JPH0265285A - 半導体レーザ - Google Patents

半導体レーザ

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JPH0265285A
JPH0265285A JP21705588A JP21705588A JPH0265285A JP H0265285 A JPH0265285 A JP H0265285A JP 21705588 A JP21705588 A JP 21705588A JP 21705588 A JP21705588 A JP 21705588A JP H0265285 A JPH0265285 A JP H0265285A
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JP
Japan
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conductivity type
layer
active layer
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crystal
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Application number
JP21705588A
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English (en)
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Mamoru Uchida
護 内田
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NEC Corp
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NEC Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は高出力を必要とされる工業用および医療用半導
体レーザに関する。
(従来の技術) 半導体レーザは高効率かつ小型・軽量のため利用分野が
急激に広がっている。レーザメスや工業加工用の半導体
レーザでは100mW以上の光出力が望まれている。波
長800nm帯で用いられる通常のAlGaAsレーサ
ではレーザ光出力は、端面破壊レベルで制限されている
。この端面破壊レベルを向上させるためにこれまで多く
のレーザ構造が提案されてきたが、未だ実用レベルには
達していない。その原因は構造かあまりに複雑で信頼性
および生産性に乏しいからである。その中で構造が比較
的簡単でかつ高出力動作可能な半導体レーザとしてウィ
ンドウストライプレーザ(IEEE、ジャーナル オブ
 カンタムエレクトロニクス誌、第QE−15巻、8号
、8月、1979年、775781頁)かある。以下ウ
インドウストライプレ−ザ(以降WS−LDと略記する
)について簡単に説明する。
第3図はWS−LDを光の進行方向に垂直な面で切断し
た断面図である。その構造は(100)面を有するn型
GaAs基板1上にずべてのn型のA ] o3G a
 O,7A S第1クラッド層く厚さ2、Oum)2、
A I 0.06G a (1,94A S活性層(厚
さ0.2um)3、A l o3G a o、 7 A
 S第2クラッド層(厚さ1.5um)4およびn型G
aAs層(厚さ0.5μ目、後に除去するのて図では表
していない)を液相エピタキシャル成長法で成長する。
この時、A I 0.06G a 0.94A S活性
層3のキャリア濃度は〜2xlO】8cm−3である必
要がある。この結晶の表面に<011 >方向に沿って
、幅2μm、長さ250IJmの開口部を持つ窓状のS
iO2膜のマスクを形成し、5x10”cm’の拡散フ
ロントかA1.、.6Gao94AS活性層3下端に達
するまで亜鉛拡散(その拡散フロン1〜を破線で第1拡
散フロント21として示した)を行う。このあとS i
 O2マスクおよびGaAs層を除去し、再ひSiO□
膜26全26ッタし一オーミックコンタクト用の亜鉛拡
散(その拡散フロントを第2拡散フロント22として破
線で示した)を行い、結晶表面に正電極23、裏面に負
電極24を蒸着で形成する。最後にウィンドウ外部の近
傍をへき開し、(011)面を共振器とすることでW 
S −L Dは完成する。
この結果、A I 0.06G a 0.94A S活
性層3中には電子濃度2x1018cm’、ホール濃度
3xlO’8Cm ’の高濃度のpn接合が形成される
AlGaAsは1x1018cm4以上にドーピングす
ると光学的特性が大きく変化する。ずなわち、n型Ga
Asでは、実効的な禁止帯幅はバンド端で決まる禁止帯
幅よりも大きくなり、p型G a A sでは不純物準
位が実効的な禁止帯幅を小さくしている。また、屈折率
はアンドープのGaAsに比べ共に減少するかその大き
さはp型の方が大きい。このことはn領域に比べn領域
では、屈折率が小さくなるとともに、バンドギャップは
大きくなることを意味する。
第4図は、WS−LDを共振器軸方向に垂直な面で切断
して示す断面図であり、併せて実効的な禁止帯幅を模式
的に示す図である。発振軸方向については共振器近傍の
n領域か活性領域31の発振光に対して透明領域32に
なるから、端面破壊レベルが飛躍的に向上する。また層
厚に平行な横方向では、屈折率差によって幅2μmの活
性領域であるn領域25に発振光が導波される。このよ
うにWSLDはプレーナ構造でありながら安定な基本横
モード発振が可能で同時に端面破壊レベルがきわめて高
いという特徴がある。
(発明が解決しようとする課題) しかしながらWS−LDにはいくつかの問題点がありそ
れかこれまで実用化を阻んで来た。その第1は端面破壊
レベルの向上と横モードの安定化を独立に設定すること
ができないことである。第2に導波路形状を拡散で制御
しているから、拡散のばらつきがそのまま特性のばらつ
きにつながるということである。WS−LDの場合、ク
ラッド層に拡散か広がるから、活性層に幅3IImの導
波路を形成するためには結晶表面の拡散マスクの幅は1
.5um以下でなければならない、このことは精密なパ
ターニング技術が要求されるとともに拡散不均一の原因
になっている。第3の問題点として、横モードの安定性
か悪いことが挙げられる。WSLDでは活性領域とその
外部との実効的な屈折率差は高々1x10−3であり、
かつキャリア密度によって値が変化するから、高出力動
作では横モードが不安定になる。第4に、出射光の非点
隔差か大きいということである。WS−LDでは出射端
面近傍では横方向の導波機構がな1、いから、20II
m程度の非点隔差は避けられない。このように、従来の
半導体レーザには解決ずべき課題があった。
そこで、本発明の目的は、光出力100mW以上で、非
点隔差が小さく、横モード安定性に優れ、再現性がよく
、安価に製造できる半導体レーザを提供することである
(課題を解決するための手段) 本発明は、第1導電型の化合物半導体基板上に第1導電
型のクラッド層、第1導電型の活性層、第1導電型の第
2クラッド層および第2導電型のキャップ層を積層した
半導体レーザ結晶において、結晶表面に第1結晶方位に
沿って形成したストライプ状の誘電体をマスクとして、
該結晶表面がら第2導電型の不純物を前記活性層に達す
るまて注入することにより該活性層の導電型が反転して
あり、第2結晶方位に沿って、深さが前記第2クラッド
層に達するストライプ状のメサが形成してあり、前記活
性層よりも禁止帯幅が小さい第2導電型の光吸収層で該
メサの両脇が埋め込んであることを特徴とする半導体レ
ーザである。
(作用) 本発明の主眼は端面破壊レベルの向上と横モード安定化
を独立に制御することにある。そこで、本発明ては、端
面破壊レベルの向上は、共振器軸方向にドーピング差を
つけて端面付近に発振光に対して透明な領域を形成する
ことによって達成し、横モード安定化は屈折率導波路を
つくり付けることによって達成している。
(実施例) 第1図は本発明の一実施例を示す斜視図であり、第2図
は第1図のA−A′矢視断面図である。なお、第1図に
おけるA−A’線およびB−B’線は同図のウェハの上
面に接触しているものとする。
以下に第1図実施例の製作方法について説明する。
まず(100)面を有するn型GaAs基板1にn型A
 ] o3G a 0.7 A s第1クラッド層(厚
さ1.5μm)2、n型A I 0.06G a 0.
94A S活性層(Hさ0.1膜m)3、n型A l 
o、 sG a 0.7A S第2クラッド層(厚さ1
.5膜m)4、n型GaAsキャップ層(厚さ0.5μ
m>5を有機金属熱分解気相成長法(以下MOVPE法
と略記する)により結晶成長する。各層のドーピングは
、活性層およびキャップ層のSi濃度が2x1018c
m’、それ以外の層のSi濃度が1xlO”cm−3で
ある。
そして、この結晶の表面にたとえば<011 >方向に
沿って幅300 IJmの開口部をもつストライプ状の
S i O2マスクを形成し、Zn濃度5 x 101
8cm−3の拡散フロントが活性層3の下端に達するま
で亜鉛拡散を行う。その際の条件は、まずZnAS2を
拡散源として拡散温度613°Cで1時間10分間封管
拡散する。この時点で拡散フロントは第2クラッド層6
中の深さ0.711mの位置に達し、その濃度はほぼ1
x1019cm’である。このあと表面全体をS i 
O2膜で覆い、拡散温度700°Cで1時間封管拡散す
る。この拡散処理により、拡散フロントは活性層に達す
ると共にそのZn濃度は5 x 1018c m ’と
なる。従って活性層中には共振器方向に電子濃度3 x
 1018c m−3およびホール濃度2x1018c
m’のpn接合が形成される。
次にSiO,拡散膜を除去した後、新たにSio2膜を
表面に蒸着し、く01丁〉方向に幅5μmのストライプ
状のパターンを形成する。この5iO211Giをエッ
ヂングマスクとして、深さが活性層の上方0.5μmに
達するまでエツチングする。
この結果、メサ幅3μm、深さ1.5μmのストライプ
状のメサか形成される。引続き、S i O2マスクを
残したまま、MOVPE法で前記エツチングで取り去っ
た部分にGaAs光吸収層6をMOVPE法で埋め込み
成長を行う。このときSiO□膜は選択成長マスクとし
て機能し、メサ上部は成長しない。この後、SiO2膜
を除去したあと、三たびMOVPE法によりp型GaA
sコンタクト層7を成長する。この行程は全面に亜鉛拡
散を行うことで代用してもよい。結晶表面に正電極、裏
面に負電極を形成し、最後に<011>方向に沿って前
記非拡散領域33に共振器をへき開で形成することによ
り本発明の半導体レーザは完成する。
(発明の効果) 本発明の効果は、まず100mW以上の高出力動作、生
産性および信頼性に優れた半導体レーザを提供できるこ
とである。第4図は第1図におけるB−B’ を通り基
板1に垂直な面において矢印方向に見た断面図である。
活性領域とウィンドウ領域とでは約50m e Vのエ
ネルギー差かあるから最大出力は端面破壊レベルよりも
熱的飽和で決定され、100mW以上の連続発振が可能
である。また横方向には損失導波型の導波を形成してい
るから100mW以上にわたって安定な横モード動作が
可能であると共に、共振器端面にまで導波路が形成され
ているから非点隔差を3um以下にすることか可能であ
る。さらに本発明の製作における拡散工程は、はとんど
全面拡散に近いから、亜鉛拡散が均一に進行する。した
がって、本発明の構造の半導体レーザはきわめて特性を
揃えて製造できる。
この点も本発明の大きな利点である。
Asコンタクト層、21・・・第1拡散フロント−22
・・・第2拡散フロント、23・・・正電極、24・・
・負電極、25・・P領域、26・・・SiO2膜、3
1・・・活性領域、32・・・透明領域、33・・・非
亜鉛拡散領域、34・・・亜鉛拡散領域。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の斜視図、第2図は第1図実
施例のA−A’線矢視断面図である。第3図は第2図に
相当する従来の半導体レーザの断面図である。また第4
図は第1図実施例と従来例に共通な共振器方向の断面(
第1図のB−B′における断面)および実効的な禁止帯
幅分布を示す図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 第1導電型の化合物半導体基板上に第1導電型のクラッ
    ド層、第1導電型の活性層、第1導電型の第2クラッド
    層および第2導電型のキャップ層を積層した半導体レー
    ザ結晶において、結晶表面に第1結晶方位に沿って形成
    したストライプ状の誘電体をマスクとして、該結晶表面
    から第2導電型の不純物を前記活性層に達するまで注入
    することにより該活性層の導電型が反転してあり、第2
    結晶方位に沿って、深さが前記第2クラッド層に達する
    ストライプ状のメサが形成してあり、前記活性層よりも
    禁止帯幅が小さい第2導電型の光吸収層で該メサの両脇
    が埋め込んであることを特徴とする半導体レーザ。
JP21705588A 1988-08-31 1988-08-31 半導体レーザ Pending JPH0265285A (ja)

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JP21705588A JPH0265285A (ja) 1988-08-31 1988-08-31 半導体レーザ

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0480983A (ja) * 1990-07-24 1992-03-13 Nec Corp 半導体レーザ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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