JPH0340039Y2 - - Google Patents

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JPH0340039Y2
JPH0340039Y2 JP2170086U JP2170086U JPH0340039Y2 JP H0340039 Y2 JPH0340039 Y2 JP H0340039Y2 JP 2170086 U JP2170086 U JP 2170086U JP 2170086 U JP2170086 U JP 2170086U JP H0340039 Y2 JPH0340039 Y2 JP H0340039Y2
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screwed
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  • Insertion, Bundling And Securing Of Wires For Electric Apparatuses (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、爆発危険場所に設置する耐圧防爆
性、安全増し防爆性及び防水性を有するケーブル
コネクターに関するものである。
〔従来の技術〕 爆発危険場所に電気設備を設置する場合は、電
気設備に起因する引火爆発を防止するため、電気
配線工事に使用する器具については耐圧防爆構造
のものを採用することが義務つけられている。
第3図に従来例に係る耐圧防爆性を有するケー
ブルコネクターの一例を示すが、図に示すように
従来例に係るケーブルコネクター10は、端子ボ
ツクス11に螺子12によつて固着される接続部
材13と、該接続部材13に円筒状の第1のパツ
キング材14を介して螺合し、回転されるケーブ
ル被包用の電線管15を密封固定する密封固定部
材16を有して構成されている。
上記密封固定部材16について更に詳しく説明
すると、密封固定部材16は、第1のパツキング
材14を押圧して、電線管15内に配線されてい
るケーブル17のシールを図るグランド18と、
予め上記電線管15の端部に取付られているコー
ン19と、該コーン19の前部及び後部に取付ら
れて電線管15のシールを図る第2及び第3のパ
ツキング材20,21と、上記接続部材13に螺
合し、上記第2及び第3のパツキング材20,2
1を押圧するユニオンナツト22からなつて、接
続される電線管15を密封固定する構造となつて
いる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところが、上記従来例に係るケーブルコネクタ
ー10を使用して配線工事されているものを、配
線系統の変更あるいは修理等で一旦取外そうとす
る場合、端子ボツクス11に螺子込まれている接
続部材13を外すことによつてケーブルコネクタ
ー10及びこれに連結されている電線管15を外
すことができるが、この場合は電線管15が捻れ
るという問題点があつた。
そこで、接続部材13に螺合しているユニオン
ナツト22を緩めて第2及び第3のパツキング材
20,21の締めつけを解いた後、グランド18
を緩めて第1のパツキング材14の押圧状態を解
き、電線管15及びケーブル17を外すこともで
きるが、この場合はケーブルコネクター10を構
成する部品を個々緩めながら行うので非常に能率
が悪いという問題点があつた。
また、取り外す場合に各パツキング材が老朽化
して固着している場合に無理に取り外すと、パツ
キング材に傷が入り部品を取り替えなければ再度
の使用ができない場合があるという問題点もあつ
た。
これを解決する手段として、接続部材の処にユ
ニオンナツトを使用して、密封固定部材16を組
立た状態で取り外すことも可能であるが、結合が
螺子によつているので、該螺子を外すのにユニオ
ンナツト全体を所定の道具を使用して回転させな
ければならず、非常に手間であるという問題点が
あつた。
更には、腐食性雰囲気で使用する場合等におい
ては、ユニオンナツトの螺子部が固着し、ユニオ
ンナツトを回すのが、困難であるという問題点が
あつた。
本考案はこのような事情に鑑みてなされたもの
で、取外しに労力を要せずしかも電線管を密封固
着する密封固定部材は分解することなくして取り
外すことのできるケーブルコネクターを提供する
ことを目的とする。
〔問題点を解決する手段〕
上記目的に沿うケーブルコネクターは、端子ボ
ツクスに螺子によつて固着される接続部材と、該
接続部材に第1のパツキング材を挟んで螺合し、
接続される電線管を密封固定する密封固定部材を
有してなるケーブルコネターにおいて、上記接続
部材を、一端には上記第1のパツキング材が嵌入
し上記密封固定部材が螺合する螺子部が形成さ
れ、中央には周り止め用具が係合する締めつけフ
ランジ部と周上に溝が形成されたロツク螺子掛止
溝部とを有し、他端は円筒部が形成されている中
間部接続部材と、上記中間部材接続部材の円筒部
及び上記ロツク螺子掛止溝部とが嵌入する内孔が
形成され、外部には端子ボツクスに螺着する螺子
部と、上記ロツク螺子掛止溝部に掛合する雄螺子
が螺入する螺子孔が形成されたフランジ部とを有
する端子ボツクス接続部材とによつて構成されて
いる。
ここに、中間部材接続部材と端子ボツクス接続
部材とは、中間部接続部材の円筒部に嵌着された
Oリングによつてシールされているものであるこ
とが好ましい。
また、電線管とは、金属性のパイプによつてな
るものの他、ある程度曲げることのできる可撓電
線管も含むものである。
〔作用〕
本考案に係るケーブルコネクターは、接続部材
が2分されて、一方は端子ボツクスに螺子込ま
れ、他方は、該端子ボツクスに螺子込まれた端子
ボツクス接続部材に嵌入する円筒部と、端子ボツ
クス接続部材に設けられた雄螺子が掛合するロツ
ク螺子掛止溝部とが形成された中間部接続部材に
よつて構成され、該中間部接続部材の円筒部及び
ロツク螺子掛止溝部を端子ボツクス接続部材に嵌
入させ、しかる後雄螺子であるロツク螺子を締め
つけることによつて中間部接続部材と端子ボツク
ス接続部材とを固定している。
また、上記中間部接続部材には電線管を密封固
定する前記密封固定部材が螺着されており、従つ
て電線管の接続されたケーブルコネクターを外す
には端子ボツクス接続部材に設けられているロツ
ク螺子を緩めた後、中間部接続部材を引き抜くこ
とによつて行えることになる。
〔実施例〕
続いて、添付した図面を参照しつつ、本考案を
具体化した一実施例につき説明し、本考案の理解
に供する。
ここに、第1図は本考案の一実施例に係るケー
ブルコネクターを分解した状態の部品図、第2図
は上記実施例に係るケーブルコネクターを組立た
状態の側断面図である。
第1図に示すように本考案の一実施例に係るケ
ーブルコネクター25は、図示しない端子ボツク
スに接続される端子ボツクス接続部材27と、該
端子ボツクス27に接続される中間部接続部材2
8と、第1のパツキング材29を介して上記中間
部接続部材28に連結される密封固定部材30と
によつて構成されている。以下、これらについて
詳しく説明する。
上記端子ボツクス接続部材27は、一端には外
部に螺子部の一例である雄螺子31が刻設され、
他端にはスパナあるいはモンキー等が挟持する平
行部が形成されたフランジ部29aが形成され、
該フランジ部29aには軸方向に直交してロツク
螺子32が螺入する螺子孔33が設けられてい
る。
上記端子ボツクス接続部材27の内側には内孔
の一例である段付き孔34が形成され、径の大き
い段付き孔34aには上記フランジ29aに設け
られた螺子孔33が貫通している。
なお、上記段付き孔34には孔の境目は適当の
大きさの面取り35がなされていて、後記するO
リング49が嵌入できるようになつている。
上記中間部接続部材28の先端部は上記段付き
孔34の径の小さい方の孔34bに嵌入する円筒
部36が形成され、中央には上記ロツク螺子32
の先端が嵌入するロツク螺子掛止溝部37と、ス
パナ等の回り止め用具が係合する平行部が設けら
れた締めつけフランジ部38が形成され、他端の
外周には所定の大きさの螺子部の一例である雄螺
子39が刻設されている。
この中間部接続部材28の内部には段付き孔4
0が形成されるいると共に、段付き孔40の大き
い孔の入口部分には雌螺子41が刻設されてい
る。
上記ロツク螺子掛止溝部37は、上記円筒部3
6より少し直径の大きい円筒部37aの外周に断
面逆山形状の溝を形成してなり、上記端子ボツク
ス接続部材27に設けられた螺子孔33に螺入す
るロツク螺子32の先端が嵌まり込み、中間部接
続部材28が端子ボツクス接続部材27から抜け
ないようになつている。
なお、上記実施例においては、ロツク螺子掛止
溝部37は、断面逆山形状の溝によつて構成した
が、例えば、断面円弧状の溝、あるいは四角形の
溝によつて構成することも可能である。
上記段付き孔40において径の大きい孔には、
円筒状のゴム材からなる第1のパツキング材29
が嵌入する構造になつている。
上記中間部接続部材28に連結される密封固定
部材30は、第1のパツキング材29を押圧し
て、電線管の一例である可撓電線管42(第2図
示)内に配線されているケーブル43のシールを
図るグランド44と、予め上記可撓電線管42の
端部に取付られているコーン45と、該コーン4
5の前部及び後部に取付られて可撓電線管42の
シールを図る第2及び第3のパツキング材46,
47と、上記中間部接続部材28に螺合し、上記
第2及び第3のパツキング材46,47を押圧す
るユニオンナツト48からなつて、接続される可
撓電線管42を密封固定するようになつている。
次に、第2図を参照しながら上記実施例に係る
ケーブルコネクター25の使用方法について説明
すると、まず、端子ボツクス等の所定の場所に端
子ボツクス接続部材27を螺子込んでおく。
次に、ケーブル43を被包する可撓電線管42
には第3のパツキング材47とユニオンナツト4
8を可撓電線管42に嵌入させておいて、その切
断端部にコーン45を螺着する。
この状態で可撓電線管42内に嵌入している所
定のケーブル43を所定長出した後に第1のパツ
キング材29を嵌入して、中間部接続部材28の
段付き孔40に嵌入し、グランド44を中間部接
続部材28の雌螺子41に螺入して、第1のパツ
キング材29を押圧してケーブル43のシールを
図る。
次にグランド44内に第2のパツキング材46
とコーン45の取付られた可撓電線管42を挿入
しておき、ユニオンナツト48を中間部接続部材
28の雄螺子39に螺着させる。これによつて可
撓電線管42の固定と密封を行う。
この後、中間部接続部材28の先端に設けられ
た円筒部36に所定の大きさのOリング49を嵌
装させ、端子ボツクス接続部材27の段付き孔3
4に完全に嵌入させる。
このような状態で端子ボツクス接続部材27に
形成されている螺子孔33にロツク螺子32(六
角穴付き止め螺子であるのが好ましい)を螺子込
んでその先端を中間部接続部材28に形成された
ロツク螺子掛止溝部37に入り込むようにしてロ
ツクする。
これによつてケーブルコネクター25の組立は
完成し、可撓電線管42のシール及び密封が図ら
れる。また、ケーブルコネクター25を端子ボツ
クスから外す場合は、上記ロツク螺子32を外す
ことによつて簡単に行える。
なお、上記実施例においては、密封固定部材3
0としては可撓電線管42に使用されるものを示
したが、これとは多少構造が異なる周知の金属パ
イプ用の密封固定部材を使用することも可能であ
り、これによつて金属パイプに密封固定部材が密
封状態で固定されることになる。
〔考案の効果〕
本考案に係るケーブルコネクターは以上の説明
からも明らかなように、石油化学工場や、原子力
工場等の危険な使用雰囲気中においても使用でき
る防爆、防水及び耐圧性の優れたケーブルコネク
ターを提供できる。
また、端子ボツクスから該ケーブルコネクター
を取り外す場合は、電線管あるいはケーブルに捩
じりを起こすことなく、小さなロツク螺子を緩め
ることによつて、極めて簡単にケーブルコネクタ
ーあるいはこれに接続される端子ボツクス等の取
付取外しを行うことができる。
更には必要な場合、その部分のケーブルを使用
しなくなつた場合、端子ボツクス接続部材だけを
残して他の部分を撤去し、シール材の装着された
盲栓を端子ボツクス接続部材の段付き孔に嵌入さ
せることによつて極めて容易に端子ボツクスの密
封工事が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に掛かるケーブルコ
ネクターを分解した状態の部品図、第2図は上記
実施例に係るケーブルコネクターを組立た状態の
側断面図、第3図は従来例に係るケーブルコネク
ターの側断面図である。 符号の説明、25……ケーブルコネクター、2
7……端子ボツクス接続部材、28……中間部接
続部材、29……第1のパツキング材、29a…
…フランジ部、30……密封固定部材、31……
雄螺子(螺子部)、32……ロツク螺子、33…
…螺子孔、34……段付き孔(内孔)、36……
円筒部、37……ロツク螺子掛止溝部、38……
締め付けフランジ部、39……雄螺子(螺子部)、
42……可撓電線管(電線管)、43……ケーブ
ル。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 端子ボツクスに螺子によつて固着される接続
    部材と、該接続部材に第1のパツキング材を挟
    んで螺合し、接続される電線管を密封固定する
    密封固定部材を有してなるケーブルコネターに
    おいて、上記接続部材を、一端には上記第1の
    パツキング材が嵌入し上記密封固定部材が螺合
    する螺子部が形成され、中央には周り止め用具
    が係合する締めつけフランジ部と周上に溝が形
    成されたロツク螺子掛止溝部とを有し、他端は
    円筒部が形成されている中間部接続部材と、上
    記中間部材接続部材の円筒部及び上記ロツク螺
    子掛止溝部とが嵌入する内孔が形成され、外部
    には端子ボツクスに螺着する螺子部と、上記ロ
    ツク螺子掛止溝部に掛合する雄螺子が螺入する
    螺子孔が形成されたフランジ部とを有する端子
    ボツクス接続部材とによつて構成したことを特
    徴とするケーブルコネクター。 (2) 中間部材接続部材と端子ボツクス接続部材と
    は、中間部接続部材の円筒部に嵌着されたOリ
    ングによつてシールされている実用新案登録請
    求の範囲第1項記載のケーブルコネクター。
JP2170086U 1986-02-17 1986-02-17 Expired JPH0340039Y2 (ja)

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JPS62135514U JPS62135514U (ja) 1987-08-26
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