JPH0264661A - 印刷装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、入力される頁単位の印字情報を処理する印
刷装置にかかり、特に複数のサイズの記録媒体に印字可
能な印刷装置に関するものである。

（従来の技術） 従来、この種の装置においては、ホストとなる外部装置
から人力される印字情報を異なるサイズの記録媒体、例
えばカットシートに印字できるように構成されている。

通常、この種の印刷装置における給紙機構は、交換セッ
ト可能な給紙カセット等の記録紙給送機構をユーザが装
着するように構成され、所望とするサイズの記録紙が収
容された給紙カセットを選択して本体に装着することに
より、給紙操作を実行している。

そして、人力される印字情報には出力に使用する用紙サ
イズの情報が含まれている。

例えばこのコマンドの後に伝送する印字情報は、Ａ４版
用であるといった内容の印字情報がプリンタ装置に伝送
指示される。

そこで、この種の印字出力サイズ指定がなされたとき、
高機能型のプリンタ装置おいては、所定位置に設けられ
るカセットサイズ検知手段、例えばマイクロスイッチ等
で構成される紙センサからのカセット情報を比較し、両
者のサイズが合致した場合に限って印字処理を実行させ
、両者のサイズが合致しない場合には、合致するサイズ
のカセット装着を要求するカセット交換を表示し、両者
のサイズが合致したら印字処理を実行するように制御し
ていた。

（発明が解決しようとする課題） ところが、低価格型のプリンタ装置においては上記のよ
うなカセットサイズ検知処理を簡略化し、実際にはカセ
ットサイズ検知処理を行わないで、印字処理に容性する
ように構成されていた。

このため、実際に給紙された紙サイズが印字情報で指定
された印字サイズよりも小さい場合には、印字情報をす
べて記録紙に印字できず、再現された画像は切れ画像状
態となる。また、実際に給紙された紙サイズが印字情報
で指定された印字サイズよりも大きい場合には、余白が
大いに目立つ印字出力となってしまう等のように印字体
裁を大幅に損ねてしまう重大な問題点があった。

この発明は、上記の問題点を解決するためになされたも
ので、現在給送可能に収容された物理的な記録媒体サイ
ズを検知することなく、あらかじめ予想される仮想の用
紙サイズと印字情報で指定された用紙サイズとを比較す
ることにより、印字情報で指定された用紙サイズに合致
する適切な用紙サイズ交換要求を安価な構成で正確に報
知できる印刷装置を得ることを目的とする。

〔課題を解決するための手段〕

この発明に係る印刷装置は、印字情報中で指定される記
録媒体サイズ情報とイメージ出力手段にあらかじめ仮想
設定される記録媒体サイズ情報とを比較する比較手段と
、この比較手段の結果に基づいてイメージ出力手段に給
送される記録媒体のサイズ変更を報知する報知手段とを
設けたものである。

（作用） この発明においては、ホストより印字情報が入力される
と、比較手段が印字情報中で指定される記録媒体サイズ
情報とイメージ出力手段にあらかじめ仮想設定される記
録媒体サイズ情報とを比較し、この比較手段の結果に基
づいて報知手段がイメージ出力手段に給送される記録媒
体のサイズ変更を報知し、適切なサイズの記録媒体に印
字情報を出力させる。

〔実施例］ 第１図はこの発明の一実施例を示す印刷装置の構成を説
明するブロック図であり、１はデータ源となるホストコ
ンピュータで、印刷装置２に印字情報（印字データ、制
御データ等）を伝送する。

３は入力バッファで、ホストコンピュータ１から入力さ
れる印字情報を所定量、例えば１頁分記憶する。

４はＣＰＵで、ＲＯＭ、ＲＡＭを内蔵しており、ＲＯＭ
に記憶された制御プログラムに基づいて印字処理を総括
的に制御する。なお、ＣＰＵ４はこの発明の比較手段、
報知手段とを兼ねており、ホストコンピュータ１より印
字情報が人力されると、印字情報中で指定された記録媒
体サイズ情報（要求紙サイズメモリ５に記憶される）と
イメージ出力手段となる出力部１０にあらかじめ仮想設
定される記録媒体サイズ情報（仮想紙サイズメモリ６に
記憶される）とを比較し、出力部１０に給送される記録
媒体のサイズ変更を表示部７に報知し、適切なサイズの
記録媒体に印字情報を出力させる。９は出力バッファで
、入力バッファ３に記憶された印字情報に対する出力イ
メージ情報を一時記憶し、順次出力部１０に出力される
。出力部１０は、図示しない例えば給紙カセットから給
紙された記録紙に可視画像を出力する。

なお、仮想紙サイズメモリ６に記憶される記録媒体サイ
ズ情報とは、印刷装置２の電源投入時にセットさせてお
くべきであると指示される（マニュアル等または画面指
示等）デフォルトの記録媒体サイズであって、任意に設
定可能であるとともに、書き換え可能に記憶している。

このように、仮想紙サイズメモリ６に、仮想されたみな
し記録媒体サイズ情報に準じて、印字情報中で指定され
た記録媒体サイズとの比較を実行させることにより、現
在給送可能な物理的記録媒体サイズのサイズ変更要求を
発生させるものであり、記録媒体サイズ検知機構を設け
ることなく、記録媒体サイズ判定を実行する構成となっ
ている。なお、８はエラー解除スイッチである。

次に第２図を参照しながらこの発明による記録媒体サイ
ズ変更要求報知処理動作について説明する。

第２図はこの発明による記録媒体サイズ変更要求報知処
理手順の一例を説明するフローチャートである。なお、
（１）〜（８）は各ステップを示す。

電源が立ち上げられると、このフローがスタートし、先
ず、ＣＰＵ４はデフォルト紙サイズ（紙サイズ指定コマ
ンドがホストコンピュータ１から伝送されなかった場合
の記録媒体サイズであって、この記録媒体サイズの記録
媒体が出力部１０の給送機構にセットされる）を仮想紙
サイズメモリ６にセットする（１）。

次いで、ホストコンピュータ１より印字情報をゲットし
く２）、人力バッファ３に順次書き込むとともに、指定
された記録媒体サイズ（紙サイズ）を要求紙サイズメモ
リ５に書き込む。次いで、人力バッファ３に書き込まれ
た入力データが紙サイズ指定コマンドかどうかを判定し
く３）　　Ｎｏならばステップ（８）に進み、他の！Ａ
理を実行してステップ（２）に戻り、ＹＥＳならば紙サ
イズ指定コマンドに対応する紙サイズを要求紙サイズメ
モリ５から誘み出すとともに、仮想紙サイズメモリ６ｈ
１ら仮想紙サイズとを読み出し、両サイズが一致するか
どうかを判定しく４）　　ＹＥＳならばステップ（８）
に進みその他の処理ルーチンを実行し、Ｎ。

ならば表示部７にセットされている記録媒体のサイズを
変更する紙変更要求を表示する（５）。

次いで、指定されたサイズの記録媒体が収容された、例
えばカセットが装着された後、エラー解除スイッチ８が
押下されるのを待機しく６）、エラー解除スイッチ８の
押下により、紙変更要求表示を消灯する。

次いで、仮想紙サイズメモリ６に指定された記録媒体サ
イズ情報を書き込みセットしく７）、ステップ（２）に
戻る。

これにより、ＣＰＵ４は給送されうる状態であろうと仮
想される記録媒体サイズ情報を、仮想紙サイズメモリ６
に記憶される仮想紙サイズ情報を参照することにより常
時判定することができる。

このように紙サイズ検知機構を設けることなく、給紙状
態の紙サイズを判定することができ、人力された印字情
報が要求する紙サイズへの交換を適切に報知できる。

なお、上記実施例においては、現在給送可能な記録媒体
のサイズ判定と記録媒体変更要求とを紙サイズ指定コマ
ンド受信時に実行する場合について説明したが、このタ
イミングに限定されることはなく、例えば印刷装置２が
リセットスイッチによりリセットされた際に、デフォル
トの紙サイズの記録媒体を出力部１０にセットさせるよ
うに促すことも可能である。また、用紙サイズ選択スイ
ッチ等によってサイズが変更された時に上記現在給送可
能な記録媒体のサイズ判定と記録媒体変更要求とを処理
しても良い。

また、上記実施例では記録媒体として記録紙を給紙カセ
ット等から給送する印刷装置２を例にして説明したが、
記録媒体としては上記記録紙に限定されることはなく、
ＯＨＰ用の透明フィルム。

布、印字材料が安定して塗布できるもので有れば何でも
良い。

さらに、上記実施例では印刷装置２に設ける表示部７に
用紙交換要求を報知する場合について説明したが、ホス
トコンピュータ１に交換要求を返信したり、音声と組み
合わせて警告報知する構成で有ってもよい。

〔発明の効果） 以上説明したように、この発明は印字情報中で指定され
る記録媒体サイズ情報とイメージ出力手段にあらかじめ
仮想設定される記録媒体サイズ情報とを比較する比較手
段と、この比較手段の結果に基づいてイメージ出力手段
に給送される記録媒体のサイズ変更を報知する報知手段
とを設けたので、現在給送可能な記録媒体サイズを物理
的なサイズ検知機構を設けることなく、現在給送可能な
記録媒体サイズを認知し、印字情報で指定されたサイズ
の記録媒体給送を報知できる。従フて、低価格の印刷装
置においても、記録媒体サイズ検知に準じた記録媒体の
給送が可能となり、適切なサイズの記録媒体に過不足な
く入力された印字情報を出力できる優れた効果を奏する
。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例を示す印刷装置の栂成を説
明するブロック図、第２図はこの発明による記録媒体サ
イズ変更要求報知処理手順の一例を説明するフローチャ
ートである。 図中、１はホストコンピュータ、２は印刷装置、３は大
力バッファ、４はＣＰＵ、５は要求紙サイズメモリ、６
は仮想紙サイズメモリ、７は表−２示部、８はエラー解
除スイッチ、９は出力バッファ、１０は出力部である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ホストから入力される印字情報に基づいて記録媒体にイ
   メージを出力するイメージ出力手段を有する印刷装置に
   おいて、前記印字情報中で指定される記録媒体サイズ情
   報と前記イメージ出力手段にあらかじめ仮想設定される
   記録媒体サイズ情報とを比較する比較手段と、この比較
   手段の結果に基づいて前記イメージ出力手段に給送され
   る記録媒体のサイズ変更を報知する報知手段とを具備し
   たことを特徴とする印刷装置。