JPH026629Y2 - - Google Patents

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JPH026629Y2
JPH026629Y2 JP1987157125U JP15712587U JPH026629Y2 JP H026629 Y2 JPH026629 Y2 JP H026629Y2 JP 1987157125 U JP1987157125 U JP 1987157125U JP 15712587 U JP15712587 U JP 15712587U JP H026629 Y2 JPH026629 Y2 JP H026629Y2
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JP
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ring
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connector seat
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seat
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の技術分野] この考案は、CATV共聴施設に使用される屋
外用分岐器、分配器、増幅器等の屋外用CATV
共聴機器に関する。
[従来技術とその欠点] 一般にCATV共聴施設では、信号伝送路網中
に多数の分岐器、分配器、増幅器等が使用されて
いる。このようなCATV共聴機器には屋外にお
いて使用されるものがある。この種、屋外用
CATV共聴機器は本体内部に雨や霧等の水分が
侵入し、配線基板の腐食等のために信頼性が低下
しないよう考慮されている。
このような屋外用CATV共聴機器の外観構成
を第3図に示している。この屋外用CATV共聴
機器の本体ケース1はアルミダイカスト等の成形
品で形成され、この本体ケース1には入力端子2
が設けられている。この入力端子2には信号を伝
送する信号ケーブル(図示せず)が接続される。
そして、入力端子2から入力された信号から、分
岐出力端子でありナツト3の締付けにより本体ケ
ース1に固定されているF形接栓座4に出力用ケ
ーブル(図示せず)を接続することによつて信号
線の分岐を行なう。同図では4つのF形接栓座が
設けられており、それぞれに出力用ケーブルを接
続することにより4箇所に信号を送ることができ
る。
ここで従来の屋外用CATV共聴機器の水分の
侵入に対して考慮された接栓部の構成を、第4図
及び第5図に断面図で示す。
まず、第4図は出力用ケーブルが接続されるF
形接栓座4の回り止め六角形つば部5、及び接栓
部の断面図を示している。第4図bにおいて1は
本体ケースで、F形接栓座4挿入用の丸穴が設け
られている。この丸穴は本体の内側より外側に近
い方が狭くなつている。この丸穴に嵌合させる上
記F形接栓座4はナツト螺合ねじ部6、Oリング
保持部7、及び第4図aに示す回り止め六角形つ
ば部5からなる。この回り止め六角形つば部5の
外周の4辺には、本体ケース回り止め用壁8がF
形接栓座挿入用丸穴の内径以上となるように設け
られている。また、上記Oリング保持部7は、ほ
ぼ円筒状のF形接栓座4の一部に凹部を設け、こ
の凹部にOリング9をはめこんでいる。上記凹部
の深さは、Oリング9の断面の直径より浅くなつ
ている。上記F形接栓座4を本体ケース1の内側
から嵌合させると、上記F形接栓座挿入用穴の径
は内側より外側の方が小さいためF形接栓座4を
挿入するにしたがつて、上記Oリング9は挿入用
穴の内面、つまりOリング接触内側面10に接す
る。そして、F形接栓座4をさらに挿入し、回り
止め用壁8が本体ケース1に到達すると、上記回
り止め六角形つば部5は本体ケース1に形成され
た回り止め11にかかり、F形接栓座4が回転し
ないように設定される。この状態を保持するよう
に上記F形接栓座4のナツト螺合ねじ部6にナツ
ト3が螺合され、本体ケース1にF形接栓座4が
固定される。そして、F形接栓座4は本体ケース
1内の配線基板12と接続される。
上記のような接栓部を有する屋外用CATV共
聴機器では、F形接栓座挿入用穴の内側面にOリ
ング9を接触させ、雨等の水分が侵入しないよう
にする構成となつている。しかし、上記構成では
アルミダイカスト等の成形品で本体を作つた場
合、金型の面精度、及び成形条件により内側面の
状態が一定しないため、防水性を維持することが
困難となつている。
次に、第5図に示す屋外用CATV共聴機器の
接栓部の断面図において、本体ケース1にはF形
接栓座4挿入用の接栓座挿入穴が設けられてい
る。上記F形接栓座4には、全体にナツト螺合用
ねじが形成されている。また、F形接栓座4には
Oリング圧接部20が設けられている。このOリ
ング圧接部20はOリング9を覆い被せるような
凹部で形成され、上記F形接栓座4と一体的に構
成されている。上記F形接栓座4は本体外部側よ
る挿入用穴に挿入され、本体内部に突き出た部分
に内部よりナツト3が螺合される。これによりO
リング圧接部20はOリング9を締め付け、Oリ
ング9はOリング当り外側部21に圧接される。
この状態でF形接栓座4は本体ケース1内部の配
線基板12と接続される。
上記のような接栓部を有する屋外用CATV共
聴機器では、本体外側部にOリング9を圧接し水
分の侵入を防ぐ構造となつている。ここで、Oリ
ング9がキズ、ゴミ等の付着により防水性が保て
ない場合にはOリング9の交換が行なわれる。し
かし、上記Oリング圧接部20がF形接栓座4と
一体的に構成されているため、本体内部のナツト
3、及び部品を外した後にOリング9の交換を行
なわなければならない。
このように従来のCATV共聴機器に用いられ
る接栓部の構成では、アルミダイカスト等の成形
品の面精度、及び成形条件の悪化により防水性の
維持が困難となり、また、Oリング等の交換の際
には内部の部品の取外しが必要で、作業能率が非
常に悪いという欠点があつた。
[考案の目的] この考案は以上のような点に鑑みてなされたも
ので、防水性能の維持、及びこのための作業が容
易にできる防水性に関し信頼性が高い屋外用
CATV共聴機器を提供することを目的とする。
[考案の要点] この考案は、回り止めつば、Oリング当接部、
及びねじ部からなるF形接栓座を挿入するための
F形接栓座挿入穴が設けられ、この穴に挿入嵌合
させた時に上記F形接栓座の回り止めつばと嵌合
合致する回り止めが上記F形接栓座挿入穴の内部
に設けられた本体に上記F形接栓座を挿入し、上
記本体の外側面と上記F形接栓座のOリング当接
部の外周面に当接するOリングを、このOリング
が嵌入可能な凹部を有し、この凹部の中央に上記
F形接栓座が貫通可能な穴が設けられ上記本体外
部側よりF形接栓座と嵌合させるOリング押え金
具と、上記Oリングが上記本体外側面及びOリン
グ当接部に圧接するよう上記F形接栓座のねじ部
に螺合し上記Oリング押え金具を押圧するナツト
とを具備して構成するものである。
[考案の実施例] 以下、図面を参照してこの考案の一実施例を説
明する。第1図はこの考案に係わる屋外用
CATV共聴機器のF形接栓座の回り止め六角形
つば部の平面図、及び接栓部の断面図である。第
1図bにおいて29は本体ケースで、F形接栓座
30の貫通用丸穴31が設けられている。この丸
穴31に嵌合させる上記F形接栓座30は円筒形
でナツト螺合ねじ部30a、Oリング当接部30
b、及び第1図aに示す回り止め六角形つば部3
0cからなる。この回り止め六角形つば部30c
の外周の4辺に本体ケース回り止め用壁30d
が、F形接栓座30のOリング当接部30bの直
径以上、つまりF形接栓座貫通用丸穴31の内径
以上となるように設けられている。上記F形接栓
座30は本体ケース29の内側から嵌合させる
と、上記つば部30cは本体ケース29に形成さ
れた回り止め32にかかり、F形接栓座30が回
転しないようになつている。また、F形接栓座3
0のナツト螺合ねじ部30a及びOリング当接部
30bの一部が本体外側面より突き出ている。突
き出たOリング当接部30bには、通常この径よ
り小さい内径をもつOリング33を、本体外側面
に接するように押圧変形させて挿入する。このO
リング33は、これを覆い被せるような凹部34
a、及びF形接栓座30の貫通穴34bが設けら
れたOリング押え金具34により挟み込むように
し、さらにOリング押え金具34の上部からナツ
ト35を螺合させることにより締付ける。そし
て、この状態でF形接栓座30は本体ケース29
内部の配線基板36に接続される。
ここで、F形接栓座30、Oリング33、及び
Oリング押え金具34の寸法の関係を第2図を参
照して説明する。各部の寸法を以下のように設定
する。F形接栓座30のOリング当接部30bの
直径をA、Oリング33の内径をB、外形をC、
Oリング33の断面の径をD、Oリング押え金具
34の凹部34aの内径をE、凹部34aの深さ
ををF、F形接栓座貫通穴34bの径をGとす
る。これより各部の寸法の関係は以下のようにな
る。
A>B,C<E,C>G,D>F,A<G,E
>G。
Oリング当接部30bにOリング33を挿入す
るにはA>Bの関係があるが、Oリング33はあ
る程度変形可能であるためOリング押え金具3
4、及びナツト35で締付けることにより挿入さ
れる。また、Oリング33とOリング押え金具3
4との関係において、D>F,かつC<Eの関係
があり、締付けにより本体ケース29外側面、及
びF形接栓座30に密着するようになつている。
以上のような構成とすることにより、本体ケー
ス29の外部側よりF形接栓座30のナツト螺合
ねじ部30aにナツト35を螺合し、これを締付
けることによりOリング33が本体外側面、及び
Oリング当接部30bに圧接し本体ケース29が
密封されるので外部からの降雨、霧等による水の
侵入を防ぐことができる。そして、Oリング33
の取替えの際には、本体外部より作業可能であ
り、また内部部品の取外し等の必要がないために
作業効率が向上する。
なお、上記Oリング押え金具34は一般に機械
加工により形成されるが、コスト的に安くできる
プレス、アルミダイカスト等の成形品でも製作可
能である。
[考案の効果] 以上のようにこの考案によれば、回り止めつ
ば、Oリング当接部、及びねじ部からなるF形接
栓座と、このF形接栓座を挿入するためのF形接
栓座挿入穴が設けられ、この穴に挿入嵌合させた
時に上記F形接栓座の回り止めつばと嵌合合致す
る回り止めが上記F形接栓座挿入穴の内部に設け
られた本体と、上記本体の外側面と上記F形接栓
座のOリング当接部の外周面に当接するOリング
と、このOリングが嵌入可能な凹部を有し、この
凹部の中央に上記F形接栓座が貫通可能な穴が設
けられ上記本体外部側よりF形接栓座と嵌合させ
るOリング押え金具と、上記Oリングが上記本体
外側面及びOリング当接部に圧接するよう上記F
形接栓座のねじ部に螺合し上記Oリング押え金具
を押圧するナツトとを具備する構成により、アル
ミダイカスト等の成形品の面精度及び成形条件が
多少変化しても防水性能が維持可能であり、また
Oリング等の交換も製品完成後でも外部より容易
に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例に係わる屋外用
CATV共聴機器に用いられるF形接栓座の回り
止め六角形つば部の平面図及び接栓部の断面図、
第2図はF形接栓座の詳細な構成を示す図、第3
図は従来の屋外用CATV共聴機器の外観構成を
示す図、第4図及び第5図は従来の屋外用
CATV共聴機器の接栓部の断面図である。 29……本体ケース、30……F形接栓座、3
0a……ナツト螺合ねじ部、30b……Oリング
当接部、30c……回り止め六角形つば部、30
d……本体ケース回り止め用壁、31……F形接
栓座貫通用丸穴、32……回り止め、33……O
リング、34……Oリング押え金具、35……ナ
ツト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 回り止めつば、Oリング当接部、及びねじ部か
    らなるF形接栓座と、このF形接栓座を挿入する
    ためのF形接栓座挿入穴が設けられ、この穴に挿
    入嵌合させた時に上記F形接栓座の回り止めつば
    と嵌合合致する回り止めが上記F形接栓座挿入穴
    の内部に設けられた本体と、上記本体の外側面と
    上記F形接栓座のOリング当接部の外周面に当接
    するOリングと、このOリングが嵌入可能な凹部
    を有し、この凹部の中央に上記F形接栓座が貫通
    可能な穴が設けられ上記本体外部側よりF形接栓
    座と嵌合させるOリング押え金具と、上記Oリン
    グが上記本体外側面及びOリング当接部に圧接す
    るよう上記F形接栓座のねじ部に螺合し上記Oリ
    ング押え金具を押圧するナツトとを具備したこと
    を特徴とする屋外用CATV共聴機器。
JP1987157125U 1987-10-14 1987-10-14 Expired JPH026629Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987157125U JPH026629Y2 (ja) 1987-10-14 1987-10-14

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JP1987157125U JPH026629Y2 (ja) 1987-10-14 1987-10-14

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JPH0162681U JPH0162681U (ja) 1989-04-21
JPH026629Y2 true JPH026629Y2 (ja) 1990-02-16

Family

ID=31436293

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1987157125U Expired JPH026629Y2 (ja) 1987-10-14 1987-10-14

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5607272B1 (ja) * 2014-03-28 2014-10-15 ミハル通信株式会社 導体保持具とcatv用機器

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JPH0162681U (ja) 1989-04-21

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