JPH0264217A - 多気筒型内燃機関の排気可変装置 - Google Patents
多気筒型内燃機関の排気可変装置Info
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- JPH0264217A JPH0264217A JP21612588A JP21612588A JPH0264217A JP H0264217 A JPH0264217 A JP H0264217A JP 21612588 A JP21612588 A JP 21612588A JP 21612588 A JP21612588 A JP 21612588A JP H0264217 A JPH0264217 A JP H0264217A
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は自動二輪車用多気同型内燃機関の排気制御装置
に係り、特に、複数の排気管を多段階に集合してなる多
気筒型内燃機関に好適に用いられる排気可変装置に関す
るものである。
に係り、特に、複数の排気管を多段階に集合してなる多
気筒型内燃機関に好適に用いられる排気可変装置に関す
るものである。
[従来の技術]
一般に、内燃機関においては、排気管内を流れる排気の
慣性や脈動等の動的効果が、内燃機関の容積効率に影響
を与えることが知られている。
慣性や脈動等の動的効果が、内燃機関の容積効率に影響
を与えることが知られている。
この動的効果は、排気系の形状や寸法等を一定とした場
合においては内燃機関の回転数によって異なり、前記設
定された排気系に適応した回転域においては、前記動的
効果により容積効率が高められるが、ある回転域におい
ては動的効果と排気時期とにずれが生じて容積効率の低
下を招いてしまうことがある。
合においては内燃機関の回転数によって異なり、前記設
定された排気系に適応した回転域においては、前記動的
効果により容積効率が高められるが、ある回転域におい
ては動的効果と排気時期とにずれが生じて容積効率の低
下を招いてしまうことがある。
例えば、高回転域において効果的な動的効果を得るよう
に前記排気系の形状や寸法等を設定すると、内燃機関の
回転数Neが中回転域に達した際に、排気時期と動的効
果との良好なマツチングが得られず内燃機関の容積効率
が低下し、この結果、第1図に実線で示すように、内燃
機関の出力Psが中回転域において落ち込む現象が生じ
る。
に前記排気系の形状や寸法等を設定すると、内燃機関の
回転数Neが中回転域に達した際に、排気時期と動的効
果との良好なマツチングが得られず内燃機関の容積効率
が低下し、この結果、第1図に実線で示すように、内燃
機関の出力Psが中回転域において落ち込む現象が生じ
る。
そこで従来では、特に多気筒型内燃機関において、複数
の排気管をその途中で集合させることにより、排気の脈
動を利用して排気効率を高め、これによって出力の落ち
込み現象を軽減する技術や、特開昭63−16127号
公報に示されるように、排気管の下流側であって内燃機
関の下方位置に排気流の反射波を調整する制御弁をその
駆動軸を排気流路に直交させるべく水平方向に延びるよ
うに配設し、内燃機関の回転数に応じてこの制御弁を回
転させることにより、出力の落ち込む回転域における排
気の脈動効果を打ち消して、例えば第1図に鎖線で示す
ように中回転域における出力低下を抑制するようにした
技術が提案されている。
の排気管をその途中で集合させることにより、排気の脈
動を利用して排気効率を高め、これによって出力の落ち
込み現象を軽減する技術や、特開昭63−16127号
公報に示されるように、排気管の下流側であって内燃機
関の下方位置に排気流の反射波を調整する制御弁をその
駆動軸を排気流路に直交させるべく水平方向に延びるよ
うに配設し、内燃機関の回転数に応じてこの制御弁を回
転させることにより、出力の落ち込む回転域における排
気の脈動効果を打ち消して、例えば第1図に鎖線で示す
ように中回転域における出力低下を抑制するようにした
技術が提案されている。
[発明が解決しようとする課題]
しかしながら、前述のいずれの技術においても、出力が
落ち込むことを抑制する効果は期待できるものの、この
回転域における出力を積極的に高めるには至っていない
。
落ち込むことを抑制する効果は期待できるものの、この
回転域における出力を積極的に高めるには至っていない
。
また、後者の技術における制御弁は、内燃機関の下方に
位置されているが、この位置は、前輪あるいはこの前輪
を支持するフロントフォーク等の後方であって車体前方
から見た場合これらの投影する場所である。そのため、
走行する際に生じる風すなわち走行風が、これら前輪や
フロントフォークに当たることにより前記制御弁に当た
りにくくなり、制御弁の冷却がはかどらず、その結果制
御弁の機能低下を招くおそれを生じる。排気管が内燃機
関の下方にあることは、車体と路面との間隔すなわち最
低地上高を低くすることになって不都合である。
位置されているが、この位置は、前輪あるいはこの前輪
を支持するフロントフォーク等の後方であって車体前方
から見た場合これらの投影する場所である。そのため、
走行する際に生じる風すなわち走行風が、これら前輪や
フロントフォークに当たることにより前記制御弁に当た
りにくくなり、制御弁の冷却がはかどらず、その結果制
御弁の機能低下を招くおそれを生じる。排気管が内燃機
関の下方にあることは、車体と路面との間隔すなわち最
低地上高を低くすることになって不都合である。
このように、従来においては、種々の解決すべき不具合
が残されていることから、その対策が望まれている。
が残されていることから、その対策が望まれている。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、広い範囲に
渡って排気流動的効果の有効利用が図れて積極的に出力
を向上させることができ、しかも冷却性が向上してその
機能の安定化が図れるような多気筒型内燃機関の排気可
変装置を提供することを目的とするものである。
渡って排気流動的効果の有効利用が図れて積極的に出力
を向上させることができ、しかも冷却性が向上してその
機能の安定化が図れるような多気筒型内燃機関の排気可
変装置を提供することを目的とするものである。
[課題を解決するための手段]
本発明は前記目的を達成するために、多気筒型内燃機関
から延びる複数の排気管を集合させるとともに、その集
合部の上流側に設けた切換弁により、各排気管の集合の
組み合わせを内燃機関の運転情況に応じて切り換える多
気筒型内燃機関の排気可変装置において、゛前記切換弁
を、前記内燃機関の下方位置におけるいずれか一方の側
方に偏倚させて配置することを特徴としている。これに
おいては、前記内燃機関における潤滑油を貯留するオイ
ルパンの側方に、前記切換弁を配置させているのが好ま
しい。
から延びる複数の排気管を集合させるとともに、その集
合部の上流側に設けた切換弁により、各排気管の集合の
組み合わせを内燃機関の運転情況に応じて切り換える多
気筒型内燃機関の排気可変装置において、゛前記切換弁
を、前記内燃機関の下方位置におけるいずれか一方の側
方に偏倚させて配置することを特徴としている。これに
おいては、前記内燃機関における潤滑油を貯留するオイ
ルパンの側方に、前記切換弁を配置させているのが好ま
しい。
また、前記切換弁の駆動軸を車軸に対し斜めに配置して
いることを含み、さらに、切換弁における駆動軸の作動
機構を切換弁の車体後方に位置する後端部に設けること
が好ましい。
いることを含み、さらに、切換弁における駆動軸の作動
機構を切換弁の車体後方に位置する後端部に設けること
が好ましい。
[作用]
本発明に係わる多気筒型内燃機関の排気可変装置は、内
燃機関の回転数が低、中回転域にある場合であってもま
た高回転域にある場合にあっても、切換弁を作動させて
、内燃機関の回転数に対応した動的効果が得られる最適
の排気管の組み合わせとすることができ、低速回転域か
ら高回転域に至る広い範囲に渡って出力の向上が図れる
。
燃機関の回転数が低、中回転域にある場合であってもま
た高回転域にある場合にあっても、切換弁を作動させて
、内燃機関の回転数に対応した動的効果が得られる最適
の排気管の組み合わせとすることができ、低速回転域か
ら高回転域に至る広い範囲に渡って出力の向上が図れる
。
また、切換弁を内燃機関の下方位置におけるいずれか一
方の側方に偏倚させて配置し、さらには内燃機関のオイ
ルパンの側方に配置することにより、走行風が直接切換
弁に当たって冷却効果が増大し、温度上昇による機能変
化のおそれが解消され、耐久性が向上する。また、オイ
ルパンの下面に走行風あるいは泥水が接触しやすくなっ
て、内燃機関の冷却効果が向上するとともに、最低地上
高が確保される。
方の側方に偏倚させて配置し、さらには内燃機関のオイ
ルパンの側方に配置することにより、走行風が直接切換
弁に当たって冷却効果が増大し、温度上昇による機能変
化のおそれが解消され、耐久性が向上する。また、オイ
ルパンの下面に走行風あるいは泥水が接触しやすくなっ
て、内燃機関の冷却効果が向上するとともに、最低地上
高が確保される。
さらに、切換弁の駆動軸を、車軸に対し斜めに配置する
ことにより、各排気管の切換弁に至る長さが略等しくな
り、これによって、各排気管の長さは実質的に等しくな
って気筒ごとの排気における動的効果にずれが生じず、
もって特に高回転時における内燃機関の出力特性のさら
なる向上が図られる。また、上記のように斜めに配置し
た切換弁における駆動軸の作動機構を、切換弁の車体後
方に位置する後端部に設けることにより、作動機構に泥
水、埃等が付着しに<<、切換弁の作動不良を招くおそ
れがない。
ことにより、各排気管の切換弁に至る長さが略等しくな
り、これによって、各排気管の長さは実質的に等しくな
って気筒ごとの排気における動的効果にずれが生じず、
もって特に高回転時における内燃機関の出力特性のさら
なる向上が図られる。また、上記のように斜めに配置し
た切換弁における駆動軸の作動機構を、切換弁の車体後
方に位置する後端部に設けることにより、作動機構に泥
水、埃等が付着しに<<、切換弁の作動不良を招くおそ
れがない。
[実施例]
以下、本発明に係る多気筒型内燃機関の排気可変装置の
一実施例について第2図ないし第9図を参照して説明す
る。
一実施例について第2図ないし第9図を参照して説明す
る。
第2図および第3図中符号lは自動二輪車を示し、車体
フレーム2と、この車体フレーム2の前部に固着された
ヘッドバイブ2aに回動自在に取り付けられたフロント
フォーク3と、このフロントフォーク3の下端部に回転
自在に取り付けられた前輪4と、フロントフォーク3の
上端部に固着されたステアリングハンドル5と、車体フ
レーム2を構成するメインフレーム2bおよびダウンフ
レーム2cとにブラケット6を介して固着されて車体の
ほぼ中央部に搭載された多気筒型内燃機関(以下内燃機
関と略称し、本実施例では4気筒型を例示する)7と、
車体フレーム2の後方下部に上下方向に揺動自在に取り
付けられたリアフォーク8と、このリアフォーク8の揺
動端部に回転自在に取り付けられた後輪9と、前記リア
フォーク8の揺動中心近傍と車体フレーム2との間にリ
ンク機構10を介して介装されたクツションユニット1
1と、車体フレーム2の上部に取り付けられた燃料タン
ク12と、メインフレーム2bの上部後方に延設された
シートレール2dに取り付けられたシート13と、前記
内燃機関7の前端部に取り付けられた複数(本実施例で
は4本)の排気管14(14a〜14d)と、これらの
排気管14(14a〜14d)の下流側の端部に接続さ
れた消音器15とを備えている。
フレーム2と、この車体フレーム2の前部に固着された
ヘッドバイブ2aに回動自在に取り付けられたフロント
フォーク3と、このフロントフォーク3の下端部に回転
自在に取り付けられた前輪4と、フロントフォーク3の
上端部に固着されたステアリングハンドル5と、車体フ
レーム2を構成するメインフレーム2bおよびダウンフ
レーム2cとにブラケット6を介して固着されて車体の
ほぼ中央部に搭載された多気筒型内燃機関(以下内燃機
関と略称し、本実施例では4気筒型を例示する)7と、
車体フレーム2の後方下部に上下方向に揺動自在に取り
付けられたリアフォーク8と、このリアフォーク8の揺
動端部に回転自在に取り付けられた後輪9と、前記リア
フォーク8の揺動中心近傍と車体フレーム2との間にリ
ンク機構10を介して介装されたクツションユニット1
1と、車体フレーム2の上部に取り付けられた燃料タン
ク12と、メインフレーム2bの上部後方に延設された
シートレール2dに取り付けられたシート13と、前記
内燃機関7の前端部に取り付けられた複数(本実施例で
は4本)の排気管14(14a〜14d)と、これらの
排気管14(14a〜14d)の下流側の端部に接続さ
れた消音器15とを備えている。
前記内燃機関7にあっては、その下方にあって潤滑油を
貯留するオイルパン7aは、第2図および第5図に示す
ように、車体の一側方(実施例では左側)に寄せられ、
かつ下方に突出して配設されており、その結果オイルパ
ン7aの右側には、空間Vが形成されている。
貯留するオイルパン7aは、第2図および第5図に示す
ように、車体の一側方(実施例では左側)に寄せられ、
かつ下方に突出して配設されており、その結果オイルパ
ン7aの右側には、空間Vが形成されている。
また、第3図および第4図において、符号16(16a
−16d)は、内燃機関7の各気筒内に嵌装されたピス
トン、また、符号17は、前記ピストン16がコア C
1ラド18(18a〜18d)を介して接続されるクラ
ンクシャフトを示す。
−16d)は、内燃機関7の各気筒内に嵌装されたピス
トン、また、符号17は、前記ピストン16がコア C
1ラド18(18a〜18d)を介して接続されるクラ
ンクシャフトを示す。
ここで、前゛記内燃機関7の各気筒を第1の下側から上
側へ向かって(第2図の手前側から奥へ向かって)1香
気筒〜4番気筒とし、点火順序を1番→3番→4番−2
番の順で、かつ、等間隔爆発として説明する。
側へ向かって(第2図の手前側から奥へ向かって)1香
気筒〜4番気筒とし、点火順序を1番→3番→4番−2
番の順で、かつ、等間隔爆発として説明する。
前記各排気管14(14a〜14d)は、第2図および
第3図に示すように、内燃機関7の前端部から内燃機関
7の下方であってオイルパン7aの側方においている空
間Vを経て車体の側部に引き回されており、1番気筒と
4番気筒に対応した排気管14a−14dが集合管19
により集合され、また、2番気筒と3番気筒に対応した
排気管14b−14Cが集合管20により集合させられ
、さらに、これらの集合管19・20は第2の集合管2
1により一つに集合させら・れたのちに前記消音器15
へ連通されている。
第3図に示すように、内燃機関7の前端部から内燃機関
7の下方であってオイルパン7aの側方においている空
間Vを経て車体の側部に引き回されており、1番気筒と
4番気筒に対応した排気管14a−14dが集合管19
により集合され、また、2番気筒と3番気筒に対応した
排気管14b−14Cが集合管20により集合させられ
、さらに、これらの集合管19・20は第2の集合管2
1により一つに集合させら・れたのちに前記消音器15
へ連通されている。
また、1番気筒および4番気筒に対応した排気管14a
・14dは、車体の下方でかつ内燃機関7の下方におい
て、2番気筒および3番気筒に対応した排気管14b・
14cよりも上方に位置させられており、これらの排気
管14の上下に振り分けられた部分に、前記集合管19
・20によって設定されている集合の組み合わせを切り
換えるための切換弁22が設けられている。この切換弁
22には、ワイヤ23を介してアクチュエータ24が接
続され、さらに、このアクチュエータ24には、コント
ロールユニット25が電気的に接続され、これらの排気
管14、切換弁22、アクチュエータ24、およびコン
トロールユニット25により、本実施例の排気可変装置
Aが構成されている。
・14dは、車体の下方でかつ内燃機関7の下方におい
て、2番気筒および3番気筒に対応した排気管14b・
14cよりも上方に位置させられており、これらの排気
管14の上下に振り分けられた部分に、前記集合管19
・20によって設定されている集合の組み合わせを切り
換えるための切換弁22が設けられている。この切換弁
22には、ワイヤ23を介してアクチュエータ24が接
続され、さらに、このアクチュエータ24には、コント
ロールユニット25が電気的に接続され、これらの排気
管14、切換弁22、アクチュエータ24、およびコン
トロールユニット25により、本実施例の排気可変装置
Aが構成されている。
さらに詳述すれば、前記上下に振り分けられた排気管1
4は、1番気筒に対応する排気管(以下1番排気管と称
す)14aの下方に2番気筒に対応する排気管(以下2
番排気管と称す)14bが位置するように、また、4番
気筒に対応する排気管(以下第4排気管と称す)14d
の下方に3番気筒に対応する排気管(以下第3排気管と
称す)14 cが位置するような配列となされている。
4は、1番気筒に対応する排気管(以下1番排気管と称
す)14aの下方に2番気筒に対応する排気管(以下2
番排気管と称す)14bが位置するように、また、4番
気筒に対応する排気管(以下第4排気管と称す)14d
の下方に3番気筒に対応する排気管(以下第3排気管と
称す)14 cが位置するような配列となされている。
前記切換弁22は、第6図および第7図に示すように、
円筒状のケーシング22aと、その内部に嵌装されて軸
線回りに回動可能な円柱状の弁体22bとを備えている
。そして、この切換弁22は、第2図および第5図に示
すように、車体フレーム2および内燃機関7よりも下方
であって、オイルパン7aの右側に偏倚して形成される
空間Vに配置され、その軸線が、水平かつ車軸に対し右
側後方に向けて斜めになるよう設けられ、その車軸に対
する角度は、各排気管14 a = l 4 dの基端
から切換弁22に至るまでの長さか略等しくなるように
設定されている。
円筒状のケーシング22aと、その内部に嵌装されて軸
線回りに回動可能な円柱状の弁体22bとを備えている
。そして、この切換弁22は、第2図および第5図に示
すように、車体フレーム2および内燃機関7よりも下方
であって、オイルパン7aの右側に偏倚して形成される
空間Vに配置され、その軸線が、水平かつ車軸に対し右
側後方に向けて斜めになるよう設けられ、その車軸に対
する角度は、各排気管14 a = l 4 dの基端
から切換弁22に至るまでの長さか略等しくなるように
設定されている。
前記ケーシング22aには、1番排気管14aと4番排
気管14dとが、はぼ軸線が交差するように連通状傅で
接続されているとと乙に、その下部には第6図に示すよ
うに1,2番排気管14bおよび3番排気管14cが連
通させられる楕円形の連通孔26・27が形成されてい
る。これら連通孔26・27は、その長径方向が対応す
る各排気管14b−14cの長さ方向に沿って形成され
ている。そして、排気管14とケーシング22aとは溶
接等により気密に接続されている。
気管14dとが、はぼ軸線が交差するように連通状傅で
接続されているとと乙に、その下部には第6図に示すよ
うに1,2番排気管14bおよび3番排気管14cが連
通させられる楕円形の連通孔26・27が形成されてい
る。これら連通孔26・27は、その長径方向が対応す
る各排気管14b−14cの長さ方向に沿って形成され
ている。そして、排気管14とケーシング22aとは溶
接等により気密に接続されている。
ケーシング22aにおける府方側(第6図において下側
)の端部には、環状突起28により小径の開口28aが
形成され、この開口282Lには、この開口28aを密
閉するキャップ29が外方側から圧入されている。この
キャップ29には、軸受け30が備えられている。また
、ケーシング22aの後方側(第6図において上側)の
端部には、軸受け31を備えた蓋体32が固着されてい
る。
)の端部には、環状突起28により小径の開口28aが
形成され、この開口282Lには、この開口28aを密
閉するキャップ29が外方側から圧入されている。この
キャップ29には、軸受け30が備えられている。また
、ケーシング22aの後方側(第6図において上側)の
端部には、軸受け31を備えた蓋体32が固着されてい
る。
一方、前記弁体22bは、第6図に示すように、ケーシ
ング22aの内周面に全周に亙って気密に接触させられ
ている。
ング22aの内周面に全周に亙って気密に接触させられ
ている。
この弁体22bには、長さ方向に離間した2箇所に、軸
線が弁体22bの軸線に沿った略つづみ状の連通部33
・34がそれぞれ独立して形成されている。これら連通
部33・34は、弁体22bの半径方向の直交する三方
へ向かって開口しており、残余の周壁部が、前記連通孔
26・27を開閉する閉塞部35・36となされている
。これら各閉塞部35・36には、各連通孔26・27
を閉塞した状■において2番排気管1,4bおよび3番
排気管14 、cのそれぞれの内周面と連続する凹部3
5a・36aが形成されている。
線が弁体22bの軸線に沿った略つづみ状の連通部33
・34がそれぞれ独立して形成されている。これら連通
部33・34は、弁体22bの半径方向の直交する三方
へ向かって開口しており、残余の周壁部が、前記連通孔
26・27を開閉する閉塞部35・36となされている
。これら各閉塞部35・36には、各連通孔26・27
を閉塞した状■において2番排気管1,4bおよび3番
排気管14 、cのそれぞれの内周面と連続する凹部3
5a・36aが形成されている。
また、弁体22bの両端部には、軸線方向に沿うロッド
37.38が突設され、これらのロッド37.38が前
記各軸受け30.31に回転自在に嵌装されることによ
り、弁体22bがケーシング22aに回転可能に支持さ
れている。
37.38が突設され、これらのロッド37.38が前
記各軸受け30.31に回転自在に嵌装されることによ
り、弁体22bがケーシング22aに回転可能に支持さ
れている。
さらに、軸受け31に支持されたロッド3gは、ケーシ
ング22a(M体29)の外部へ突出させられており、
この突出端部に前記ワイヤ23が巻回されろワイヤドラ
ム(作動機構)39がナツト40により着脱可能に固着
されている。
ング22a(M体29)の外部へ突出させられており、
この突出端部に前記ワイヤ23が巻回されろワイヤドラ
ム(作動機構)39がナツト40により着脱可能に固着
されている。
前記ワイヤ23は本実施例では2本設けられ、選択的に
牽引されることに尖り、前記弁体22bを正逆方向に回
動させるようになっている〇前記アクチュエータ24は
、第3図に示すように、前記シートレール2d下部の、
シート13によって覆われる位置に取り付けられ、また
、前記コントロールユニット25は、シートレール2d
の後端部上方でシートI3によって覆われる位置に取り
付けられている。
牽引されることに尖り、前記弁体22bを正逆方向に回
動させるようになっている〇前記アクチュエータ24は
、第3図に示すように、前記シートレール2d下部の、
シート13によって覆われる位置に取り付けられ、また
、前記コントロールユニット25は、シートレール2d
の後端部上方でシートI3によって覆われる位置に取り
付けられている。
このコントロールユニット25には、内燃機関7の回転
数の情報が電気信号として常時入力されており、この回
転数の情報に基づき、回転数が設定回転数に至った時点
で、前記アクチュエータ24へ駆動信号を出力して作動
させ、切換弁22における弁体29の作動を制御するよ
うになっている。
数の情報が電気信号として常時入力されており、この回
転数の情報に基づき、回転数が設定回転数に至った時点
で、前記アクチュエータ24へ駆動信号を出力して作動
させ、切換弁22における弁体29の作動を制御するよ
うになっている。
しかして、このように構成された本実施例の自動二輪車
用多気筒型内燃機関の排気制御装置Aは、内燃機関7の
回転数が設定値よりも低い低中回転域にある場合には、
アクチュエータ24により弁体22bを回転させて、そ
の閉塞部35・36によりケーシング22bの連通孔2
6・27を閉塞することにより、第7図に示すように各
排気管l4(14a=14d)を独立した状態とすると
ともに、連通部33・34により上方の1番排気管I4
aと4番排気管14dとを内燃機関7から集合管I9に
至る長さ連続した状態に保持し、かつ、下方の2番排気
管14bおよび3番排気管14cも同様に、内燃機関7
から集合管20まで連続した状態に保持する。
用多気筒型内燃機関の排気制御装置Aは、内燃機関7の
回転数が設定値よりも低い低中回転域にある場合には、
アクチュエータ24により弁体22bを回転させて、そ
の閉塞部35・36によりケーシング22bの連通孔2
6・27を閉塞することにより、第7図に示すように各
排気管l4(14a=14d)を独立した状態とすると
ともに、連通部33・34により上方の1番排気管I4
aと4番排気管14dとを内燃機関7から集合管I9に
至る長さ連続した状態に保持し、かつ、下方の2番排気
管14bおよび3番排気管14cも同様に、内燃機関7
から集合管20まで連続した状態に保持する。
この状態において、長い排気通路が確保され、かつ、1
番気筒と4番気筒、および、2番気筒と3番気筒との3
60°の位相差で爆発を行う気筒に対応した排気管14
が集合されて、各排気管14間の脈動が有効に作用し、
この結果、低中回転域における容積効率の向上が図られ
る。
番気筒と4番気筒、および、2番気筒と3番気筒との3
60°の位相差で爆発を行う気筒に対応した排気管14
が集合されて、各排気管14間の脈動が有効に作用し、
この結果、低中回転域における容積効率の向上が図られ
る。
さらに、内燃機関7の回転数が高回転域に達すると、そ
の情報に基づきコントロールユニット25からアクチュ
エータ24へ駆動信号が出力され、切換弁22の弁体2
2bが、第8図に示すように、180’回転させられる
。
の情報に基づきコントロールユニット25からアクチュ
エータ24へ駆動信号が出力され、切換弁22の弁体2
2bが、第8図に示すように、180’回転させられる
。
この状態において、弁体22bの連通部33・34によ
り、1番排気管14aと2番排気管14b1および4番
排気管14dと3番排気管14cが連通させられ、これ
によって、各排気管14の集合部までの距離が狭められ
て短い排気通路が形成されるとともに、180°の位相
差で爆発を行う気筒に対応した排気管I4が集合される
こととなり、この結果、排気の動的効果が有効に引き出
されて、高回転域における容積効率の向上が図られる。
り、1番排気管14aと2番排気管14b1および4番
排気管14dと3番排気管14cが連通させられ、これ
によって、各排気管14の集合部までの距離が狭められ
て短い排気通路が形成されるとともに、180°の位相
差で爆発を行う気筒に対応した排気管I4が集合される
こととなり、この結果、排気の動的効果が有効に引き出
されて、高回転域における容積効率の向上が図られる。
このような排気可変装置Aを備えた本実施例における内
燃機関7の出力特性と、一定した形状や寸法の排気系を
備えた従来の内燃機関における出力特性とを比較したと
ころ、第9図に示す結果が得られた。この図において実
線が従来例であり、破線部分が本実施例による改善部分
を示す。この結果からも明らかなように、本実施例の排
気制御装置によると広い回転域において出力特性の改善
が得られる。
燃機関7の出力特性と、一定した形状や寸法の排気系を
備えた従来の内燃機関における出力特性とを比較したと
ころ、第9図に示す結果が得られた。この図において実
線が従来例であり、破線部分が本実施例による改善部分
を示す。この結果からも明らかなように、本実施例の排
気制御装置によると広い回転域において出力特性の改善
が得られる。
ところで、本実施例の排気可変装置Aにおいては、排気
管14が車体の一側方に集合させられ、その集合部とな
る集合管19の上流に設けられた切換弁22は、内燃機
関7の一側方(右側)であって、オイルパン7aの側方
に設けられている。したがって、切換弁22は、前輪4
および後輪9に沿った車体の幅方向における中心、すな
わち車軸よりも側方にずれており、切換弁22は、車体
何方から見た場合、前輪4あるいはこの前輪4を支持す
るフロントフォーク3等の投影する場所からずれている
。この結果、走行風が、これら前輪4やフロントフォー
ク3に邪魔されることなく切換弁22に当たるので、走
行中、切換弁22はその走行風により常に冷却され、温
度上昇による機能変化のおそれが解消されろとと乙に、
耐久性の向上が図られる。
管14が車体の一側方に集合させられ、その集合部とな
る集合管19の上流に設けられた切換弁22は、内燃機
関7の一側方(右側)であって、オイルパン7aの側方
に設けられている。したがって、切換弁22は、前輪4
および後輪9に沿った車体の幅方向における中心、すな
わち車軸よりも側方にずれており、切換弁22は、車体
何方から見た場合、前輪4あるいはこの前輪4を支持す
るフロントフォーク3等の投影する場所からずれている
。この結果、走行風が、これら前輪4やフロントフォー
ク3に邪魔されることなく切換弁22に当たるので、走
行中、切換弁22はその走行風により常に冷却され、温
度上昇による機能変化のおそれが解消されろとと乙に、
耐久性の向上が図られる。
また、各排気管14 a = l 4 dの基端から切
換弁22に至る長さは、切換弁22が排気管14の集合
方向すなわち右側後方に向けて斜めになるよう設けられ
ていることにより、略等しくなっている。これにより、
各排気管14 a = I 4 dの長さは実質的に等
しくなって気筒ごとの排気における動的効果にずれが生
じず、もって特に高回転時における内燃機関7の出力特
性のさらなる向上が図られる。
換弁22に至る長さは、切換弁22が排気管14の集合
方向すなわち右側後方に向けて斜めになるよう設けられ
ていることにより、略等しくなっている。これにより、
各排気管14 a = I 4 dの長さは実質的に等
しくなって気筒ごとの排気における動的効果にずれが生
じず、もって特に高回転時における内燃機関7の出力特
性のさらなる向上が図られる。
、さらに、切換弁22の弁体22bを回動操作するため
のワイヤドラム39は、切換弁22の後端部に設けられ
、また、前方から見た場合ワイヤドラム39のケーシン
グ22aに対する貫通部は、ケーシング22aに隠れて
いる。したがって、走行中これらの部分に泥水、埃等が
付着しに(く、ワイヤドラム39の作動不良を招くおそ
れがない。
のワイヤドラム39は、切換弁22の後端部に設けられ
、また、前方から見た場合ワイヤドラム39のケーシン
グ22aに対する貫通部は、ケーシング22aに隠れて
いる。したがって、走行中これらの部分に泥水、埃等が
付着しに(く、ワイヤドラム39の作動不良を招くおそ
れがない。
また、内燃機関7のオイルパン7a下方には、排気管1
4が取り回されておらず、オイルパン7a下面は路面に
面している。
4が取り回されておらず、オイルパン7a下面は路面に
面している。
このため、オイルパン7a下面に走行風が接触しやすく
、また、たとえば、雨中走行の場合、前輪4が跳ね上げ
る泥水等が当たることによりオイルパン7aは冷却作用
を受け、もって、内燃機関7自体の冷却効果が向上する
とともに、車体と路面との間隔すなわち最低地上高を高
(確保できる。
、また、たとえば、雨中走行の場合、前輪4が跳ね上げ
る泥水等が当たることによりオイルパン7aは冷却作用
を受け、もって、内燃機関7自体の冷却効果が向上する
とともに、車体と路面との間隔すなわち最低地上高を高
(確保できる。
「発明の効果」
本発明の自動二輪車用多気筒型内燃機関の排気可変装置
によれば、多気筒型内燃機関から延びる複数の排気管を
集合させるとともに、その集合部の上流側に設けた切換
弁により、各排気管の集合の組み合わせを内燃機関の運
転情況に応じて切り換える多気筒型内燃機関の排気可変
装置において、前記切換弁を、ml記内燃機関の下方位
置におけるいずれか一方の側方に偏倚させて配置し、さ
らに内燃機関のオイルパンの側方に配置することにより
、走行風が直接切換弁に当たって冷却効果が増大し、温
度上昇による機能変化のおそれが解消され、耐久性か向
上する。また、オイルパンの下面に走行風あるいは泥水
が接触しやすくなって、内燃機関の冷却効果が向上する
とともに、最低地上高が確保される。
によれば、多気筒型内燃機関から延びる複数の排気管を
集合させるとともに、その集合部の上流側に設けた切換
弁により、各排気管の集合の組み合わせを内燃機関の運
転情況に応じて切り換える多気筒型内燃機関の排気可変
装置において、前記切換弁を、ml記内燃機関の下方位
置におけるいずれか一方の側方に偏倚させて配置し、さ
らに内燃機関のオイルパンの側方に配置することにより
、走行風が直接切換弁に当たって冷却効果が増大し、温
度上昇による機能変化のおそれが解消され、耐久性か向
上する。また、オイルパンの下面に走行風あるいは泥水
が接触しやすくなって、内燃機関の冷却効果が向上する
とともに、最低地上高が確保される。
さらに、切換弁の駆動軸を、車軸に対し斜めに配置する
ことにより、各排気管の切換弁に至る長さが略等しくな
り、これによって、各排気管の長さは実質的に等しくな
って気筒ごとの排気における動的効果にずれが生じず、
もって特に高回転時における内燃機関の出力特性のさら
なる向上が図られる。また、上記のよう幌斜めに配置し
た切換弁における駆動軸の作動機構を、切換弁の車体後
方に位置する後端部に設ることにより、作動機構に泥水
、埃等が付着しにくく、切換弁の作動不良を招くおそれ
がない。
ことにより、各排気管の切換弁に至る長さが略等しくな
り、これによって、各排気管の長さは実質的に等しくな
って気筒ごとの排気における動的効果にずれが生じず、
もって特に高回転時における内燃機関の出力特性のさら
なる向上が図られる。また、上記のよう幌斜めに配置し
た切換弁における駆動軸の作動機構を、切換弁の車体後
方に位置する後端部に設ることにより、作動機構に泥水
、埃等が付着しにくく、切換弁の作動不良を招くおそれ
がない。
第1図は従来の排気制御装置による出力特性の変化を説
明するための図、第2図ないし第9図は本発明の一実施
例を示すもので、第2図は一実施例が適用された自動二
輪車の概略平面図、第3図は同側面図、第4図は要部の
概略を示す外観斜視図、第5図は同正面図、第6図は切
換弁の平断面図、第7図は第6図の■−■方向から見た
切換弁の一部断面図、第8図は作動を説明するための第
7図と同様の図、第9図は出力特性の変化を説明するた
めの図である。 l・・・・・・自動二輪車、 7・・・・・・多気筒型
内燃機関、14a〜14d・・・・・・排気管、 19.20.21・・・・・・集合管、22・・目・・
切換弁、39・・・・・・ワイヤドラム(作動機構)、
A・・・・・・排気可変装置、 し・・・・・・車軸。 第1図 第9図
明するための図、第2図ないし第9図は本発明の一実施
例を示すもので、第2図は一実施例が適用された自動二
輪車の概略平面図、第3図は同側面図、第4図は要部の
概略を示す外観斜視図、第5図は同正面図、第6図は切
換弁の平断面図、第7図は第6図の■−■方向から見た
切換弁の一部断面図、第8図は作動を説明するための第
7図と同様の図、第9図は出力特性の変化を説明するた
めの図である。 l・・・・・・自動二輪車、 7・・・・・・多気筒型
内燃機関、14a〜14d・・・・・・排気管、 19.20.21・・・・・・集合管、22・・目・・
切換弁、39・・・・・・ワイヤドラム(作動機構)、
A・・・・・・排気可変装置、 し・・・・・・車軸。 第1図 第9図
Claims (5)
- (1)多気筒型内燃機関から延びる複数の排気管を集合
させるとともに、その集合部の上流側に設けた切換弁に
より、各排気管の集合の組み合わせを内燃機関の運転情
況に応じて切り換える多気筒型内燃機関の排気可変装置
であって、 前記切換弁を、前記内燃機関の下方位置におけるいずれ
か一方の側方に偏倚させて配置していることを特徴とす
る多気筒型内燃機関の排気可変装置。 - (2)前記内燃機関における潤滑油を貯留するオイルパ
ンの側方に、前記切換弁を配置していることを特徴とす
る請求項1記載の多気筒型内燃機関の排気可変装置。 - (3)多気筒型内燃機関から延びる複数の排気管を集合
させるとともに、その集合部の上流側に設けた切換弁に
より各排気管の集合の組み合わせを内燃機関の運転情況
に応じて切り換える多気筒型内燃機関の排気可変装置で
あって、 前記切換弁の駆動軸を、車軸に対し斜めに配置している
ことを特徴とする請求項1記載の多気筒型内燃機関の排
気可変装置。 - (4)前記切換弁を、前記内燃機関の下方位置における
いずれか一方の側方に偏倚させて配置するとともに、そ
の駆動軸を、車軸に対し斜めに配置していることを特徴
とする請求項1および請求項3記載の多気筒型内燃機関
の排気可変装置。 - (5)前記切換弁における駆動軸の作動機構を、切換弁
の車体後方に位置する後端部に設けていることを特徴と
する請求項1または請求項3記載の多気筒型内燃機関の
排気可変装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21612588A JPH0264217A (ja) | 1988-08-30 | 1988-08-30 | 多気筒型内燃機関の排気可変装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21612588A JPH0264217A (ja) | 1988-08-30 | 1988-08-30 | 多気筒型内燃機関の排気可変装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0264217A true JPH0264217A (ja) | 1990-03-05 |
Family
ID=16683651
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21612588A Pending JPH0264217A (ja) | 1988-08-30 | 1988-08-30 | 多気筒型内燃機関の排気可変装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0264217A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19800385B4 (de) * | 1998-01-08 | 2005-02-24 | J. Eberspächer GmbH & Co. KG | Abgasanlage eines Kraftfahrzeug-Verbrennungsmotors |
-
1988
- 1988-08-30 JP JP21612588A patent/JPH0264217A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19800385B4 (de) * | 1998-01-08 | 2005-02-24 | J. Eberspächer GmbH & Co. KG | Abgasanlage eines Kraftfahrzeug-Verbrennungsmotors |
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