JPH09504946A - 連続式沈降装置 - Google Patents

連続式沈降装置

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JPH09504946A JP7513975A JP51397595A JPH09504946A JP H09504946 A JPH09504946 A JP H09504946A JP 7513975 A JP7513975 A JP 7513975A JP 51397595 A JP51397595 A JP 51397595A JP H09504946 A JPH09504946 A JP H09504946A
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Abstract

(57)【要約】 液体の媒体に連続的に接触して、ここから粒子又は相溶性のない液体を分離するための装置は、入口(2)を備えた撹拌容器(4)を有している。沈降容器(10)は、撹拌容器(4)の上方に配置され、第1のパイプ(1)及び第2のパイプ(8)を経由して撹拌容器(4)に接続されている。第1のパイプ(1)及び第2のパイプ(8)の両者の下端部が液体によって覆われたときに、液体が沈降容器(10)から、第3の出口(12)を通して引き抜かれる。沈降容器(10)を通して撹拌容器(4)から十分な液体が引き抜かれて第1のパイプ(1)の下端部が覆われなくなったときに、ガスが第1のパイプを通して引き抜かれ、沈降容器(10)内の液体が撹拌容器(4)に戻る。

Description

【発明の詳細な説明】 連続式沈降装置 発明の背景 試験管内での細胞培養が開発されて以来、これらの細胞及びそれらが生み出す 生成物の大規模な生産に対する要求が増加してきている。試験管内で培養された 細胞を、可能性の高い診断及び治療の薬剤のような細胞生成物を生産するための 組み換えホストとして用いることに対する興味が高まりつつある。なぜなら、こ れらの薬剤の多くに対しては、細胞培養システムがその唯一の生産源となるから である。これらの有用な薬剤は、単クローン性抗体、人の成長ホルモン、リンフ ォカイン、エリトロポエチン、血液凝固因子及び組織プラスミノゲン賦活体を含 んでいる。 細胞、とくに哺乳類のそれは、自然に生じる薬剤に所望の活性を与える、適当 な配列と適正な2硫化物結合と糖側鎖の配列とを備えたこれらの薬剤を合成する 能力を有している。したがって、細胞から誘導される多くの薬剤は、哺乳類の細 胞によって生み出される場合には、バクテリア又はイーストの発酵によって生成 される場合よりも、有効である可能性がより高く、かつ哺乳類において免疫性で ある可能性がより少なくなる。 連続式懸濁細胞培養システム又は潅流システムは、生物薬剤の大規模な試験管 内での生産のためのバッチ式培養をしのぐ顕著な利点を有している。例えば、こ のようなシステムにおいては、細胞には新鮮な栄養分が定常的に供給され、かつ より高い細胞密度を引き起こす有毒な副生物が低減される。 このような高い細胞密度では、漿液としての資格が劇的に減少する。下流側で の処理のために、漿液のレベルを最小化し、もって除去された媒体中に含まれる アルブミン、トランスフェリン、漿液から誘導された免疫グロブリン、プロテア ーゼ、プロテアーゼインヒビタ等などといった不純物たんぱく質の主な発生源を 低減することは極めて重要である。 連続式潅流状態においては、37℃での生分解及び凝集に対して抵抗力がない 細胞によって分泌された生成物は、生物反応器から除去されることができ、これ に続く精製に備えて4℃の環境に移送されることができる。この不安定な細胞環 境からの生成物除去速度は、潅流システムについてはたった数時間の期間であり 、これに比べてセミバッチ式システムについては夫々多くの日数あるいは週であ る。この連続式収穫プロセスは、たんぱく分解性の分解及び凝集のプロセスを最 小化する。 しかしながら、これらのシステムの大部分に対して、現在普及している収穫方 法は、該収穫時における細胞の損失を防止するためにフィルタを必要とする。フ ィルタは、閉塞状態となって該システムの停止を引き起こすかもしれない。支障 なく所望の生成物の収穫を可能にするより有効な方法を開発するといった必要性 が存在する。この必要性は、生物工学及び薬剤の会社が処理コストの低減に注目 しているので、次第により厳しくなりつつある。これらのシステムの連続運転を 妨げる問題点を除去することは、それらの効率を高め、ひいては生物薬剤物質の コストを低減するであろう。 発明の概要 この発明は、液体の連続流れの中に粒子を懸濁させるための装置に関するもの である。上記装置は、1)液体中に懸濁し、その各々の密度が液体の密度よりも 大きい粒子を保持する撹拌容器と、2)上記撹拌容器に液体を連続的に流すため の流動手段と、3)上記撹拌容器から沈降容器への粒子懸濁物の一部の周期的な 流れを許容するための第1可変出入口手段と、4)上記の撹拌容器と沈降容器と の間での粒子懸濁物の一部の自由な流れを許容するための第2可変出入口手段と 、5)i)粒子の沈降を許容しこれにより該粒子を液体の一部から分離するため の本体手段及びii)液体の除去を許容するための排出手段とを含み上記撹拌容器 の上方に配置される沈降容器と、6)粒子懸濁物の一部を上記沈降容器の中に引 き入れるとともに、液体の一部を上記沈降容器から周期的に除去し、これにより 液体の連続流れが該装置内に入るとともに液体の一部が周期的に該装置を出て、 該装置を出る液体が粒子を含まないようにするための真空手段とを含んでいる。 さ らに、本発明にかかる上記装置は、粒子を成長させるために、又は異なる密度の 液体を分離するためにも適切である。 本発明は、さらに液体溶解性の物質を含んでいる液体を粒子から解放して集め るための装置に関する。上記装置は、液体溶解性の物質を含んでいる液体を集め るための収集手段の付加要素とともに、上記の装置の要素のすべてを含んでいる 。さらに、本発明にかかる装置は、細胞から解放された生物的生成物を生産する ために、かつ該生物的生成物を含んでいる液体を集めるためにも適切である。 本発明にかかる装置は、新しい液体又は媒体の連続流れが粒子の懸濁物に加え られることを許容し、他方古い液体又は媒体を懸濁物から除去することを許容す るが、ここで除去された液体又は媒体は粒子を含んでいない。本発明にかかるひ な型においては、マイクロフィルタ、中空ファイバ又はその他のいかなる型のろ 過器をも必要とせず、そしてこれらの機器に関連する問題は回避される。 図面の簡単な説明 図1は、本発明の1つの実施の形態の模式図である。 図2は、本発明の好ましい実施の形態を伴った細胞培養装置を示す模式図であ る。 図3は、本発明の好ましい実施の形態を伴った細胞培養装置内で育てられた細 胞を、従来のバッチ式の手法で育てられた細胞と比較して示すグラフである。 本発明の詳細な説明 この発明は、ろ過器を必要としない連続流通式の培養装置は修正された倒置エ ルレンマイヤ・フラスコを用いて構築されることができるといった発見を基礎と している。修正された倒置エルレンマイヤ・フラスコは、従来の細胞培養容器の 上方に配置されてこれに接続されるととともに、これには1つのゾーンが設けら れ、ここではマイクロキャリア(微小担体)は、該マイクロキャリアを除去する ことなく媒体の一部を除去することを許容しつつ、沈降することができる。該装 置は、新鮮な媒体中でアンコラーゲ(滞留地)依存性(anchorage-dependent) の細胞を連続的に培養する一方、細胞によって生み出されたたんぱく質を含んで いる媒体を除去するようになっている。 本明細書は、本発明を構成しているものと考えられる主題を特に指摘するとと もに、明瞭に主張している請求の範囲でもって推断される一方、本発明は図1に 関連する以下の記載からより良く理解されるであろうことが確信される。図1は 、本発明の1つの実施の形態の模式図である。液体(1)は、入口2を介して撹 拌容器4に入り、そして該撹拌容器内に保持されている粒子(3)と混ざる。粒 子と液体とは、該粒子を該液体中に懸濁させて粒子懸濁物(5)をつくるのに十 分な時間いっしょに混ぜられる。新しい液体が撹拌容器4に入るのに伴って、粒 子懸濁物の液位が、第2出入口8の底部まで、そしてこの後第1出入口6まで上 昇する。粒子懸濁物(5)の液位が上昇し、第1出入口の底部に達してこれと接 触し、出口12に接続された真空装置によってつくり出された外向きの空気の流 れに接触する結果、沈降容器10内に負の空気圧(すなわち、撹拌容器中の空気 圧に対して負の)が生じる。他方、沈降容器の撹拌されていない環境においては 、粒子(3)は沈降容器10の底部に向かって沈降し始め、2つのゾーンからな る層状体をつくる。下側のゾーンは濃縮された粒子懸濁物(7)を含み、上側の ゾーンは粒子のない液体(9)を含んでいる。負の空気圧が沈降容器中で増加し 続けるのに伴って、上側のゾーンの最上部分が出口12に移動する。一旦上側の ゾーンが出口12に達すると、外向きの空気圧が液体(9)の一部を沈降容器1 0から引っ張り出す。沈降容器からの液体の一部の逸失は、撹拌容器中の粒子懸 濁物(5)の液位を下げる効果を有する。一旦撹拌容器4中の液位が低下して第 1出入口6との接触がなくなると、沈降容器10内の空気圧は中和されて沈降容 器の内容物(すなわち、濃縮された粒子懸濁物(7)と粒子を含まない液体(9 )の一部とを合わせたもの)が撹拌容器に払い出されることを許容する。沈降容 器内に適宜集められた粒子を撹拌容器4に強制的に戻すこの動作は、出口を介し ての粒子の逸失を防止する。撹拌容器に入る液体の流れの結果として撹拌容器4 内に集まる液体の蓄積に起因して、この後上記のサイクルがもう一度繰り返され 、粒子懸濁物の液位は底部まで上昇して第1可変出入口に接触する。 「粒子」という語は、あらゆる合成のもしくは生物的な物質、又はあらゆる合 成の及び生物的な成分を伴った物質を含む意味で用いられている。例えば、本発 明にかかる粒子は、ハイブリドーマ細胞のような生物の細胞を含んでいる。選択 可能なものとして、上記粒子は、ポリアクリルアミドのマイクロキャリアに付着 させられたアンコラーゲ依存性の細胞、又は高分子で保護された細胞などといっ た、合成の及び生物的な成分を有している。 本発明にかかる装置においては、いかなる液体も用いられることができる。適 切な液体は、栄養分を運ぶ媒体、例えばダルベッコ(Dulbecco)の修正されたイ ーグルズ(Eagles)媒体(ギブコ、グランドアイランド、ニューヨーク州)など といった水溶液を含んでいる。粒子懸濁物は、液体中に粒子がランダムに分散し ているものを意味するが、ここで粒子の分散はプロペラなどの撹拌機によって惹 起される。本発明にかかる装置を適切に機能させるためには、各粒子は、液体の 密度よりも大きい密度を有していること、すなわち撹拌されていない環境におい ては重力により沈降することができる十分な密度を有していることが必要である ということが注目されるべきである。 エマルジョンは、ある液体が他の液体中に分散しているものを意味する。両液 体は、これに続いて分離を効果的に行うために、異なる密度を有していることが 必要であるということが注目されるべきである。 上記の又はここに記載されたいかなる容器も、不活性な材料、すなわち本発明 で用いられる粒子又は液体と接触したときに溶け出たり反応したりしない材料で 構成される内側防護壁を備えた容器でなければならない。ある種の実施の形態に おいては、ステンレススチールで構成された内側防護壁を備えている容器が適切 である。 本発明にかかる撹拌容器は、撹拌装置が装着されたいかなる容器をも含む。適 切な撹拌装置は、機械的な手段、流体力学的な手段、又は従来の浴もしくはプロ ーブ型高周波分解装置を用いた超音波手段を含む。機械的な手段は、スクリュー タイプの混合プロペラもしくはピッチ付ブレードタービンなどといった軸流イン ペラタイプのミキサー、又は湾曲形ブレードタービンもしくは平形ブレードター ビンなどといった放射流インペラを含む。本発明にかかる装置で用いられるあら ゆる撹拌装置に対する主な基準は、該装置の粒子と接触する部分がそれらの破砕 もしくは剪断を惹起しないこと、あるいはこのような動作が最小限に維持される ことである。 「流通手段」という語は、撹拌容器への連続的な液体の流れを惹起することが できるあらゆる装置をあらわすものとする。「真空手段」という語は、閉じられ た容器内に負の空気圧(すなわち、撹拌容器内に存在する空気圧よりも低い空気 圧)をつくり出すことができ、かつ容器から液体を除去することができる何らか の装置をあらわすものとする。両方の場合において、適切な装置は嬬動式、ダイ ヤフラム式、ギヤ式、ピストン式及び回転葉式のポンプを含む。本発明にかかる 装置においていずれかの目的で用いられる何らかのポンプに対する主な基準は、 該ポンプの液体と接触する部分が不活性であり、かつその成分の変更又は追加に より該液体と反応することがないことである。 「第2可変出入口手段」という語は、液体が2つの容器の間でいずれかの方向 に自由に流れるのを許容する何らかの装置を意味するものとする。適切な装置は 、何らかのパイプ、チューブ、ホース、又はステンレススチールなどの不活性な 材料で構成された内部防護壁を備えたその他の何らかの筒状体を含む。 「第1可変出入口」という語は、上記のとおり周期的なやり方においてのみ、 撹拌容器から沈降容器への液体の流れを許容する何らかの装置を意味するものと する。これは、図1に示されているように、第2可変出入口手段ほどは撹拌容器 中に深く入っていない第1可変出入口をもつことによって達成されることができ る。この長さの差は、撹拌容器内の液体のレベルがもはや第1可変出入口とは接 触しなくなったときに、負の空気圧が撹拌容器内の圧力に戻ることを許容する。 負の空気圧が沈降容器内に及ぶことを周期的に許容する該プロセスは、上に詳し く説明されている(図1参照)。 さらに、栄養分を運ぶ媒体を伴っている場合のように、本発明にかかる装置に 用いられる液体が泡をつくり出す状況においては、該装置から泡を除去するため のあるいは泡が第1可変出入口手段に入るのを防止するための機器(又は、消泡 剤)が用いられる必要があるということが注目されるべきである。撹拌容器内で 生じる泡は、該装置の独特の機能を妨げつつ沈降容器に引き上げられることがで きる。好ましい実施の形態である本発明にかかる装置においては、第1可変出入 口手段が、泡が該第1可変出入手段に入るのを防止するカラー(collar)を含ん でいる。このカラーは、ドリルであけられた穴を頂部に伴った釣り鐘形の筒状体 で構成することができ、これは第1可変出入口手段として用いられたパイプの底 部の先方に付いて伸びている。適切なカラーは、不活性な材料、好ましくはステ ンレススチールで構成される。 「沈降容器」という語は、撹拌容器から離れたところに撹拌のない環境をつく り出す何らかの容器を意味する。本発明にかかる沈降容器は、上記のとおり、不 活性な内側防護壁と、粒子が撹拌容器から戻るのを妨げない形状とを有する必要 がある。例えば、適切な沈降容器は、ステンレススチールの内壁で構成され、円 錐の形状を有するであろう。好ましい実施の形態においては、沈降容器は、円錐 形の底部と閉じられた頂部とを備えたシリンダーである(図1参照)。本発明に かかる沈降容器を適切に機能させるためには、それが撹拌容器の上方に配置され る必要があるということが注目されるべきである。さらに、沈降容器は、第2可 変出入口手段に接続された少なくとも1つのポートと、第1可変出入口手段に接 続された少なくとも1つのポートと、出口手段に接続された少なくとも1つのポ ートとを有している。どの沈降容器をも適切に機能させるために、本発明にかか る装置においては、第1可変出入口手段に接続された沈降容器中のどのポートも 、(該沈降容器中の)出口に接続された沈降容器中のどのポートよりも上方に配 置されるべきであり、かつ第2可変出入手段に接続された沈降容器中のどのポー トも、出口に接続された沈降容器中のどのポートよりも下方に配置されるべきで ある。 「液体に溶解性の物質」という語は、本発明にかかる装置で用いられる特定の 液体に溶けることができかつ粒子によってつくり出されるあらゆる物質を意味す る。「生物生成物」という語は、細胞によってつくり出されたたんぱく質のよう な生物有機体によってつくり出される何らかの物質を意味する。 本発明は、以下の制限的でない実施例によってさらに例証されるであろう。 実施例 材料及び方法 標準の125mlのエルレンマイヤーフラスコが、倒置された(図参照)該フ ラスコの頂部のちょうど下で、該フラスコの側部に直径aインチのガラスチュー ブを取り付けることによって改良された。さらに、首が引き伸ばされてその直径 がaインチとなるように細められた。 シトデックス(Cytodex)IIIマイクロキャリアが、ニュージャージー州のファ ーマシア・ピスキャットアウェイ(Pharmacia,Piscataway)から購入された。 このマイクロキャリアは、直径がおよそ200μmのデキストランでつくられた 球状体である。このマイクロキャリアは、細胞の付着を促進するために豚のコラ ーゲンの層で被覆された。 アンコラーゲ依存性の哺乳類の細胞が栄養分を運ぶ媒体中で育てられた。 ベルコ(Bellco)ガラス社(ニュージャージー州、ヴァインランド)から購入 された2リットルのガラス容器が撹拌容器として用いられた。この容器は、テフ ロンパドル付きの磁気撹拌棒が装着され、かつ栄養分を運ぶ媒体のpH及び溶解 酸素レベルを維持するために混合ガス(O2、CO2、N2)に接続された。磁気 撹拌棒の運動は、(ベルコガラスから購入された)撹拌容器の底部の下に配置さ れた磁気撹拌棒プレートによって制御された。 ベルコガラスから購入された5リットルのガラス容器が媒体供給容器として用 いられた。 10リットルのポリ炭酸エステル製大型瓶が収穫容器として用いられた。 用いられたポンプは、(イリノイ州、シカゴの)コル・パーマー・インストル メント社(Cole-Parmer Instrument)から購入された嬬動式ポンプであった。 連続式細胞培養装置(図2参照) マイクロキャリアとアンコラーゲ依存性細胞とを含んでいる1リットルの媒体 が撹拌容器内に配置された。 媒体供給容器は、シリコンチューブにより撹拌容器に接続された。蠕動式ポン プは、新鮮な栄養分を運ぶ媒体を撹拌容器にポンプ輸送するために、これらの2 つの容器の間に配置された。 上記のように構成された沈降容器は撹拌容器の上方に配置された。沈降容器の 側部から伸びるパイプは、この後撹拌容器に挿入されるaインチのステンレスス チールのチューブに接続された。さらに、頂部(すなわち、カラー)を貫通して ドリルであけられた穴を備えた釣り鐘形の筒状体は、これと同インチのパイプの 先方に取り付けられて伸ばされた。別のインチのパイプが、倒置されたエルレン マイヤーフラスコ(すなわち、沈降容器)の口に接続され、かつ他方のパイプと 平行に伸び、そして上記インチのパイプ及びカラーアタッチメントの両方よりも さらに撹拌容器の中に伸びて撹拌容器に挿入された。 沈降容器の出口は、シリコンチューブを経由して収穫容器に接続された。蠕動 式ポンプが、沈降容器内に真空をつくり出してマイクロキャリアの懸濁物を沈降 容器内に引き入れるとともに媒体を除去するために、沈降容器と収穫容器との間 に配設された。 連続式細胞培養装置の操作 撹拌は、マイクロキャリアを懸濁物中に維持するために、30rpmに設定され た。 溶解酸素は、周囲の酸素濃度を調節することにより10mmHgと20mmHgの間に 維持された。 媒体供給容器と撹拌容器との間に配置されたポンプは、1日につき1リットル の流量にセットされた。 沈降容器と収穫容器との間に配置されたポンプは、1日につき1リットルの流 量よりはやや速くセットされた。 該装置の操作は21日間維持され、マイクロキャリアの撹拌はこの期間中停止 されなかった。 バッチ式処理との比較 上記のように育て細胞は、同一の時間体制で従来のバッチ式の手法(バッチ式 供給)によって育てられた細胞と比較された。 バッチ式の手法に用いられた装置は、上記の撹拌容器と同様に構成された。す なわち、テフロンパドル付きの磁気撹拌棒が装着されるとともに、混合ガスに接 続された2リットルのガラス容器であった。上記の装置におけるのと同じく、磁 気撹拌棒が磁気撹拌棒プレートによって制御されたが、バッチ式の装置は倒置さ れたエルレンマイヤーフラスコ(すなわち、沈降容器)に、上記のようには接続 されなかった。 バッチ式における細胞は、24時間毎に栄養分を運ぶ媒体のおよそ80%を置 換することにより保持された。媒体は、磁気撹拌棒によって惹起される撹拌を停 止させ、細胞が付着したマイクロキャリアが沈降することを許容し、新鮮な媒体 でもって栄養分を運ぶ媒体の80%を吸い出して置換し、そして再度マイクロキ ャリアの撹拌を開始することにより置換された。 図3は、上に詳しく説明された装置内で育てられた細胞と、バッチ式の手法に より育てられた細胞とを比較して示したグラフである。連続式沈降装置の物理的 な機構のため、ガス導入のための撹拌容器上にはポートは1つもなく、それゆえ 細胞の数を規制する酸素の制限はなかった。ここでの問題は、ガス導入のための ポートをつくることにより撹拌容器を修正することにより容易に矯正される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ニコラキス、ディミトリ・ピー アメリカ合衆国02151マサチューセッツ州 リビア、ノース・ショーア・ロード1695 番、ユニット・ナンバー14 (72)発明者 フルーリー、ジェイムズ・イー アメリカ合衆国02019マサチューセッツ州 ベリンガム、プラスキ・ブールヴァード 560番

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. a.撹拌容器を含んでいて、該撹拌容器が、i.中空体と、ii.液体中に 粒子を懸濁状態に維持することができる撹拌装置と、iii.撹拌容器への液体の 連続流れをつくるための流動手段と、iv.沈降容器に入り及びこれから出る粒子 懸濁物の一部の自由な流れを許容するための第1及び第2のパイプ及び出口とを 含み、 液体の連続流れが撹拌容器に入り、そして該液体の一部が周期的に第3の出口 に達して沈降容器を、粒子を含まない状態で出るようになっている連続式沈降装 置。 2. 沈降容器が円錐形である請求項1にかかる装置。 3. a.撹拌容器を含んでいて、該撹拌容器が、i.中空体と、ii.第1の液 体が第2の液体よりも大きい密度を有しているような2つの液体からなるエマル ジョンをつくることができる撹拌装置と、iii.該撹拌容器への第2の液体の連 続流れをつくるための流動手段と、iv.撹拌容器に入り及びこれから出るエマル ジョンの一部の自由な流れを許容するための、第2のパイプの方が第1のパイプ よりも長い、第1及び第2のパイプ及び出口とを含み、 b.撹拌容器内のエマルジョンの水準より上方に配置されかつ該撹拌容器と液 体をやりとりしうる沈降容器を含んでいて、該沈降容器が、i.第2の液体に対 して第1の液体が沈降してこれにより両液体の分離が許容される形状を備えた中 空体と、ii.第2の液体の除去を許容するための第3の出口と、iii.エマルジ ョンの一部を撹拌容器から沈降容器内に引き入れるのに十分な真空を沈降容器内 につくるとともに、それが第3の出口に達したときに沈降容器から第2の液体を 除去するための、第3の出口に接続された真空手段と、iv.それぞれ第1及び第 2のパイプに接続され、沈降容器に入り及びこれから出る粒子懸濁物の一部の自 由な流れを許容するための、第1及び第2の入口とを含み、 第2の液体の連続流れが撹拌容器に入り、そして第2の液体の液位が第3の出 口に達したときに、第2の液体が周期的に、第1の液体を含まない状態で、沈降 容器を出るようになっている連続式沈降装置。 4. 沈降容器が円錐形である請求項3にかかる装置。 5. a.撹拌容器を含んでいて、該撹拌容器が、i.中空体と、ii.媒体中で 粒子を懸濁状態に維持することができる撹拌装置と、iii.該撹拌容器への媒体 の連続流れをつくるための流動手段と、iv.撹拌容器に入り及びこれから出る粒 子懸濁物の一部の自由な流れを許容するための、第2のパイプの方が第1のパイ プよりも長い、第1及び第2のパイプ及び出口とを含み、 b.撹拌容器内の液体の水準より上方に配置されかつ該撹拌容器と液体をやり とりしうる沈降容器を含んでいて、該沈降容器が、i.媒体の一部に対する粒子 の沈降が許容される形状を備えた中空体と、ii.媒体の除去を許容するための第 3の出口と、iii.粒子懸濁物の一部を撹拌容器から沈降容器内に引き入れるの に十分な真空をつくるとともに、媒体の液位が第3の出口に達したときに該媒体 を除去するための真空手段と、iv.それぞれ第1及び第2のパイプに接続され、 沈降容器に入り及びこれから出る粒子懸濁物の一部の自由な流れを許容するため の、第1及び第2の入口とを含み、 媒体の連続流れが撹拌容器に入り、そして媒体の液位が第3の出口に達したと きに、媒体の一部が周期的に、粒子を含まない状態で、沈降容器を出るようにな っている、連続流れの液体の培養媒体中の粒子に付着された細胞を育てるための 装置。 6. 沈降容器が円錐形である請求項5にかかる装置。 7. a.撹拌容器を含んでいて、該撹拌容器が、i.中空体と、ii.液体中で 粒子を懸濁状態に維持することができる撹拌装置と、iii.該撹拌容器への液体 の連続流れをつくるための流動手段と、iv.撹拌容器に入り及びこれから出る粒 子懸濁物の一部の自由な流れを許容するための、第2のパイプの方が第1のパイ プよりも長い、第1及び第2のパイプ及び出口とを含み、 b.撹拌容器内の液体の水準より上方に配置されかつ該撹拌容器と液体をやり とりしうる沈降容器を含んでいて、該沈降容器が、i.液体の一部からの粒子の 沈降が許容される形状を備え、これにより分離された液体が粒子から解放された 液体に溶解しうる物質を含むようになっている中空体と、ii.分離された液体の 一部の除去を許容するための第3の出口と、iii.該第3の出口に接続され、粒 子懸濁物の一部を撹拌容器から沈降容器内に引き入れるのに十分な真空を沈降容 器内につくるとともに、液体が第3の出口に達したときに分離された液体の一部 を沈降容器から除去するための真空手段と、iv.それぞれ第1及び第2のパイプ に接続され、沈降容器に入り及びこれから出る粒子懸濁物の一部の自由な流れを 許容するための、第1及び第2の入口とを含んでいる、液体に溶解しうる物質を 粒子から解放して該液体に溶解しうる物質を含んでいる液体を集めるための装置 。 8. 沈降容器が円錐形である請求項7にかかる装置。 9. a.撹拌容器を含んでいて、該撹拌容器が、i.中空体と、ii.媒体中で 粒子を懸濁状態に維持することができる撹拌装置と、iii.該撹拌容器への媒体 の連続流れをつくるための流動手段と、iv.撹拌容器に入り及びこれから出る粒 子懸濁物の一部の自由な流れを許容するための、第2のパイプの方が第1のパイ プよりも長い、第1及び第2のパイプ及び出口とを含み、 b.撹拌容器内の液体の位置の上方に配置されかつ該撹拌容器と液体をやりと りしうる沈降容器を含んでいて、該沈降容器が、i.媒体の一部からの粒子の沈 降が許容される形状を備え、これにより分離された媒体が粒子から解放された生 物的な生成物を含むようになっている中空体と、ii.分離された媒体の一部の除 去を許容するための第3の出口と、iii.該第3の出口に接続され、粒子懸濁物 の一部を撹拌容器から沈降容器内に引き入れるのに十分な真空をつくるとともに 、それが第3の出口に達したときに分離された媒体を沈降容器から除去するため の真空手段と、iv.それぞれ第1及び第2のパイプに接続され、沈降容器に入り 及びこれから出る粒子懸濁物の一部の自由な流れを許容するための、第1及び第 2の入口とを含み、 c.収集容器を含んでいて、該収集容器が、i.中空体と、ii.分離された媒 体の収集容器内への収集を許容するための入口とを含み、 媒体の連続流れが撹拌容器に入り、そして分離された媒体が周期的に第3の出 口に達して沈降容器から流出し、かつ分離された媒体が収集容器に集められるよ うになっていて、分離され収集された媒体が、粒子に付着された細胞から解放さ れた生物的な生成物を含む一方粒子を含まないようになっている、粒子に付着さ せられた細胞から解放された生物的な生成物を生成して集めるための装置。 10. 沈降容器が円錐形である請求項9にかかる装置。 11. a.撹拌容器を含んでいて、該撹拌容器が、i.中空体と、ii.撹拌装 置とを含み、 b.撹拌容器内の液体の位置の上方に配置された沈降容器を含んでいて、該沈 降容器が、i.その底部をなす狭い部分を備えている、鉛直に配置された円錐形 の本体部と、ii.沈降容器の本体部の側部上の第1のポートから出て、撹拌容器 の本体部上の第2のポートに接続されて、撹拌容器の中に伸びる少なくとも1つ のパイプと、iii.上記本体部の底部上の第3のポートから出て撹拌容器の本体 部上の第4のポートに接続され、第1及び第2のポートに接続された上記パイプ よりもさらに深く撹拌容器の中に伸びる少なくとも1つのパイプと、iv.上記第 1のポートの下方に配置された、上記本体部の側部上の第5のポートから出て真 空手段に接続される少なくとも1つのパイプとを含んでいる連続式沈降装置。 12. 第1及び第2のポートに接続されたパイプが、該パイプの撹拌容器中に 伸びている部分の端部に取り付けられた釣り鐘形のカラーを有している、請求項 11にかかる装置。 13. a.撹拌容器を含んでいて、該撹拌容器が、i.中空体と、ii.撹拌装 置とを含み、 b.撹拌容器内の液体の水準より上方に配置された沈降容器を含んでいて、該 沈降容器が、i.その底部をなす狭い部分を備えている、鉛直に配置された円錐 形の本体部と、ii.沈降容器の本体部の側部上の第1のポートから出て、撹拌容 器の本体部上の第2のポートに接続されて、撹拌容器の中に伸びる少なくとも1 つのパイプと、iii.上記沈降容器の本体部の底部上の第3のポートから出て第 4のポートに接続され、第1及び第2のポートに接続された上記パイプよりもさ らに深く撹拌容器の中に伸びる少なくとも1つのパイプと、iv.上記第1のポー トの下方に配置された、上記本体部の側部上の第5のポートから出て真空手段に 接続される少なくとも1つのパイプとを含んでいる、粒子に付着させられた細胞 を 育てるための装置。 14. 第1及び第2のポートに接続されたパイプが、該パイプの撹拌容器中に 伸びている部分の端部に取り付けられた釣り鐘形のカラーを有している、請求項 13にかかる装置。 15. a.撹拌容器を含んでいて、該撹拌容器が、i.中空体と、ii.媒体中 で細胞を懸濁状態に維持することができる撹拌装置と、iii.該撹拌容器への媒 体の連続流れをつくるための流動手段と、iv.撹拌容器に入り及びこれから出る 細胞懸濁物の一部の自由な流れを許容するための、第2のパイプの方が第1のパ イプよりも長い、第1及び第2のパイプ及び出口とを含み、 b.撹拌容器内の液体の水準より上方に配置されかつ該撹拌容器と液体をやり とりしうる仕様の沈降容器を含んでいて、該沈降容器が、i.媒体の一部に対す る細胞の沈降が許容される形状を備えた中空体と、ii.媒体の除去を許容するた めの第3の出口と、iii.上記第3の出口に接続され、細胞懸濁物の一部を沈降 容器内に引き入れるのに十分な真空を沈降容器内につくるとともに、媒体が第3 の出口に達したときに該媒体を除去するための真空手段と、iv.それぞれ第1及 び第2のパイプに接続され、沈降容器に入り及びこれから出る細胞懸濁物の一部 の自由な流れを許容するための、第1及び第2の入口とを含み、 媒体の連続流れが撹拌容器に入り、そして媒体が第3の出口に達したときに、 媒体の一部が周期的に、沈降容器を出る媒体が細胞を含まない状態で、沈降容器 を出るようになっている、連続流れの液体の培養媒体中の細胞を育てるための装 置。 16. a.撹拌容器を含んでいて、該撹拌容器が、i.中空体と、ii.撹拌装 置とを含み、 b.撹拌容器内の液体の水準より上方に配置された沈降容器を含んでいて、該 沈降容器が、i.その底部をなす狭い部分を備えている、鉛直に配置された円錐 形の本体部と、ii.沈降容器の本体部の側部上の第1のポートから出て、撹拌容 器の本体部上の第2のポートに接続されて、撹拌容器の中に伸びる少なくとも1 つのパイプと、iii.上記沈降容器の本体部の底部上の第3のポートから出て第 4 のポートに接続され、第1及び第2のポートに接続された上記パイプよりもさら に深く撹拌容器の中に伸びる少なくとも1つのパイプと、iv.上記第1のポート の下方に配置された、上記本体部の側部上の第5のポートから出て真空手段に接 続される少なくとも1つのパイプとを含んでいる、液体の媒体中の細胞を育てる ための装置。
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