そ
して結晶缶Iには中心部に立設されて、液を循環させる
ドラフトチューブ4、このチューブ4内の下方に設けら
れた撹拌機5、セットリング域(上部から微粒子を含む
溶液を取出す)6と循環域を分離するバッフルプレート
7、分級脚8、蒸発蒸気排出口9等が備えられている。
なおIOは循環ポンプ、11は取出しポンプ、12は補
助ポンプ、13は原液供給管、14は結晶取出し口、1
5は加熱蒸気供給管、16は循環管、17は循環回路、
18は撹拌翼を示す。又前記ドラフトチューブ4は図示
しないサポートにより結晶缶1の缶壁又はバッフルプレ
ート7に固定されている。
原液は供給管J3から供給され、加熱器2と加熱され、
結晶ff 1に送入され蒸発が行われる。
缶内の液は撹拌機5の作動によりトラフトチューブ4内
を下降し、かつその外部を」1昇し、循環が行われる。
蒸発により過飽和となった溶液は缶内底部に滞溜する結
晶19又はドラフトチュ−ブ4内を下降してきた結晶1
9と接触し、晶析が行われて結晶か成長する。
成長した結晶は分級脚8から取出される。また微細な結
晶は溶液と共にセットリング域6上端から循環管16を
経て取出されて原液と混合され加熱溶解された後再び結
晶缶に戻される。
かかる結晶缶は、缶内における溶液と結晶の流動が活発
なので、結晶の成長が早く、大粒径の結晶か得やすいと
いう特徴がある。
[発明が解決しようとする課題] しかしなから、撹拌機5の撹拌Hgの揚程が低いため、
結晶化液のヘッドは約1mが限度であり、高スラリー濃
度の運転かできない。
本発明は容易に高いヘッドが得られ効率の良い高スラリ
ー濃度の運転を行なえるようにすることを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明は結晶缶の上部に液抜出管を接続し、該液抜出管
の他端を軸流ポンプの吸込側に接続し、該軸流ポンプの
吐出側に接続した液送入管の他端側を前記結晶缶内下部
に挿入せしめると共に、該液送入管の開口部を下方に向
けて配設したことを特徴とするものである。
[作   用] 軸流ポンプを駆動すると、液抜出管から結晶缶内の上澄
液が抜き出され、液送入管より前記結晶缶内下部に下方
に向けて送り込まれて循環する。該軸流ポンプは効率が
良く高いヘッドが容易に得られる。
[実 施 例コ 以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説明する。
第1図は本発明の一実施例であり、図中第2図と同一の
符号を付した部分は同一物を表わしている。
底部を絞った長尺の結晶缶l°の上部に液抜出管20を
接続し、該液抜出管20の他端を軸流ポンプユニット2
Iの吸込側に取り外し可能に接続する。該軸流ポンプユ
ニット21は前記液抜出管2゜と略同径の曲管22の曲
部に軸流ポンプ23を取り付け、該曲管22と同心上で
撹拌N18°を回転し得るようにしである。
該軸流ポンプユニット21の吐出側に液送入管24を取
り外し可能に接続し、該液送入管24の先端側を前記結
晶缶1°の下部に挿入せしめ、該液送入管24の先端開
口部25を結晶缶1”の底部に向ける。
以上のように構成したので、排気ライン26により結晶
缶1°内を負圧にすると加熱された液27が沸騰して濃
縮され、過飽和状態になると結晶化が開始する。種晶を
添加することにより結晶化が促進される。
結晶が大きくなると沈降し易くなるのて、軸流ポンプ2
3を駆動すると結晶缶1°内の液27の上澄か液抜出管
20により抜き出され、液送入管24により結晶缶1”
内下部に下方に向けて送給される。
下方に向けて送給された液は結晶に接触して晶析しつつ
結晶缶1°内を上方に移動し、循環される。従って、結
晶缶1°内下部の結晶の成長速度か大きくなる。
軸流ポンプ23は高性能で吐出容量が大きいため液抜出
管20及び液送入管24の管径が小さくてすみ、高濃度
のスラリ液を浮遊させることができる。結晶缶1°内に
は液送入管の先端部分が挿入されるだけなので、従来の
ようなドラフトチューブ4か必要なく結晶缶l“内の結
晶化に寄与しないデッドスペースが減少し、結晶缶l°
の実効容;を大きくすることができる。
更に、軸流ポンプ23の効率かよいため、上昇流は充分
遅く制御されるが、約3mのヘッドを容易にとることか
でき、結晶缶1°内下部の微細な結晶は」1方に押し上
げられる。従って、結晶缶1°内下部は大きな結晶のみ
が高濃度に浮遊しつつ更に大きく成長することとなり、
分級脚8から回収される結晶は大型で粒径の均一なもの
となる。
上方に押し上げられる微細な結晶は、上方に移動する間
に成長し再び下降する。ヘッドが約3mとなると、ヘッ
ドの上部は微細な結晶も殆ど沈降しており、微細結晶粒
子の少ない上澄液を循環させることかできる。従って、
大きな結晶粒子が撹拌′!A、18°に当って破砕され
たり傷ついたりして、純度の低下、形状の不揃い等を生
することかない。
又更に、軸流ポンプ23は定期的にメインテナンスを必
要とするか、軸流ポンプユニット21ごと交換すること
ができるので、交換作業を迅速に行なえ、結晶缶1°の
保業率が向上する。
尚、本発明の逆循環式結晶化装置は、上述の実施例にの
み限定されるものではなく、結晶缶にセットリング域を
設けてもよいこと等本発明の要旨を逸脱しない範囲内に
おいて種々変更を加え得ることは勿論である。
「発明の効果コ 以」二説明したように、本発明の逆循環式結晶化装置に
よれば下記の如き種々の優れた効果を奏し得る。
(I)  液の循環流路を結晶缶外に設け、該外部循環
流路に軸流ポンプを設けたので、高揚程か得られる。
(II)  高揚程が得られるので、従来のトラフトチ
ューブか不要になり、セットリング域を広くとることか
でき、結晶缶本体をコンパクトにすることも可能である
■ 軸流ポンプの出力が大きいため高スラリー濃度の運
転ができ、生産効率か著しく向上する。
■ 高揚程か得られるので、」二澄液を循環させること
かでき、循環液中に結晶粒を吸い込んで撹拌翼で破壊し
てしまうことを防止でき、純度及び粒子の均一性か向」
ユする。
(V)  軸流ポンプは従来のトラフト式撹拌機に比較
して高効率であり、高い省エネルギー効果も得られる。
[相] 軸流ポンプユニ71・を容易に取り外しし、迅
速に交換することかでき、従来のようにメインテナンス
を必要とする撹拌機構が結晶缶に直結していないため、
結晶缶の操業率か向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の装置の一実施例の説明図、第2図は従
来の装置の一例を示す図である。 1.1°は結晶缶、20は液抜出管、21は軸流ポンプ
ユニット、22は曲管、23は軸流ポンプ、24は液送
入管、25は開口部を示す。 第1 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1)結晶缶の上部に液抜出管を接続し、該液抜出管の他
    端を軸流ポンプの吸込側に接続し、該軸流ポンプの吐出
    側に接続した液送入管の他端側を前記結晶缶内下部に挿
    入せしめると共に、該液送入管の開口部を下方に向けて
    配設したことを特徴とする逆循環式結晶化装置。
JP15639588A 1988-06-24 1988-06-24 逆循環式結晶化装置 Pending JPH026802A (ja)

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JP15639588A JPH026802A (ja) 1988-06-24 1988-06-24 逆循環式結晶化装置

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JPH026802A true JPH026802A (ja) 1990-01-11

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ID=15626800

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003534129A (ja) * 2000-05-29 2003-11-18 ビーエーエスエフ アクチェンゲゼルシャフト 結晶製造用の装置
CN107320994A (zh) * 2017-06-23 2017-11-07 安徽尚蓝环保科技有限公司 一种用于生产尿素的结晶装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003534129A (ja) * 2000-05-29 2003-11-18 ビーエーエスエフ アクチェンゲゼルシャフト 結晶製造用の装置
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